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179号 - 日本大学歯学部
平成25年7月15日 第 179 号 カリキュラムの一部見直しを検討 学務担当 前野 正夫 本学部の進級の要件は、 おける各学年評価点との関係でも、70点未満で進級し た学生に国試不合格者が多いことが判明しています。 特記すべきことは、この関係がすべての学年で高い 相関性を示したことです。つまり、現行のカリキュ ラムに沿って入学時から70点以上の学年評価点を得 学年評価点60点以上かつC る学修を継続すれば、進級はもとより国試にも高い 以上の成績評価表示を得る 確率で合格できることを意味しています。しかし、 ことと定められています。 現実にはスレスレで進級する学生が少なくありませ 昨年度は休学を除く40名の ん。年度始めの学力チェック試験結果をみても、 下位 学生が成績不良で原級に留 で進級した学生が事前に配布した問題集を基に春休 まり、内34名が第1・2学年 み中に努力したとは言い難い現状です。このような 生でした。学習指導委員会 学生を如何に勉強させるのかが大きな課題です。学 が毎年公表している第6学年の総合歯科学演習の成 務委員会では、下位に低迷する学生の学習意欲向上 績と国家試験 (国試) の合否との関係では、同演習で を目指して、第4学年の共用試験 CBT だけでなく、 65点未満の学生はきわめて高い確率で国試不合格に 各学年に成績評価表示による総合的な教科を配置す なっています。学務委員会が分析した第1∼5学年に る方向で現在検討しています。 (教授 衛生学講座) 日本大学歯学部ホームページ:http: //www.dent.nihon-u.ac.jp/homej.html 桜 歯 ニ ュ ー ス 第 179 号 平成25年7月15日 出身高校数120校: 歯学部開講式 秀明6、土浦日本大学3、茨城、海城、熊本マリス 平成25年度歯学部開講式は4月8日 (月) 午後に全電通ホールにおいて、第1学年新入生119 名を迎えて挙行されました。越川憲明歯学部長は式 辞で、失敗を恐れてはいけない、人は失敗の数だけ 成長するので、臆することなく果敢に挑戦をしても ト学園、作新学院、駿台甲府、聖心女子学院高等、 跡見学園、東洋英和女学院高、福島成蹊、目白研心、 千葉日本大学第一、日本大学鶴ヶ丘、日本大学三島、 日本大学第一 各2、他81校 ※高校卒業程度認定試験1名 出身地29都道府県: らいたい。在学中に、生涯の友を見つけ、尊敬でき る師と巡り会い、いろいろなことに興味を抱いて挑 東京41、埼玉11、茨城7、静岡6、栃木、群馬、千 戦することが大切と説きました。また、来賓を代表 葉、神奈川 各4、北海道、福島、山梨 各3、山形、 して青島裕後援会長が祝辞を述べられ、続いて学生 新潟、大阪、福岡、熊本、各2、岩手、秋田、宮城、 会会長の佐藤怜君(第6学年)が「歓迎の詞」を、新 入生を代表して岩 稜平君が「誓いの詞」を述べま した。 長野、愛知、岐阜、富山、石川、京都、三重、和歌 山、兵庫、広島、山口、香川、高知、愛媛、佐賀、 鹿児島 各1 大学院歯学研究科開講式 平成25年度大学院歯学研究科開講式は、新入生34 名 (うち社会人7名) を迎え、越川憲明歯学研究科長 をはじめ関係教職員の出席のもと、4月9日 (火) 12 時30分から本学部4号館大会議室において挙行され ました。厳粛な雰囲気の中、越川憲明歯学研究科長 からの式辞があり、続いて、岩田幸一研究担当から の祝辞と新入生を代表して安川拓也君が「誓いの詞」 を述べました。式終了後、修学及び研究等について ガイダンスが行われました。 佐 藤 怜 君 (第6学年) 岩 稜 平 君 (新入生) <新入生119名の内訳> 男子62名(52.1%) 女子57名(47.9%) 現役73名(61.3%) 既卒46名(38.7%) 一般入学試験入学者82名 (A方式75名、 CA方式7名) 、 校友子女入学試験入学者22名、付属高校からの推 薦入学者15名(A推薦1名、B推薦14名) ― 2 ― 平成25年7月15日 桜 歯 ニ ュ ー ス 登院式を終えて 第 179 号 共用試験について 鎌塚 真 院内実習がはじまり、早いもので3ヶ月が経とう としています。4月の登院式では真新しい院内着に 身を包み、不安と緊張でいっぱいだったことを思い 出します。式典では越川学部長が「これからはじま る院内実習は、君たちが4年生までに培ってきた知 識と臨床の実際の統合をはかる場である」と仰って いました。4年生までの過程で私たちは、基礎系・ 臨床系の様々な講義、実習を通して必要最低限の知 識を学習してきました。5年生となった今、院内で 先生方の診療を見学させていただくと、今まで断片 的だった知識がつながって再認識することが多々あ ります。また、患者さんと接することで、改めてコ ミュニケーション能力の大切さを実感しています。 ある日の診療後、患者さんに「ここに来ると清々し い気持ちになれるわ。みなさん一生懸命に学ばれて いますもの。もうすぐ先生ね。 」とおしゃって頂いた ことがあります。院内生の私にとって何より嬉しい 一言でした。慌ただしい毎日の中、このような言葉 を頂けるのは、とても嬉しいと同時に身の引き締ま る思いです。患者さんに最善の歯科医療を提供でき るようになるために、これからの1年、多くのこと を学び有意義な時間を過ごしていきたいと思います。 (第5学年) 共用試験運営委員会委員長 中島 一郎 共用試験は、全国の医療系 大学の学生を対象とした臨床 実習開始前の基本的知識や臨 床能力を評価するシステムです。 同試験は Computer Based Testing(CBT)と Objective Structured Clinical Examination(OSCE)から構成されています。前者は知識・ 問題解決能力、後者は客観的臨床能力の試験です。 CBT ではモデル・コア・カリキュラムに沿った問題 がコンピュータ画面上に出題されます。OSCE では臨 床実習内容から実技課題が出題されます。第4学年 が対象学年でありCBTと OSCE の合格は各々進級判 定と臨床実習の参加要件です。学生諸君は日頃から 試験に備えてください。 (教授 医療人間科学分野) 研修歯科医の採用について 卒後教育担当 落合 邦康 歯科医師臨床研修は、医療 従事者として歯科医師に求め られる人格、技能そして知識 といった基本的な診療能力を 習得するための第一歩といえ ます。当歯科病院では、平成 25年度にプログラムの見直し を行い、これまでのプログラム1「臨床研修施設群 方式」に加え、プログラム2として「単独型臨床研修 施設方式」を採用しました。100を超える協力型臨床 研修施設の指導医をはじめ、経験豊かな指導医が研 修指導にあたります。また、総合大学の特色を生かし た医学部付属病院、離島診療研修や東京都特別区保 健所研修などさまざまな研修内容が準備されていま す。自主性と向学心のある方の応募をお待ちしてい ます。随時、選考試験や臨床研修に関する情報を掲 載しておりますので、日本大学歯学部ホームページ (http://www.dent.nihon-u.ac.jp/resident/j-res00.html) をご覧ください。 ― 3 ― (教授 細菌学講座) 第 179 号 桜 歯 ニ ュ ー ス 歯科医師臨床研修を終えて 平成25年7月15日 平成25年度第1回歯学部公開講座 刺激的な1年だった。臨床、症例発表、離島診療、 口腔保健と全身の健康シリーズ(32) 開業医での研修、ポスター発表など初めての経験が 多かった。ポスター発表のテーマを模索し、大勢の前 で口頭発表した経験は大変有意義だった。このよう な学生時代とは異なる経験はすべての答えが教科書 に存在するわけではなく、常に自身で様々な情報か 去る6月1日 (土) に、歯科保存学第Ⅱ講座の林 誠 准教授を講師として公開講座が開催された。演題は 「根の治療でも手術が必要?∼歯を残すための最新 らヒントを得て、考え、行動しなければならない。こ の外科的治療法∼」であり、歯内療法の臨床におけ の1年を糧に、初心を忘れず志を高く持ち、歯科医 る最新のトピックスについてのものであった。この 療の深奥を窮めていきたい。さらなる刺激を求めて。 “口腔保健と全身の健康シリーズ”も本学部の事業と (本学卒業 歯科補綴学第Ⅲ講座 赤澤 伸隆) して定着してきている。今後とも、一般市民に歯科 医療を身近に感じていただけるよう、情報発信を継 続していきたいと考えている。 本学部での臨床研修は、歯科医師として今後どの ように歩んでいくか、多大な影響を与えてくれた。 指導医の先生方の医療人を育てる姿は、医療者とし ての理想像とも重なった。そして、常に向上心を忘 れない同期達との出会いは、かけがえのないものと なった。この1年は、長く続く歯科医師人生の一瞬 に他ならない。しかし、これから様々な局面に対峙 生涯学習講演会 生涯学習シリーズ(14) した時、この一瞬を心の糧に乗り越えていくであろ う。多くの方々の支えがあって今がある事への感謝 平成25年度第1回生涯学習講演会のお知らせ の気持ちを忘れず、日々研鑽していきたい。 日 時:平成25年10月5日(土)午後1:30∼ (他大卒業 歯科補綴学第Ⅱ講座 荒井 洋子) 場 所:日本大学歯学部1号館4階 大講堂 講演タイトル: 「要介護高齢者に対する食事支援 ∼かかりつけ歯科医院でおこなう ケアとリハビリテーション∼」 演 者:摂食機能療法学講座 中山 渕利 助 教 詳細は歯学部ホームページに掲載。 お問い合わせは庶務課(03−3219−8001)まで。 ― 4 ― 桜 歯 ニ ュ ー ス 平成25年7月15日 同窓会会長に小幡氏 第 179 号 歯学部後援会総会 歯学部同窓会第9回評議員会 が5月26日(日)に本学部大講堂 において開催され、選挙の結果、 小幡純氏が新会長に選任されま した。任期は2年間です。 小幡氏は昭和46年に本学部を 卒業、歯科保存学第Ⅲ講座で研鑽の後、中央区日本 橋で開業しました。同氏は会務の基本方針として 「会員同士、各支部の団結を強め、同窓会の活性を 目指す」 「同窓会の歴史を継承しつつ時代に即応でき る体制を作る」を挙げています。 ドイツのフライブルクに留学して 澤田久仁彦 2012年7月より、 歯科用 CT によるインプラント治 療の画像診断また 歯科用 CT の被曝線量の研究を目 歯学部に在学 する学生の父母 等を会員とする 歯学部後援会総 会が 6月8日 (土) に開催されまし た。開催に先立 ち、白川病院長、青島後援会長の挨拶がありました。 総会の議事である平成24年度決算及び事業報告、平 成25年度の予算案及び事業計画案、役員選出に関す る件等すべての案件が承認されました。今年度も後 援会は学生行事のために各種補助を行っていきます。 総会終了後は、学年別懇談会が行われ、それぞれ の学年主任及びクラス担任の先生から、学生生活や 今年度の予定等が報告されました。その後、場所を 移し、懇親会が開催され関係教職員との親睦が深ま り盛会のうち終了しました。 的にフライブルクの Dentales Diagnostik Zentrum 平成24年度 総長特別研究報告会を開催 (歯顎顔面画像診断センター) に、6ヶ月間留学しま した。このセンターには最新の歯科用 CT 3台が設 置されており、フライブルク大学歯学部および周囲 中島 一郎 の歯科病院と連携して顎顔面分野の画像診断や研究 が行われています。フライブルクは音楽や美術など 芸術学が盛んな大学都市であり、環境都市としても 有名な街です。街のシンボルでもある大聖堂はキリ スト教会で最も美しい教会としても有名です。世界 中からの留学生も多く、生活しやすい街であり、と ても充実した研究を遂行することができました。私 がお世話になったセンター長の Dirk Schulze 教授は 平成25年3月9日(土)に都内会議施設ベルサール 神保町において平成24年度の総長特別研究報告会が 開催されました。当日は歯学部、医学部および生物 資源科学部の共同研究プロジェクト「遠隔医療を活用 したアジア基盤型 EBM 研究の構築」の当該年度の進 捗状況が発表されました。日本大学を代表として大 塚 兵衛総長にご挨拶いただき国立がん研究センタ Dennis Rottke 先生と共同研究を継続しており、当 ー中央病院の女屋博昭先生による基調講演を含めた 4つのプレゼンテーションが行われました。本学とラ オス人民民主共和国のヘルスサイエンス大学との公 開症例カンファレンスが実施され、国際化時代にお 歯科放射線学講座との連携をさらに深めていきたい ける遠隔医療のあり方についての活気のある討論が と思います。 行われました。 様々な放射線学的研究の指導者であり、ヨーロッパ 歯科放射線学会でも活躍されている高名な先生で す。帰国後も Dirk Schulze 先生をはじめスタッフの (助教 歯科放射線学講座) ― 5 ― (教授 医療人間科学分野) 桜 歯 ニ ュ ー ス 第 179 号 平成25年7月15日 ● 数学的的思考の勧め 新井 嘉則 自由に生きていますか? ほとんどの方が、 “自由には生きられない”と悩んでいること と思います。このようなお悩みをお持ちなら、 特効薬として “数学の世界”をご紹介します。 なぜならこの“数学の世界”においては、全く自由奔放に生きることができるからです。 しかしながら、いくら“数学の世界”が自由であったとしても、 “数学の世界”は現実 の世界とはかけ離れているので、何の役にも立たないとお思いの方がほとんどだと思い . ます。そんな方には“数学的的 思考”の実践をお勧めします。 . この“数学的的思考”では、現実社会の問題を解決する方法として、数学公式を導き 出すときと同様の考え方を応用していきます。 また、 “因数分解”と“順列組合せ”および“確率”をバラバラのままで理解している方が多いと思います。 . しかし、 “数学的的思考”をするならば、現実社会で解決しなければならない問題を、把握可能な単位にまで 細かく分析するのは、数学の“因数分解”と同じことを意味しています。次に、それらを組み合わせて再構成 し、考えられる解決策をすべて列挙する作業は、 “順列組合せ”です。その出来上がった組み合わせに対して、 . . 優先順位を決定するのは“確率”です。このように、 “数学的的思考”では、これら数学的思考方法を総合的 に活用していきます。 もちろん、私の開発した歯科用 CT もこの数学の恩恵のもとに生まれています。美に関連している“黄金比” も単純な数列から生まれます。これらはいずれも直接的に数学を応用したものですが、もっと身近な問題に対 . しても“数学的的思考”は、きっと役に立ちますよ! (特任教授) ***************************** もっとも美しい数式(オイラーの公式より) e iπ = −1 ***************************** 実験動物慰霊祭 第65回日本大学歯学会総会・学術大会 4月20日 (土) 午後2時より、歯学部実験動物慰霊 祭が両国の回向院で執り行われました。小雨が降 る肌寒い気温のなか、教職員、大学院生、学部学 生ら100 名余が参加。ご住職の法話、読経につづき 越川歯学部長、若松事務局長の指名焼香と参列者の 焼香が行われ、本学部の教育や研究において使用さ れた動物の冥福を祈りました。慰霊祭を終えるにあ たり越川歯学部長は、参列への御礼を述べ「動物実 験は医学に欠かせないものであるが、教育や研究成 果の向上へしっかり繋げていかなければならない」 と挨拶されました。 5月19日 (日) 、歯学部大講堂において、日本大学 歯学会総会・学術大会が行われました。学術大会で の発表演題数は特別講演2題と一般講演18題で、特 別講演では医療人間科学分野 中島一郎教授が「医療 の情報化・国際化における医療人育成の教育研究」 、 歯科保存学第Ⅱ講座 鶴町保教授が「歯内療法イノベ ーションの落とし穴―変革と問題点―」を発表され ました。また、一般講演ではこれまで積み重ねてき た研究の成果を発表することで、特に若手研究者に とって有為な場となりました。 また、総会では平成24年度決算・平成25年度予算 を含む全案件が承認されたほか、奨励賞授与式が挙 行され、大原絹代 (歯科保存学第Ⅱ講座) 、鰕原賀子 (摂食機能療法学講座) 及び中井久美子 (衛生学講座) の大学院生3名が受賞されました。 ― 6 ― 桜 歯 ニ ュ ー ス 平成25年7月15日 第 179 号 第 1 学年 オリエンテーションⅡ 第1学年 岩 第1学年主任 本田 和也 稜平 4月20日、 「自分の未来像を想像する」をテーマに、 オリエンテーションⅡが歯学部の講堂を使用して開 催された。卒業10年、20年後の自分を思い描くこと で、学生生活をスタートした新入生に対し、歯学部 (医療系)の学生としての自覚を促すとともに、学生 クラスの友達やクラブの仲間が出来始める頃、オ リエンテーションⅡが行われた。せっかく出来た友 達と「くじ引き」でバラバラになるのは嫌だと思った が、実際にはとても充実した一日になった。クジで 決まったグループは、一度も話をしたことのない人 相互の親睦を図ることを目的とするプログラムが実 がほとんどであった。年齢もクラブも違うため、最 施された。 最初にオリエンテーション準備委員会委員の中山 初はどう接したら良いか困ったが、互いの入学する までのことや趣味などについて会話をするうちに、 渕利助教(摂食機能療法学講座)から歯学部の6年 間の流れと卒後の進路の一例が紹介された。6年間 次第に打ち解けることができた。自分の知らないこ ともたくさん聞くことができ、有意義な時間であっ の流れについては、各学年の講義・実習の様子を写 たと思う。将来、歯科医師となれば、初めて出会う 真を用いて紹介し、共用試験から国家試験までの学 業面での話題に加え、球技大会、桜歯祭などの学生 行事、クラブ活動の意義などが話された。その後、 新入生は各グループに分かれて、自分の未来像を思 い思いに用紙に記入し、2人1組となり、相手の未 人を治療することになる。その時に焦って何も聞け ないということが起きてはならない。知らない相手 とでもしっかりと接することを忘れずにいようと心 に決めた一日だった。 来像をグループのメンバーに紹介した。午後からは、 先輩の経験談として、堀貫恵利さん(大学院1年)、 中井久美子さん(大学院4年)、篠田雅路准教授(生 理学講座)、木村亮一先生(学46回)、宮崎真至教授 (歯科保存学第Ⅰ講座) から学生生活、研修医、大学 院の様子、同窓会の話、研究の楽しみ、海外への情 報発信など、それぞれの立場から貴重なお話を頂い た。懇親会は、軽食とジュースを手に和気あいあい とした雰囲気で時間があっという間に過ぎた。クラ ス委員4名と球技大会委員2名も決まり、学業、ス ポーツともに頑張ろうと気勢をあげた。 オリエンテーションⅡを企画・運営してくださっ た平成25年度新入生オリエンテーション準備委員会 の先生方、経験談をお話ししてくれた先生方、モデ レーターをしてくれた先生方、皆様に心より感謝い たします。 (教授 歯科放射線学講座) 第1学年 鈴木 千夏 今年度2度目となる新入生オリエンテーションが 歯学部校舎にて行なわれた。まずは、自分自身の未 来像を文字におこし、グループに分かれて発表し合 った。自分の目標を明確にして人に伝えたことで、 より一層、良き歯科医師となるための第一歩を踏み 出しているという実感が沸いた。次に様々な分野で 活躍する先生方のお話を聴講した。多岐にわたる研 究、活躍をされている先生方のお話を聞くことで、 歯科医師の無限の可能性を感じた。最後には懇親会 が行われ、共に学んでいく仲間との交流も深めるこ とができた。それぞれの歩んできた道や想い、未来 像は違えど、共通の夢を持ち、今、同じスタートラ インに立っている。これから6年間、 「自主創造」の 理念のもと、全員でそれぞれの思い描く未来に向か って歩んでいきたい。 ― 7 ― 桜 歯 ニ ュ ー ス 第 179 号 平成25年7月15日 オピニオン ●G.W.に家族でゴルフ旅行にでかけた。私の祖父は ■学年が上がるにつれ、臨床の内容が増えてきまし 現在87歳であるが、2日間連続で一緒にプレーをし た。歯科、といっても口腔全体を学び、治療では様々 た。初日は気温が5℃、雨の中だったにもかかわら な器具や器材を使用します。正直、教科書だけでは病 ず、祖父のスコアは108であった。家族3世代でのゴ 状や作業の流れをイメージするのを難しく感じる時 ルフは初めてだったが、年を重ねても楽しめるのは、 があります。そんな時、知り合いの歯科医院で実際 健康であるからこそ。最近ジャンキーな食事が多か の治療を見て、 「これだ!(≧∀≦) 」なんてこっそり (4年 佐藤 詠美) 喜んでいたりしています (笑) 。 (1年 菅原佳奈子) った私は、後ろめたくなった。 ●大学に入学し、一人暮らしを始めた。親の目が届 かないので、自分の好きなことができるのはいいが、 料理を作るのが大変だ。実家では朝も夜も親が用意 してくれたから良かったが、今はすべて自分で作ら なければならない。しかし、料理には挑戦したいと 思っている。まずはブリ大根や色々な国の料理を作 ってみよう。 (1年 渡辺 琢郎) ■今年、機械が苦手だと言う理由で3年間部屋のイ ンテリアになっていた新品のコピー機を起動させま した。4年生になって基礎科目から臨床科目が増え て戸惑う毎日ですが、今学年はCBTもあり、苦手な 科目は、今までのようなその場しのぎでの勉強では 通用しなくなりました。学生生活の折り返し地点に きたことを自覚し、1日1日を大切にしていこうと (4年 吉野 博子) 思います。 ▲私はサッカー部に所属している。辛い時期もあっ ▼第5学年になり早くも約3ヶ月が過ぎ、違和感し たが、その分、いやそれ以上に素晴らしい日々を過 かなかった学年の皆の院内着姿も徐々に見慣れ始め、 ごしている。尊敬できる先輩、兄弟のような同級生、 最初は右も左も分からずバタバタしていた院内生活 新たに加わる後輩…多くの仲間に恵まれた部活であ も徐々に処置を見学出来る余裕が出てきました。先 る。苦しいことも仲間と乗り越え、好成績を収め続 生方から臨床知識を吸収し、今後歯科医師になる上 ける強いサッカー部を目指し、輝かしい結果、思い 出を残したい! (2年 井出 翔太) で役立てられるよう日々精進したいと思います。 (5年 高原 宏幸) ▲漫画のブラックジャックが好きだ。高額な治療費 ▼私にとって1年生の頃の5年生は、部活では主将 を請求する医者のイメージが強いかもしれないが、 の学年であり、院内服を着ていて何でもできる憧れ その裏にある、命の在り方、医者の在り方に対する の存在でした。自分自身5年生になり、院内生活は 葛藤がおもしろい。2年生で専門分野を学ぶように 新しい発見と勉強の毎日です。あの頃の憧れの先輩 なり、歯学部へ入学したのだと実感するようになっ 方に近づけるよう、院内では様々な事を吸収し、勉 た。同じ医療に携わる人間として、志を高く持ち、 強も部活も充実した楽しい1年にしたいと思います。 (5年 内山はなこ) 学生生活を送っていきたい。 (2年 三上 圭子) ◆お茶の水は高校時代からほぼ毎日通っていたの で、自分の地元のような所です。しかし最近新しく ソラシティやワテラスができたりして、お茶の水が 変化しています。通っていたお店がなくなったりし て寂しい感じもしますが、お昼を食べる所やお茶を する所が増え、勉強の息抜きにもなるので毎日が少 し楽しみです! (3年 橋 奈央) ★最終学年になり早くも3ヶ月が過ぎようとしてい ます。周りの友人も放課後遅くまで勉強をしており 国試ムードです。僕自身も最後の学年は歯科医師と いう夢に向かって本気で勉強と向き合っていきたい と考えています。学年全員が笑顔で卒業式を迎えら れるように今を大切に一歩ずつ前進。 (6年 吉田 直晃) ★6年間ラグビーと共に青春を走ってきた。辛いこ ◆勉強しか記憶にない2年生が終わり、先輩たちに とも苦しいことも一杯あったはずなのに、楽しい思 も3年生は楽だと言われて心躍らせながら新学年を い出ばかりが浮かんでくる。僕たちはデンタルの2 むかえました。しかし授業やテストを受けていくう ヶ月後に国試を控えているが、最後まで文武両道で ちに2年生と同じく勉強中心の生活を送っていると 走り抜けることが出来たならそれ以上の有終の美は 思いました。気をゆるめずに勉強を頑張りたいと思 ない。後輩達へ繋ぐ希望の星になれるよう、ひたす (6年 近藤 有秀) ら前に走っていこう。 います。 (3年 峰田 眞伍) ― 8 ― 桜 歯 ニ ュ ー ス 平成25年7月15日 第 179 号 全日本歯科学生総合体育大会実行委員長 ∼学生会から∼ 「来春に掴むもの」 学生会会長 青島 輝 種市 良宣 各々の学年で新しい戦いが始 まっていることと思います。僕 の4年間を振り返ると、大半が 自分の無力さとの駆け引きでし た。ドラッカーの言葉で「自分 が得意だと思っていることは信 用してはならない。得意でないと言っていることは 大体信用してよい」とあります。自信を持っていた ものほど結果を伴わず、弱点が CBT で露呈されまし た。自分の評価は自分でせず、第三者の評価を深く 加味することで、真に何が必要なのかをなるべく早 く見付けることが向上の絶対条件だったと痛感しま した。僕も今、院内実習で七転八起の日々を送って います。紛れもなく今の自分 は“無能”ですが、ド ラッカーは「有能さは体得できる」とも言っていま す。来春には是非とも、1年生から5年生は成果を、 6年生は“栄光”を。 (第5学年) ∼クラブ協議会から∼ オールデンタルの開幕まで1 ヶ月と、目前に迫ってきました。 大会ポスターや、部活の幹部た ちが慌ただしく動きまわってい る光景が大学のあちらこちらで みられます。このような光景を見ると、いよいよだ なと日々感じています。オールデンタルに関わるみ なさんは、運営の面でしっかりできるかな、プレー に集中できるかなどの不安もあるでしょう。また、 同時に、主管として、高ぶる期待があるでしょう。 日本大学歯学部は、大会2連覇を目標に掲げるにふ さわしい大学であり、大会2連覇を狙える唯一の大 学です。きっと成し遂げられるはずです。冬期部門 では、3クラブが、運営と戦績で申し分ない成績を 収めてくれました。その勢いで夏期部門も成功を収 め、日本大学歯学部が最高の大学であることを改め クラブ協議会会長 正岡 直 第1学年の皆さんは大学生活 に慣れ、勉強、クラブ活動、友 達との交流と充実した日々を送 っているのではないでしょうか。 今年も各クラブに多くの新入部 員が入部して、一段とクラブ活 動に活気が増したと感じます。また目前に 迫る全日本歯科学生総合体育大会に向け、日本大学 歯学部の名を背負って挑む各クラブの練習はさらに 熱が入っていく事と思います。勝つ為に、時には辛 く苦しい練習もあるかもしれません。しかし皆さん には、一緒に入部した同学年の仲間や、入部して出 会った先輩たちがいます。楽しい事も辛い事も皆で 共有して同じ目標に向かって突き進む、というクラ ブ活動での経験から学ぶ事はとても多く、必ず皆さ ん自身を成長させてくれます。クラブ活動を通じて 医療人として必要な資質を磨いて欲しいと思います。 (第5学年) 第45回全日本歯科学生総合体育大会 て証明しましょう。 ∼冬期部門の結果と夏期部門に向けて∼ <冬期部門結果> ラグビーフットボール部門:昨年12月25日から27日 に熊谷ラグビー場にて行われ優勝。 スキー部門:3月13日∼17日に菅平高原スキー場に (第5学年) 【本学部参加部門の日程・会場】 部 門 開催日 開 催 会 場 硬 式 野 球 8/1∼9 大田スタジアム・駒沢球場・上柚 木公園球場・多摩一本杉球場・立 川市民球場・昭島市民球場 硬 式 庭 球 8/2∼7 白子町テニスコート ソフトテニス 8/2∼5 東開庭球場 サ ッ カ ー 8/3∼5 8/7∼8 清瀬市サッカー場 (8/2∼5) ・ 江東区夢の島陸上競技場・新 砂運動場サッカー場 (8/7∼8) ゴ ル フ 8/6∼8 茨城ゴルフ倶楽部 卓 球 7/31∼8/2 彩の国くまがやドーム体育館 バドミントン 8/5∼9 彩の国くまがやドーム体育館 バレーボール 8/6∼9 さいたま市記念体育館(8/6∼8) 東京体育館(8/9) バスケットボール 8/1∼5 千葉ポートアリーナ・日本大学理工学部船橋校舎 ボウリング 8/5∼7 品川プリンスホテルボウリングセンター 柔 道 8/3∼4 墨田区総合体育館 剣 道 8/3∼4 墨田区総合体育館 空 手 道 8/10∼11 神奈川歯科大学体育館 少林寺拳法 8/4 神奈川歯科大学体育館 日 本 拳 法 8/3∼4 東京武道館 アーチェリー 8/2∼4 ヤマハリゾートつま恋 て行われ団体総合優勝。 アメリカンフットボール部門:3月10日∼16日に日 陸 上 競 技 8/3 大井ふ頭中央海浜公園陸上競技場 水 泳 8/3∼4 福岡県立総合プール 本大学歯科体育施設 (グラウンド) で行われ準優勝。 ヨ ッ ト 8/3∼4 海陽ヨットハーバー ― 9 ― 桜 歯 ニ ュ ー ス 第 179 号 クラブだより 平成25年7月15日 スキー部 優 勝 ゴルフ部 日本大学体育大会 主将 安藤 正敏 第44回全日本歯科学生総合体育大会 勧誘期間を終え部活もやっと落ち着きはじめまし た。ゴルフ部も新しい部員を迎え、部員皆が新鮮な 気持ちで部活に臨んでいます。本年度は私達日本大 学がオールデンタルの主管を務める事もあり、より 一層気を引き締めてこの一年を頑張り抜きたいと思 主将 西村 響 スキー部は、3月に行われた ALL日大において男 子団体、女子団体共に優勝し団体総合優勝、そして っております。主管に際し、顧問や監督の先生をは じめ多くの OB・OG 諸先生方の御助力が必要になる 引き続き行われた ALLデンタルにおいても団体総合 と思います。先生方におかれましては、今後とも変 各大学、各学部に国体選手、元インターハイ選手 わらぬご指導、ご鞭撻の程を宜しくお願い致します。 優勝することができました。 がいたりする中、この2つの大会で総合優勝できた ことは、個々の頑張りはもちろんですが、決して個 人の力だけではなくチームとしての団結力があった から成し得たことだと思います。さらに、今回、デ ンタルの主管を行い、これらの結果を達成できたこ とは OB・OG の先生方、学校関係者、並びにコーチ の方々の支えが大きく、ご支援、ご協力並びにご指 導の程、本当にありがとうございました。 また、今回の大会で ALL デンタルにおいては、3 連覇を達成することができました。来年は北海道の かもい岳にて、“ALL デンタル4連覇”という目標 無線部 が達成できるよう日々のトレーニングを頑張ってい きたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願 主将 吉中 雄太 いします。 無線部の主な活動は、 8月に開催されるフィールド デーコンテストという無線の大会に参加することで す。この大会は時間内にどれくらいの人と交信する ことができるかを競う大会です。大会上位を目指す 人達は寝る時間も削って交信をしますが、私達は観 光などをしながら毎年楽しく参加をしています。ま た、今年は新入部員が6名も加入したので、今まで 以上に活気溢れる活動をしていきたいと思います。 ― 10 ― (第4学年) 桜 歯 ニ ュ ー ス 平成25年7月15日 球技大会を終えて 全日本フットサル選手権大会 準優勝 球技大会実行委員長 大木 和巳 今年度の球技大会は、長い球技大会の歴史の中で も初めての室内開催となりました。新しい球技大会 を一から作り上げることは想像以上に大変でしたが、 たくさんの方々のご協力で開催することが出来まし た。 どうしたら皆さんに楽しんでもらえるかを一番に 考えて準備を進めて参りましたが、所々で聞こえて くる歓声と競技を行う皆さんの笑顔を見ることがで き、安心すると共にとても嬉しく思いました。 最後に、球技大会開催にあたってご協力いただき ました方々に、この場をお借りして厚く御礼申し上 げます。 (第5学年) 第 179 号 3月に行われたフットサル日本一を決める「PUMA CUP2013 第18回全日本フットサル選手権大会」にお いて、外川海斗君 (第4学年・写真左) が所属するクラ ブチーム「フウガすみだ」が準優勝という成績をおさ めた。外川くんは高校卒業後にフットサルを始めた。 「フウガすみだ」は社会人中心のクラブで、練習はほ ぼ毎日21時から23時。週末は試合や遠征も多い。も ちろん試験中も同じである。今年度は CBT やOSCE が控えている。外川君にとって、フットサル、チーム の存在は掛け替えのない存在。勉強との両立は大変 だが、今後もずっと続けていきたいと考えている。 平成25年度 クラブ部員数一覧表 体 育 部 (519名) アイスホッケー部 13名 水 泳 部 22名 書道展 入賞 アメリカンフットボール部 25名 ソフトテニス部 29名 合 気 道 部 13名 卓 球 部 9名 空 手 道 部 5名 日 本 拳 法 部 19名 山縣加夏子さん (第4学年) が、本年5月、かな書 剣 道 部 24名 バスケットボール部 33名 道を研究し発表する団体「笹波会」が開催する第11 硬 式 庭 球 部 45名 バドミントン部 24名 回笹波全国学生書道展において会長賞を受賞しまし 硬 式 野 球 部 32名 バレーボール部 22名 ゴ 部 25名 ボ ウ リ ン グ 部 20名 サ ッ カ ー 部 42名 ヨ 自 ル 動 フ 車 ッ ト 部 7名 部 8名 洋 弓 部 19名 柔 道 部 7名 ラ グ ビ ー 部 26名 少 林 寺 拳 法 部 ス キ ー 部 5名 陸 上 競 技 部 13名 22名 サ ー フ ィ ン 部 10名 た。山縣さんは毎年、全日本高校・大学生書道展で も入賞しています。 文 化 部 (189名) 奇 術 部 軽 音 楽 11名 東洋医学研究部 18名 部 42名 美 術 部 17名 茶 道 部 10名 無 線 部 15名 写 真 部 47名 ワンダーフォーゲル部 10名 生 物 部 19名 *部員数は平成25年度歯学部学生のみ ― 11 ― 桜 歯 ニ ュ ー ス 第 179 号 歯学部進学相談会 **** 開催日時 第1回 7月27日 (土) 10:00∼14:00 第2回 8月24日 (土) 10:00∼14:00 第3回 9月29日 (日) 10:00∼14:00 第4回 10月19日 (土) 10:00∼14:00 会 場 日本大学歯学部4号館 3階 第3講堂 5階 大会議室 実施内容 歯学部紹介 10:30∼11:00(全4回) 模擬授業 11:15∼11:45(第1・2回のみ) 先輩との対話(第1・2回のみ) ・個別相談 資料配布・校内見学 予約不要。入退場自由です。ご来場をお待ちしております。 歯学部附属専門学校 進学相談会 平成25年7月15日 附属専門学校から **** 歯科技工専門学校 4月11日に株式会社ジーシー・コーポレートセン ターを訪問し、新入生に対してオリエンテーション が実施されました。最新の機器・材料に触れ、目を 輝かせていました。その日の懇親会では、歯科技工 士国家試験合格という同じ目標に向かって、勉学に 励む仲間としての絆を深めていました。 第2学年は基礎を積み上げ、さらに応用できる知 識や技術の習得のため、実習を中心とした授業を進 めています。 第3学年は付属歯科病院の臨床模型実習に臨むた め、準備教育として自身の模型に個人トレー・マウス ガードを製作し、 歯科技工専門学校 開 催 日 6月22日 (土) ・7月27日 (土) 8月24日 (土) ・9月5日 (木) 9月21日 (土) ・10月19日 (土) 11月28日 (木) ・平成26年1月30日 (木) 開催時間 10:00∼13:00(7/27・8/24・10/19) 17:00∼20:00(6/22・9/21) 18:00∼21:00(9/5・11/28・1/30) 会 場 日本大学歯学部1号館 内 容 体験学習の実施 (技術体験等) ・模擬授 業の実施(9/5・11/28・1/30のみ要予 約) ・個別進学相談・入学案内配付・過去 問題・授業計画等の展示・校内施設見学 歯科衛生専門学校 開 催 日 6月22日 (土) ・7月27日 (土) 8月24日 (土) ・9月21日 (土) 10月19日 (土) 開催時間 10:00∼13:00 会 場 日本大学歯学部1号館 内 容 体験学習の実施(各開催日1回のみ11:00∼) 個別進学相談・入学案内配付・過去問 題・授業計画等の展示・校内施設見学 予約不要。入退場自由です。ご来場をお待ちしております。 連 絡 先 専門学校事務室 TEL. 03−3219−8007 E-mail [email protected] 装着を行う体験を しました。さらに CAD/CAM にも触 れ、今後の歯科技工 に活かせることと 期待しています。 歯科衛生専門学校 平成25年度は、第3学年40名、第2学年31名、第 1学年46名のスタートとなりました。2年制から3 年制に移行後、現在7年目を迎えています。 全国の歯科衛生士学校でも修業年限の延長および 教育内容が見直されてきましたが、平成24年春にはす べての学校の新卒生が3年制教育の履修者となりま した。併せてその年に実施された第21回歯科衛生士 国家試験からは新しい出題基準が適用されています。 3年制に移行後、本校の国家試験合格率は100%が 続いています。学生は日本大学歯学部附属という恵 まれた環境を生かし、3年間の月日の中で、講義、 実習、学校行事、クラブ活動など、様々な経験を通 じ、一歩ずつ歯科衛生士への道を歩んでいます。 節電の取組みについて 平成25年度も引き続き、下記のとおり電力消費 削減対策取組みについて実施します。御理解、御 協力の程よろしくお願いいたします。 主な取組み ・照明の間引きと不在教室等の照明の消灯・エ アコンの設定温度の適正化と集中管理 ・パソコンの省電力モードへの切替えと不在時 の電源オフ、スリープモード化 ・教職員のクール・ビズの励行 ― 12 ― 桜 歯 ニ ュ ー ス 平成25年7月15日 News Plus ★クラブ顧問会議 第1回会議が4月25日に開催され、 各クラブの顧問 が関連内規や、 クラブ活動中の事故や飲酒による事故 の防止、 諸施設の利用法、 各種学生役員、 歯学体日程、 合宿及び対外試合等に関する注意事項を確認した。 ★定期健康診断 5月15日∼16日、本学部生および専門学校生を対 象として、内科検診、胸部X線間接撮影、尿検査、身 長・体重測定、歯科検診 (学部1年生のみ歯周病検診 有) が実施され、ほぼ100%に近い受診率であった。 ★夏期期間中 (7/ 20∼9/ 13) の事務取扱等 学部事務取扱時間: 9:00∼17:00 図 書 館 開 館 時 間: 9:00∼19:00 付 属 歯 科 病 院: 9:00∼17:00 なお、夏期期間中の土曜日は休業となります。 ― 13 ― 第 179 号