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第1回振興審議会 産業建設分科会(平成25年10月18日開催)

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第1回振興審議会 産業建設分科会(平成25年10月18日開催)
第1回庄内町振興審議会産業建設分科会
会議録
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開催日時 平成25年10月18日(金) 13時30分~16時55分
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開催場所 庄内町役場
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出席委員 太田重義、佐藤多佳夫、若松忠則、阿部武敏
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欠席委員 後藤紀
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事 務 局 企画係長 佐々木主事
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開 会
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分科会長職務代理者の指名
本庁舎 第二会議室
(13:30)
施行規則第 4 条第 5 項の規定により分科会長が、佐藤 多佳夫 氏を指名
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協 議
(1)事務事業ヒアリング
◎建設課 石川課長、松澤補佐、清野管理係長、佐藤都市計画係長、高田下水道係長、菅原建設係長
◆ウ 持家住宅祝金制度について
持家住宅建設祝金とリフォーム祝金は、数字だけを見ると金額、件数少なくなっているようである。
・祝金の利用件数については、平成 25 年度を見れば下がっているように見えるが、7 月 31 日現在の
状況なので、年度を比較すれば横ばいで推移している。今年度のリフォーム祝金は、補正予算を組
んだが、満額申込があり既に募集を停止している状況にあり、件数、額とも昨年度を上回っている
状況である。
◆エ 冬期間の除排雪作業について
除雪は住みやすい町づくりの冬場の根本だと思う。冬場は除雪をきちんしてほしい。出勤時に除雪が
完了していないことがある。通勤、通学前に除雪を終わらせてほしい。また、車から踏み固められた
後に除雪をしても、きれいに仕上がらない。降雪は、前日から予測出来るのではないか。雪国のハン
ディキャップ解消のためにも除雪レベルを上げてほしい。
・除雪対処方法については、従前と同じだが、除雪業者は午前4時で良いという位置づけで動いてい
ないことを理解してほしい。2時とか3時から動き出している場合があるが、委員の意見があった
場所までは時間帯が間に合わなかったこともあると思う。今年度は業者を増強している。廿六木地
内については、今年路線を受け持つ延長を短くする調整をしている。業者の意識と技術力を向上さ
せたいと思っている。皆さんに満足いただける除雪に努めていくのでご協力をお願いしたい。今年
度はメインストリートの通勤、通学の確保をメインに考えていくことを区長に伝えてある。徐々に
苦情件数は減っている。感情的なクレームはかなり減っている。
除雪は前よりは徐々に良くなっていると感じる。ぜひ、技術力の向上をお願いしたい。
1
高齢者世帯の家の前に雪の塊を置かれる場合がある。近所で助け合って除雪している。困っているの
で、業者からは気を付けてほしい。
・クレームが来た場合は業者が対応したり、直接職員が行って対応する場合もある。業者には、スコ
ップで除けない塊を置かないよう指導している。
◆カ 市街地の浸水対策について
館地内は、ヤマザワ駐車場や店舗屋根からの排水が敷地後ろの排水路に流れ込み水が漬く。現在町で
工事をしている国道側への排水工事に持っていけないかお願いしたが状況はどうか。
・現在行っているヤマザワの工事は、浸透性の舗装をすると聞いている。この付近は水路の断面が小
さく閉塞している状況なので、今回は排水を国道に抜くことを計画している。末端の断面が大きく
ならないと、根本的には解決にはならない。将来的には余目酒田道路の排水に抜ければそれなりに
市街地の部分は改良すると思う。
◆ 空き家等対策について
空き家等の適正管理に関する条例が施行されてから、空き家に関しどのような効果があったか。
・空き家対策は、建設課都市計画係が一義的に、通報を受け台帳化の窓口をしている。所有、権利、
所在の状況について現地を確認している。空き地の場合は、環境課と連絡を取りながら対処してい
る。条例に基づく助言の前に、環境課から通知をし様子を見たうえで助言する事務調整を行ってい
る。建物に関する助言通知は 17 件出している。そのうち解決したものが 4 件ある。
条例の効果については、従前は通知を出しても何ら連絡無い人もいたが、条例後は、数名の方が連
絡をくれるようになった。屋根の雪関係は、防災の関係から危機管理係で対応している。雪だけの
物件は 4 件あったが、1 件は改良したと連絡を受けている。条例が 7 月施行なので雪に関してはこ
れからになる。その他の物件は、町ですぐに対処することは考えていない。道路法や消防法なりの
上位法に従い担当部局で対応している。多岐に渡る問題なので、各課連絡を取りながら助言、指導、
勧告の段階については協議を進めている。
町で把握しているリフォーム可能な空き家については、どのように考えているか。
・中古住宅の需要については、役場では把握していない。空き家の紹介制度等の利活用は、情報発信
課が担当している。
・中古住宅の紹介はホームページに掲載している。また、今年度、町が空き家を所有者から 5 件借り
上げ、リフォームしたうえで貸し出す事業を実施している。
建設課で把握している空き家の中で、利活用できる物件はないか。
・雪止めを直せば使える建物があるかもしれないが、建物の外部しか調査しておらず、内部を確認し
ていないので、把握は出来ない。個人の建物なので勝手には入れない。
このような建物を調べる方法はないかが課題の1つである。また、2つの祝金はあるが、最近ハウス
メーカーで建設する人が多い。下請けに町内業者が入ることがあるが、この制度を活用したくても活
用しないで新築することが多いのではないか。建設課ではどのように捉えているか。
2
・町の考え方は、町内建設業者の産業振興と持ち家保全が条例の目的になっている。リフォーム祝金
は県補助金なので、町外業者もこの恩恵は受けている。営業力の差を担保するため町内業者には祝金
を使ってほしい。
◎農林課 菅原課長、檜山農政企画係長
◆ア 農業施策の推進について
農業発展のキーワードは後継者育成とあるが、具体的な柱は何か。
・町単独事業だと花卉栽培技術の研修事業がある。毎年1人か2人いる。それ以外に国の青年就農給
付金で 150 万円交付する事業があり、前よりは相談に来るようになっている。余目町農協管内では、
余目北ファームの畜産に3名の新規就農がある。昨年度から今年度にかけての新規就農は、統計上
8人になっている。国でもテコ入れしており、育ってほしいと思っている。
花卉栽培は後継者が多い。投資すれば大きな面積もいらない。技術があればよい。花卉をやっている
後継者は元気がある。
余目町農協管内では青年部の稲作が元気である。
余目町農協の北プロジェクトほどやらないと畜産後継者はいないのか。
来年度の国の施策が見えない。これから農家が生産計画を立てる時期。転作は増えると予想するが早
めの情報提供をお願いしたい。
・直近では11月5日に生産委員の研修会を開催する予定である。分かる範囲で情報は提供したい。
一緒になって考えていかなければならないと思っている。
◆イ 農産物交流施設の運営について
風車市場の6次産業化支援員をどのように評価しているか。
・本来であれば2,3年継続して雇用できればよいが、緊急雇用事業では同じ人を1年しか雇用でき
ない。1年では特産品開発は難しい。毎月業務日報が提出されており、現在スイーツ開発の取り組
みを行っている。今、風車市場に道の駅の冠を付けようという動きがあり、ギヤが一段上がり頑張
ろうとしている。農林課では、それらと併せてテコ入れしたいと思っている。
1年では特産品開発は難しい。風車市場で特産品開発されたプリン、ソフトクッキーの商品の売り上
げはどれ位か。
・フリーペーパー等の情報誌に載せたこともあり結構売れた。金額は把握していない。
道の駅は、こちらがやりたいと言えばできるのか。プロセスはどのようなものか。メリットは何か。
・登録のため国交省酒田国道河川事務所に相談している。道の駅の看板が付けば、国交省の道の駅の
資料に載せてもらえ、カーナビ、地図にも載りこの場所で休憩してもらえる。産直施設にも寄って
もらえ売り上げも伸びる。将来的には、町の情報発信の場として、観光案内もできるよう総合的に
整備していきたい。
3
道の駅を整備するための経費はどこから出るのか。高規格道路がどこを走るかはっきりしない中で、将
来素通りにならないか心配である。高規格道路の付属にならないと無理である。事業の担当はどこに
なるのか。実現性はどうか。
・担当は建設課が窓口になるが、既に風車市場があるので、農林課も一緒に国交省酒田国道河川事務
所に行っている。風車市場からは、悲願であったので喜んでもらっている。昨年、認定農業者の会
や周りからも道の駅への要望も出てきていたので、実現したいと思っている。
高規格道路が出来たとき、そっくり移転出来るように検討してほしい。
高規格道路を走って下道を通らないようでは困る。
道の駅の冠を付けるための整備に本気で向かうのか、有る程度のところでやるかはこれからの課題で
ある。難しいところがある。
6次産業化支援員制度の来年度の可能性はどうか。
・まだ商工観光課から情報が来ないのでわからない。
6次産業化の進捗状況や取り組もうという動きはどうか。
・今まで取り組みたいと考えてた人たちが、支援制度等を活用してやってみようという動きはあるが、
今まで何もしなかった人が、ポンと新たに入ってこれる状況にはない。やって来たが、もう一段上
に上る取り組みが出来なかった人が、補助制度を使いやってみようという動きはある。数的には多
くはない。まったくの新規の動きはない。
◎環境課 髙梨課長、橋本新エネルギー係長
◆キ 再生可能エネルギー施策について
民間の農地への風力発電施設建設は、断念せざるを得ないのか。
太陽光発電設置祝金は1kw あたり2万円の補助だが、一般的には家庭の設備は何 kw を設置している
か。
・4kw から5kw が一般的ではないか。
昨年度は2世帯しか太陽光発電設置祝金をもらっていないが、理由は何か。
・問合せは多かったが、地元の業者ではなく最終的に町外業者が設置している。
町内業者で太陽光発電設備を設置出来る事業者は何社あるか。
・電気工事業者が主になるが、メーカーの研修を受けていないと施工出来ない。平成 22 年度調査時
点で 11 社が施工可能との回答だった。既存の家に設備を上げる場合は、電気工事業者になるが、
新築の場合は、建設業者でも申請は可能である。
4
県は卒原発を掲げているが、町では再生可能エネルギーについて、どのような方向性でいるか。
・振興するの一言に尽きる。風力発電については、法律の制約が非常に多い。県は適地という考え方
で内陸、庄内の地図を作ってPRに努めている。設置に関し資金面では、国のわずかな補助金を使
わずに、リース会社等の金融機関から借り入れを行い出来るが、法律が受け入れない。
太陽光発電については、パネルの耐用年数が 20 年程度であるが、効率面からは風力の方がはるか
に良い。投資額から見た発電量などは風力の方が良いが、取り組み易さから見れば、個別設置の太
陽光になる。環境課では、発電する新エネの振興も必要だし、省エネもやらなければならない。
電気でなければ機能が出せないもの以外は、再生可能エネルギーの活用を考え、バイオマス利用も
推進したい。
◎商工観光課 阿部課長、小林補佐、松澤観光物産係長、小林立谷沢流域振興係長
◆ク 就業・雇用の場の確保について
風車市場にいる6次産業化支援員の雇用は、制度上単年度だが、雇用産業活性化支援員の雇用は継続
が可能か。
・雇用産業活性化支援員は、町の非常勤特別職に位置づけされている。専門的な知識を持った方々の
雇用で、嘱託職員であり1年契約であるが、3年位の継続雇用は出来る。それが終わったらまた再
募集し面接するが、中には能力があり再雇用になる場合もある。
人件費の出所は同じ国の補助になるのか。
・雇用産業活性化支援員は町の非常勤特別職になる。雇用に対する性格が違う。緊急雇用対策事業は、
リーマンショック以降、国の対策として出てきた事業であり、あくまでも緊急的な雇用で、次の新
たな雇用に結び付けるための雇用になる。1年しか出来ない。情報アプリコンテンツ開発委託も、
緊急雇用が絡んでいる。国の補助金を受ける事業は長く続けられない制度になっている。
商品開発や販売に関わる事業は、単年度で人が変わるのは大変。3年継続の方が、単年度で変わるよ
り同じお金を使うのであれば効果がある気がする。
・緊急雇用対策事業は今年度で終わる。その後新しい事業が出てくるか分からないが、繋げて継続す
るのであれば町の雇用となる。
工業団地を下げた理由は何か。
・下げたのではなく、助成金を多くした。今の価格は3年前に一旦見直しをして周辺の自治体に合わ
せた。軟弱地盤改良に結構お金が掛かることから、町がそこの部分を優遇し早く未分譲の部分を無
くしたいと考えている。
◆ケ 観光振興について
月山の頂上に拘る。古道は月山の表側が羽黒で、立川は裏側に感じる。あえて文化と伝統に拘っては
どうか。
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羽黒古道の整備事業を農林課から説明されたことがあったが、北月山荘周辺から月山に登る山岳ルー
トはないのか。
・北月山登山ルートがあり、ケビンの手前から7合目まで行ける。そのルートは農林課で整備してい
る。それが庄内まるごとトレッキングのルートになる。7合目で県道に出て、その先8合目までは
県道を歩くことになる。北月山荘では、月山登山のベースキャンプをPRしている。宿泊客の7割
位が県外客、その半分が登山客である。高齢者の登山とかトレッキングがブームになっている。北
月山荘から8合目まで車で行き、そこから登っている。
昔は濁沢大崩落のあった箇所を登るルートがあり8合目まで行けた。
北月山荘改修事業に 3,800 万円かけるが、まちなか温泉も出来るので特色なければ容易でなくなる。
トレッキングとか何か楽しい仕掛けがあってもいいのでは。
・月山登山ツアーを年2回行っている。これ以外でも、余目二小は月山登山、余目三小は羽黒古道、
余目四小は清川から森森までのロングトレッキング、立川小は月山登山、余目四公の親子教室や少
年教室で月山登山を行っている。月山を利用した事業展開は町内で広がっている。北月山荘を拠点
とし様々な事業に取り組んでいる。
スマートフォンを活用した観光アプリに拘るのはなぜ。いつから稼働するのか。
・今の観光情報は、旬な情報を得るために雑誌からスマホに変わっている。来年4月から稼働予定で
3月から試行を始める。観光アプリは無料にする予定。観光アプリは全国にあるので、ダウンロード
してもらうための魅力づくりが最大の課題と感じている。使われるような工面もこの委託の中に入っ
ている。
◆サ 「一店逸品運動」
、
「笑顔で元気なあいさつ運動」及び「たべぶら事業」について
南三陸町で仮設店舗を地図に落とし、庄内町のたべぶらパスポートと同じような事業をやっていた。
何か情報をやったのか。
・今までも食べ歩き事業はあったが、パスポート型にした事業は先進的な取組なので、まねをしてい
るかもしれない。一店逸品事業も同じように取り組んでいるところもある。
(2)日程確認
次回:平成 25 年 11 月 6 日
13:30~
今回のヒアリングに基づく委員意見について協議
4
その他
5
閉 会
(16:55)
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