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栄養成分表示店登録等要綱
栄養成分表示店登録等要綱 第1 趣旨 この要綱は、栄養成分表示店登録等に関し必要な事項を定めるものとす る。 第2 定義 1 この要綱において「栄養成分表示」とは、次のいずれかにより算出した 栄養成分値を表示することをいう。 (1)日本食品標準成分表 2010 により算出したものであること。この場合、 栄養成分値の責任の所在は計算者とする。 (2)実際の料理を定量分析したものであること。この場合、栄養成分値の 責任の所在は検査実施機関とする。 2 この要綱において「栄養成分表示店」とは、本要綱第 3、第 4 に基づく栄 養成分表示を行っている店舗で、各健康福祉センター(以下「センター」 という。)に登録したものとする。 第3 表示事項 1 表示する品数は、利用者が料理等を選択する際に参考にできるよう次の いずれかによる。 (1)外食料理店等 定食の場合 2 種類以上 麺類の場合 2 品以上 単品組合せの場合 主食・副菜・主菜の組合せを 2 組以上 (2)中食販売店等 1品で1食分となるものの場合(弁当等) 2 種類以上 単品の場合 主食・副菜・主菜を各2種類以上 (3)パン・菓子店等 単品の場合 6種類以上 2 表示する栄養成分は次に示すものとする。 (1)表示必須の栄養成分は、エネルギー、脂質、食塩相当量とする。 (2)可能な限り表示する栄養成分は、たんぱく質、炭水化物、カルシウ ム、鉄、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、食 物繊維等とする。 第4 表示の方法 1 数値の表示は必須とする。その他食事バランスガイドをはじめとするマ ーク化した表示及び、1 日又は 1 食あたりの目安量等利用者が理解しやすい 表示に努めること(表示例参照)。 2 表示は、利用者が選択するときに見やすい場所に表示すること。 第5 登録手続 1 栄養成分表示店登録申請は栄養成分表示店登録申請書(以下「登録申請 書」という。)(様式1)により行うものとする。 2 栄養成分表示店登録申請の際に栄養価計算書(様式2)又は栄養素等定 量分析結果書等の写しを添付する。 3 登録申請書の受理、確認及び栄養成分表示店マーク(以下「表示店マー ク」という。)(別添1)の交付は、次のとおり行うものとする。 (1)各センターは登録申請書記載内容、栄養価計算内容及びその他の記 載内容の確認を行う。 ア 不備がある場合は、申請者に対し正しい申請ができるよう助言を 行う。 イ 適正であれば、表示場所等の確認及び指導を行い、栄養成分表示 店として栄養成分表示店登録簿(以下「登録簿」という。) (様式3) に登録するとともに、表示店マークを交付する。 (2)複数のセンターにまたがる各店において、同一の料理等の栄養成分 表示を行うチェーン店等(以下「チェーン店」という。)については、 チェーン店複数店分の登録申請を1箇所のセンターで行うことがで きる。 ア チェーン店の登録申請書を受理したセンターは、登録申請書記載 内容、栄養価計算内容およびその他の記載内容の確認を行う。不備 がある場合は、申請者に対し正しい申請ができるよう助言を行う。 イ 適正であれば、チェーン店各店舗を管轄するセンターへ登録申請 書等を送付する。 ウ 送付を受けたセンターは表示場所等の確認及び指導を行い、栄養 成分表示店として登録簿に登録するとともに、表示店マークを交付 する。 エ 本要綱第 5 の3(2)ウにある表示店マークの交付について、チ ェーン店本社等から登録申請書を受理した場合は、チェーン店複数 店分の表示店マークをチェーン店本社等あて交付し、チェーン店本 社等より各店舗へ表示店マークの配布を依頼することもできること とする。 第6 1 2 3 第7 栄養成分表示店への支援等 希望があった場合は、関連ホームページへの掲載を行う。 希望があった場合は、健康メモの配布を行う。 その他栄養成分表示を円滑に行うために必要な支援を行う。 実施状況の確認、相談及び指導 各センターは、栄養成分表示店が栄養成分の表示を継続するために次の とおり実施状況の確認、相談及び指導を行うものとする。 1 実施状況の確認は、毎年9月1日現在の実施状況を、通知又は随時行う 巡回等において様式例に基づき確認する。 2 相談は次のとおり行うこととする。 (1)相談は、必要に応じ随時行う。 (2)本要綱第7の1による通知等による定期的確認で、回答が得られな い場合又は「表示していない」 「健康福祉センターへの相談・要望事 項あり」と回答した店に対して巡回等により相談を行う。 3 誤った表示を行っている場合等については、適正な表示を行うよう指導 を行う。 第8 登録の取消し 1 各センターは、栄養成分表示店が次のいずれかに該当する場合は、登録 簿から削除し、栄養成分表示店取消通知書(様式4)により通知するとと もに、表示店マークを回収する。 (1)栄養成分表示店からの連絡及び巡回等により栄養成分表示をしない ことが確認できた場合。 (2)本要綱第7の3に基づく指導に従わなかった場合。 (3)栄養成分表示店が閉店、廃業した場合。 2 関連ホームページに掲載されている店舗が登録の取消しになった場合は、 ホームページ運営機関に連絡するとともに、消去されたことを確認する。 附則 1 2 3 この要綱は、平成16年4月1日から施行する。 平成18年4月1日改正。 平成24年8月23日改正。 (様式1) 栄養成分表示店登録申請書 平成 ( )健康福祉センター所長 年 月 日 様 店舗名 許可業種 代表者名 所在地 電話番号 当店では下記のとおり栄養成分表示をしていますので、栄養成分表示店の登録 を申請します。 該当箇所の□にチェック(レ)を記載してください。 品 表示品数 栄養価算出 方法 表示方法 □脂質 □食塩相当量(塩分) □たんぱく質 □炭水化物 □カルシウム □鉄 □ビタミンA □ビタミン B1 □ビタミン B2 □ビタミンC □食物繊維 □その他( ) □日本食品標準成分表 2010 により算出* (計算者氏名 資格名 □定量分析(検査機関名 □数値 □食事バランスガイド □目安量の提示 □その他( ) 表示場所 □関連ホームページへ掲載を希望する その他 * 種類) 表示メニューについては、別添栄養価計算書参照 □エネルギー 表示栄養素等 (1 食分の組合せで □健康情報メモの設置を希望する 表示する栄養成分値の責任の所在は計算者または検査機関にあります。 (添付書類) 栄養価計算書又は栄養素等定量分析結果書等の写し 連絡先℡ ) ) (様式2) 栄養価計算書 料理名(定食又は単品) 分量 エネル ギー (g) (kcal) 1人分 料理名 材料名 脂質 (g) 食塩 相当量 (g) 合計 * コンピューターで計算されたものについてはその出力された様式でも可。 * 季節により材料の一部が変更される予定がある場合は、変更予定部分に ついてもあらかじめ計算・記入する。 * 栄養成分の算出は必須の栄養成分以外についても行うことが望ましい。 (様式例) 栄 養 成 分 表 示 報 告 書 (平成 年 月 日現在) 店舗名 所在地 電話番号 回答者の 職・氏名 栄養成分表示の 状況 表示品数 ① 表示している いずれかに○印をつけてください。 ② 表示していない 表示していない理由: 品 栄養成分表示に関すること等で相談や要望がありま したら御記入ください。 健康福祉センター への相談・要望事項 (様式4) 栄養成分表示店登録取消通知書 平成 (店 舗 名) 年 月 日 様 〇〇健康福祉センター所長 貴店は、下記の理由により栄養成分表示店登録等要綱における栄養成分表示 店として該当しないため、本要綱第 8 に基づき栄養成分表示店の登録を取り消 します。 店舗名 代表者名 所在地 該当しない 理由 表 示 例 健康管理に栄養成分表示を活用しましょう 主 食 1つ 副 菜 1つ 主 菜 3つ 牛乳・乳製品 0 脂質 4.1g 牛乳・乳製品 0 0 塩分 2.7g 果 物 0 地鶏せいろ蕎麦 エネルギー 571kcal 脂質 20.7g 塩分 3.1g 果 物 まぐろ丼 エネルギー 606kcal 主 食 2つ 副 菜 1つ 主 菜 5つ 親子丼 エネルギー 脂質 塩分 711kcal 19.5g 2.6g 主 食 2 SV 副 菜 0 SV 主 菜 4 SV 乳製品 0 SV 果 0 SV 物 健康管理に栄養成分表示を活用しましょう 食事バランスガイドは 1 日に必要な食事量を 主食・副菜・主菜・ 牛乳・乳製品・果物の 5 つの区分から いくつ食べたらよいか, わかりやすい 料理数で示しています。 表 示 例 店内の表示例 別 添 1