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みなさん、こんにちは。夏休みは、いかがお過ごしでしょうか? ニカラグア
青年海外協力隊 25年度1次隊 小学校教諭 夏目泰子 2014年8月号 みなさん、こんにちは。夏休みは、いかがお過ごしでしょうか? ニカラグアに来て 1 年がたちました。あっという間の 1 年でした。市場に並ぶ果物 や野菜の種類が変わっていく様子を見て、少しずつ季節は変化しているんだなぁと感じ るのですが、日本のような「春夏秋冬」は感じられません。このあまりない季節感のお かげなのでしょうか、あまり風邪をひいたり、病気になったりすることはありませんで した。お腹を壊すことはいまだによくあるのですが・・・。 さて、 「ニカラグアの家は、どんな家ですか?」という質問に答えます。 ニカラグアに着いて、家を見たときに驚いたのが、ほとんどの家のドアや窓に鉄格子 があったことです。泥棒や強盗対策だそうです。 家は、ニカラグアの場所によっても違います。また、材料も、コンクリート、木、ト タン、土、竹など様々です。 高い柵に囲まれています。正面だけ 任地マタガルパは山にあり、土地が少 塗装されていて、横はコンクリート ないので、2 階建ての家が多いらしい むき出しの家はよくあります。 です。 ちょっと町から離れたところに 高床になっているのが、見えます 私が住んでいる家。アパートでい は、土壁の家もありました。虫の か?川沿いの家は、浸水防止のた つくも部屋があります。部屋に入 侵入問題があるそうです。 め高床の家が多かったです。 るまで 3 つの鍵を使います。 海の近くの家は、ヤシの葉で作っ た屋根の家を多く見かけました。 中間報告会 ニカラグアに来て、1 年間小学校で活動しました。 どんなことを、何のためにしているのか、今後の目 標など、自分の配属先の校長先生と学校の先生を招 待して、首都マナグアで報告しました。 わたしと一緒にニカラグアに来た仲間は 8 人。 活動報告を聞いて、みんな元気に活動しているん だなぁと思いました。 他の配属先のことや同期の活動を知って、新しく やってみようと思うこともありました。振り返りや ほかの人のアイディアをみることって大事です。 1 年を振り返って 配属先の学校に赴任した際には、日本と随分違う学校の様子に驚きました。毎日、授 業の様子をメモしながら観察する日々でした。 同僚たちに「これやってみない?」、「この教材を使って子どもたちと学習してもい い?」、 「式の前に考え方をかかせるのはどう?」などと働きかけていく中で、 「ヤスコ、 この単元はどう教えるのがいいの?」、「一緒に教材を作ろう」、「研修会をしてほしい」 と先生たちから頼まれることも多くなり、子どもたちの学力向上に向けて一緒に取り組 めるようになりました。また、初めのうちは先生たちがとっても嫌がっていた公開授業 は、8 回実施できました。先生たち同士で助け合って、よい授業にするにはと考える姿 もありました。 さて、これからは、配属先だけではなく、市内の学校へよい取り組みを広めていきた いと考えています。 平野小交流委員会との交流スタート! ニカラグアの子どもたちに、お手紙を書いてくれた交 流委員会のみなさん、ありがとう!ニカラグアの子ども たち、日本語や日本にとっても興味があります。 日本語とスペイン語を比べて読んでいる子どもたちも いました。 また、日本人の名前にも、興味津々でした。 ニカラグア人の名前はちょっと長いです。1 つ例を紹 介します。 ルイサ・デルビア・ゼレドン・フローレスのように、 前半の 2 つが名前、後半の 2 つが苗字になっています。