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庄内町職員定員適正化計画における進捗状況(H21.4.1時点)について
庄内町職員定員適正化計画における進捗状況(H21.4.1時点)について 本町では、「合併によるスケールメリットを活かすことのできる行政組織」「最小の経費で最大の効果を上げることのできる行政組織」の実現に向 け、今後の適正な定員管理の指針となる定員適正化計画を平成18年度に策定し、現在、計画に定めた目標数に向けて推進しているところです。 この計画では、平成18年度から平成22年度までの5ヵ年で、平成18年4月1日現在の一般行政職の職員数(293人)を11%削減し、25 9人以内とすることを目標としています。 つきましては、平成21年4月1日現在の定員適正化計画の進捗状況についてお知らせします。 ●職員数の状況について 平成21年4月1日現在の職員数は265人で、平成18年4月1日時点の職員数(293人)に比べ、28人の減少、平成20年4月1日時点の 職員数(273人)に比べ、8人の減少となっています。 また、平成20年4月1日時点との比較における内訳については、■新規採用者数:2人、■退職者数:10人(うち定年退職者9人)となってい ます。 ●進捗状況について 本計画では、前述のとおり、平成18年4月1日現在から5ヵ年で職員数を11%削減し、259人以内とすることを目標としていますが、3年経 過した平成21年4月1日現在の全体における削減率は、9.5%で、平成20年4月1日と比較して2.7%の進捗となっています。また、目標に対 する進捗率は82.3%となります。 【参考】 表1 定員管理の現状 ・・・計画P.1「部門別職員数の推移表」関連 単位:人 H17.7.1現在 職員数 H18.4.1現在 職員数 H19.4.1現在 職員数 H20.4.1現在 職員数 H21.4.1現在 職員数 議会・総務・税務 90 84 76 67 65 民生・衛生 57 54 56 53 49 経 済 23 24 24 28 28 建 設 12 13 14 16 15 182 175 170 164 157 教 育 77 78 76 69 68 消 防 0 0 0 0 0 特別行政 職員数(小計)(B) 77 78 76 69 68 公営企業等会計 39 40 41 40 40 298 293 287 273 265 部 門 一般会計 (普通会計) 区 分 一般行政 職員数(小計)(A) 特別行政 (普通会計) 公営企業会計・特別会計(C) 職員数合計(A)+(B)+(C) 表2 定員適正化の目標 ・・・計画P.3「今後5年間の年次適正化計画」関連 単位:人 実 績 値 推 移 ※1 計 画 数 値 推 移 部門 内訳 H18.4.1 H19.4.1 H22.4.1 H23.4.1 H18.4.1 H19.4.1 H22.4.1 H23.4.1 175 172 168 163 160 157 175 170 164 157 154 151 - ▲3 ▲4 ▲5 ▲3 ▲3 - ▲5 ▲6 ▲7 ▲3 ▲3 累計減員数 - ▲3 ▲7 ▲ 12 ▲ 15 ▲ 18 - ▲5 ▲ 11 ▲ 18 ▲ 21 ▲ 24 職員数 78 77 74 71 69 67 78 76 69 68 66 64 - ▲1 ▲3 ▲3 ▲2 ▲2 - ▲2 ▲7 ▲1 ▲2 ▲2 累計減員数 - ▲1 ▲4 ▲7 ▲9 ▲ 11 - ▲2 ▲9 ▲ 10 ▲ 12 ▲ 14 職員数 40 39 38 37 36 35 40 41 40 40 40 40 - ▲1 ▲1 ▲1 ▲1 ▲1 - 1 ▲1 0 0 0 - ▲1 ▲2 ▲3 ▲4 ▲5 - 1 0 0 0 0 293 288 280 271 265 259 293 287 273 265 260 255 対前年度職員数 - ▲5 ▲8 ▲9 ▲6 ▲6 - ▲6 ▲ 14 ▲8 ▲5 ▲5 累計減員数 - ▲5 ▲ 13 ▲ 22 ▲ 28 ▲ 34 - ▲6 ▲ 20 ▲ 28 ▲ 33 ▲ 38 職員数 一般行政 対前年度職員数 特別行政 対前年度職員数 公営企業 対前年度職員数 等会計 累計減員数 職員数 合計 H20.4.1 H21.4.1 H20.4.1 H21.4.1 ※1 平成22年4月1日以降の数値については、新規採用者を一般行政に配置、また、当該期間に定年退職を迎える職員については、平成21年4月1日現在の 配置状況を根拠にして算出しています。 ●嘱託・臨時・パート等職員数の状況について 平成21年4月1日現在における嘱託・臨時・パート等職員の状況は210人となっており、平成20年4月1日と比較して24人の増加となって います。内訳としては、嘱託職員76人、臨時職員34人、パートタイム職員100人となっており、削減が進んでいる正規職員とは反対に年々増加 傾向にあります。その内、特に増加傾向にあるものとしては、保育園における保育士、調理師、看護師など特に町が力を入れて推進している子育て支 援に関する職種が挙げられます。 また、平成21年度については世界的な金融危機に端を発した経済及び雇用状況の急速な悪化に緊急に対応するための雇用を実施している状況にあ るため、例年ベースに上積みとなっています。なお、この緊急雇用については、平成21年度中に全体で25人の雇用を予定しており、今後更に増加 することとなります。 表3 嘱託・臨時・パート・再任用職員の数について H19.4.1 H20.4.1 H21.4.1 うち緊急 雇用者 前年度 増 減 H21.4.1時点での 正職員との割合※ 嘱託職員 61 71 76 0 5 28.7 臨時職員 24 22 34 9 12 12.8 パートタイム職員 69 85 100 9 15 37.7 再任用職員 0 0 0 0 0 0.0 計 154 178 210 18 32 79.2 【参考】 正職員との合計 441 451 475 - 24 ※H21.4.1正職員数265人を100とする ●結果の評価と今後の課題 平成21年4月1日現在での実績「265人」は計画値「271人」を6人上回った結果となりました。その要因としては、これまでに定年退職 を迎えた職員に加え、勧奨退職などの早期退職者が出現したことが挙げられます。 上記の結果を受け、平成21年度においても目標値を達成できたとはいえ、あくまでも数字上の目標達成であり、昨年からの継続した課題である 職員の適正配置の検証がなされていないのが現状のため、今後、庄内町事務機構調査専門部会議などにおいて町全体の事務量の積上げによる適正人 員数の積算をする必要があります。 一方、臨時等職員の数については、平成21年4月1日現在で「210人」となっており、平成20年4月1日と比較して32人、平成19年4 月1日との比較では56人の増加と2年間で約35%の増となります。正規職員の数については平成19年4月1日からの2年間で22人の減員と なっていることからも分かるとおり、相対的な計算上は正規職員1人の減を臨時等職員約2.5人の採用で補充している形となっております。 このように、現在正規職員に迫る数まで増加している臨時等職員の状況を鑑み、臨時等職員についても正規職員同様、本来あるべき配置形態を目 指した臨時等職員適正配置計画の策定について今後早急に進めていく必要があります。