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アイランドシティに新青果市場が誕生します!! (357kbyte)
平成28年1月13日 福岡市農林水産局中央卸売市場 アイランドシティに新青果市場が誕生します!! アイランドシティ(東区みなと香椎)に建設していた新青果市場が完成し,いよいよ来月12日 から取引を開始します。 新青果市場は,単に福岡都市圏への青果物の安定供給にとどまらず,「アジアを視野に入れた九 州の青果物流拠点」を目指します。 新市場の名称は「ベジフルスタジアム」に決まりました!! 新市場を経由した青果物が安全・安心,さらには美味しいものであるとして店頭ポップやのぼり,ポス ターなどで消費者の皆様へ新市場をアピールしていきます。 【新市場ロゴ】 青果物を表す「vegetable and fruit」に,市場の象徴である 「せり」という公正な競争がおこなわれる場所のイメージを競技 場になぞらえた「stadium」を組み合わせたものです。 ロゴには,食品をおいしそうに見せる効果のあるグリーンやオ レンジを使用し,九州のシルエットをはっきりと演出することで 「九州発」であることを明示しています。左上の種子はアイラン ドシティに立地する新青果市場を表し,葉が青果物を集め種子へ 入ってくるイメージを表すと同時に,種子から出た芽は新青果市 場から青果物が出荷されるイメージを表しています。 新市場の主な特色はこちら!! ◎食の安全・安心を確保 (1)コールドチェーンの充実(卸売場の大半を密閉式の定温卸売場として整備…現市場の約7倍) (2)残留農薬検査の充実(出荷前検査の範囲を市内産のみから市外産へ拡大) ◎市場施設の一部を市民に開放 見学通路,料理教室,飲食店,イベント広場を整備 ≪問い合わせ先≫ 福岡市農林水産局青果市場 後藤 電話 092-411-3655 平成28年1月13日 福岡市農林水産局中央卸売市場 新市場のブランド化に取り組みます!! 青果物の安定集荷・安定供給という市場の機能を強化することを目的として,消費者や生産 者に選ばれる市場となるため,新市場のブランド化を進めます。 平成24年度に市と業界が一丸となって策定した福岡市青果市場経営展望における新市場の将 来像を実現するため,ベジフルスタジアム特有の強みを活かし,ブランド化の3つの柱を掲げ ました。 ≪経営展望における新市場の将来像≫ 九州地区における 集散拠点市場 港湾機能に直結し, アジアも視野に 入れた拠点市場 ≪新青果市場の強み≫ 卸売場の84.4%が定温卸売場となる コールドチェーン対応施設 市民に支持される 活気あふれる市場 対アジア貿易への立地的優位性 高度物流機能を 有する市場 近郊産地の振興と 小規模小売店の 育成に資する市場 食の安全・安心を 確保する市場 食品衛生検査所による 全国トップレベルの残留農薬検査 環境に優しく 地域に配慮した市場 場内機器の電動化等による 環境への配慮 ≪ブランド化の3つの柱≫ 安全・安心の確立 PR・プロモーションの強化 海外マーケットの開拓 今後の予定 1月27日(水)午前10時より ・・・ 開場記念式典・祝賀会 (新市場内卸売場) 2月12日(金)午前7時より ・・・ 新市場での初せり (参考資料) 1.新青果市場の概要 名称 所在地 面積 福岡市中央卸売市場青果市場 福岡市東区みなと香椎三丁目1番1号 敷地面積 149,691.56㎡ (1)施設内容及び規模 市 整 備 業 界 整 備 名称 構造,階数 延床面積(概数) 卸売場西棟 SRC造,2階 39,003 ㎡ 卸売場(相対),仲卸売場等 卸売場東棟 RC造,3階 32,387 ㎡ 卸売場(せり),仲卸売場, 買荷保管積込所等 市場会館棟 RC造,3階 16,213 ㎡ 関連店舗,関係団体事務室, 食品衛生検査所,料理教室等 その他 - 5,750 ㎡ 小計 - 93,353 ㎡ 冷蔵庫棟 北南 S造,平屋 東 定温卸売場 小計 合計 主な施設等 買荷積込所,共同充電所, 塵芥集積所,倉庫等 10,070 ㎡ (3,003)㎡ 卸売場東棟内整備 S造,平屋 (9,946)㎡ 卸売場西棟内整備 - 10,070 ㎡ - 103,423 ㎡ (2)卸売場の主な特徴 ・【機能的な施設配置】取引形態にあわせて施設を区分 卸売場西棟…相対取引を中心とした大量物流に対応 卸売場東棟…せり取引を中心とした小売業者等に対応 (3)関係事業者数 ①卸売業者 1 ③関連事業者 35 ②仲卸業者 35 ④売買参加者(小売業者) 512※現在手続き中 (4)事業費 建設費 用地費 約199億円(うち国交付金67億円) 約164億円 2.三市場統合・移転の経緯 福岡市内に3か所ある青果物を取り扱う市場の課題と将来展望を検討するため,平成11 年に業界を中心とした検討組織を立ち上げ,現地建て替えと移転整備の両面から慎重な検討 が進められ,平成19年に正式に移転新設を決定しました。 その後,PFIによる整備と市による直営整備について検討を進め,従来通りの直営方式 による整備を決定し,基本・実施設計を経て26年1月に建設に着手,27年12月に完成しま した。 平 成 11 年 度 に・青 つ市果 い場 て業部 検界2 討に0 開お1 始い て0 青検 果討 部委 市 場員 の会 あ設 り置 方 平 成 19 シ 青 市 年 テ果方 度 ィ部針 で3決 の市定 整場 備の 統 合 , ア イ ラ ン ド 平 成 22 年 度 方P 式F に I よ事 る業 基化 本の 設検 計討 実→ 施市 直 営 平 成 23 年 度 新 青 果 市 場 基 本 設 計 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 新 青 果 市 場 実 施 設 計 新 青 果 市 場 建 設 着 手 平 成 28 年 2 月 12 日 (新 青青 果果 部市 三場 市開 場場 統 合 ・ 移 転 ) 3.現三市場の概要 青果市場 西部市場 東部市場 市場面積(㎡) 90,720 32,318 23,321 うち卸売場(㎡) 11,352 4,044 2,430 平成5年度 206,462 43,350 23,914 平成10年度 211,452 41,111 18,727 平成15年度 225,556 40,349 18,019 平成20年度 250,393 37,177 14,082 平成26年度 287,316 25,548 11,842 年 間 取 扱 量 ( t ) ※ 全国中央卸売市場での順位 数量5位,金額6位 平成26年度農水省統計 4.市場の仕組み 中央卸売市場 売買参加者 (八百屋等) 生 産 者 卸売業者 仲卸業者 買 出 人 小売店・量販店 消 費 者