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34301国際交流・貢献のネットワーク化の推進
34301 国際交流・貢献のネットワーク化の推進 2011(平成 23)年度 基本事業名 34301 国際交流・貢献のネットワーク化の推進 主担当：雇用経済部観光・国際局国際戦略課 課長 電 基本事業目的評価表 川添 洋司 話：059-224-2844 基本事業の目的 姉妹・友好提携先や在日大使館等のネットワークを強化するとともに、みえ国際協力大使 等の人的資源を活用した海外への情報受発信を図ります。 各種データ 平成 23 年度 県の活動指標 平成 24 年度 上：目標値 平成 27 年度 上：目標値 下：実績値 みえ国際協力大使数（累計） 140 目標 達成状況 200 125 － － － 平成 23 年度 予算額等（千円） 77,616 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 94,467 平成 23 年度の取組概要 中国河南省との友好提携２５周年にあたり、河南省との交流を活発化するなど、日中友 好協会、河南経済交流会と連携して取組を進めました。具体的には、知事を代表とする政 府代表団を同省に派遣し、今後の協力関係の発展の確認や観光協定の締結に向けて取り組 みました。 また、青年海外協力隊等に参加する三重県出身者を、みえ国際協力大使として 13 人委嘱 し、派遣先での三重県の魅力 PR を依頼するとともに、在日大使館等との連携強化の観点か ら知事と駐名古屋米国総領事との意見交換会を実施しました。 さらに、パラオ共和国と本県の友好提携締結１５周年を記念し、県内７ヶ所で「パラオ 展」を開催したのをはじめ、ブラジル・サンパウロ州とは平成２５年度の姉妹提携４０周 年に向けて協議を続けるなど、友好・姉妹提携先との連携強化に取り組みました。 このほか、海外技術研修員（日本語教師受入事業）として、各国から８名を受入れ、日 本語や文化の普及をはじめ三重県の情報発信に取り組みました。 34301 国際交流・貢献のネットワーク化の推進 平成 23 年度の取組の検証（成果や課題、その要因） グローバル化による地域間競争が激化する中、三重県への誘客や産業面での連携を強化 すべく、姉妹・友好提携先、在日外国公館、みえ国際協力大使等、これまで国際交流・貢 献で蓄積した、人的資源、ネットワークを更に有効に活用していく必要があります。 姉妹・友好提携先である中国河南省とは、今後の経済分野も含めた交流を進める覚書や 観光協定を締結し、その成果として、河南省（鄭州市）から上海経由関西空港間の直行便 の 24 年度就航に向けての取組が具体化しました。今後、この機会を逃すことなく、誘客と 県内産業の活性化につなげていく必要があります。 また、ブラジル・サンパウロ州とは姉妹提携４０周年に向けて、新たな友好関係の構築、 発展など、引き続き協議を続ける必要があります。 これまでの国際交流では、友好交流、経済交流のそれぞれの視点から取り組んできまし たが、産業や観光、文化などのさまざまな分野での連携が海外展開を生み出すよう横断的 な取組を進めることが必要です。 平成 24 年度の改善ポイントと取組方向 中国河南省と関西空港との直行便開設の好機を生かすべく、河南省において観光・物産 展により誘客を図るとともに、商談会等により県内企業の販路開拓を支援するなど総合的 な三重の売り込みを図ります。 また、姉妹・友好提携先との交流を持続・発展的なものとすべく、姉妹提携 20 周年を迎 えるスペイン・バレンシア州を訪問し大学間の交流強化や市民レベルでの交流の活性化な どを図るとともに、今後の交流分野の広がりについて意見交換を行います。また、他の提 携先についても友好協定等を産業活性化につながる仕組みにリニューアルするという視点 で取り組み、可能なものから経済交流につなげていきます。 このほか、姉妹・友好提携先や駐日各国大使館等との交流を深め、三重県の持つ魅力を 情報発信していくとともに、みえ国際協力大使等の人的資源を活用した海外との情報受発 信を強化します。 構成する事務事業 事務事業名 A 渡航事務費 事業目的 パスポートを取得しよ 予算額等 (千円) 取組内容とその結果 73,023 ・旅券法に基づき、適正な旅券を作成し 貢献度 34301 国際交流・貢献のネットワーク化の推進 多文化共生課 うとする県民が、窓口 において、円滑に申請 手続きや交付手続きを 受けることができると いう状態を、満足して 申請し、パスポートを 受領できる状態にし、 その結果として、県民 が多彩な国際交流活動 を展開しているという 成果を実現させます。 B 友好提携等推進 三重県民、友好提携先 事業 の住民により両国県間 で幅広い国際交流が展 国際戦略課 開され、異なる価値観 を持った人々が相互に 理解・協力し合うこと を通じて、心豊かな人 づくり・住むことに誇 りが持てる個性的な地 域づくりが進んでいま す。 C 旅券発給窓口サ パスポートを取得しよ ポート緊急雇用創 うとする県民が、窓口 出事業 で旅券の手続きがスム 交付しました。 ・担当者会議の開催やマニュアルの見直 しを行い、迅速で的確な業務を行いまし た。 ・また、旅券の申請や受取りがスムーズ に行われるように、センターでは窓口サ ポート員を配置しました。 2,613 ・河南省との友好提携 25 周年を機に知事 を団長とする政府代表団を同省に派遣し ました。河南省訪問では、これまでの交 流の成果を確認し、今後の友好協力関係 の発展について確認するとともに、観光 協定を締結しました。 ・在日大使館等との連携強化の観点から、 知事と駐名古屋米国総領事、中国総領事、 韓国総領事等との意見交換会を実施しま した。 ・青年海外協力隊等に参加する三重県出 身者を、みえ国際協力大使として 13 人委 嘱し、派遣先での三重県の魅力ＰＲを依 頼しました。 ・パラオ共和国と本県の友好提携締結 15 周年を記念し、県内７ヶ所で「パラオ展」 を、また、県立図書館と桑名市立中央図 書館で「パラオおはなし会」を開催しま した。また、県立水産高校の実習船しろ ちどりがパラオに寄港し、現地の高校と の交流を行いました。 ・ブラジル・サンパウロ州とは姉妹提携 40 周年に向けて協議を続けてきました。 ・三重大学人文学部によるブラジルでの 日系社会の状況視察（９月）にあたりブ ラジル県人会と連携し、現地での調査活 動を支援しました。 ・海外技術研修員（日本語教師受入事業 としてサンパウロ州から３名、河南省か ら 1 名）を受け入れました。 1,980 旅券の申請や受取りがスムーズに行われ るように、旅券センターの窓口に案内人 （コンシェルジェ）を配置し、来所者に 34301 国際交流・貢献のネットワーク化の推進 多文化共生課 ーズにできるように窓 口で来所者の案内をし ます。 来所された方に手続き の手順についての適切 な案内をし、質問内容、 必要書類の確認、記載 の仕方等の相談に対応 し、その結果として、 県民サービスに答えま す。 手続きの手順について、適切な案内をす るほか、必要書類の確認や記載の仕方等 の相談業務を行いました。