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大区画圃場における農業機械の選定と農作業経算定シミ ュレーショ ン
大区画圃場 にお け る農業機械 の選定 と農作 業経費算定 漫 試 経 ュ レニ 営 ョ ン 部 1 . 背 景 とね らい 内外 の きび しい農 業情勢 の 中で、効率的 ・安定的な農業経営の確立 を図 るためには、農産 物 の 低 コス ト生産 が重要 な課題 とな ってい るが、本県の水相生産 費に しめ る割合をみると出業機械費 が労1 働賞 にう いで高 く、 しか も年 々上昇 してきている。 これは、農業機械 の 高性能化に伴 い投資額が拡大す る一 方で、農地 の流動化や作業受委託の進 度が遅 く、農業機械 の性能 に見合 った作業規模が確保 されないことが要因 とな っている。 こ うじた中でヽ近年大区画 耐場整備 が進め られてお り農業機械 の効率的利用による低 コス ト化 を推進す る条件が整 っで きてい るので、地域 の実情 に応 じた機械装備 につ いて検討 し実 践 してい く必要がある。 この ため、 ここで は農業機械の能力 別 に作業経費を シ ミュ レー シ ョンで きる システムを作成 し たので指導 上の参考 に供す る。 2 く 技 術 の 内‐容 ) 耕 起 、代 紙 き、 田植 え、収 穫作業 につ い てパ ソ コ ンと表 計算 ソ ウ ト ( ロー タス 1 2 3 ) を 用 いて作 業 経 費 が シ ミュ レー シ ョ ンで きる システ ム を開発 した。 あ らか じめ農 業機械 の 規格 ・能率 ・価格 な どが入 力 してあ るの で、 作 業 面 積 を 入 力 す る だ けで触 易 に作 業 経 費 を求 め る ことが で き る。 ( 2 ) シ ミュ レー シ ョ ンの 内容 ア. 農 業機 械 の 規格 ・和1 格 シ ュ ミレー シ ョ ンに用 い た農業 機械 は その機 械 の 規 格 ( 馬力 、作 業 幅 ) ご とに整理 し、 イ ‖ F 格が わか る簡 易 デ ー タベ ー ス を作 成 した。デ ー タベ ー スの 種類 は トラ クタ、 口‐ タ リ、 ! 代 か き ロー タ リ、乗 用 画植 機 、 コ ンバ イ ンで あ る。 イ. 機 械 固定 費 の 算 定 各 々の 機械 固定 費 ( 減価償却 贅 、修理 費、車序 費、 資本利 子 ・租 税公課 ) は 、 高性 能漫 業機械 導入 計 画 ( 農水 省 ) に よ り、購入 価格 に平 均 的 な率 を乗 じて 算 定 した。 な お、減 価 償却 費 は残 存価格 を 1 0 % と した 。 この シ ミュ レー シ ョ ンで は 、上 記 デ ー タベ ー スに よ り '平 均 的 な 価格 を入 れ て計算 してあ る。 │ ウ. 団 場作 業量 の 算 定 圃場作 業量 は平成 4 年 度 作 成 の 「圃場 作 業量推 定 シ ミュ レー シ ョ ン」 を用 いて 大 区画 圃 場 での 団場作 業量 を計算 してあ る。 工 . h a 当 た りの 作 業 経 費 の 算 定 ― 各作 業 の 作 業 面 積 を入 力 す る と、 団場 区画 や機 械 の 規格 ご とに作 業経 費 が 計算 され る。 また、 あ らか じめ シ ミュ レー シ ョ ンす る作業規模 の 表 を作 成 して お けば 、 自動 的 に その経 費 が 算 出 で き る。 3 ・ 指導上 の留意事項 ) 農 業機 械 の 価格 は、 平均値 を用 い てい るが具体 的機 種 が決 ま って い る場合 は その 価裕 を入 力 す る こ とに よ り、 その機械 の 経 費 を試算 す る ことが で きる。 ) 耐 用年 数 は、税法 で定 め られて い る もの を使 ったが 現 実 的 には 長期 に使 って い る例 が あ る の で使用 程度 に よ って耐 用年 数 を変 更 して試算 で き る。 ( 3 ) 労 働賃 金 は 、米 生産 費( 平成 4 年 ) 単価 を用 いたが 実勢 単価 等 を入 力 し、地 域 に適 応 した労 働 費 と して試算 で き る。 ー ( 4 ) 農 業機 械 の 作 業能率 は、 「団場作 業量 推 定 シ ミュ レ シ ョ ン」 に よ り推定 した値 であ る。 地 域 によ って作 業 条件 等 が 異 な る場 合 は、 団場作 業量 を調整す る。 び 表 計算 ソフ ト 「ロー タス 1 2 ( 5 ) こ の システ ム を利 用 す るためには パ ソ コ ンP C 9 8 6 1 及 ー 3 ( V e r 2 . 3 以上 ) 」 が 必要 で あ る。農業機 械 デT タ ベ スを 利用 加 工 等す る場 合 は E M S メ モ リ 4 M 必 要 とな る。 1 1 < 2 く -45- 試験成績 の概要 ールーい 例 (Hl植え作業) 表 1 作 柔轟Pr算!llワ 3 耐 価伸景品費の算定 ア 仲 束而菰中の入力 r lattt 1 800'1/ヽ S t 3 5 7 5 9 8 2 5 3 3 7 58 8 2 87 5 ︲ 53 33 研捌3鯉4 90 3 ︲ 2 55 軸 5 五 8 S 6 ︱ 5 付 付 4 5一 4 化 4 仏一 ︲ ︲ ︲7 75 8 82 50 0 46 7蛸 3 3 m理9 mm 研一 9 32 ︲S w確2 mm 5 一 . . . 制, 7.S.︲.︲t .一 . . ︲, ︲ 5 5 5 8 05 4 63 ︲8 8= 44 ︲ 2 6 3S m 3 8 0 興 , ,S ,5 S.6 7.6.5 7.6, 一 8 5 3 0 0 3 一2 3 0 8 4 一9 4 0 9 ー 作業経費 シミュ レ シ ョン例 0 8 ︲ 2 1 盟 , , . . L L O 0 1 一 〇 9 ■ 9 3 一9 0 02 〇2 0 0 02 02 02 0︲ 0m抑1 02 0︲ 0︲ 0︲ 02 2︲ 2 2 2 2 2 2 ︲一 ︲抑︲ ︲︲ ︲ ︲︲ , 迎2, 7 一-46- 7 万円/h8 (it) Jl徹体表はmm8嘉 ほおと前輸持やの作泉青 の各 Bをとした。 なお、市通R守 いコ"に 入れていとい。 転帝 E 3 0 □ 阿 / h r t怖 運 労研貫叫 1 70珂 │‐ 央伸魚効韓 0 作業経贄 図 3田 1直 図 2 代かき懐 衆用田taR8働 面積 hB トラクタ程働面積 hは 日■・RB●●口お"付よした“●〕 て 0 , , 9 8 , = n , 母 母 は ぃ 0一 9 は , ュ一 n 一 1 11 1' 14 16 1 1 2 万円/ha 万円/hn 作 業 経 1 文 巳O の O ④ O O の O ④OO の O ④ Q 0 0 0 図 1 シ ミュ レー シ ョ ンの フ ロ ー L 担 」」L 問血面積