...

歯科病院長 白川 哲夫 日本大学歯学部は駿河台 の一等地と言われる

by user

on
Category: Documents
142

views

Report

Comments

Transcript

歯科病院長 白川 哲夫 日本大学歯学部は駿河台 の一等地と言われる
平成26年7月15日
第 183 号
院と日本大学病院との距離は、この新病院では一気
に広がります。医科診察が必要になった患者さんに
歯科病院長
白川 哲夫
日本大学歯学部は駿河台
の一等地と言われる場所に
ついて、隣の病院をすぐ受診して、とは言えなくな
ります。また医科から歯科への紹介も、両病院間の
距離や移動方法を考えないわけにはいかなくなるで
しょう。
あり、周囲には高層のビル
平成26年度に厚生労働省が提示した医療分野の重
が建ち並んでいます。それ
点課題の中心は、医療機関の機能分化・強化と連携
らが比較的短いサイクルで
です。100年の歴史を刻もうとしている本歯科病院
新たなデザインの建物へと
は、歯科においては国内最高レベルと評価される病
姿を変え、街の雰囲気がそ
院でなくてはなりません。その要件として、日本大
の都度変化する様は、地方
学新病院をはじめとする医科の病院、ならびに一般
都市ではなかなか想像ができないことです。
の診療所との緊密な連携体制が整っている必要があ
病院エリアを含む歯学部の新校舎の設計はそろそ
ります。この容易ならざる課題について、まさに今、
ろ詰めの段階に入りましたが、それに先んじて日本
我々の創造力を駆使して取り組むことが求められて
大学病院
(新病院)
の外観がほぼ整いました。歯科病
います。
(教授 小児歯科学講座)
日本大学歯学部ホームページ:http: //www.dent.nihon-u.ac.jp/homej.html
桜 歯 ニ ュ ー ス
第 183 号
平成26年度歯学部開講式は4月8日
(火)
16時15分から全電通ホールにおいて、第1学年新入
生127名を迎えて挙行されました。
現大塚
平成26年7月15日
兵衛学長(元歯学部部長・生化学講座
教授)の任期満了に伴う次期学長の候補者選出が
行われ、日本大学学長候補者推薦委員会によって
推薦された現学長の大塚 兵衛氏が日本大学学長
越川憲明歯学部長
選出会議において選出され、6月13日開催の学部
より、
「学識の高さを
長会議及び理事会の議を経て正式決定しました。
目指して創設された
任期は平成26年9月1日から3年間です。
この学部で、学問を
とおして人間形成す
るという情熱を持っ
て6年間臨んでいくことを期待する。それには、物
越川憲明歯学部長の任期満了に伴う次期学部長
事を精密に見て真摯に考え、それを論理的にまとめ、
選挙が6月12日に実施されました。まず、学部長
把握するというプロセスを根気よく続けることが大
候補者選挙(有資格者は教授、准教授、専任講師、
事であり、6年間しっかりと研鑽を積んで、物事を
参事、参事補の119名)が行われ、学部長候補者と
科学的に見る力を養ってほしい。」との式辞があり
して越川教授、前野教授、米原教授が選出されま
ました。また、来賓を代表して青島裕後援会長が祝
した。米原教授が辞退したため越川教授、前野教
辞を述べられ、続いて学生会会長の須田駿一君(第
授が学部長候補者に決定し、同日の教授会にて学
6学年)が「歓迎の詞」を、新入生を代表して張替
部長選挙(会員総数32名)が行われ、日本大学学部
彩記子君が「誓いの詞」を述べました。
長選挙規程第5条の適応により、過半数の得票を
得た前野正夫教授が次期学部長に選出されました。
任期は平成26年9月1日から3年間です。
平成26年度大学院歯学研究科開講式は、新入生36
名
(うち社会人9名)
を迎え、越川憲明歯学研究科長
をはじめ関係教職員の出席のもと、4月9日
(水)
12時
須 田 駿 一 君
張 替 彩記子 君
(第6学年)
(第1学年)
30分から本学部4号館大会議室において挙行されま
した。厳粛な雰囲気の中、越川歯学研究科長からの
式辞、続いて、落合邦康研究担当からの祝辞があり
<新入生127名の内訳>
ました。新入生を代表して朝丘哲偉君が「誓いの詞」
男子65名
(51.2%)
、女子62名
(48.8%)
、現役75名
(59.1%)
、
既卒等52名(40.9%)、一般入学試験入学者75名(A方式61
名、CA方式5名、N方式9名)、校友子女入学試験入学
者27名、公募制推薦入学試験入学者3名、付属高校からの
推薦入学者22名
(A推薦1名、B推薦21名)
出身高校数98校:桐蔭、日本大学第一 各5、女子聖学
院 、成蹊、西武学園文理、日本大学 各3、佐野日本大学
中等教育、城西大学附属城西、世田谷学園、成東、青山学
院高等部、千葉日本大学第一、長崎日本大学、長野日本大
学、東洋、東洋英和女学院高等部、日本大学豊山女子、函
館ラ・サール 各2、 他79校
※高校卒業程度認定試験 2名
出身地30都道府県他:東京45、神奈川16、千葉8、埼
玉、福島 各6、静岡、宮城、長野 各4、栃木、群馬、
熊本、山形 各3、茨城、岩手、鹿児島、青森 各2、北
海道、秋田、山梨、岐阜、滋賀、富山、岡山、和歌山、島
根、愛媛、鳥取、長崎、福岡、その他 各1
を述べ、式終了後、修学及び研究等についてガイダ
ンスが行われました。
― 2 ―
平成26年7月15日
桜 歯 ニ ュ ー ス
第 183 号
梶原 美絵
臨床実習が始まり約3か月が経ちました。初めは
緊張で戸惑いもありましたが、段々と院内での生活
に慣れてきたと思います。私たちはこれまでの4年
間で、基礎系・臨床系の様々な講義や実習を通して
登院するために必要な知識を学んできましたが、実
際に診療で患者さんの口腔内を見て、先生方にご指
導していただくことでさらに理解を深めています。
また患者さんと先生方のやりとりを見聞きし、実際
に自分が患者さんに接することで、医療コミュニケ
ーションの大切さを実感する日々です。今は先生方
の診療を見学、介助し臨床を学んでいますが、後に
は自験症例として、私たち自身が患者さんにより密
接に関わる機会をいただきます。このような貴重な
機会を有意義なものにするためにも、今から各科で
の臨床実習に真摯に取り組みたいと思います。
慌ただしい毎日ですが、皆空き時間を見つけて臨
床実習で必要な知識を再確認するため、また1年半
後の国家試験に向けて勉強にも励んでいます。実習
や講義、試験と忙しいですが、同級生と気分転換を
しつつ、めりはりをつけて将来、良い歯科医療を提
供できるよう実りのある時間を過ごしたいと思いま
す。
(第5学年)
学務委員会
1.総合歯科学演習Ⅲ[総合歯科学演習]
(第6学年)
従前の成績評価点
(素点)
による評価から、総合計
点に対する得点
(正答率)
を成績評価表示
(S・A・B・C)
による評価に変更します。追試験は原則として行い
ません。ただし、やむを得ない事情により試験を欠
席した者には、欠席事由の妥当性等を学習指導委員
会委員長及び同副委員長が協議の上、当該学生の追
試験受験を認めます。再試験は行いません。総合計
点に対する得点
(正答率)
算出に当たり、出欠状況も
参考とします。
総合計点に対する得点(正答率)
100∼90%
89∼80%
79∼70%
69∼67%
66% 以下
合否判定
合 格
成績評価表示
S
A
B
C
不合格
2.歯科学統合演習Ⅳ[総合歯科学演習]
(第4学年)
共用試験 CBT 結果を成績評価表示によって評価
します。OSCE 結果も参考とします。CBT 本試験当
日に受験できなかった者及び本試験結果が合格基準
に満たなかった者には、共用試験 CBT の追再試験の
受験を認めます。なお、追試験受験者はA評価を上
限とし、再試験受験者はC評価を上限とします。
共用試験(CBT)結果(正答率)
100∼90%
89∼80%
79∼70%
69∼65%
64% 以下
合否判定
合 格
成績評価表示
S
A
B
C
不合格
3.専門総合特別講義Ⅲ
(第4学年)
共用試験 OSCE の結果を成績評価表示によって評
価します。なお、この成績評価表示を下記のポイン
ト値へ変換し、CBT 結果と併せて共用試験として進
級の可否判定を総合的に行います 。
共用試験
(OSCE)
結果
成績評価表示
CBTと併せて進級判定
する際のポイント値
≧ 90
S
4
≧ 80
A
≧ 75
≧ 70
≧ 60
― 3 ―
B
C
3
B1
2
B2
1
0
桜 歯 ニ ュ ー ス
第 183 号
修了式の日に指導医の先生が仰っていた「自分は
共用試験運営委員会
委員長
平成26年7月15日
中島 一郎
自分を主治医に選びたいと思うか、時々振り返って
ほしい」という言葉が印象的だった。自分は患者の
共用試験は、全国の医療系
立場になって物事を考えられているか、謙虚な気持
大学の学生を対象とした臨床
ちを忘れていないか、そんなことを考えさせてくれ
実習開始前の基本的な知識や
る言葉だと思う。こんな素敵な言葉を贈ってくださ
臨床能力を評価するシステム
った先生をはじめ、私を支えてくださった全ての方
です。同試験は Computer
への感謝の気持ちを忘れずに成長していきたい。
(本学卒業 歯科補綴学第Ⅰ講座 山口真奈美)
Based Testing(C B T)と
Objective Structured Clinical Examination
(OSCE)
から構成されています。前者は知識・問題解決能力、
後者は客観的臨床能力の試験です。CBT ではモデ
ル・コア・カリキュラムに沿った問題がコンピュー
タ画面上に出題されます。OSCE では臨床実習の内
容から実技課題が出題されます。本学部では、第4
学年の学生を対象に共用試験が行われます。試験の
成績は、進級判定資料となります。学生諸君は充分
試験に備えてください。
(教授 医療人間科学分野)
本病院の臨床研修は、初診から研修歯科医自身で
卒後教育担当
宮崎 真至
診査診断を行い、治療計画を立案し、治療を行って
いきます。研修歯科医としては、それらに対して多
本学部における歯科医師臨
くの不安や迷いが生じます。しかしながら、総合診
床研修は、国民から信頼され
療科の紙本科長をはじめ指導歯科医の先生方の適切
るとともにその信頼に応えら
な指導の下、充実した1年間の研修を修了すること
れるような高度な倫理観を持
ができました。今後の歯科医師人生にとって素晴ら
った第一線の歯科臨床医を育
しい第一歩になり、この経験を糧にして、患者さん
成することを目的としていま
に信頼される歯科医師として日々精進していこうと
す。さらに、専門性の高い歯
思います。
科医師を育成するにあたって求められる基礎的な知
識、技能および態度を身につけることで、生涯にわ
たって学習・研鑽し続ける習慣を培うことを実践す
るものです。
全研修期間を通して、総合診療科の専任教員が研
修の進捗状況と研修医のメンタルケアを考慮しなが
ら担任指導医として研修医を支援する体制が整って
います。これからの希望を抱く若き歯科医の方向性
を導くべく、知識だけではなく診療技術を身に付け
ることが可能な研修を提供するものと考えておりま
す。
(教授 歯科保存学第Ⅰ講座)
― 4 ―
(他大卒業 歯科保存学第Ⅱ講座 三竹 麻裕)
平成26年7月15日
桜 歯 ニ ュ ー ス
第 183 号
6月21日
(土)
13時からカリキュラム等改変に伴う
口腔保健と全身の健康シリーズ
(36)
説明会が行なわれた後、父母を会員とする歯学部後
6月7日
(土)
に「ストップ ザ イビキ ∼そのイ
援会総会が14時から開催されました。開催に先立ち、
ビキ歯科で治るかもしれません∼」と題し、口腔外
越川学部長、青島後援会会長より挨拶がありました。
科学講座の外木守雄特任教授を講師として、公開講
総会の議事である平成25年度決算及び事業報告、平
座が開催されました。当日は雨にもかかわらず、約
100 名の市民の方に参加していただきました。睡眠
と健康の関わりや無呼吸症候群に対する歯科的治療
成26年度の予算案及び事業計画案、役員選出に関す
る件等すべての案件が承認されました。また、学部
創設100周年を迎えるにあたり、新校舎・新歯科病
院の案内がされ、終了しました。その後行われた学
法について、わかりやすくユーモアに富んだ講演で、
年別懇談会では学年主任及びクラス担任より学生生
講演後も活発な質疑応答が行われていました。今後
活や今年度の予定等が報告されました。
も、歯科と全身の健康に関する情報を市民の皆様に
積極的に発信していく予定です。
4月19日
(土)
午後2時より、今年度の歯学部実験
動物慰霊祭が両国の回向院で執り行われました。曇
り空の少し肌寒いなか、教職員、大学院生、学部学生
ら百名余が参加。副住職より法話の後、心身に染わ
たる読経につづき、越川歯学部長、若松事務局長の指
名焼香と参列者の焼香が行われ、本学部の教育や研
生涯学習シリーズ(16)
究において使用された動物の冥福を祈りました。慰
霊祭を終えるにあたり越川歯学部長は、参列への御礼
平成26年度第1回生涯学習講演会のお知らせ
を述べ「動物実験は医学の発展に欠かせないもので
日 時:平成26年9月27日
(土)午後1:30∼
あるが、3R
(Replacement, Reduction, Refinement)
場 所:歯学部研修医講堂(2号館1階)
の配慮に加え、犠牲となった動物への感謝の気持ち
講演タイトル:
を忘れずに動物実験を行うことが大切である」と挨
拶されました。
がん患者の口腔ケアと医療連携 その2
がん患者における手術前後の口腔ケア
―医科歯科医療連携の実際―
演 者:助教 高橋 英俊
(東京医科大学 口腔外科学講座)
詳細は歯学部ホームページに掲載。
お問い合わせは庶務課(03−3219−8001)まで。
― 5 ―
桜 歯 ニ ュ ー ス
第 183 号
平成26年7月15日
宮嵜 健児
6月15日から25日まで米国 UCLAを訪問し、研修
桑田 文幸
を行いました。UCLAでは、教育・研究において実
日本大学とラオス保健科学
績を持つ日本人歯科医師の教授からお話を伺い、良
大学の協力によって遂行され
い学生を確保するための方策として、国家試験合格
ている日本大学学長特別研究
率の向上、学術的な名声や患者の評判の向上、臨床
の成果発表を目的として、本
のスーパースターの養成、他の歯科大学と違う特色
年3月に開催された国際シン
を示すこと、最終的には国民の目が重要になること
ポジウムに研究プロジェクト
を教わりました。このような貴重な体験を糧に、今
メンバーとして参画しました。
後の業務に役立てたいと思います。なお、今回の研修
ラオスはアジア地域での最貧国の一つで、日本の
本州に相当する国土に約570万人が居住し、中国、
にあたり、歯科補綴学第Ⅱ講座 准教授 月村 直樹
先生にご尽力を賜り、深く感謝申し上げます。
(主事 専門学校事務室)
ミャンマー、ベトナム、カンボジア、タイに囲まれ
た内陸国です。ラオスの5歳未満児の死亡率は高く、
平均寿命は男性59歳、女性63歳とのデータに示され
るように、健康教育や医療の供給システムの遅れな
ど深刻な問題点があり、保健医療分野の国際協力支
援が国民にとって重要な課題となっています。
日本大学歯学部と医学部では、2007年に文部科学
省の「国際協力イニシアティブ」教育拠点形成事業
に「口腔保健」のカテゴリーで地域保健・医療の構
築を課題とした教育プロジェクトとして採択され、
入舟 俊行
この事業を通じてラオス保健科学大学との学術交流
を推進して参りました。2014年度から、日本大学歯
平成26年度佐藤研究費海外派遣研修として、6月
学部、医学部および生物資源科学部の協力体制のも
15日から25日までアメリカを訪問し、研修を行いま
と、日本大学学長特別研究「遠隔医療システムを活
した。カリフォルニア大学ロサンゼルス校
(UCLA)
用したアジア基盤型 EBM 研究の構築」の研究活動
では、日本人歯科医師の教授から日本とアメリカの
の一環として遠隔医療システムをラオス保健科学大
大学管理運営の違いについてや、学外の視点から今
学に設置・導入し、遠隔医療システムによる医療各
後の日本大学歯学部の課題についてもお話しを伺い
種データの蓄積・分析、症例研究とデータベースの
ました。また、今回の研修ではアメリカの文化やア
構築、指導書等の作成を行っています。
メリカ人の価値観についても触れることができ、貴
このプロジェクトは、単に日本で培ってきた医学・
重な体験ができました。最後に今回の研修にあたり、
歯学研究をアジアの開発途上国へ普及するのではな
多くの方々にご支援いただいたことに深く感謝申し
く、むしろ途上国側の保健医療のニーズに対応した
上げるとともに、研修の経験を日常の業務に生かし
研究基盤を発展させることにあり、ラオス保健科学
ていきたいと思います。
大学は日本大学の教育研究支援のもとで東南アジア
地域の拠点形成を目指しています。プロジェクトメ
ンバーとしては、日本大学からラオスへの教育研究
技術の移転によって、アジア基盤型の保健医療の展
開モデルが構築されることを望んでいます。
今後、次世代の若手教育者が国際医療活動に貢献
することを期待しています。
(教授 基礎自然科学分野)
― 6 ―
(主事 庶務課)
桜 歯 ニ ュ ー ス
平成26年7月15日
第 183 号
落合 邦康
本田 雅規
平成22年に開始したプロジェクト「口腔感染を誘
3月に開催された日本再生医療学会に第2学年
(現
第3学年)学生を引率した。この学会は歯科と医科
因とする難治性全身疾患発症機序の解明と疫学調査
疫学調査研究班、歯周病と難治性全身疾患発症機序
の境界が無く、最先端の研究報告( i P S 細胞などの
幹細胞)が多いため、再生医療の現状を知れる。ま
た、医療全体の大きな世界を見ることができ、「医
学的歯学」の考えを培う場所ともなりうる。
を解析する基礎研究班および臨床応用を目的とする
学部学生にとって、学会への参加は戸惑いもある
予防・治療法開発班の3つの研究班からなり、既に
と思うが、学生の挑戦をサポートしていきたい。低
学年で学ぶ基礎学問は、最先端の研究の基礎となる
ことも理解してもらえるとうれしい。
(准教授 解剖学第Ⅱ講座)
拠点形成」
(代表 落合邦康教授)
の平成25年度研究成
果報告会が3月29日に本学で行われた。本事業は、
多くの成果を上げている。報告会には学内外の研究
者の報告に対し活発な討論が行われ、最終年度に向
け順調に進行していることが確認された。
(教授 細菌学講座)
5月18日
(日)
、歯学部大講堂において、日本大学
歯学会総会・学術大会が行われました。学術大会で
の発表演題数は特別講演1題と一般講演27題でした。
特別講演では口腔外科学講座 外木守雄特任教授が
筆者
(中央)と左から岡君、関本君、小泉君、石川君
「睡眠時無呼吸症候群に対する歯科の役割―特に顎
骨の移動に伴う気道容積の変化に関する研究―」を
発表されました。また、一般講演ではこれまで研鑽
した研究の成果を発表することで、若手研究者にと
って有意義な場となりました。
また、総会では平成25年度決算・平成26年度予算
を含む全案件が承認されたほか、奨励賞授与式が挙
行され、石井亮
(歯科保存学第Ⅰ講座)
、古宅眞由美
(歯科保存学第Ⅰ講座)、飯野正義(歯科保存学第Ⅰ
講座)及び五條堀孝廣(歯科保存学第Ⅲ講座)の大学
院生4名が受賞されました。
日本大学 アメリカンフットボール部
有輪 七海
5月初旬にスウェーデン・ウプサラで開催された
国際大学スポーツ連盟主催の世界大学選手権大会に
参加して参りました。今回の日本代表チームは各大
学から精鋭が集められており、優勝に期待がかかり
ましたが、メキシコに惜敗し準優勝となりました。
チームメイト、他国の選手から多くのことを学び、
良い刺激を受けました。これらをチームに還元し、
更なるレベルアップに努めます。このような機会を
下さった関係者の皆様に感謝します。 (第3学年)
スウェーデンチーム選手と
― 7 ―
第 183 号
桜 歯 ニ ュ ー ス
第1学年主任 宮崎 真至
去る4月19日に、本学部講堂において新入生校外
オリエンテーションⅡが開催されました。大学にお
ける新しい生活がスタートしたばかりの第1学年に
対して、「未来の自分を想像する」というテーマを
掲げ、学生相互の親睦を図るとともに医療系学部学
生としての自覚を促すための様々なプログラムが実
施されました。
まず、オリエンテーションの流れが説明され、そ
の後に本学部付属歯科病院の診療科についての説明
がありました。実感こそわかないものの、歯学部と
いう医療系大学の特徴がそれとなく理解できたよう
でした。その後、各グループに分かれて自分の将来
像を記入して、それに基づいてグループ内発表が行
われました。まだ、お互いに名前も知らないグルー
プ構成ではあったものの、互いを理解しあうことが
できた有意義な時間となりました。
グループで昼食をとった後に、午後からのプログ
ラムでは、
「私の歩んできた道」と題して、歯科医師
として活躍あるいは卒業したばかりの大学院生など
を交えて、それぞれの学部学生での生活、大学院に
おける研究、海外学会への参加や海外留学など、そ
れぞれの立場から貴重なお話を頂きました。その後
の懇親会は、軽食とジュースを手に、大講堂が笑い
と歓声に包まれながら和やかに時間が過ぎるととも
に、クラス委員4名と球技大会委員2名の発表もあ
り、これからクラス全員がまとまっていくという心
意気が感じられました。このオリエンテーションⅡ
を通して、クラスメートとしての絆が形成されると
ともに、仲間同士の繋がりを大切にしながら、6年
間の学生生活を楽しみ、互いに助け合うことができ
ことを期待します。
最後に、オリエンテーションⅡを企画・運営して
下さった新入生オリエンテーション準備委員会、モ
デレーターをしていただいた皆様に心より感謝いた
します。
(教授 歯科保存学第Ⅰ講座)
平成26年7月15日
第1学年 張替彩記子
少しずつ学校に慣れ、クラスやクラブで友達が出
来始める頃、オリエンテーションⅡが行われました。
まずはグループに分かれて自分の未来像を発表し合
いました。自分の未来像を考え伝える事により、自
分の目標を改めて見つめ直す事が出来ました。また、
友達の考えを聞き、より知り合えるところもあった
ので、とても良かったです。その後は、様々な分野
で活躍する先輩方のお話を聞きました。歯科医師と
言っても具体的な治療や診療科について分からない
事ばかりだったのですが、お話を聞いて、歯科の分
野がとても幅広いと言う事を知ることが出来ました。
最後には懇親会が行われ、みんなで楽しみ、交流を
深めることが出来ました。始まったばかりの大学生
活で、まだ分からない事も多く大変な事もあるとは
思いますが、精一杯頑張って行きたいと思います。
第1学年 南里 圭哉
クラスや新歓で友達ができ始めた時期に新入生オ
リエンテーションが行われた。午前中はくじ引きで
班決めを行うため、仲良くなった友達とバラバラに
なり、一回も話したことの無い人と班を組んで理想
の歯科医師を話し合うことになった。話したことの
ない人に自分の理想を話すのは恥ずかしかったが、
人に話す事で、より理想像が具体的になった。
午後はさまざまな分野で活躍されている先生方か
らお話を聞くことで、自分の知らなかった歯科医師
を知る事が出来、歯科医師の無限の可能性を実感し
た。その後に懇親会が行われ、これから共に学んで
いく仲間と交流して、友達を増やすことが出来た。
将来、歯科医師になれば、初めて会う人の治療を行
うことになる。このオリエンテーションを通して、
知らない人にも緊張せずにきちんとした対応してい
こうと決め、自主創造の精神でそれぞれの理想の歯
科医師に向かって歩んでいきたい。
― 8 ―
桜 歯 ニ ュ ー ス
平成26年7月15日
第 183 号
オピニオン
♪4月から1人暮らしを始めた。自由が増えた分、
♪ここでやっていることは∼、CBTとか∼、OS
色々なことに責任が伴うようになった。学校やクラ
CEで頻出なので∼よく復習しておくように…と言
ブから帰っても当然食事はなく、家中の掃除も全て
われ続けてあっという間に4年生。いよいよふざけ
自分でやらなければならない。しかし、これは自分
ている場合でなく、本当にCBTがやってきました。
を成長させる大きな機会でもある。これまでの甘え
合格ラインは上がって大変だけど、CでもBでもT
を捨て、自己管理をしっかりしたい。
でもなく、みんなでAとって進級しようぜ!
(4年 山田 慧太)
(1年 村上 舞華)
♪♪大学の生活が始まって1ヶ月が経った。周りの
♪♪新しくなった学部案内のクラブ紹介欄に載りま
人たちの顔も覚え始めている。日大歯学部はキャン
した。結構いい顔で写っていると思います。UNI
パスが無いが、都心に近いし大学の周りにも様々な
QLOでバイトしていて良かったです。顧問の先生
ものがあって非常に便利だ。ただ、家から遠いのが
の感想「持っているものはお箸か?」いいえ、先生。
少ししんどい。毎朝満員電車に押し込まれ、身動き
それはドラムのスティックです。「勉強とクラブの
が取れなくなる。でも一人暮らしはしたくは無い。
両立∼?出来てんのか」いいえ、先生。それは何と
だから家から通います。
(1年 仮谷 仁志)
もいえません。…さっ!今日も勉強、勉強♪
(4年 真下 瑤子)
♪今年は昨年と比べ、専門の知識が必要となる科目
が多くなり、少しずつ難易度が増しているように感
じる。とくに人体の器官や構造など、覚える情報が
増え、この先不安でいっぱいだが、1年生の頃に共
に助け合った仲間達と協力し、一歩ずつでも今後の
困難を乗り越えていきたいと思う。
(2年 岩
稜平)
♪♪2年生になると、クラブには新しく後輩ができ、
責任感が必要となる。私は優秀な先輩方の様にしっ
かりと後輩を引っ張っていけるか少し不安であるが、
「このクラブをして楽しい! もっとこのクラブをし
てみたい!」と思わせる努力から少しずつしていき
たいと思う。
(2年 柳澤 実波)
♪大学に入学して早くも5年が経ち、私の所属する
アメフト部に新入部員を迎える季節となり、入学当
初の自分を思い出してます。登院を迎え、手先不器
用で不安いっぱいですが、先生方のご指導を受け、
苦手分野を克服しオールマイティな歯科医師を目指
し、残りの学生生活を過ごしていこうと思います。
(5年 寺西麻衣子)
♪♪本年度はカリキュラムが一部変更となり、第5
学年の臨床実習と並行して国家試験の勉強を始めて
いかなくてはならない。クラブ活動においても上級
生として牽引していかなくてはならない立場となり、
精神面、身体面ともに厳しい1年となるが、残り少
なくなってきた学生生活を充実したものにするため
♪私は3度の飯よりもマジックが好きだ。大学では
に日々を大切に過ごしたい。 (5年 小島 史雄)
奇術部に所属し、新しいマジックの習得のため日夜
♪気がついたら最終学年となっていました。1年生
研究、練習に励んでいる。今年は多くの新入部員の
のころは6年生なんて遠いなぁなんて思っていまし
獲得に成功し、
マジックへの熱は益々強まるばかりだ。
たが、あっという間でした。国家試験を控えて、み
今は趣味程度だが、大学を卒業するまでに先輩・後
んな勉強に力を入れている姿を見ると正直焦るばか
輩、先生方から「三好は不思議の塊だ!」と言って
りですが、夢の歯科医師になるために地道に努力し
もらうのが私の目標だ。
(3年 三好俊太郎)
て行こうと思います。
(6年 江里口 栞)
♪♪1年生の頃から、2年生は今までと比べものに
♪♪最終学年も2ヶ月が過ぎ、授業、そして授業終
ならない程勉強が大変になると聞いていたが、実際
了後も6年生全員が国試試験に向かって勉強してい
それは自分の予想を大きく上回るものであった。そ
ます。クラブと勉強の両立は大変ですが、文武両道
んな1年間も忙しさに追われていたらあっという間
を貫き、有終の美を飾れるように、時間を有効活用
で、気がつくと3年生になっていた。今後は自分の
しながら一歩ずつ前進していきたいです。そして学
理想とする歯科医師像を思い浮かべつつ、仲間と共
年全員が笑顔で卒業式を迎えられることを目標に努
に前進していきたいと思う。 (3年 益戸 一穂)
力していこうと思います。
― 9 ―
(6年 寺岡 潤)
桜 歯 ニ ュ ー ス
第 183 号
学生会会長
平成26年7月15日
クラブ協議会会長 久津間 亮平
杉村 留奈
7月に入り、これから始まる
前期試験に向け、学生の皆さん
は一生懸命に勉強している頃だ
と思います。
学生会は各学年の代表者を中
心に構成され、定期的に皆さん
から集まった意見をまとめ、話し合いを行っていま
す。
今年度から大幅にカリキュラムなどが変更され、
数年前とは、大きく学生生活も変化を迫られている、
と感じる瞬間が増えてきました。このような時だか
らこそ自立心をもって文武両道を実践する校風を受
け継いで、
「やるときはやる!」日大生を目指してい
けたら、と思います。また、授業や実習などで忙し
い大学生活ではありますが、長いようで短い6年間
なので、たくさんの先輩、後輩、同学の仲間と出会
い、時間があるときは旅行などで見聞を深め、いろ
いろな事を吸収していってください! (第5学年)
第1学年の皆さんは大学生活
に慣れ、勉強、クラブ活動、友
達との交流と充実した日々を送
っていることだと思います。今
年も各クラブに多くの新入部員
が入部して、新たな刺激が加わ
り、より一層クラブ活動が活性
化されたように感じます。そして、いよいよ全日本
歯科学生総合体育大会の時期が近づいてきました。
日本大学歯学部は現在、2連覇中であります。王者
としての誇りを持ち、これまで支えてくれた人達へ
の感謝を忘れずに、各クラブにおいては日々の練習
の成果を出し切って欲しいと思います。結果はどう
であれ、クラブでの日々は必ず現在の皆さんを成長
させ、これからの皆さんの財産になると思います。
皆さんにとって最高の大会になって欲しいと思いま
す。
(第5学年)
【本学部参加部門の日程・会場】
部 門
開催日
開 催 会 場
硬 式 野 球 7/31∼8/6 五泉市営球場、城山運動公園
野球場、新発田市五十公野公
園野球場
∼冬期部門の結果と夏期部門に向け∼
硬 式 庭 球 8/4∼7
白子町テニスコート
ソフトテニス 8/1∼4
道立野幌総合運動公園テニス
コート
サ ッ カ ー 8/5∼9
太夫浜運動公園球技場、グランセ
ナ新潟サッカースタジアム、新発
田市カルチャーセンター、新潟聖
籠スポーツセンターアルビレッジ
大学日進学舎第一陸上競技場に
ゴ ル フ 8/5∼6
恵庭カントリー倶楽部
て行われ、優勝。
卓 球 8/4∼6
枇杷島スポーツセンター
スキー部門:3月12日から16日
バドミントン 8/5∼9
スカイホール豊田
に北海道歌志内市かもい岳スキ
バレーボール 8/5∼8
新潟市西総合スポーツセンター
体育館、黒埼地区総合体育館
バスケットボール 8/1∼5
亀田総合体育館、新潟市秋葉区総
合体育館、栄体育館、
下田体育館
アメリカンフットボール部門:3月17日から21日に
ボウリング 8/3∼6
岐阜グランドボウル
新潟県鳥屋野球技場にて行われ、2位。
柔 道 8/2∼3
岐阜メモリアルセンター
<夏期部門へ向けて>
剣 道 8/2∼3
守口市民体育館
いよいよ夏期部門が始まろうとしています。冬期
空 手 道 8/3
鶴見大学体育館
部門が前年度同様良い流れでバトンタッチをしてく
少林寺拳法 8/3
愛知学院大学日進キャンパス
スポーツセンター
日 本 拳 法 8/2∼3
ボディメーカーコロシアム
歯学体正評議委員 西原 宏軌
<冬期部門結果>
ラグビーフットボール部門:昨
年12月26日から30日に愛知学院
ー場にて行われ、男子団体1位、女子団体1位で、
総合優勝。
れました。夏期部門に出場されるクラブの皆さんは
1人1人が自分の役割を見つけ、部員全員で「熱
い!」デンタルにしていきましょう。その姿勢がき
アーチェリー 8/1∼3
ヤマハリゾートつま恋
陸 上 競 技 8/9
広島県総合グランドメインス
タジアム
水 泳 8/9∼10
鹿児島市新鴨池公園水泳プール
ヨ ッ ト 8/3
葉山港
っと本学の歯学体総合3連覇へと結び付くと思いま
す。夏期部門の皆様、ご健闘をお祈りしています。
(第5学年)
― 10 ―
桜 歯 ニ ュ ー ス
平成26年7月15日
第 183 号
平成26年度 クラブ部員数一覧表
体 育 部 (544名)
アイスホッケー部
23名
水 泳 部
19名
アメリカンフットボール部
24名
ソフトテニス部
25名
合
気
道
部
12名
卓 球 部
13名
空
手
道
部
3名
日 本 拳 法 部
20名
剣 道 部
27名
バスケットボール部
36名
硬 式 庭 球 部
47名
バドミントン部
33名
硬 式 野 球 部
32名
バレーボール部
21名
ゴ
部
25名
ボ ウ リ ン グ 部
19名
サ ッ カ ー 部
42名
ヨ
自
ル
ト
部
8名
8名
洋 弓 部
28名
柔 道 部
7名
ラ グ ビ ー 部
18名
少 林 寺 拳 法 部
4名
陸 上 競 技 部
13名
29名
サ ー フ ィ ン 部
8名
キ
車
ッ
部
ス
動
フ
ー
部
奇術部主将
山 貴之
奇術部はエンターテイナー性の高い手品を皆さん
に楽しんでいただけるよう日々トレーニングに励ん
でいます。普段はトランプや小道具を用いたテーブ
ルマジックと話術を練習しており、時には他大学と
の交流やプロの実演を見るなど、活動はアクティブ
です。新1年生を迎え入れ、クラブ活動はさらに活
気づいてきました。
桜歯祭ではテーブルマジックやステージマジック
を行います。日頃の練習や夏合宿の成果をお見せで
きる機会ですので、是非お立ち寄り下さい。
(第4学年)
文 化 部 (191名)
奇 術 部
軽
音
楽
9名
東洋医学研究部
18名
部
35名
美 術 部
17名
茶 道 部
11名
無 線 部
15名
写 真 部
47名
ワンダーフォーゲル部
14名
生 物 部
25名
*部員数は平成26年度歯学部学生のみ
球技大会実行委員長 小笹 佳奈
球技大会が終わり徐々に夏を感じる季節になって
きました。今年の球技大会も大変な盛り上がりを見
せたと思います。
当初は、委員長という大役が自分に務まるのか正
直不安しかありませんでした。それでも、先生方や
学生課の方々、実行委員をはじめ大勢の方々のご協
力により、球技大会は大成功に終わることができま
した。本当に感謝しています。
今回で2年連続の屋内での開催は、出場者と応援
する人の距離が近く、仲間の絆をより深めることが
できたと感じました。
球技大会を楽しい思い出の1つとして、皆さんの心
の中に残していただけたら嬉しいです。
(第5学年)
空手部主将 菅野 浩平
空手道部は春と秋にある医科歯科大会と、夏のデ
ンタルに向け週2回、学校の道場で稽古に励んでい
ます。現在、新入部員を含めて部員はわずか4名し
かおりませんが、師範をはじめ顧問・監督の先生並
びに OB・OG の先輩方に支えていただきながら互い
に技を磨き一致団結し、時には他校の空手道部と合
同練習もしています。
少人数ながらも活気のあるクラブにしていくため
に、部員一同で日々精進していきたいと思います。
(第5学年)
― 11 ―
第 183 号
桜 歯 ニ ュ ー ス
****
開催日時
第1回 6月28日
(土) 10:00∼14:00(終了)
第2回 7月26日
(土) 10:00∼14:00
第3回 8月23日
(土) 10:00∼14:00
第4回 9月28日
(日) 10:00∼14:00
第5回 10月25日
(土) 10:00∼13:00※
※学部祭
(桜歯祭・NU 祭)
と同時開催
会 場
日本大学歯学部4号館 3階 第3講堂
5階 大会議室
実施内容
☆第2・3・4 回
全体説明会
(歯学部紹介)10:15∼10:45
模擬授業:10:45∼11:15(予定)
校内見学、資料配布、学部要覧・シラバス等の閲
覧、過去問題の閲覧、個別進学相談・先輩との対
話
(2
・
3回のみ)
☆第 5 回 ※学部祭
(桜歯祭・NU 祭)
と同時開催
全体説明会
(歯学部紹介)10:15∼10:45
資料配布、学部要覧・シラバス等の閲覧、過去問
題の閲覧、個別進学相談
平成26年7月15日
附属専門学校から
****
平成26年の3月には卒業生全員が歯科技工士国家
試験に合格し、4月には新たな学生を迎えいれ新学
期のスタートは新入生28名、2学年20名、3学年16
名となりました。
新入生は4月25日には㈱ジーシー・コーポレート
センターを訪問し最新歯科事情に触れ、自身の歯科
技工士として将来に夢を膨らませたものと思います。
また、授業では CAD/CAMを取り入れたジルコニ
アクラウンの製作等、最新歯科技工を体験しながら
将来の歯科技工士界の仕事や役割を想い、勉学に励
んでいます。
★予約不要。入退場自由です。ご来場をお待ちしております。★
《歯科技工専門学校》
開催日時
第1回 6月21日
(土) 10:00∼13:00(終了)
第2回 7月26日
(土) 10:00∼13:00
第3回 8月23日
(土) 10:00∼13:00
第4回 9月4日
(木) 18:00∼21:00※1
第5回 9月13日
(土) 10:00∼13:00
第6回 10月25日
(土) 10:00∼13:00※2
第7回 11月27日
(木) 18:00∼21:00※1
第8回 平成27年1月29日
(木) 18:00∼21:00※1
第9回 2月19日(木) 18:00∼21:00※1
会 場 日本大学歯学部1号館 ほか
内 容 専任教員等スタッフによる個別進学相談・
2015年度入学案内配布・過去問題・授業計画
(シ
ラバス)
等の展示・校内施設見学
(技術体験・製作
物の展示)
、第4・7・8・9回は講義及び実習を実施 ※1 第4・7・8・9回のみ事前申込必要。
(de. ts @ nihon-u. ac. jp)
※2 学部祭
(桜歯祭・NU 祭)
と同時開催
個別相談・学校見学のみ実施
《歯科衛生専門学校》
開催日時
第1回 6月21日
(土) 10:00∼13:00(終了)
第2回 7月26日
(土) 10:00∼13:00
第3回 8月23日
(土) 10:00∼13:00
第4回 9月13日
(土) 10:00∼13:00
第5回 10月25日
(土) 10:00∼13:00※1
会 場 日本大学歯学部1号館 ほか
内 容 体験学習の実施(各開催日 1 回のみ11:00∼)
専任教員等スタッフによる個別進学相談
2015年度入学案内配布・過去問題・授業計画
(シラ
バス)
等の展示・校内施設見学
※1 学部祭
(桜歯祭・NU 祭)
と同時開催
個別相談・学校見学のみ実施
新入生45名が入学し、第2学年40名、第3学年31名
で平成26年度が始まりました。第1学年は、入学して
間もない頃はこれからの学校生活に不安を抱えてい
る様子でしたが、今は毎日笑い声が教室に響いていま
す。第2学年は、秋から始まる臨床実習に向けて歯科
衛生士としての自覚が強くなってきたようで、授業や
実習中の表情が凛としてきました。第3学年は各自の
研究が始まり、日々指導教員と相談をしながら試行
錯誤を繰り返しています。また、国家試験に全員が
合格し、笑顔で卒業を迎えられるよう、目標に向か
ってクラスの絆がより深くなりました。
― 12 ―
桜 歯 ニ ュ ー ス
平成26年7月15日
平成26年度も引き続き、下記のとおり電力需要抑
制取組みを実施します。御理解、御協力の程よろし
くお願いいたします。
主な取組み
・照明の間引きと不在教室等の照明の消灯
・エアコンの設定温度の適正化と集中管理
・パソコンの省電力モードへの切替えと不在時
の電源オフ、スリープモード化
・教職員のクール・ビズの励行
News Plus 第 183 号
★定期健康診断
5月14日∼15日、本学部生および専門学校生を対
象として、内科検診、胸部X線間接撮影、尿検査、身
長・体重測定、歯科検診(学部1年生のみ歯周病検
診有)
が実施され、ほぼ100%に近い受診率であった。
★夏期期間中
(7/19∼9/12)
の事務取扱等
学部事務取扱時間:9:00∼17:00
図書館開館時間:7/22∼7/30・8/1∼8/15 9:00∼17:00
8/18∼8/22・9/8∼9/12 9:00∼19:00
8/25∼9/5 9:00∼21:00
※7/31図書館業務研修会のため休館、土・日休館
付属歯科病院:9:00∼17:00
なお、夏期期間中の土曜日は休業となります。
☆大木一三先生に瑞宝中綬章
春の叙勲で大木一三名誉教授
が瑞宝中綬章を受章され、伝達
式が5月13日に行われました。
大木名誉教授は本学部の出身
で、昭和48年本学部教授(歯科
補綴学第Ⅱ講座)に就任。平成
16年9月名誉教授。本学部にお
いて教育、研究、臨床に従事し、特に歯科補綴学に
おいて、局部床義歯学、スポーツ歯科学の分野で多
大な貢献をされました。
附属歯科技工専門学校校長、付属歯科病院病院長、
学校法人日本大学評議員などの要職を努め、学生教
育の充実・向上や専門学校、歯科病院、日本大学の
管理運営に尽力されました。研究活動においては、
特に部分欠損の修復、整復と義歯不適合時に使用す
る義歯床適合材の改良、スポーツ歯科学ではスポー
ツデンティストの認知及びマウスガード使用の啓蒙
活動などがあげられます。
永年にわたり専門領域で優れた研究実績をあげる
とともに、多くの人材を育成され、学問に対する厳
しい姿勢と深く広い学識は、歯科医学関連の学会な
らびに教育界の指導者として多くの人の等しく認め
るところであり、わが国の歯科医学に関わる学術の
進歩と教育の充実発展に寄与した功績が高く評価さ
れたものです。歯学博士。79歳。
★クラブ顧問会議
第1回会議が6月17日に開催され、課外活動(ク
ラブ活動等)に関する取扱いについての報告がされ
た。クラブ顧問が部員学生の授業出席状況や成績状
況を把握した上で、不良者に対して教育的指導や活
動制限等を行うこととなった。また、国家試験を控
える第6学年については、原則として合宿や大会へ
の参加を認めないなど、学年により別途規制を設け
ることとなった。
― 13 ―
Fly UP