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道路・交通の円滑化を図ります
作成日 平成 27 年度 基本施策評価シート 基本施策 E7 道路・交通の円滑化を図ります 対 象 施策の目的 (対象と意図) 意 図 道路や公共交通機関が 安全で快適に利用されている。 基本施策主管課名 土木企画課 関係課名 平成27年 5月15日 所属長名 松浦文昭 道路建設課、土木総務課、都市計画課、長崎駅周辺整備室、環境政策課 基本施策の評価 Cb 目標を一部達成しており、目的達成に向けて概ね順調に進んでいる 判断理由 ●「良好な道路ネットワークを形成します」については、以下の理由により着実に事業の進捗が図られている。 ・広域幹線道路である九州横断自動車道長崎大分線(長崎芒塚インターチェンジ~長崎多良見インターチェンジ) の4車線化工事や西彼杵道路の時津工区(日並郷~野田郷)が平成26年度から補助事業として新規採択されるな ど進捗が図られている。 ・幹線道路である都市計画道路滑石町線(横道工区)や主要地方道野母崎宿線(片峰橋)が完成し、国道499号 (栄上工区、岳路工区)等の改良事業についても進捗が図られている。 ・補助幹線道路である江平浜平線、中川鳴滝3号線、虹が丘町西町1号線及び新地町稲田町線等については、一 部の事業において用地取得の難航により次年度への繰越措置が必要となったが、概ね事業進捗が図られている。 ・JR長崎本線連続立体交差事業については、JR浦上駅の仮駅舎移転に続き、仮線工事及びJR長崎駅構内の車 両基地撤去工事に着手するなど、事業の進捗が図られている。 ●「公共交通の利便性や安全性の向上を図ります」については、以下の理由により概ね順調に進んでいる。 ・合併地区におけるコミュニティバスやデマンド交通、バス空白地域における乗合タクシー、離島航路については、 利用者の減少により本市の財政負担が拡大しているが、公共交通の維持、確保に向けた取組みにより利便性や快 適性の向上が図られている。 ・新大工町電停、諏訪神社前電停のバリアフリー化については、国において整備手法の検討が進められている。 ・市民主体によるノーマイカー運動が行われ、市民への浸透が図られた。 成 果 指 標 ※「⇧」は目標値を上回ることが望ましい指標、「⇩」は目標値を下回ることが望ましい指標 指 標 名 基準値 (時期) 主要地点間の通勤時間 帯の旅行時間(野母~ 中央橋) 69分 (22年度) 公共交通機関が利用し やすいと感じる市民の 割合 (市民アンケート) 57.5% (21年度) 区 分 ⇩ ⇧ H23 H24 H25 H26 H27 目標値 67 65 63 61 実績値 69 69 75 70 達成率 97.0% 93.8% 81.0% 85.2% 目標値 59.0 60.0 61.0 62.0 実績値 66.1 66.4 65.4 70.3 達成率 実績値 (※2) 112.0% 110.7% 107.2% 113.4% 76.2 79.0 60 63.0 実績値(※2)は、市民意識調査有効回答のうち、日常の主な移動手段にバス、タクシー、路面電車、鉄道(JR)を 利用する方からの回答を抽出し、補正したもの 今後の取組方針 ●良好な道路ネットワークを形成するため、九州横断自動車道長崎大分線の完全4車線化、長崎南北幹線道路、西 彼杵道路、長崎外環状線などの広域幹線道路の事業化をめざすとともに、国道34号(日見バイパス)、国道499号、 国道202号や都市計画道路滑石町線などの幹線道路、中川鳴滝3号線や新地町稲田町線などの補助幹線道路、さ らには、JR長崎本線連続立体交差事業の整備を推進する。 ●公共交通の利便性や安全性の向上を図るため、コミュニティバスや乗合タクシー等については地域の生活実態に 即した運行内容とするとともに、離島航路についても効率的で持続可能な運航について検討していく。 ●国道34号の新大工町電停、諏訪神社前電停のバリアフリー化については、早期実現に向け、引き続き、地元や関 係機関と協議・調整を図っていく。 ●国や県、関係団体との連携を深め、公共交通機関への乗り換えを促すノーマイカー運動やエコ通勤の推進に努め ていく。 2次評価(施策評価会議による評価) ●基本施策の評価「Cb」については所管案のとおり。 ●基本施策E7全体について、成果がよりわかりやすくなるよう、他の指標の設定を引き続き検討すること。 平成27年度 個別施策評価シート 個別施策 E7-1 良好な道路ネットワークを形成します 対 象 施策の目的 (対象と意図) 意 図 市民が 目的地まで迅速かつ安全・快適に移動している。 個別施策主管課名 土木企画課 所属長名 松浦 文昭 平成26年度の取組概要 ●広域幹線道路の整備促進 ・九州横断自動車道長崎大分線の内、暫定2車線区間である長崎インターチェンジ~長崎多良見インターチェンジ 間の4車線化の早期整備に向け、国に対して県、市で要望を行った。 ・東長崎地区におけるスマートインターチェンジの設置について、実現性調査を行った。 ・地域高規格道路長崎南北幹線道路及び西彼杵道路の整備促進に向け、協議会の組織拡充を行うとともに、国に 対して県、市で要望を行った。 ●幹線道路の整備促進 ・国道34号の日見バイパスの内、暫定2車線区間である新日見トンネルの4車線化の早期整備に向け、国に対し、 県、市で要望を行った。 ・国道34号(平間地区)、国道499号(栄上・岳路工区)、国道202号(福田地区)等の整備促進に向け、国や県に対 して協議会等で要望を行った。 ・計画・構想路線について、事業の選択と集中を図るため、将来交通量推計による幹線道路ネットワークの検証を 行い、整備効果の高い路線の選定や優先度の検証を行った。 ●補助幹線道路の整備 ・江平浜平線、中川鳴滝3号線、虹が丘町西町1号線及び新地町稲田町線などの路線について継続して事業を進 めた。 ・都市計画道路大黒町恵美須町線については、拡幅整備に向けた建物調査を実施した。 ●JR長崎本線の連続立体交差事業 ・仮線工事、高架施設の詳細設計、支障物件等移転工事等を実施した。 評価(成果) ●広域幹線道路の整備促進 ・九州横断自動車道長崎大分線(長崎芒塚インターチェンジ~長崎多良見インターチェンジ)は、平成30年度の完 成に向けて工事が進められ、事業の進捗が図られている。 ・東長崎地区におけるスマートインターチェンジの設置については、実現に向けた課題が確認された。 ・西彼杵道路の時津工区(日並郷~野田郷)は、平成26年度から補助事業として整備が進められている。 ●幹線道路の整備促進 ・国道34号(平間地区)、国道499号(栄上工区、岳路工区)、国道202号(福田地区)、主要地方道野母崎宿線、主 要地方道神ノ浦港長浦線、都市計画道路滑石町線等において、改良や交通安全対策等の事業の進捗が図られ、利 便性や安全性が向上した。 ・計画・構想路線について、将来交通量推計による幹線道路ネットワークの検証を行い、整備効果の高い路線の選 定や優先度が確認された。 ●補助幹線道路の整備 ・江平浜平線、中川鳴滝3号線、新地町稲田町線、虹が丘町西町1号線においては、早期完成に向け、改良工事 が進んでいる。 ●JR長崎本線連続立体交差事業 ・仮線工事、支障物件移転工事等が進められ、踏切などによる道路混雑の解消や事故防止などに向けた取組み が進んでいる。 成 果 指 標 指 標 名 主要地点道路混雑度 (横道) ※「⇧」は目標値を上回ることが望ましい指標、「⇩」は目標値を下回ることが望ましい指標 基準値 (時期) 2.09 (17年度) 区 分 ⇩ H23 H24 H25 H26 目標値 2.09 2.09 1.50 1.50 実績値 1.57 1.89 1.76 0.73 達成率 124.9% 109.6% 82.7% 151.3% H27 1.50 評価(問題点とその要因) ●広域幹線道路の整備促進 ・九州横断自動車道長崎大分線の4車線化は、長崎芒塚インターチェンジ~長崎多良見インターチェンジ間におい て、平成30年度完成に向け工事が進められているが、残りの長崎インターチェンジ~長崎芒塚インターチェンジ間は 未だ事業化されていない。 ・東長崎地区におけるスマートインターチェンジは、実現性調査により一定の整備効果が確認されたものの、他の スマートインターチェンジに比べ、事業費が大きいため、より高い整備効果が求められる。 ●幹線道路の整備促進 ・国道34号の日見バイパスは、新日見トンネル区間が暫定2車線区間がボトルネック状態のため、朝夕の交通渋 滞が常態化しており、交通事故も多発している。 ・長崎外環状線は、南部地区における災害時等の代替輸送路確保としても整備の必要性が高いものの、新戸町~ 柳田町間が事業化されておらず、整備の目途も立っていないことから、朝夕の交通混雑が著しい。 ●補助幹線道路の整備 ・補助幹線道路の整備については、国の予算確保と用地取得が難航し、事業が長期化している。 ●JR長崎本線の連続立体交差事業 ・一部用地取得が難航している。 今後の取組方針 ●広域幹線道路の整備促進 ・九州横断自動車道長崎大分線の4車線化は、長崎芒塚インターチェンジ~長崎多良見インターチェンジ間の早期 完成とともに、残りの長崎インターチェンジ~長崎芒塚インターチェンジ間の早期事業化に向け、引き続き、国に対し て県市で働きかけを行う。 ・東長崎地区のスマートインターチェンジは、整備実現のための課題解決に向け、引き続き、国や西日本高速道路 等と検討を行う。 ・長崎外環状線は、未整備区間である新戸町~柳田町間の早期事業化に向け、引き続き、県に対し働きかけを行 うとともに、県に対する協力の方法について検討を行う。 ●幹線道路の整備促進 ・国道34号の日見バイパスは、暫定2車線である新日見トンネル区間の4車線化早期実現に向け、引き続き、国に 対して県市で働きかけを行う。 ・その他の幹線道路の整備促進については、整備中路線の早期完成及び未着手路線の早期事業化に向け、引き 続き、国や県に対して協議会等で働きかけを行う。 ・計画・構想路線の内、整備効果の高い路線については、整備促進に向け、国や県と協議を行うとともに、働きか けを行う。 ●補助幹線道路の整備 ・市街地の交通混雑を解消するとともに、移動の迅速性・安全性・快適性の向上を図るため、引き続き、補助幹線 道路の整備を推進する。 ・都市計画道路大黒町恵美須町線については、支障物件の移転地確保が大きな課題となっていることから、隣接 道路や街区単位の整備を含めた検討を行う。 ●JR長崎本線の連続立体交差事業 ・連続立体交差事業は、道路混雑や踏切事故の解消、鉄道で分断されている市街地の一体化を図る効果が大き いことから、引き続き県市が連携し、事業の着実な整備を進める。 ・長崎駅周辺地区においては、新幹線及び土地区画整理事業と調整を図りながら進めていく。 個別施策進行管理事業シート № 事業名・担当課・事業目的・概要 (事業名) 【補助】道路新設改良事業 江平浜平線 【道路建設課】 【個別施策コード:E7-1】 区分 平成9~31年度 成果指標 事業進捗率(事業費ベース) 当該年度執行率 1 平成26年度 実施年度 目標値 (事業目的) 総事業進捗率 市街地整備の一環として取組んでいる「江平 地区まちづくり」の骨格を成し、同地区の生活 達成率 道路,防災道路として整備するとともに、市内 の慢性的な交通混雑の解消を図るため、整備 決算(見込)額 を行うものである。 (事業概要) 【事業期間】平成9~31年度 【総事業量】L=2,260m、W=9.75m 【総事業費】3,500,000千円 【事業費累計】2,012,803千円 平成25年度 53.7 % 59.7 % 52.8 % 57.5 % 98.3 % 96.3 % 121,575,510 円 163,090,000 円 80.5 % 67.6 % 事業の進捗を客観的に判断できる数値として、総事業費に占める事 業費累計の割合を事業進捗率とし、成果指標とした。 成果指標及 当該年度の予算を含めた事業進捗率を目標値とした。 び目標値の 説明 (取組実績) (取組実績) 工事L=270.0m、設計等業務委託 工事L=330.0mを実施した。 7件を実施した。 (成果・課題等) (成果・課題等) 江平、浜平両側より、工事を進め 良好な道路ネットワークの形成に たが、用地交渉の難航により工事 費、補償費54,000千円を繰越した 取組実績 向けて道路整備を図られている 、成果・課題 が、平成25年度は国の補助金の ため、当該年度執行率が低下し 内示減により、執行できる事業費 た。 等 が縮小したこと、併せて用地買収 今後は、早期完成に向け、交渉 費28,090千円を繰越したため、当 に注力し、事業の進捗を図る。 該年度執行率が低下した。 今後は、早期完成に向け、用地 買収の進捗が課題である。 (事業名) 【補助】道路新設改良事業 中川鳴滝3号線 【道路建設課】 実施年度 平成12~32年度 成果指標 事業進捗率(事業費ベース) 目標値 (事業目的) 総事業進捗率 中川・鳴滝地区内の幹線道路として、地区の 利便、防災等住居環境の向上に資すると共 達成率 に、地区に隣接する国道34号、県道昭和馬町 線の交通混雑の緩和を図るため整備するもの 決算(見込)額 である。 当該年度執行率 (事業概要) 【事業期間】平成12~32年度 【総事業量】L=1,200m、W=10~12m 【総事業費】4,100,000千円 2 【事業費累計】1,375,875千円 32.0 % 33.6 % 32.0 % 33.6 % 100.0 % 100.0 % 60,233,772 円 1.5 % 63,014,000 円 1.5 % 事業の進捗を客観的に判断できる数値として、総事業費に占める事 業費累計の割合を事業進捗率とし、成果指標とした。 成果指標及 当該年度の予算を含めた事業進捗率を目標値とした。 び目標値の 説明 (取組実績) (取組実績) 工事L=59.0m、用地買収200㎡、 工事L=180.0m、用地買収84㎡、 補償2棟を実施した。 補償1棟を実施した。 (成果・課題等) 取組実績 総事業費に占める平成25年度 、成果・課題 (単年度)の執行率は1.5%であっ た。 等 実施年度内での整備を行うた め、用地買収を進捗させなければ ならない。 ※達成率の計算方法 ・数値を増加させることが望ましい指標 : 実績値(総事業進捗率)÷目標値 (成果・課題等) 総事業費に占める平成26年度 (単年度)の執行率は1.5%であっ た。 実施年度内での整備を行うた め、用地買収を進捗させなければ ならない。 個別施策進行管理事業シート № 事業名・担当課・事業目的・概要 (事業名) 【補助】道路新設改良事業 清水町白鳥町1号線 【道路建設課】 (事業目的) 長崎拘置支所付近から西町踏切付近までの 区間においては、道路が狭あいであり、また交 通量が多いバス路線であるが、車両のスムー ズな離合や歩行者の安全が確保されていない 状況にある。 また、市道油木町西町線が開通したなか、市 道虹が丘町西町1号線の完成後においては、 交通量の増加による更なる交通混雑が予想さ れる。 このようなことから、当地区の円滑な道路交 通と安全な歩行者環境を確保するため、新設 3 道路を計画整備するもの。 【個別施策コード:E7-1】 区分 平成26年度 実施年度 平成23~32年度 成果指標 事業進捗率(事業費ベース) 目標値 22.2 % 34.9 % 総事業進捗率 19.2 % 32.0 % 達成率 86.5 % 91.7 % 決算(見込)額 当該年度執行率 199,282,634 円 229,777,000 円 75.5 % 81.2 % 事業の進捗を客観的に判断できる数値として、総事業費に占める事 業費累計の割合を事業進捗率とし、成果指標とした。 成果指標及 当該年度の予算を含めた事業進捗率を目標値とした。 び目標値の 説明 (事業概要) 【事業期間】平成23~32年度 【総事業量】L=430m、W=12.0m 【総事業費】1,800,000千円 【事業費累計】575,633千円 (事業名) 【補助】道路新設改良事業 虹が丘町西町1号線 【道路建設課】 平成25年度 (取組実績) 3地権者と用地の契約の契約、2 所有者と建物補償の契約を交わし た。 (取組実績) 市土木維持課の現場事務所の解 体工事及び建物2棟の移転補償を 行った。 (成果・課題等) 良好な道路ネットワークの形成に 取組実績 向けて道路整備が図られている 、成果・課題 が、平成25年度は、国の補助金の 等 内示減により、執行できる事業費 が縮小したことに併せ、権利者との 交渉に時間を要し、60,000千円を 繰越した。 今後は、早期完成に向け、国の 補助金等の予算確保とともに用地 買収の進捗が課題である。 (成果・課題等) 粛々と道路用地確保を進めてい るが、1棟交渉に時間を要したこと により、19,077千円を繰り越した。 今後は、早期完成に向け、國の 補助金等の確保とともに用地買収 の進捗が課題である。 実施年度 平成9~37年度 成果指標 事業進捗率(事業費ベース) 目標値 (事業目的) 総事業進捗率 市道油木町西町線より分岐し、虹が丘町まで の道路を新設することにより、慢性的な交通渋 達成率 滞を緩和するとともに、交通の利便性、防災機 決算(見込)額 能の向上を図る。 43.8 % 43.0 % 39.2 % 42.5 % 89.5 % 98.8 % 当該年度執行率 37.6 % (事業概要) 【事業期間】平成9~37年度 【総事業量】L=1,950m、W=10.0m 【総事業費】4,000,000千円 4 【事業費累計】1,701,100千円 91,500,000 円 133,600,000 円 87.9 % 事業の進捗を客観的に判断できる数値として、総事業費に占める事 業費累計の割合を事業進捗率とし、成果指標とした。 成果指標及 当該年度の予算を含めた事業進捗率を目標値とした。 び目標値の 説明 (取組実績) (取組実績) 橋梁下部工事用道路を整備し、 橋梁下部工工事を実施した。 L=780.0mの暫定整備を実施した。 取組実績 (成果・課題等) 、成果・課題 平成25年度は、国の追加内示に 伴い、平成26年度へ繰り越したた 等 め、当該年度執行率が低下した。 (成果・課題等) 良好な道路ネットワークの形成に 向けて道路整備が図られている が、橋梁上部工工事に向けて暫定 整備区間延長の進捗が課題であ る。 個別施策進行管理事業シート № 事業名・担当課・事業目的・概要 (事業名) 【補助】都市計画街路整備事業 新地町稲田町線 【道路建設課】 【個別施策コード:E7-1】 区分 平成25年度 平成26年度 実施年度 平成12~31年度 成果指標 事業進捗率(事業費ベース) 目標値 (事業目的) 総事業進捗率 既成の密集斜面市街地で上部方向への自動 車通行可能な道路が不足しており、交通・居住 達成率 環境の改善並びに震災や火災時の避難路とし 決算(見込)額 て、当路線の整備が望まれている。 69.1 % 70.7 % 66.7 % 68.7 % 96.5 % 97.2 % 当該年度執行率 47.8 % (事業概要) 【事業期間】平成12~31年度 【総事業量】L=400m、W=15.0m 【総事業費】4,100,000千円 【事業費累計】2,817,260千円 5 90,119,446 円 83,607,000 円 73.5 % 事業の進捗を客観的に判断できる数値として、総事業費に占める事 業費累計の割合を事業進捗率とし、成果指標とした。 成果指標及 当該年度の予算を含めた事業進捗率を目標値とした。 び目標値の 説明 (取組実績) (取組実績) 用地買収8筆、A=285.8㎡を実施 工事L=108.0m、用地買収A=75 した。 ㎡、建物補償1棟を実施した。 (成果・課題等) 良好な道路ネットワークの形成に 取組実績 向けて道路整備が図られている 、成果・課題 が、平成25年度は国の補助金の 内示減により、執行できる事業費 等 が縮小したため、当該年度執行率 が低下した。 今後は、早期完成に向け、国の 補助金等の予算確保とともに用地 買収の進捗が課題である。 (事業名) 【補助】都市計画街路整備事業 大黒町恵美須町線 【道路建設課】 実施年度 平成26~32年度 成果指標 事業進捗率(事業費ベース) 目標値 (事業目的) 総事業進捗率 本路線を整備することにより、多くの通過交通 や長崎駅周辺より発生する交通を円滑に処理 達成率 するとともに、周辺の幹線道路との連携により 決算(見込)額 健全な都市計画道路網を形成するため。 % 0.5 % % 0.4 % % 80.0 % 当該年度執行率 % (事業概要) 【事業期間】平成26~32年度 【総事業量】L=110m、W=26.25m 【総事業費】4,100,000千円 【事業費累計】17,232千円 6 (成果・課題等) 平成26年度は難航していた用地 交渉1件が解決し、下流側約100m の両歩道がほぼ完成した。 平成27年度は、車道部と約50m 分の歩車道の完成と併せて、残り の用地未解決部の交渉を進め、事 業進捗を図る。 円 17,232,000 円 82.1 % 事業の進捗を客観的に判断できる数値として、総事業費に占める事 業費累計の割合を事業進捗率とし、成果指標とした。 成果指標及 当該年度の予算を含めた事業進捗率を目標値とした。 び目標値の 説明 (取組実績) (取組実績) 平成26年6月に事業認可を取得 し、建物調査(1棟)を実施した。 (成果・課題等) 取組実績 、成果・課題 等 (成果・課題等) 平成26年度開始事業。 今後、事業の進捗を図るために は、移転対象物の代替地確保が 重要な課題であり、隣接地区を含 めた整備手法の検討が必要であ る。 平成27年度 個別施策評価シート 個別施策 E7-2 公共交通の利便性や安全性の向上を図ります 対 象 施策の目的 (対象と意図) 意 図 市民が 充実された公共交通機関を利用している。 個別施策主管課名 都市計画課 所属長名 中村 司 平成26年度の取組概要 ●公共交通機関の維持に対する取り組み ・合併各地区において、コミュニティバスやデマンド交通を運行した。 ・バス空白地域の5地区で乗合タクシーを運行した。 ・長崎~伊王島~高島間と池島~神浦間の航路の維持を図った。 ・コミュニティバスにおいて、運行内容の変更(ダイヤ)を行った。 ・コミュニティバス、乗合タクシーの利用促進のため沿線自治会へ運行内容の周知を図った。 ・長崎~伊王島~高島航路において、地元代表者、運航事業者、国、県、市で組織する「長崎県離島航路対策協 議会長崎市域分科会」を開催し、航路改善策の策定を行った。 ●公共交通機関の利便性向上と利用促進 ・新大工町電停、諏訪神社前電停において、バリアフリー化を推進するため、道路管理者等と協議、調整を図っ た。 ・公共交通機関への乗換えを促すため、県下一斉ノーマイカー運動と連携するなど、市民及び事業者へノーマイ カー運動の周知及び推進を図った。 評価(成果) ●公共交通機関の維持に対する取り組み ・コミュニティバスにおいては、利用者等の意向を取り入れダイヤ改正等を行うことで、利便性の向上が図れた。 ●公共交通機関の利便性向上と利用促進 ・道路管理者である国において、新大工町電停、諏訪神社前電停のバリアフリー化に向けた設計、検討が進めら れている。 ・市民主体によるノーマイカー運動が行われ、市民への浸透が図られるとともに、公共交通機関の利用促進を図っ た。 成 果 指 標 指 標 名 路面電車と路線バスの 市民1人あたりの年間 利用回数 ※「⇧」は目標値を上回ることが望ましい指標、「⇩」は目標値を下回ることが望ましい指標 基準値 (時期) 171.8 (21年度) 区 分 ⇧ H23 H24 H25 H26 目標値 172.6 174.1 175.7 177.3 実績値 166.5 164.5 161.7 163.8 達成率 96.5% 94.5% 92.0% 92.4% H27 179.0 評価(問題点とその要因) ●公共交通機関の維持に対する取り組み ・コミュニティバスや乗合タクシー、デマンド交通については、運行地区人口の減少などにより、利用者が減少して いる。 ・離島航路についても、島内人口の減少に加え、長崎~伊王島~高島航路では伊王島大橋の架橋、池島~神浦 航路では地元企業の撤退などにより、利用者が減少している。 ・長崎~伊王島~高島航路の使用船舶は、進水から26年が経過し老朽化が進んでいる。 ●公共交通機関の利便性向上と利用促進 ・国道34号の新大工町電停、諏訪神社前電停のバリアフリー化については、道路交通への影響が大きいことから、 交通管理者より、さらに広域的な交通対策を検討するよう求められている。 今後の取組方針 ●公共交通機関の維持に対する取り組み ・コミュニティバスや乗合タクシー、デマンド交通については、地域の生活実態に即した運行内容とすることを基本 に、利用実態調査などを行いながら、地元や事業者等と協議、調整を図る。 ・離島航路については、離島と本土を繋ぐ唯一の移動手段であることから、その維持、確保を図ることを基本に、利 用者の動向等を見極めながら、効率的で持続可能な運航について検討していく。 ●公共交通機関の利便性向上と利用促進 ・国道34号の新大工町電停、諏訪神社前電停のバリアフリー化については、早期実現に向け、道路管理者等の関 係者や地元住民と協議・調整を図っていく。 ・国や県、関係団体との連携を深め、公共交通機関への乗り換えを促すノーマイカー運動やエコ通勤の推進に努 めていく。 個別施策進行管理事業シート № 事業名・担当課・事業目的・概要 (事業名) 離島航路維持対策費 【都市計画課】 (事業目的) 離島航路の維持確保を目的とし、国、県、市 の補助制度に基づき運航事業者を支援する。 【個別施策コード:E7-2】 区分 平成25年度 平成26年度 実施年度 継続 成果指標 年間輸送人員(長崎~伊王島~高島航路) 目標値 200,000 人 210,000 人 実績値 234,246 人 209,318 人 達成率 117.1 % (事業概要) 81,703,416 円 長崎~伊王島~高島間の定期航路及び池島 決算(見込)額 ~神浦間の不定期航路の運航補助を行う。 離島地区の住民の利便性確保を 客観的に判断する指標として、長 崎~伊王島~高島航路の年間輸 成果指標・目 送人員を成果指標とした。 標値の説明 伊王島大橋架橋による影響を考 慮して、平成23年度より約3割の減 少を目標とした。 (取組実績) 運行回数 ・長崎~伊王島~高島航路:9往 復 ・神浦~池島航路:5往復 1 (成果・課題等) 取組実績 ・長崎~伊王島~高島航路: 、成果・課題 234,246人 ・神浦~池島航路:6,534人 等 25年度年間輸送人員は、24年度 (平成24年12月)で廃止されたパッ ク商品などの実績値に反映してい ない輸送人員が、通常乗船券に移 行した結果、前年に比べ微増して いる。 また、航路の維持、確保により住 民の利便性確保が図られた。 (事業名) コミュニティバス運行費 【都市計画課】 (事業目的) 合併各地区における住民の交通利便性の向 上を図る。 99.7 % 66,588,453 円 離島地区の住民の利便性確保を 客観的に判断する指標として、長 崎~伊王島~高島航路の年間輸 送人員を成果指標とした。 伊王島大橋架橋による影響を考 慮して、平成24年度より約1割の減 少を目標とした。 (取組実績) 運行回数 ・長崎~伊王島~高島航路:9往 復 ・神浦~池島航路:5往復 (成果・課題等) ・長崎~伊王島~高島航路: 209,318人 ・神浦~池島航路:6,981人 26年度年間輸送人員は、伊王島 大橋架橋による影響が続いてい る。 しかし、航路の維持、確保により 住民の利便性確保が図られた。 実施年度 継続 成果指標 年間輸送人員 目標値 136,000 人 132,000 人 実績値 131,267 人 137,165 人 達成率 96.5 % 103.9 % (事業概要) 72,420,614 円 75,854,941 円 合併各地区において、コミュニティバス及びデ 決算(見込)額 マンド交通の運行を行う。(合計9路線) 合併各地区における住民の利便性向上を客観的に判断する指標とし て、年間の輸送人員(全路線合計)を成果指標とした。 ・離島バス路線:伊王島線、高島線、池島線 成果指標・目 人口減少の中でも利用者数は前年度並みの実績を維持することを目 標値の説明 ・地域コミュニティバス及びデマンド交通:外 標とした。 海線、琴海尾戸線、香焼三和線、三和線、野 母崎線、デマンド交通(琴海区域) (取組実績) (取組実績) 2 ・離島バス路線:伊王島線(10 ・離島バス路線:伊王島線(10 便)、高島線(17便)、池島線(34 便)、高島線(17便)、池島線(34 便) 便) ・地域コミュニティバス及びデマン ・地域コミュニティバス及びデマン ド交通:外海線(21便)、琴海尾戸 ド交通:外海線(21便)、琴海尾戸 線(8便)、香焼三和線(8便)、三 線(8便)、香焼三和線(8便)、三 取組実績 和線(4便)、野母崎線(10便)、デ 和線(4便)、野母崎線(10便)、デ 、成果・課題 マンド交通(琴海区域)(最大24便) マンド交通(琴海区域)(最大24便) 等 (成果・課題等) (成果・課題等) 年間輸送人員:131,267人(9路線 年間輸送人員:137,165人(9路線 合計) 合計) ・目標を達成できなかったが、各 ・目標を達成できなかったが、各 路線の運行により住民の利便性向 路線の運行により住民の利便性向 上が図られた。 上が図られた。