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会社説明会 - 大和証券グループ本社

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会社説明会 - 大和証券グループ本社
大和証券グループ
会社説明会
2016年9月
株 式 会 社 大 和 証 券 グ ル ー プ 本 社
常 務 執 行 役
金 子
好 久
本資料は、当社が発行する有価証券の投資を勧誘することを目的としたものではありません。また、本資料は2016年8月末現在で公表可能な情報に基づいて作成されており
ます。本資料に記載された意見や予測等は、資料作成時点の当社の判断であり、その情報の正確性、完全性を保証し又は約束するものではなく、また今後、予告なしに変
更されることがあります。
大和証券グループ 会社説明会
目次
Ⅰ.大和証券グループについて
・ ・ ・ ・ ・ P
4
Ⅱ.業績の状況
・ ・ ・ ・ ・ P
8
Ⅲ.中期経営計画および2016年度の経営方針について
・ ・ ・ ・ ・ P
12
Ⅳ. 大和証券グループの価値創造
・ ・ ・ ・ ・ P
16
1.【信頼の構築】お客様のベストパートナーへ
2.【人材の重視】人事戦略 ~業界トップのクオリティへ~
3.【社会への貢献】証券ビジネスを通じた社会貢献
4.【健全な利益の確保】持続的な企業価値向上
Appendix
・ ・ ・ ・ ・ P
38
2
Ⅰ.大和証券グループについて
3
Ⅰ.大和証券グループについて
会社概要
会社名
株式会社大和証券グループ本社
(証券コード:8601)
創業日
1902年5月1日
代表者
執行役社長 日比野 隆司
所在地
東京都千代田区丸の内1-9-1
グラントウキョウ ノースタワー
執行役社長 CEO 日比野 隆司
従業員数
15, 637人 (2016年6月末現在、グループ従業員数)
預り資産
48.7兆円 (大和証券、2016年6月末現在)
拠点網
大和証券 国内拠点144店舗、世界20カ国・地域 (現在)
4
Ⅰ.大和証券グループについて
大和証券グループのあゆみ
大和証券グループの114年
創業
大和證券設立
二部上場
一部上場
持株会社体制移行
合弁事業解消
・ダイワのオンライントレード20周年
・大和ネクスト銀行開業5周年
・藤本ビルブローカー
設立
・日本信託銀行との合併 ・三市場第二部
・大和投信設立
・NY進出
1902
1943
藤本ビルブローカー
1902
1904
1929
1939
世界恐慌
日英同盟
締結
日露
戦争
第二次
大戦
1959
1961
・三市場第一部
香港進出
・株式インターネット取引開始
・ロンドン進出
・大和証券G本社、大和証券、 ・SMFGとの合弁事業解消
大和証券CM設立
大和証券SBCM* 設立
(*後に大和証券SMBC)
・大和ネクスト銀行設立
創業110周年
・大和総研設立
1964
1970
1989
1996
1999
2010
大和證券
1964
証券不況
2011
2012
・グループ内再編
“新”大和証券設立
分社時代
1971
1973
1979
第一次
石油危機
ニクソン
ショック
1990
バブル
崩壊
第二次
石油危機
1996
1997
2001
アジア通貨危機
国内金融危機
金融
ビッグバン
2007
2008
サブプライム
問題
ITバブル
崩壊
リーマン
ショック
2016
“新”大和証券
2010
ギリシャ
ショック
2011
2012
アベノミクス
欧州ソブリン
危機
2016
マイナス金利
政策導入
5
Ⅰ.大和証券グループについて
大和証券グループの構成
「貯蓄から投資へ」のシフトを促進するために
リテール部門を中核に据え、グループ会社・国内外の全部門が連携を強化
大和証券投資信託委託
大和住銀投信投資顧問
大和リアル・エステート・アセット・マネジメント
 投資信託
 ETF
 REIT
銀行
アセット・ マネジメント





ホールセール
株式
債券
(グローバル・
デリバティブ
マーケッツ)
為替商品
国内外リサーチ情報
大和ネクスト銀行
 円預金
 外貨預金
証銀連携サービス
リテール
IT・
シンクタンク
大和総研
 マクロ情報
 ITサポート
 経営コンサルティング
大和企業投資
大和PIパートナーズ
投資
ホールセール
(グローバル・
インベストメント・
バンキング)
その他
グループ会社







IPO
PO
CB
社債
M&A
バックオフィス機能
IR情報提供
6
Ⅱ.業績の状況
7
Ⅱ.業績の状況
2016年度第1四半期決算サマリー
 「純営業収益」1,140億円、「経常利益」325億円、最終利益を示す「親会社株主に帰属する純利益」245億円
2015年度
第3四半期
2015年度
第4四半期
2016年度
第1四半期
前四半期比
2015年度
累計
純営業収益
1,247億円
1,117億円
1,140億円
+2.0%
5,148億円
販売費・一般管理費
893億円
883億円
860億円
- 2.6%
3,645億円
経常利益
379億円
286億円
325億円
+13.7%
1,651億円
263億円
213億円
245億円
+15.3%
1,168億円
親会社株主に帰属する
純利益
8
Ⅱ.業績の状況
純営業収益のセグメント別内訳
投資部門
その他・調整等
486億円(9.4%)
197億円(3.8%)
アセット・
マネジメント部門
505億円(9.8%)
リテール部門
2,179億円(42.3%)
2015年度
純営業収益
5,148億円
ホールセール部門
1,780億円(34.6%)
9
Ⅱ.業績の状況
当社の純利益と日経平均株価の推移
親会社株主に帰属する純利益推移(四半期ベース、十億円)
(十億円)
57
48
43
35
33
34
37
38
38
44
24
140
120
▲ 19
▲ 21
FY2011
21
14
10
▲9
26
2
7
FY2012
FY2013
日経平均推移(円)
FY2014
30%上昇
FY2015
中国経済の減速
による世界的株安
100
18,000
80
量的・質的金融
緩和の導入
60
23%上昇
40
20
0
(円)
23,000
4%上昇
アベノミクス相場
スタート
22%上昇
量的・質的金融
緩和の拡大
▲ 12%下落
マイナス金利
導入
13,000
8,000
10
Ⅲ.中期経営計画について
11
Ⅲ.中期経営計画について
2020年に向けた経営ビジョン
経営ビジョン
日本及びアジアの資本市場の発展をリードし
お客様に最も選ばれる総合証券グループ
経営基本方針
業界No.1のクオリティを梃子に
顧客基盤を飛躍的に拡大
日本とアジアの成長を結ぶことで
持続的成長を実現
資本市場を通じて社会及び経済の発展に貢献
12
Ⅲ.中期経営計画について
新中期経営計画(“Passion for the Best” 2017)の骨子
本格化する“貯蓄から投資の時代”の中で、業界トップのクオリティにより
お客様を惹き付け、ベストパートナーとなる
2016年度
2017年度
“貯蓄から投資の時代”をリードする投資サービスの提供
基本方針①: クオリティNo.1の追求

幅広い投資家層のニーズに対応する商品・サービスプラットフォームの構築
資産運用力の強化
 高度な専門性を有する人材プールの拡大

基本方針②: 顧客基盤・収益の飛躍的拡大
商品・サービスプラットフォームを梃子に幅広い投資家層へのアプローチ
を強化
 増大する投資ニーズを捉え、顧客資産・収益を飛躍的に拡大

企業価値向上に資するソリューションの提供
基本方針③: 新規産業の育成と企業の持続的成長に対する支援
次世代成長企業の発掘・育成と成長資金の供給
 企業のグローバル化、M&Aニーズへのソリューション提供

数値目標
① ROE: 10%以上
② 固定費カバー率: 最終年度 75%以上
「
貯蓄から投資」
と「
企業価値向上」
の好循環
2015年度
13
Ⅲ.中期経営計画について
数値目標の進捗状況
ROE:10%以上
純利益
(単位:億円)
自己資本
(単位:十億円)
固定費カバー率:最終年度75%以上
ROE
ROE
(大和証券の繰越欠損金
の影響が無かった場合)
17.0%
1,800
18%
1,600
固定費
安定収益
(単位:十億円)
(単位:十億円)
固定費カバー率
※安定収益:
アセットマネジメント運用報酬(投資顧問報酬含む)、投信代理事務手数料、
大和ネクスト銀行運用利鞘、大和証券オフィス投資法人・純営業収益、大和リアル
エステート・運用報酬、SMA・FW運用報酬、信用取引金利、LMS金利等
250
80%
69%
16%
64%
1,400
12.8%
14%
12.8%
1,200
1,000
800
200
57%
70%
60%
12%
9.7%
9.5%
8.6%
10%
46%
50%
40%
8%
6.3%
100
600
6%
400
4%
200
2%
0
0%
FY2012
150
FY2013
FY2014
FY2015
30%
20%
50
10%
0
0%
FY2012
FY2013
FY2014
FY2015
14
Ⅳ.大和証券グループの価値創造
15
Ⅳ.大和証券グループの価値創造
大和証券グループの企業理念

信頼の構築
お客様からの信頼こそが、大和証券グループの基
盤である。 お客様を第一に考える誠実さと高い専
門能力により、最も魅力ある証券グループとなる。

人材の重視
大和証券グループの競争力の源泉は人材である。
社員一人ひとりの創造性を重視し、チャレンジ精神
溢れる自由闊達な社風を育み、社員の能力、貢献
を正しく評価する。

社会への貢献
金融・資本市場を通じて社会及び経済の発展に資
することは、大和証券グループの使命である。
法令遵守と自己規律を徹底し、高い倫理観を持っ
て社会の持続的発展に貢献する。

健全な利益の確保
健全なビジネス展開を通じて企業価値を高めること
は、株主に対する責務である。
大和証券グループはお客様に価値あるサービスを
提供して適正な利益を獲得し、株主に報いる。
16
Ⅳ.大和証券グループの価値創造
大和証券グループの価値創造
資金運用ニーズ
資金調達ニーズ
金融・資本市場
コンサルティング
企業理念
信頼の構築
人材の重視
社会への貢献
資金調達
資産運用
投資
提供価値
アドバイザリー
お客様のベストパートナーへ
大和証券グループ
「貯蓄から投資」と「企業価値向上」の好循環
健全な利益の確保
人事戦略
業界トップのクオリティへ
証券ビジネスを通じた
社会貢献
持続的な企業価値向上
金融・資本市場を通じて
社会および経済の発展に貢献
17
Ⅳ‐1.【信頼の構築】
お客様のベストパートナーへ
18
Ⅳ‐1.【信頼の構築】お客様のベストパートナーへ
資産管理型ビジネスモデル
お客様のマネーライフに寄り添うパートナーへ
お客様の
ライフ
ステージ
20歳
30歳
成人・就職
結婚
収入
40歳
住宅購入
50歳
資産形成
60歳
相続
収入トレンド
相続
支出
自動車
結婚資金
購入
住宅ローン
70歳~
退職
退職金
被相続
セカンドライフ
教育資金
頭金
ジュニアNISA
NISA(積立投資)、401k
株式、債券、投信、ファンドラップ
商品
ラインナップ
相続トータルサービス
証券担保ローン
預金(証銀連携)
高度な専門性を有する人材
グローバルな商品・情報
先端ICTを活用した
サービスプラットフォーム
19
Ⅳ‐1.【信頼の構築】お客様のベストパートナーへ
包括的な資産管理サービスの提供
株式・
債券・
投資信託など
(兆円)
5
4
~証銀連携ビジネスモデル~
大和証券
大和ネクスト銀行
総合取引口座
銀行口座
円お預り金
円スウィープサービス
円預金
外貨スウィープサービス
外貨預金
為替取引
外貨お預り金
大和ネクスト銀行預金残高と口座数推移
預金残高(左軸)
(万口座)
115
預金口座数(右軸)
3.0
3
140
120
100
80
60
2
40
1
20
0
0
2013年3月
2014年3月
2015年3月
海外プリペイドカードサービス提供開始
大和ネクスト銀行とマネーパートナーズ
は、2016年3月より大和ネクスト銀行の
外貨預金口座をお持ちの個人のお客様を
対象とした海外プリペイドカード「DAIWA SMART
DEPOSIT(愛称:スマデポ)」のサービス提供を開始し
ました。
スマデポは、大和ネクスト銀行の外貨普通預金にあ
る外貨が世界210以上の国と地域で利用可能となる
海外プリペイドカードです。大和ネクスト銀行の外貨預
金口座をお持ちのお客様にとって、利便性がより一層
向上しました。
2016年6月
20
Ⅳ‐1.【信頼の構築】お客様のベストパートナーへ
相続・事業承継ソリューションの拡充

相続コンサルタント配置店、相続トータルサービス累計申込数がさらに拡大。引き続き相続コンサルタント配置店の拡大と相続トータ
ルサービスのソリューション拡充を図る

アジアPB、M&A、自社株承継信託などを活用した事業承継ニーズに対する対応力強化を実施
相続
相続コンサルタント配置店舗数
年金保険
LMS
事業承継ニーズへの対応(FY2015)
相続トータル
サービス
2015年4月

ウエルスマネジメント部内に事業
承継コンサルティング室を新設
2015年6月
相続定期預金

日本M&Aセンターとのタイアップ
セミナー開始

事業承継担当を全店配置
ファンドラップ
アジアPB
不動産
M&A
相続トータルサービス累計申込数
遺言
IPO
318
2015年7月

アジアPBサービスを開始
ビジネスマッチング
約3倍
事業保険・リース
事業承継
コンサルティング
100
2013.3
2014.3
2015.3
2016.3
2016年1月

自社株承継信託の取扱開始
種類株活用
自社株承継信託
事業承継
※2013年3月実績を100として指数化
21
Ⅳ‐1.【信頼の構築】お客様のベストパートナーへ
ラップ口座サービスの拡充

大和証券のラップ口座サービス(SMAおよびファンドラップ)の契約資産残高は1.5兆円(2016年6月末時点)

商品ラインナップ、販売チャネルの拡大など、今後の顧客基盤、残高拡大に向けた取組みを加速
ラップ口座契約残高推移
ラップ口座サービスの今後の展開
契約資産残高(左軸)
(十億円)
契約件数(右軸) (千件)
1,600
140
1,400
120
1,200
ウェルスプランニング
サービスを付加した
富裕層向けラップ口座
サービス
高
100
1,000
富裕層および法人顧客
を対象とするカスタマイズ性
の高いファンドラップ
80
800
40
400
20
200
0
最低投資金額
60
600
0
個人金融資産
4.7倍
SMA
上位版
ファンドラップ
インターネット中心
の低コストタイプの
ラップ口座サービス
ファンドラップ
現ファンドラップの
付加価値向上
ラップ口座サービス市場
米国
約8,012兆円
日本
1,706兆円
富裕層向け
ラップ口座
サービス
資産形成層向け
ラップ口座
サービス
米国
約481兆円
日本
5.1兆円
93倍
既存のサービス
新サービス
低
低
※ 日本・米国個人金融資産は2016年3月末時点、1ドル=103.18円で円換算
日本・米国ラップ口座残高は2015年9月末時点、1ドル=119.88円で円換算
付加価値
出所:Money Management Institute, Bloomberg
高
22
Ⅳ‐2.【人材の重視】
人事戦略 ~業界トップのクオリティへ~
23
Ⅳ‐2.【人材の重視】人事戦略 ~業界トップのクオリティへ~
専門人材の育成
 「お客様に最も選ばれる」総合証券グループとなる為にも、人材は最も重要な経営資源であり、戦略的な配置と計画的な育成を
通じて、より高い組織力を発揮できる環境を整備していく
「若手社員」の活躍支援
専門人材の育成

お客様に対するコンサルティング力の強化に向け、すでに日本の金融機関で
最多の認定者数を誇るCFP®*をはじめ、「相続プランナー」認定や、証券アナ
リスト資格などを保有する専門性の高い人材を増やすことを目指す
大和証券CFP®認定者数推移
555
590
624
497
2013.3
2014.3
2015.3
「ダイワ・ベーシック・プログラム
(入社後2年間の基礎教育)」の拡充
「ベテラン層」の活躍支援
相続プランナー制度の導入

CFP®認定者の中から候補
者を選抜し、実践的な社内
研修などを行い、より高度な
専門性を有する人材を社内
資格認定
2016.6
CFP®認定者数(2016年6月末時点)
金融機関No.1
継続雇用制度の拡充

大和証券の営業職を対象に最長70歳ま
で勤務可能
研修プログラム・評価制度の導入

45歳以上対象の研修・認定制度を拡充
仕事と介護の両立支援策


介護時間・介護休暇・介護休職
ホームヘルパー補助金制度 等
* CFP・・・Certified Financial Plannerの略で、国際機関Financial Planning Board Ltd.のメンバーである日本FP協会が
認定する、ファイナンシャル・プランナーの最上位資格
24
Ⅳ‐2.【人材の重視】人事戦略 ~業界トップのクオリティへ~
女性の活躍支援・健康経営への取り組み


当社の取り組みが評価され、2年連続で「なでしこ銘柄」「健康経営」両銘柄へ同時に選定
2015年10月、「CHO(Chief Health Officer:最高健康責任者)」を設置し、健康経営の推進体制を一層強化
健康経営の推進
「女性」の活躍支援
女性支店長・管理職の増加(大和証券)
ワーク・ライフ・バランス推進、
女性活躍支援の取り組み
CHO(最高健康責任者)の設置

※ カッコは女性比率
 営業員再雇用制度
 勤務地変更制度
2005年3月
2016年6月
支店長
3名
22名
(18.6%)
 育児休職
管理職
77名
296名
(10.4%)
 所定時間外労働の制限・免除
健康経営のための組織体制整備
 配偶者転勤同行休職制度

 育児サポート休職
なでしこ銘柄:経済産業省が東京証券取引所と共同で、女性活躍
推進に優れた企業を選定 (2年連続選出企業:25社中14社)
健康経営銘柄:東京証券取引所の上場会社の中から、従業員等の
健康管理を経営的な視点で考えて戦略的に実践している企業を、業
種区分毎(1区分で1社)に選定 (2年連続選出企業:45社中23社)
「健康経営推進会議」の開催、「健康
経営推進課」(人事部内)の設置等
従業員へのインセンティブ制度導入
 保育施設費用補助
 結婚準備・ファミリー・デイ等のための
有給休暇取得の推進
等
2015年10月、CHO(Chief Health
Officer最高健康責任者)を設置

健康増進イベントや研修に参加した従
業員にポイントを付与

プラチナくるみん認定:厚生労働省
の認定マーク「くるみん」を取得した
企業のうち、より高い水準で次世代
の育成支援に積極的に取り組んで
いる優良な「子育てサポート企業」
として認定(選定企業:53社)
25
Ⅳ‐3.【社会への貢献】
証券ビジネスを通じた社会貢献
26
Ⅳ‐3.【社会への貢献】証券ビジネスを通じた社会貢献
社会の持続的発展への貢献 具体的な取り組み例
インパクト・
インベストメント
 2015年度個人向けインパクトインベストメント債券の国内
販売シェア56%と、「社会的責任投資」をリード
 グリーンボンド、ウォーター・ボンド、マイクロファイナンス・
ボンド、アグリ・ボンド、JICA債、中南米子育て支援債等
ヘルスケアREIT
 日本の高齢化社会にソリューションを提供
 社会インフラであるヘルスケア施設への投資に特化する
ことで、投資を通じて社会に貢献
メガソーラー発電事業
開発投資
 エネルギー事業への投資を通じて、エネルギー・インフラ
関連資産への投資機会を得るとともに、エネルギー供給
構造の転換など社会課題の解決に貢献
ミャンマー資本市場
育成支援
 2015年10月、国営ミャンマー経済銀行と合弁で設立した
ミャンマー証券取引センターが証券免許を取得
 2015年12月、大和総研、日本取引所グループ、国営ミャ
ンマー経済銀行の合弁会社が運営するヤンゴン証券取
引所が開所
27
Ⅳ‐3.【社会への貢献】証券ビジネスを通じた社会貢献
ミャンマー資本市場育成支援
大和証券グループが長年支援を続けてきたミャンマーで、
同国初の証券取引所であるヤンゴン証券取引所が開業
1996年5月
2014年1月
大和総研とミャンマー経済銀行との
合弁企業として「ミャンマー証券
取引センター(MSEC)」を設立
金融庁とミャンマー財務省が
「金融技術協力に関する覚書」を締結
2015年12月


ヤンゴン証券取引所が開業
MSECが証券免許を取得
2012年5月
2014年12月
2016年3月
大和総研、東京証券取引所グループ
(日本取引所グループの前身)、
ミャンマー中央銀行間で、証券取引所
設立および資本市場育成支援の協力
に関する覚書を締結
ヤンゴン証券取引所に係る
合弁契約を調印
ヤンゴン証券取引所の
取引が開始
28
Ⅳ‐4.【健全な利益の確保】
持続的な企業価値向上
29
Ⅳ‐4.【健全な利益の確保】持続的な企業価値向上
持続的な企業価値向上に向けた資本政策

『財務健全性の堅持』、『資本効率の向上』、『株主還元の強化』の最適バランスを図り、持続的な企業価値向上を目指す
資本効率の向上
財務健全性の堅持

国際金融規制強化に対応できる
資本・流動性を確保

格付の維持・向上に向けた財務
基盤を確立

いかなる環境下においても機動的
な成長投資を可能とする財務の
柔軟性を確保

厳格なリスクコントロールを継続
持続的
企業価値
向上

資本効率(ROE)を重視し、国内
外の成長性・収益性の高い事業
領域へ適切に経営資源を投入

事業ポートフォリオの拡充を通じ
てリスク分散を図り、資本コスト
低減を目指す
自己資本のイメージ
株主還元
の強化
株主還元の強化

持続的に収益力を高めていくことで安
定した増配基調を目指す

自己株取得については、経営環境・財
務状況・規制動向・株価水準等を総合
的に勘案し、検討
利益
積上げ
成長領域
への投資
FY2014
FY2015~
30
Ⅳ‐4.【健全な利益の確保】持続的な企業価値向上
財務健全性の堅持
 破綻した場合に金融システムに多大な影響を与え得る「D-SIBs ~国内のシステム上重要な銀行(金融機関)~」に金融庁が
当社を指定
 財務健全性の堅持、D-SIBに指定されたことなどを評価し、スタンダード&プアーズ(S&P)が長期カウンターパーティ格付を引き上げ
大和証券グループ本社
D-SIBs
国内の
システム上
重要な銀行
(金融機関)

大和証券グループ本社

野村HD

三井住友トラストHD

農林中央金庫
変更前
変更後
ムーディーズ・ジャパン
Baa1
Baa1
スタンダード&プアーズ・
レーティング・ジャパン
BBB+
格付投資情報センター
A
A
A+
A+
日本格付研究所
G-SIBs
グローバルな
システム上
重要な銀行
(金融機関)

三菱UFJFG

みずほFG
大和証券
変更前
変更後
A3
A3
スタンダード&プアーズ・
レーティング・ジャパン
A-
A
フィッチ・レーティングス・ジャパン
A-
A-
A
A
A+
A+
ムーディーズ・ジャパン

三井住友FG
A-
格付投資情報センター
日本格付研究所
31
Ⅳ‐4.【健全な利益の確保】持続的な企業価値向上
成長領域への経営資源の投入【国内】

コア事業である国内証券ビジネスにおいては、アセット・マネジメント部門や、証券ビジネスと親和性のある周辺地域への投資を実行
2006年9月
日の出証券を連結子会社化
2007年5月
アストマックスグループへの
出資拡大
2013年3月
リテラ・クレア証券を
連結子会社化
2015年10月
GMOクリックホールディングスの
株式(発行済株式の9.58%)を取得
2009年7月
ダヴィンチ・セレクト (現、大和リアル・
エステート・アセット・マネジメント)を
連結子会社化
2015年12月
ミカサ・アセット・マネジメントを連結子会社化
2014年11月
ミカサ・アセット・マネジメントへの資本参加
2011年3月
マネーパートナーズグループの
株式(発行済株式の6.12%)を取得
(直近保有比率18.75%)
2016年2月
IDIインフラストラクチャ―ズを
連結子会社化
32
Ⅳ‐4.【健全な利益の確保】持続的な企業価値向上
成長領域への経営資源の投入【海外】

アジアの有力金融機関との提携拡充・深化を通じ、アジアにおけるビジネスネットワークを強化
タイ
Thanachart Securities
2013年2月 業務提携
(タイ株リサーチ)
中国
フィリピン
中信建投証券
Development Bank of Philippines
2014年11月 業務提携
(中国IB・GM)
1995年3月 合弁会社設立
2015年11月 業務提携 (フィリピンIB)
ミャンマー
ベトナム
Myanmar Securities
Exchange Centre(MSEC)
(ミャンマー経済銀行とのJV)
Saigon Securities
2008年6月 資本業務提携
(ベトナムビジネス全般)
2016年2月 証券免許取得
2016年3月 取引開始
持分法適用関連会社へ
2016年4月 出資比率引き上げ
持分法適用関連会社へ
マレーシア
Affin Hwang Investment Bank
インドネシア
Bahana Securities
Australia and New Zealand
Banking Group
2013年9月 業務提携
(インドネシア株リサーチ・IB)
2014年2月 業務提携
(豪州・NZ M&A)
2013年12月 業務提携
(マレーシア株リサーチ)
2016年2月 出資に係る申請書提出*
持分法適用関連会社へ(予)
オーストラリア
ニュージーランド
* マレーシア中央銀行からの承認待ち
33
Ⅳ‐4.【健全な利益の確保】持続的な企業価値向上
株主還元の強化
 より一層の株主還元を図るため、2015年度より配当性向を「30%程度」から「40%程度」に引き上げ
40%
配当性向(%)
30%
34
Ⅳ‐4.【健全な利益の確保】持続的な企業価値向上
参考指標について

当社の配当利回り、ROEは、東証一部全銘柄平均と比較して相対的に高いパフォーマンスとなっている
ROE(株主資本利益率)比較
配当利回り比較
3.97%
4%
8%
4%
3%
3%
2%
9.5%
10%
5%
8.2%
7.5%
6%
1.94%
4%
2%
1%
2%
1%
0%
0%
東証一部全銘柄平均
大和証券グループ本社
(2015年度累計)
東証一部全銘柄平均
※東証一部全銘柄平均の配当利回りは、8月末時点の予想ベース
(2015年度累計)
(2016年度1Q年換算)
大和証券グループ本社
出所:東京証券取引所、日本経済新聞
35
Ⅳ‐4.【健全な利益の確保】持続的な企業価値向上
株主優待制度
保有株式 1,000株~2,999株
保有株式 5,000株~9,999株
株主優待品(2,000円相当) カタログから 1点
株主優待品(5,000円相当) カタログから 1点
保有株式 3,000株~4,999株
保有株式 10,000株以上
株主優待品(2,000円相当) カタログから 2点
株主優待品(5,000円相当) カタログから 2点
オリジナル壁掛けカレンダー
■ 2016年3月末 株主優待の商品例 ■
ご希望によりお届け(3月末株主優待時に実施)
2016年3月末株主優待より株主優待品カタログに
おける掲載商品数を大幅に拡充
24品
50品
株主優待制度の変遷
2002年3月末
とらや 羊羹
アサヒ ドライプレミアム

株主優待制度を開始
2008年3月末株主優待

カタログ制度を導入
当初のカタログ掲載商品数は16点
2010年9月末株主優待

保有株数に応じた株主優待区分を拡充
2016年3月末株主優待
サン・ダルフォー ジャム
南魚沼産こしひかり

カタログ掲載商品数を50点に拡充
※株主優待は、3月末と9月末時点の株主さま向けに実施しております
※株主優待品は毎回変わります
36
Appendix
37
Appendix
株価推移
大和証券グループ本社(8601)株価推移(2012年4月~2016年8月)
1,200
3,000
1,000
2,500
800
2,000
600
1,500
400
1,000
200
500
大和証券グループ本社(8601)【左軸】
TOPIX【右軸】
0
(円)
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
2016
年度
0
38
Appendix
IRサイト(株主・投資家情報)のご紹介
39
Appendix
ディスクロージャー誌、ビジネスレポート
統合報告書2016
(ディスクロージャー誌)
第79期 通期ビジネスレポート
40
41
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