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生活・総合的な学習部会
2 2 2 2 ④ 指導計画の具体 時 学 習 活 動 1 〈ねらい:学校の周りの様子に関心 を持ち,安全に気をつけて,施設 2 や自然,人などを見つけることが できる。〉 1 2 3 学 習 材 「教科書(東:P.20 ~ 22) (日:P.46 ~ 53)(啓:P.30 ~ 31)を使用する」 ・ 生活科ワークブックP. 8~ 10 登校時に学校周辺で見つけたも のや出会った人を発表し,学習問 題をつくる。 ○ 歩くのは学校の周り1周程度とする。 ○ 事前の情報や写真の収集を行い,春の自然 や町の様子,人々の関わりなどについて子ど もたちの興味・関心を高めると共に,学校の 周りを歩くことの目的を確認しておく。 ワークブックP.8~10を見て, 校外活動をするときに気を付ける ことや見つけたいものについて話 し合う。 ○ 歩く場所は事前に下見をし,コースや所要 時間などを確認しておく。 学校の周りを歩き,自然や施設 出会った人を見つける。 ・ 道ばたの草木や生き物,自然な どの観察をする。 ・ 地域の人と話す。 ・ 交通標識や安全のための施設な どがあれば,正しい使い方を説明 したり実際に利用したりする。 3 〈ねらい:学校の周りを歩いて見つ けたものや感想を発表し,カード 4 に表すことができる。〉 定着を図る支援 ○ 見つけたいものとして,春の自然や人,施 設などの視点を示すとともに,ワークブック を使って交通安全という視点にも目を向けさ せる。 形成過程における評価 〈学習活動3について〉 評価資料:発言,行動 関① 3 安全に気をつけ,学校の周りの様 子をいろいろな視点でとらえながら 歩いている。 2 学校の周りの様子に関心をもち, 自然,人,施設などを見つけながら 歩いている。 1 学校の周りの様子にあまり関心を 示せていない。 ○ 初めて外につれて出る活動なので,安全面 を重視してクラス全体で活動する方がよい。 〈対応〉1,2の児童には,○○があるね 等の声かけを多くしたり,興味を示したも ○ 交通標識や安全のための施設は,その場で のをカメラで撮っておいたりする。 利用させながら,正しい使い方とその意味を 知らせるようにする。 P8 P9 P10 ・ 絵カード ・ 学校の周りを歩いた時に撮った写真 ○ 途中の主なものをデジカメ等にとって記録 に残しておき,振り返り場面で使用する。 ○ 児童が発表したものを,人,動植物や自然 建物や安全を守る施設など,分かりやすく分 〈学習活動2について〉 類していく。 評価資料:絵カード・発言 (学校が中心) 1 学校の周りを歩き,見つけた自 然や施設,出会った人について話 し合う。 2 見つけたもの,安全面で気をつ けたこと,自然,町の様子,出会 った人などをカードに表す 3 かいたカードを学校の周りには っていく。(学校のどちら側にある かを考えながらはっていく。) がっこう ・ 絵カードを貼る用紙 例:とりのこ用紙1枚程度の大きさ (学級で 1 枚か,グループ毎に 1 枚かは,実態に応じて) 思① ○ 用紙の中心に学校をかき,絵カードにシー 3 学校の周りを歩いて見つけたことを ルをはって仲間分けをしていく。 複数の視点で絵カードに表し,説明で 例 ・ 自然・・緑色 きる。 ・ 人・・・桃色 2 学校の周りを歩いて見つけたことを ・ 施設・・黄色 絵カードに表したり感想を話したりし ている。 ○ 歩いた時に撮っておいた写真を提示し,カ 1 学校の周りを歩いて見つけたことを ードを作るときの参考にする。 一人で絵カードに表すことが難しい。 ○ かいたカードが,学校のどちら側にあるか 分かりにくい子には,近くに貼ってあるカー 〈対応〉1,2の児童に対しては,教師が ドを見て気付くようにしていく。 質問したり,撮っておいた写真を見せたり して一緒に振り返り,見つけたものを引き ○ 早くかき終わった児童には「何のためにあ 出す。 るのか。 」「どんなことを言っているか。」な ども考えようと促す。 学 習 活 動 5 〈ねらい:学校の周りを歩いて見つ けたものや出会った人について発 表し合い,たくさんのことに気付 くことができる。〉 学 習 材 定着を図る支援 ・ 生活科ワークブック ○ 自分がかいた絵カードについて,ペア(隣 の席の子)の友達に話して,発表の練習をす る。 1 絵カードにかいたことをペア(隣 の席の子)に話す。 ○ 絵カードにはってある色分けシールを見て 気付いたことを発表するよう促す。 2 自分のかいた絵カードについて 発表し合う。 ○ 学校のどちら側に何があるかや,何に関係 しているものが多いかに気付くようにする。 (色分けシールを見て) 3 絵カードを貼った地図を見て分 かったことや気付いたことを話し 合う。 4 ワークブックP.9・10を見て, 安全に関することや人,ものの存 在に気付くように話し合う。 6 〈ねらい:家から学校までの様子を 話し合ったり,絵地図に表したり 7 することで,通学路の様子が分か り,安全に登下校しようという気 持ちをもつことができる。〉 1 P.9 P.10 ・ 生活科ワークブック ワークブックP.8も参考にして 家から学校までの地図を作る。 3 完成した地図を見せ合い,分か ったことを話し合う。 通学路の途中にある安全を守る ・ 施設や人について,ワークブック P.9を使いながら話し合い,絵地 図に記入する。 気① 3 学校の周りの春の様子や危険な箇 所,安全を守る施設や人々の存在,そ れらと自分とのかかわりについて気付 いている。 2 学校の周りの春の様子や危険な箇 所,安全を守る施設や人々の存在に気 付いている。 1 自分のカードや絵地図から学校の周 りの様子をとらえることが難しい。 ○ 絵カードをはった地図とワークブック P. 〈対応〉1,2の児童には,着目点を示し 9・10 を見ながら安全面に意識を向けるよう てその働きを質問したり,感想やかかわり にする。 を聞いたりして考えさせる。 ・ワークブック P10(絵⑥・⑦)防災の視 点は必ず取り上げ,地震・台風・雷時の 避難の仕方を確認する。 ○ 自分の家や友達の家が学校のどちらの方向 にあるか,学校の周りを歩いて作成した地図 を見たり話し合ったりしながら確認するよう に助言する。 ○ 絵地図のかき方の手順を示しながら進める ようにする。 ○ 大きな目印になるようなものの例を示し, 絵地図にかくように助言する。 P.8 〈学習活動3について〉 評価資料:発表・発言 ○ 児童の家と学校の位置が分かる校区地図を 用意しておく。(入学時に保護者に自宅を記入 してもらった地図) 同じ下校グループの友達と,帰 り道にあるもの・見つけたものを 紹介し合う。 2 4 ○ 話し合いの中で,春の自然の様子や学校周 辺にある安全を守るための施設,危険な箇所 や出会う人々等に気付くよう助言する。 形成過程における評価 P.9 〈学習活動4について〉 評価資料:家から学校までの絵地図 発表 関② 3 登下校時の安全についてどうすれば よいか理由もつけて発表できる。 2 登下校時の安全について気をつけた いことを発表できる。 1 登下校時の安全についてあまり関心 を持てていない。 家から学校までの地図の例 ○ 自分の家から学校までの地図の中で,安全 〈対応)1,2の児童には,安全に関する に関する施設や人がどこにあるか見つけさせ ものの写真を示したり,こんなときどうす たり,かきこませたりする。 るか質問したりして考えさせる。 ○ ワークブック P.9をして,自分たちの通学 路にある標識や安全を守る施設の存在に気付 かせ,利用のマナーや安全意識を育てる。