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第1学年1組 生活科 たのしさいっぱい えがおいっぱい ひろげよう じゅん

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第1学年1組 生活科 たのしさいっぱい えがおいっぱい ひろげよう じゅん
第4回 校内授業研究会(H26.11.4)
★第1学年1組
生活科
たのしさいっぱい えがおいっぱい ひろげよう じゅんぷうのあき
授業研究の視点:
【子どもが自分事として学び合うための支援のあり方】
本時のめあてを確
かめ、学習の見通し
をもつ。
作った 秋のわ
くわくグッズの
じまんを発表し
ましょう。
コーナー
に分かれ
てじまん
を伝えた
り、試し
遊びをし
たりする。
ともだちか
らもらった
「いいね」
を発表しま
しょう。
ちょっとむずかし
かったけどたのし
かったです。
学習の振
り返りを
する。
★第1学年2組・わかば学級・こばと学級
生活科
たのしさいっぱい えがおいっぱい ひろげよう
じゅんぷうのあき
授業研究の視点:
【子どもが自分事として学び合うための支援のあり方】
本時のめあてを確
かめ、学習の見通し
をもつ。
保育園の友達
と、どんな遊び
を一緒にしたい
ですか?理由も
書きましょう
○○さんがすきな
のは、「どんぐりお
とし」かなあ。
「まつぼっくりけん
だま」だったら、みん
なが楽しく遊べるで。
グループで
話し合いま
しょう。
エリアチャートを使ってグループで出た意見を整理する。
グループごとにまと
まった意見を発表し
ましょう。
ぼくたちは、「どん
ぐりごま」がいいで
す。競争したいで
グループの話し合
す。
いを全体に広げる。
遊びが決まったの
で、次は、招待状を
送って、交流の準備
をしましょうね。
振り返りをする。
★研究協議【子どもが自分事として学び合うための支援の在り方】
<授業者自評>
・子どもたちがどうなるのかとても不安があったので、子どもたちを制御
しようとする声かけや指示が多くなった。
・自分たちの思いのみで突っ走りがちな子どもが多いからこそ、相手を意
識することの大切さに気づかせたかった。
・思考ツールは子どもの力に合わせて簡単にしたものの、やはり子どもた
ちの実態に合っていなかったので、改良したい。
<研究協議“1年1組チーム”>
<研究協議“1年2組チーム”>
○各コーナーで子ども同士の
○園児のペアが喜ぶように考えていた児
関わり合いがあった。
○音楽による活動の区切りが
童の姿が見られた。
○国、算などの教科学習では集中しにくい
分かりやすい。
児童も、友達と関わりながら学習に参加
○まつぼっくりの振り返り用
紙により、書くことが楽し
していた。
○グループごとに遊びを選ぶ話し合いで
くなる。
は盛り上がっていたが判断をリーダー
●「じまん」を子どもたちは
どうとらえていたのか。
にゆだねているグループもあった。
●理由をつけて話す力を、もっと高めた
M 児の質問から広げても良かった。
い。
●掲示は子どもたちの実態に合っていたか。
・思いを発信し
●作り方を伝えていなかったり、遊びに来たのにただ見
たくなるような
ている児童もあった。
学習課題の設定。
●友達を待つためにぼんやりとしている時間があった。
・満足しきる活
●振り返りの視点が不明確ではないか。
動やくり返しの
・人前で話す経験をもっと増やす。
(回数、話し方、
活動を仕組む。
語彙力、自分事)
・子どもの行動をモデルにする。
・既習の活動を
想起させるよう
な環境づくり。
<研究協議“わかば・こばとチーム”>
○児童がよい姿勢でうれしそうに先生や友達の
話を聞いていた。
○児童の実態に合わせた教師の声かけや、児童
の思いを引き出す支援が見られた。
●時間が短く、活動や思考が切れ切れになりがちだった。
はじめからわかば学級での学習がよかったのではないか。
・前時を想起させる具体的な手だて。
(写真・ビデオ)
・個に合わせて材料の工夫ができる場の設定(具体物を使って)
・しっかりと活動できる時間の設定。
・個の思いを引き出す支援の方法(子どものつぶやきを拾って、広げ、深め、フォローする。)
<田村調査官による指導助言>
1年1組…子どもたちは遊びを楽しみたいのに、指示が多く授業が切れ切れになりが
ち。子どもの気持ちと指導者の気持ちに隔たりがある。立って活動するの
か、座って活動するのかなど、場の設定は重要。落ち着きにくい子どもが
いる場合はいっそう場の設定が重要になる。もっと子どもを自由にさせて
もよい。ゆるやかにくくるには、環境を整えたい。
1年2組…思考ツールにチャレンジさせたかった授業者の意図は分かるが、もっと生活科はわくわく楽しくした
い。先生が指示を出し続けてぐいぐい引っ張る授業になりがち。子どもが言われなければしないのは、
教師が言い続けるからではないか。振り返りも、1年生では、毎時間する必要はないと思われる。振
り返りたくなるようなしかけが重要。
自ら学び、ともに学び、本気になって学ぶ子どもの姿を、教師はどうとらえるか。
<中村指導主事による指導助言>
子どもの思いを引き出し、豊かに伝え合うために・・・
1
ここを、
実演とたねまき
こうやって・・・
*子どもが実演したらもっとよかった。
ピューピュー
口ではうまく言えなくても子どもの言葉や実演による伝え合いは有効。
*子どもたちの語彙を増やすには、国語の時間などで雨の音や風の音などを広げて掲示する。
2
つなぐ
*まず、子ども
ザーザー
先生
先生に伝えられる力を、まず身につけさせる。
*次に、子ども
ビュービュー
ポットン、ポットン
ピューピュー
子ども
それって、だれが
先生
そして、先生が子どもと子どもをつなぐ。
3
言ってた?
それって、だれのア
ピューピュー
イディア?
聞く
ピューピュー
*子どもたちの声に耳を傾けたい。*声にならない声(表情など)を感じ取る。
*教師の言葉を短く、簡潔に。
子どもが伸びようとする力を、教師はぐっと引き上げたい。
<中林指導主事による指導助言>
・二人が伝え合うことは難しい。二人で関わって遊ぶ場面が少なかった。
楽しさの共有が必要。
・二人を向かい合わせる机の配置や場の設定が必要。
・教師がフォローして子ども同士でコミュニケーションをとらせる工夫が必要。
・提示する写真を撮るときには視点を明確にするとよい。
・座席表に支援の方法を記載してるところはよいが、声かけが支援ではない。しっかり子どもの話を受け止め、
納得させ、満足させることが大切。個々に特化した具体的な支援内容を考えたい。
次回、めざす授業研究の視点
自己を振り返り、自分の成長と新たな目標や願いを設定する授業づくり
~児童が自分の思いをもち、友達との関わり合いを大切にするための支援~
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