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第64号 - 独立行政法人 国立高等専門学校機構 北九州工業高等専門学校
高専より体育祭 応援合戦 第64号 新日鐵住金と門司港レトロ 2P 「技術者を志す皆さんに」 /雄志台 13P 平成2 7年度 入学志願者状況 3P 専攻科修了生メッセージ 14P 本科卒業研究・専攻科特別研究一覧 4P 本科卒業生メッセージ 18P 図書館便り 6P My Second Stage/学園随想 20P 平成2 6年度 高体連・高野連試合結果 7P 若人飛翔 21P 学生会役員選挙結果/校内駅伝大会/クラブリーダー研修会報告 8P 平成26年度 就職・進学状況 22P タンザニア2年のボランティア生活を終えて 平成2 6年度 進路状況 23P 新寮長挨拶/女子寮餅つき大会/冬の公開講座を実施して 24P 平成2 7年 行事日程/創立50周年記念シンボルマーク決定/編集後記 10P (本科・専攻科生の就職及び進学先) 志 平成2 7年3月1 1日(2) 遠 「技術者を志す皆さんに」 校長 卒業を迎えられる皆さん、誠におめでとうございます。 高専で自ら考え行動する事を通して培った「主体的に学 ぶ力」に自信を持ち、新天地で、十分に持てる力を発揮 して下さい。進級を間近にする皆さん、引き続き、勉学 や課外活動で自ら考え行動する事を心掛け「主体的に学 ぶ力」を磨いて将来に備えて下さい。 技術の世界はどんどん進化しています。M2M(Machine-to-Machine:機器間通信)とかIoT(Internet of Things:モノのインターネット化)という言葉も随分 ポピュラーになりました。あらゆるモノのインターネッ ト接続により利便性や可能性も増しています。数年後の ウェアラブル端末などには予想もつかないものが現れて いる事でしょう。新しいものづくりにもM2MやIoTは利 活用されていくはずです。進化する技術に対応するのは 大変ですが、 「主体的に学ぶ力」さえ付いていれば大丈 夫です。 技術者は、便利屋ではなく、主体的に考え行動して、 社会で確固たる地位を占め尊敬される存在であって欲し いと願っています。技術の進歩は手放しで喜べるほど単 純ではありません。技術の進歩につれて、それがもたら す脅威も必然的に増大します。昨今の製品事故、データ の改竄、 環境問題など、 科学技術に携わる者の社会的責任 が厳しく問われています。技術者は、技術と言う技を担 い、現代社会を支える人工物や人工システムを創り出し て運用し、その安全と信頼性を守る仕事をしている訳で すが、製品やシステムを世に出して終わりという訳には いきません。技術者も、 社会と一体になって、 技術を吟味 選択し社会の持続的進歩発展に貢献するのが使命です。 技術者を志す皆さんに記憶に留めて頂きたい言葉があ 塚本 寛 ります。日本工学アカデミーの「技術者の誓い」です: http://www.eaj.or.jp/eajnews/news139/01.html 『技術は人々の幸せでより快適な生活を追求し、便利 で安全な社会を築き、平和に共存できる世界を実現する ことを目的としています。この目的の達成のために技術 者は、科学を中心とした人間の知識と経験を集積・活用 し、知恵を結集し、最善の努力を尽くしています。/現 在、私たちは日々の生活から遠い宇宙まで、技術の成果 を実感することができ、技術者はこれを誇りとしていま す。しかし、私たちは戦争や自然破壊など、技術の負の 側面も経験してきました。/これからも技術者は、常に 未来の世界に目を向けて、技術を善い意図に用い、技術 の悪用に対して戦い、科学技術を超えた分野にも目を配 って、子孫の代にもわたる技術の影響の予測と予防に細 心の注意を払います。 』 技術は、今、資源、環境問題を始め、巨大化とブラッ クボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判 に晒されています。技術が受け入れられ発展するのも、 拒絶され衰微するのも、また、技術者の社会的地位のあ り方も、社会との深い関わりの中にあることは明らかで す。皆さんが新しい時代を担う責任ある技術者であろう とするならば、人間についての深い洞察を持つと共に、 社会の動きを正しく見極めねばなりません。技術と人間、 技術と社会の関わりについて現状を理解し、将来を展望 する事を忘れないで下さい。現場で頑張るだけでなく全 体を見通して的確に方針を出すことのできる判断力と行 動力に優れたリーダーたることを期待しています。 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! の 頃 で あ る 。 こ ろ だ ろ う か 。 一 日 一 日 を 大 切 に せ ね ば と 改 め て 思 う 今 日 こ え て き た が 、 お や つ で 栄 養 補 給 し て も う ひ と 頑 張 り と い う と そ の 表 で は 、 私 自 身 は 午 後 3 時 頃 。 仕 事 の 終 わ り も 少 し 見 と を 生 か し て 、 社 会 で 活 躍 さ れ る こ と を 期 待 し て い る 。 時 期 で あ る 。 卒 業 生 ・ 修 了 生 は 、 こ れ ま で 身 に 付 け て き た こ 始 め 、 卒 業 時 は ま さ に こ れ か ら 一 日 の 本 格 的 な 活 動 が 始 ま る 午 前 4 時 半 か ら 午 前 7 時 く ら い 。 在 学 中 に 目 が 覚 め る 準 備 を の 活 動 に 備 え て 、 様 々 な も の を 蓄 え る 時 期 で あ る 。 高 専 生 は の 計 算 に な る 。 そ の 表 で は 、 小 学 生 は 皆 夜 明 け 前 。 こ れ か ら 午 前 0 時 、 8 0 歳 を 2 4 時 間 後 の 0 時 と し て あ る 。 1 0 年 が 3 時 間 に 、 人 の 一 生 を 一 日 に 置 き 換 え た 表 が あ っ た 。 生 ま れ た 時 を 時 間 と い え ば 、 子 供 の ク ラ ス 懇 談 会 で い た だ い た 資 料 の 中 間 に 追 わ れ て 慌 て て い る 場 面 が い く つ も 見 ら れ る 。 れ な い 。 実 際 、 ﹃ 不 思 議 の 国 の ア リ ス ﹄ に は 、 登 場 人 物 が 時 る 時 、 キ ャ ロ ル の 心 境 は 冒 頭 の 白 ウ サ ギ と 同 じ だ っ た か も し ち を 、 い わ ば 時 間 を 止 め る 働 き を す る カ メ ラ の レ ン ズ に 収 め も 知 ら れ て い る 。 す さ ま じ い ス ピ ー ド で 成 長 し て い く 少 女 た ル は 幼 い 少 女 た ち を 愛 し 、 写 真 撮 影 を 趣 味 と し て い た こ と で 者 な ら で は の 発 想 と も 言 わ れ て い る 。 ま た 、 ル イ ス ・ キ ャ ロ り 、 作 中 に 多 く 見 ら れ る ア ナ グ ラ ム を 含 む 言 葉 遊 び は 、 数 学 校 オ ッ ク ス フ ォ ー ド 大 学 で 2 6 年 に わ た っ て 数 学 を 教 え て お 作 者 ル イ ス ・ キ ャ ロ ル 、 本 名 チ ャ ー ル ズ ・ ド ジ ソ ン は 、 母 も 多 い だ ろ う 。 サ ギ で あ る 。 ジ ョ ン ・ テ ニ エ ル の 有 名 な 挿 絵 が 思 い 浮 か ぶ 方 目 を し た 白 ウ サ ギ 。 ﹃ 不 思 議 の 国 の ア リ ス ﹄ に 登 場 す る 白 ウ ト か ら 時 計 を 取 り 出 し て 眺 め 、 そ ば を か け て い く ピ ン ク 色 の ﹁ 困 っ た 、 困 っ た 、 遅 刻 し ち ゃ う ﹂ と 、 チ ョ ッ キ の ポ ケ ッ 時 間 総 合 科 学 科 横 山 郁 子 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 志 遠 平成27年3月11日(3) 専攻科修了生メッセージ 目標を持つ 生産工学専攻2年 吉田 智喜 私が高専に入学したのは今から7年前のことです。普 通高校に行くよりも夏休みや春休みが長い、朝の課外授 業がないという理由で高専を受験しました。そのため、 当時は自分が将来何をしたいか、どうなりたいかという 明確な目標がありませんでした。 本科4年生のとき、インターンシップで1週間ほど宇 部興産株式会社にお世話になりました。そこで会社の雰 囲気や高専の先輩方の活躍ぶりを知り、将来は宇部興産 で働きたいという目標ができました。しかし、本科5年 生の就職活動の時期は部活や体育祭の応援団の練習など で忙しかったため就職試験のための準備に時間が取れま せんでした。そこで私は、専攻科に進学してから就職し ようと考えました。宇部興産に就職するという目標がで きてからは、そのために「自分が何をするべきか」とい うことが想像できるようになり、それを実行することで 目標を達成することができました。 専攻科修了生としてメッセージを残すとすれば皆さん に何か目標をもって学校生活を送ってほしいということ と、その目標を見つけるためにいろいろな経験をしてほ しいということです。高専ではインターンシップや国際 交流、学会発表、スピーチコンテストなど、様々なこと を経験する機会がたくさんあり、目標や夢を見つけるき っかけになると思います。このようなイベントに積極的 に参加し、目標や夢を見つけ、有意義な学生生活を送っ てください。 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 七年間を振り返って 制御工学専攻2年 福島 一輝 7年間の高専生活が終わりを迎えました。入学前に電 子制御工学科を志望し、入学してからは専門的知識を5 年間学ぶことができました。得た知識をさらに深めてい きたいと感じ、専攻科へ進学しました。 専攻科に入ってからは、進路について思い悩むことが 増えました。就職すべきか進学すべきか、迷いながら道 を決めていきました。私のときは就活解禁が大学院の願 書提出よりも早かったので、まずは就活を行うことにし ました。 就活をする中で、高専で学ぶことのできる知識は他の 大学では得ることのできない貴重なものであることを改 めて感じました。大学院へ進み、さらに専門性を深めて いくことも素晴らしいことだと思いましたが、私は社会 人として働く道を選びました。 7年間を終えて思うことは、高専が工業の専門知識を 学ぶ意欲がある学生にとって、本当に素晴らしい学校だ ということです。普通高校のようにセンター試験のため だけの勉強や、将来自分が携わらないことの授業に囚わ れず、自分の目指したい専門分野の勉強に専念すること ができます。 在学生には是非とも、5年間、あるいは7年間の高専 生活を有意義に使ってほしいです。海外交流事業は低学 年からでも参加できますし、高学年になれば研究やワー クショップ、インターンシップなど、様々な経験を積む ことができます。学校の授業も素晴らしいですが、高専 ならではの機会を逃さないようにしてほしいと思いま す。 末筆ながら、いつも温かくご指導くださいました研究 室の白濱先生、電子制御工学科の教職員の皆様、並びに 学生生活を支えてくださった全ての方々へ、心から感謝 いたします。 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 出会いは宝物 物質化学工学専攻2年 進藤 慎司 7年間を振り返り、後輩へのメッセージを残すという 重大な課題をいただき、自分なりに高専生活を振り返っ てみました。とても濃かった7年間の高専生活を一言で まとめると「出会い」です。先生方はもちろんのこと、 苦楽を共にしたクラスメートやお世話になった先輩方、 慕ってくれる後輩、その他関わった全ての人との沢山の 出会いは高専生活を楽しむ上では欠かせないものであっ たと思います。出会った方々に7年間支えられ続けて、 楽しいときは笑い、 悔しいときは泣きながらも、 なんとか 濃い高専生活を送ることができ、とても感謝しています。 北九州高専では、今年の1年生まではクラス替えが存 在しないので、ほとんどのクラスメートとはどんなに嫌 でも5年間、毎日のように顔を合わせないといけません。 しかし気が付けば5年間なんてあっという間に過ぎて、 みんなと会える日が少なくなります。全国に散り散りに なるであろう高専生が集まることができるのは多くても 年に3回(GW、お盆、年末年始)程度です。さらに、 卒業して年月が過ぎるほどにその回数も減っていきま す。だからこそ今のうちに気が合う友人をたくさん作り、 一緒に泣いて、笑って、怒られながら充実した日々を送 ってください。そして、卒業した後に笑い話に変えなが ら酒の肴にしてください。 5年間もしくは7年間という貴重な日々を友達とバカ 騒ぎして過ごすもよし、知識や技術を身に着けるもよし です。ただ、高専で学んだ日々が自分の社会に出てから の基盤の1つとなることをしっかりと心に留めて高専生 活を楽しんでください。 志 平成2 7年3月1 1日(4) 遠 本科卒業生メッセージ 自由のために 5−M 伊藤 孝樹 あっという間の5年間でした。入学当時、校内で迷子 になったことを昨日のことのように思い出します。周り を見渡せばあまりにも個性的な学生たち、それに負けな い個性的な先生方、さらに北九州高専独特の自由な空間。 今はまだ卒業という実感が湧きませんが、その中で学生 生活を送ることができた私は幸せ者だと感じます。 そんな高専の自由というものを皆さんが目一杯活用で きるように、卒業メッセージを兼ねたアドバイスを贈り たいと思います。他の学校や高専の方々とお話をする機 会がある度に感じることなのですが、北九州高専は比較 的多く自分の時間が作れる場所です。その時間をできる だけ有意義な時間として過ごしてください。私が思う有 意義な時間とは、仲間たちとの楽しいひと時も勿論です が、過去を振り返った時に「あの時はきつかった!」と 笑って言えるような時間だと思います。それは自分の好 きな趣味であったり部活であったり、また逆に苦手な勉 強やレポートなど、人によって様々です。それは後に自 分にとって良い経験となり、良い思い出になるはずです。 自由だから、と暢気に生活していると、高専生活はあ っという間に終わってしまいます。自由をいかに楽しむ か苦しむかは行動を起こして初めて経験できることだと 思うので、ぜひ「積極的に」自由を満喫してみてはいか がでしょうか。 最後に、今の私を育ててくれた先生方、友人たち、先 輩、後輩、そして両親へ感謝します。本当にありがとう ございました! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 高専での出会い 5−E 勅使河原 有香 私は小さい頃から、将来は医療機器に携わる仕事がし たいと思っていました。そのため、私は普通科高校では なく北九州高専の電気電子工学科に進学しました。 私の中学校から高専を受験したのは私一人でした。入 学当時、知り合いは誰もおらず、クラスや学科の男性の 多さに不安を感じていました。しかし、クラスのみんな や先輩、後輩、先生たちのおかげで本当に楽しい五年間 を過ごすことが出来ました。 高専は縦のつながりが強いことが魅力の一つだと思い ます。十五歳から二十歳、二十二歳の人達と一度に触れ 合える機会はそんなにありません。私は部活や応援団な どの活動で、その大切さを知ることが出来ました。そし て、学生会では学校行事を通して地域の方、先生、企業 の方々と共に仕事が出来たことはとても貴重な体験でし た。 私は、高専に入って本当によかったと思っています。 それは、いい仲間に出会えたからです。そして、いい先 生に出会えたからです。高専時代の出会いは私の一生の 宝ものです。 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 5年間 お世話になりました 5−D 木原 汐理 五年間の高専生活を終えていよいよ卒業です。高専に 入学した当初の私は、物事に対してとても消極的な性格 でした。入学してすぐの体育祭では応援団に入りました が、それは「クラスの女子のほとんどが参加するから」 という理由でした。しかし、私は一年から五年まで応援 団を続け、その中で知り合った人達はとても大切な存在 になりました。 五月頃には、私は自分の意思で弓道部に入りました。 弓道部は当時厳しい指導もあり、辞めたくなる事もあり ました。そんな弓道部も五年間続け、可愛い後輩、尊敬 する先輩がたくさんできました。 その後も国際交流のチューターを引き受けたり、高専 女子を増やすための集まりに参加したり、短期留学をし たり…。いつの間にか私は色んな活動や行事に参加して いました。そのことに気づいたのは就活の時でした。履 歴書を書くため自分自身の高専生活を振り返ると、私は 自分自身の意思で多くの事を経験していたのです。その ことに気づくと、自分に自信が湧いてきました。 ありきたりではありますが、この五年間は私にとって かけがえのないものになりました。ここで得たものをず っと大事にしたいと思います。 卒業する前に、まだ在校する後輩達に伝えたい事は、 五年間ある学校生活で色んな事に挑戦する事、またそれ を続けていく事です。それらの経験は絶対に自分の自信 になり必ず役に立ちます。どうかみなさんの残った高専 生活が充実したものになりますように!またどこかでお 会いしましょう! 志 卒業にあたって 思うこと 新家 遠 平成27年3月11日(5) つらいこともありましたが、思い出されるのは楽しかっ たことばかりです。2回も九州大会優勝を経験すること ができ、5年間続けて本当によかったと思います。 5−S クラスのみんなとも学年が上がるごとに仲良くなって 遼士 いき、今では最初のころの雰囲気が嘘のようです。学校 行事にはあまり関心がなかった僕でしたが、4年生のこ 長いと思っていた5年間の高専生活も思い返せばあっ ろからは積極的に参加するようにして、5年生では学科 という間でした。入学して間もないころはクラスメート 代表をさせてもらいました。学科代表としての学校行事 に話しかける勇気がなく、ひたすら1人で机に座ってい が5年間の中で一番楽しかったです。歩行大会、体育祭、 たことを覚えています。 高専祭、先頭に立って指揮を執らなければならない大変 そんな僕の学校での楽しみは部活であるソフトテニス でした。中学校からしていたソフトテニスでしたが、高 さもありましたが、どれも最高の思い出になり良い経験 をさせてもらいました。 専で続けるかどうか悩んでいました。しかし、先輩の誘 みなさんも何でもいいので馬鹿みたいに何かに打ち込 いもあって入部することにしました。部活の雰囲気も良 んでみてください!そのときは恥ずかしいと思うことで く、先輩たちも優しくて面白い人たちばかりで授業が終 もあとから思い返すと楽しかったなと思うはずです!5 わったらテニスコートに直行していました。部活では、 年間、本当にありがとうございました! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! だったこともあり、北九州高専に入学を希望しましたが、 あなたを強くする方法 当時の予想をはるかに超えた沢山の体験をすることがで きました。 特に目立った功績がある、というわけではありません 福! 5−C が、五年間一緒に勉強を頑張ってきた級友がいるという 彩夏 ことがとても心強く感じています。遂に卒業してしまう という切なさ、他校との交流会や体育祭の応援団に参加 先月、成人式を終えた後に地元の同窓会にて1 0年前の して温かく迎え入れてもらえたこと、寮の仲間たちとと タイムカプセルを開けました。カプセルの中にはくたび もに楽しく過ごせたこと、それらがこんなに嬉しく思え れた茶封筒に1 0年前の自分と家族からの手紙が入ってい るなどとは、中学三年生の私は決して想像もできなかっ ました。 たことでしょう。高専での体験は決して楽しいことばか ―あなたが体験したこと、感じたこと、出会った人達 は人生の中でマイナスにはなりません、必ずプラスにな りではありませんでしたが、手紙にあったように、自分 の中でマイナスになっているとも思いません。 私は、体験したことや感じたことなどは心の持ちよう ります― 2 0歳の私に向けられた家族からのメッセージは、本科 卒業という節目を迎えた今の私に強く響きました。 何もない地元から出たかったことと、化学実験が好き で、自分にプラスにもマイナスにも働くと思っています。 それならば、常に成長できるように前向きにいれば、私 たちはいつも素敵な人でいられるでしょう。 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 当時の私は、とても不安でした。しかし、最初に来た時 大変お世話になりました に皆様が温かく歓迎してくれ、とても安心しました。 私は高専生活3年間で、多くのことに挑戦し、多くの ことを経験しました。日本の文化に触れる多くの機会も 5−D アノダリ 作っていただきました。学校の寮でもとても安全で安心 した生活を送ることができました。 また、高専での生活は、自分自身を見つめなおし、大 私はモンゴルからの留学生です。日本の高専に入れば 切なことを気づかせてくれました。モンゴルからの留学 高専と大学を両方とも体験でき、より良い理論的知識や 生である私にとって、とても有意義な3年間でした。こ 実力を身につけられると思い、北九州高専の3年次に編 れからも高専で学んだ多くのことを踏まえて頑張ってい 入学してきました。そして3年間勉強し、あっという間 きたいと思います。 に卒業することになってしまいました。高専は勉強が実 熱心に研究の指導をしてくださった先生方、相談にの 践的で、実験も多く、基礎から勉強ができ、集中して専 ってくれた友達の皆様を始め、お世話になった方々に心 門の勉強できる環境でした。 より感謝しております。最初から最後までずっと我がま 高専に来たばかりの時、日本語もあまり分からずうま まを聞いていただき、ご迷惑ばかりおかけしてすみませ くやっていけるのかと心配していました。人生で初めて んでした。大変お世話になりました。本当にありがとう 母国から離れ、海外で一人暮らしを始めようとしている ございました。 志 平成2 7年3月1 1日(6) 遠 ∼退職教員メッセージ∼ 岐 路 電気電子工学科 小城 左臣 平成2年の赴任から早いもので2 5年の月日が過ぎてし まいました。個人的には短い感じを受けますが、その間 にも何度か岐路に立ち、進むべき方向の判断をしなくて はならないことがありました。 赴任当時、 情報化流行で、 電気の中でも情報化の流れに 乗るべきであるとの議論もありました。 しかし、 社会基盤 や将来のことを考慮すると電力関係の分野は残すべきと の方向で落ち着きました。 現在、 電力関係の技術者の必要 性は高まり、電力技術者育成プログラムがあちこちで立 ち上げられています。今思うとその時の選択は適切であ ったような気がしますし、その結果が評価されるには2 0 年の年月が必要でした。 岐路での判断の難しさ、 何をなす べき組織であるかを見据えた判断の大切さを実感します。 最近健康のために山に行くことが多くなりました。ほ とんどが馴染みのある山なので登山道は整備されていま すが、それでも時々分岐点で迷うことがあります。行こ うとしている山がはっきり見えている場合は問題ありま せん。ガスがかかっていても何度も通ったことのある道 を行く場合には不安は感じません。しかし、周りが見え ない状況で初めての道を通る場合、正しい方向へ行って いるのか目視できず恐ろしい経験をしたことがありま す。幸い、地図とコンパスを持っていたので事なきを得 ましたが、目標が見えないことがこれほど怖いものなの かと思い知らされました。馴染みのある山でも、自分が 今どの方向へ向かっているのか常に自覚しておかなくて はいけません。 学生の進路についても何度もアドバイスを行ってきま した。本人にとって重大な岐路であり、こちらも能力や 向き不向きを考えながらアドバイスしますが、その人の 人生を左右する責任は重大です。進路変更を促した卒業 生が、その時のアドバイスに納得してくれているのか気 にかかるとともに、現在では幸福な生活を営んでいるこ とを祈るばかりです。 人がいろいろな岐路に立った時、目標がはっきりして いるか、そこへ向かう道の判断が適切であるかなど、思 い悩んできたことを考えると、今やっと自分だけの岐路 を心配するだけでよくなり、少し気が楽になりそうです。 !""!""!""!""!""!""!""!""!""!""!""!""!""!""!""!""!""!""!""!""!""!""!""!""!"" 人の行動もFBとFFのバランス 電気電子工学科 近年、目に余るような変な事件などが多いと思います。 例えば、自分の犯罪行為を動画でネットにアップしたり、 まともに運転できない状態にも関わらず車に乗って事故 を起こしたり。 これらの事件を見聞きする度、 事件を起こ した人は自身の行動の結果について後先を全く考えてお らず、自分自身を上手に制御できていないと感じます。 多かれ少なかれ、後悔することがわかっていながら、 様々な誘惑に負けてしまうことは私もあります。例えば、 太ると分かっていながら食べ過ぎてしまうとか、早めに やらないと後でバタバタすると分かっていながら後回し にしてしまうなど・ ・ ・まさに、自分自身の制御が不安定 な状態です。 制御工学にはFB(フィードバック制御)とFF(フィー ドフォワード制御)と呼ばれる制御方法が存在します。 フィードバックとは、図1に示すように起こした行動の 結果に基づいて次の行動を調整・決定するものであり、 いわゆるPDCAの考え方も同一であるといえます。例え ば、料理作りでいうと、調理をしている際に調味料をあ る量を入れ、その後、味見をして、次に追加する調味料 予期せぬ事態 行動 + 対象 − 考察 図1.フィードバック 結果 前川 孝司 や量を決定するというやり方であり、結果を受けてから、 行動を起こすため“後手の制御”ともいえます。一方、 フィードフォワードというのは、図2に示すように行動 の結果が出る前にある程度の予測に基づいて最良の行動 を取るというものです。先の料理作りを例えに出すと、 最初から経験や情報に基づいて最良と思われる量の調味 料を加えるというやり方であり、ある程度の結果を想定 して行動を行うため“先手の制御”ともいえます。 予期せぬ事態 最良と思われる行動 対象 結果 図2.フィードフォワード もし、料理人がフィードバックだけであれば、味の変 化に柔軟に対応し、失敗しないように考えるが提供まで に時間がかかり苦情が来るでしょう。一方、フィードフ ォワードだけであれば、提供時間は早いが、行動が最良 でなければ、いつまでも味は向上せず、苦情が来ても反 省することもないでしょう。 つまり、人の行動においては、フィードバックだけで もフィードフォワードだけでも十分とはいえず、その組 み合わせた両者のバランスが大事です。ましてや、冒頭 に述べたような結果を全く考えず、FBならびにFFを全 く取り入れない場合には取り返しの付かないことになる でしょう。学生の皆さん、自分自身の行動にFBとFFを 取り入れ、かつそのバランスは適切でしょうか。 志 遠 平成27年3月11日(7) 若人飛翔 我的名字是工藤悟。 (私の名前は工藤悟です) 制御工学専攻1年 工藤 悟 漢字だらけの看板、香草の香り、大量の原付から発せ られる排気ガスの臭いと喧騒……そんな、日本とはかけ 離れた空気感を放つ地 台湾 にて開催された ISTS2 0 1 4に、私は2 0 1 4年1 1月1 9日から3日間参加しま した。 ISTSとは海外の包括交流協定校と共催し「持続可能 な社会構築への貢献のための科学技術」をテーマに開催 される国際会議です(高専機構HPより。 )本会議では英 語による発表・質疑応答、それに加えて夜市での学生間 国際交流が主に行われました。 準備段階では指導教員の白濱先生と発表練習をした り、外国人にも平仮名の概念を分かってもらえるように (研究にて平仮名を扱う為) スライドを工夫したりと、 い つもの研究発表とは違う雰囲気で準備に取り組みました。 英語での発表には「伝えたいことが伝わるだろうか」 「質疑応答には答えられるだろうか」といった不安が募 る一方でした。しかし発表前夜に行われた夜市での交流 にてすっかり海外の学生と打ち解けたおかげか、 「友達 に発表する」くらいのほどよい緊張感で本番に臨めまし た。その結果Presentation Awardを頂くことができま したし、何より非常に良い経験を積む機会になりました。 頭では「海外での交流は良い経験になる」ということは 分かっていたつもりでしたが、実際に足を運び五感を駆 使することで、それが実感として頭に、体に、染みこむ のを感じました。 最後に、これを読んだ 学生の皆さん!ぜひ国際 学会にも物怖じせず参加 してみてください!(資 金補助をしてもらえる上 に海外での経験が積める のは今のうちですよ!) !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 研究を「ビジネス」として 考える 制御工学専攻2年 松本 康平 私は昨年、同専攻の木津祐太郎さんと共に、 「大学発ベ ンチャー・ビジネスプランコンテスト」 に参加しました。 このコンテストは、大学や高専から新たな技術革新を 生み出すことを目的としています。ビジネスとして成り 立つプランを作成し、審査員の前でプレゼンテーション を行わなければなりません。 今回は全体で5 2個のプランが応募されており、書類審 査、二次審査を通過したプランが最終審査に進出できま す。最終審査には同研究室の石神和幸さん・奥村康平さ んのプランを始め、7つのプランが残っていました。ど のプランも素晴らしく、審査員の方の話では非常に接戦 だったということでしたが、その中で私達は最優秀賞で あるグランプリを受賞することができました。 今回、 このコンテストに参加を決めた当初は、 不安ばか りが頭をよぎっていました。しかし、自分達の研究をビ ジネスとしてどのように展開させるかを考えていくこと で、今自分達が学校でやっていることは決して無駄なこ とではないということを改めて実感することができまし た。 また、 どういったビジネスを行うかだけでなく、 それ を事業化させるための販売戦略・資金計画などを、学生 のうちに考えることができる貴重な機会になりました。 最後になりましたが、 コンテスト参加に際し、 適切な御 指導を下さった久池井先生や研究室のメンバー、 そして 資料作成の際に貴重なデータをご提供いただいた株式会 社ケンコントロールズの皆様に心よりお礼申し上げます。 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 3Dプリンタ・アイディアコンテスト 最優秀賞! 5−M 久保 諭敏 私たちは、昨年の1 2月 に開催された第1回3D プリンタ・アイディアコ ンテストに出場し、最優 秀賞を受賞しました!こ のコンテストは、3Dプ リンタを用いて、まだ世の中にないような新製品を開発 し、その独創性とデザイン力を競うものです。 まず私たちは、世の中の需要に応じてしっかりと供給 でき、かつ、新製品でのビジネス展開を目標としたアイ ディアを考えました。そして、様々なマーケティングを 行ったうえで、高齢者の転倒問題に着目しました。 現在、高齢者が身体の衰えにより1 5分に1人の割合で 転倒し、救急搬送されている現状があります。これは高 齢化がますます進む日本にとって非常に深刻な問題で す。そこで私たちは、杖とスマートフォンを組み合わせ、 転倒自動通知やワンタッチ通話発信などの機能を搭載さ せた「スマートステッキ」を開発しました。スマートス テッキにより、転倒後の対応が迅速に行え、高齢者の安 心安全な生活を実現できます! スマートステッキを開発していく過程で様々な問題に 直面しました。その問題は、授業で学んだ知識だけでは 解決できず、新しい知識が必要でした。 今回私は、座学で得る知識だけでは、実際のモノづく りはできないと気づきました。モノづくりを通して得ら れる知識は、エンジニアになるうえでとても大切で、座 学よりさらに楽しいです!今回のコンテストに限らず、 様々なコンテストが開催されているので、ぜひ参加して みることをおすすめします! 志 平成2 7年3月1 1日(8) 平成26年度 遠 就職・進学状況 進路決定の長期戦 上の期間を要した学生がいた一方、早々と失敗したにもかか わらずこれらの学生よりも早く決まった学生も複数います。 一方進学では、本科生は当初の自信をなくしたのか、大学 を受験する学生が少なくなりました。その反対に、専攻科生 機械工学科長 中山 博愛 はそれぞれが努力し、希望の企業、大学院へ合格しました。 ところで、来年度は就職活動時期の後ろ倒しが閣議決定さ れ、3月1日以降の広報活動開始、8月1日以降の採用選考 今年度の機械工学科卒業者数、修了者数は、様々な理由に 活動開始となるので、必然的に長期戦になりそうです。ただ、 より本科2 8名、専攻科8名です。内訳は本科就職1 9名、進学 少人数しか採用しない企業にとっては不利になることは間違 は本校専攻科6名を含む9名と、専攻科(機械工学コース) いありませんので、何らかの手段を講じる会社も少なくない は就職3名、進学5名です。 と思われます。さらに、北九州高専では平成2 7年度から夏期 求人は好調であり求人倍率は3 0倍を超えました。しかしな 休暇が後半型になるのに伴い、就職活動解禁時に前期期末試 がら、5月の大型連休前後にエントリーを閉め切り、この第 験が実施されます。良い成績を残すためにも期末試験のため 一陣が終わった頃には就職活動を終えた企業が多数ありまし の学習も大事です。 た。 このため2社目の会社探しが大変でしたが、 タイミングよ 初めての試みですので進路について分からない時、迷った く求人企業がありました。 結果として、 第一希望の会社に内定 ときは進路指導の先生に相談して悔いの残らないようにして した学生は半数いましたが、中にはエントリーして1ヶ月以 ください。健闘を祈ります。 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 験に取り組む光景は、高専ならではであろう。 ぶれない心 4月初旬から企業の選考試験が始まり、内々定の知らせが 入る度に拍手と歓声が教室に響いた。その中に、強い意志で 自ら道を切り拓こうとする学生がいた。彼が志望する電力機 器メーカーは近年高専からの採用がなく、学科から問い合わ 電気電子工学科長 加島 篤 せても「高専生の採用計画はありません」との回答だった。 後日、同社から嬉しい連絡があった。 「社内の人事制度を見 直しました。高専からの採用を再開します。 」間もなく求人 今年度は、5年生3 9名のうち2 5名が民間企業への就職、1 1 名が国立大への編入、2名が本校専攻科への進学を決めた。 専攻科生も7名中6名が企業に内定した。企業側の採用意欲 票が届いたが、1次試験は5月下旬、最終的な合否は6月中 旬までずれ込むことが分かった。 大学編入組を含め、多くのクラスメイトの進路が決まる中、 は例年以上に高く、電気電子工学科に対する求人は5 6 0社を 彼は辛抱強く受験の機会を待ち、面接の練習を繰り返してい 超え、学校推薦で応募した学生の7割が第1志望に内定した。 た。努力の甲斐あって、見事意中の会社から内定を頂いた。 学生たちは、春休み前から学科の進路資料コーナーに集まり、 「素晴らしい学生さんを採用できました!」合格を知らせる 履歴書の作成や、SPI対策、先輩達の受験報告書のチェック 電話を受けながら、 “ぶれない心”の大切さを、また学生か に余念がなかった。大勢の仲間が協力して就活や大学編入試 ら教わったなと思った。 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 分野にわたっている。職種は、情報システムの開発・構築・ 平成26年度の就職・ 進学活動を振り返って 運用、ネットワークの構築・運用、機器の開発設計、生産技 術、設備装置の保守・改善・管理・運用などである。一方、 進学希望のうち本科の7名は専攻科に進学予定である。 学生は希望する会社が決まると、エントリーシート、履歴 電子制御工学科長 添田 満 書、自己紹介書などの提出書類の準備に追われた。これらに は、学生時代に取り組んだことや学んだこと、志望動機など を自分の経験や考えなどを織り込みながら、相手にしっかり 今年度の本科卒業予定者は3 6名で、就職希望1 7名、進学希 と伝わるように書かなければならない。そのためには、これ 望1 9名であり、専攻科修了予定者は1 0名で、就職希望7名、 までの自己分析がしっかりできていること、様々な情報をも 大学院進学希望3名であった。約4 2 0社から求人があり、そ とに企業研究を行い、志望動機がしっかり考えられているこ のうち本校を訪問され面談した企業は約1 5 0社あった。多く とが大切である。そして、何よりも大切なのは、それらをき の企業の求人は1月から3月に集中した。就職内定先の企業 ちんとした文章に表現することである。日頃から、考えた様々 は、情報・ネットワーク関係、医療システム系、電力、電気 なことを文章に書きだしてみることに取り組んでもらいたい 電子機器関係、プラント、自動車、機械メーカーなど幅広い と思う。 志 遠 主体的に社会で生きる 平成27年3月11日(9) 葉大・電気通信大などへ進学します。内6名が学校推薦によ る合格です。専攻科からも九州工業大学大学院・北九州市立 大学大学院などへ進学しますが,同様に3名が学校推薦によ 制御情報工学科長 久池井 茂 る合格でした。 さて、希望が叶わなかった学生は、自身で反省と対策をし て第2希望に臨みます。ほぼ全員が第2希望までで内定・合 格をもらったので、学生の適応能力は十分にあると考えてい 今年度の制御情報工学科の就職・進学状況は、本科(就職 2 7名・進学1 6名) 、専攻科(就職7名、進学5名)でした。 就職については、売り手市場を反映して企業側が採用に積 ます。したがって、主体的に業界・企業研究に取り組む姿勢 が大切だと感じています。 高専卒の内定率は、毎年ほぼ1 0 0%と高く安定しています。 極的でした。しかし、第1希望の企業に内定した学生は、本 産業界から高専生、高専を経由した大学生・大学院生への期 科・専攻科ともに6割ほどです。残念ながら4割の学生は、 待は大きく、活躍できる場がたくさんあります。そして、実 第1希望の企業には採用されなかったのですが、総じて志望 社会に出れば、大きなチャンスと熾烈な競争が待っています。 動機が曖昧で、会社に熱意が伝わっていないことが原因でし 変化の激しい2 1世紀に対応するため主体的に動き、厳しいグ た。 ローバル社会をたくましく生き抜いて欲しいと願っていま 一方の進学については、本科からは専攻科・九州工大・千 す。 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 就職活動は 日頃の努力の結果 卒業研究テーマについての発表、会社の事業内容について質 問されますが、これらの準備は学校の授業の合間に指導教員 と準備を進めていくことになります。つまり授業の課題、実 物質化学工学科長 後藤 宗治 験レポート、卒業研究の合間に面接準備をすることになりま すが、 学力が低く、 GPAがぎりぎりで進級してきた学生は、 レポート、課題の対応で精いっぱいで、面接準備が不十分と なり不合格に繋がる場合が多々あります。 5年生の進路もほぼ決まり、今度は4年生の学生諸君が自 さらに採用試験準備は面接だけでなく、筆記試験(SPI、 分の進路を決める時期が来たので採用試験の準備について話 適正検査)などの対応が必要です。学力は今日明日勉強した をしようと思います。 から上昇するものではありません。やはり、日頃からの学習 進学と異なり、学力のみで合否が決定するものではありま に対する取り組みが必要です。 せんが、学力は以下の点で必要と言えます。就職においては 来年度の採用試験は8月からと政府の方針が示されていま 本校の多くの学生は推薦で採用試験を受けることになります すが、4月から採用試験を開始する企業もあるようですので、 が、推薦だから絶対に合格するわけではありません。やはり 就職希望の学生は春休みを利用して、不得意科目の克服、企 事前準備が必要となってきます。例えば面接で、自己PR、 業研究等の採用試験準備をしてください。 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 皆、頑張れ 第7 1号でお知らせしましたように、本校専攻科はH2 7年4 月より、 「生産工学」 , 「制御工学」 , 「物質化学工学」の三専 攻体制から「生産デザイン工学専攻」の一専攻体制へと移行 します。これは、産業界では融合・複合化が大きく進展して 専攻科主事 松嶋 茂憲 いること,また、地域に根ざすだけでなく、国際舞台で活躍 できるグローバルマインドを持った技術者の育成が急務にな っていることが主な理由です。工学分野の知識や技術を身に 一意的に解の定まらない、混沌とした厳しい社会情勢が続 付けるだけでなく、語学力,教養力,倫理観,知的財産能力, いております。早いもので、今年度も専攻科生が母校を旅立 コミュニケーション能力を磨いた総合力が豊かな人材の輩出 つ時を迎えました。学生自身の努力はもとより、専攻長/副 を目指して、更に魅力ある専攻科を構築していきます。 専攻長の先生方をはじめ、御関係の皆様のご尽力によって、 若い皆さん方は、どのような時勢下においても、潔く奮い 修了者ほぼ全員が進路を決めることができました。また、大 立ち、志を強く、そして高く持ち続けてください。不撓不屈 学評価・学位授与機構から申請者全員に学士号が授与される の情熱があれば、戦後の荒廃から奇跡的な復活を成し遂げて ことになり、修了生一同、胸を撫で下ろしていることと思い きた先人達のように、開拓できない道はないと思います。一 ます。以前は、就職者数と進学者数がほぼ拮抗しておりまし 時的な失敗や恥など何も恐れず、自分らしく粘り強く前進し たが、相次ぐ災害や経済環境の不透明感がまだ強いためか、 て下さい。皆さんの益々の成長と一層の奮闘を期待していま 今年度も就職者数が進学者数を上回りました。 す。 志 平成2 7年3月1 1日(10) 平成2 6年度 進路状況 遠 平成2 7年3月1日現在 本科卒業生 学 ( )は、女子学生で内数 就職希望者数 求人数 就職 求人倍率 進学希望 進学者数 公務員 専門学校 就職 進学 その他 卒業者数 研究生 (B) (A) 内(々)定者数 (A)÷(B) 者数 (※3) (※1) (※2) 未決定者 未決定者 (進路未定) 科 機 械 工 学 科 2 8 (3) 1 9 (3) 3 6 3 1 8 (2) 1 9. 1 9 9 電気電子工学科 3 9 (2) 2 6 (2) 3 7 8 2 5 (2) 1 4. 5 1 3 1 3 電子制御工学科 3 5 (6) 1 7 (4) 4 0 2 1 5 (4) 2 3. 6 1 8 (2) 1 8 (2) 2 制御情報工学科 4 3 (8) 2 7 (5) 3 9 3 2 5 (4) 1 4. 6 1 6 (3) 1 5 (3) 2 (1) 物質化学工学科 4 4 (2 4) 2 6 (1 7) 1 9 8 2 4 (1 5) 7. 6 1 8 (7) 1 7 (6) 2 (2) 1 (1) 7 4 (1 2) 7 2 (1 1) 8 (4) 2 (1) 計 1 8 9 (4 3)1 1 5 (3 1)1, 7 3 4 1 0 7 (2 7)1 5. 1 攻 名 1 機械 8 3 7 6 計 1 5 9 9 6 5 電制 1 0 7 6 3 3 5 (1) 1 4. 6 6 6 計 1 1 (1) 2 1 (1) )は、女子学生で内数 就職希望者数 求人数 就職 求人倍率 進学希望 進学者数 公務員 専門学校 就職 進学 その他 (B) (A) 内(々)定者数 (A)÷(B) 者数 (※3) (※1) (※2) 未決定者 未決定者 生産工学専攻 電気 制御工学専攻 制情 1 ( 修了者数 3 1 6 5 5 (1) 1 7 5 1 2 (1) 6 5 1 8. 3 1 1 (1) 考 1 (1) 専攻科修了生 専 備 備 考 5 1 1 9 9 1 1 1 物質化学工学専攻 1 2 (2) 5 (1) 6 8 5 (1) 1 3. 6 7 (1) 7 (1) 計 4 8 (3) 2 6 (2) 4 0 8 2 5 (2) 1 5. 7 2 2 (1) 2 1 (1) 1 1 ※1 就職者数の内数 ※2 進学者の内数 ※3 進学未決定者は含まない 本科生就職先一覧( 地区別) 企 業 名 【北海道地区】 オーエスマシナリー㈱ 計 【関東地区】 積水化学工業㈱ 東洋製罐㈱石岡工場 サントリープロダクツ㈱ DICプラスチック㈱ NOK㈱ 日本鉄塔工業㈱ ㈱フィリップエレクトロニクスジャパン 大和製罐㈱ キヤノン㈱ 日鉄鉱業㈱ ㈱日立メディコ NTTコムエンジニアリング㈱ 雪印メグミルク㈱ ㈱明電舎 ハイウェイ・トールシステム㈱ ㈱メンバーズ ㈱アドックインターナショナル 日立アロカメディカル㈱ ㈱IDCフロンティア 三菱電機ビルテクノサービス㈱ 東海旅客鉄道㈱ 富士フイルムメディカルITソリューションズ㈱ 富士電機㈱ 日本たばこ産業㈱ 日本信号㈱ ㈱タマディック ライオン㈱ ㈱リンクレア 三井製糖㈱ 丸善石油化学㈱ 日鉄住金鋼板㈱ 東芝㈱社会インフラシステム社 富士通ネットワークソリューションズ㈱ 日本モレックス合同会社 ディー・クルー・テクノロジーズ㈱ JX日鉱日石エネルギー㈱川崎 花王㈱ 富士通㈱ 平成2 7年3月1日現在 就職先所在地 機械 北海道 1 1 茨城県 茨城県 群馬県 群馬県 東京都 東京都 東京都 東京都 東京都 東京都 東京都 東京都 東京都 東京都 東京都 東京都 福岡市 東京都 東京都 東京都 東京都 東京都 東京都 東京都 東京都 東京都 東京都 東京都 東京都 千葉県 千葉県 神奈川県 神奈川県 神奈川県 神奈川県 神奈川県 神奈川県 神奈川県 電気 電制 ( 制情 )は、女子学生で内数 化学 計 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 (1) 1 1 1 1 1 2 1 1 (1) 1 (1) 1 1 (1) 1 1 (1) 1 (1) 2 1 1 1 (1) 1 1 (1) 1 (1) 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 1 1 (1) 1 2 1 1 2 1 1 (1) 1 (1) 2 1 (1) 1 (1) 1 (1) 2 1 1 1 (1) 1 1 (1) 2 (1) 1 1 1 1 1 1 1 1 志 企 業 名 TMCシステム㈱ 東芝エレベータ㈱ 国立印刷局 計 【上信越・東海地区】 新潟トランシス㈱ セイコーエプソン㈱ 矢崎総業㈱ シロキ工業㈱ ムラテックCCS㈱ 中部電力㈱ 計 【近畿地区】 村田機械㈱ ダイキン工業㈱ 野里電気工業㈱ 関西電力㈱ ㈱ロココ ユニチカ㈱ パナソニック㈱AVCネットワークス社 大阪ガス㈱ ㈱日本触媒 和光純薬工業㈱ ㈱カネカ 白石工業㈱ 計 【中国・四国地方】 サントリープロダクツ㈱ 日本ゼオン㈱ 三浦工業㈱ 計 【福岡県(北九州地区)】 丸栄化工㈱ NSプラント設計㈱ ㈱ドーワテクノス ㈱三井ハイテック ㈱ソルネット ㈱タカギ ㈱サニーライフ 高田工業所㈱ 安川コントロール(株) 計 【福岡県(北九州地区を除く)】 リコージャパン㈱ 九州電力㈱ ㈱サン電工社 九州旅客鉄道㈱ ㈱インフォメックス 西日本旅客鉄道㈱ ㈱アスカコーポレーション ㈱トヨタプロダクションエンジニアリング ㈱キューヘン トヨタ自動車九州㈱ ㈱幸袋テクノ 小竹化成㈱ 筑紫トーヨー住器㈱ 計 【九州地区(福岡県を除く) 】 東洋製罐㈱基山工場 鳥栖キューピー㈱ 三菱重工業㈱長崎研究所 化学及血清療法研究所 三井造船㈱大分事業所 TOTOファインセラミックス㈱ コマツ ソーラーフロンティア㈱ 京セラ㈱鹿児島国分工場 計 【その他(未決定者) 】 就職希望 合 計 就職先所在地 神奈川県 神奈川県 神奈川県 新潟県 長野県 静岡県 愛知県 愛知県 愛知県 京都府 大阪府 大阪府 大阪府 大阪府 大阪府 大阪府 大阪府 大阪府 大阪府 大阪府 兵庫県 遠 機械 電気 電制 制情 1 1 6 1 0 (1) 1 0 (3) 1 3 (2) 1 1 1 (1) 5 (1) 2 1 (1) 8 (4) 1 1 2 1 1 (1) 1 1 (1) 1 1 1 1 1 1 (1) 鳥取県 山口県 愛媛県 4 2 4 (1) 1 (1) 1 (1) 1 (1) 1 1 1 (1) 6 (4) 1 1 (1) 1 1 1 1 (1) 1 1 1 1 (1) 1 1 1 (1) 1 1 (1) 2 (1) 福岡市 福岡市 福岡市 福岡市 福岡市 福岡市 福岡市 宗像市 福津市 宮若市 飯塚市 小竹町 那珂川町 2 3 (1) 2 (1) 1 1 (1) 1 1 1 (1) 1 1 1 1 1 1 1 6 (1) 佐賀県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 大分県 大分県 宮崎県 鹿児島県 化学 1 1 2 北九州市 北九州市 北九州市 北九州市 北九州市 北九州市 北九州市 北九州市 行橋市 平成27年3月11日(11) 1 (1) 4 1 (1) 2 (1) 1 1 (1) ※企業によっては実際の配属所在地が異なる場合があります。 1 2 6 (2) 2 1 7 (4) 2 (1) 2 7 (5) 1 1 1 1 (1) 1 1 1 (1) 1 1 (1) 9 (3) 1 1 (1) 1 1 1 (1) 1 1 1 1 1 1 1 1 (1) 1 3 (3) 8 (4) 1 1 5 (3 1) 1 (1) 1 (1) 1 9 (3) 1 1 (1) 1 3 (1) 2 (2) 2 6 (1 7) 1 1 1 4 1 3 1 2 (1) 1 (1) 1 (1) 1 (1) 1 1 1 (1) 1 8 (5) 4 (3) 1 (1) 1 1 2 1 1 2 (1) 1 1 1 (1) 7 (2) 1 1 (1) 1 1 (1) 1 1 1 1 (1) 1 9 (3) 1 1 2 計 1 1 1 (1) 4 7 (1 0) 志 平成2 7年3月1 1日(12) 専攻科生就職先一覧 企 業 遠 平成2 7年3月1日現在 名 ( 制 御 )は、女子学生で内数 就職先所在地 生 産 物質化学 合 計 ㈱日立製作所 茨城県 1 DIC(株) 茨城県 三菱電機プラントエンジニアリング㈱ 東京都 東燃化学合同会社 東京都 1 富士フィルムメディカルITソリューションズ㈱ 東京都 1 1 NTTコミュニケーションズ㈱ 東京都 1 1 【関東地区】 富士古河E&C㈱ 1 1 1 1 神奈川県 1 1 1 計 1 3 3 1 7 【上信越・東海地区】 パナソニック㈱アプライアンス社 滋賀県 ローム㈱ 京都府 DIC(株) 大阪府 田辺三菱製薬工場㈱ 大阪府 沢井製薬㈱ 2 2 1 1 1 1 1 大阪府 計 1 3 1 1 (1) 1 (1) 2 (1) 6 (1) 1 1 【中国地区】 日東電工㈱尾道事業所 広島県 宇部興産㈱ 山口県 1 計 1 1 1 2 【福岡県(北九州地区)】 TOTO㈱ 北九州市 2 2 日本電測器㈱ 北九州市 1 1 ㈱タカギ 北九州市 計 3 1 1 1 4 1 1 【福岡県(北九州地区を除く)】 トヨタ自動車九州㈱ 宮若市 ㈱トヨタプロダクションエンジニアリング 宗像市 計 2 (1) 2 (1) 3 (1) 3 (1) 【九州地区(福岡県を除く) 】 三和酒類㈱ 大分県 ソーラーフロンティア㈱ 宮崎県 1 計 1 1 1 1 1 2 【その他】 航空自衛隊 計 1 1 1 1 【その他(未決定者) 】 就職希望者 計 合 計 9 1 1 1 1 1 2 (1) 5 (1) 2 6 (2) ( )は、女子学生で内数 ※企業によっては実際の配属所在地が異なる場合があります。 本科卒業生の進学状況 平成2 7年3月1日現在 学 大 学 等 科 名 計 機械 電気電子 電子制御 筑波大学理工学群応用理工学類 1 千葉大学工学部 1 (1) 制御情報 1 1 (1) 東京工業大学工学部 大阪大学工学部 2 (2) 1 電気通信大学情報工学部 豊橋技術科学大学 物質化学 1 1 1 1 1 1 1 志 遠 平成27年3月11日(13) 学 大 学 等 科 名 計 機械 電気電子 山口大学工学部 電子制御 制御情報 物質化学 1 1 徳島大学工学部 1 1 香川大学工学部 1 九州工業大学工学部 1 1 九州工業大学情報工学部 2 九州大学工学部 1 1 1 3 3 5 1 2 九州大学理学部 1 佐賀大学理工学部 熊本大学工学部 1 4 1 1 1 1 6 大分大学工学部 1 1 宮崎大学工学部 1 1 鹿児島大学工学部 3 3 星槎大学共生科学部 1 1 専門学校 北九州高専専攻科 進学決定者計 2 7 (1) 9 (2) 1 3 (5) 3 7 (8) 9 1 3 1 8 (2) 1 5 (3) 1 7 (6) 7 2 (1 1) 1 (1) 2 (1) 1 8 (7) 7 4 (1 2) 1 9 専攻科修了生の進学状況 1 (1) 6 進学希望 卒業生数(進学関係) 1 (1) 1 3 1 8 (2) 1 6 (3) 平成2 7年3月1日現在 ( )は、女子学生で内数 専 攻 大学等名 計 生産工学専攻 東京工業大学大学院総合理工学研究科 大阪大学大学院基礎工学研究科 制御工学専攻 物質化学工学専攻 1 1 2 1 1 広島大学大学院先端物質科学研究科 1 九州工業大学大学院生命体工学研究科 3 九州工業大学大学院工学府 8 1 1 九州大学大学院生物資源環境科学府 九州大学大学院総合理工学府 1 1 北九州市立大学大学院国際環境工学研究科 1 5 1 1 4 (1) 6 (1) 1 進学決定者計 5 進学希望 1 9 7 (1) 1 専攻科修了者数(進学関係) 2 1 (1) 1 6 9 7 (1) 2 2 (1) !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 平成2 7年度 学科名 生産デザイン工学科 計 入学志願者状況 入学定員 推 薦 学 力 帰国子女 計 2 0 0 1 3 5 2 2 5 2 3 6 2 2 0 0 1 3 5 2 2 5 2 3 6 2 ※改組により、平成2 7年度から1学科(生産デザイン工学科)となります。 ※学力については、推薦入試で不合格となったものは含まれていません。 志 平成2 7年3月1 1日(14) 遠 本科卒業研究・専攻科特別研究一覧 機械工学科 卒業研究 卒 業 研 究 テ ー マ 内燃機関総合診断装置による燃焼解析 オイルクーラーの性能確認及び性能向上に関する研究 ラジエータの性能確認並びに性能向上に関する研究 地域と連携した環境教育の取組み モールド設計に関する研究(JEITA設計コンテスト基本構造) モールド設計に関する研究(金型ガイドラインに関する研究) モールド設計に関する研究(射出成形製品の設計) モールド設計に関する研究(CAEによる流動解析・構造解析) プラスチック材料の引張・圧縮による疲労挙動に関する研究 DME-N2O予混合気の燃焼特性の把握 DME添加による燃焼特性改善 酸素ラジカルおよびオゾン添加による燃焼促進効果の把握 形状記憶合金を用いた公開講座用教材の開発 S4 5C材の単純引張・圧縮疲労挙動に関する研究 計装化シャルピー衝撃試験機の性能評価 クラックを有する異方性材料の応力拡大係数に関する基礎研究 内視鏡医の手技向上を支援する大腸内視鏡トレーニングモデルの開発 照度観測のためのUAV開発 マルチローターヘリコプターによるインターネットを介した遠隔操作システムの構築 Development of the Inverted Pendulum Type Portable Personal Vehicle FW装置を用いた自動積層によるGFRPエルボの開発 CFRP非対称形状片口圧力容器の開発 3次元デジタル設計造形コンテストへの取り組み 学生名 指導教員 蛍汰,平山 大喜 菜摘,刀根 貫成 一輝,渡邉 慶祐 内山 奈瑠美 螻川内 雅人 奥田 弘太郎,園田 光章 白石 健祐,松尾 和希 大谷 紘史,山村 拓也 佐藤 晋輔,# 和行 五嶋 雄大 山取 由布子 和田 竜也 上田 峻也 竹内 博哉 中村 太祐 松井 総一郎 伊藤 孝樹 久保 諭敏 田中 大将 秦 裕貴 竹井 治久 中村 恭平 横峯 安喜 平島 織田 大田 前田 中山 入江・浅尾 内田 山本 種 滝本 田淵 <生産工学専攻・機械工学コース> 特別研究 特 別 研 究 テ ー マ 放電リアクターによるSIガソリンエンジンの排ガス改善 学生名 兼安 ラジエータ及びオイルクーラーの性能確認並びに性能向上に関する研究 PET平滑材・切欠き材の片持ち回転曲げ疲労挙動 吉田 大塚 プラスチック材料の広域引張破壊挙動に関する研究 高野 投げ上げ式カプセル撮影装置の研究開発 片山 指導教員 強 平島 智喜 中山 翔平 竜之介 内田 将 編隊飛行するヘリコプター群による空撮手法の提案 福田 拓生 全方向移動可能なホバリング型AUVの開発 不破 康宏 滝本 電気電子工学科 卒業研究 卒 業 研 究 テ ー マ リラクタンスモータにおける鉄心材料の検討 方向性電磁鋼板鉄心における鋼板幅方向性能の評価 強磁性酸化物薄膜における磁界による誘電率変化の組成依存性 高電圧パルス電源の試作 HEMSの導入とエネルギー教育用教材の試作 TiO2薄膜の作成及び光触媒への応用 学生名 出口 嵩祥 松井 大志朗 山下 直哉 藤吉 優斗 村田 大治 杉田 弦矢 中川 雄太 中村 直樹 中山 俊太朗 奈良 太志 木谷 悠 鶴田 大樹 中井 健太 木村 孝 !平 祥大 吉廣 瑛祐 古" 明郁 西野 将央 東 研吾 横道 也尋 渡辺 謙 指導教員 開道 加島 福澤 本郷 志 卒 業 研 究 テ ー 遠 マ オープンソースハードウェアを用いたセンサーネットワーク構築 心拍変動を用いたインタラクティブ装置の開発 ドライアイ警告装置の開発 視覚誘発電位に関する研究 オープンキャンパス用脳波制御装置の製作 オープンソースを活用した簡易遠隔操作システムの実現 低学年向け数学自主学習支援システムの構築 ネットワークの可視化によるネットワークセキュリティの改善 熱抑制塗料による太陽光パネルの発電効率向上に関する研究 平成27年3月11日(15) 学生名 加藤 彰悟 白石 崇 鈴谷 宏一 萩原 俊太 山本 雅樹 入江 康太 渡邊 将吾 市川 将之 前田 将輝 田口 直人 勅使河原 有香 佐矢野 健 松尾 将勧 寺岡 銀河 狩野 悠貴 和田 成紀 "山 雄利 廣瀬 雅一 指導教員 学生名 緒方 達 久保井 裕貴 服部 智 亀井 慎一郎 小川 直人 米田 隼也 阿部 直也 指導教員 開道 加島 福澤 油谷 学生名 指導教員 桐本 松本 磯崎 前川 <生産工学専攻・電気電子工学コース> 特別研究 特 別 研 究 テ ー マ 電磁鋼板によるSPMモータの小形化、高効率化 鉄基磁性酸化物薄膜における磁界による誘電率変化の組成依存性 単発の大気圧プラズマビュレット観察のためのトリガ信号発生回路の製作 強誘電体セラミックスの分域反転中における非圧電性状態の安定性評価 金属内包フラーレン(Y3N@C80)の電気的特性評価 オープンソースハードウェアを用いたセンサネットワークの構築に関する研究 安静指数を用いた室内環境制御装置の開発 桐本 松本 電子制御工学科 卒業研究 卒 業 研 究 テ ー マ DC/DCコンバータの解析 太陽光発電における電圧制御 干渉を有する複数移動ロボットの隊列制御 時変系のモード切替制御 LFFNによるロボット群の誘導制御 協調型制御系における操作切替調整システム 大まかなコマンドによる移動体制御 マルチロータUAVのためのテレメトリーシステムの開発 羽ばたきロボットの姿勢制御 正逆転可能なUAV用ブラシレスモータドライバの開発 トマトの自動収穫を行う農業用ロボットの開発 小学生向け公開講座の教材開発とその指導法 1/fゆらぎの有意性に関する研究 Raspberry Piを用いたインターフェイスの設計・製作 (暗視ゴーグルと犬視覚再現メガネの開発) 人位置計測を利用した高齢者介護支援システムの開発 人型ロボットの動作シミュレーション 車いすの移動シミュレーション 3D環境のリアルタイム作成 GPS測位を用いた自動走行車に関する研究 スマートフォンを活用したヒューマンエージェントインタラクションの提案 ファジィ推論に基づいた販売促進キャラクターデザイン推定システムの改善 Kinectを用いたリハビリテーション体操構築支援システムの改善 簡易脳波計を活用した心理的快適度管理アプリの開発 ネットワークの頑健性に対する次数相関の影響 社会的ネットワークへの適用を考えた媒介中心性の近似計算法の改善 Hadoopを用いたグラフアルゴリズムの分散処理システムの実装 フォトリフレクタを用いた施錠監視システムの開発 集合住宅における高齢者見守りシステムの開発 家庭用自動消火システムの開発 Tシャツ自動折りたたみロボットの開発 マルチロータUAVを用いたプロペラ出力の推定と姿勢制御 電動車いすサッカーの支援装置の開発 LEGOマインドストームを用いた倒立振子の構成と学生実験テーマの提案 マルチロータUAVを用いた姿勢制御とjoystickによる操作 堺 亮介 杉谷 俊哉 アノダリ 奥 暁俊 岸田 光司 中村 友彦 山下 武志 石川 瑠偉 木津 貴裕 松島 元気 森 剛史 螻川内 優太 竹浦 直人 小野 未琴 川田 直樹 阿部 怜奈 石川 廷哲 入江 祐生 田中 政行 木下 陽博 山岡 千耕 井川 直也 上野 健太郎 長野 克久 吉松 優希 桑野 玄気 加峰 悠貴 秋野 郁実 木原 汐理 許斐 萌子 高橋 勇人 宮本 竜之介 泉 春香 豊福 皐一郎 山! 貴子 吉武 伸 宮崎 添田 吉野 宮内 秋本 中島 白濱 松久保 北園 十時 志 平成2 7年3月1 1日(16) 遠 <制御工学専攻 電子制御工学コース> 特別研究 特 別 研 究 テ ー マ 相反転型発電機を用いた潮流発電システム 薄膜の厚さ自動制御 Kinectを利用した地図作成手法の検討 ファジィ推論に基づいた感情推移推定機能と特徴後抽出機能を持つエージェントの提案 静止画像特徴点抽出を用いた顔表情推測システムの提案 日本語ゼロ代名詞の先行詞の分類推定モデルの設計と実装 赤外線機能を持たないWEBカメラによる視線入力インターフェイスの考案と開発 進化的計算を用いたパレート最適解探索 Kinectセンサによる深夜徘徊防止システムの開発 視覚障がい者のためのタッチパネル操作装置の開発 学生名 益田 諸泉 岩崎 岩谷 田中 土田 福島 芳田 高橋 宮崎 晃次 政輝 将己 直樹 太功利 崇弘 一輝 純平 裕基 拓也 指導教員 吉野 秋本 白濱 白濱、井田 北園 制御情報工学科 卒業研究 卒 業 研 究 テ ー マ 工具姿勢制御による高精度金型加工 高い生存率を目指した細胞穿孔装置の開発 歯切り理論に基づいたマシニングセンタによる歯車製作 マイクロバブルを用いた金型磨き技術の開発 水中における対地測距のための超音波センサモジュールの検討 トマト収穫ロボットの移動台車部の開発 トマト収穫ロボットのアーム部の開発 多自由度蛇型ロボットのための関節機構部分の開発 パルス管冷凍機の開発と温度制御 低温廃熱を利用する熱音響エンジンの開発 逆動力学計算に基づく旋回クレーンの制御 自律移動型除草ロボットのための駆動機構の開発 ベンチュリ管型ノズル内の壁面圧力特性 マイクロバブルの発生量に及ぼす給気の影響 超音速噴流と物体との干渉現象に関する実験的研究 PIVによる微小流路内の速度分布計測 超音速衝突噴流の自励振動に及ぼす圧力比の影響の数値解析 衝撃波管によるパルスジェット生成の数値計算 拡張された熱力学に基づく希薄水素気体中の衝撃波構造の解析 ステガノグラフィを用いた家電情報閲覧システムの構築 ステガノグラフィを用いたログインシステムの開発 ステガノグラフィとSNSを利用したiOSアプリケーション開発 ステガノグラフィの性能評価研究およびライブラリ開発 RRTを用いた移動ロボットの経路計画に関する研究 モジュール型小型マニピュレータのモジュール構成の自動決定に関する研究 Kinectを用いた身体動作の3次元記録に関する研究 DCモータのフィードバック制御実験装置の開発 蛇型ロボットの運動学解析 ボールねじ機構の駆動コントローラの構築 多関節ロボットの姿勢変化による振動位相の測定 移動ロボットの実験プラットフォーム構築 トマト収穫ロボットのコントローラ開発 ネットワークシティコミュータシステムの研究開発 入退室情報を活用した勤怠管理システムの研究開発 社会情報基盤を用いた入退室管理システムの研究開発 医療機器管理システムの研究開発 音声認識と感情認識を行う未来型ソーシャルロボットの研究開発 タグ付けされたコメント文によるPAD図の生成 ステレオビジョンによる3次元空間内の平面の認識 音声入力から生成された平文の日本語形態素解析 平文にイントネーションを付加した発話手法 学生名 柏木 雅也 田川 清次郎 時任 俊介 岸本 和樹 塚! 草佑 西 智弘 永山 拓門 陣山 岳 内尾 大道 北野 なな 新家 遼士 小林 拓磨 高下 昇也 高橋 亮士 早戸 修吾 大砂 恵美 中尾 克樹 深川 莉穂 清水 亮太 小川 皓輝 小石 まどか 戸田 博規 中川 竣太 永野 航太郎 立花 俊幸 岡田 岳牧 金子 綾恵 塚本 優也 藤田 涼 畑 昂太郎 井上 隼佑 田中 大貴 藤冨 直将 藤原 雛子 池田 顕喜 上村 かおり 園山 航平 大牟禮 悠 三浦 優希子 宮河 秀明 中村 晃太郎 古野 太一 川部 力也 指導教員 寺井・松尾 古野 安信・乙部・谷口 脇山 日高 浜松 久池井 山内 <制 制御工学専攻・制御情報工学コース> 特別研究 特 別 研 究 テ ー マ 効率の高い細胞潜航を可能とする束状マイクロピペット製造装置の開発 工具姿勢制御による高精度金型加工 全方向移動可能なホバリング型AUVの開発 -推力偏向型スラスターモジュールの開発 蛇型ロボットの動力学モデル構築手法に関する研究 学生名 指導教員 三原 萌子 楠根 穣 桑原 一聡 細川 昴 寺井・松尾 志 遠 特 別 研 究 テ ー マ ユーザビリティを考慮したICT機能付きシティコミュータの研究開発 容器外観を考慮した注射薬検出システムの研究開発 画像処理を用いた無人搬送車用マーカー認識モジュールの研究開発 顔の部品間の相対距離を利用した個人の特定手法 多関節ロボットの姿勢により変化する振動位相に関する研究 モジュール型小型汎用ロボットアームの研究開発 ベンチュリ管型ノズルを用いたマイクロバブルの生成に関する研究 平成27年3月11日(17) 学生名 石神 和幸 小野 祐汰 松本 康平 河野 文弥 難波 正史 矢野 真宏 畑中 拓也 指導教員 久池井 山内 浜松 日高 安信・乙部・谷口 物質化学工学科 卒業研究 卒 業 研 究 テ ー マ 抗アレルギー因子の探索とその機能性検出系の開発 GMP対応バイオ医薬生産用ヒト細胞株の樹立 CHO細胞を用いた組み換えヒトIgG抗体の生産 組み換えタンパク質の高生産を実現する機能分子の探索と評価 細胞融合および遺伝子組み換えを用いた腫瘍特異的抗体医薬の開発 酵素保護機能を有する固定化担体の開発 アルキル基を有する高分子による酵素修飾を用いた非水媒体中でのエステル合成 高感度な質量分析が可能なペプチド固定化酸化チタン基板の開発 WO3及びMgFe2O4の調製と可視光応答型光触媒への応用 細胞内リン酸化シグナル網羅的解析を指向したペプチド固定化酸化チタン基板の開発 アニオン性発光剤による水溶性新規アップコンバージョン系の構築 臭素を含むビピロール系化合物の合成とその燐光特性 アントラセン系水溶性色素の合成とそのアップコンバージョン系の構築 光誘起エレクトロクロミック特性を有するハイパーブランチポリマーの合成 4,4’ -ビピリジニウム誘導体への光誘起電子移動による近赤外域の吸収に与える結合子の効果 Niサイクラム錯体によるメカノクロミズム材料の開発 結晶性ポリイミド微粒子の調製(調製溶媒による特性変化) 結晶性ポリイミド微粒子の調製(熱処理条件による特性変化) 結晶性ポリイミド微粒子の化学構造の違いによる特性変化 光触媒物質のキャリア移動度の測定 mBJ交換相互作用の結晶構造による相違∼Cu2O/CuO比較∼ 環境放射能の継続計測と核種の同定 酸化亜鉛、硫化亜鉛の固体電子状態の再現性 キトサン-ι-カラギーナン微粒子の調製 キトサンを基材としたpH、温度感応性ゲルに関する基礎的研究 キトサン−アルギン酸コア・シェル担体による酵素の固定化 キトサン被覆シリカによる金属吸着における反応工学的解析 Ca2Fe2O5へのZrの導入効果 リンゴ酸錯体法によるMgFe2O4超微粒子の調製 液相反応法によるCa2Fe2O4の調製とキャラクタリゼーション 有機酸錯体法によるアルカリ土類フェライトの調製及びガスセンサへの応用 擬ポテンシャル第一原理計算によるTiO2表面の固体電子構造解析 マイクロ波加熱と錯体法を併用したSr2Bi2O5の調製とキャラクタリゼーション Halomonas sp. O-1の有機酸および脂肪酸添加によるPHA合成 Bacillus pseudofirmusのPHA合成酵素遺伝子の解析 PHA合成耐熱性細菌Bacillus sp.HaのPHA合成酵素遺伝子のクローニング PHA高生産性Bacillus sp.KC3-1の各種炭素源による合成量の比較検討 光アップコンバージョン色素系の構築 ペロブスカイト型太陽電池の高効率化に関する研究開発 Si量子ドット増感型有機薄膜太陽電池の研究開発 バイオ電池の高効率化の研究開発 色素増感太陽電池特性に及ぼす酸化チタン電極のプラズマイオンプロセス処理効果に関する研究 マイクロ波照射を用いた竹の分解法に関する研究 学生名 熊谷 祐二 榮田 佳那子 中納 美紗都 広田 麻美 山本 涼平 岡 美里音 鴻池 智世 原田 美乃里 宮本 あみか 淀 有雅 柿木 映乃 河野 玲緒 土屋 健人 福! 彩夏 宮田 菜々子 山本 竜太郎 江頭 真帆 獅子島 大樹 渡邊 恭平 小" 美季 西山 準二 橋本 崇紀 宮田 祐也 倉成 文絵 濱島 安澄 平田 優真 安田 圭佑 岩本 美咲 竹原 実咲 平野 達也 水田 圭祐 安村 駿作 横井 椎奈 廣重 涼音 福丸 遥菜 藤側 美里 向井 五月 安野 実恵 飯田 智士 常岡 慶一 長田 佑斗 熊本 稜子 三雲 創平 指導教員 川原・井上 後藤 園田 竹原・大川原 永田 中村 前田 松嶋・小畑 水野 山根 山本 <物質化学工学専攻> 特別研究 特 別 研 究 テ ー マ 組み換えタンパク質高発現ヒト細胞の作出 細胞内リン酸化シグナル網羅的解析を指向したペプチド固定化酸化チタン基板の開発 カチオン性トリアリールエテン系色素の合成と光誘起エレクトロクロミズム アントラセン骨格を有する水溶性アップコンバージョン色素の合成 鉄・ビスマス系複合酸化物の調製と固体電子構造解析 マイクロ波を用いたCaFe2O4紛体の調製とキャラクタリゼーション 耐アルカリ性Bacillus属の有する新規ClassIV PHA合成酵素の解析 グリセリン資化菌Halomonas sp. O-1のPHA合成遺伝子群の解析 PHA(polyhydroxyalakanoate) 合成耐熱性Bacillus属の分離と解析 コドープによる色素増感太陽電池の高効率化 (Y/N) 波長変換光アップコンバージョン色素系の構築 活性層のナノ構造制御による有機薄膜太陽電池の高効率化 学生名 峠 美穂 柿原 晃太郎 青山 慎 中山 新 森永 達也 高橋 智美 伊藤 駿 木原 崇博 田中 優 阿比留 健太郎 河原 麻世 進藤 慎司 指導教員 川原・井上 園田 竹原・大川原 中村 松嶋・小畑 水野 山根 志 平成2 7年3月1 1日(18) 遠 図 書 館 便 り 卒業研究を通して 定器や赤外線、回転計や静止推力など様々なことについ て詳しく書かれている。コラムのおかげで簡単に理解す ることができる。また「用語解説」のところがあり、は んだブリッジやDC-DCコンバータ、DINコネクタなどの 専門用語について説明がされているのですぐ調べること ができる。本を読んでいくうちに本に書いていることを 理解できるようになり、回路の設計や電子部品の選定、 プログラミングを進めていくことができた。また、本に 5−M 田中 大将 書いている内容を詳しく知るため電子回路や電子部品の 特徴などについて書かれている本を読みあさった。そし の本に出会ったのは夏休み前だ。卒業研究の一環 こ でバルーン型ラジコンに使用する動力部を製作す て、夏休みの終盤にやっと回路を設計できた。 回路ができたので基板を製作し、電子部品を基板に取 るのに参考になると思い、読み始めた。機械工学科では り付け、実際に動力部として動くのか確かめた。電源を 電気電子や制御系の学問をあまり学ばないため、それら 入れるとLEDがチカチカと光っているので「これはうま の知識が僕はほぼ0の状態であった。 く回路を作ることができた。 」と思っていたが、マイコ この本には製作するものの回路図や仕組み、必要な部 ンに動作プログラムを書き込んで実行しても動力部は動 品などについて詳しく書かれているが、当時僕は抵抗や かなかった。電源を入れ直しても動かなかったので「ど コンデンサぐらいしかわからなかったので、何のために こが悪いのだろうか?」と思いながら回路と部品のデー この部品を使用しているのか理解することができず苦し タシートを見ていると、直列で接続するところを並列で んだ。また、マイコンのサンプルプログラムについても 接続していたため必要な電流が流れていないことがわか 書かれているが、プログラミングも簡単なことを授業で った。この部分を修正すると動力部は動き出した。この 学んだだけなのでサンプルプログラムを見ても全く理解 瞬間、私は達成感に包まれた。 することができなかった。さらに、 電子部品のデータシー この本を通して電気電子や制御系の面白さや難しさを トの見方や電気電子関係専門用語についても全くわから 実感した。また、この本をきっかけに普段本を読まない なかったため、調べなくてはならなかった。夏休み中は 私がたくさんの本と触れ合うことができた。 「自分でラ この本を頼りに電気電子やプログラムについて勉強し、 ジコンを作ってみたい」 、 「電子工作してみたい」という 回路の設計や電子部品の選定を行った。 人にはぜひ読んでもらいたい本だ。 本を読んでいくと「コラム」というところがあり、測 http://www.kct.ac.jp/katudou/club/bungaku/top.html ブログ・リレー小説などやってます い つ か 花 と な り て 、 咲 き 誇 ろ う い つ か 風 と な り て 、 吹 き 渡 ろ う ﹁ 楓 花 ﹂ 黒 蓮 "!!!!!!!! "!!!!!!!! 君 い い い い い と つ つ つ つ つ と か か か か か 虹 雨 日 も と と と に な な な り り り て て て 、 、 降 輝 り き 注 照 ご ら う そ う 花 だ 僕 粉 け は だ ど 、 け 春 は が キ 一 ラ 番 イ 好 か き な だ そ れ ら を 優 し く 揺 ら す 春 の 風 が 木 々 の 上 で 歌 を 歌 い 小 鳥 た ち が 窓 の 外 で は 春 が 来 た 桜 の 花 と と も に ﹁ 桜 ﹂ 黒 蓮 "!!!!!!!! 楓 の 花 を 見 に 行 こ う "!!!!!!!! "!!!!!!!!!!! "!!!!!!!!!!!!!! "!!!!!!!!!!!!!! "!!!!!!!!!!! 志 遠 平成27年3月11日(19) 平成2 6年度(平成2 6年4月−1 2月) Best Reader Books 順位 書 Best Visual Aids 名 編著者 発行所 順位 タイトル 1 人に話したくなる数学おもしろ定理 関根章道 技術評論社 1 PRISON BREAK Ⅲ 2 シンクロスコープ 関英男 日刊工業新聞社 2 スノーホワイト 3 演習で学ぶ基礎制御工学 森泰親 森北出版 3 アナと雪の女王 4 光学 1 F.G.Smith, .H.Thomson 共立出版 3 PRISON BREAK 新訂版 大下眞二郎 共立出版 3 PRISON BREAK IV 4 ノーゲーム・ノーライフ 榎宮祐 KADOKAWA 3 猟奇的な彼女 7 光の科学 小田幸康, 西田孝 朝倉書店 3 言の葉の庭 7 光と色の1 0 0不思議 桑嶋幹, 川口幸人 東京書籍 8 SAW 7 よくわかる機械工学4力学の演習 西原一嘉, 4 詳解電気回路演習 上 電気書院 8 イキガミ 7 新約とある魔術の禁書目録(インデックス) 鎌池和馬 アスキー・メディアワークス 10 風立ちぬ 1 1 マイコンインターフェイスの作り方・使い方 志水英二 日刊工業新聞社 10 フィッシュストーリー 培風館 10 Battle of the year2 011 井口学 1 1 基礎定性分析実験 岩崎岩次, 11 TOEICテスト新公式問題集 Vol.4 Education Testing Service 国際コミュニケーションズ・スクール 谷道哉 10 ハンニバル 10 時をかける少女 1 1 わかる微分・積分 今野紀雄 ナツメ社 1 1 微分積分:明解演習 小寺平治 共立出版 1 1 Javaの絵本 アンク 翔泳社 NEWS ●平成2 6年9月 閲覧室にプリンターを設置しました。 ご利用の際は、カウンターに申し出てください。 ●平成2 7年1月 感謝状を贈呈しました。 図書館では、平成1 6年1 0月から図書館ボランティアを受け入れて います。 当初から現在までの1 0年間という長きに渡りボランティアとして、 図書館運営に援助くださった3名の方(左から村田さん、松浦さ ん、種村さん)の功績に対して、1月2 7日(火) 、塚本校長から感 謝状が贈呈されました。 アニメ版 平成2 7年3月1 1日(20) 志 平成2 6年度 競技種目 野球 大 会 名 九州地区高校野球 福岡北部大会 北九州市長杯争奪大会 全国高等学校野球選手権大会 福岡大会 北九州市新人大会 九州地区高校野球福岡大会 福岡北部地区一年生大会 福岡県高校バドミントン大会 北部ブロック予選会 遠 高体連・高野連試合結果 開 催 日 1∼3/3 1 H2 6/3/2 H2 6/4/5∼5/6 H2 6/7/4∼7/2 8 H2 6/8/6∼8/1 9 H2 6/8/3 0∼1 0/8 H2 6/1 0/1 3∼1 1/4 6,2 7 H2 6/4/2 (個人戦) 開催場所 2回戦敗退 1回戦敗退 2回戦敗退 1回戦敗退 2回戦敗退 2回戦敗退 北筑高校 男子ダブルス 八幡工業高校 男子シングルス 斉木 (3M) 、清水 (3S) :4回戦 女子ダブルス 中村 (3S) ・小林 (3E) 松本 (3C) ・末綱 (2S) :2回戦 女子シングルス 中村 (3S) :3回戦 男子団体 4回戦(第3位) 女子団体 4回戦(第3位) 男子団体 3回戦 女子団体 2回戦 男子ダブルス 吉冨 (2E) ・植村 (2D) 藤田 (2E) ・吉高 (2M) :4回戦 男子シングルス 吉冨 (2E) :4回戦 女子ダブルス 末綱 (2S) ・楠城 (1E) :4回戦 八幡高校 小倉西高校 0,1 1 H2 6/5/1 (団体戦) バドミントン 福岡県高校バドミントン大会 福岡県高校バドミントン新人大会 北部ブロック予選会 4,2 5 H2 6/5/2 0/2 5,2 6 H2 6/1 (個人戦) 柔道 福岡県高等学校新人大会 高等学校総合体育大会北部ブロック予選会 高等学校新人柔道大会北部ブロック予選会 高等学校柔道選手権大会北部ブロック予選会 九州国際大学体育館 北九州市立総合体育館 京都高校 小倉高校 小倉西高校 1/2 H2 6/1 (団体戦) H2 6/4/1 9,2 0 福岡県高等学校テニス大会 北部・筑豊ブロック予選会 テニス (団体戦) 福岡県高等学校総合体育大会ハンドボール競技 0,1 1,1 7 選手権大会 兼全国高等学校ハンドボール競技 H2 6/5/1 ハンドボール 選手権大会福岡予選会 福岡県FHBAカップ H2 6/1 1/9 H2 6/1 2/1 3 0,1 1 H2 6/4/1 H2 6/1 0/1 1,1 2 0,1 1 H2 7/1/1 福岡県高等学校総合体育大会 北部支部ブロック大会 H2 6/5/9∼1 1 行橋市民体育館 8,2 9 H2 6/6/2 H2 6/4/1 2, 1 3, 1 9, 2 0, 2 6, 2 7, 2 9 全国高校サッカー選手権福岡大会 第一次予選 H2 6/7/2 5∼3 1 北九州市民体育大会(1年生大会) H2 6/8/1∼3 H2 6/1 2/6,7,1 3, 福岡県高等学校サッカー新人大会北部ブロック予選会 1 4,2 0,2 1 福岡県高等学校バスケットボール大会 9∼5/4 H2 6/4/1 北部ブロック予選会 福岡県高等学校総合体育大会 4∼6/1 H2 6/5/2 バスケットボール選手権大会 福岡県大会 全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会 4∼2 2 H2 6/6/1 福岡県大会1次予選 高等学校バスケットボール北部ブロック一年生大会 H2 6/7/2 5∼7/2 7 福岡県高等学校バスケットボール新人大会 H2 6/1 0/2 6∼1 1/9 北部ブロック予選会 福岡県高等学校バスケットボール新人大会・福岡県大会 H2 7/1/1 7∼1/2 5 福岡県高等学校サッカー大会 北部ブロック予選会 サッカー バスケット ボール 剣道 アクシオン福岡 大牟田市民体育館 予選リーグ敗退 久留米総合体育館 2回戦敗退 三潴体育館 若松武道館 若松武道館 若松武道館 1回戦敗退 個人競技:6 0kg級 1回戦,7 3kg級 1回戦 個人競技:7 3kg級 1回戦 個人競技:8 1kg級 1回戦 日隈健栞典 (3E) 4 0 0m第7位 福岡県大会進出 片山 亮 (3S) 8 0 0m第6位 福岡県大会進出 今永拡貴 (1M) B4 0 0m:第5位 今永拡貴 (1M) Bやり投げ:第3位 山田紗也佳 (1D) B1 5 0 0m:第7位 本城陸上競技場 鞘ヶ谷陸上競技場 北九州高専など 3部Bリーグ3位 嘉穂東高校など 北筑高校など 1回戦敗退 参考参加 八幡工業高校など 参考参加 京都高校他 北部ブロック7位(県大会進出) 八幡南高校他 1回戦敗退 八女高校他 1回戦敗退 常磐高校他 2位 八幡高校他 北部ブロック7位(県大会進出) 福岡農業高校他 1回戦敗退 男子個人:2回戦敗退 (石井) 男子個人:1回戦敗退 (向) 男子団体:1回戦敗退 男子シングルス: 松尾謙持郎 (3S) , 大鶴紘央 (3E)ベスト6 4 男子ダブルス: 松尾謙持郎 (3S) ・大鶴紘央 (2E)ベスト3 2 男子団体:2回戦敗退 男子シングルス: 山本裕貴 (2D) , 松本奏音 (1E) ベスト6 4 男子ダブルス: 鍛治田亮 (1E) ・松本奏音 (1E) ベスト1 6 女子シングルス:1回戦敗退 男子団体戦:予選リーグ2位、決勝トーナメント敗退 男子個人戦:佐藤・上野ペア 4回戦敗退 県大会出場 佐藤・上野ペア 1回戦敗退 男子:2回戦敗退 男子:1回戦敗退 男子:予選敗退 全国高校大会北部支部予選会 1/8 H2 6/1 中間市体育文化センター 福岡県高等学校卓球競技大会北部ブロック予選会 H2 6/4/2 6,2 7, 5/4 中間市体育文化センター 福岡県高等学校卓球新人大会北部ブロック予選会 H2 6/1 0/2 5, 1 1/1,2 岡垣サンリーアイ 中間市体育文化センター H2 6/4/2 6,5/3, 5/4 福岡県高等学校総合体育大会 H2 6/5/3 1,6/1 福岡県高等学校バレーボール大会北部ブロック予選会 H2 6/4/2 7,5/3 バレーボール 全日本バレーボール高等学校選手権大会福岡県北部ブロック予選会 H2 6/6/1 5 福岡県高等学校バレーボール新人大会北部ブロック予選会 H2 6/1 2/6,7 水泳 高校総体福岡県北部ブロック予選 福岡県高等学校新人選手権水泳競技大会 H2 6/9/2 0,2 1 女子シングルス 楠城 (1E) :4回戦 男子団体 3回戦(第5位) 女子団体 3回戦(第5位) 男子団体:1回戦敗退 卓球 ソフトテニス 斉木 (3M) ・清水 (3S) :4回戦 筑豊ハイツ 筑豊緑地運動公園 陸上競技 福岡県高校選手権 北部支部ブロック大会 結果・成績 北九州市民球場など 北九州市民球場など 北九州市民球場など 北九州市民球場など 北九州市民球場など 北九州市民球場など 穴生ドーム、桃園庭球場 今津運動公園テニスコート 小倉高校,九国大付属高校 八幡高校 北筑高校,自由ヶ丘高校 福岡県立総合プール 植永一汰(1M) 50M自由形 6位 末広杯全九州大会へ 植永一汰(1M) 100M自由形 7位 末広杯全九州大会へ 梶川大河(1S) 200M自由形 標準記録突破 末広杯全九州大会へ 梶川大河(1S) 400M自由形 8位 末広杯全九州大会へ 山口大貴(1E) 50M平泳ぎ 標準記録突破 末広杯全九州大会へ 200Mフリーリレー(植永・梶川・山口・林田) 標準記録突破 末広杯全九州大会へ 200Mメドレーリレー(梶川・山口・植永・林田) 標準記録突破 末広杯全九州大会へ 志 遠 平成27年3月11日(21) 学生会役員選挙結果 学生会の新役員選挙が1月2 8日(水)に行われ、開 票の結果次のとおり決定しました。 学生会長 体育局長 文化局長 報道局長 森 大江 石津 村上 将行(4年電子制御工学科) 成佳(3年機 械 工学科) 康太(4年機 械 工学科) 玄徳(4年電子制御工学科) 村上君 石津君 森君 大江君 !!! !!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 校内駅伝大会 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 1月2 8日(水)の放課後、1 5時5 0分、号砲とともに 全3 5チームが一斉にスタートし、記録を競いました。 冷雨の中、選手は熱い走りを見せてくれました。そ の間、歓声は止むことなく盛り上がりをみせました。 主な成績は、次のとおりです。 ■男子チーム総合 (7区間 約1 0. 5㎞、3 1チーム出場) 優勝「ゲッターズ相田」 3 6分0 0秒 ①中野(1M)②浅松(1S)③河野(1M) ④片山(3S)⑤馬場(2C)⑥井手(2C) ⑦相田(1D) 2位「サッカー部A」 3 7分1 8秒 3位「バドミントン部」 3 7分3 3秒 ■男子個人賞(陸上部を除く) 1位 藤田直樹「バドミントン部A」 (2E)4分5 9秒 2位 安永紘輔「野球部」 (1C) 5分0 5秒 林惇平 「サッカー部A」 (4E) 5分0 5秒 ■区間賞(陸上部を除く) 1区 藤田直樹「バドミントン部A」 (2E)4分5 9秒 2区 井上颯太「サッカー部A」 (4E) 5分1 4秒 3区 林惇平 「サッカー部A」 (4E) 5分0 5秒 4区 内村颯汰「バスケットボール部」 (4S)5分0 7秒 5区 6区 7区 山下裕雅「4Mランナウェイ」 (4M)5分2 5秒 岡田健太「河野拓望さんお疲れ様でした」 (4D) 5分1 1秒 田中創大「ハンドボール部A」 (4S)5分0 7秒 ■女子チーム総合(4区間 約6. 0㎞、4チーム出場) 優勝 「Mr.YASHIMA☆SISTERS」 2 5分3 1秒 ①永久(4C)②桃野(1D)③小林(4C) ④山田(1D) 2位 「でこぽん」 2 7分4 4秒 3位 「teamはるんぱっぱ」 2 8分1 3秒 ■女子個人賞 1位 松見紀依「でこぽん」 (2E) 6分3 0秒 2位 酒田春花「teamはるんぱっぱ」 (1C)6分4 5秒 ■陸部賞 片山亮(1M) 4分5 1秒 ■体育局長賞 中野アラン(1M) 4分5 4秒 ■学生会長賞 永久美里(4C) 5分5 9秒 !!! クラブリーダー研修会報告 学生会長 森 将行 !!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 今年度のグループリーダー研修会は、1月3 1日(土) に校内で開催されました。この研修会には、学生会新 旧役員1 6名、各クラブの代表学生4 9名、教員9名の総 勢7 4名が参加しました。 当日、朝9時5 0分に階段教室に集合してもらい、諸 注意や今回の話し合いのテーマを発表し、その後学生 会役員を中心に体育系部活の高専連、高体連そして文 化系クラブの3グループに分かれ、午後1 2時までの計 2時間、今年度の研修会のテーマの「いじめと人権に ついて考えなければならないこと」と「服装と日常生 活に関して考えなければいけないこと」の2つについ てそれぞれのグループで話し合いました。 具体的に話し合われた内容としては、肖像権を侵害 するようなSNSへの画像のアップロード、来年度制服 が変わることによってどのような基準を設けるのか、 部活動内での成績不振者への対処はどのようにしてい るか、体育祭や高専祭や クラスマッチでの学生会 への要望等についてで す。 午後からは、各グルー プで出た意見を代表者に まとめてもらい、1時間 ほどの全体ミーティングで発表して頂きました。 行事等についてたくさんの要望をいただいたのです が、学生会だけで決めかねる事は、後日アンケートな どを通して学生全体で結論を出していくのでご協力お 願いします。部活からの要望については来年度の厚生 補導の先生方と話し合いながら、出来るところから進 めていきたいと思います。また今回、各部活から出た 要望がどれくらい叶えられたのかについて、来年度の 夏休み前にキャプテン会議を開き、そこで報告いたし ます。 その後は、山内先生から新入部員の勧誘方法、活動 中の緊急時の対応方法および、顧問の先生の依頼や大 会等の書類の手続き方法などをご説明いただきまし た。最後に!田先生から講評を頂き、無事今年度の研 修会は終了しました。 今回の研修会を通じて、学生会役員や各部活のリー ダーが普段どのように活動しているのかを多少なりと も感じることが出来、またリーダー同士の交流を深め ることも出来たのではないかと思います。 これからも各部活同士が今日の話し合いのように意 見をぶつけ、協力し合いながらより良い関係を築いて いければと思います。ご参加いただいた皆さん、お疲 れ様でした。 平成2 7年3月1 1日(22) 志 遠 トピックス タンザニア2年のボランティア生活を終えて 物質化学工学専攻2年 長友 さえ ました。まず、どこまでも広がる地平線と満天の星空、 それから本物の大型野生動物。日本より安くて便利な携 帯通信とタクシー。知らない間に増える親友と恋人(?) たち。タンザニアに来るバックパッカーらとの出会い(… 2 0 1 3年1月、一度も海外に行ったことのなかった私が からのアバンチュールを楽しむ人もしばしば) 。 初めて訪れたのがタンザニアでした。そして今年、2 0 1 5 さらに忘れてはならないのは、私が配属された中等学 年1月に帰国するまでの2年間をタンザニアで生活しま 校の生徒と同僚教師らとの日々です。毎日の授業では、 した。 英語がわからない子供達に英語で数学を教えることに四 私が青年海外協力隊として海外に行く事になったきっ 苦八苦しました。平日に学校に行くと生徒も教師も数人 かけは、荒川先生から協力隊の説明会に行ってはどうか しかいないなんて事も日常茶飯事です。高校レベルの数 と勧められたことです。 学を、2桁の掛け算で躓いている生徒に教える難しさも それまで私は、海外に興味津々だけど英語は話せない ありました。授業終わりに日本語レッスンを始めると、 そんな学生でした。海外留学はお金が掛かりすぎる 急に活き活きしだす生徒たちに苦笑することもよくあり し、旅行に行くにも言葉に不安がある…そうしてズルズ ました。 ルと過ごすうちに就活 そんな中での癒し を始める時期が目前と は、放課後に家にやっ なっていました。 てくる生徒たちに水汲 そんな中で参加した みを手伝ってもらった 青年海外協力隊の説明 り、映画を見たりする 会は、私に新たな選択 時間でした。また、チ 肢を与えました。不安 ョロチョロと家に入っ な語学は日本で訓練を て来る同僚の子供ら みっちりと受けられ、 は、我が子のように可 しかも日本人がなかな 愛かったです。 か行かないアフリカに 楽しかったタンザニ 行ける。ボランティア ア生活ですが、いい事 に参加するには不純な ばかりでも有りませ 動機でしたが、一度も海外に行かずに就職することに疑 ん。多くの日本人の友人が、強盗やひったくり被害に遭 問があった私は飛びつきました。 いました。硫酸をかけられたり、鉈で切りつけられたり そして幸運にも試験に合格し、厳しくも充実した英語 した外国人もいます。街中では至る所で物乞いを見かけ、 の語学訓練を終え、降り立ったタンザニアは、スワヒリ お金をねだられます。アメーバ赤痢やマラリア、デング 語の国でした。勉強した英語が全然通じないではない 熱にかかる人もいます。 か!と腹が立ったのを覚えています。それからたった2 幸い私は何事もなく2年間を過ごすことが出来まし 週間のスワヒリ語訓練は、私も1 0人の同期らも死に物狂 た。運もありますが、大使館の出す安全情報やバックパ いでした。人間面白いもので、話すことを前提に猛勉強 ッカーたちの情報網から情報を得て、対策をしたからこ すれば、誰でも2週間で片言とはいえ話せるようになる そだと思います。 ものなのです。 これから皆さんも沢山海外に出る機会があると思いま タンザニアでの生活は日本のそれとは違い、不便の連 す。事前に安全対策の情報を得ておくことは、自身のた 続でした。突然の停電、断水、そもそも水道が無い。買 めだけでなく、家族や友達のためにも必要なことだと思 い物でのボッタクリVS値引き合戦。歯に挟まる硬い牛 います。先進国だって日本ほど安全ではありません。後 肉、ヤギ肉、謎の肉。なかなか分かり合えない言葉の壁。 輩のみなさんが、健康にそして安全に海外で活躍してく レストランで食事が1時間以上出てこない。そんな全て れると期待しています。 が新鮮で楽しい…というより、楽しんでないとやってら れない日々でした。 一方で、タンザニアならではの楽しみもたくさんあり 蛇足になりますが、来年3月まではここ北九州高専で 学生をしています。気になることがあってもなくても、 声をかけてくれると嬉しいです。 志 遠 新寮長挨拶 4−M 福浦 宏至 こんにちは。寮長の4M福浦です。 新寮長挨拶ということで、寮につい てお知らせできればと思います。題 名に新寮長とありますが、私が寮長 になったのは昨年の9月のことで、 半年前の話です。毎年寮長は前期期 末テストの前にある寮生総会で選ば れ、1年間の任期を全うします。そ のときに、新しい役員も寮長によっ て人選されます。役員というのは寮長、副寮長、会計、 平成27年3月11日(23) 書記のほかに6人います。それは、体育、学習、美化、 広報、防犯、生活の課長です。 各課長にはそれぞれの仕事があります。体育課長は寮 マッチを主催し、学習課長は勉強会を開き、下級生に勉 強を教えます。美化課長は寮の美化に取り組み、広報課 長は新聞と寮誌(卒業記念文集)を作成します。防犯課 長は防災ビデオを作り、防犯だけでなく防災にも取り組 んでいます。生活課長は寮生の代表として毎月寮の食堂 業者と会議を開き、食の改善に努めています。 以上のメンバーと寮務主事、寮務主事補の先生方や事 務員さん、寮監さん、食堂のおばちゃん達の支えがあっ て寮の生活が成り立っています。これからも、浩志寮と 寮生のことをよろしくお願いします。 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 女子寮餅つき大会 4−S 田代 歩惟 1月1 8日、冷たい北風に吹かれな がらも青空に恵まれ、今年も新成人 を祝う女子寮餅つき大会が開催され ました。 たくさんの餅米は例年どおり、前 掛けをした荒川先生の寮生並みの掛 け声のもと5年生の先輩方や、先生、 男子寮生の協力によってすべてお餅 になりました。つきたてのお餅はと ても柔らかく、大根おろしや醤油、きなこやあんこ、中 にイチゴをいれてイチゴ大福にしたりして、それぞれ好 きなように食べました。女子寮生に人気のイチゴ大福は 男子寮生にも人気であっという間になくなってしまいま した。 また、餅をつく前のおこわもとてもおいしく、先生方 にも人気でした。特に今年は今までより参加してくださ った先生の数も多く、とても賑やかになりました。 先輩・ 後輩だけでなく先生方も交えながら寮生が楽しそうに話 している姿もたくさん見ることができ、このような行事 ならではの良さだなと改めて思いました。5年生にとっ ても寮生活の楽しい思い出を1つ増やすことができたの ではないでしょうか。 買い出しや米とぎ、当日の準備や片付けなどを手伝っ てくれた低学年のみなさん、お疲れさまでした。本当に ありがとうございました。今年も無事にやり遂げること ができてよかったです。これからもこのような行事がず っと続いていってほしいと思います。忙しい中時間を割 いてきてくださった寮母さん、先生方、男子寮生の皆さ ん、ありがとうございました。 最後に、5年生の皆さん、成人おめでとうございます。 先輩方の卒業後の更なるご活躍を期待しています。 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 冬の公開講座を実施して 総合科学科 宮内 真人 平成2 5年度より冬の公開講座を実施し、今年度で2回 目の実施となりました.2 5年度は、1 2月2 6日、2 6年度は 1 2月2 5日に公開講座“工作教室∼凧(タコ)を自作して 冬の空を彩ろう”を開催いたしました。 昨年度は、初めての冬の公開講座、受講者は集まるだ ろうか?と不安の中、8名+2名(受講者の兄弟) で実施 いたしました。前日の天気予報は雨! 急遽“てるてる 坊主”に願いをかけましたが、無常の雨模様+無 風状態の最悪の天候でした。しかし、受講者は一 生懸命自作の凧を作成し、体育館の中での凧揚げ となりましたが、受講者の必至の走りに、凧は体 育館の中で上昇し、体育館の空" を彩りました。 来年は、冬の空を凧で彩りたいという思いで、 受講者と担当者の胸の中は一杯でした。 今年度は、宮崎広報委員長の宣伝活動のおかげ で、1 7名の申し込みがあり、当日は、昨年とはう ってかわり、絶好の凧揚げ日和となり、作成した 凧が冬の空を飛び交い、ほんとうに嬉しそうな顔がたく さん咲きました。昨年の受講生もリベンジで参加し、TA (teaching assistant)の学生に昨年の感想を話しなが ら、昨年の凧より4倍の大きさの凧を作成し、大満足で 講座を後にしました。 本公開講座は、技術職員の上手氏に当初から相談に乗 って頂き、氏の存在がなければ、ここまでの凧の作成は できなかったと思います。この場をお借りしてお礼申し 上げます。 今後もいろいろな形の凧を、設計して冬の公開講座を 続けていく予定です。よろしくお願い致します。 平成2 5年度と2 6年度の凧揚げ 平成2 7年 行事日程 3月 4月 5月 13日(金) 5年生再試験結果発表 16日(月) 1∼4年生登校日・再試験結果発表 19日(木) 卒業式・修了式 学年末休業(∼31日) 4日(木) 前学期中間試験(∼10日) 6月 13日(土) 前学期寮マッチ 19日(金) 救急法講習会(3年生:午後) 25日(木) クラスマッチ 1日(水) 春季休業(∼6日) 5日(日) 開寮 6日(月) 入学式/新入生オリエンテーション(∼7日) 入寮オリエンテーション 7日(火) 前学期授業開始(校長講話、LHR) 8日(水) 実力テスト(1∼3年生:午前)、 定期健康診断(全学生:午後) 10日(金) 寮生総会 11日(土) 新入生歓迎寮マッチ 13日(月) 新入生集団宿泊研修(∼14日) 22日(水) 学生総会(放課後) 23日(木) 金曜日の授業 24日(金) 歩行大会(開校記念日) 14日(木) 体育祭練習・準備(1∼3年生:午前、 4・5年生:午後) 15日(金) 体育祭練習・準備(1∼5年生:午後) 16日(土) KCT体育祭 18日(月) 体育祭代休 19日(火) 月曜日の授業 ︵ 栄 岳 ︶ た 誇 り と 学 生 ︵ 大 人 ︶ と し て の 自 覚 を 持 っ て 、 日 々 そ れ 故 、 学 生 一 人 一 人 に は 、 難 関 を 突 破 し て 入 学 し び に 、 本 校 の 様 々 な 問 題 に つ い て 考 え さ せ ら れ た 。 仕 事 柄 、 外 部 か ら の お 叱 り の 電 話 等 に 対 応 す る た め 、 色 々 な 面 で よ り 良 く 変 わ っ て 欲 し い と 思 う 。 本 校 を 志 望 す る 中 学 生 や 就 職 先 に も 影 響 を 与 え る た 満 足 さ せ る 努 力 も 必 要 で あ ろ う 。 一 般 的 な 評 価 は 、 る よ う に な っ て い る 。 こ れ か ら は 、 さ ら に 観 る 人 を 北 九 州 高 専 の 体 育 祭 は 面 白 い と 世 間 か ら 評 価 を 受 け 涙 。 人 の 心 を 動 か す イ ベ ン ト に な っ た 。 最 近 で は 、 挨 拶 で 感 極 ま っ て 涙 を 流 し 、 そ れ に つ ら れ て 周 り も えよ らりそ れ体れ な育か い祭ら 光も時 景大が でき経 あくつ る変な がわか 、っで 今て、 でい教 はっ職 体た員 育。と 8学 局2 長年生 が前の 最で努 後は力 の考に 争 競 技 に し て も 同 様 で 観 客 な ど 当 然 数 え る ほ ど 。 康隆 響 し て い た 。 当 時 の 体 育 祭 は 盛 り 上 が り に 欠 け 、 競 前 述 し た 頃 の 校 風 は 、 当 然 な が ら 学 生 自 治 に も 影 い う こ と を 肝 に 銘 じ る 必 要 が あ る 。 4日(土) 保護者と学級担任・専門学科との懇談会 (1∼4年生) 10日(金) 九州沖縄地区高専体育大会(∼12日) 通常授業 17日(金) 九州沖縄地区高専体育大会(∼19日) 学生臨時休業 30日(木) 前学期期末試験(3年生:∼8月7日 2時限) 31日(金) 前学期期末試験(1・2・4・5年生:∼ 8月7日 2時限) 10日(月) 学生寮納涼大会 8月 11日(火) 校内清掃、学生寮大掃除・部屋替 12日(水) 夏季休業(∼9月23日) 閉! 14日(金) 全国高専体育大会(∼30日) 22日(土) 夏季オープンキャンパス 25日(火) 全国高専フォーラム(∼27日) 24日(木) 授業開始 午前授業(1コマ50分で実施: ∼30日) 28日(月) 午前授業 午後実力テスト(1∼4年生: ∼29日) 29日(火) 寮生総会 州高専創立5 0周年記念公式シンボルマークとしてさまざ まなイベント、印刷物等において使用されることになり ます。なお最優秀賞、優秀賞に選ばれた3名は1 2月の記 念式典において表彰が行われ、賞状と副賞が贈られます。 昭和4 0年(1 9 6 5年) 高専4期校として誕生した北九州高 専は今年創立5 0周年を迎えます。平成2 7年度の各行事は 5 0周年の冠を頂いて行われることになります。特に1 2月 5日(土)には小倉北区ソレイユホールにおいて創立5 0 周年記念式典・祝賀会が開催される予定です。これに先 立ち昨年、創立5 0周年記念シンボルマークを在校生、卒 業生、保護者、教職員の皆さんを対象に広く公募したと ころ多くの応募がありました。その中から創立5 0周年記 念事業委員会での審査の結果、最優秀賞には物質化学工 学科1年門田沙知さん、優秀賞には電子制御工学科4年 立石浩美さんと保護者の中野敦子さんの作品が選ばれま した。 最優秀賞のデザインは全体に喜びを表現する笑顔と万 歳を表し、青を基調とした上部の形は発展と上昇、北九 州の海を表しています。このマークは今後一年間、北九 の 学 生 生 活 を 送 っ て 欲 し い も の で あ る 。 7月 9月 創立50周年記念シンボルマーク決定 創立5 0周年記念事業委員会委員長 山田 (3月1日∼9月3 0日) る 。 さ れ ど 、 人 生 は ﹁ 志 あ る と こ ろ に 行 動 あ り ﹂ と 【最優秀賞作品】 【デザインコンセプト】 北九州高専50周年ということで、全体的に、喜びを表現する笑 顔と万歳を表しました。上部の形は、ますます発展する、上昇す るイメージと、北九州の海を表しています。 また、5 0周年(50th)の「5 0」をキャラクターの目にするこ とで、印象が強くなります。 安 定 な 社 会 情 勢 の 中 で は 、 ﹁ 立 志 ﹂ も 困 難 を き わ め 志 す ﹂ と あ る が 、 終 身 雇 用 も ま ま な ら な い 現 在 の 不 ぶ ん に 持 っ て い る 。 論 語 に ﹁ 吾 、 十 有 五 に し て 学 に て 通 のしい 子かく 供しの となが 何が高 らら専 変、生 わ入。 り学ま はしさ なてに くく優 、る等 無の生 邪はの 5世 気1 で歳界 幼ので い子あ 面供る も。。 た普 5一 こ1 の歳線 よかを うら画 な学す 環生。 境と中 の呼学 中ば・ でれ高 校 自、 自 己主は を性生 管あ徒 理るで ・もあ 研のる 鑽とが し扱、 、わ高 卒れ専 業るで し。は 機 関 に 属 し 、 中 学 や 高 校 の よ う な 中 等 教 育 機 関 と は 確 か に 高 専 は 、 法 律 の 上 で は 大 学 と 同 じ 高 等 教 育 流 れ て い た よ う に 思 う 。 は 高 専 は 大 学 と 同 じ シ ス テ ム だ か ら 、 と 言 う 空 気 が 気 に な っ た の が 、 こ の 光 景 で あ っ た 。 当 時 、 校 内 に 内 を 歩 き な が ら 食 べ て い た 。 私 が 採 用 さ れ て 最 初 に 学 生 た ち は ア イ ス や カ ッ プ ヌ ー ド ル を 手 に 持 ち 、 校 も う 、 何 年 経 つ だ ろ う か ? 休 み 時 間 と も な れ ば 、 編 集 後 記