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VOL.
51
Information
JWAの気象情報が商品プロモーションをサポートしま
JWAの気象情報が商品
JWAの気象情報が商品プロモーションをサポートします
プロモーションをサポートします!
内航船向け最適航海計画支援システムECoR (仮称
内航船向け最適航海計画支援システムECoRO
(仮称)のご紹介
光化学オキシダント予測システムを開発・運用し、
情報を提供しています
2010年12月31日の山陰地方大雪時における
Twitter活用状況に関する調査報告
第2回 日本気象協会メセナ シンポジウム
「再生可能エネルギーでわたしたちがつくる未来」を開催
一般財団法人日本気象協会
Information
1 JWAの気象情報が商品プロモーションをサポートします!
天気予報等の気象情報、花粉情報、紫外線情報・熱中症予防情報・ビール指数等の生活指数情報は様々な
商品と親和性があり、消費者の購買意欲を高めることができます。
JWAでは、これらの情報を活用した商品プロモーションをサポートしており、クロスメディア展開のサー
ビスを提供しています。
花粉情報をご利用していただいている事例をご紹介します。
テレビCM画面例*1
トレインチャンネル画面例*2
気象のプロの視点からのコメント等
でサポートします。
商品(鼻炎治療薬)と花粉情報を載せることで、
商品プロモーションツールになります。
画面提供:ジェイアール東日本企画
商品サイト画面例*3
ウィジェット画面例*4
商品サイトやウィジェットなどでご利用いただける情報を
ご提供します。
JWAメディアとのコラボレーション例*5
JWAメディアを商品イメージにあったページに
カスタマイズし、閲覧者を商品サイトへ誘導します。
*
1 ∼*4 大正製薬株式会社様パブロン鼻炎カプセルSの事例、*5 サノフィ・アベンティス株式会社様の事例
2
内航船向け最適航海計画支援システムECoRO(仮称)
のご紹介
JWAでは、NEDOの委託研究事業*により独立行政法人海上技術
安全研究所および東京海洋大学と共同で、内航船向けのウェザー
ルーティングサービスとして、新しく「内航船向け最適航海計画
支援システム(ECoRO(仮称)
)」を開発し、2011年4月より提供
を開始します。ECoRO(仮称)の共同開発に際して行った実証実
験では、「高精度な気象・海象情報を利用して各船舶の能力に基づ
いた最適航海計画を作成すること」により約4 ∼ 5%、
「沖待ち時
間を航海時間に組み入れて減速航行を行うこと」により最大約
20%の燃料消費量の削減が可能であることが示されました。
ECoRO(仮称)では、高精度な気象海象情報や最適航海計画を
ご提供します。燃料費の削減や、ジャスト・イン・タイムの航海
を行うために、ぜひECoRO(仮称)をご利用下さい。
*
最適航路表示の画面例
「内航船の環境調和型運航計画支援システムの研究開発」独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)平成18 ∼ 20年度
VOL. 51
光化学オキシダント予測システムを開発・運用し、
3 情報を提供しています
九州北部では、2007年5月27日の朝から光化学オキシダント(光化学スモッグ)注意報が発令されたため
に多くの小・中学校の運動会が中止になる等、大きな社会問題となりました。そこで、JWAでは独自の総合
数値気象予測システムSYNFOS、大気質モデルCMAQ*および公開されている発生源情報(工場や自動車等
から排出される大気汚染物質の発生位置と量)を用いて、光化学オキシダント予測情報システムを開発しま
した。3 ∼ 9月の夕方に明日・明後日の予測図とポイント予測値をwebサイトでご提供しています。
2009年5月8 ∼ 9日、九州地域に高濃度の光化学オキシダントが発生して注意報が発令されました。この
システムでは、5月7日の時点で8∼9日の光化学オキシダント濃度が高くなることを予測していました。
2009年5月8日15時の予測
2009年5月9日15時の予測
お客様が独自に把握している発生源情報を活用し、更に詳細な解析・予報システムを構築・ご提供するこ
とも可能です。
*
Community Multi-scale Air Quality:米国環境保護庁(EPA)が中心となり開発している第3世代の大気質モデル
2010年12月31日の山陰地方大雪時における
4
Twitter活用状況に関する調査報告
2010年から2011年の年末年始にかけ、強い冬型の気圧配置の影響で山陰地方では記録的な大雪となり、
自動車の立ち往生、着雪による停電、漁船の沈没等の被害が出ました。そこで、JWAでは、島根県および鳥
取県に居住する300名の方を対象に、大雪時にどのような情報が必要であったか、情報入手手段としての
Twitterの利用についてアンケートを行いました。
その結果、
「降雪に関する現在の状況や今後の見通し」、
「近所の道路に関する情報」、
「山陰地方の高速道路・
国道の通行止め等に関する情報」等、大雪による交通障害に関する情報ニーズが高かったことが分かりまし
た。また、主な情報入手手段は「地デ
ジの情報を含めたTV」
、「ポータルサイ
ト」、「新聞」等でした。
一方、日ごろからTwitterを利用して
いる方は12.0%(36人)で、そのうち
52.8 %(19人)が 大 雪 時 の 情 報 を
Twitterから入手していました。これは、
今回の大雪は年末年始と重なりメディ
アでの報道回数が限られたこと、現地
の状況が分かる情報がリアルタイムで
島根県・鳥取県におけるTwitterの使用頻度(左)と大雪時の活用内訳(右)
必要だったことによると考えられます。
官公庁や自治体でも災害時の情報共有手段としてTwitterに着目しており、今回の大雪では一部の官公庁で
Twitterを用いた情報発信が行われました。これらのことから、Twitterの利用者が増加した場合、災害情報を
共有するための有力な手段となる可能性が示されました。
JWAのTwitterを活用した防災サービスとして、個人向けには大雪や台風、大雨等の気象現象についてリア
ルタイムの情報を配信するtenki.jp公式アカウント(フォロワー数57万人 2011年1月現在)
、自治体・法人様
向けには災害発生時等にTwitter上の情報共有・分析を支援するシステム「Tweet-Report」をご提供しています。
第2回 日本気象協会メセナ シンポジウム
「再生可能エネルギーでわたしたちがつくる未来 を開催
「再生可能エネルギーでわたしたちがつくる未来」
JWAは、第2回日本気象協会メセナシンポジウム「再生可能エネルギーでわたしたちがつくる未来」を、
12月15日、国連大学ウ・タント国際会議場(東京都渋谷区)で開催しました。各方面をリードする6名の講
演者が、再生可能エネルギーの現状、普及上の課題、大量普及による社会の変化、市民の役割、経済的視点
から話題を提供し、未来について展望しました。講演後に行われたパネルディスカッションでは、会場から
多くの質問が寄せられ、再生可能エネルギーへの関心の高さがうかがえました。
本シンポジウムでは、環境省J-VER(オフセット・クレジット)制度*1によりカーボンオフセット*2を実
施しました。当日会場での電気・ガスの使用および来場者・講演者・スタッフの移動から排出されたCO2排
出量は1.8tであり、
「北海道4町連携による間伐促進型森林づくり事業」から創出されるクレジットを2t購入
しました。これは、事業実施場所の1つである下川町の森林約1,500m2の間伐を促進することに相当します。
また、北海道下川町より事業の内容と取り組みの紹介を行いました。
*
1 Japan Verified Emission Reduction:環境省による、カーボン・オフセットを行う際に必要なクレジット(他で実現した温室効果ガ
スの排出削減・吸収量)を発行・認証する制度
*
2 日常生活や経済活動において削減が困難なCO2等の温室効果ガス排出量について、他の場所で実現した排出削減量・吸収量等(クレ
ジット)を購入することまたは他の場所で排出削減・吸収を実現するプロジェクトや活動を実施すること等により、その排出量の
全部または一部を埋め合わせること
【基調講演】「日本の地球温暖化対策と再生可能エネルギーの現状と課題」
NPO法人 環境文明21共同代表、株式会社 環境文明研究所代表取締役・所長 加藤三郎 氏
【講演1】「太陽光エネルギーはいかに低炭素社会に貢献できるか−太陽光発電を中心に−」
独立行政法人 産業技術総合研究所 太陽光発電研究センター長 近藤道雄 氏
【講演2】「日本型スマートグリッド」
財団法人 電力中央研究所システム技術研究所長 研究参事 栗原郁夫 氏
【講演3】「再生可能エネルギーとスマートコミュニティー」
地球環境産業技術研究機構(RITE)理事 研究所長 山地憲治 氏
【講演4】「自然エネルギーが引き起こす「2つの革命」地域と市民による自然エネルギー変革の時代」
NPO法人 環境エネルギー政策研究所所長 飯田哲也 氏
【講演5】「経済の観点からみた再生可能エネルギーの世界情勢」
国連環境計画 金融イニシアチブ(UNEPFI)特別顧問 末吉竹二郎 氏
−北海道下川町取り組み紹介− 北海道下川町役場 仲埜公平 氏
満場となった講演会場
パネルディスカッション風景
ロビーでの展示
(北海道下川町の取り組み)
※ カーボンオフセットの結果はhttp://www.jwa.or.jp/でも公開しています
日本気象協会
一般財団法人
事業本部
http://www.jwa.or.jp/
http://tenki.jp/
〒170-6055 東京都豊島区東池袋3丁目1番1号サンシャイン60(55階)........電話(03)5958-8147
FAX(03)5958-8144
北海道支社
〒064-8555 札幌市中央区北4条西23丁目1番18号 .........................................電話(011)622-2230
FAX(011)640-2383
東北支局
〒982-0841 仙台市太白区向山4丁目20番14号................................................電話(022)216-4181
FAX(022)216-4188
中部支社
〒462-0042 名古屋市北区水草町1丁目21番5号...............................................電話(052)912-1153
FAX(052)911-0117
関西支社
〒542-0081 大阪市中央区南船場2丁目3番2号南船場ハートビル(15階).....電話(06)6266-8421
FAX(06)6266-8431
九州支社
〒810-0052 福岡市中央区大濠1丁目6番33号 ..................................................電話(092)734-7441
FAX(092)724-0567
B-(2)-080024
2011.3
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