茨城県再生可能エネルギーアドバイザー派遣制度実施要綱 （設置） 第1

茨城県再生可能エネルギーアドバイザー派遣制度実施要綱
（設置）
第１条 再生可能エネルギーの導入の検討又は導入後の効率的な活用方策等の
検討を行う県内の市町村及び関係団体並びに県内に活動の拠点を置く住民団
体、自治会等（以下「派遣対象団体」という。）からの要請に応じ、再生可
能エネルギーアドバイザー（以下「アドバイザー」という。）を派遣する制
度を設置する。
（定義）
第２条 この要綱において「再生可能エネルギー」とは、自然現象から取り出
すことができ、一度利用しても再生可能な枯渇しないエネルギー源であり、
水力、バイオマス、太陽光、太陽熱、風力、地熱、波力などをいう。
（職務）
第３条 アドバイザーは、再生可能エネルギーの導入に関し、市町村や関係団
体など地域が抱える課題の解決を図るため、次の各号に掲げる事項について、
派遣対象市町村等に対する助言や指導等を行う。
（１） 再生可能エネルギーの導入に係る構想の検討に関すること。
（２） 再生可能エネルギーの導入に係る基本計画の検討に関すること。
（３） 再生可能エネルギーの導入に係る実施計画の検討に関すること。
（４） 地域の実情に応じた再生可能エネルギーの実現化方策に関すること。
（５） 再生可能エネルギーの導入具体化に係る現地調査（踏査）に関するこ
と。
（６） その他再生可能エネルギーの導入に関し必要な事項に関すること。
（委嘱）
第４条 知事は、再生可能エネルギーに関し、専門的な知識や豊富な経験を有
する者をアドバイザーに委嘱する。
（任期）
第５条 アドバイザーの任期は、委嘱の日から１年とする。ただし、再任は妨
げないものとする。
（経費の負担）
第６条 県は、予算の範囲内において、アドバイザーに対して謝金（旅費相当
分を含む。）を支給する。
（事務取扱）
第７条 アドバイザーの派遣に関する事務は、茨城県企画部科学技術振興課で
行う。
（その他）
第８条 この要綱で定めるもののほか、アドバイザーの派遣に関し必要な事項
は、別に定める。
附則
この要綱は、平成２５年５月２１日から施行する。