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No.24 2005年3月2日 ケータイでマラソン観戦
NTTドコモレポート 2005.3 ケータイでマラソン観戦 ∼ドコモのスポーツ情報モバイル配信システム∼ 来る3月6日、早春の滋賀県・琵琶湖畔を駆ける、びわ湖毎日マラソンが開催されま す。びわ湖毎日マラソンは、今年で60回を迎える伝統の国際マラソン大会で、また今 回は世界陸上代表の選考会も兼ねていることから、陸上界のみならず、一般からも大 きな注目を集めています。 ドコモは、本大会に「スポーツ情報モバイル配信システム」を提供します。 これは、「iモード®リアルタイム記録配信」と「現地レポート映像配信」の2つから なり、お客様はiモードサイト「ドコモ・スポーツ(http://www.docomo-sports.jp/i/) 」 にアクセスすることで、競技進行中にも、大会の最新公式記録や現地のホットな映像 を手に入れることができるようになります。 今回のドコモレポートでは、第60回びわ湖毎日マラソンを盛り上げるドコモの「ス ポーツ情報モバイル配信システム」についてご紹介します。 最新記録は携帯電話でリアルタイムにチェックしよう マラソンの応援スタイルが変わる テレビで見られない情報を映像配信 様々なイベントをモバイルで盛り上げたい 【参考】「スポーツ情報モバイル配信システム」その他のメニュー 最新記録は携帯電話でリアルタイムにチェックしよう マラソン競技では、ゴールインのタイムはもちろんのこと、5kmや10kmといったポイ ントとなる地点でも、大会運営本部が出場全選手のタイムを記録しています。これを実現 するため、あらかじめ選手のゼッケンに固有の認証チップが埋め込まれてあり、ポイント 地点となるラインを超えた瞬間、ライン上に置かれた読み取り機と認証チップが通信する ことにより、その選手の記録を自動的に取得する仕組みになっています。そしてこのデー タは、順次オンラインで運営本部のコンピュータに集積されます。 ドコモでは、このデータを運営本部から現場で受け取って、iモードサイトに登録する サービスを、2003年12月の全国高校駅伝競走大会で初めて実施いたしました。その後も、 2004年の第59回びわ湖毎日マラソン、全日本中学校陸上競技選手権大会など、多くの大会 で同サービスを提供し、ご好評を得てきました。 これら過去の大会で実施したシステムでは、運営本部から受け取ったデータファイルを 一旦手作業で登録するという手順を踏んでいたため、情報更新のリアルタイム性が十分で はありませんでした。 今回のびわ湖毎日マラソンでは、運営本部のシステムとドコモのシステムをダイレクト に連結し、完全オンライン化することで、リアルタイムに選手の記録を更新することが可 能になりました。これにより、例えばある選手が10km地点を通過すると、瞬時にデータ がiモードサイトに送られます。そして、携帯電話から同サイトの記録表示画面にアクセ スすると、その選手の最新記録が閲覧できます。 まさにリアルタイムで公式記録をiモードサイトに自動配信する―――、これがiモード リアルタイム記録配信なのです。 ■ iモードリアルタイム記録配信システム(イメージ) 認証チップ 第60回 びわ 10km上 湖毎日マラソン 位50名 123 選手がポイントを 通過すると同時に サイト情報を更新 1位 ○○○29:55 △ △△選 5km ->1 手 10km 5:10 ->14:4 5 10km地点 読取機 ゼッケン123 ○○○△△△選手 29分55秒 10km地点通過 iモードネットワーク 大会運営 システム 〈2〉 iモード センタ インターネット マラソンの応援スタイルが変わる 「iモードリアルタイム記録配信」サービスでは、iモードサイトにおいて、各ポイント を通過する選手の公式記録を上位50位まで、リアルタイムに更新し続けます。 これにより、テレビで観戦している人の応援スタイルが変わります。テレビ放送では、 通常、先頭集団を中心に中継します。しかし、お目当ての選手が必ずしも先頭集団にいる とは限りません。従来はテレビ画面が2位集団・3位集団の記録を告げるまで待っていなけ ればならなかったはずです。そんな時に、知りたいその場で携帯電話を使ってアクセスす れば、テレビには映らない選手の記録も、バッチリ入手できるわけです。 びわ湖毎日マラソントップ画面 リアルタイム記録配信画面 >> ドコモ・スポーツ << 第60回びわ湖毎日マラソン 3月6日(日) 15km上位50名 第60回 びわ湖毎日マラソン 1位 45:06 ○○○△△△ でレース速報を 逃さずGET ! 5km->15:10 10km->14:45 15km->15:06 1. 大会の概要 2. リアルタイム記録配信 3. 大会の映像 2位 45:09 ※画面は仮のものであり、本番では変わる可能性があります。 さらにiモードリアルタイム記録配信には、「お知らせメール機能」が付いています。こ れは、あらかじめ自分の携帯メールのアドレスを登録しておくと、予告・スタート・中間 地点・ゴール・終了と、重要なタイミングに合わせて、都合5回、競技の進行状況を自動 メールで配信するサービスです。この機能が、沿道で選手を応援する人たちに非常に好評 です。 沿道では、多くの人は小旗を手に、選手が走り抜けるのを今か今かと待ち構えています。 応援している選手がどのあたりを走っているのかがとても気になります。そんな時に、 「お知らせメール機能」に登録しておけば、自動的に手元の携帯電話に、競技の進行状況 が送られてくるというわけです。さらに、ドコモのサイトにアクセスし、お目当ての選手 が直前の地点を通過した情報を確認すれば、いつ頃自分が応援している地点にやって来る のか、だいたい予測できます。これで、せっかく応援に来たのに、お目当ての選手を見ら れなかった、ということもなくなります。 〈3〉 マラソンの応援スタイルが変わる ■ 変わる応援方法(イメージ) 今までは・・ (いつ来るのかな∼まだかな∼) sub: びわ湖マラソン速報 トップが 中間地点を通過しました 最新の記録情報は 「リアルタイム記録配信」で チェックできます。 今すぐアクセスを !! これからは・・ (○時○分に中間地点を通過したのか、 じゃあそろそろ来るな) ドコモでは、昨年12月に行われた全国高校駅伝競走大会において、iモードリアルタイ ム記録配信を初めて提供いたしました。その際に、あまりにも早く最新の記録がドコモの サイトに掲載され、またメールも同時に送られてくるため、マスコミの方々から、「いっ たいどういう仕組みになっているのか?」「ポイント通過時間を直前に予測しているのか」 というお問い合わせを多数いただきました。このことからも、iモードリアルタイム記録 配信が、従来にない画期的なサービスであると言えそうです。 〈4〉 テレビで見られない情報を映像配信 第60回びわ湖毎日マラソンでは、iモードリアルタイム記録配信と同時に、「現地レポー ト映像配信」サービスも実施いたします。 テレビ放送では競技の中継をメインに放映するのに対し、ドコモの現地レポート映像 配信では、選手の練習風景やインタビュー、開会式・表彰式の模様、応援する人たちの メッセージなど、テレビでは放映されない現場の映像をお手元の携帯電話でご確認いた だけます。※ このサービスでは、ポータブルなデジタル映像機器を手にした現地取材班が、現場の様 子を取材します。そして、約15分∼30分後には、その映像情報がドコモのサイトに登録さ れます。過去に実施した事例では、お客様から「さっきインタビューを受けたばかりなの に、もう私の顔が映っている」とか、「会場の盛り上がりがよくわかる」などの声をいた だいています。今回のびわ湖毎日マラソンでも、現場の盛り上がりを伝えることのできる 質の高い映像をお送りします。 ※ 内容は変更になる場合があります。 びわ湖毎日マラソントップ画面 現地レポート映像配信 >> ドコモ・スポーツ << >> ドコモ・スポーツ << ⊂びわ湖毎日マラソン⊃ 第60回 びわ湖毎日マラソン でレース速報を 逃さずGET ! 1. 大会の概要 2. リアルタイム記録配信 3. 大会の映像 ※画面は仮のものであり、本番では変わる可能性があります。 〈5〉 様々なイベントをモバイルで盛り上げたい 今回は第60回びわ湖毎日マラソンで提供する「iモードリアルタイム記録配信」と「現 地レポート映像配信」についてご紹介してきましたが、現在、ドコモのスポーツ情報モバ イル配信システムには、他にもまだまだたくさんのメニューがあります。(次頁【参考】) お客様により便利に使っていただけるシステムを目指し、今後も多くのスポーツ大会な どで実績を重ねる計画です。また、このモバイル配信システムは、大規模なスポーツイベ ントのみならず、小学校の運動会や地域のスポーツ大会といった、草の根のイベントでの 利用も十分可能であることから、今後地域のお客様にも積極的に提供していきたいと考え ています。 このように、ドコモのスポーツ情報モバイル配信システムには大きな可能性が広がって います。まずはその実力を、第60回びわ湖毎日マラソンで、是非、ご確認ください。 アクセスはこちらへ http://www.docomo-sports.jp/i/ QRコード ※「iモード/アイモード」「iアプリ/アイアプリ」および「DoPa/ドゥーパ」は株式会社NTTドコモの登録商標です。 〈6〉 【参考】「スポーツ情報モバイル配信システム」その他のメニュー MENU お気に入りチーム応援 iアプリ ® ダウンロード時に指定したチーム(選手)についての 現在の走行区間と前区間の通過タイムを表示します。 表示される内容は公式記録システムと連動しており、 自動的に更新されます。過去には、選手単位ではなく チーム単位の応援用として駅伝大会で実施しました。 実績:全国高校駅伝競走大会(2004.12.26) MENU ® DoPa 対応電光掲示板 実績:全国聾学校陸上競技大会(2003.10.3∼5) 北陸女子駅伝競走大会(2003.11.9) 第59回びわ湖毎日マラソン(2004.3.7) 全国高等学校定時制通信制陸上競技大会(2004.8.13) 全日本中学校陸上競技選手権大会(2004.8.22∼25) 東京国際女子マラソン(2004.11.21) 全国高校駅伝競走大会(2003.12.21、2004.12.26) 開催中の競技の途中経過などのさまざまなメッセージ を競技場内などに設置した表示器に送信し、リアルタ イムに情報を提供します。メッセージはドコモのパケ ット網を通じて送信されるため、電源・バッテリーな どがあれば容易に設置できます。電光掲示板に表示す る情報は、競技の進行状況、最新の記録はもちろんの こと、落とし物情報、迷子情報など、臨機応変に対応 できます。 MENU 最大8拠点をテレビ電話で接続し、映像情報を共有で きます。主に大会事務局と各ポイントの競技役員との 連絡用に利用されました。 ビジュアルネット 実績:第59回びわ湖毎日マラソン(2004.3.7) 東京国際女子マラソン(2004.11.21) 〈7〉