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第2学年 生活科 うきうき わくわく 醇風おもちゃランド ~みんなで作るぞ
第6回 校内授業研究会(H26.12.19) ★第2学年 生活科 うきうき わくわく 醇風おもちゃランド ~みんなで作るぞ うごくおもちゃ~ 授業研究の視点: 【子どもが自分事として、主体的に学び合う授業づくり】 2年1組 ~児童が自分の思いをもち、友だちとの関わり合いを大切にするための支援~ 今日は、友だちのおも おもちゃであそん ちゃのすごいところを だことを振り返る。 見つけよう。 前の時間におもち ○動き②道具③形④こ ゃで遊びました。 われない、の4つのこ どんなことが楽し かったですか? とに気をつけておもち ○○さんの起き上がりこぼしで左右 にゆれるのを見て楽しかったです。 ゃの紹介を聞いてくだ さい。 作ったおもちゃを 紹介し合う。 おお、もう1回。準備したとこ ろから見たい! ぼくの工夫したところ は、タイヤを切るときに 丸くしたところです。 ○○さんの大車りんは、少ない 風でたくさん動いてすごい! 友だちのおもちゃで遊ぶ。 ○○さんのヨーヨーで2回以 友だちのおもちゃですごい 上は上がったからすごい。 と思ったところを発表す る。 今日みんなに見つけてほし もっとよく かったのは、ここ、 動くおもち 「すごいところ」です。 ゃにするた めの工夫を 書く。 起き上がりこぼしで、粘土をひ らべったくしたい。 ヨーヨーで、段ボールと段ボー ルの間を狭くしたい。 2年2組 め おもちゃを進化させて、もっと楽しめるようにしよう。 ○ 「進化」って何か もっともっとすばらし わかる? くなることです。 ポケモンでいうと、形が 変 わ っ て 強 く な る とい うことです。 試行錯誤しながらおもちゃを作る。 感想交流をする。 おもちゃが 「進化」し お は じき を2 こ つ た人? やってみて。 け た らよ く回 り ま した。 ゴ ム を二 重に し た らよく飛びます。三 重 に した らき つ す ぎて飛ばん。 次の時間に楽しみなこと を一つ書きましょう。 おもちゃを完成させてみ んなと遊ぶことです。 おもちゃをもっと進 化させることです。 ★研究協議【子どもが自分事として、主体的に学び合う授業づくり】 ~児童が自分の思いを持ち、友だちとの関わり合いを大切にするための支援~ <授業者自評> 竹腰・事前研の指導案が綴られている。直前まで悩んだ。 ・自分が大切にしたいことは、児童全員に「すごい」を見つけさせることと、 「~したい。」という思いを持たせること。 ・表現が苦手な子どもも発表できるように書かせていると時間が足らないので、移動などの時間を省 くように考えた。 岡本・子どもなりに進化の意味を理解しイメージができていた。 ・子どもたちが自分で活動していたので、教師の支援として何が必要だったの か考えた。 ・子ども同士で関わり合っておもちゃをすることができているが、中には昨日 より修理のみの活動に終始していた児童があった。 ・担任の言葉がけや支援の仕方はどうだったのか教えてほしい。 <研究協議“2年1組チーム”> <研究協議“2年2組チーム”> ○子どもの学習規律が ○「進化」ということが、の しっかりと定着して 全体の中で質問され、 いた。 子どもたちの中に今日 ○教師の発問や指示が のめあてとして明確に 分かりやすい。 とらえられた。 ○聞く、話す、友だちと関わる基本的な力がつい ている。 ○児童同士の関わりがしっかりとあった。 ○関わりや声のかけ方、感想を書く力など、子ど ○支援の必要な児童に寄り添う教師の姿勢がよ い。 もが育っている。 ○本時までに十分な体験活動があるから、児童に ●友だちのすごさや意見が、自分のおもちゃに生 かされていたのか? 思いがあり、挙手する姿に「伝えたい」という 思いが表れていた。 ●もっと良くしようとする課題意識や必然性が弱 い。 ●次時に楽しみなことについて、ホワイトボード に貼るなど、一斉で確認し合える方法もある。 ●「1年生へ」という目的意識や必要感をもたせ たい。 ●めあてが絞れていたか。もっと焦点化すべきで はないか。 ↓↓↓ ・自分事としての学びになるためには、 単元の見通しをもたせる。 ・必要感を感じるような 課題づくりを 教師はしかける。 ●全体を見て、教師の動きをどうするのがよい か? ↓↓↓ ・グループで活動する際のめあてのもたせ方。 (めあてに対して 自分の学びが実 感できる視覚的 支援) <全体協議:これから醇風小で向かっていきたいこと> *今日していることが何に結びつくのか、子どもが分かるように見通しをもたせる。 *子どもが、自分自身の困り感を友だちの中で発し、みんなで共有できるような発問の仕方を工夫する。 *子どもが今、何を思っているのか把握し、子どもが課題を生み出し、発信していくような授業を目指す。 教師自身もねらいを明確にする。 *子どもの疑問、子どもの発言を見極め、整理する力を教師がつける。 *子どもが、どんな事柄や言葉がけに興味をもつのかを知り、指導に生かす。 *児童理解に努め、児童同士のつながりを大切にする。 <中村指導主事による指導助言> 1 今、求められる授業 *先生方の気づき(つぶやきの拾い方、課題づくり等)が授業を創るときの核心に迫っている。 *単元を子どもと一緒につくっていくところが、生活科・総合的な学習の時間の面白いところであり、大切なと ころ。 *何回もやり直しができ、弾力的であっていい。 *教師の思い描いたゴールではない。教師主導だと子どもたちに達成感がえられない。 *子どものつぶやきを拾っていきたい。 *条件を付けてでも、どんな方法でも OK としたい。いろんな山の登り方を認め、子どもといっしょに探ってみ る。担任は1日中丸ごと子どもを理解してやれる。 *生活科では、体系的ではなく、 「遊びを通して総合的に学ぶ」ことを忘れてはいけない。 2 本時の指導におけるポイント *つながりはあるが公開時間をずらした2年生の授業、悩みながら提案してくださった2年生の授業がおも しろかった。 *「進化」という言葉がこどもにぴったりだった。 *中央に材料や道具をおくという場の設定は、子ども同士の関わりが生まれ、よかった。 *「子どもが勝手に進めていた」と児評にあったが、まさにそこをめざしたい。 *教師のねらいと学習のめあてがずれていたのではないか。今日つけたい力とゴール(評価)をクリアにし ていくことが大切。 *本時では、はじめは少しぎこちないが、遊び出すと協同の学びが生まれてきた。 子どもから出た *修理しては遊び、修理しては遊び・・・という活動を大切にしたい。 言葉で、子どもの *「ねえ、ねえ、先生見て・・・。 」を先生は広げていきたい。 思考を整理する。 3 提 案 *板書の構造化 め うきうき ○ *子どもの思考や活動が ○○○○○ ▽▽▽▽▽ ●●●● スムーズに流れるのも支援。 □□□□□ 時には立ち止まって、ゆさ ☆☆☆☆☆ ○○○○○ □□□□□ ☆☆☆☆☆ ぶるのも支援。 わくわく ◇◇◇◇◇ じゅん風おもちゃランド①②③… ◆◆◆◆◆