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ベガス E.A. (VG23N8) 取扱説明書
ベガス E.A. (VG23N8) 取扱説明書 このたびは、ブリヂストン<ベガス E.A.>をお求めいただきまして、まことにありがとうございました。 ブリヂストン<ベガス E.A.>はパワーアシストシステムを搭載している自転車です。自転車に乗れる方な ら手軽に乗ることができます。 しかし、自転車とは異なる点もございますので、お乗りいただく前に必ず、本書をお読みいただき、安全 かつ軽快にご使用ください。 お子様がお使いになる場合は、保護者の方が本書を必ずお読みいただき、正しい乗りかたをご指導ください。 お願い 7 本書と保証書/点検・整備の記録は、紛失しないよう大切に保管し、ご活用ください。 7 ロビンフッド手帳の盗難補償係行のはがきは、購入後 10 日以内に投函してください。 7 ベガス E.A. を他の人にお譲りになる場合は、取扱説明書も一緒にお渡しください。 7 保証書は「販売店名、お買い上げ日」などの記入を確かめて販売店からお受け取りください。記 入がもれている場合は、販売店にご請求ください。 この自転車は一般用として設計されています。新聞配達などの業務用としてご使用にならないようお願 いします。 仕様変更などによりイラストや内容が一部実車と異なる場合があります。 本書では、正しい取り扱いおよび点検・整備に関する必要な事項を下記のシンボルマークで区分しています。 Q 安全にかかわる注意情報を意味しています。 警 告 取り扱いを誤った場合、死亡または重傷に至る可能性が想定される場合を示してあり ます。 注 意 取り扱いを誤った場合、傷害に至る可能性または物的損害の発生が想定される場合を示し てあります。 要 点 正しい操作のしかたや点検整備上のポイントを示してあります。 安全上してはいけない「禁止」内容を意味しています。 もくじ はじめに パワーアシストシステムのしくみ......................... 4 各部の名称 .................................................................. 5 安全上のご注意 .......................................................... 6 防犯登録、盗難補償、スペアキーについて ......11 安全運転の手引き ....................................................12 バッテリーについて バッテリー取り扱い上のご注意 ...........................14 バッテリーの特徴 ....................................................16 バッテリーの交換について ...................................18 充電しましょう バッテリー充電のご注意........................................19 充電する場所 ............................................................21 バッテリーの脱着 ....................................................22 充電のしかた ............................................................24 充電状態の見かた ....................................................25 充電時間の目安 ........................................................28 乗る前に 乗車前点検 ................................................................30 走行モードの切り替え............................................32 1 充電あたりの走行距離 ........................................34 乗りましょう 発進のしかた ............................................................36 変速グリップの使いかた........................................37 ライト点灯のしかた................................................38 荷物の積載 ................................................................39 バッテリー残量ランプの表示と目安...................40 アシストが作動しない環境 ...................................41 駐輪のしかた ............................................................42 お手入れと保管 お手入れのしかた ....................................................43 保管のしかた ............................................................45 ごぞんじですか? 定期点検/普通自転車点検整備済み TS マーク..............................................................47 点検・整備の記録 ....................................................48 BAA マーク...............................................................49 もしもこんなときは................................................50 製品仕様............................................................. 裏表紙 は じ め に バ ッ テ リ ー に つ い て 充 電 し ま し ょ う 乗 る 前 に 乗 り ま し ょ う お 手 入 れ と 保 管 ご ぞ ん じ で す か ? 3 はじめに パワーアシストシステムのしくみ 6 ペダル踏力とアシスト力の比率 アシスト力 ペダル踏力 発進 平坦 平坦 登坂 ペダル踏力:アシスト力=1:1 アシスト比率逓減 ペダル踏力:アシスト力 =1:0 (21km/h以上は人力のみ) 駆 動 力 0km/h 15km/h 21km/h 速度(時速) ベガス E.A. のパワーアシストシステムは、ペダルを踏む力に補助的な力を加えて走行を助けてくれるシ ステムです。 普通の自転車をこぐ力の約半分の力で走行できます。 モーターのアシスト力は、人がペダルをこぐチカラを超えないようになっています。そして、ペダルを こぐチカラ「1」に対して「1 未満」のアシスト力はスタートしてから走行時速 15km まで続き、時速 15km を超えると次第に弱まって、時速 21km でアシストはゼロになり通常の自転車走行になります。 ですからスピードが出過ぎる心配はまったくありません。 6 ベガス E.A. の健康増進効果 ベガス E.A. は普通の自転車よりも坂道などの影響を受け難いため、負荷が軽い運動を長時間持続し やすいという特長があります。 つまり酸素を身体に取り入れながら運動をする、「有酸素運動」の格好な手段です。 有酸素運動はエネルギー源として、主に脂肪を燃焼・消費するため、ダイエット効果が見込まれます。 ベガス E.A. は移動をしながら、気軽にかつ持続的に有酸素運動ができ、健康に良いということが言 えます。 4 各部の名称 は じ め に メインスイッチ(P32)/バッテリー残量ランプ(P41) バッテリーランプスイッチ(P38) 変速グリップ (P37) 前輪ブレーキレバー(右側) にぎり サドル ハンドル ベル 後輪ブレーキレバー (左側) バッテリーロック (P22∼23) ホイール リフレクター 後輪錠 (P36, 45) ハンドルステム シートポスト 前照灯 (バッテリーランプ) シートピン 前ブレーキ フレーム フロント リフレクター リフレクター ホイール リフレクター マエホーク スポーク 前ドロヨケ リム 後ブレーキ (左側) クランク バッテリー ペダル (充電方法はP22∼28) ドライブユニット スタンド (左側) バルブ タイヤ 専用充電器 裏表紙の[キー番号記入欄]にキー番号 を控えておいてください。 万一、キーを紛失した場合、番号を控え ておくことにより、キーの作成が可能で す。 キーの作成については、ご購入店にご相 談ください。(有料) 5 安全上のご注意 警 告 二人乗りはしない (車体が小さいため、チャイルドシート(幼児用座席) も取り付けできません。) 転倒や落車などによるけがのおそれがあります。 手やハンドルに荷物をかけたり、ペット をつないだりしない 荷物やひもが車輪に巻き込まれたり、バランスを 崩して転倒し、けがのおそれがあります。 8 荷物は、バスケットやリヤキャリヤに積んでく ださい。 飲酒時やかぜ薬など服用時、および体調が 優れないときは乗らない 手放しや傘をさしながらの運転はしない バランスがとりにくくなり、転倒によるけがのお それがあります。 8 合図する時以外は両手でしっかりハンドルを 握って運転してください。 乱暴な乗りかたはしない (アクロバット的な乗りかたや急発進、急旋回など) 転倒や落車などによるけがのおそれがあります。 けんけん乗りをしない 片足でペダルをこぎながら助走し、反 動をつけてサドルにまたがる乗りかた (けんけん乗り)は、転倒や接触事故に よるけがのおそれがあります。 運動機能が低下し、衝突などによるけがのおそれ があります。 滑りやすい靴や、かかとの高い靴などをは いて乗らない 車輪やチェーンに巻き込まれやすい服装は 避ける (長いスカートや長いマフラーなど) 足がペダルから外れ、転倒によるけがのおそれが あります。 6 転倒によるけがのおそれがあります。 8 すそが広がっているズボンはバンドやゴムで留 めるようにしてください。 は じ め に 警 告 視界の悪いときは、無灯で乗らない 積載条件から外れる荷物を積まない (夜間や霧など) 見通しが悪くなり、衝突や転倒によるけがのおそ れがあります。 8 必ず前照灯を点灯してください。もし前照灯が つかないときは、押して歩いてください。 カーブで曲がる側のペダルを下げない バランスを崩し、転倒によるけがのおそれがあり ます。 凹凸の激しいところを走らない (歩道の段差や、溝など) ペダルが地面と接触し、転倒によるけがのおそれ があります。 フレームや車輪、またはドライブユニットなどが 損傷し、転倒によるけがのおそれがあります。 8 自転車から降りて、押して歩いてください。 滑りやすいところでは乗らない 異常があるときは乗らない (積雪や凍結した道、濡れている鉄板やマンホール、 ぬかるみなど) スリップして、転倒によるけがのおそれがあります。 8 自転車から降りて、押して歩いてください。 事故や転倒によるけがのおそれがあります。 8 異常を発見したら販売店にご相談ください。 片側だけのブレーキ操作はしない 踏み台代わりなど走行以外に使わない スリップして、転倒によるけがのおそれがあります。 8 ブレーキは必ず前後ともにかけてください。 転倒によるけがのおそれがあります。 7 警 告 自分で改造しない 部品が破損したり、外れたりして転倒によるけが のおそれがあります。 8 修理や、パーツの取り付けは販売店にご相談く ださい。 車輪やサドルが外れて 転倒によるけがのおそれがあります。 8 必ず乗る前に点検してください。 サドルやハンドルは引き上げ限界線が見 える状態で乗らない ブレーキの制動面やタイヤ、リムに注油 しない サドルやハンドルが折れて衝突や転倒を招き、け がのおそれがあります。 ブレーキが効かなくなり、衝突によるけがのおそ れがあります。 車輪・チェーンなどの回転部に手や足、 ものなどを近づけない また、子供を近づけさせない 幼児をおんぶして乗らない 車輪やチェーンに巻き込まれ、けがをするおそれ があります。 8 車輪の脱着やサドルの調整後、締め付け を確認せずに乗らない 安定が悪くなり転倒によるけがのおそれがあります。 また、ベガス E.A. にはチャイルドシート(幼児用座 席)は取り付けられませんので、幼児を同乗させる ことはできません。 は じ め に 警 告 パワーアシストシステム構成部品の分解 や注油をしない アクセサリーや交換部品は純正部品以外 は使用しない 故障や誤作動による事故やけがのおそれがあります。 8 パワーアシストシステムのパワーユニット部や モーター部、コントローラー、バッテリーなど は大変精密な部品で構成されていますので、分 解したり、注油したりしないでください。 8「故障したかな」と思ったときは、 [もしもこん なときは…] (P50)を参照の上、販売店にご相 談ください。 部品の破損などによりけがのおそれがあります。 8 タイヤなどの消耗品やアクセサリーなどの部品 は、販売店にご相談の上、必ず純正部品を指定 して取り付けてください。それ以外の市販品を 使用しますと事故や故障の原因になることがあ ります。 また保証の適用が受けられない場合があります。 ハブステップを使用しないこと。 未組み立て及び未調整の自転車を使用しな いこと。 歩行者に危害を及ぼすおそれのある突起物 を装着しないこと。 リフレクタが破損したり、汚れたまま使用 しないこと。 スポークの間にボールなどを入れて走ら ないこと 車輪とフレーム、前ホークなどのすき間 にはさまって転倒するおそれがあります。 傘やステッキ、釣り竿などを車体に差し 込んだり、つり下げて走らないこと 車輪に巻き込んだり、他の人や物にぶつ けて、転倒や事故・けがのおそれがあり ます。 Q 変形したり破損した部品はすぐに交換する こと。 Q 夜間使用する時は、前照灯及び尾灯(テー ルランプ)の点灯を確認すること。 走りながら携帯電話をかけたり操 作しない 走行中、くつ先が前輪や前ドロヨケに接 触しないようにする 片手運転と前方不注意により事 故を起こすおそれがあります。 Q を起こす危険があります。また、ドロヨケ などの部品が破損するおそれがあります。 前輪の回転により、足が巻き込まれて事故 9 注 意 ■ 乗る前に必ず乗車前点検をする 8 乗る前には必ず点検を行ってください。(P30) 8 不明な点がありましたら販売店にご相談くださ い。 ■ 乗る練習は安全な場所で行う 8 空き地や公園など安全な場所で良く練習し、パ ワーアシストの特徴に充分慣れてから一般道路 でお乗りください。 8 慣れるまでは「入」でスタートしましょう。 ■ 夜間走行の前には必ず、バッテリーの 残量を確認する バッテリーランプはバッテリーを電源としてい ますので、バッテリー残量が減少してアシスト 走行ができなくなった後、しばらくするとバッ テリーランプは消灯します。 ■ 正しい姿勢で走行できるよう調整する。 軽くひじが まがるくらい お買い求めの販売店でサドルやハンドルの位置な どを自分に合った高さに調整してもらいましょう。 乗車可能最低身長 142cm 両足のつまさ きが地面につ くくらいのサ ドルの高さ ■サドルの高さ調整 シートピンのレバーを矢印の方向に回し、サドル の高さを調節します。このとき、引き上げ限界線 が見えない範囲で上下に調整します。 調整後はシートピンのレバーを確実に締めつけて ください。 シートピン締め付け後、サドルが確実に固定され ていることを確認してください。 サドルの高さ調整は運転中に行わないでください。 10 シートピン 引き上げ 限界線 最も高くした場合で も、引き上げ限界線 がフレームから、は みださないようにし てください。 防犯登録について 法律により防犯登録は義務づけられています。かならず実施してください。 8 制度の意義 防犯登録は「自転車の安全利用の促進および自転車駐車場の整備に関する法律第 12 条第 3 項」に より義務づけられています。 これは多発する自転車の盗難、さらに盗難自転車が駅前などに放置され、市民生活に支障を来たす 状況を改善することを目的に制定されました。 8 登録のしかた 防犯登録はお買い上げの販売店で行います。防犯登録は有料です。 8 自転車が盗難にあった場合 地元の警察署に盗難届けを出してください。この時防犯登録ナンバーが必要になります。防犯登録 ナンバーが不明だと自転車が見つかりにくくなります。防犯登録カードは保管しておいてください。 盗難補償について 8 盗難補償を受けるには盗難が起きる前に次の手続きが必要になります。 盗難補償カード(ロビンフッド手帳の中のハガキ)を郵送する。 ☆お買い上げ日欄に未記入であったり、不実の内容を記入された場合には盗難補償は受けられません。 8 盗難補償の詳細は別添「ロビンフッド手帳」を参照してください。 8 盗難が起きてから、盗難補償カードを郵送されても無効になります(盗難補償は受けられません) 。 スペアキーについて スペアキーのご注文は、お買い上げ店にキー No と車種をご指定の上ご注文ください。 注 意 8 ご注文からスペアキーの納品には 10 日以上かかる場合があります。 8 部品の生産終了や在庫切れにより、対応できなくなる場合もあります。 8 スペアキーは元のキーに対してつまみの形状などが異なる場合があります。 8 車体 No からキー No を調べることはできません。 8 紛失する前にキー No を控えておくことをおすすめします。(裏表紙) 8 キー No がわからないと、スペアキーは注文できません。 8 防犯上の理由からスペアキーの対応ができない場合もあります。 8 自転車のスペアキーは、一般に鍵屋さんでは作れません。 11 は じ め に 安全運転の手引き 警 告 ベガス E.A. をより快適に、そして安全 に乗るため交通ルールを守って安全運転 を心がけましょう。安全に運転するため に以下のようなことに気をつけてくださ い。 守らないと衝突や転倒などによるけがの 8 駐停車している自動車の横を 通過するときは慎重に… 6 踏切りでは… 1 さあ、発進しましょう 7 走りだすときは、道路の左側から発進します。 7 周囲の安全確認を忘れずに。 7 後方から来る車にスタートの合図をします。 7 スタートの合図のしかた 10 子供のとびだしには、 右手を地面と平行に真横にだします。 充分に注意しましょう 2 道路の左側を走りましょう 自 転 車 は 左 側 通 行 が 原 則 で す。ま た、歩 道 の な い 道 路 で は、つ ね に 歩 行 者 優 先 を 心 が け ま しょう。 3 信号機のある交差点では… 信号をしっかり守り、横断しましょう。 7 正面の信号が青のとき、直進、左折ができます。 7 自転車横断帯があるところでは 3 信号機のある交差点では… 1 さあ、発進しましょう 7 右折するときは、2 段階右折をしてください。 7 2 段階右折のしかた 正面の信号が青になったらいったん向こう側 までわたり、止まります。次に右側の信号が青 になってから進みます。 5 歩道は歩行者優先です 自転車の通行が許可されている歩道でも、歩行者 4 信号機のない交差点では… 信号機のない、見通しの悪い交差点では、周囲の の迷惑となる場合は、いったんベガス E.A. から 降りて押して歩くようにしましょう。 安全を充分に確かめてから進みます。 7 曲がるときは合図をしましょう。右折・左折と も、30m くらい手前から合図をだします。 7 右折/右手を地面と平行に真横にだします。 7 左折/右手を地面と平行に真横にだし、さらに ひじを直角に上に曲げます。 7 停止/右手を斜め下にだします。 6 踏切りでは… いったんベガス E.A. から降りましょう。 踏切りをわたるときは、踏切りの手前で停車し、 自転車の左側に降りてください。 遮断機が上がっている場合も、安全を確認してか らわたるように心がけましょう。 7 自転車横断帯があるところでは… 自転車横断帯の表示がある横断帯ではそこを通行 しなければなりません。 12 は じ め に 9 交差点での巻き込み注意!! 自転車のルールを守って、安全走行 ●止まって確認、らくらく発進 ●ライトをつけて、らくらく走行 4 信号機のない交差点では… 気を つけて 下り坂でのスピードのだしす ぎには注意しましょう 4 信号機のない交差点では… スピードのだしすぎや急ブレーキは転倒や追突のも と。特に下り坂や雨の日、ぬれた路面などはすべり やすいので、ブレーキ操作に注意しましょう。 また、カーブや交差点などではスピードを充分に落 とし、ゆとりあるブレーキ操作で安全運転を心がけ 5 歩道は歩行者優先です ましょう。 7 ブレーキをかけるときは… 2 道路の左側を走りましょう ブレーキは、後ろブレーキ(左レバー)を早め に必ず前後ともにかけます。片側だけのブレー キ操作は転倒や横すべりの原因になります。 7 長い下り坂でのブレーキ操作は… 長い下り坂でブレーキをかけっぱなしにする 4 信号機のない交差点では… と、ブレーキシューが加熱してブレーキが効か なくなるおそれがあります。ブレーキは小刻み にかけましょう。 8 駐停車している自動車の横を通過 するときは慎重に… 駐停車している自動車や、渋滞などで止まってい の標識があるところでは… 必ずいったん停車し、周囲の安全を確認し てから走りだしましょう。 る自動車は、急にドアが開くおそれがあります。 あらかじめスピードを充分に落としてから通過す るようにしましょう。 9 交差点での巻き込み注意! ! 交差点はいちばん事故が起こりやすいところで 横断歩道をわたるときは一時 停止を忘れずに! 横断歩道の手前でいったん停車し、安全を 確認してから進みましょう。 す。特に左折時の大型車による巻き込み事故には 充分に注意しましょう。左折時は周囲の安全を確 かめてから曲がるようにしましょう。 10 子どものとびだしには、充分に注 の標識・表示があるところでは… 歩道の中央から車道よりを、または標識や 表示に指定されているところを通行するこ とができます。 意しましょう ただし、歩行者の迷惑にならないようにつ 近くの公園や学校があるような道路では、とくに ねに周囲の状況に気を配り、場合によって 子どものとびだしに注意しましょう。 は一時停止をしましょう。 13 バッテリーについて バッテリー取り扱い上のご注意 必ずお守りください 警 告 バッテリー底部の接点にものをつめたり ショートさせない。 接点部にものをつめると接触不良により使用できなく なることがあります。また、針金などでショートさせ ると感電または故障のおそれがあります。 バッテリーに水をかけたり、水中に投下 しない。 バッテリーを火中に投げ入れない。 バッテリーに水をかけるとショートし、感電の原 因になります。また、水中に投下すると電池機能 を失い、使えなくなります。 バッテリーを火中に投げ入れると破裂のおそれが あり大変危険です。使用済バッテリーは販売店で 必ずリサイクルしましょう。 注 意 自動車内に放置しない。 高温になる場所に長時間放置すると、バッテ リーの消耗が早くなります。 14 注 意 バッテリーを落としたり、強い衝撃を与 えない。 傷ついたバッテリーは使用しない。 バ ッ テ リ ー に つ い て バッテリーが破損したり断線の原因になります。 特に階段の角にぶつけたり、運搬時に引きずった りしないでください。 バッテリーを分解しない。 バッテリーを分解すると故障の原因になります。 分解しないでください。 万一、バッテリーを落下させたり、ぶつけたりし て破損したまま使用すると故障の原因になります。 必ず販売店で点検を受けましょう。 バッテリーを他の電気製品に使わない。 バッテリーはベガス E.A. 専用です。他の電気製品 に使用すると破損することがあります。ベガス E.A. 以外の用途には絶対に使用しないでください。 15 バッテリーの特徴 ベガス E.A. に使われているニッケル水素バッテリーとは… このベガス E.A. に使われているバッテリーは高性能電池の一種で、充電と放電を繰り返し何度も使用で きるとてもすぐれたバッテリーです。また、大きな電流が最後まで引き出せます。 バッテリーの特徴 6 バッテリーは暑さ、寒さが苦手です。 バッテリーは化学反応を利用して、充電と放電を行います。この化学反応は、温度に大きく影響され る特徴があり、特に日本のように夏は暑く、冬は寒い環境はバッテリーの性能を大きく左右します。 8 冬期の性能低下 約 10℃以下の寒い環境では、バッテリー出力容量が少なくなり、 走行距離が短くなったりアシスト力が低下することがありますが、 気温が暖かくなると回復します。また、バッテリーを暖かい室内 で保管しておいて使用すると、この症状を軽くすることができま す。 8 バッテリー温度が高い時の取り扱い 走行直後の充電、炎天下やストーブのそ ばなど熱い所での充電はさけてください。 バッテリーの交換時期が早くなったり、走 行距離が短くなったりします。 6 バッテリーは、使用していなくても自然に放電します。自然に放電した分は、使用される前に充電を すれば回復します。 6 新品時は性能が充分に発揮されないことがあります。 新品時には走行距離が短いときがありますが、2 ∼ 3 回使用して充電をすることで回復します。 (回復しない場合は販売店にご相談ください) 要 点 高性能なニッケル水素バッテリーでも、充・放電を繰り返すと次第に容量が少なくなり、バッテリー の交換が必要になります。これはバッテリーの特性によるもので、故障ではありません。 16 ニッケル水素バッテリーの「メモリー効果」について ニッケル水素バッテリーは、つぎ足し充電のように満充電後の放電量が少ない状態で充電・放電を何度 も繰り返すと、見かけ上、バッテリー残量があるように見える「メモリー効果」と言われる現象が起こり、 満充電にしても一充電あたりの走行距離が短くなります。 この場合でも、専用の充電器でリフレッシュ充電を行うことでバッテリーを回復させることができます。 バッテリーを消耗させる環境 6 バッテリーが空の状態での放置 ニッケル水素バッテリーは使用していなくても自然に放電します。 また、完全に放電してしまうと消耗を早めることがあります。長期 間(1 か月以上)乗らない場合は車両から外し、1 灯∼ 2 灯の残量を 残して保管をしてください。 6 バッテリーを高温下にさらす ニッケル水素バッテリーは、高温下(38℃以上)にさらされるのが 苦手です。 バッテリーを炎天下の自動車内や冬場の暖房器具のそばなど、高温 下(38℃以上)で保管しないでください。 17 バ ッ テ リ ー に つ い て バッテリーの交換について バッテリーは交換が必要です。(バッテリーの交換は有料です) バッテリーの交換時期は使用状況や気温・充電のしかたによって異なりますが、リフレッシュ充電して も一回の充電で走行できる距離が著しく短くなり、回復する兆しがなければバッテリーの交換時期です。 (冬期は気温や風などの影響で一回の走行距離が2∼4割短くなります。これは気温が高くなれば回復 しますので、交換時期になったわけではありません。) 1充電あたりの走行距離が 著しく短くなった アシストが弱くなるときがある 残量ランプの表示がとぶ (3 灯→ 1 灯点滅など) 走行距離 新車時 消耗時 段階的に減らず突然表示がとぶ ニッケル水素バッテリーの交換時期の目安 容量が 約半分に バッテリー容量は、300 ∼ 400 サイクル(注1)の充放電で新車時の 約半分になります。 <条件> 8 一般路走行パターンで使用した場合 8 25℃環境で、年間 200 サイクルの充放電を行った場合 (注1) 1サイクル=バッテリーを使い切ってから、満充電にすること。 新車時 300∼400サイクル 経過後 上記の交換時期の目安は保証値ではありません。 バッテリーの交換時期は、保存状態、充電環境温度、走行状態、気温などで異なります。悪い条件で使 われた場合は、目安より交換時期が早くなることがあります。 バッテリーの交換は必ず販売店で…。(有料) バッテリーのリサイクルにご協力ください。 ニッケル水素バッテリーはリサイクル可能なバッテ リーです。交換時期がきて使用済みになったバッテ リーは、販売店で回収リサイクルしてもらってくだ さい。小さな積み重ねが地球の限られた資源を有効 活用します。 新品バッテリー (お買い求め) 使用済みバッテリー (回収リサイクルへ) リサイクルマーク 18 充電しましょう バッテリー充電のご注意 必ずお守りください 警 告 専用充電器は幼児やペットがいたずらす るところには設置しない。 専用充電器の電源プラグをぬれた手で取 り扱ったり、充電器の接点部分に触れた りしない。 専用充電器は他の電気製品などに使用し ない。 充 電 し ま し ょ う 専用充電器はベガス E.A. のバッテリー充電用に開 発された専用品です。たとえ接点の形状が一致し ても、他の電気製品などには絶対に使用しないで ください。破損や火災の原因になります。 充電中の専用充電器に、長時間、皮膚の 同じ場所で触れない。 感電するおそれがあり、大変危険です。 専用充電器を水没させたり、雨中に放置し ない。 専用充電器は充電中に発熱し、40 ∼ 60℃になる 場合があります。充電中の専用充電器に長時間皮 膚の同じ場所で触れていると、低温やけどのおそ れがあります。 充電器の電源コードの取り扱いは、以下 のことを守る。 充電中にバッテリーを破損させる事があります。 水が入ったと思われる場合は、必ず販売店で点検 を受けてからご使用ください。 8 電源コードを束ねたり、丸めたりしたままで充 電しない。 8 電源コードを傷つけたり、加工するなどしない。 8 電源コードを無理に曲げる、ねじる、引っ張る などしない。 8 電源コードの上に重い物をのせたり、クギなど で固定したりしない。 8 電源コードが損傷(断線や芯線の露出など)し ている状態で使用しない。 8 ガソリンなどの引火物の周辺で充電しない。 火災・感電の原因となります。異常があるときは 使用せずに販売店にご相談ください。 19 注 意 必ず専用充電器を使用する。 専用充電器を踏まない。 専用充電器以外は絶対に使用しないでください。 故障や破損のおそれがあります。 専用充電器は平坦な場所にしっかり設置 する。 充電器やバッテリーの接点にごみや水が 付着しないよう注意する。 接点 専用充電器は必ず平坦で 安定する場所に設置して ください。台の上などは 落下により破損したり、 コードが引っぱられたり して故障の原因になりま す。 充電ができなくなったり破損するおそれがありま す。 接点はいつもきれいにしておいてください。 専用充電器は落としたり衝撃をあたえな い。 接点に金属をつけない。 充電ができなくなったり破損するおそれがあります。 感電または故障のおそれがあります。 充電中の専用充電器にカバーをしたり上に 物を置かない。 また、複数の専用充電器を重ねたり密着さ せて使用しない。 自動車の AC 電源等を使用しない。 充電するときは必ず、家庭用コンセント (AC 100V)をお使いください。 専 用 充 電 器 を 家 庭 用 コ ン セ ン ト(AC 100V)につないだままにしない。 内部が発熱し、充電できなくなることがあります。 20 専用充電器をご使用にならないときは、 安全のためコンセントからプラグを抜い ておいてください。 充電する場所 下記の諸条件を満たす場所を選んで充電しましょう。 8 平坦で安定がよいところ。 8 雨や水にぬれないところ。 8 直射日光の当たらないところ。 8 風通しがよく、湿気のないところ。 8 幼児やペットなどがいたずらをしないところ。 8 充電中の室温が 0 ∼ 38℃の範囲内の場所。 充電おすすめ場所の参考例 充電に最適な温度は約 15 ∼ 25℃ です。室温が 0 ∼ 38℃の範囲なら 充電可能ですが、走行直後のバッテ リーは、この温度範囲外にある場合 があります。この場合、バッテリー 内部温度が適正温度になるまで充 電待ちの状態(充電器のランプが緑 色でゆっくり点滅する状態)になり ます。 夏 最適温度 15∼25℃ 8 日陰ですずしく、風通しのよい場所 冬 最適温度 15∼25℃ 充 電 し ま し ょ う 8 夜間でも 0℃以下にならないあた たかな場所 充電に適さない場所、充電方法 夏 8 直射日光が当たる場所での充電 8 走行直後の充電 冬 8 冬の屋外、または物置など の寒い場所 8 ストーブやこたつなどの 暖房器具の近くでの充電 一旦正常に充電を開始しても、充電 途中でバッテリーが規定の温度を越 えた時はバッテリー保護のために自 動的に充電を中止しますので、充電 不足になる場合があります。この場 合、メインスイッチの残量ランプは 4 灯点灯しないことがあります。し ばらくバッテリーを冷ましたあと、 できるだけすずしい場所でもう一度 充電してください。 充電前には適正温度範囲内であって も深夜の冷え込みなどにより途中で 0℃以下になるとバッテリー保護の ために自動的に充電を中止し、充電 器のランプが緑色でゆっくり点滅し て知らせます。このようなときはあ たたかな場所でもう一度充電をしな おしてください。 <お知らせ> テレビ、ラジオなどのそばで充電をすると、雑音が入ったりテレビの画面がチラついたりする場合があ ります。そのような場合は、電化製品から離して(他の部屋などで)充電をしてください。 21 バッテリーの脱着 バッテリーの取り外しかた 1 メインスイッチを「切」にします。 2 後輪サークルロックを施錠して、キーを取り外します。 (P45) 3 バッテリーロックにキーを差して、押し込みながら反時計方 向に回します。 4 バッテリーロックが解除されます。 5 バッテリーのグリップを持ち、斜めに倒しながら上へ引き出 してバッテリーを取り出します。 6 バッテリーを取り外した後、キーを押し込みながら時計方向 へ回してロックします。 注 意 ロックした後、キーを忘れずに抜き取ってください。 7 22 充電をします。(P24 ∼ 28) 「切」 バッテリーの取り付けかた 1 車両側のガイドにバッテリーのツメを合わせながら、ゆっく りとバッテリーを差し込みます。 注 意 ツメ 8 車両側のバッテリー装着部にゴミなどが付着していな いことを確認してください。 8 バッテリー挿入時、指などをはさまないように注意し てください。 ガイド 2 充 電 し ま し ょ う バッテリーの上部を押し込みます。 中央まで入るとカチッと音がしてロックされます。 要 点 キーをロックに差し込んだままでもバッテリーは取り付 けられますが、そのときはバッテリー上部が中央まで入っ たら、キーを押しながら時計方向に回してロックし、キー を抜いてください。 23 充電のしかた このベガス E.A. のバッテリーは車両から取り外し、専用充電器を使用して充電してください。 通常充電・リフレッシュ充電とは… バッテリーを充電するには、通常行う「通常充電」と、バッテリーを回復させながら行う「リフレッシュ 充電」(P27)の二つの方法があります。 注 意 8 「リフレッシュ充電」は、完全放電と充電を自動的に行う充電方法です。 ニッケル水素バッテリーは、リフレッシュ充電するとバッテリーの性能を回復させ、走行できる距 離の低下を防ぐことができます。 8 最初の充電のときにリフレッシュ充電を行う場合がありますが、故障ではありません。そのままリ フレッシュ充電してご使用ください。 充電器のつなぎかた 1 充電器の電源プラグを家庭用のコンセント(100V)に接続 します。 2 バッテリーを斜めにして、バッテリーの2か所のツメを充電 器のガイドに沿わせ、充電器に差し込みます。 バッテリー x 斜めにして、ツメ をガイドに沿わせ て差し込む。 z 電源に接続 ツメ 電源プラグ 3 バッテリーの上部をAの方向へ押すようにして、確実に接続 します。 要 充電器 ガイド A 点 バッテリーにガタがないことを確認してください。 充電器を電源に接続し、バッテリーを充電器に差し込むだけ で、自動的に充電できます。 c バッテリーの上部を Aの方向へ押す。 24 充電状態の見かた 通常充電 専用充電器の 充電ランプの表示 充電ランプが緑色で点灯 している。 現在の状態 充電中です。 詳細説明 8 充電が終わったら、充電ランプが 消灯します。 →バッテリーを充電器から取り外し、 充電器の電源プラグをコンセント から抜いてください。 充 電 し ま し ょ う w q バッテリーの取り外しかた 要 点 充電をいったん正常に開始しても、充電中のバッテリー温度上昇により途中終了する場合があります。 この場合でも充電ランプは消灯しますので、バッテリーを車両に取り付けてメインスイッチを「入」 または「強」にし、メインスイッチのバッテリー残量ランプが 4 灯とも点灯しないときは、もう一度 充電をやりなおしてください。 25 充電待ち / 充電中止 専用充電器の 充電ランプの表示 充電ランプが緑色でゆっ くりと点滅している。 現在の状態 詳細説明 充電待機中です。 ※バッテリー内の温 度が適正範囲(0 ∼ 38℃)にありません。 8 充電できる温度になると、自動的 に充電が始まります。 (この場合、充電ランプが点滅して いた時間分だけ充電時間が長くな ります) →そのままお待ちください。 充電ランプが緑色で速く 点滅している。 温度異常で充電を中止 しました。 8 充電待機中(充電ランプがゆっく りと点滅する状態)が長時間続い た場合、充電ランプが速い点滅を 始め、充電を中止します。 →いったん充電器からバッテリーを 取り外し、バッテリーの温度が適 正範囲内(0 ∼ 38℃)におさまる 頃にバッテリーを再度セットして ください。 要 点 気温が適正範囲内であっても、走行直後はバッテリー温度上昇のために充電できないことがあります。 26 リフレッシュ充電 専用充電器の 充電ランプの表示 充電ランプが橙色で点灯 している。 現在の状態 詳細説明 リフレッシュ放電中で す。 ※メモリー効果により バッテリーの性能低 下があることを充電 器が検知し、自動的 にリフレッシュ放電 を行っています。 8 リフレッシュ放電が終了すると、 自動的に通常充電に切り替わりま す。(P25) →そのままおまちください。 充 電 し ま し ょ う 6 自動リフレッシュ充電(放電)を中止したいとき 時間に余裕がないときなど、リフレッシュ充電(放電)を中止した いときは、解除ボタンを 3 秒以上押すことで解除できます。 8 自動リフレッシュ充電が解除されると充電ランプが緑色点灯に変 わり、通常充電を開始します。 8 解除した自動リフレッシュ充電は、次回の充電時に繰り越されま す。 Ni-MH用 リフレッシュ解除 解除ボタン 注 意 8 次回充電時には必ず、リフレッシュ充電を行ってください。 8 リフレッシュの解除は続けて行わないでください。 6 強制的にリフレッシュ充電をしたいとき 自動でリフレッシュ充電しても走行距離が短い、残量ランプの表示 がとぶ(P18)などの場合は、強制的にリフレッシュ充電をすること により、回復するときがあります。 強制リフレッシュ充電を行うには、充電器とバッテリーを接続(P24) し、解除ボタンを 10 秒間押し続けます。 要 点 解除ボタンを 10 秒間押し続けた後、充電器のランプが橙色で点灯 していることを確認してください。 27 充電時間の目安 通常充電のとき 充電時間は、充電前の走行状態やバッテリー残量・外気温により 異なりますが、残量ランプ点滅まで乗ると約 2 時間です。 充電終了 充電開始 約 2 時間 警 告 充電中異常に気づいたら、ただちに作業を中止してください。 充電待ち 充電時間* (充電待ちの時間は除く) * 長期放置後の充電、およびリフレッシュ後の充電に要する時間 は、およそ 2 時間 15 分です。 電池の状態により、さらに充電時間が延びる場合がありますが、 充電ランプが赤色で点灯または点滅していなければ故障ではあ りません。 リフレッシュ充電のとき リフレッシュ充電の場合の充電時間は、上記の充電時間にリフレッ シュの時間が加わりますので、時間に余裕があるときに行ってく ださい。 リフレッシュ充電時間(リフレッシュ時間 + 充電時間)はバッテ リー残量により異なりますが、最大約 8 時間です。 要 点 リフレッシュ時間はバッテリーの残量によって異なります。 バッテリー残量が少ないときにリフレッシュすると、短時間で すみます。 28 充電開始 最大5.8時間 リフレッシュ時間 充電終了 約2.2時間 充電時間 乗 る 前 に 中川 29 乗る前に 乗車前点検 ●走行する前に確認する項目 z∼⁄1 ●走行してすぐに確認する項目 q∼e 要 ⁄0 サドルとハンドルの高さ 点 メインスイッチを「切」にして点検してくだ さい。 サドルの高さは、またがって両足のつま先が地面につ くくらいが適切です。 ハンドルの高さは、またがってハンドルバーを握った ときに軽くひじが曲がるくらいが適切です。 . サドルの高さ調整用シートピンのゆるみ シートピンにゆるみがないかを確認します。 , バッテリーの取り付け状態 バッテリーが確実に固定されているかを確認します。 vホイール リフレクター vリヤリフレクター m 車軸の固定状態 前後車軸に、ゆるみやがたつきがないかを確認します。 n タイヤの空気圧、摩耗、損傷 タイヤの空気圧が適正であるかを確認します。空気圧 は接地面の長さで確認することができます。適正な空 気圧でないとパンクや車体各部のがたつきの原因にな ります。また、摩耗していないか、異物や釘などがさ さっていないかを確認します。 接地面の長さ(L):90∼110mm (測定時の参考条件:乗員体重60kg) 適正空気圧 30 前輪 275kPa(2.75kgf/cm2) 後輪 275kPa(2.75kgf/cm2) e パワーアシストシステムの作動 発進してパワーアシストシステムがしっかり作動する かを確認します。このときパワーアシストシステムか らふだんと異なる音がしたり、煙や異臭など異常を感 じた場合は、ただちに乗車をやめて販売店にご相談く ださい。 警 告 パワーアシストシステム機構の内部は精密部 品で構成されていますので、分解したりしな いでください。万一、異常が感じられる場合 はすみやかに販売店にご相談ください。 ⁄1 バッテリーの残量 メインスイッチを「入」または「強」にして残量ラン プで目安を確認します。 q 変速機の作動 走行中に変速機が作動しないときや、操作性が悪い場 合には販売店にご相談ください。 z ベルの鳴り具合 ベルが鳴るか、動きが悪くないかを確認します。 x ハンドルのがたつき ハンドルを上下左右/前後方向に動かし、がたつきが ないかを確認します。また、ハンドルが前輪と直角に なっているかを確認します。 c ブレーキレバーの握りしろ vフロント リフレクター 前後のブレーキレバーを握って、レバーとハンドルグリップ との間が約1/2でブレーキがきくかを確認します。 ブレーキレバーの握りしろが大きすぎるときも小さすぎる ときも、販売店で点検・調整を受けてください。 乗 る 前 に w 前照灯の点灯/照射角度 m車軸の固定状態 前照灯の光軸中心が10m前方の路面部を照らしている か確認します。 バッテリーランプの点灯、消灯は、メインスイッチ横にある バッテリーランプスイッチで行います。 (P38) もし点灯しない場合は電球の球切れが考えられますの で、必ず指定の電球と交換してください。 電球を交換しても点灯しない場合は、販売店にご相談 ください。 nタイヤの空気圧、摩耗、損傷 b ペダルなど、可動部のがたつき v リフレクターの汚れと破損の状態 ペダルなど可動部にがたつきがないか、スムーズに回 転するかを確認します。がたつきがあるときはボルト などの増し締めをします。 リフレクターに汚れや破損がないかを点検します。汚 れは拭き取ります。また、損傷している場合は交換し てください。 31 走行モードの切り替え ベガス E.A. は、乗車される方の体力や走行条件(道路、積載状況など)に応じて、モーターによる駆 動補助動力を選択することができます。 平地を走行するときや、少しでも走行距離を伸ばしたいときは、標準モード( 「入」モード)で、急な 坂道を走行するときや、らくに走りたいときはパワーモード(「強」モード)で走行するなど、上手なモー ドの切り替えで快適な走行が楽しめます。 □ 標準モードで常時走行するとパワーモードに比べてバッテリー消費が少ないため、走行できる距離が 伸びます。 ■ パワーモード( 「強」モード)は、標準モードに比べて全域でアシスト力を上げた設定になっていま すので、よりらくに走行することができますが、そのぶん走行できる距離が短くなります。 モードの切り替えかた 標準モード、パワーモードの切り替えは、メインスイッチで行います。 標準モードで走行するときは、メインスイッチを「入」、パワーモー ドで走行するときは、メインスイッチを「強」にします。 要 「入」: 標準モード 「強」: パワーモード 点 8 ペダルに踏力をかけながらメインスイッチを「切」から「入」または「強」に切り替えると、ア シストが弱くなる場合があります。そのようなときはメインスイッチを入れなおして、ペダルに 約 2 秒間踏力をかけないでください。通常のアシストに戻ります。 8 メインスイッチの「入」「強」の切り替えは、走行中、停止中にかかわらずいつでもできます。 8 メインスイッチの切り替えとバッテリー残量ランプの機能とは関係ありません。 モードの上手な選びかた 下表を参考にしながら、体力や走行条件に応じて、モードを選んでください。上り坂や積載時はパワー モードで走行しますと、ペダル踏力を軽減できて、らくに走行できます。 モード 適用状況 メインスイッチ の位置 発進 平地 上り坂 下り坂 積載時 標準 「入」 △ ○ △ ○ △ パワー 「強」 ○ ○ ○ ○ ○ ○: 効果的な走行ができる、おすすめモードです。 △: 変速レバーのシフト位置をパワーモードの場合より軽い位置にして走行すれば、ペダル踏力を軽減でき、効果的な走行が できます。 32 おすすめ モードの参考例 標準モード できるだけ長い距離を走り たいとき、平地や下り坂は 標準モード。 パワーモード サイクリング気分で運動 をかねて乗りたいときは、 標準モード。 坂道だってパワーモードな ら大丈夫。 体力の消耗を少なくして らくに乗りたいときは、パ ワーモード。 乗 る 前 に 33 1 充電あたりの走行距離 一般路走行 : 21km * 1 充電あたりの走行距離とは、バッテリーを満充電にした状態から走り始め、アシスト が停止するまでの走行距離です。 * パワーモード(「強」モード)で走行したときの平均的な数値を示したものです。 1 充電あたりの走行距離 走行距離 走 り か た 一般路走行パターン 。) (2 1km .5% =3 m <3>15km/h 勾配 1k /h m 1km k 0 >1 <2 <3>15km/h 10km 勾配 =3 .5% 1km (2 。 ) >20 1km km/ h <3>15km/h 20km 30km [勾配 3.5%(2°)の上り坂を変速ギヤ< 2 >で、 その他を変速ギヤ< 3 >で走行した場合] 入 5km 強 入 300m毎に発進停止 300m 300m 強 300m 入 坂 道 強 入 きつい坂道 強 入 走 行 条 件 一般路走行パターンを連続して走行した場合 強 <3 平坦路 平坦路発進・停止 40km 平坦路を速度 15km/h、発進停止無しで 連続して走行した場合 [変速ギヤ< 3 >] 平 坦 路 を 速 度 15km/h で、300m 毎 に 発進・停止した場合 [変速ギヤ< 3 >] 勾配 3.5% (2°)の坂道を速度 10km/h で、 連続して走行した場合 [変速ギヤ< 2 >] 勾配 7.0% (4°)の坂道を速度 10km/h で、 連続して走行した場合 [変速ギヤ< 1 >] < お知らせ > * バッテリー新品、常温 25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)60kg、平滑乾燥路面、無風、 無点灯状態で走行したときの弊社データです。 * バッテリーの特性上、気温の低下(バッテリー温度の低下)により、走行できる距離が短くなったり アシスト力が低下する場合があります。この場合、気温が上昇することによって、バッテリーの性能 は回復します。 * 充電回数の増加に従い、1充電あたりの走行距離は短くなります。 * 充電回数が少なくても、長期間(1 年半∼ 2 年間)の使用により、1回の充電で走行できる距離は新 車時の半分程度になる場合があります。 * ペダルを踏み込む際に力が必要な乗りかたほど、バッテリーは早く消耗します。 * バッテリーランプ点灯時の走行距離は、無点灯で走行した場合より短くなります。 34 走行距離に影響を与える環境 発進・停止の回数が多い 積載重量が重い 急な坂道が多い 乗 る 前 に 路面の状態が悪い 気温が低い 向かい風が強い タイヤの空気圧が低下している バッテリーの性能が低下している 35 乗りましょう 発進のしかた 乗る前に… 1 6 ベガス E.A. に乗る前は必ず乗車前点検を励行しましょう。 (乗車前点検の点検項目は P30 をご参照ください。) 後輪錠を解除しましょう。 後輪錠のシリンダーにキーを差込み、キーを時 計方向に回し開錠します。 ※ 後輪錠を開錠しても、カンヌキがスポークや タイヤバルブに当たって戻らない場合は、当 たらない位置まで後車輪をゆっくり回転させ ると戻ります。 警 告 キー シリンダー カンヌキ 後輪錠 バッテリーロックのキーは必ず抜いてください。足が当たってケガをするおそれがあります。 注 意 走行中に車輪に巻き込まれやすいようなキーホルダーは付けないでください。 2 ペダルに足をかけないでメインスイッチを「入」または「強」にします。 要 「入」 点 メ イ ン ス イ ッ チ を「 切 」 か ら「 入 」 ま た は「 強 」 に し て す ぐ に( 約 2秒以内)走行を開始すると、アシストが弱くなる場合があります。また、 走行中にメインスイッチを「切」から「入」または「強」にしたときも 同様に、アシストが弱くなる場合があります。(いずれも故障ではありま せん。)ペダルから足を離した状態で、「切」から再度メインスイッチ操 作を行い、少し待ってから(約2秒後)走行を開始してください。 3 バッテリー残量ランプの点灯を確認します。(P40) 4 スタンドを上げ、サドルにまたがり、ペダルをゆっくり踏み込みます。 スタンドを上げてからサドルにまたがり、ペダルに片足を乗せ発進 の準備をします。走り出す前に前後左右の安全を確かめ、発進の合 図をしてからペダルをゆっくり踏み込みます。パワーアシストシス テムは踏み込んだ瞬間から作動します。走行中パワーアシストシス テム作動時はモーターが回転しているため、モーター音がします。 警 告 けんけん乗り(片足でペダルをこぎながら助走し、反動をつけてサドルにまたがる乗りかた) はしないでください。転倒や接触によるけがのおそれがあります。 注 意 8 空き地や公園など安全な場所でよく練習し、パワーアシストの特徴に充分に慣れてから一般 道路でお乗りください。また、慣れるまでは「入」でスタートしましょう。 8 パワーアシストシステム作動中に後進すると、重たい場合があります。一旦、ペダルから足を離 して数秒間待ってください。通常に後進できます。 36 変速グリップの使いかた 道路状況に合わせて早めに変速し、適切なシフト位置で走行しましょう。 適切なシフト位置 道路状況 平坦路から、ゆるやかな上り坂。 0 ∼ 3.5%(0 ∼ 2°)の勾配 平坦路から、やや急だと感じる上り坂。 3.5 ∼ 7.0%(2 ∼ 4 ゜)の勾配 やや急だと感じる上り坂から、急な上り坂まで。 7.0 ∼ 10.5%(4 ∼ 6 ゜)の勾配 シフト位置 走行状態 <3> ペダルがやや重くなり、スピードがでます。 <2> 通常走行時 <1> ペダルが軽くなり、上り坂走行に適しています。 変速のしかた 1 走行中にペダルをこぐ足を止めます。 2 変速グリップを回して、シフト位置を切り替えます。 要 点 ペダルをこいでいるときは変速グリップを操作しても変速できないことがあります。 無理に変速操作を行うと、異音がしたり変速装置が故障する可能性があります。上り坂を走行 する際は、坂の手前で変速するようにしましょう。 充分練習し、変速操作になれておきましょう。 警 告 乗 り ま し ょ う 交通が激しくない場所など安全な状況で操作してください。 変速グリップの操作は走行中に行いますので、シフト操作に気をとられ 前方不注意になるおそれがあります。 変速グリップの使いかた ● 変速グリップを手前に回すとシフトアップし ます。 < 1 >→< 2 >→< 3 > 変速グリップ インジケーター (シフト位置表示) 6 変速グリップを手前から前方(進行方向)へ 回すとシフトダウンします。 < 3 >→< 2 >→< 1 > 変速グリップ インジケーター (シフト位置表示) 37 ライト点灯のしかた 警 告 8 バッテリーランプスイッチの操作は走行中でも行えますが、前方不注意にならないようにしてください。 8 バッテリーランプ点灯中は、バルブ(電球)およびレンズ部が熱くなります。点灯中や消灯直後に 手を触れたり、可燃物や引火しやすい物を近づけないでください。ヤケドすることがあります。 点灯のしかた 1 メインスイッチを「入」または「強」にします。(P36) 2 バッテリーランプスイッチを押します。 バッテリーランプスイッチを押すごとに、 消灯→点灯→消灯…というように切り替わります。 バッテリーランプスイッチ 注 意 8 バッテリーランプのバルブ(電球)には、直接手を触れないでください。白濁し光度が低下 します。 8 夜間走行時はバッテリー残量が充分あることを確認の上、ご使用ください。バッテリーラン プはバッテリーを電源としていますので、バッテリー残量が減少してアシスト走行ができな くなった後、しばらくするとバッテリーランプは消灯します。 要 点 バッテリーランプを点灯させたままメインスイッチを「切」にすると、その後の車両の使用状 態によって、バッテリーランプの作動は下表のようになります。 車両の使用状態 バッテリーランプの作動 ベガス E.A. に乗り続けている バッテリー残量が一定限度まで減少する間、バッ (ペダルをこぎ続けている) とき テリーランプは点灯しています。 バッテリーランプを継続して 点灯させたいときは・・・ ― ― ― ベガス E.A. を押しているとき メインスイッチを「切」にした後、5 分間はバッ バッテリーランプが点滅してい や、駐輪で停車している(ペ テリーランプが点灯していますが、その後、約 10 る間に、バッテリーランプスイッ ダルをこいでいない)とき 秒間バッテリーランプが点滅して、消灯します。 チを押すかペダルをこぎます。 消灯のしかた メインスイッチが「切」、「入」、「強」のどの位置でも、バッテリーランプが点灯しているときに バッテリーランプスイッチを押すと、バッテリーランプは消灯します。 要 点 ● バッテリーランプを点灯させたままメインスイッチを「切」にしても、バッテリーランプスイッチ を押すか、そのまま5分間放置すればバッテリーランプは消灯します。 ● バッテリーランプが消灯した状態でメインスイッチを「切」にすると、バッテリーランプスイッチ を押してもバッテリーランプは点灯しません。 38 荷物の積載 荷物の積みすぎには注意しましょう。 ベガス E.A. の最大積載重量(乗員の体重と積載重量の合計)は 90kg です。また、フロントキャリヤお よびリヤキャリヤ最大積載重量と積載物の大きさの限度は下表のとおりです。荷物を積みすぎるとバッテリー に過大な負荷をかけるために走行できる距離が短くなります。 警 告 最 大 前後合わせて 10kg まで 積 載 重 量 (但し、前は 3kg まで) 幅 積載物の 長さ 大きさ限度 高さ リヤキャリヤの左 右それぞれ 10cm リヤキャリヤ後端 から 10cm リヤキャリヤから 30cm 荷物の積みすぎは走行安定性を著し く低下させ危険です。 また、はみ出した荷物は歩行者や自 動車などに接触するおそれがあり、 危険です。 最大積載重量および積載物の大きさ 限度をこえないようにしてください。 ● 専用のオプションリヤキャリヤがあります。必要な場合は販売店にお求めください。 ● 専用のオプションリヤキャリヤ以外の大きな容量のリヤキャリヤに取り替えても、自転車の積載量は 上記のとおりです。上記を超える荷物を積載すると、自転車が壊れやすくなったり、走行安定性が著 しく低下します。 注 意 車体が小さいため、チャイルドシートは取り付けできません。 乗 り ま し ょ う 39 バッテリー残量ランプの表示と目安 このベガス E.A. は、メインスイッチの残量ランプでバッテリー残量を表示します。 メインスイッチの残量ランプは、メインスイッチを「切」の状態から「入」また は「強」にすると約2秒間 4 灯点灯し、その後バッテリーの残量を表示します。 バッテリー残量ランプは、バッテリー残量を下図のように表示します。 バッテリー残量ランプ ※ 保護フィルムをはがしてご使用く ださい。 バッテリー残量ランプの表示とバッテリー残量の目安 ※バッテリー残量ランプはバッテリーの残量やアシスト走行できる距離の目安を表示します。 バッテリー残量 ランプの表示 バッテリー残量 目 安 アシスト走行できます 100 ∼ 75% 4灯 満充電からメインスイッチを「入」または「強」のまま連続走 行すると1灯ずつ点灯数が減ります。 74 ∼ 50% 3灯 49 ∼ 25% 2灯 24 ∼ 10% 1灯 充電時期のお知らせ 9 ∼ 1% 遅い点滅(1灯)< 0.5 秒毎> バッテリー残量が残りわずかです。そろそろ充電しましょう。 ※ まだしばらく(平坦路約 500m ∼ 2km)はアシスト走行で きます。 アシスト走行停止 ∼ 0% 速い点滅(1灯)< 0.2 秒毎> バッテリー残量がなくなりました。メインスイッチを「切」に して走行し早めに充電してください。 ※ ベガス E.A. のアシストは停止されますが、自転車として走 行することができます。 注 意 8 バッテリー残量ランプは P.A.S. システムのチェックも兼ねています。メインスイッチを「入」または「強」 にしたとき、P.A.S. システムに異常があれば、4 灯同時に点滅して[異常表示(ダイアグ表示)]します。 異常表示の場合は販売店にご相談ください。このときはアシスト走行はできませんが、自転車としての走行はでき ます。 8 上記のバッテリー残量表示の数値(%)は、新品バッテリーのときの状態です。バッテリーが古くなれば、 残量表示の精度はしだいに悪くなります。 8 古くなったバッテリーを使っている場合、発進時にメインスイッチの残量ランプ表示が急激に少なくなるこ とがありますが、これは故障ではありません。古くなったバッテリーの化学反応が、急激な負荷に追いつか なくなって起きる現象です。負荷が少なくなれば表示は安定します。 40 アシストが作動しない環境 こんなときはパワーアシストシステムは作動しません。 6 時速 21km 以上(変速機が< 3 >のとき)のスピードで走っているとき 6 ペダルをこがないとき 6 バッテリー残量がなくなったとき (バッテリー残量ランプが1灯速い点滅をしてお知らせします。) 6 メインスイッチが「入」または「強」の状態で 5 分間以上踏力がかから なかったとき ※ メインスイッチが「入」または「強」でも 5 分間以上ペダルに踏力 がかからない場合、パワーアシストシステムの回路は自動的に切れま す(バッテリー残量ランプも消灯します) 。復帰させるときは、一旦 メインスイッチを「切」にしてから再度スイッチを入れてください。 乗 り ま し ょ う 41 駐輪のしかた 1 ベガス E.A. を停車させます。 平坦で安定のよい場所にベガス E.A. を停車させます。 サドル前端またはリヤキャリヤをもってスタンドを立てます。 注 意 8 走行直後のブレーキドラム部に手を触れないでください。 ブレーキを頻繁に使用した場合、ドラム部が高温になることがあります。 8 スタンドを立てたら、必ずロックレバーをかけてください。 2 メインスイッチを「切」にします。 メインスイッチのつまみを左に回して「切」にします。 要 点 ベガス E.A. は前進に比べ後進時はわずかに重くなります。 3 後輪錠をかけましょう。(P45) 駐輪時や保管時には、盗難予防のために必ず後輪錠をかけましょう。 注 意 駐輪は必ず決められた場所へ 8 駐輪場所は平坦で安定がよく、歩行者や自動車の迷惑にならない 場所を選びましょう。 8 駐輪禁止の場所には停めないでください。 8 駐輪時は盗難予防のため、必ず後輪サークルロックをかける習慣 をつけましょう。 8 予備キーは紛失しないように別の場所に大切に保管してくださ い。 メインスイッチは「切」にしてください 8 メインスイッチの切り忘れは、バッテリーの放電をはやめます。 このため次回乗車時に充電不足によりパワーアシストシステムが 作動しなくなることがあります。 42 お手入れと保管 お手入れのしかた 各部のお手入れ 要 点 水洗いについて ベガス E.A. は日常防水性能を備えていますが、スチーム洗車をしたり水道 ホースでの洗車など直接圧力のかかることはしないでください。直接パワー アシストシステム部やバッテリー部にかけると、すきまからパワーアシス トシステム構成部品の内部に水が入り、故障の原因となることがあります。 万一、パワーアシストシステム機構が水に浸かった場合は、販売店で点検 を受けるようにしましょう。 6 アルミ製リムのお手入れ アルミ製リムに泥や砂が付着したら、ふき取ってください。(油など汚れのない布を使用してくださ い。) 注 意 アルミ製リムはステンレス製リムに比べて傷つきやすいので、泥や砂が付着したままだと、キャリ パーブレーキ(前ブレーキ)作動時にリムが削れたり、リムが汚れやすくなります。 6 金属部のお手入れ スポークなどの金属部は、防錆剤を布に吹きつけてふきます。 警 告 ブレーキの制動面やタイヤ、リムなどに防錆剤やワックスなどの油脂類 が付着しないようにご注意ください。ブレーキのききが悪くなります。 6 フレームなどの金属塗装部のお手入れ 金属製の塗装された部分は、汚れをしっかり取り除き乾いたタオルに少量 のワックスをつけてみがきます。油は光沢をなくしますので、塗装部には つけないでください。 お 手 入 れ と 保 管 注 意 タイヤ・ブレーキシューなどのゴム類には絶対にワックスを付着させ ないでください。(ワックスなどでタイヤをみがくとヒビ割れの原因と なります。) 6 バッテリー部のお手入れ バッテリー部の汚れはかわいた布でふき取るようにしましょう。 水ぶきは絶対にしないでください。 警 告 底部の接点をヤスリで磨いたり、針金などでそうじしないでください。 破損または感電のおそれがあります。 43 6 樹脂カバー類のお手入れ 樹脂製のカバー類は、水を含ませ固く絞ったタオルなどで汚れを取り除き ます。 注 意 ガソリン、灯油、アルカリ性および強酸性のクリーナー、その他の溶 剤などを付着させないでください。ヒビ割れなどの原因になります。 注油場所と注油禁止場所 警 告 ブレーキの制動面やタイヤ、リムには注油しないでください。ブレーキが効かなくなり、衝突・けが のおそれがあります。 注 意 注油は決められた場所に少量を注油します。多すぎると、ホコリを付着させ、故障の原因になります のでご注意ください。 マークは注油場所を示します。 マークは注油禁止場所を示します。 ブレーキワイヤー端部と レバー受部の摩擦面 サークルロック 作動部 前ブレーキ タイヤ リム リム タイヤ スタンド作動部 44 チェーン 保管のしかた 日々の保管のしかた 6 保管場所は慎重に選びましょう。 8 平坦で安定のよいところ 8 風通しがよく、湿気のないところ 8 雨つゆや直射日光が当たらないところ 6 メインスイッチを「切」にしましょう。 注 意 メインスイッチの切り忘れは、バッテリーの放電をはやめます。 このため次回乗車時に充電不足によりパワーアシストシステムが 作動しなくなることがあります。 6 後輪錠をかけましょう。 保管するときは、いたずらや盗難を予防するために 必ず後輪錠をかけましょう。 〈 操作 1〉 後輪錠ツマミ部のセーフティボタンを矢印 q 方 向へ押しながら、ツマミを矢印 w 方向へ「カ チッ」と音がするまで押し下げ施錠します。 (図 1) ※ カンヌキがスポークやタイヤバルブと当たり 施錠できない場合は、当たらない位置まで後 車輪をゆっくり回転させ、再度施錠操作して ください。 後輪錠 セーフティボタン押しながら ツマミを押し下げる セーフティボタン ツマミ 後輪錠 図1 〈操作 2〉 施錠後、 キーを抜き取り保管してください。 (図 2) キーを抜く カンヌキ 図2 6 ベガス E.A. にカバーをかけましょう。 保管するときは、ほこりや水を防ぐために専用サイクルカバー(別 売)をかけましょう。 6 タイヤに充分な空気を入れましょう。 保管するときは、タイヤの傷みを防ぐために充分な空気を入れま しょう。 45 お 手 入 れ と 保 管 長期間保管するときのバッテリーの取り扱い 長期間(1か月以上)アシスタを使用しないときは、以下の要領でバッテリーを保管してください。 6 車両から取り外し、室内の涼しく(10 ∼ 20℃) 湿気のない場所で保管してください。 注 意 車両から取り外しておく場合、車両側のバッテリー装着部にほこりなどが付着しないよう、また端 子などに水滴がついて錆びないように、サイクルカバー(別売り)をかけましょう。 6 バッテリーの残量は 1 ∼ 2 灯の状態にしてください。 6 月に一度はバッテリー残量を確認してください。 1 灯点滅であれば 10 分程度充電し、残量が著しく低下しないようにしてください。 要 点 8 バッテリーは「満充電」または「空」の状態で放置すると消耗が早まります。 8 保管時も自己放電によりわずかずつ放電し、容量が低下します。 6 ニッケル水素バッテリーは、満充電の状態で高温下にさらされるのが特に苦手です。 保管期間によって保管場所の周辺温度の目安が違いますので、下記を参考に涼しいところで保管して ください。 保管期間 1 か月未満 1 ∼ 3 か月 3 か月以上 周辺温度 − 20 ∼ 50℃ − 20 ∼ 38℃ − 20 ∼ 30℃ 長期間保管して再使用するとき 長期間(1 か月以上)保管して再び使用する場合は、使用する前日に必ず充電をしてから乗るようにし ましょう。(通常の充電よりも若干時間がかかる場合があります。) また6か月以上保管して再び使用する場合は、販売店で点検・整備(有料)をお受けになってからご使 用ください。 自転車を廃棄するとき 自転車を廃棄するときは、各地区のゴミ分別や回収のルールにしたがってください。 8 使用済のバッテリーはリサイクルするよう、ご協力ください。(P18) 46 ごぞんじですか? 定期点検/普通自転車点検整備済み TS マーク 定期点検 点検・整備は販売店で行ってください。 6 初回(2 ヶ月または 100km 走行後)点検 お買いあげいただいたベガス E.A. は工場で厳密な検査を施した後に出荷されていますが、まれに使用後 1 ∼ 2 か月の間に、ボルトなどのゆるみが生じることがあります。この期間内に、お買いあげいただい た販売店にベガス E.A. と保証書/点検・整備の記録をお持ちの上、点検・整備を受けてください。また、 使用状況などにより部品の交換が必要な場合は、有料となることがありますので、あらかじめご相談く ださい。 尚、点検整備は有料です。 6 定期点検 いつまでもベガス E.A. を大切にお乗りいただくために、お買いあげいただいてから 6 か月目以降は、半 年ごとに定期点検を受けましょう(有料) 。消耗した部品や、異常箇所をそのままにしてお乗りになる と大変に危険です。定期点検は人間でいえばいわば人間ドックのようなものです。定期的に点検をする ことで、ベガス E.A. の優れた性能をいつまでも引きだしていただけます。また、定期点検を実施してい ない場合には保証の適用をうけられないことがありますので、あらかじめご了承ください。 警 告 ブレーキワイヤーについては、異常がなくても 2 年に 1 回は交換してください。 普通自転車点検整備済み TS マークについて(新車には貼付されていません) 自転車安全整備店で点検整備を行い、基準に適合した安全な自転車にこのマー クを貼ることができます。(有償です。) このマークには、傷害保険と賠償責任保険が付帯されており、万一の事故の 際に利用することができます。 詳しくは、お買い求めの販売店にご相談ください。 基準適合標章(新車に貼付してある TS マーク) このマークは、道路交通法の規定に適合し、国家公安委員会の型式認定を 取得した製品にのみ表示されるもので、安心して自転車としてご利用頂け る証明です。 この TS マークには、保険は付帯していません。 ご ぞ ん じ で す か ? 47 点検・整備の記録 有料 点検・整備項目 V =異常なし A =調整・注油 △=修理 ×=交換 T =締付 C =清掃・その他 点 検 項 目 初回 6か月 1年 2年 3年 4年 5年 6年 ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ 車体の長さと幅、フレームと前ホークの形状 と取付状態 ハンドルの取付状態、回転具合とがたつき ブレーキ各部の作動と取付状態、注油の有無 ローラーブレーキの鳴き、振動の有無 (1 年毎専用グリス充てん) ブレーキのききめと各部の摩耗状態、ブレー キの調整 ベルの取付状態と鳴り具合 ヘッドランプ・ダイナモの取付状態と機能 車 両 前後の車軸の締付とがたつき リムの変形と振れ、スポークの変形・張り具合 タイヤの取付状態、摩耗、損傷、空気圧 本 体 ペダルとギヤクランクの取付状態と回転具合 フリーホイルの回転具合と注油の有無 チェーンの張りと摩耗、注油の有無 変速機の取付状態と作動 ロックキーの取付状態 前後の泥よけとチェーンカバーの取付状態 リフレクタ (反射板)の取付状態と汚れ、損傷 サドルの取付状態と位置 スタンドの取付状態と機能 パワーユニット固定用ボルトのゆるみ P.A.S. 各部の取付状態と作動 電気配線の接続部のゆるみと損傷 P. A. S. 機 構 パワーユニットからのグリス漏れ、異音の有無 カバー類固定用ボルトのゆるみ 充電コンセントの取付具合と損傷 バッテリーパイロットランプの球切れ バッテリーケースの取付具合とロックの作動 バッテリーボックスの固定状態 バッテリーの消耗具合 ■実施年月日 ■実施者氏名 48 BAA マーク ベガス E.A. には「BAA マ−ク」が貼付されています。 BAAマークが貼付された自転車は、安全で長持ちする自転車を目標に、 社団法人自転車協会が定めた自転車安全基準に基づく型式検査に合格した 適合車です。万が一製造上の欠陥で事故が発生した場合は、製造・輸入事 業者の責任で補償致します。(社団法人自転車協会が直接利用者の皆様への 補償を致すものではありません。) 自転車安全基準の主な内容 q グリップ 雨天時でも、グリップが回転したり、抜けたりしないか離脱力 を確認。 w ハンドル 駐輪場で転倒してもハンドルが破損しないか、10kg のおもりを 500mm から落下させる衝撃試験により確認。 e ブレーキ ブレーキワイヤの切断強度(1.5kN 以上) 、繰返し強度(15kg のおもりを 10,000 回上下)を確認。 r 前照灯 夜間の無灯火自転車による衝突事故を防止するために、自動ま たは手元で点灯操作ができる前照灯を装着。また、必要な明る さが確保されているか性能を確認。 t リフレックスリフレクター 夜間の走行安全性を考慮し、リヤリフレクターに加えフロント リフレクター、ペダルリフレクターおよび側面2ケ所にサイド リフレクターの装備を義務づける。フロントリフレクターは、 夜間前方 100m から反射光の視認性を確認。 y 前ホーク 前ホークの強度を確認するために、前ホークの耐久試験(± 440N [ 非鉄系は± 600N] の荷重を 50,000 回)を実施。 u どろよけ 前輪用どろよけが、タイヤに接触して巻き込まれることのない よう DIN(ドイツ規格)により強度を確認。 i ペダル 樹脂製ペダルの強度を確認するために DIN(ドイツ規格)にな らい、ペダル体引抜試験、衝撃試験を実施。 o ギヤクランク ギヤクランクの強度を確認するために、静荷重試験 (1500N)、 動的試験 (1400N の踏力を合計 75,000 回 ) 実施。 !0 車輪 車輪の強度、品質を確認するために、縦振れ、横振れの許容値 (1.5mm 以下 ) を強化、車輪の静荷重試験 ( 側方に 300N の静荷 重 )、ハブの回転摩耗試験、タイヤのリム外れ試験を実施。 !1 制動性能 晴天時はもちろん、雨天時にも安全円滑に停止できるよう、制 動性能規定を DIN(ドイツ規格)並に強化。 !2 フレーム フレームの強度を確認するために JIS の耐振性試験に加えて、 DIN(ドイツ規格)のフレーム動的試験を実施。 ○ ねじ 粗悪なネジを排除するために、ネジの強度を確認。 * 1N(ニュートン)は、約 0.102kg の力を表します。 * DIN は、ドイツ規格協会が制定する国家規格であり、主要部品 の強度・耐久性や制動性能試験、各種表示などに特徴がある。 q e w !2 !1 r ご ぞ ん じ で す か ? t y !0 o i u 49 もしもこんなときは パワーアシストシステム 症 状 チェック 対 応 メインスイッチは「入」または メインスイッチを「入」または「強」に 「強」になっていますか? してください。 (P36) ペダルが重い。 バッテリーは入っていますか? 充電済のバッテリーを入れてください。(P22 ∼ 23) 充電はしてありますか? 充電をしてください。(P22 ∼ 28) メインスイッチが「入」または メインスイッチを「切」にしてからも 「強」で踏力をかけない状態が う一度「入」または「強」にしてください。 5 分間以上続いていませんか? 気温が低く(約 10℃以下)ない 冬期はバッテリーを屋内で保管し、使っ ですか? てください。 タイヤの空気圧は充分ですか? 不足していたら空気を入れてください。 バッテリーロックが確実にされているか 確認してください。(P23) d 走行中にパワーアシス バッテリーロックが確実に トシステムが作動したり バッテリーロックが確実にされていても同 \ 販売店にご相談ください。 ロックされていますか? 切れたりする。 じ症状のときは、バッテリー端子や配線の メ イ ン ス イ ッ チ を「 切 」 ゆるみが考えられます。 にして、通常の自転車と して走行できます。 パワーアシストシステム からガーガー、ガリガリ などの異音がする。 パワーアシストシステム内部への異物の \ 販売店にご相談くだ さい。 混入やグリース切れが考えられます。 パワーアシストシステ ムから煙や異臭がする。 パワーアシストシステム内部のトラブ \ 販売店にご相談くだ ルが考えられます。 さい。 バッテリー残量ランプが 4 灯速く点滅する。 (約 0.2 秒間隔) エラー信号またはパワーアシストシステム内 部のトラブルが考えられます。 d メインスイッチを「入」または「強」に したまま、5 分間放置してください。自動 的にバッテリー残量ランプは消灯します。 d 一旦メインスイッチを「切」にしたあと、 \ 回復しない場合は販売 再度メインスイッチを「入」または「強」 店にご相談ください。 にします。 メインスイッチを「切」 にして、通常の自転車と して走行できます。 バッテリーを取り外し、車両側の端子を \ 回復しない場合は販 アシストはするが、バッ 車両のバッテリー接続端子が 売店にご相談くださ 乾いた布や綿棒などで清掃後、もう一 テリー残量ランプが全 汚れていませんか? い。 度バッテリーを取り付けてください。 部消灯している。 充分に充電が行われています 満充電になるまで充電してください。 か? (P22 ∼ 28) 航続距離が短くなった。 自動リフレッシュ充電になっ メモリー効果が表れている可能性があります。 たことがありますか? 強制リフレッシュ充電を行ってください。 (P27) 気温が暖かくなると回復します。また、暖か 温度が低いところで使用して い室内でバッテリーを保管しておいて使用す いませんか? ることにより症状が軽くなります。(P16) バッテリーの消耗 50 バッテリーを交換してください。(P16 ∼ 18) 専用充電器 症 状 チェック 対 応 もう一度接続をやり直して充電してく 電 源 プ ラ グ や 充 電 プ ラ グ は ださい。(P24) d しっかり接続されています それでも作動しない場合は、充電器の \ 販売店にご相談くださ か? 故障が考えられます。 充電できない。 い。 充電方法を確認して、もう一度充電し てください。(P24 ∼ 27) 充電器のランプは点灯してい d ますか? それでも作動しない場合は、充電器の \ 販売店にご相談くださ 故障が考えられます。 い。 充電したが、メインス 走行直後など、バッテリーの 場所を変えるなどして充電可能な温度 イッチの残量ランプが 温度が高い状態で充電を開始 (0℃∼ 38℃)の場所で、もう一度充電 4 灯点灯しない。 していませんか? してください。(P21、P25 ∼ 26) \ 回復しない場合は販売 店にご相談ください。 充電待ちの状態です。そのままお待ち 充電器のランプが緑色 でゆっくり点滅する。 ください。(P26) 故障ではありません。 しばらくするとランプが緑色点灯に変 わり、通常充電を行います。 充電器のランプが緑色 充電待ちの状態が長時間続い で速い点滅をする。 充電器のランプが橙色 点滅または赤色点滅す る。 ていませんか? 場所を変えるなどして充電可能な温度 (0℃∼ 38℃)の場所で、もう一度充電 してください。(P26) 充電器プラグ接続端子が汚れ 乾いた布や綿棒などで清掃後、もう一 \ 回復しない場合は販売 ていませんか? 度充電してください。 店にご相談ください。 充電器のランプが赤色 充電器またはバッテリーボック 電源プラグと充電プラグを抜き、ただ \ 販売店にご相談くださ 点灯する。 ス内の回路異常です。 ちに使用を中止してください。 い。 充電器から異音や異 電源プラグと充電プラグを抜き、ただ \ 販売店にご相談くださ 臭、煙がでる。 ちに使用を中止してください。 充電中は多少の熱を持ちます。 充電器が熱くなる。 (約 40 ∼ 60℃になる場合が ありますが、故障ではありま せん。 ) 高温の場合は異常が考えられますので、 電源プラグと充電プラグを抜いて、た だちに使用を中止してください。 い。 \ 販売店にご相談くださ い。 ローラーブレーキ(後ブレーキ) 症 状 チェック ご ぞ ん じ で す か ? 対 応 ブレーキの効きが異常に 強すぎる。(急激に効く) ブレーキの効きが異常に 弱すぎる。 ブ レ ー キ を か け た と き、 キーキー不快な音鳴りが する。 この状態は内部のグリス切れが考えら れますので、販売店でローラーブレー キ専用グリスをグリス穴から補給して ください。 51 製品仕様 諸 元 VG23N8 全 寸 法 長 全 サ ド 軸 間 タ イ 車 性 能 電 動 機 補 ル 距 ヤ サ 両 イ 重 1,580mm 幅 600mm 高 760 ∼ 920mm 離 1,030mm ズ 20 × 1.95 量 22.7kg 補助速度範囲 比例補助 0km/h 以上∼ 15km/h 未満 (変速機が〈3〉のとき) 逓減補助 15km/h 以上∼ 21km/h 未満 1充電あたりの走行距離 形 21km* 式 定 格 助 力 出 制 御 方 ブラシレス DC 式 力 240W 式 踏力比例制御式 蓄 電 池 形 式 ニッケル水素電池 容 量 24V、3.1Ah 充 電 器 形 変 消 費 充 電 速 駆 制 照 機 動 動 装 明 式 スイッチング・レギュレーター式 /AC100V 電 力 70W 時 間 約 2 時間 ** 方 式 リヤハブ 、 内装 3 段 式 チェーン式 方 置 装 前 サイドプル式キャリパーブレーキ 後 内拡式ローラーブレーキ 置 バッテリーランプ * 一般路走行パターンで走行した場合<バッテリー新品、常温 25 ℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)60kg 、平 滑乾燥路面、無風、無点灯状態で、メインスイッチをパワーモードにして走行したときの弊社データ> ** 長期放置後の充電に要する時間は、およそ 2 時間 15 分です。電池の状態により、さらに充電時間が延びる場合がありますが、 充電ランプが赤色で点灯または点滅していなければ故障ではありません。 キー番号記入欄 8 キーの作成については、ご購入店にご相談ください。 フレームヘッドパイプ 車体番号の記載場所 車体番号 6 車体番号 フレームヘッドパイプの正面に打刻してあります。防犯登録には、この 番号をお使いください。 〒 362-8520 埼玉県上尾市中妻3丁目1−1 0120-72-1911 お客様相談室 IA00-107 7,J