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16 <主な意見> ・サッカーの盛んな市というイメージアップ
A1−1 事業名 さいたまシティカップ開催事業 担当部署 市民・スポーツ文化局 スポーツ文化部 スポーツ企画課 第1回 公開審議に おける議論 の概要 ■事業の目的と事業実施における市の役割について (本部)目的に沿った効果をどう評価しているか。 (所管)各試合平均して4万人を超える観客数であり、市民をはじめとするファンの方に喜んでいただけた と考えている。 (本部)さいたま市にはJ1チームが2チームあり、全国的にも熱狂的なファンがいるので、わざわざシティ カップを開催せずともさいたま市のイメージアップは果たせるのではないか。 (所管)本市のオリジナルということで開催していきたい。 (本部)そもそも行政が主催する事業なのか。民間ベースでの事業展開が可能ではないか。 補助金の 目的、対象は何か。 (所管)直接的には市内約50の団体で構成されている「サッカーのまちづくり推進協議会」に4千万円の 補助金を支出しているもの。シティカップ開催事業は全体で3億円から5億円の事業規模。数億円に及ぶ 経済効果、メディア露出効果があがっている。 (本部)市が主催しなくて民間主催でも同じ効果があがったはず。他市では市が主催で開催する事業は ない。 (所管)サッカーを核としたスポーツのまちづくりを標榜するさいたま市独自の事業として展開し、多くの 市民に世界のトップレベルのサッカーに触れてもらい夢や感動を与えるとともに、さいたま市のイメージ アップを図るもの。さいたま市の情報を国内にとどまらず、海外へも発信していく良い機会となっている。 (本部)入場者に限らず全市民を対象としたアンケート調査等を実施するなど市民の意見を聞いていな いのか。 (所管)残念ながら実施していない。過去のアンケートでは市民のサッカー観戦に対する意識が高いこと が判明している。 ■ワールドカップやオリンピックなど国際的な大会が開催される中での計画的な開催の確保について (本部)今年はWCイヤーだが、本年のシティカップ開催の予定はどうか。 (所管)夏の開催は困難。年度内に開催できるように調整したい。中止も視野に入れている。今後は世界 のサッカーのスケジュールなどを視野に入れてシティカップ実施年の選択などを検討する。 (本部)事業を見直す時期に来ていると思うが見解は。 (所管)シティカップはさいたま市オンリーワンの事業と認識しており、世界の強豪チームを招聘する3億 円から5億円かかるような大規模な事業であるが、市の負担は4千万円程度で収まっていることを考える と市民の理解はいただけるものと考えている。 継続 縮小 拡大 これまでの事業を 事業規模、予算 事業規模、予算 継続して実施 する 規模を縮小して実 規模をこれまで以 施する 上に拡大して実 施する 4 市民委員の 評価・意見 の概要 傍聴者の 意見の概要 2 1 改善 廃止 その他 縮小、拡大以外 事業を廃止する で、隔年で実施す るなどこれまでの 事業を改善して実 施する 4 5 計 0 16 <主な意見> ・サッカーの盛んな市というイメージアップとしてはよいことと思う。歳出を抑えるよう努力してほしい。(継 続) ・年1回の事業なのに事業費、人件費がかかりすぎ。企業等から協賛金を集めるべき。(縮小) ・サッカー好きな素人チームと対戦させるような市民へのサービス試合をするとよい。海外の有名チーム がさいたまで試合をしたからといって、さいたま市のPRになるとは思えない。1回で多額の費用を使うよ り、年に数回、サッカーの試合をした方が、市民にサッカーの印象を与えられると思います。(改善) ・市税は使わずに民間ベースの興行とすべきで、そのサポート役として行政が関わっていけばよいので は。(改善) ・市が開催する必要があるのか。事業目的がはっきりしない。サッカーで、子どもに夢や希望を与えるの ではなく、保育所、学校、学童保育の充実をした方がよい。(廃止) ・目的をしっかり。市民委員の質問「市内の子どもたちがシティカップを観客として何人見に来ているの か。」に対し所管部局の回答「把握していない。」とは何事。 A1−2 事業名 さいたまシティマラソン開催事業 担当部署 市民・スポーツ文化局 スポーツ文化部 スポーツ振興課 ■事業の目的と事業実施する上での市の役割について (本部)これまでの効果をどう捉えているのか。 (所管)年々参加者が増加し、市民のスポーツに対する関心が高まってきている。また、ランナーはこの 大会出場に向けて日々の練習を積んでいるので、結果として市民の健康増進が図られている。 (本部)全国の専門的なランナーを集める目的なのか、それとも市民の親子のふれあいや健康増進を目 的とするのか。 (所管)市民の生涯スポーツの普及、健康増進を最大の目標としている。全国からのランナーも増えてき ている。 (本部)事業に対するアンケート調査等は実施しているか。 (所管)アンケート調査等は実施していない。インターネットでは参加者のコースや交通規制などについ てのご意見を伺っている。 第1回 公開審議に おける議論 の概要 ■全体事業費に対する財源の割合など事業費の妥当性について (所管)当該事業は、実行委員会を組織して行っており、事業費は約2,700万円で、財源は決算ベース で、市からの補助金約800万円、参加者負担金約1,800万円、企業協賛金約100万円など。 (本部)協賛金が少ないが募集はどのように行っているか。拡大できないか。 (所管)企業等に直接働きかけている。拡大は可能。 (本部)横浜市や川崎市の大会の参加者負担金はいくらか。 (所管)両市ともハーフマラソンで3,500円でさいたま市より500円ほど高い。上尾市は3,000円。 ■参加者のニーズにあった安全なコース確保の可能性について (本部)コース設定について、市民向けのショートコースか、それともフルマラソン等長い距離か。河川敷 など利用できないか。 (所管)フルマラソンは相当の交通規制が必要で都市部では困難。また、河川敷等は道幅が狭く、参加 者が多いと危険である。 (本部)年々参加者が増えていて市民の健康づくり等に効果があがっているようであるが、事業のやり方 や市の補助金の支出について見直すべき点もあると思うが所管局の見解は。 (所管)協賛金は現下の経済状況から減ってきている。参加負担金は市民参加の観点から現行のまま 継続したい。 継続 縮小 拡大 これまでの事業を 事業規模、予算 事業規模、予算 継続して実施 する 規模を縮小して実 規模をこれまで以 施する 上に拡大して実 施する 8 市民委員の 評価・意見 の概要 傍聴者の 意見の概要 1 改善 廃止 その他 縮小、拡大以外 事業を廃止する で、コースの見直 しや参加負担金 の見直しなどこれ までの事業を改 善して実施する 2 5 0 計 0 16 <主な意見> ・毎年参加者が増えているので、ニーズはあると思う。参加費を他市と同じくらいにしてはどうか。(継続) ・市内と市外の人との参加料に差をつけることで、市外参加者の制限をかけられないか。(継続) ・マラソン自体は決して悪いことではないが、走らない人に対しても平等にお金を使って健康面のサポー トをして欲しい。(縮小) ・参加者の負担金を安くし、民間業者の支援を増加し、市が補助するのは交通機関での協力、安全面で の配慮とする。(拡大) ・市からの補助金を減らしていく工夫・努力を継続して行ってほしい。さいたまシティマラソンは、どんな特 徴を打ち出して行きたいのか。(例:走りやすい、安全だ、ボランティアの方が親切だ、参加しやすい等) (改善) ・税負担を減らすため、協賛金を増やす努力を! A1−3 事業名 成人式のあり方について 担当部署 子ども未来局 子ども育成部 青少年育成課 ■事業の目的と事業実施における市の役割について (本部)平成16年に実施された外部評価では「現実は成人の同窓会の場と化しており税金を使って行う 意義は疑わしい」との意見もあったが、成人式の現状は。 (所管)さいたま市では合併以来、新成人が市内のシンボル的な施設であるさいたまスーパーアリーナ に一堂に会して実施しており、出席率は毎年75%前後となっている。埼玉県内市町村の実施状況は 100%。さいたま市においては荒れることなく整然と執り行われている。 (本部)さいたま市は親子同伴出席を独自のスタイルとしているが必要なのか。全体としてどう評価して いるのか。 (所管)成人式は人生の門出を多くの人に祝福され、そこで社会人としての自覚が促される。人生でたっ た一度の節目の式典。保護者からも喜ばれている。 第1回 公開審議に おける議論 の概要 ■全体事業費に対する財源の割合、補助金の趣旨と内容など事業費の妥当性について (所管)当該事業は、実行委員会を組織して行っており、実行委員会の事業費は約1,850万円で、財源 は、市からの補助金1,450万円、企業協賛金400万円など。そのほか会場使用料約1,300万円は直接市 が支出している。 (本部)他市との事業費の比較は。 (所管)横浜市は約2,400万円、川崎市は約950万円、千葉市は約640万円で、いずれも会場使用料を含 んでいる。しかし、会場は市の施設であり無料か低額である。 (本部)さいたま市はなぜ高いのか。 (所管)会場使用料が高額で、それに伴う祭事費、警備等が高額てある。 (本部) 会場使用料が高額とのことであるが、事業概要説明書の「他市の状況等」を見ると静岡市や浜 松市は学校体育館などの施設を活用し複数会場で実施しているようであるがその場合の経費はどうな のか。 (所管)各区の施設にばらつきがあるので分離開催は難しいと考えている。経費については協賛金を拡 大するなど市の負担を少なくする工夫をしたい。 (本部)さいたま市の成人式は出席率も高く、さいたま市独自の取り組みも好評であると認識している。し かしながら他市と比べると経費が高く、事業の実施方法や補助金支出について見直すべき点もあると思 うが所管部局の見解は。 (所管)協賛金は現下の経済状況から年々減ってきているが、拡大するよう努力する。補助金支出につ いても縮減に努める。会場は引き続きさいたまスーパーアリーナ1箇所で行いたい。 継続 縮小 拡大 これまでの事業を 事業規模、予算 事業規模、予算 継続して実施 する 規模を縮小して実 規模をこれまで以 施する 上に拡大して実 施する 7 市民委員の 評価・意見 の概要 傍聴者の 意見の概要 2 0 改善 廃止 その他 開催場所を変更 事業を廃止する するなどこれまで の事業を改善して 実施する 7 0 計 0 16 <主な意見> ・会場使用料が高額であるのなら県に対してディスカウント交渉すべき。私立出身の子はどうなるのか。 県内にも私立中がかなりできているし、都内に通っている子も多いようだが。(継続) ・市主催として継続すべきだが、実施方法については更なる議論が求められる。(継続) ・市民一堂に集まれることによって、大きなイベントが行えると期待できる。また中学単位で考えると、私 立中学に行ってしまった子は行きづらいなども考えられる。(継続) ・新成人自身は成人式を望んでいるのか。税金を使用してまで同窓会の場を提供する必要はどこにある のか。人生に1度、1ヶ所に集められたところで、「さいたまは1つ」という意識につながる思考を持つ若者 はなかなかいないと思う。(改善) ・事業所管部は、成人式=同窓会と考えているように思える。使用料の高い会場1ヶ所で行うことが必ず しも必要なのか。(改善) ・区ごとのオリジナル開催も良いのではないか。10区の特色ある成人式を。 A1−4 事業名 保育所保護者負担金のあり方について 担当部署 子ども未来局 保育部 保育課 ■保育に係る一般財源の推移について (本部)これまでは保育所入所児童数が増加しているが、将来的には少子化に向かうとしても当面の保 育所入所児童数をどのように見込んでいるのか。 (所管)認可保育所だけでなくさいたま市が独自認証しているものも含めて入所者は21年度の13,000人 が26年度は16,000人となる見込み。 (本部)そうなると保育園費の一般財源がどのくらい必要なのか。 (所管)単純に計算すると21年度決算額36億5千万円から約10億円増える見込み。 第1回 公開審議に おける議論 の概要 ■保育料の国基準との比較、軽減基準のあり方について (本部)市が国基準の保育料を軽減している考え方は。 (所管)国基準では児童の年齢や保育所の規模などにより保育単価が定められている。その半分は国 や市が負担し残りは入所者からの保育料でまかなうこととしているが、児童福祉法の規定では、市長は 家計に与える影響を考慮して児童の年齢等に応じて定める額を徴収することが出来るとされている。さ いたま市では約30%保育料を軽減している。 (本部)国の階層区分より市の階層区分が細分化されているがなぜか。 (所管)応能負担という原則に基づき市の階層区分を細分化して保育料を軽減している。近隣市と差が ないように調整をして定めている。 (本部)他の政令指定都市でも同様の措置をしているとのことであるが、他市の軽減率と階層区分は同 じなのか。 (所管)神戸市では20%、名古屋市では37%など各市ではさまざまに軽減している。政令市では30%が 平均的か。県南7市では全く同じ基準で軽減している。 ■国基準改定に伴う保育料改定について (本部)国の改定通知はいつごろなされるのか (所管)税制改正に伴いおおむね12月頃に通知される。 (本部)国基準の改定と比較し、さいたま市のこれまでの保育料改定の経緯はどうなっているのか (所管)国の基準改定に注視し近隣市と協議しながら改定してきたが平成20年度の保育料から変わって いない。 (本部)子育てに関する経費が増大している中、子どもの夢を育むまちづくりを進める上で、所管局として どのように対応していくのか。 (所管)市内の児童が66,000人いる中、そのうちの12,000人が保育所に入所しているが、残りの55,000人 の児童は幼稚園や家庭で育てている。そのことも十分に考慮しながら施策を進めて行きたい。 継続 縮小 拡大 改善 廃止 その他 これまでどおり保 軽減率を少なくす 軽減率を多くする 国の基準改定に 育料を軽減する る(保育料を増額 (保育料を減額す 的確に対応し、市 する) る) の基準を改定す るなど改善 する 8 市民委員の 評価・意見 の概要 傍聴者の 意見の概要 0 3 4 計 0 1 16 <主な意見> ・何が問題なのかわかりにくい。もう少し市民にわかりやすい話し合いをしてもらいたい。(継続) ・予算的に縮小すると今よりも保育内容の低下が危惧されるので、現状でよいかなと考える。(継続) ・保育は無限なのでこのままでよいと思う。(継続) ・複雑な問題ではあるが、さいたま市の将来を考え保護者負担を減らしても良いのではないかと思う。 (拡大) ・保育所にも幼稚園にも入っていない2,931人の子は、どうしてどこにも入っていないのか。金銭面の問題 からそのようなことが起こっているのであれば、ただちに改善すべきである。(拡大) ・国の定めた限度額より低すぎる気がする。子どもの数や、制度の変化にももっと柔軟性があってもよい と思う。(改善) ・なし B1−1 事業名 市立高等学校教職員の給与水準の適正化について 担当部署 教育委員会 学校教育部 指導2課・教職員課 ■制度の必要性は今も存在しているか。 (所管)この制度を導入した理由は、一般的に県等から職員を招く場合相応の職を用意するが、教員の 場合職位が少ないので、給料の格付けを上げて招いたということである。 (本部)県内他市の状況は。 (所管)県内他市の事例は、川口市が県と同額、川越市が本市と同じ状況である。 (本部)本市の給料は他の政令市に比べてもかなり高いが、優遇されすぎているのではないか。 (所管)他の政令市と比べると本市の初任給基準は最も高い水準である。本市は教員の独自採用をして いないため、県の教員を割愛しており、人材確保の必要性からこの制度があると考えている。 (本部)この制度の年間の影響額は、教員238人全体でどのくらいか。 (所管)この制度による影響額は、年間1000万円程度である。 (本部)優秀な教師の確保を目的としているとのことであるが、既に人気のある高校になっている現在、 この制度を続ける必要性はないのではないか。 第1回 公開審議に おける議論 の概要 ■成果として掲げていることは、指標として適当なのか。 (本部)市立高校の倍率が高いことを、この制度の成果としているが、因果関係がないのではないか。ま た、1人1台のノートパソコンによるペーパーレス会議の実施をこの制度の効果としているが、生徒には 全く関係ない話で不適切ではないか。 (所管)教育活動の成果を現すのは難しいが、倍率が高いことを指標とした。コンピューターの関係は、 優秀な教員たちの成果として挙げた。 (本部)明らかに給与が高いことと関連がある指標はないか。 (所管)直接つながる数字的なデータは、ない。 (本部)この格差があることを課題として認識をしているのか。 (所管)教育委員会として、今後検討すべき課題であると考えている。 継続 縮小 拡大 改善 市の給料が県よ 4号給の差を縮め 4号給の差をさら 何らかの改善を り4号給高 い制度 て続ける。 に拡大して続け する。 をこのまま続け る。 る。 2 市民委員の 評価・意見 の概要 傍聴者の 意見の概要 1 0 2 廃止 その他 市の給料が県よ り4号給高い制度 を廃止する。(県 と同じにする) 9 計 2 16 <主な意見> ・初任給で差をつけるのではなく、手当等で差をつけるべきと思う。(改善) ・大宮北の1人1台ノートPCはムダ。扱いきれていない職員がいるはずなので、利用目的等を調査する べき。(その他) ・もっともっと差別化があってもよいと思う。(継続) ・県職との交流が必要、同一校10年は長すぎる。(廃止) ・適正な給与水準を求める。 B1−2 事業名 博物館管理運営事業 担当部署 教育委員会 生涯学習部 博物館 ■それぞれの施設の役割について (所管)市立博物館は、さいたま市の原始から現代までの歩みがわかる常設施設、浦和博物館は旧埼玉 師範学校の校舎を復元し、浦和地区の自然、歴史、文化について展示、民家園グループは、体験型の 博物館として暮らしに関する各種資料の収集、保存と伝統行事の再現や文化保存を実施している。 ■それぞれの施設の管理コスト、利用者あたりのコストについて (所管)H22年度博物館総額で2億6000万円、、8館あるため施設管理費がかなりかかっている。また学 芸委員一人当たりの事業費は、横浜歴史博物館の4分の1である。 (所管)利用者1人あたりのコストは、502円∼1810円かかっており、おもな来館者は小学生が博学連 携の一環として体験学習をしている。 (本部)人件費が7割、委託費が16%は、人件費をかけすぎでないか。4館に10人の学芸委員が分散し ており、選択と集中をし、アウトプットをふやす努力をするべきである。 第1回 公開審議に おける議論 の概要 ■県立が有料で、市が無料の理由はなにか。 (所管)博物館法により公立博物館は無料となっている。県立は、「維持管理のためやむを得ない場合は 徴収できる」というただし書きを利用して300円徴収しているが、県立の17%の面積の市立では困難で ある。 (所管)千葉市は60円を徴収しているが、この程度の入館料では徴収事務員を置くと赤字になる。 (本部)有料化してもよりよいものを提供しててゆくべきではないか。 ■展示内容は複数回訪問する内容になっているか。 (所管)平成21年にWEBサイトを立ち上げてPRに努めている。 (本部)図書館などのアクセスの多いHPを利用してPRに努めてほしい。 ■管理運営費用を事業の中で自らも稼ぐ努力は必要ないか。 (本部)岩宿博物館で実施したような「古代料理」を出すような魅力のある取り組みをしてはどうか。 (所管)浦和博物館は「鳳翔閣」というレッズのエンブレムにもなっている建物なのでもっとPRしたりミュー ジアムショップなども検討して収入を増やす取り組みの検討を進める。 継続 現状どおり 継続する。 4 市民委員の 評価・意見 の概要 傍聴者の 意見の概要 縮小 予算、人員 体制、施設 など事業を 縮小して継 続する。 1 拡大 予算、人員 体制、施設 など事業を 拡大して継 続する。 0 改善 廃止 その他 何らかの改 博物館事業 善をして実 を廃止する。 施する。 10 0 計 1 16 <主な意見> ・必要なこととは思うので、数字上で簡単に廃止・縮小を決めるのではなく、たくさん事業をしてみて、そ れに対する成果を見て、何度も検討・検証するべきだと思う。(改善) ・小中学校と連携により子供達に色々な体験をさせたい。運営者の努力が必要である。(改善) ・近隣(東京)にすばらしい博物館・美術館がたくさんあるので、そちらへ見学へ行ってしまう。そのことを 考えると廃止するものと残すものを考える(改善) ・人件費70%は、管理コストがかかりすぎでは。効率的な業務改善をすべき。要員を見直すべきであ る。(改善) ・民家園グループは継続、博物館は縮小して継続する。(その他) ・人件費が多すぎる。小中学生の体験学習や歴史を知る場所で重要と思うが、一般の人には宣伝が足 らないと思う。(継続) ・文化財を後世に残すため事業は必要である。(継続) ・コストパーフォーマンスの上に乗せて議論すべきものと違う。 ・小学生の最低、年一回以上の利用を制度化すべきである。 B1−3 事業名 図書館管理運営事業 担当部署 教育委員会 生涯学習部 中央図書館管理課 ■さいたま市の図書館事業の特長について (所管)23館と移動図書館が1台、4箇所の配本所がありネットワークを組んで全域的なサービスを行っ ており、5年間で5箇所の図書館を整備してきた。平成20年度の一人当たりの貸し出し数も政令市トップ の実績である。セミナーの開催やお話会などの活動を実施している。 ■図書館事業の人件費率が毎年あがっているのではないか。 (本部)事業に対して人件費は高い率になっていないか。 (所管)23館を保有し、3交代で運営しているので高い。 (本部)事業費に占める人件費率がH20年 60.1%、H21年 61.8%、H22年 62.9%と増加し、 資料費が10.1%、9.7%、8.7%と下がっているのは、人件費が上がるために資料費を削減している のではないか。 (所管)資料費が下がったのは、購入方法を変え資料費を有効に活用する方法に変えた効果もある。 第1回 公開審議に おける議論 の概要 ■図書館資料費は、市民ニーズにあった使われ方をしているか。 (本部)人件費を減らす工夫をして図書資料費を増やすのが市民サービスの向上ではないか。 (所管)5年間毎年一館づつ増やしてきた。そのために人件費が増えてきた。図書館は半径2km以内に 設置するのが適正な配置である。あと、2箇所増やす計画である。 (本部)計画の見直しが必要と考える。 ■図書館事業におけるIT化の推進状況とその投資効果について (本部)事業者も使うリファレンスサービスは有料化の検討ができないか。 (所管)ビジネス支援も、その結果社会貢献できれば未来に投資する仕事で公でやるべきである。 (本部)リファレンス情報は、東京都ではデータベース化されているが本市ではどうか。 (所管)H22年中にHPで公開の予定である。 ■新たな電子媒体への対応について (所管)著作権等の課題もあり、早急に実現する優先課題ではない。 継続 縮小 予算、人員 現状どおり 継続する。 体制、施設 など事業を 縮小して継 続する。 3 市民委員の 評価・意見 の概要 傍聴者の 意見の概要 3 拡大 予算、人員 体制、施設 など事業を 拡大して継 続する。 1 廃止 改善 何らかの改 図書館事業 善をして実 を廃止する。 施する。 9 0 その他 計 0 16 <主な意見> ・図書館のこれ以上の増加は再考すべき。パートなどを使って人件費の削減は必要かと思う(改善) ・市民ニーズを把握できていないように思う。電子媒体対応は早急にしなくてよい。(改善) ・利用率の少ない分館は統合してはどうか。地域サービスが必要なのか。(改善) ・図書館の充実は望ましいと思うが、予算配分を検討してほしい。(縮小) ・すべての市民が同レベルのサービスを受けるためには増設は必要。人件費を減らす努力が拡大の条 件である。(拡大) ・小さな子供、主婦、学生等色々な人が気軽に本を読むことができることは大事。歩いていける距離に図 書館は要らないと思う。(継続) ・新しい図書館建設はちょっと待ってほしい。(改善) ・市内図書館の整理。市民ニーズを追求するあまり税負担を見誤っている。 ・行革サイドがデスクの上でのみ数字を操っているように見える。 ・図書館をこれ以上増やすのは時代に逆行している。 ・知的財産を守るためには公の投資は必要と思う。 B1−4 事業名 入学準備金・奨学金貸付事業 担当部署 教育委員会 学校教育部 学事課 ■本事業の成果は何か。 (所管)教育基本法第4条1項の「・・・経済的理由によって就学が困難なものに対して奨学の措置をとらね ばならない」という規定に基づき実施している。経済情勢を反映して年々申請者は増加している。 (本部)本制度で緊急時の対応は可能か。 (所管)できない。 第1回 公開審議に おける議論 の概要 ■不納率が極めて高いが、選定基準は妥当か。 (本部)選考基準はなにか。学校の関与はあるか。成績要件はあるか。連帯保証人はあるか。 (所管)家族の状況とその所得基準の低い順に対象としている。学校の関与はない。成績は客観的基準 になりにくいので要件となっていない。連帯保証人は親以外に設定している。 (本部)客観基準だけでの選考であれば、民間委託は可能か。 (所管)可能と思われる。 (本部)現年分、過年分計で60%しか返還がおこなわれていないが連帯保証人から回収できないか。 (所管)催告,催促等はやっているが保証人からの返還事例はすくない。 (本部)積極的な回収に努めるべきである。 ■国も県も同様の奨学金制度があるが、当市が独自に実施する意義について。 (所管)県は大学を対象としていない。また、国の制度による貸付だけでは足りず市の制度を利用するこ とで教育費の軽減の一助となっている。市にも母子家庭対象や勤労者を対象の融資制度はあるが制限 がある。 ■貸付事業に対して、かかる事務経費は費用対効果の観点から妥当か。 (本部)新規貸付3160万円に一名(約800万円)のコストをかけているが費用対効果が低すぎるのでない か。 (所管)県では既に審査後の事務事業は民間委託しているが県の十分の一の事業規模では受託者がい ないと思われる。 (本部)県と同様に事務事業の委託や、他の制度(他局)との統合などを含めて合理的な方法を考えるべ きである。 継続 現状どおり 継続する。 2 市民委員の 評価・意見 の概要 傍聴者の 意見の概要 縮小 拡大 改善 廃止 その他 支給金額や支 支給金額や支 何らかの改 入学準備 給人数の縮小 給人数の縮小 善をして実 金・奨学金 など事業を縮 など事業を縮 施する。 貸付事業を 小して継続す 拡大して継続 廃止する。 る。 する。 1 0 10 2 計 0 15 <主な意見> ・高校授業料の無償化により金額の見直しも必要。連帯保証人からの返済も仕方がないこと。急に必要 になった学生にも借りられるようにしてほしい。(改善) ・貸付基準の見直し。不納率を少なくなるような改善の検討が必要である。(改善) ・返還業務を委託すべき。収入未済額増加の傾向となった場合は事業廃止または給付にすべきである。 (改善) ・貸付でなく給付にすればよい。回収の手間を選定基準の厳格化にあてる。「学ぶ意欲」の高い生徒、学 生に限定する。(改善) ・裁判をおこしてまで回収しなければならないなら貸付するべきではない。市では「緊急時対応する」とい うやり方に変えてみてはどうか。(改善) ・民間,県、国に任せる。市職員のかかる時間(人件費)が多すぎる。(廃止) ・なし C1−1 事業名 放課後児童健全育成事業事業 担当部署 子ども未来局 子ども育成部 青少年育成課 ■待機児童は深刻であり、事業計画の目標以上に拡充が必要ではないか。 (所管)ここ数年、500人くらいずつ定員を増員しているが、待機児童数はほぼ横ばいで減っていない。こ れは、サービスがあれば利用したいがあきらめている人が多く存在しているためと考えられる。 (本部)そのような潜在需要を踏まえると、今の事業計画のペースでは、平成24年度までに待機児童ゼ ロの目標は達成できない可能性がある。事業をさらに拡大する必要があり、いかにコストをかけず、効果 的・効率的に拡大するか、がポイントである。 ■公設・民設の競争環境が適正な状況になく、民設の経営を圧迫しているのではないか。 (所管)月額指導料は、公設が4,000円、民設が平均約1万円であり、倍以上の格差が生じている。 (本部)安い公設に利用者が集まり、立地面などで条件の悪い民設の経営が圧迫されている。今後、基 本的に民設の拡大によって待機児童を減らす方針に対して、この状況は望ましくないのではないか。 第1回 公開審議に おける議論 の概要 ■公設に対する公的負担が大きいため、指導料の値上げが必要なのではないか。 (所管)公設の指導料は、他市と比較して安い水準にある。また、値上げは合併以来行っていない。 (本部)今後、民設を拡大するための財源を考えると、民設の経営圧迫の原因にもなっている公設の指 導料を値上げし、そこから生み出された財源を民設の拡大に活用するということも検討してはどうか。 ■民設の拡大の前に、民設の経営改善や効果的な補助・支援のあり方の検討が必要なのではない か。 (所管)民設の運営上の課題の一つに、場所の確保がある。1クラブあたり40∼50人の規模が経営上望 ましいとされるが、小規模なところが多いのが現状である。また、家賃補助の上限を超える分は事業者 の負担となり、利用者の指導料に跳ね返っている。 (本部)一定規模の場所の確保を促進する方向での補助・支援が効果的ではないか。 ■学校施設等の公共施設の活用をもっと積極的に推進すべきではないか。 (本部)そうした場所の確保を含め、学校施設を利用してクラブを設置するのが最も効果的ではないか。 (所管)年間2∼3か所ずつ設置されており、全102小学校中19校で設置されている。 (本部)全校で学童保育を実施している事例もある。もっと積極的に活用を検討すべきでないか。 (所管)衛生設備の設置や警備面で区画分け等の改修が必要になることがネックになっている。 (本部)児童クラブの場合は同じ学校の児童が利用するため、もう少し柔軟な運用が可能ではないか。 市民委員の 評価・意見 の概要 傍聴者の 意見の概要 継続 縮小 拡大 今の事業計画の ペースで児童クラ ブの定員を増やし ていけばよい。 今の事業計画よ りペースを落と す。予算を減らす (他の事業の予算 にまわす)。 今の事業計画よ りペースを上げ る。予算を増やす (他の事業の予算 を減らす)。【民設 への補助拡大な ど】 1 0 3 改善 廃止 その他 予算をできるだけ 放課後児童健全 増やさずに定員を 育成事業を行う必 増やす。【公設を 要はない。 値上げしその分で 民設を増やす、学 校施設を活用す るなど】 10 0 計 0 14 <主な意見> ・豊かな放課後の生活(ゲームづけでなく)を保障してあげることが大切だと思う。(拡大) ・公設の料金をいたずらに上げるのではなく、時間を短縮し、超えた分に超過料金を課すことで、民設へ の移行を図れるのでは?公設の料金の安さに惹かれてさいたま市に引っ越す例もある。(拡大) ・学校内での施設拡大により、民設(公設)を増加させる。 (改善) ・保護者負担がある程度増加することは、サービスを受ける以上、しかたがないことであり、公と民の均 等化が必要である。(改善) ・1人親支援及び低所得者支援と、子育てと仕事の両立支援とに目的を分け、前者については利用資格 審査を厳しくして支援を厚くする。後者については、基本的に利用者が必要なコストを負担することとし、 民設は後者に特化していくべき。(改善) ・民設に余裕があるにもかかわらず、民設によって拡充していく考えが間違っていると思う。他市と公設 の指導料を比較して、指導料の値上げを検討し、公設を増やすべきでは?(改善) ・1∼6年生まで通えるところが増えれば親も安心なので、公設も民設と同じ期間利用できるようにしてほ しい。(改善) ・公設の対応時間による利用者を待機させないよう、老人施設との共同化を。 ・経営効率を優先すると、心の豊かな子どもは育たないと思う。 ・コストだけではないという人の意見も貴重な意見。 C1−2 事業名 職員互助会事務事業 担当部署 総務局 人事部 厚生課 第1回 公開審議に おける議論 の概要 市民委員の 評価・意見 の概要 傍聴者の 意見の概要 ■埼玉県市町村職員共済組合が実施している福利厚生事業に加えて、市が福利厚生事業を公費負 担で実施していることが妥当なのかどうか。 (本部)県内の市町村職員が加入する埼玉県市町村職員共済組合(以下「共済組合」という。)が、人間 ドックの受検助成、保養施設、レクリエーション施設の利用助成等を行っているのに、更に市が独自の助 成事業を行う必要はないのではないか。 (所管)他のすべての政令指定都市、県内の約8割の市町村が同様に行っている。 (本部)他でも同様に行っているといっても、さいたま市では止めるという選択肢もあるのではないか。 (所管)メンタル系の病休者が増えており、職員の健康維持、元気回復のために必要な事業。また、市民 理解を得るためにこれまでも改善してきた。総務省でも市民理解を得ることを求めているが実施自体は 否定していない。 (本部)総務省が、実施状況を公表して住民の理解を得るよう求めているのであれば、もっと詳細に事業 内容を公表し、市民理解に努めるべきではないか。 (所管)公表内容については検討する。 (本部)市の福利厚生事業は、職員の健康維持、元気回復のために共済組合の事業では不十分なとこ ろを補完するものであり妥当だというならば、改めてその観点から適正な事業範囲を検証する必要があ る。 ■妥当だとしても、市民理解を得られるよう、適正な事業範囲を検討する必要があるのではないか。 (本部)人間ドックは、共済組合から3万円、更に市の互助会から1万円を助成しているが、なぜ上乗せ の助成が必要なのか。 (所管)人間ドックを受けやすくするため必要と考える。 (本部)レクリエーション施設の利用助成も共済組合と重複している。止めるべきではないか。 (所管)職員の元気回復のために妥当な範囲と考える。 (本部)宿泊施設の利用助成も同様。止めるべきではないか。 (所管)共済組合の指定施設は競争が激しくとりにくい。市独自の施設が必要。 (本部)いずれにしても、職員の健康維持、元気回復に効果的で、かつ、共済組合のみでは不十分なとこ ろの充実に事業を絞り込むべきではないか。 (本部)適正な事業の範囲を決めることができても、職員が1年間に受けられる助成額の上限が決まって いないため、利用するほど事業費が膨らんでしまう。一人当たりの助成限度額を定めるべきではない か。 (所管)検討したい。 継続 縮小 拡大 互助会事業を行う ことは妥当であ り、事業範囲も現 状のままでよい。 互助会事業を行う ことは妥当である が、事業範囲は 縮小するべき。 互助会事業を行う ことは妥当であ り、事業範囲は拡 大するべき。 1 6 0 改善 廃止 その他 互助会事業への 互助会事業を行う 公費負担額は現 必要はない。 状のままでよい が、事業内容を見 直す(縮小と拡大 以外の意見)。 2 5 計 0 14 <主な意見> ・民間の労働条件が悪化している中、公務員だけ優遇されていると考えるのではなく、公務員の労働条 件を良くして民間の底上げを図るべきだ。(継続) ・リフレッシュ、ケア等、正当化して聞こえるが、民間との余りにも大きな格差を感じる。不要とは言わない が、疑問を感じざるを得ない。(縮小) ・宿泊施設の利用助成は不要。人間ドックの助成は将来の医療費削減にも繋がるので必要か。(縮小) ・職員のメンタルヘルスケアに重点を置いた見直しをするべき。(縮小) ・公費負担の上限額と、職員一人当たりの利用上限額を定めることが必要。(改善) ・埼玉県市町村職員共済組合と市互助会による二重負担について、市民の理解を得ることは相当無理 がある。(廃止) ・民間との比較がもっと必要。 C1−3 事業名 新定員管理計画の策定について 担当部署 総務局 人事部 人事課 ■新たな計画における、目標設定の考え方について。 (本部)新しい計画では、職員を何人くらい減らす予定でいるのか。 (所管)改革推進本部で策定中の(仮称)新行財政改革推進プランとの整合を図りながら、事業のスク ラップアンドビルド、民間委託の促進、再任用職員など多様な勤務形態の職員の活用などを基本方針 に、今後、目標人数を確定して行く。 (本部)基本方針を明確に定め、新計画を策定してもらいたい。 第1回 公開審議に おける議論 の概要 ■新たな目標設定に当たっての、民間委託の促進及び再任用職員の職域拡大の必要性について (本部)定員管理のうえで、改革推進本部が重要視しているのは民間委託の促進と再任用職員のさらな る活用。民間委託を促進するうえで問題になるのが、例えばごみの収集運搬業務委託で過員となった清 掃職員の職場確保。事務職員と異なり職域が限られている。新しい職場が確保されていないと委託を強 力に進められない。 (所管)新規採用による補充をせずに、これまでも道路パトロールなど技術職員の別職場に配置替えし て対応してきた。 《清掃職員10人分のごみ収集運搬業務を委託した場合、過員となった清掃職員に辞めてもらうのでは なく、定年等の退職者と新規採用者の人数調整により全体として10人分を削減する仕組みであるため、 清掃職員の新たな職場確保が課題であることを市民委員に説明》 (本部)現業職場からは、人事当局が現業職員の職場を確保してくれるのかはっきりしないので委託化 を思い切って進められないとの声がある。委託化の検討段階から所管部局としっかり連携して欲しい。 (所管)連携を図っていく。 (本部)次に、定年退職者の再任用について、この5年間で再任用職員が439人増えたが、職員を568 人減らした一方で再任用職員がこれだけ増えたことも計算に入れて、市民に正確に情報を伝えるべき。 今後、再任用職員は何人増える見込か。 (所管)来年度は約80人の見込。 (本部)新しい計画では、再任用職員が増えた分も含めて市民に公表するべき。さらに言えば、再任用職 員が増えた分、必ず職員を減らす方針で新しい計画を立てるべきと考えるがどうか。 (所管)その方向で考えている。 (本部)市民感覚としては、再任用職員の雇用より、新人職員の採用を優先させるべきと考えるがどう か (所管)再任用職員の雇用は年金給付年齢の引き上げに伴う措置として民間でも導入されている制度で あり理解いただきたい。なお、新人職員も計画的に採用していく。 (本部)再任用職員の知識経験を十分に活用できる職場配置をお願いしたい。 ■新たな計画における、人件費削減目標の必要性について。 (本部)国では、国家公務員の人件費を2割減らすことを検討している。本市でも総人件費の削減目標を 立てるべきではないか。 (所管)国では業務の地方移管を前提に検討している。状況が異なるので難しい。 (本部)人件費で問題なのは、残業代が増えていること。残業を減らす努力が必要と考えるがどうか。 (所管)対応を検討したい。 市民委員の 評価・意見 の概要 傍聴者の 意見の概要 継続 縮小 拡大 人事部が考える 定員管理方針に 沿って新しい計画 を作ればよい。 人事部が考える 定員管理方針ほ ど、厳しくなくても よいが、新しい計 画は作るべき。 人事部が考える 定員管理方針よ り、もっと厳しい考 え方で新しい計画 を作るべき。 4 1 3 改善 廃止 その他 人事部が考える 新たな定員管理 定員管理方針の 計画を作る必要 他に、別のやり方 はない。 がある。 5 0 計 1 14 <主な意見> ・単に人を減らすと個々の職員の負担となり、メンタルによる休職は逆にコスト増になりかねない。(継 続) ・過度の職員削減は職員のミスを誘発させる要因となりかねない。 (継続) ・職員減だけでなく人件費の削減(職員給与の見直し)も併せて計画するべき。(拡大) ・再任用職員が多すぎると思う。(改善) ・業務の棚卸しと適正人員数の算出がなければ人件費の低減にならないので、単に目標を定めるだけ のプランは不十分 (改善) ・定員を削減した結果の総括が必要。 C1−4 事業名 保養施設管理運営事業 (ホテル南郷・しらさぎ荘・新治ファミリーランド・六日町山の家・見沼ヘルシーランド) 担当部署 市民・スポーツ文化局 市民生活部 市民総務課 ■指定管理者制度を導入しても、なお経営状況が悪いのではないか。 (本部)指定管理者制度を導入して収支は改善されているが、それでも利用者1人あたりのコストが収入 を上回っている。構造的に問題があるのではないか。 (所管)そもそも黒字を目的とした施設ではなく、市民の健康の増進及びレクリエーションの促進を図るこ とを目的としている。 (本部)確かに当時は民間の宿泊施設も少なく、そうした意義もあったと思うが、現在は多くの民間施設 が設置されている。それらの施設から選択する方が市民のニーズを満たすことになるのではないか。 ■そもそも市民ニーズが限定されているのではないか。 (本部)利用者層はどうなっているか。 (所管)市民が7割を占めている。見沼ヘルシーランドは99%が市民である。リピーターもかなりいる。 (本部)利用者数でみると、県外の宿泊施設については、単純計算であるが120万人以上の市民の1% 以下ということになる。認知度も低いように感じるがどうか。 (所管)確かにそういった捉え方では低位であるが、一定の市民にとってはよい利用をされていると考え ている。市報やホームページでもPRを進めている。 (本部)PRを一生懸命やっても利用と認知が限られているということになれば、市民ニーズは限られてい るといわざるを得ないのではないか。 (所管)旅行のパターンや保養のあり方が変化してきており、民間の安い施設など選択肢も増えた中で、 第1回 公開審議に 利用が一定のところでとどまっているのはやむを得ないところもある。 おける議論 ■政策目的自体が意義・必要性を失っているのではないか。 の概要 (本部)そうした時代背景を踏まえると、市が自ら施設を保有して管理運営する意義はなくなっているので はないか。 (所管)昨今の経済状況で、所得が限られている市民もあり、市が実施する意義はあると考えている。 (本部)その意義を否定しているわけではない。もっと低コストで、効果的に政策目的を達成する方法が あるのではないか。 ■施設の老朽化が進んでおり、改修・建替えの必要性が迫っているのではないか。 (本部)施設の老朽化の状況はどうなっているか。 (所管)旧耐震基準のしらさぎ荘、六日町山の家については、平成24年度に耐震診断を行い、その結果 によって26年度に耐震補強を行う予定である。 (本部)耐震化以外にも大規模補修が発生するが、その経費と経常的な維持管理経費はどうなるか。 (所管)毎年かかる維持管理経費が約3億円で、それ以外に大規模修繕が発生すれば、その経費は別 途予算を立てる必要がある。 (本部)指定管理者制度を導入してもコストのかかる事業である。他市の状況をみても、ほとんどが廃止 または民間への売却を行っている。本市も大規模修繕が発生するタイミングで検討すべきでないか。 (所管)市民の意見を聞きながら、検討したい。 (本部)大規模修繕等については、長期的・計画的に実施するのが民間では一般的であり、そのための 体制整備が必要ではないか。 継続 縮小 拡大 保養施設を現状 施設・サービスを 施設・サービスを のまま維持・継続 今より縮小する。 今より拡大する。 する。 (施設の一部を廃 止・売却すること を含む) 0 市民委員の 評価・意見 の概要 傍聴者の 意見の概要 5 0 改善 廃止 縮小でも拡大でも ない改善。 (直営の六日町山 の家にも指定管 理者制度を導入 するなど) 事業を廃止する。 市が保養施設を 管理運営する必 要はない。 3 5 その他 計 1 14 <主な意見> ・保有していてもよいが、保有件数を減らす、お客さまを増やすなどの努力は必要だと思う。(縮小) ・低所得者のことを考えると立地がふさわしくない。(縮小) ・時代も変化しており、経年により費用も増加してくるので、縮小から廃止にかけて検討すべき。料金が 安ければよいというものではない。内容がよければ高くても利用する時代である。魅力がなくなっており、 市民ニーズが低いのではないか。(縮小) ・潜在的なニーズはあると思われるが、市によるPR・周知・広報の不足感あり。個人的にはこういった施 設は存続してほしいが、コストパフォーマンスをみると何らかの改善は必要。(改善) ・これ以上赤字を出して継続することは許されない。(廃止) ・民間に売却して、違った形で市民も引き続き利用できるようにする。(その他) ・即廃止すべき。 ・役割は終わった。民間に譲渡すべき。 ・現地域との共生もあり得ると思う。廃止には反対。