Comments
Description
Transcript
食品添加物について(PDF:4294KB)
平成26年9月26日 食の安心・安全 学び塾 1 食品添加物とは? 食品添加物の役目 食品添加物の表示例 府や国の施策 2 遠い昔から人々は食べ物の保存や加工 にいろいろ工夫をしていた。 肉や魚の燻製、塩漬け 植物の実や葉や花を使って、色や香りを付ける 食べ物を作ったり、加工したり、保存 するときに使う調味料、保存料、着色 料などを、まとめて食品添加物という。 3 食品の製造の過程において又は食品 の加工若しくは保存の目的で、食品 に添加、混和、浸潤その他の方法に よって使用する物をいう。 4 指定添加物(443品目) 厚生労働大臣が指定した添加物 食品添加物 既存添加物(365品目) 天然香料 一般飲食物添加物 天然 添加物 平成26年8月8日現在 5 6 食品、添加物の規格基準 (厚生労働省告示) ・成分規格、使用基準等 (使用基準の例) ・プロピレングリコール 使用量は、プロピレングリコールとして、生めん及びい かくん製品にあってはその2.0%以下、ギョウザ、シュウマ イ、春巻及びワンタンの皮にあってはその1.2%以下、その 他の食品にあってはその0.60%以下でなければならない。 7 ソフトで口あたりの良いアイスクリーム おとうふを固める スッキリとした炭酸飲料 食べ物を長持ちさせて、ムダにしない 等々 8 食品衛生法 容器包装に入れられた加工食品に食品添加 物を使用した場合は、食品添加物名を表示 することが義務付け 9 原則として使用したすべての添加物が「物質名」で 表示 (1)物質名、簡略名、類別名で表示 例:ビタミンC→V.C (2)用途名と物質名を併記して表示 食品を選択する上で必要性の高い次の8種類の用途に ついては、物質名と用途名を併記 例:保存料(ソルビン酸K)、発色剤(亜硝酸Na) 甘味料、着色料、保存料、増粘剤・安定剤・ゲル化剤 または糊料、酸化防止剤、発色剤、漂白剤、防かび剤 (防ばい剤) 10 (3)一括名で表示 微量で何種類も配合されている次の14種類は 物質名に代わって一括名で表示 イーストフード、ガムベース、かんすい、苦味 料、酵素、光沢剤、香料、酸味料、調味料、豆腐 用凝固剤、チューインガム軟化剤、乳化剤、pH 調整剤、膨張剤 11 (4)表示が免除されるもの 加工助剤(食品の製造過程で使用されるが、 最終製品に残っていないもの。最終製品に 残っても微量で効果がないもの) キャリーオーバー(原材料中に含まれていた 食品添加物で、最終製品まで残ってきたが微 量で効果のないもの) 栄養強化の目的で使用されるもの (ビタミン、ミネラル等) 12 13 14 15 食品衛生法第24条 府内で生産、製造及び流通する食品等の安全性 を確保するため、生産量、流通量、過去の違反 実態を勘案し、その他食品にまつわる不安や事 故等社会的問題に的確に対応するため、計画的 な食品等の検査を策定 食品等の年間収去検査計画(750検体) 食品添加物のモニタリング検査を実施 16 魚肉練り製品 食肉製品 - - そうざい、漬物 ワイン 煮干し 清涼飲料水 乾燥果実、甘納豆 植物性油脂 果実類 - - - - - - - 保存料(ソルビン酸) 保存料(ソルビン酸) 発色剤(亜硝酸塩) 保存料(ソルビン酸) 酸化防止剤(亜硫酸塩) 酸化防止剤(BHA・BHT) 甘味料(アセスルファムK) 漂白剤(亜硫酸塩類) 酸化防止剤(TBHQ) 防かび剤(イマザリル等) 17 平成25年度 •63検体実施計画 •(府内産等:42検体 輸入品21検体) •すべての検体で違反無し 平成26年度 •58検体実施計画 •(府内産等37検体 輸入品21検体) •これまで違反無し(継続して実施中) 18