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2015年度上期経営戦略の進捗状況
大和証券グループ 2015年度上期 経営戦略の進捗状況 2015年11月9日(月) 株式会社大和証券グループ本社 執行役社長 CEO 日比野 隆司 本資料は、2015年度第2四半期までの業績および今後の経営ビジョンに関する情報の提供を目的としたものであり、当社が発行する有価証券の投資を勧誘することを目的とした ものではありません。また、本資料は2015年11月9日現在で公表可能な情報に基づいて作成されております。本資料に記載された意見や予測等は、資料作成時点の当社の判 断であり、その情報の正確性、完全性を保証し又は約束するものではなく、また今後、予告なしに変更されることがあります。 2015年度 経営戦略の進捗状況 目次 Ⅰ - 2015年度上期総括 グループ連結業績概要 中期経営計画の進捗状況 ・・・・ 3 Ⅱ - リテール証券ビジネスにおける今後の展開 ・・・・ 17 Appendix 貯蓄から投資の進展 ・・・・ 20 2 Ⅰ- 2015年度上期総括 3 Ⅰ- 2015年度上期総括 グループ連結業績概要 大和証券グループ 2015年度上期連結業績 2015年度上期の連結純営業収益は2,782億円、経常利益は985億円、親会社株主に帰属する純利益は691億円 純営業収益 FY2014 FY2 0 15 (1H) ( 1H) 110,807 12 1 ,7 12 (百万円) リテール部門 ホールセール部門 経常利益 FY2014 FY20 1 5 (1H) (1 H) 35,219 42 ,2 0 6 前年度 同期比 9.8% 前年度 同期比 19.8% 85,977 9 5 ,6 42 11.2% 23,770 29 ,6 1 5 24.6% グローバル・マーケッツ 66,335 7 6 ,2 16 14.9% 18,264 25 ,7 9 9 41.3% グローバル・インベストメント・バンキング 19,642 1 9 ,4 26 -1.1% 5,506 3 ,8 1 6 -30.7% 26,664 2 7 ,5 63 3.4% 16,051 16 ,7 9 7 4.6% 4,002 5 ,9 46 48.6% 3,266 4 ,8 4 0 48.2% 252,654 27 8 ,2 42 10 .1% 83,944 98 ,5 6 9 1 7.4 % アセット・マネジメント部門 投資部門 連結 計 純営業収益 推移 経常利益 推移 154.6 160 122.4 130.1 140.2 139.3 純利益 FY2 01 5 ( 1H) FY2014 (1H) 71,465 6 9,18 3 純利益 推移 80 120 60 20 80 80 40 51.0 16 39.7 44.2 35.4 40 34.3 37.0 38.5 38.5 17 14 15 60 49.5 -3 .2 % 配当 推移 63.1 123.5 前年度 同期比 44.8 10 24.3 40 20 3Q FY2014 4Q 1Q 2Q FY2015 0 5 0 1Q 2Q 3Q FY2014 4Q 1Q 2Q FY2015 1Q 2Q 3Q FY2014 4Q 1Q 2Q FY2015 0 (円) 2Q (十億円) 1Q (十億円) (十億円) 0 20 中間 期末 FY2014 中間 FY2015 4 グループ連結業績概要 Ⅰ- 2015年度上期総括 株主還元の強化 「財務健全性の堅持」、「資本効率の向上」との最適なバランスを図りつつ、更なる株主還元を強化するため、配当性向を40%程度 に引き上げ 配当政策 当社は、利益配分を含む株主価値の持続的な向上を目指しております。 配当については、中間配当及び期末配当の年2 回を基本とし、連結業績を反映して半期毎に配当性向40%程度の配当を行う方針です。但し、安定 性にも配慮した上で、今後の事業展開に要する内部留保を十分確保できた場合には、自社株買い入れ等も含めてより積極的に株主への利益還元を 行う方針です。 ※2015年度(2015 年12 月支払い予定の中間配当)より適用 配当性向(実績) (%) 50.5% 42.1% 32.4% 配当性向(%) 37.8% 31.1% 17 30% 40% 17 16 14 12 1株当たり 配当金 (円) 35.5% 33.4% 17 3 FY2012 中間 FY2013 期末 中間 FY2014 期末 Passion for the Best “2014” (FY2012-FY2014) 中間 FY2015 期末 中間 Passion for the Best “2017” (FY2015-FY2017) 5 Ⅰ- 2015年度上期総括 中期経営計画の進捗状況 新中期経営計画(“Passion for the Best” 2017)の骨子 本格化する“貯蓄から投資の時代”の中で、業界トップのクオリティにより お客様を惹き付け、ベストパートナーとなる 2016年度 2017年度 “貯蓄から投資の時代”をリードする投資サービスの提供 基本方針①: クオリティNo.1の追求 幅広い投資家層のニーズに対応する商品・サービスプラットフォームの構築 資産運用力の強化 高度な専門性を有する人材プールの拡大 基本方針②: 顧客基盤・収益の飛躍的拡大 商品・サービスプラットフォームを梃子に幅広い投資家層へのアプローチを 強化 増大する投資ニーズを捉え、顧客資産・収益を飛躍的に拡大 企業価値向上に資するソリューションの提供 基本方針③: 新規産業の育成と企業の持続的成長に対する支援 次世代成長企業の発掘・育成と成長資金の供給 企業のグローバル化、M&Aニーズへのソリューション提供 数値目標 ① ROE: 10%以上 ② 固定費カバー率: 最終年度 75%以上 「 貯蓄から投資」 と「 企業価値向上」 の好循環 2015年度 6 Ⅰ- 2015年度上期総括 中期経営計画の進捗状況 中期経営計画の進捗(数値目標) ROE、固定費カバー率ともに中期経営計画目標の達成に向けて順調に推移 ROE:10%以上 固定費カバー率:最終年度75%以上 効率経営を重視した経営姿勢を明確化するため、ROEを目標数値 更に強靭な経営基盤の構築に向け、年平均4%の上昇を目指す に掲げる 投資家が求める水準、日本企業の平均水準、当社の実績を総合的 に勘案し水準を決定 純利益 自己資本 (単位:億円) (単位:十億円) ROE ROE (大和証券の繰越欠損金 の影響が無かった場合) 17.0% 1,800 ※安定収益: アセットマネジメント運用報酬(投資顧問報酬含む)、投信代理事務手数料、大和ネクスト銀 行運用利鞘、大和証券オフィス投資法人・純営業収益、大和リアルエステート・運用報酬、 SMA・FW運用報酬、信用取引金利、LMS金利等 18% 1,600 固定費 安定収益 (単位:十億円) (単位:十億円) 250 80% 68% 16% 62% 200 1,400 12.8% 12.8% 1,200 1,000 800 11.1% (年換算) 12% 70% 60% 45% 50% 10% 8.6% 40% 8% 6.3% 600 6% 400 4% 200 2% 0 0% FY2012 56% 14% 150 9.7% 固定費カバー率 FY2013 FY2014 FY2015 1H 100 30% 20% 50 10% 0 0% FY2012 FY2013 FY2014 FY2015 1H(年換算) ※FY2015より、従来固定費に含まれていた社会保険料を精緻化 7 Ⅰ- 2015年度上期総括 中期経営計画の進捗状況 幅広い投資家層のニーズに対応する商品・プラットフォームの構築① CFP・相続プランナー認定等の専門能力の取得推進、相続コンサルタント配置部店拡大によるコンサルティング力の向上、国内店舗ネット ワーク増加による顧客接点の拡大、コンタクトセンター等の活用を通じた営業時間の創出により、質・量両面での営業力を拡充 質・量両面での営業力拡充 CFP認定者数 555 590 国内店舗ネットワーク 新規開設店舗数 604 497 コンサルティング 力の向上 2013.3 2014.3 2015.3 顧客接点の拡大 2015.9 相続コンサルタント配置店数 営業時間の創出 営業時間の創出 コンタクトセンターの対応業務拡大 スマートフォン・タブレットの活用による訪問面談の 効率化 8 Ⅰ- 2015年度上期総括 中期経営計画の進捗状況 幅広い投資家層のニーズに対応する商品・プラットフォームの構築② ウエルスマネジメントでは、相続、事業承継ビジネスを中心とした取組みにより、財産・経営のシフトをサポートする商品・サービ スプラットフォームを拡充 FY2009 FY2010 FY2011 FY2012 FY2013 FY2014 FY2015 従来からのテーマ 海外 海外居住者(日系富裕層)、海外子会社に対する資産運用サービス等の提供 シンガポール口座サービスの 開始(2008年12月) 事業承継 日本M&Aセンターと の提携(2012年5月) WM部内に事業承継 コンサルティング室を新設 (2015年4月) 事業承継担当を全店設置 (2015年6月) アジアPB 日本M&Aセンターとの提携強化 オーナービジネスの拡大 相続トータルサービス申込件数増加への取組み 「相続トータルサービス」 開始(2012年1月) 相続 「プレミアムサービス」 「家族プラス」導入(2013年4月) 相続コンサルタント設置店舗拡大 CFP資格取得サポート強化 CFP認定者数金融機関 No.1(2014年5月) 「不動産仲介サービス」 開始(2011年9月) 相続コンサルタント設置 (2015年1月) 国内外富裕層からの 不動産投資ニーズへの対応強化 ラップ口座残高1兆円突破 (2014年12月) ラップビジネス 富裕層ラップ ラップビジネスへの注力 9 Ⅰ- 2015年度上期総括 中期経営計画の進捗状況 フィーベース型サービス・商品の拡充 ラップ口座サービス残高は1.4兆円に拡大。既存サービスのレベルアップと新サービスの導入を引き続き検討 マーケットが大きく変動する環境下において、長期分散投資の重要性を改めて訴求 ラップ口座サービス残高推移 商品・サービスの拡充 新たなラップ口座サービスの導入 社会貢献ラップの導入(6月) パフォーマンス向上に向けて、 投資先ファンドの入れ替え、信 託報酬率の見直し、新スタイル の投入を実施 新たなラップ口座サービス導入 に向けた検討を継続 株式投信提案に向けた提案資料の充実 提案資料の充実 保有商品全体の総合コンサル ティングを重視 顧客ニーズに応じた投信提案 (十億円) 10 Ⅰ- 2015年度上期総括 中期経営計画の進捗状況 証銀連携ビジネスモデルの進化① 貯蓄から投資のゲートウェイ機能である大和ネクスト銀行の預金を通じて、資産導入が拡大 クロスセル比率は47.6%に上昇し、グループ内における貯蓄から投資への動きが進展 円定期預金入金額の推移 クロスセル比率と買付商品内訳推移 ※クロスセル比率 = 累計クロスセル口座数 / 累計定期新規口座数 定期新規は口座開設から3ヶ月以内に円定期預入を行っているお客様を指す 200 180 円定期預入金額 160 外債 140 120 国内債 100 80 ファンドラップ 60 40 株式投信 20 0 1H 2H FY2012 1H 2H FY2013 1H 2H FY2014 1H エクイティ FY2015 (十億円) 11 Ⅰ- 2015年度上期総括 中期経営計画の進捗状況 証銀連携ビジネスモデルの進化② 大和ネクスト銀行開業当初のキャンペーン期間に口座開設した定期新規顧客の現状を検証 ※調査対象:大和ネクスト銀行開業当初のキャンペーン期間(2011年5月~11月)に開設した口座 口座当たりの顧客資産は、約1.3倍に拡大。クロスセルが進んでおり、足元では預金以外の資産が半分以上を占めている 定期新規顧客資産推移* *対象:大和ネクスト銀行開業当初のキャンペーン期間(2011年5月~11月)に開設した口座 預金以外 円定期 円普通 約1.3倍 顧客資産のうち、 預金以外の資産が 約55%を占める 2012.3 2015.9 12 Ⅰ- 2015年度上期総括 中期経営計画の進捗状況 資産運用力の強化(株式投信) 大和証券投資信託委託・大和住銀投信投資顧問への資金流入額は堅調に推移 アセット・マネジメント2社の運用残高は、相場環境の悪化により減少したが、引き続き業界最大規模を維持 大和投信・大和住銀 FY2005~FY2015年9月 運用各社公募株式投信(ETF除く)残高 公募株式投信(ETF除く)の資金流出入額(月平均) 12 150 大和AM 2社合計 大和投信 10 A社 大和住銀 120 大和投信 8 B社 90 6 60 30 0 FY2012 (十億円) 大和住銀 2 0 ▲30 C社 4 FY2013 FY2014 1H 2H 1H 2H 1H 2H 1H 2H 1H 2H 1H 2H 1H 2H 1H 2H 1H 2H 1H 2H 1H FY2015 4-9月 FY05 FY06 FY07 FY08 FY09 FY10 FY11 FY12 FY13 FY14 FY15 (兆円) 13 中期経営計画の進捗状況 Ⅰ- 2015年度上期総括 資産運用力の強化(不動産AM) 大和証券オフィス不動産投資法人(DOI)は、2015年6月に同投資法人初めてのグローバルオファリングを実施 不動産AM運用資産残高3社合計(上場・私募)は順調に拡大し、9月末には、5,370億円を超える水準まで拡大 運用パフォーマンスの向上、新たなソリューションの提供、新たな運用商品の組成等を通じ、不動産AMビジネスにおける安定収益 の拡大を目指す 2015年上期トピック 大和証券オフィス投資法人 (上場REIT: 8976) 運用資産残高:4,457億円 同投資法人初のグローバルオファリン グを実施し、242億円を調達 不動産AM運用資産残高 600 日本ヘルスケア投資法人 500 DOIグローバルオファリング概要 2015年5月20日 条件決定日 募集投資口 【国内】一般募集:19,545口、第三者割当:1,955口 【海外】海外募集:21,500(追加発行1,024口含む) 発行価格 583,050円 発行価額総額 24,248百万円(第三者割当増資含む) 大和レジデンシャル プライベート投資法人 (私募REIT) 日本ヘルスケア投資法人 (上場REIT: 3308) 運用資産残高:772億円 私募調達を実施、28億円を調達 運用資産残高:148億円 株主優待制度導入を発表 537 大和レジデンシャルプライベート投資法人 大和証券オフィス投資法人 477 379 400 311 323 2012.3 2013.3 300 200 100 0 2014.3 2015.3 2015.9 (十億円) 14 Ⅰ- 2015年度上期総括 中期経営計画の進捗状況 新規産業の育成と企業の持続的成長に対する支援(GIB) 日本企業のエクイティ調達意欲が高まる中、大型IPO、PO案件の獲得等により、リーグテーブルにおけるランキングが改善 一方、コーポレートガバナンス・コード導入による資本効率に対する意識の高まりを捉えたIBソリューションの提供も奏功 上期リーグテーブル エクイティ FY2013 FY2014 上期の大型主幹事案件 FY2015 拠点、部門を越えた連携によるソリューションの提供 (上期) PO 4位 2位 2位 国内CB 2位 - 4位 海外CB 2位 2位 1位 IPO 7位 5位 1位 REIT 4位 4位 3位 大型IPOの獲得 ファンド売出案件の獲得 大型PO案件の獲得 成長資金の獲得 デット (自社債除く) FY2013 FY2014 FY2015 <グローバルIPO> デクセリアルズ 調達額: 865億円 ジョイント・グローバル・コーディネーター <グローバルPO> 楽天 調達額: 1,898億円 単独グローバル・コーディネーター (上期) 普通社債 5位 3位 4位 財投機関債 2位 5位 4位 地方債等 2位 1位 1位 円建外債 1位 1位 5位 住宅金融支援機構 RMBS 5位 4位 1位 <ユーロ円CB> SANKYO 調達額:200億円 多様なニーズに対応する 単独主幹事 ファイナンススキームの提供 ミツミ電機 調達額: 200億円 (CB、M&A等) 共同主幹事 <クロスボーダーM&A> 三菱電機によるデルクリマ(伊)社買収 15 中期経営計画の進捗状況 Ⅰ- 2015年度上期総括 積極的なアライアンス戦略の推進 当社グループの事業基盤の補完・拡大に向けて、資本の投入も含めた様々な企業とのアライアンス戦略を推進 2015年10月30日、当社はGMOインターネットからGMOクリックホールティングス株式の9.58%を取得 大和証券グループとGMOクリックホールディングスグループは、業務提携を検討する旨の覚書を締結 両グループは経営資源を相互に活用し、お客様の利便性やサービスのクオリティ向上を実現することを目指す GMOクリックホールディングス株式の譲受 業務提携の狙い 当社が合計で20%を目途に追加取得することを継続協議 大和証券グループの強み GMOインターネット 協議 (Ticker:9449) 9.58%を取得 83.08% (譲渡後) 大和証券 グループ本社 強靭な 経営基盤 グローバルな 商品・サービス の提供力 富裕層 を中心とした 顧客基盤 100% お客様に選ばれる先進的な金融サービス GMOクリック ホールディングス 大和証券 の提供に向けた協力体制を構築 (Ticker:7177) GMOクリックホールディングスグループの強み 100% GMO クリック証券 100% FXプライム by GMO 当社グループと GMOクリックグループは、 業務提携について継続協議 高いシステム 開発力 FX世界No.1 の ポジショニング ※ 若年層 を中心とした 顧客基盤 ※GMOクリック証券プレスリリース(2015年8月)より 16 Ⅱ- リテール証券ビジネスにおける今後の展開 17 Ⅱ- リテール証券ビジネスにおける今後の展開 「貯蓄から投資の時代」のリテール証券ビジネス リテール証券ビジネスを取り巻く環境 2. アジア経済の成長 1. お客様ニーズ 若年層・退職者層を含む、幅広い投資家層 の資産形成ニーズの高まり 国際分散による中長期の資産形成の拡大 海外居住等、ライフスタイルの多様化 3. 技術革新の進展 アジア進出・資産投資の魅力の高まり 相対的に割安となった日本の株式・不動産 の魅力向上 AIやビッグデータの活用等、先端ICT技術 を金融分野において応用する動きの広がり FinTech企業の活発化 環境変化に対応するための重点テーマ ①資産管理型 ビジネスの拡大 ② アジア・ プライベート・バンキング・ ビジネスの拡大 ③ 先端ICT技術の活用 18 Ⅱ- リテール証券ビジネスにおける今後の展開 資産管理型ビジネスモデルの変化 お客様のマネーライフに寄り添うパートナーへ お客様の 20歳 30歳 成人・就職 結婚 収入 40歳 50歳 資産形成 住宅購入 60歳 被相続 収入トレンド 相続 ライフステージ 支出 株式 マイカー購入 結婚資金 債券 高度な専門性を有する人材 退職 退職金 相続 セカンドライフ 教育資金 住宅ローン頭 金 投資信託 70歳~ ラップ 預金 グローバルな商品・情報 NISA (積立投資) 401K 証券担保 ローン 相続トータル サービス 先端ICTを活用した サービスプラットフォーム 19 Appendix – 貯蓄から投資の進展 20 Appendix – 貯蓄から投資の進展 アベノミクス開始以降の資金循環統計の要因分析 個人金融資産:2012年9月末と2015年6月末の比較 株式・出資金 投資信託 現金・預金 債券 保険・年金準備金 その他 (兆円) 1,600 資産合計 1,515 1,400 1,200 1,000 425 33 838 400 200 0 (兆円) 100 1,717 80 +202.4兆円 (+13.4%) 保険・年金 +18.8兆円 (+4.4%) 債券 ▲7.1兆円 (▲21.4%) 60 444 保険・年金 +17.2兆円 (24.4%) 120 取引額要因 70.4兆円 (34.8%) 買い越し 40 20 0 -20 売り越し 26 -40 要因 分解 17.2 現金・預金 +54.7兆円 (77.7%) 54.7 投資信託 +21.8兆円 (31.0%) 21.8 -18.4 -6.9 株式・出資金 ▲18.4兆円 (▲26.2%) 調整額要因(時価変動) (兆円) 150 800 600 取引額要因(資金流出入) 現金・預金 +54.7兆円 (+6.5%) 投資信託 +42.1兆円 (+74.9%) 56 97 2012/9 株式・出資金 +85.3兆円 (+88.0%) (出所)日本銀行資金循環統計より大和証券グループ本社作成 893 120 時価要因 132.0兆円 (65.2%) 投資信託 +20.3兆円 (15.4%) 103.8 株式・出資金 +103.8兆円 (78.6%) 90 60 98 1.6 20.3 評価益 182 30 0 評価損 2015/6 -30 ※()内は各要因の構成比 21 Appendix – 貯蓄から投資の進展 「貯蓄から投資への胎動」の検証 ~日銀資金循環統計~ 家計のリスク資産(株式・投資信託)保有の推移(FY1979~) (兆円) 250 フローの推移(FY1980~) 15% (兆円) 15.0 株式 株式【左軸】 投資信託【左軸】 株式比率【右軸】 投信比率【右軸】 200 12% 10.0 投資信託 買い越し (資金流入) 150 9% 5.0 100 6% 0.0 50 3% -5.0 売り越し (資金流出) (年度) ※ 保有比率(株式比率、投信比率)は、個人金融資産残高合計に占める割合 (出所)日本銀行資金循環統計より大和証券グループ本社作成 -10.0 (年度) 1980 1982 1984 1986 1988 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 2014 0% 1979 1981 1983 1985 1987 1989 1991 1993 1995 1997 1999 2001 2003 2005 2007 2009 2011 2013 0 22 Appendix – 貯蓄から投資の進展 「貯蓄から投資への胎動」の検証 新しいお客様 ~当社顧客動向~ 新しい取引 新しい資金 新規顧客に占める49歳未満比率 新規顧客に占める50~60歳代比率 50% 45% 40% 35% 30% FY FY FY FY FY FY FY FY 08 09 10 11 12 13 14 15 新規に口座を開設されるお客様の年齢層は 直近1年間では株式累積投資やNISA 口座 大和ネクスト銀行開設以降に、定期預金で口 大きく変化を見せ、特に若年層・資産形成層 での積立投資といった資産形成層のニーズ 座を開設されたお客様の、有価証券購入比 の新規口座が拡大 に合致した商品・サービスが拡大 率は2013年度以降に急拡大 23 Appendix – 貯蓄から投資の進展 日本企業の成長投資と株主還元の拡大 日本企業によるM&A(In-Out)金額の推移 日本企業の株主還元の推移 (兆円) (兆円) 16 9.0 予想 自社株買い 8.0 配当金 14 7.0 12 6.0 10 5.0 8 4.0 6 3.0 4 2.0 2 1.0 ※2015年は9月30日時点 2015 2014 2013 2012 2011 2010 2009 2008 2007 2006 2005 (年) 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 0 0.0 (年度) (出所)Thomson One、東洋経済、QUICK、 アイエヌ情報センターより、より大和証券グループ本社及び大和証券作成 24 大和証券グループ本社 IR室 TEL: 03-5555-1300 FAX: 03-5555-0661 E-mail: [email protected] URL: http://www.daiwa-grp.jp/ir/ 25