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1
せん定、整枝とも言います。
秋に立派なりんごを収穫するための大事な作業「枝切り」です。
そんな中、1月末~3月に行われるのが、
年によっては大人の背丈くらい雪が降ることもあります。
「津軽地方」というところでは雪が多く、
特に、りんごをたくさん作っている
冬、青森県では雪が降ります。
枝きり
2.
1
2
とも言われています。
「千本の樹をせん定しなければ一人前になれない」
たくさんの経験を積まなければならず、
この枝切り作業はりんご栽培の中でも最も難しい作業のため、
毎年よいりんごが実るように枝を切ります。
そこで、樹の中まで日光が入るように、
(枝切り後の絵を指しながら)
高さも8メートル近くまで生長します。
りんごの樹は放っておくとどんどん枝が伸びます。
(枝切り前の絵を指しながら)
枝きり前、枝きり後
3.
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畑を管理しています。
そのため、土壌診断といって土の健康診断をして
逆に栄養を与えすぎてもいけません。
このとき、栄養が少なすぎると畑がやせてしまい、
そこで畑に肥料をまいて栄養を与えます。
人間がご飯を食べるのと同じように、りんごも栄養が必要です。
4月、ようやく雪が消えた頃に行うのが「肥料まき」です。
肥料まき
4.
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この絵のようにゴーカートのように乗るものなどがあります。
草刈の機械には肩にかけるタイプや、
9月までの間に4回~6回ほど草を刈ります。
水分や栄養まで奪ってしまったり、虫が発生したりするので、
でも、草が伸びすぎてしまうとりんごの樹に必要な
栄養のある土にするため草を生やしています。
りんご畑は、土が乾くのを防いだり、
5月からは草刈りをします。
草刈り
5.
4
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安全に正しく使っていますので、安心して食べてくださいね。
薬は国の厳しい基準に従って
4月~8月にかけて何回か薬かけ作業を行います。
そこで、りんごを病気や虫から守るために
虫に食べられてしまったりします。
りんごも病気になったり葉っぱや実を
人間が風邪をひいたり病気になったりするように、
薬かけ
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6
珍しいお客さんもやってきたりします。
畑には、モンシロチョウや、時にはフクロウなどの
埋め尽くされます。
畑の下は黄色いタンポポでじゅうたんのように
このころは、畑の向こうに雪が残った岩木山という山が見え、
開くと真っ白な可憐な花です。
りんごの花は蕾のころはピンク色で、
5月、りんご畑から見える風景は素晴らしくきれいです。
春のりんご園
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カヤを使ったマメコバチの家が置かれています。
畑には、このような(絵を指して)
今はマメコバチというハチを利用することが多いです。
授粉作業は昔、一つ一つの花に人が花粉をつけていましたが、
そのため他の品種の花粉をつけてやる必要があります。
りんごは、同じ品種の花粉がついても実になりません。
授粉
8.
7
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こうすることで大きくておいしいりんごができるのです。
(絵を指しながら説明)
後は全部とってしまいます。
そこで、3~5株に一つだけ実をならせ、
樹の栄養が奪われて来年の花もできなくなってしまいます。
これを全部そのままにすると、秋に小さなりんごしかできず、
りんごは、一つの株に5つくらい花が咲きます。
6月~7月には摘果(実すぐり)が行われます。
摘果(実すぐり)
9.
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より甘くてジューシーになります。
太陽の光をたくさん浴びているので、
「サンふじ」は袋をかけたものに比べて保存性は劣りますが、
袋をかけないで育てたものです。
「サンふじ」という名前で売られているのは、
皆さんがよく知っている「ふじ」というりんごがありますが、
長期保存ができるりんごを作るために袋をかけています。
袋をかけていましたが、今は色をよくするためや、
昔はりんごの実を虫の被害から守るために
6月中旬~7月上旬は袋かけ作業があります。
袋かけ
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日光が当たるとだんだんキレイに赤く色づきます。
はいだ直後のりんごは白っぽい色ですが、
9月ごろになると、袋をはぎます。
袋はぎ
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9月~ 月。収穫前には葉つみと玉まわしをします。
葉摘みと玉まわし
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折れたりするのを防ぐため、柱で枝を支えたりします。
りんごが大きくなって重さのせいで枝がたわみ
このほかにもこまめに枝を切ったり、
なかなか難しい作業なんですよ。
素人がやると回転させすぎてりんごを落としたりしてしまう
くるっと実を回して、日光をあてます。
こんなふうに枝のせいで色がついていない部分があると、
(絵を指しながら)
色がつくようにする作業です。
なくすために、実を回転させてまんべんなく
玉まわしは、日光があたらず赤くなっていない部分を
2、3回に分けて摘み取る作業です。
葉つみは、りんごの実に日影をつくる葉を
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届けられます。
農協や市場に運ばれ、皆さんの住むスーパーなどに
こうして、農家の愛情がたくさん詰まったりんごは、
ぶつけて傷がつかないように一つ一つ丁寧に収穫します。
りんごはとってもデリケートな果物なので、
一家総出でりんごを収穫します。
一番多く作られている「ふじ」を収穫する 月上旬まで
一番早く収穫できる品種はお盆頃から収穫がはじまり、
ようやく収穫をむかえます。
冬から大切に育てられたりんごは、
収穫(りんごもぎ)
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りんご農家の一年を勉強しましょう。
今日はおいしい青森りんごがどうやってできるのか、
それもほとんどが手作業で行われています。
りんご農家の仕事は一年中あります。
収穫されるのは主に秋ですが、
皆さんがスーパーなどから買って食べている青森りんご。
「青森りんごができるまで」
1.
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