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エコクリーニングとエコメンテナンス
環境配慮で経費削減!!! おかげ様で大好評 エコクリーニングパッドの使い方のコツとその後のメンテナンス 昨秋より発売を開始したエ コ ク リ ー ニ ン グ パ ッ ド は大変好評をいただいております。今回は このパッドの特徴と使い方のコツ、そしてその後のメンテナンス方法で面白い方法があり まので、それについて記していきましょう。 エ コ ク リ ー ニ ン グ パ ッ ド は昨秋、弊社と提携関係の機械メーカーNSS(National Super Service)社が売り出しました。同社のポリッシャーや自動洗浄機に搭載し水 で ワックスを 削ることで簡易な剥離作業の代行にしようと言うものです。このパッドが非常に好評を頂 いております。考え方としては非常にシンプルで、洗剤を使用せずにワックスを削ってし まおうと言うものです。お試しになるとわかりますが、ワックスを均一に削って行きます。 以下にその長所を述べましょう。 [長 所 ] 1.綺麗にワックスを削り、ムラが出にくい。 2.経費が圧倒的に安く済む 定期清掃 500 ㎡当り(分) 29,578 円 エコクリーニング(簡易剥離) 500 ㎡当り(分) 34,650 円 剥離清掃 500 ㎡当り(分) 85,315 円 3.水だけで使用が可能で、環境に優しい。 4.水を使用するので、ワックス再塗布の際に問題になるアルカリ残留がない。 5.水拭きが一度で済む(ワックスの削りカス除去の為、一度は必要)。 6.剥離作業が大変な場所での補助作業としても威力を発揮する。(最初にエコクリーニン グをしてから、剥離作業。剥離 4 回が 2 回で・・・・ 1.についてもう少し詳しく述べましょう。 このパッドでの洗浄は、従来にない感覚のメンテナンス方法です。ワックスを均一に削 っていく作業は大いなる可能性を感じさせます。従来は剥離作業にはまだ早いと言う段 階では万能洗剤を濃い目で使用したり、パッドを茶や場合によっては黒を使用したりし ていました。しかしこの方法では床にムラが出てきたりしてしまいます。また、エコパ ッドでの洗浄方法は上記の方法よりも、均一に、深く削れて行きます。ムラが出にくい のも一つの特徴と言えるでしょう。従来の方法よりも数段優れた方法と言えます。 注意点としては以下のようになります。 [注 意 点 ] 1. 固い床に向く。柔らかい長尺シートにはあまり向かない。 2. 凸凹の激しい床には不向き。 3. 表面に凸凹のあるエンボスには不向き。 [使 用 方 法 ] 1.床の除塵をします。 パ ッドと水 だ け ! 2.ブルー、もしくはグリーンパッドをパッド台に装着します。 3.エ コ ク リ ー ニ ン グ パ ッ ド を床に置いて、ポリッシャーと装着します(ブルーパッドの下 に敷きます)。 4.使用したい個所に水をスプレーするか、タンクに水を入れて使用します。水が多すぎ るとパッドが滑ってしまいます。従来の表面洗剤よりも少ない水で、作業を行います。 5.ポリッシャーで床を均一に削って行きます。(スピードは通常の洗浄作業の半分くらい で最初に試し、その後スピードを調整して下さい。) 6.目詰まりしたら、パッドを裏返して使用します。 7.スクイジーやウエットバキュームで表面の汚水を回収します。 8.残っているワックスの削りカスを水拭きで除去します。 9.乾燥後ワックスを塗布します。 10. 目詰まりしたパッドは水道で水を流しながら、パッドをこすり合わせるようにして、 表面のワックスのカスを取り去ります。 以上で終了です。水で削っていくだけですので非常に簡単です。 次にこのパッドの特徴について述べましょう。 [その 他 の 特 徴] 1.間に挟むパッドによって効果が大きく異なる。下に挟むパッドは白の場合は柔らかく 削り込み、緑パッドは凹凸の凸面が白んでしまうほど削れる。挟むパッドは新しい(使 い古していない)パッドが好ましい。 2.目詰まりが頻繁に起こる。これは構造上起こりうる問題点。4∼5 枚用意して、洗浄作 業を行えば解決する。目安としては10∼80㎡当り。 3.パッドの目詰まり洗浄をするには、シンクで水を流しながら、パッドを折りたたんで、 軽く擦り洗いすると簡単に取れる。上にあるワックス滓を取れば良いとして、ムキに ならないこと。 4.長尺シートは本来あまり向かないが、施工する場合は白パッドが良い 5.エコパ ッドには万能洗剤は向かないようだ。ムラが出易い。これはアルカリ成分がワッ クスを溶かすためだと思われる。ピロキシー の方がムラにならず、均一に削れる。洗剤 を使用する場合はピロキシー がお勧め。 注)ピロキシー は ISO14024 規定のラベルで最も信頼性の高いタイプ「グ リー ンシー ル 」 取得のハイブリッド型洗剤 その後のメンテナンス方法で、弊社ではエコメンテナンスをお勧めしています。定期清掃 の代わりに行います。定期清掃とエコメンテナンスの違いを以下に記します。 *定 期 清 掃 ---------万能洗剤とポリッシャーを使用し、ワックスを1∼2層削り新しい ワックスを塗布する方法。 *エ コ メ ン テ ナ ン ス ---表面の汚れだけを取り去り、ワックスの傷を埋めてしまう方法。 定期清掃を頻繁に行うと、どうしてもアルカリ残留が起きやすくなり、その結果として剥 離作業も早まります。本来ワックスは完全硬化に1か月掛かります。定期清掃を毎月行う と、結果としていつも完全硬化をする前にまた新しいワックスを塗布することになってし まいます。また、定期清掃費をタップリと取れる現場ならそれでも宜しいでしょうが、昨 今では定期清掃費が非常に低くなっている場所も多くなっています。こうした現場で、安 価なワックスを急いで作業し済ませてしまうと、どうしても剥離の時期が早まり、結果と して経費も掛かり、環境負荷も多くなってしまうことになりかねません。エコメンテナン スは定期清掃の代わりに行います。やり方は非常に簡単です。ピロキシー を1:32∼64 倍希釈で床を洗浄し(自動洗浄機かマイクロモップで)、バ ウンスバ ック1:1希釈液を塗布 して作業終了です。スッキリと仕上がります。ピロキシー はアルカリ性ではありませんので、 アルカリ残留を起こしません。また、1:32以上はノンリンスで使用できますので、作 業も楽です。ポリッシャーを使用すれば言うことはありませんが、多くの方はマイクロモッ プで床を拭くことで済ましているようです。自動洗浄機が有れば言うことはありません。 [作 業 方 法 ] 1.床をダストモップで除塵する。 2.ピロキシー1:64希釈液を使用し、マイクロモップか自動洗浄機で床を洗浄する。 3.乾燥後バ ウンスバ ック1:1希釈液を床にフラットモップで塗布する。 4.(必要があれば、バフを掛ける) 以上です。 お客様の中では9人の現場が5人に、5人の現場が3人になったなどの、声を頂いており ます。弊社試算でも40%以上の経費削減効果が算出されています。是非お試しください。 ピロキシー1G 4ℓの水にポンプ 4∼2 回 マイクロモップでピロキシー拭 き バウンスバック 1G