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2学年(72期) - 沖縄県立糸満高等学校

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2学年(72期) - 沖縄県立糸満高等学校
平成27年度
シラバス
2学年(72期)
沖縄県立糸満高等学校
H27
教
科
国
語
シラバス2年
科
目
ク
ラ
目次
ス
ページ
現代文B
全クラス
1
古典B
全クラス
2
日本史B
全クラス選択
3~5
地理B
全クラス選択
6~8
数学Ⅱ
普通クラス
9~ 12
地理・歴史
数
理
学
数学Ⅱ
特進クラス・普通クラス数B選択
13 ~ 16
数学B
特進クラス・普通クラス選択
17 ~ 20
物理基礎
全クラス選択
21 ~ 23
地学基礎
全クラス選択
24 ~ 25
化学
全クラス選択
26 ~ 36
生物
全クラス選択
37 ~ 40
体育
全クラス
41 ~ 45
保健
全クラス
46 ~ 48
音楽Ⅱ
普通クラス選択
49 ~ 50
美術Ⅱ
普通クラス選択
51
書道Ⅱ
普通クラス選択
52 ~ 53
科
保健体育
芸
術
外国語
コミュニケーション英語Ⅱ
全クラス
54 ~ 56
家庭科
家庭総合
全クラス
57 ~ 58
-1-
平成27年度
現代文
単位
数
2
単元名
時数
科目
月
現代文B(2年)シラバス
副読本凡例【便】クリアカラー国語便覧
科目名
『探究現代文B』(桐原書店)現B319
現代文B
単元の目標
(重点化するもの)
学習の内容
単元の評価規準
(重点化するもの)
オリエンテー
ション
1
目的や場に応じて,効果的に話したり的
確に聞き取ったりする。
4・5
随想
4
・随想の読み方を習得する。
・筆者の述べる物語の作り方について理解している。
随想を読んで、筆者のものの見方・考え ・筆者の述べる物語の作り方と、他者との関
・小説家のあり方について理解している。
方を理解するとともに、自己のあり方や 係性から自分自身を認識することについての
・他者との関係性から自分自身を認識するということに
生き方について考えを深める。
文章を読み、自分自身を捉え直す。
ついて理解している。
詩の読み方を習得するとともに、詩の言
葉がいかに多彩で変化に満ちたもので
あるかを理解し、自分の言語力を高め、
ものの見方を深める。
詩
2
5
中間考査
2
5
意見文を書く
1
6
小説Ⅰ
9
6
期末考査
2
6・7
7
8・9
評論Ⅰ
表現1
評論Ⅱ
4
2
10
中間考査
2
10・
11
評論Ⅲ①
7
11
表現4
2
11
期末考査
2
12
評論Ⅲ②
5
1・2
小説Ⅲ
13
2
学年末考査
2
2・3
評論Ⅳ
漢文体が持つ独特のリズムを味わいな
がら、小説の構成・登場人物像とその心
理を読み取る。また、主題の把握を通し
て、人間はいかに生きるべきかについて
考えを深める。
7
・小説の読み方を習得する。
・漢文体が持つ独特のリズムを味わいなが
ら、場面の展開と登場人物の心理の変化を的
確に捉える。
・作者が描こうとしたテーマについて考え、小
説を自分自身の問題に引きつけて読む姿勢
を養う。
行動・記述
の観察・定
期考査
・詩に描かれた情景や情感を的確に捉えている。
・七五調の音律やリフレインが作品全体に軽やかな印象
行動・記述
をもたらしていることを理解している。[天景]
の観察・定
・独特なオノマトペの効用に着目して、鑑賞に生かしてい
期考査
る。[猫]
①本文を通読し,筆者の想いを理解する。
②「問い」に対する答えをグループで話し合い,解答を導く。
③自分の好きなものについて文章を書き,そこからどのよう
な自分自身が読みとれるか,話し合う。
【教】8~15頁「自己と
は何か(あるいはおい
しい牡蠣フライの食べ
方)」16~19頁「偽りの
答案」
①詩を音読する。
②詩の修辞技巧について理解する。
③鑑賞文を書き,グループやクラス全体で共有する。
④詩歌の創作を行う。
【教】50~63頁「天景・
猫・死なない蛸」「鮪に
鰯」「ふと」「永訣の朝」
【便】222~231頁
問題についてさまざまな角度から検討し,その内容に対 行動・記述
して根拠を明確にして自分の意見を述べている。
の観察
①ボトムアップ方式の文章作成法について理解する。
②論理的な文章の構成について,検討する。
③題材を決定し,文章化する。
【便】318~321頁
・登場人物の行動や心理の変化を的確に読み取ってい
る。
・李徴が虎に変身した理由を的確に読み取っている。
・「月」に関する表現を手がかりにして、「山月記」という
表題の持つ意味を考察している。
・作品の主題について理解している。
行動・記述
の観察・定
期考査
①小説を読み,あらすじをつかむ。(漢字・語句調べ)
②各形式段落ごとの登場人物の心理について話し合う。
③場面設定を行い,この作品のメインテーマを探る。
④「李徴」の生き方について討論会をする。
【教】20~32頁「山月
記」
【便】202~203頁
定期考査
・二項対立による比較対照に着目し、評論の
二項対立による比較対照に着目し、評 基本的な読み方を習得する。
論の基本的な読み方を習得する。また、 ・世界の言語や文字に対して関心を持つ。
「話し言葉」について筆者が主張する内 ・日本人と規範の関係についての筆者の考え
容を、自らの問題として考える。
を読み取り、自らの問題として考える。
・導入(アラビアの文字の印象)→本論(風土と文字と宗
教)→展開(日本人と規範)という構成を的確に捉えてい
る。
行動・記述
・イスラム教とヒンドゥー教の比較を通して、風土と規範
の観察・定
の問題を読み取っている。
期考査
・日本人と規範の関係について、歴史的な観点を含めて
理解している。
・与えられたテーマについて、考えを明確にす
る方法を学ぶ。
・小論文学習の本質的な意義に関心を持ち、実際的に
与えられたテーマについて、自分の考え ・考えの根拠を明らかにして、構成を工夫して
考えている。
を明確にし、構成を工夫した小論文を書 書く方法を学ぶ。
・与えられたテーマを問題提起の形で捉え直し、根拠を
く方法を学ぶ。
・文脈にふさわしい語句を選び、文章を整えて
示し、構成を工夫して小論文にまとめている。
書く方法を学ぶ。
登場人物の心理や感情を的確に把握
し、内容を理解して、人間存在や人間関
係のありようについて考えを深める。ま
た、それぞれの作品の文章表現の魅力
を味わう。
4
・詩の基本的な読み方を習得する。
・音読や暗誦を通して、詩の持つ音楽性を発
見する。
・擬人法やオノマトペなどの優れた表現を味
わう。
設定したテーマについて,自分の意見を ・校内弁論大会に向けて,意見文を執筆し,
論理的に述べる文章を書く。
ホームルーム大会・学年大会を行う。
7
小説Ⅱ
教材・題材
定期考査
自然科学を主題とした内容を理解し、人
文・社会科学も含めた学問のあり方につ
いて、幅広い視野から問い直すことを学
ぶ。また、人類学・社会科学の知見を基
に、共同体についての考えを深める。
10
評価の方法 主な学習活動(言語活動には下線)
①「現代文」の授業について理解し学ぶ意義について考え
話し手として場面や目的に応じた内容を話すとともに,聞
る。
き手としての注意事項に留意してスピーチの内容を的確
意見交換シート
行動の観察 ②「現代文を学ぶ理由」について考え,自分の考えをまとめ
に聞き取っている。また,お互いのスピーチについて相
る。
互評価を行い,考えを深めている。
③友人の意見を聞き,それに対してコメントを記入する。
4
5
使用する教科書等
担当者
行動・記述
の観察
・評論の読み方を習得する。
・現代科学の特徴を理解し、現代科学が直面
している問題を認識する。
・現代において求められている科学者像につ
いての筆者の主張を踏まえて、自らの学ぶ姿
勢や方向について考える。
・接続語の働きなどに注意して、本文の構成と内容を的
確に捉えている。
・環境問題に対処するためには、自然科学と人文・社会 行動・記述
科学の協力が必要であることを読み取っている。
の観察・定
・現代において求められる科学者のあり方について、筆 期考査
者の主張を理解している。
・小説の読み方を習得する。
・作品に描かれた状況・人物・心情を、丁寧な
読解作業を通して的確に捉える。
・抑制をきかせながらも、感情や印象を細や
かにうかがわせる文章表現の魅力を味わう。
・現在ー回想ー現在という作品の構成を的確に捉えてい
る。
・弟と父、母、「わたし」、との関係性を、それぞれ的確に
行動・記述
捉えている。
の観察・定
・弟の左腕が上がったままになったこと、泳いでいる途中
期考査
に付け根から抜けてしまったことの理由を読み取ってい
る。
・評論の読み方を習得する。
・ネットワーク上のコミュニケーションにおいて
感情的な対立が生じやすい原因を考察する。
・ネットワークの長所と短所を確認したうえで、
実生活に役立てる。
・本文の構成と内容を的確に捉えている。
・ネットワーク上において感情が増幅しやすい要因を理
解している。
行動・記述
・ネットワーク上における自己循環過程や自意識膨張に
の観察・定
ついて理解している。
期考査
・対面状況との比較を踏まえて、ネットワーク上でのコ
ミュニケーションにおける注意点を把握している。
【教】33~41頁「イスラ
①形式段落間の関係や構成について話し合う(意味段落設
ム感覚」「行動として
定)。
の話し言葉」
②本文のメインテーマを理解する。
【便】242頁
③筆者の意見について,どう思うか話し合う。
①小論文を書く手順を理解する。
②与えられた課題を踏まえて,意見を書く。
【便】242~253頁
小論文書き方ノート
①形式段落間の関係や構成について話し合う(意味段落設
【教】64~81頁「科学
定)。
者とは何か」「暴力は
②本文のメインテーマを理解する。
どこからきたか」
③文系と理系を分ける制度や考え方についてどう思うか,話
し合う。
①小説を読み,あらすじをつかむ。(漢字・語句調べ)
②各形式段落ごとの登場人物の心理について話し合う。
③場面設定を行い,この作品のメインテーマを探る。
【教】82~108頁「バッ
クストローク」「靴の
話」【便】217頁・209頁
定期考査
「言語」について筆者が主張する内容
を、自らの問題として考える。また、コ
ミュニケーションや、人間と自然との関
わりについて述べた評論を読んで、現代
の日本社会が抱える問題点を把握し、
自分自身の生き方を見つめ直す。
・与えられた課題について、現代社会で何が
起き、何が問題となっているのかを調べる方
法を学ぶ。
情報を収集するための基本的な方法を
・与えられた課題を自分自身の生き方に関わ
学び、効果的なプレゼンテーションの方
る課題として捉え、自分なりに問題を提起する
法を身につける。
方法を学ぶ。
・効果的なプレゼンテーションの方法を学ぶ。
・与えられた課題について、積極的に情報を収集しようと
している。・与えられた課題を基に自分自身の課題を見 行動・記述
つけ出している。・発表プログラムや各種資料を準備した の観察
うえで、効果的なプレゼンテーションを行っている。
【教】109~123頁「動
①形式段落間の関係や構成について話し合う(意味段落設
物の信号と人間の言
定)。
語」「ネットワークとコ
②本文のメインテーマを理解する。
ミュニケーション」
①「ネットワークコミュニケーション」を円滑に行うための方法
【教】190~191頁
について調べ,発表し合う。
定期考査
・「木を伐る」ことによって人間は生きることができるとい
う論理を的確に捉えている。
・三内丸山遺跡の例から、「木を伐る」ことと「木を植え
る」ことが同時に行われることの重要性を読み取ってい
る。
・今後においての自然と人間との関係性について、筆者
の主張を理解している。
・「上」「中」「下」からなる作品全体の構造を理解してい
る。
・小説の読み方を習得する。
・「上」の部分から「先生」の境遇・心理を的確に読み取っ
まとまった分量のある小説を読んで、場 ・まとまった分量のある小説を読み、場面の展 ている。
面の展開や登場人物の心理の変化を 開や登場人物の心理の変化を捉える力を養 ・「下」の部分から、「私」のKに対する心理の推移を的確
捉える力を養う。また、主題の把握を通 う。
に読み取っている。
して、人の心の不可思議さについて考え ・主題の把握を通して、人の心の不可思議さ ・「下」の部分から、Kの自殺の理由について考察してい
を深める。
について考えを深める。
る。
・「下」の部分から、Kの死後の「私」の生き方について考
察している。
「言語」について筆者が主張する内容
を、自らの問題として考える。また、コ
ミュニケーションや、人間と自然との関
わりについて述べた評論を読んで、現代
の日本社会が抱える問題点を把握し、
自分自身の生き方を見つめ直す。
・二項対立による比較対照に着目し、評論の
読み方を習得する。
・「自然破壊」と「自然保護」、その二つの関連
性などについての理解を深める。
・これからの時代における自然と人間との関
わりについて考えを深める。
行動・記述
の観察・定
期考査
①形式段落間の関係や構成について話し合う(意味段落設
定)。
【教】124~133頁「木
②本文のメインテーマを理解する。
を伐る人/植える人」
③「新しい人と自然をつなぐモデル」とはどのようなものか,
話し合う。
行動・記述
の観察・定
期考査
①小説を読み,あらすじをつかむ。(漢字・語句調べ)
②各節ごとの登場人物の心理について話し合う。
【教】134~167頁「ここ
③場面設定を行い,この作品のメインテーマを探る。
ろ」
④「先生」が「私」に示そうとしたものは,何であったか話し合 【便】188~191頁
う。
定期考査
・評論の読み方を習得する。
・長文の評論を読み、二項対立を基本とした
長文の評論を読んで内容を理解し、「民
論構成を理解する。
主主義」「自由」「近代化」など、普遍的
・「民主主義」「自由」「近代化」など、普遍的な
な主題への理解を深める。また、日本の
テーマへの理解を深める。
近代化の問題点を、現代の課題として
・日本の近代化の特質とその問題点を論じた
捉え直す。
内容を、現代の課題として捉え直す。
・対比的な論述に注意して、本文の構成と内容を的確に
捉えている。
・「『である』こと」と「『する』こと」の概念をそれぞれ理解し
ている。
・「である」論理から「する」論理への推移のしかたと、そ 行動・記述
の問題点を理解している。
の観察
・「『である』こと」と「『する』こと」をめぐる価値の倒錯につ
いて理解したうえで、それを再転倒する方法を把握して
いる。
1
①形式段落間の関係や構成について話し合う(意味段落設
【教】168~180頁「で
定)。
ある」ことと「する」こと
②本文のメインテーマを理解する。
平成27年度
古典
単位
数
2
単元名
時数
科目
月
4
古・
漢
―
4・5 古
5
5
6
漢
古
6
古典B(2年)シラバス
副読本凡例:【文】これからの古典文法・【漢】明説漢文・【便】便覧
科目名
『精選古典B』(三省堂) 古B 306
古典B
単元の目標
(重点化するもの)
1
目的や場に応じて,効果的に話したり的
確に聞き取ったりする。
説話
6
和歌の修辞法や歌合をめぐる登場人物
用言の復習
のやりとりを理解し、説話の世界を読み
助動詞の性質と種類
味わう。
過去の助動詞「き・けり」
中間考査
2
3
物語(一)
6
期末考査
2
単元の評価規準
(重点化するもの)
文法・句法事項
オリエンテーション
評論
小話
使用する教科書等
担当者
評価の方法
比較的短い文章を読んで漢文に親しむ
再読文字の復習
とともに、登場人物の考え方や話のおも
疑問・反語形
しろさを味わう。
否定形
登場人物の心情を状況や行動に即して
読み取るとともに、和歌の読解と鑑賞を 完了の助動詞「つ・ぬ・た
通して歌物語の特徴を理解する。
り・り」
話のおもしろさを味わい、登場人物の生き方
など
記述の確
について考えようとしている。登場人物の考
認・定期考
え方を読み取っている。基本的な句法を理解
査・句法テスト
している。
物語の展開を理解し、和歌にこめられた登場
人物 の心情を読み取ろうとしている。文章や
和歌を通して、登場人物の行動と心情を読み
取っている。形のうえで紛らわしい語を文法
的に識別できている。
歌物語の特徴を理解できている。
記述の確
認・定期考
査・古文単
語テスト
4
情景と作者の心情が融合した境地を味
わうとともに、漢詩の構成などについて 漢詩の規則
理解する。
随筆(一)
7
筆者の人生観や人間観などを読み取
り、その特色を理解するとともに、自分
自身の考え方を深め、視野を広げる。
内容を踏まえて筆者のものの見方を理解し、
自身
の考え方を深めようとしている。筆者の人生
観や人間観を読み取っている。形のうえで紛
らわしい語を文法的に識別できている。
文章
4
文章の構成や展開を理解するとともに、
疑問・反語・選択形
内容を的確に読み取る。
10
中間考査
2
10・
古
11
物語(二)
8
物語の内容を理解するとともに、『源氏物語』
登場人物の心情を状況や行動に即して 推定の助動詞「らし・なり・ についてより深く知ろうとしている。登場人物
読み取るとともに、『源氏物語』への理 めり」
の心情を、それぞれの場面に応じて読み取っ
解を深め、興味関心を高める。
敬語の種類①
ている。基本的な敬語法について理解してい
る。
日本の漢詩文
2
作品にこめられた詩情を読み取るととも
に、日本文化と中国文化の関係につい 漢詩の規則
て考える。
期末考査
2
8・9 古
10
11
漢
漢
11
12
古
12・
古
1
1
漢
1・2 古
2
2
漢
随筆(二)
和歌十六首
俳諧と俳文
史伝
5
3
6
日記
4
学年末考査
2
儒家・道家の思想
【教】202~209頁「季
札挂剣」「漱石枕流」
「梁上君子」「病入膏
①訓読点に注意し,音読する。
肓」「不顧後患」「紀昌
②句法に注意し,書き下し文に直し直訳する。
貫虱」
③中島敦の小説『名人伝』は,紀昌を主人公としている
【漢】38頁・52頁:否定
が,それを読んでこの話と比較し,感想を述べ合う。
形,58頁:疑問形,73
頁:反語形
【便】270頁
【教】35~49頁「伊勢
物語」「大和物語」「竹
取物語」
①完了の助動詞「つ・ぬ・たり・り」について理解する。
【文】66~68頁:完了
②修辞法に注意しながら直訳する。
の助動詞「つ・ぬ・た
③男のどのような行為が「みやび」だったのか話し合う。
り・り」
【便】96~97頁,100~
103頁
定期考査
漢詩
漢
教材・題材
定期考査
漢詩に描かれた人物や情景・心情などを表
現に即
記述の確
して味わおうとしている。それぞれの漢詩が 認・定期考
表現している内容や情感を理解している。漢 査・句法テスト
詩の詩形や押韻などについて理解している。
7
主な学習活動(言語活動には下線)
①「古典」の授業について理解し,学ぶ意義について考
話し手として場面や目的に応じた内容を話す
意見交換シート
える。
とともに,聞き手としての注意事項に留意して
②「源氏物語玉の小櫛」第一段を読み,江戸時代中期
スピーチの内容を的確に聞き取っている。ま 行動の観察
【教】185頁「源氏物語
成立の物語論を理解する。(現代語訳付)
た,お互いのスピーチについて相互評価を行
③上の評論に対し意見を書き,ペアで交換し批評しあ 玉の小櫛」
い,考えを深めている。
う。
【教】12~17頁「十訓
抄」「宇治拾遺物語」
語句や表現に即して、説話の展開を読み取
①助動詞の性質と種類について理解する。
「古今著聞集」
ろうと
記述の確
②助動詞「き・けり」の接続・意味・活用について理解す 【文】57~59頁:助動
している。 文章を通して、登場人物の行動の 認・定期考
る。
詞の性質と種類,64
意味を読み取っている。和歌の修辞法につい 査・古文単
③修辞法に注意しながら直訳し,小式部内侍が定頼中 ~65頁:過去の助動
て理解している。
語テスト
納言に伝えたかったことは何か,話し合う。
詞「き」「けり」
【便】91頁,96~97
頁,122~123頁
推量の助動詞「む・むず」
文章にこめられた思想や主張を読み取ろうと
している。文章の展開を理解するとともに、筆
者の考え方を読み取っている。 基本的な句
法・語法を理解している。
①漢詩の規則(漢詩の種類・重要な詩型・漢詩の規則
について理解する。
②詩に表現されている心情・情景について理解する。
③唐代の詩人の中から1人選び,その人物について新
聞を作成し,発表し合う。
【教】210~216頁「漢
詩9首」
【漢】216~219頁「漢
詩の規則」
【便】288~300頁
【教】18~34頁「徒然
①推量の助動詞「つ・ぬ・たり・り」について理解する。
草」「方丈記」
②文法事項に注意しながら,直訳する。
【文】70~72頁:推量
③比喩を通して筆者が言おうとしていたことは何か,話
の助動詞「む・むず」
し合う。
【便】133~135頁
【教】231~241頁 「桃
花源記」「愛蓮説」「漁
①訓読点に注意し,音読する。
記述の確
父辞」「春夜宴桃李園
②句法に注意し,書き下し文に直し直訳する。
認・定期考
序」
③登場人物の生き方について感じたこと,考えたことを
査・句法テスト
【漢】56頁・66頁・106
まとめ,話し合う。
頁
【便】285頁・292頁:人
定期考査
【教】58~77頁「源氏
①推定の助動詞「らし・なり・めり」について理解する。
物
記述の確
②主語・目的語に注意しながら,敬語について理解す
語」「大鏡」
認・定期考 る。
【文】76~79頁「らし・
査・古文単 ③直訳する。
めり・なり」
語テスト
④帝の光源氏と一の皇女に対する思いの違いを比較
【便】104~115頁
し,話し合う。
記述の確
認・定期考
査・古文単
語テスト
作品の理解を通して、日本文化と中国文化
の関係
記述の確
について考えようとしている。それぞれの作
認・定期考
品が表現している内容や情感を理解 してい
査・句法テスト
る。日本における漢詩文の歴史を理解してい
る。
①訓読点に注意し,音読する。
②句法に注意し,書き下し文に直し直訳する。
③便覧268~269頁「漢文学の日本文学への影響」の中
から,興味を持った項目について,インターネット等を利
用してまとめよう。
【教】263~268頁:日
本の漢詩6首
【漢】216~219頁「漢
詩の規則」
【便】268~269頁
定期考査
内容を踏まえて筆者の考え方や当時の宮廷
筆者の美意識やものの見方を読み取る
打消の助動詞「ず」
生活を理解しようとしている。筆者の美意識
とともに、当時の宮廷生活について理解
断定の助動詞「なり・たり」 や機知を読み取っている。形のうえで紛らわ
する。
しい語を文法的に識別できている。
和歌の基本を学び、その表現の特徴や
時代による変遷を理解する。
和歌の修辞法
話の展開を読み取るとともに、古代中国
の歴史が持つおもしろさや登場人物の 使役形
魅力を読み味わう。
抑揚形
作者の生活や心情を読み取るとともに、
平安女流日記文学の特徴を理解する。
作者が置かれた状況を理解し、和歌に 敬語の種類
こめられた作者の心情を読み取る。
敬意の方向
記述の確
認・定期考
査・古文単
語テスト
和歌の響きを味わい、こめられた思いを読み
取るとともに、時代による違いを理解しようと
している。それぞれの和歌に詠みこまれた心 記述の確
情を読み取っている。和歌の修辞法や和歌 認・定期考
史の流れを理解している。
査
【教】50~57頁「枕草
子」
【古】69頁「ず」・85頁
「なり・たり」
【便】130~132頁,12
~13頁
【教】100~107頁「和
歌十六首」・108~114
①和歌を修辞法について理解する。
頁「近世俳諧」「野ざら
②便覧を使い,和歌の背景を調べる。
し紀行」
③小倉百人一首51~100句までを暗誦し,「小倉百人一
【古】142~146頁「和
首大会」を行う。
歌の修辞」
【便】90~99頁
①打消の助動詞「ず」・断定の助動詞「なり・たり」につい
て理解する。
②敬語に注意し,直訳する。
③中宮へ仕える女房はどのような姿であるべきだと読
みとれるか,話し合う。
著名な逸話について興味を持ち、内容を深く
知ろうとしている。話の展開を理解するととも
記述の確
①訓読点に注意し,音読する。
に、登場人物の心情を読み取っている。基本
認・定期考 ②辞書を利用し,語句の意味について調べ,共有する。
的な句法・語法を理解している。『史記』や司
査・句法テスト また,それをもとに直訳をする。
馬遷について理解している。
歴史的背景をとらえ、作者が置かれた状況と
その
心情を理解しようとしている。和歌を通して
作者の心情を読み取っている。敬語の種類と
敬意の方向について理解している。
記述の確
認・定期考
査・古文単
語テスト
①推定の助動詞「らむ・けむ」について理解する。
②主語・目的語に注意しながら,敬語の種類と敬意の
方向について理解する。
③直訳する。
④作者が物語に惹かれていった経緯をまとめ,共有す
る。
【教】217~230頁「史
記」
【漢】224~225頁「史
伝の概略」,86~89
頁,110~111頁
【便】278~279頁
【教】78~85頁「更級
日記」「建礼門院右京
大夫集」
【古】72・73頁「らむ・け
む」,126~137頁「敬
語」
【便】126~129頁
定期考査
個々の相違点を意識しながら、儒家・道家の
主張を理解しようとする。簡潔な表現や巧み
な比喩に注目しながら、内容を的確に読み取 記述の確
る。基本的な句法・語法を理解する。儒家・道 認・句法テスト
家の思想について理解する。
①訓読点に注意し,音読する。
②辞書を用いて,直訳する。
③儒家・道家の中から,興味のある人物について新聞
を作成し,発表し合う。
【教】242~251頁「儒
家・道家の思想」
【漢】220~221頁,90
~95頁
【便】272~277頁
3
儒家・道家の思想を理解するとともに、
人間の生き方やあり方についての考え 仮定形
を深める。
音読を通して文体を味わい、内容を踏まえて
人間
記述の確
①独特なリズムを味わい、音読する。
の生き方についての考えを深めようとしてい
認・音読テス ②グループで音読を練習し,音読テストに臨む。
る。登場人物の置かれた状況やその心情を
ト
③文法事項に注意して直訳する。
読み取って
いる。基本的な敬語法について理解してい
【教】86~95頁「忠度
の都落ち」「能登殿の
最期」
【便】118~121頁
話のおもしろさを味わい、登場人物の生き方
①訓読点に注意し,音読する。
などについて考えようとしている。登場人物
記述の確 ②辞書を用いて,直訳する。
の言動や心理などを的確に読み取っている。 認・句法テスト ③芥川龍之介の小説『酒虫』を読み,この話と比較し,
基本的な句法・語法を理解している。
わかったことをグループで話し合う。
【教】252~262頁「酒
虫」「人虎伝」
【便】268~269頁
3
古
軍記
2
音読を通して語り物の特徴を知るととも
に、生死に直面した人間の行動を通し 既習事項の復習
て、生き方についての考えを深める。
3
漢
小説
2
話の展開を整理し、登場人物の言動な
どを的確に読み取るとともに、日本の近 既習事項の復習
代文学と読み比べる。
2
平成27年度 地理歴史科 日本史B シラバス
科目名
日本史B
学 年
2学年(特進・普通)
単位数
2単位
履 修
選択必修
1.
「地理歴史科」の目標
わが国及び世界の形成の歴史的過程と生活・文化の地域的特色についての理解と認識を深め、国際社
会に主体的に生きる民主的、平和的な国家・社会の一員として必要な自覚と資質を養う。
2.
「日本史B」の目標
我が国の歴史の展開を、世界史的視野に立って総合的に理解させ、我が国の文化と伝統の特色につい
ての認識を深めさせることによって、歴史的思考力を培い、国民としての自覚と国際社会に生きる日本
人としての資質を養う。
3.
「日本史B」の概要
我が国の歴史の展開について、世界史的視野に立って各時代の特色及び変遷を総合的に理解させ、我
が国の文化と伝統についての認識を深めさせる。
4.到達目標
1.日本史を世界史とのかかわりの中でとらえ、広い視野に立った思考力を身に付けることを目指し
ます。
2.教科書だけでなく、さまざまな資料・視聴覚教材を活用して、歴史を学ぶための知識と洞察力・
問題意識を育みます。
5.評価の観点
①関心・意欲・態度
日本の歴史に対する関心を高め、意欲的に追求している。
②思考・判断
日本の各時代の歴史を多面的・多角的に考察している。
③観察・実験の技能表現
日本の各時代の歴史に関する文献、絵画、統計などの諸資料を活用することを通して、歴史的事
象を追求する方法を見につけるとともに、追及し考察した過程や結果を適切に表現している。
④知識・理解
日本の各時代の歴史についての基本的な事柄を、身につけている。
6.成績評価の方法
定期考査・実力テスト・提出物・授業態度・その他をあわせた総合的評価。
7.使用教材
①教科書名 : 山川出版 改訂版 詳説 日本史B
②副教材
: 山川出版 詳説 日本史図説
3
8.年間指導計画及び授業進度予定表
学 月
単元
指導内容・指導項目等 時
期
重点(指導)目標
評価の観点 備考
数
1 4 第1部
第1章
4
学
原始・古代 日本文化のあけぼの
期
・文化のはじまり
・農耕社会の成立
5 第1部
・古墳とヤマト政権 6
原始・古代 第2章
律令国家の形成
・飛鳥の朝廷
関心・意欲
活文化の推移を打製石器の変革から考察させる。縄文 態度
文化が、自然環境の変化に対応して、日本全域にわた 知識・理解
気候の変化と日本列島の形成過程を関連させて、生
って成立していたことを理解させる。
関心・意欲 中間
けると共に、おもに朝鮮半島南部から稲作と金属器 態度
テス
を伴う文化がもたらされたことを理解させる。儒教 知識・理解 ト
をはじめとする諸学術や仏教が、半島との交渉や渡 思考・判断
弥生文化の成立を東アジアの情勢の中に位置づ
来人によってもたらされ、大和王権の発展に大きく
貢献したことに気づかせる。特に、異国の宗教であ
る仏教の受容の在り方は、異質文化受容の一形態を
理解させる上で重要なことである。
6 第1部
・律令国家の成立 6 5世紀後半から6世紀の東アジアの情勢と、同時期 関心・意欲
原始・古代 ・平城京の時代
の国内の情勢を把握させ、隋帝国の成立が東アジア諸 態度
国に緊張感を高まらせたことに着目させる。統治組織 知識・理解
や身分制度、土地制度、税制等は、律令体制の理解だ 思考・判断
けでなく、これ以後の歴史の推移を見ていく上での基
盤となるものであるが、余り細かな規定にまで深入り
しないことが望ましい。
7 第1部
・天平文化
6 天平文化が律令国家の整備を背景として、律令官 関心・意欲 期末
原始・古代 ・平安朝廷の形成
人に担われた唐風の仏教文化であることを理解さ 態度
テス
せる。桓武朝の地方政治の刷新を中心とした律令政 知識・理解 ト
治の再建、嵯峨朝の令外官と格式に基づく律令政治 技能・表現
の修正は、一応の成果をあげたものの、律令体制の
崩壊を食い止めることができなかったことを理解
させる。
1学期の授業時数合計
22
2 9 第1部
第3章
8 他氏排斥と天皇の外戚関係を基盤として成立する 関心・意欲 実力
学
原始・古代 貴族政治と国風文化
摂関政治を、当時の貴族社会における家族生活という 態度
テス
期
・摂関政治
視点から理解させる。遣唐使の停止という中国との関 知識・理解 ト
・国風文化
係の変化、唐文化の消化吸収などを要因として、文化 技能・表現
の国風化が展開し、その後の日本文化の特質が形づく
られたことを理解させる。
10
・地方政治の展開と武士
第2部
中世
第4章
中世社会の成立
・院政と平氏の台頭
6
関心・意欲 中間
態度
テス
園の性格の違いを理解させる。経済史の取扱いは歴史 知識・理解 ト
用語の羅列に終わらないように配慮する必要がある。 思考・判断
荘園の発達については、10世紀の土地政策の転換
と税制の改革にポイントを置き、それ以前と以後の荘
院政については、地方武士の中央政界進出と平氏の政
権奪取を許すことになったなど、中世社会への転換点
とする視点から評価する必要がある。
11 第2部
中世
・鎌倉幕府の成立
9 鎌倉幕府の成立は武家政権の成立を意味すること 関心・意欲
・武士の社会
を把握させる。幕府全盛期の元寇を契機に幕府の体制 態度
・蒙古襲来と幕府の衰退
が崩れる原因となったことを理解させる。得宗専制の 知識・理解
確立は幕府支配の強化であったが、御家人たちの幕府 思考・判断
に対する反発を強めることになったことを考察させ
る。
4
12 第2部
中世
・鎌倉文化
第5章
武家社会の成長
・室町幕府の成立
7
関心・意欲 期末
態度
テス
文化の摂取が新文化の形成に大きな役割を果たした 知識・理解 ト
ことを理解させる。公家統合政権の上に実施された建 思考・判断
武家政権の成立により京都の伝統文化が地方に波
及し、武士や庶民の気風を反映した新文化が育ち、宋
武の新政は、天皇親政の理想を求めすぎ、蒙古襲来以
後顕在化する武士階級をはじめとする諸階層の社会
的要求と行動認識理解の欠落によって、現実から遊離
する政策を実行したこと、そしてそれによって政権瓦
解を早める結果を招き、南北朝の内乱期を迎えること
になった点を理解させる。
2学期の授業時数合計
30
3 1 第2部
・幕府の衰退と庶民の 7
農業経営の集約化と多角化が進むに伴って、農民は 関心・意欲
学
中世
台頭
自治的新集団(惣)を形成し、さらに地域的結合へと 態度
期
・室町文化
発展し、一揆の主体勢力となったことを理解させる。 思考・判断
・戦国大名の登場
諸産業の発達と貨幣経済の進展、戦国大名の領内統治、
海外貿易の拡大によって様々な特色ある都市を発達
させ、経済と文化の交流を促したことについて理解さ
せる。
2 第3部
近世
第6章
6
幕府体制の確立
・織豊政権
・
関心・意欲 学年
外進出と、アジア貿易の様子を理解させる。鉄砲の伝 態度
末テ
来とその普及が戦術を一変させ、国内統一の動きを加 思考・判断 スト
近代への歩をはじめていたヨーロッパの活発な海
速させたことを理解させる。信長に始まる統一事業は、
秀吉によって継承、完成されたことを理解する。信長・
秀吉の対外政策を、貿易・キリスト教・統一事業など
の視点から考察させる。
3 第3部
近世
・桃山文化
5
統一政権とそれに連なる武将、それらと結ぶ豪商や 関心・意欲
態度
たことを理解させる。信長、秀吉の統一事業が、家康 思考・判断
・幕藩体制の成立
町衆を担い手として、豪壮華麗な桃山文化が形成され
・幕藩社会の構造
によってどのように継承されたかを明らかにする。幕
府の仕組み、藩の仕組みから幕藩体制による全国支配
の体制を把握させる。
3学期の授業時数合計
到達目標を達成できたか自己評価( )内は達成率 《次年度の課題》
A(80%以上)
(40%未満)
B(65%以上)
C(40%以上)
D
5
18
年間授業時数
70
地理B シラバス
科目
対象学年
名
地理
地歴
2
B
教科
単
位
数
2
履修形態
教科書(発行所)
必修選択
新詳地理B(帝国書籍)、新詳高等地図(帝国書院)
1.目標
現代世界の地理的事象を系統地理的、地誌的に考察し、現代世界の地理的認識を養うとともに、地理的な見方や考え方を培い、国際社会に主体的に生きる日本人としての自覚と資質を養う。
2.評価の観点
(1) 関心・意欲・態度:現代世界の地理的事象に対する関心と課題意識を高め、それを意欲的に追究するとともに、国際社会に主体的に生きる日本人としての責任を果たそうとしている。
(2) 思考・判断:現代世界の地理的事象から課題を見いだし、それを系統地理的、地誌的に考察するとともに、国際社会の変化を踏まえて公正に判断する。
(3) 資料活用の技能・表現:地図や統計、画像など地域に関する諸資料を収集し、有用な情報を選択、活用することを通して現代世界の地理的事象を追究する技能を身に付けるとともに、追究し
た過程や結果を適切に表現する。
(4) 知識・理解:現代世界の地理的事象についての基本的な事柄や追究の方法を理解し、その知識を身に付けている。
3.成績評価の方法:定期考査・実力テスト・提出物・豆テスト・授業態度 その他をあわせた総合的評価
4.学習計画に関する留意点(指導順序と選択指導について) ※『高等学校学習指導要領解説 総則編』より
(1) 各教科・科目及び特別活動の内容に掲げる事項の順序
各教科・科目及び特別活動の内容に掲げる事項の順序は、特に示す場合を除き、指導の順序を示すものではないので、学校においては、その取扱について適切な工夫を加えるものとする。
(2) 学習指導要領で示されている内容を適切に選択して指導する場合の配慮事項
学校においては、特に必要がある場合には、「教育課程の基準」及び「教育課程の編成及び実施」に示す教科及び科目の目標の趣旨を損なわない範囲内で、各教科・科目の内容に関する事項
について、基礎的・基本的な事項に重点を置くなどその内容を適切に選択して指導することができる。
5.年間指導計画及び授業進度予定表
単 元
月
4
5
6
7
単元と項目
第
Ⅰ
部
さ
ま
ざ
ま
な
地
図
と
地
理
的
技
能
第
Ⅱ
部
現
代
世
界
の
系
統
地
理
的
考
察
1章 地理情報と地図
1節 現代世界の地図
2節 地図の種類とその
利用
1 地球儀とさまざま
な地図
2 時差の求め方
時
学習の目標(ねらい)
及び内容
数
1 現代世界の地図について,さまざまな
時代や種類の地図の読図などの活動
を通して,各時代の人々の世界観を捉
え,現代の地図や身近な地図の有用
性に気づく。
2 地図の種類とその利用について,球体
としての地球の特徴を捉え,球体を地
図に表現した場合の特性や,時差の求
め方を通して,現代世界の地理的事象
を捉える地理的技能をみにつける。
3節 地理情報の地図
化
1 地理情報の地図化について,地理情
報の統計地図化などの活動を通して,
地図の有用性に気付き,現代世界の
地理的事象を捉える地理的技能をみ
につける。
2章 地図の活用と地域
調査
2 地図の活用と地域調査について,直接
的に調査できる地域を地形図などの地
図を活用して多面的・多角的に調査
し,生活圏の地域的特色を捉える地理
的技能をみにつける。
1章 自然環境
1節 世界の地形
1 世界の大地形
2 外的営力によって
つくられる小地形
3 その他の地形
2節 世界の気候
1 気候の成り立ち
2 世界の気候区分
3 植生と土壌
3節 日本の自然の特
徴と人々の生活
1 日本の地形
2 日本の気候
3 日本の自然災害
と防災
9 世界の地形について,営力的な視点で
分類し,大地形,小地形,その他の地
形の分布や成因を考察するとともに,
災害と恩恵など人間生活との関わりを
考察する。
9 世界の気候について,気候要素と気候
因子の関係から,その成り立ちを考察
し,それぞれの気候区の特徴と農業な
ど人間生活への影響を考察する。
5 日本の自然の特徴と人々の生活につ
いて,地形や気候の特徴と,これによ
る自然災害の特徴を理解するととも
に,防災のあり方を考察する。
評価規準
【関】 ・現代世界の地図について,さまざまな時代や現代のさまざまな地図の読図,地理情報の地図化などの活
動を通して,現代世界の地図に対する関心と課題意識を高め,それを意欲的に追究し,捉えようとしている。
【思】・現代世界の地図について,各時代の人々の世界観,GPSやGISなど現代の地図や交通案内図など身近
な地図の有用性を考察し,その過程や結果を適切に表現している。
【技】・世界観の変化や現代の地図に関する諸資料を適切に収集し,収集した資料から,有用な情報を適切に選
択し,これを基に,現代世界の地図について読み取ったり図表などにまとめたりしている。
【知】・世界地図における各時代の人々の世界観の変化やGPSやGISなど現代の地図のしくみと有用性を理解
し,その知識を身につけている。
【関】 ・地図の種類とその利用について,地球儀を活用して,球体としての地球の特徴と地図に表現した場合の
特性,時差に対する関心と課題意識を高め,それを意欲的に追究し,捉えようとしている。
【思】・地図の種類とその利用について,球体としての地球上の移動と地図上での表現の特徴や,地球の自転に
よって時差が生まれるしくみを考察し,その過程や結果を適切に表現している。
【技】・地球儀の活用法やさまざまな図法に関する諸資料を適切に収集し,収集した資料から,有用な情報を適
切に選択し,これを基に,球体としての地球やこれを表現した地図,時差について読み取ったり図表などにまと
めたりしている。
【知】・地球の球体としての特徴とこれを地図に表現した場合の長所短所,時差の計算法を理解し,その知識を
身につけている。
【関】 ・地理情報を統計地図化する活動を通して,地図の有用性に対する関心と課題意識を高め,それを意欲的
に追究し,捉えようとしている。
【思】・地理情報を統計地図化するにあたり,どのような表現方法を用いれば適切な地図が作れるかを考察し,
その過程や結果を適切に表現している。
【技】・地理情報に関するデータなどの諸資料を適切に収集し,収集した資料から,有用な情報を適切に選択し,
これを基に,適切な統計地図に表現している。
【知】・統計地図の表現方法やその長所短所を理解し,その知識を身につけている。
【関】・地図の活用と地域調査について,直接的に調査できる地域を地形図などの地図の活用と地域調査に対
する関心と課題意識を高め,それを意欲的に追究し,捉えようとしている。
【思】・地図の活用と地域調査について,地形図や資料を活用した地域調査を通して生活圏の地域的特色を多
面的・多角的に考察し,その過程や結果を適切に表現している。
【技】・地域調査に関するデータや地形図などに関する諸資料を適切に収集し,収集した資料から,有用な情報
を適切に選択し,これを基に,生活圏の地域調査について図表や発表用資料などにまとめたりしている。
【知】・地域調査の情報収集から発表までの方法や地形図や空中写真の読図方法を理解し,その知識を身につ
けている。
【関】・世界の地形について,営力的な視点からさまざまな大地形,小地形,その他の地形があることの考察を基
に,災害と恩恵など人間生活との関わりに対する関心と課題意識を高め,それを意欲的に追究し,捉えようとし
ている。
【思】・世界の地形について,内的営力,外的営力といった営力的な視点で分類し,大地形,小地形,その他の
地形を系統地理的に捉える視点や考察方法を基に,人間生活との関わりなどを多面的・多角的に考察し,その
過程や結果を適切に表現している。
【技】・世界の地形と人間生活との関わりに関するデータや写真などの諸資料を適切に収集し,収集した資料か
ら,有用な情報を適切に選択し,これを基に,世界の大地形,小地形,その他の地形の分布や成因と人間生活
との関わりについて読み取ったり図表などにまとめたりしている。
【知】・世界の大地形,小地形,その他の地形について,系統地理的に捉える視点や考察方法,人間生活との関
わりなどを理解し,その知識を身につけている。
【関】・世界の気候について,気候要素と気候因子の関係から,さまざまな気候が成り立つことの考察を基に,各
気候区の特徴や農業など人間生活への影響に対する課題意識を高め,それを意欲的に追究し,捉えようとして
いる。
【思】・世界の気候について,気温,風,降水といった気候要素と緯度,水陸分布などの気候因子の関係から,気
候の成り立ちを系統地理的に捉える視点や考察方法を基に,各気候区の分布や農業など人間生活への影響を
多面的・多角的に考察し,その過程や結果を適切に表現している。
【技】・世界の気候と人間生活への影響に関するデータや写真などの諸資料を適切に収集し,収集した資料か
ら,有用な情報を適切に選択し,これを基に,世界の気候の特徴と農業など人間生活への影響について読み
取ったり図表などにまとめたりしている。
【知】・世界の気候の成因,各気候区の特徴について,系統地理的に捉える視点や考察方法,人間生活への影
響などを理解し,その知識を身につけている。
【関】・日本の自然の特徴と人々の生活について,日本の地形や気候が世界と比較して特徴的であること,これ
によって生じる自然災害も特徴的であることの考察を基に,防災のあり方に対する課題意識を高め,それを意欲
的に追究し,捉えようとしている。
【思】・日本の自然の特徴と人々の生活について,プレート境界に位置し内的営力によって形成された地形の特
徴や大陸東岸に位置する島弧という気候の特徴から,日本の自然を系統地理的に捉える視点や考察方法を基
に,自然災害の特徴やこれに対する防災のあり方を多面的・多角的に考察し,その過程や結果を適切に表現し
ている。
【技】・日本の地形と気候,自然災害と防災に関するデータや写真など諸資料を適切に収集し,収集した資料か
ら,有用な情報を適切に選択し,これを基に,日本の地形と気候,自然災害と防災について読み取ったり図表な
どにまとめたりしている。
【知】・日本の地形と気候の特徴とこれによって生じる自然災害の特徴について,系統地理的に捉える視点や考
察方法,これに対する防災のあり方を理解し,その知識を身につけている。
【課題・提出物等】・「新詳地理ノート」、授業プリント、課題プリント等
【1学期の評価方法】・定期テストのみで評価するのではなく、総合的・観点別の評価などを導入する。
-1-
6
単 元
月
9
10
11
時
学習の目標(ねらい)
及び内容
数
9 環境問題について,世界の環境問題
の成因や特徴と対策,地域的な分布を
大観し,さまざまな環境問題のうちから
4節 環境問題
地球温暖化,森林破壊,砂漠化につい
1 世界の環境問題
て,事例を考察する。日本の環境問題
2 さまざまな環境問
の特徴と対策について考察する。
題
3 日本の環境問題
単元と項目
0.5 産業の発達と変化について,自然環境 【関】・産業の発達と変化について,自然環境との関わりやグローバル化に関する考察を基に,産業の発達と変
との関わりやグローバル化の視点から 化に対する関心と課題意識を高め,それを意欲的に追究し,捉えようとしている。
考察する。
【思】・産業の発達と変化について,産業の発達は自然環境とどのようにかかわってきたか,またグローバル化
によって産業がどのように変化しているかということを,系統地理的に捉える視点や考察方法を基に多面的・多
角的に考察し,その過程や結果を適切に表現している。
2章 資源と産業
【技】・産業の発達と変化に関する統計などの諸資料を適切に収集し,収集した資料から,有用な情報を適切に
1節 産業の発達と変化
選択して,これを基に,産業の発達と変化について読み取ったり図表などにまとめたりしている。
【知】・自然環境との関わりやグローバル化の視点から,産業がどのように発達し変化しているかについて,系統
地理的に捉える視点や考察方法を理解し,その知識を身につけている。
2節 世界の農林水産業
1 農業の発達と分布
2 世界の農業地域区分
3 現代世界の農業の現状
と課題
4 世界の林業・水産業
5 日本の農林水産業
3節 食料問題
1 世界の食料問題
2 さまざまな食料問
題
3 日本の食料問題
12
1
評価規準
【関】・環境問題について,世界の環境問題の概要や具体的事例,日本の環境問題に関する考察を基に,環境
問題に対する関心と課題意識を高め,それを意欲的に追究し,捉えようとしている。
【思】・環境問題について,自然環境の学習を生かして,世界の環境問題の成因や特徴と地域的な分布を大観
し,さまざまな環境問題のうちから地球温暖化,森林破壊,砂漠化についての事例や,日本の環境問題の特徴
と対策について多面的・多角的に考察し,その過程や結果を適切に表現している。
【技】・環境問題とその対策に関するデータや写真など諸資料を適切に収集し,収集した資料から,有用な情報
を適切に選択して,これを基に環境問題とその対策について読み取ったり図表などにまとめたりしている。
【知】・世界の環境問題の概要と対策,地球温暖化,森林破壊,砂漠化の事例,日本の環境問題の特徴と対策
について,系統地理的に捉える視点や考察方法を理解し,その知識を身につけている。
5.5 世界の農林水産業について,農業地
域区分や,現代世界の農林水産業の
現状と課題,及び世界のなかでの日本
の農林水産業の課題を考察する。
【関】・世界の農林水産業について,農業地域区分や林水産業に関する分布や動向などに関する考察を基に,
現代世界と日本の農林水産業に対する関心と課題意識を高め,それを意欲的に追究し,捉えようとしている。
【思】・世界の農林水産業について,グローバル化が進むなかでの現代世界や日本の農業の現状と課題を,系
統地理的に捉える視点や考察方法を基に多面的・多角的に考察し,その過程や結果を適切に表現している。
【技】・農林水産業の生産や分布の特徴に関する統計などの諸資料を適切に収集し,収集した資料から,有用な
情報を適切に選択して,これを基に,農林水産業の現状や課題について読み取ったり図表などにまとめたりして
いる。
【知】・各農業地域の分布や特徴,世界や日本の農業の動向について,系統地理的に捉える視点や考察方法を
理解し,その知識を身につけている。
2 食料問題について,世界の食料需給 【関】・食料問題について,食料需給の地域的かたよりや不安定さに関する考察を基に,発展途上国や先進国,
の地域的なかたよりを大観し,発展途 日本の食料問題に対する関心と課題意識を高め,それを意欲的に追究し,捉えようとしている。
上国,先進国,日本についての事例を 【思】・食料問題について,発展途上国や先進国,日本の食料問題の状況とその成因を,系統地理的に捉える視
考察する。
点や考察方法を基に多面的・多角的に考察し,その過程や結果を適切に表現している。
【技】・食料の生産と消費の地域的かたよりに関する統計や事例などの諸資料を適切に収集し,収集した資料か
ら,有用な情報を適切に選択して,これを基に,食料問題について読み取ったり図表などにまとめたりしている。
【知】・発展途上国,先進国,日本の食料事情の動向について,系統地理的に捉える視点や考察方法を理解し,
その知識を身につけている。
3 世界のエネルギー・鉱産資源につい
【関】・世界のエネルギー・鉱産資源について,エネルギー資源や鉱産資源の分布や動向などに関する考察を基
て,エネルギー資源の利用と分布,鉱 に,エネルギー資源や鉱産資源の利用に対する関心と課題意識を高め,それを意欲的に追究し,捉えようとして
産資源の分布を考察する。
いる。
4節 世界のエネル
【思】・世界のエネルギー・鉱産資源について,それぞれの資源の特徴や利用法,分布のかたよりを,系統地理
ギー・鉱産資源
的に捉える視点や考察方法を基に多面的・多角的に考察し,その過程や結果を適切に表現している。
1 エネルギー資源
【技】・エネルギー資源や鉱産資源の生産や分布に関する統計などの諸資料を適切に収集し,収集した資料か
の利用と分布
ら,有用な情報を適切に選択して,これを基に,資源の生産や分布について読み取ったり図表などにまとめたり
2 鉱産資源の分布
している。
【知】・エネルギー資源・鉱産資源の種類と利用法,分布や動向などについて,系統地理的に捉える視点や考察
【課題・提出物等】・「新詳地理ノート」、授業プリント、課題プリント等 方法を理解し,その知識を身につけている。
【2学期の評価方法】・定期テストのみで評価するのではなく、総合的・観点別の評価などを導入する。
3 資源・エネルギー問題について,現代 【関】・資源・エネルギー問題について,生産・消費の不均衡とさまざまな資源・エネルギー問題の動向に関する
世界の資源・エネルギー問題を大観
考察を基に,世界と日本の資源・エネルギーの利用に対する関心と課題意識を高め,それを意欲的に追究し,
5節 資源・エネルギー
し,世界の資源をめぐる問題,エネル 捉えようとしている。
問題
ギー生産や消費の抱える課題,日本 【思】・資源・エネルギー問題について,生産と消費の不均衡や利用法の課題,石油情勢の背景やこれからのエ
1 現代世界の資源・
の資源・エネルギー問題を考察する。 ネルギー利用のあり方を,系統地理的に捉える視点や考察方法を基に多面的・多角的に考察し,その過程や結
エネルギー問題
果を適切に表現している。
2 さまざまな資源・
【技】・資源やエネルギーの生産と消費に関する統計などの諸資料を適切に収集し,収集した資料から,有用な
エネルギー問題
情報を適切に選択して,これを基に,資源・エネルギー問題について読み取ったり図表などにまとめたりしてい
3 日本の資源・エネ
る。
ルギー問題
【知】・資源やエネルギーの不均衡や石油情勢,エネルギーのあり方について,系統地理的に捉える視点や考察
方法を理解し,その知識を身につけている。
6 世界の工業について,工業の発達や 【関】・世界の工業について,工業の発達や立地,工業地域の分布や動向などに関する考察を基に,世界と日本
立地,世界の工業地域や,世界の工業
の工業に対する関心と課題意識を高め,それを意欲的に追究し,捉えようとしている。
6節 世界の工業
の現状と課題,及び日本の工業の課
【思】・世界の工業について,工業の発達や立地の考え方や世界や日本の工業の現状とその背景,グローバル
1 工業の発達と立
題を考察する。
化が進むなかでの課題を,系統地理的に捉える視点や考察方法を基に多面的・多角的に考察し,その過程や
地
結果を適切に表現している。
2 世界の工業地域
【技】・工業生産や地域的分布に関する統計などの諸資料を適切に収集し,収集した資料から,有用な情報を適
3 現代世界の工業
切に選択して,これを基に,世界の工業について読み取ったり図表などにまとめたりしている。
の現状と課題
【知】・各工業や工業地域の特色,分布や動向などについて,系統地理的に捉える視点や考察方法を理解し,そ
4 日本の工業
の知識を身につけている。
1 第3次産業について,現代世界の第3 【関】・第3次産業について,現代世界の第3次産業の発展と世界と日本の観光業の特色に関する考察を基に,
次産業の発展と,世界と日本の観光業 第3次産業や観光業に対する関心と課題意識を高め,それを意欲的に追究し,捉えようとしている。
の特色を考察する。
【思】・第3次産業について,情報化の進展と第3次産業の変化や役割,観光の国際化と多様化を,系統地理的
7節 第3次産業
に捉える視点や考察方法を基に多面的・多角的に考察し,その過程や結果を適切に表現している。
1 第3次産業の発
【技】・商業やサービス業,観光業の動向に関する統計などの諸資料を適切に収集し,収集した資料から,有用
展
な情報を適切に選択して,これを基に,第3次産業の動向について読み取ったり図表などにまとめたりしている。
2 世界の観光業
【知】・商業やサービス業,観光業の特色や動向などについて,系統地理的に捉える視点や考察方法を理解し,
その知識を身につけている。
2
8節 世界を結ぶ交通・
通信
1 世界の交通網
2 情報と通信
2
9節 現代世界の貿易と
経済圏
1 私たちの生活を
支える貿易
2 現代世界の貿易
の現状と課題
3 日本の貿易の現
状と課題
1 世界を結ぶ交通・通信について,交通 【関】・世界を結ぶ交通・通信について,交通や通信の発達に関する考察を基に,交通・通信や情報の一体化と
や通信の発達による一体化と地域差を 地域差に対する関心と課題意識を高め,それを意欲的に追究し,捉えようとしている。
考察する。
【思】・世界を結ぶ交通・通信について,交通や通信の発達によって,交通・通信や情報が一体化する一方で地
域差も生じていることを,系統地理的に捉える視点や考察方法を基に多面的・多角的に考察し,その過程や結
果を適切に表現している。
【技】・各種交通の運行状況やインターネットなど通信の普及に関する統計などの諸資料を適切に収集し,収集
した資料から,有用な情報を適切に選択して,これを基に,世界を結ぶ交通・通信について読み取ったり図表な
どにまとめたりしている。
【知】・交通や通信の発達の状況や一体化の進行,地域差の拡大について,系統地理的に捉える視点や考察方
法を理解し,その知識を身につけている。
2 現代世界の貿易と経済圏について,世
界貿易や経済圏の現状と課題や,世
界のなかでの日本の貿易や経済の現
状と課題を考察する。
【関】・現代世界の貿易と経済圏について,貿易や経済圏の動向などに関する考察を基に,世界経済の現状や
日本の貿易や経済に対する関心と課題意識を高め,それを意欲的に追究し,捉えようとしている。
【思】・現代世界の貿易と経済圏について,多様化する貿易や貿易の地域差,経済圏と貿易のあり方を系統地理
的に捉える視点や考察方法を基に多面的・多角的に考察し,その過程や結果を適切に表現している。
【技】・世界の国家間や経済圏間の貿易に関する統計などの諸資料を適切に収集し,収集した資料から,有用な
情報を適切に選択して,これを基に,現代世界の貿易と経済圏について読み取ったり図表などにまとめたりして
いる。
【知】・貿易に関する用語や経済圏の組織,世界の貿易の特色や動向などについて,系統地理的に捉える視点
や考察方法を理解し,その知識を身につけている。
-2-
7
単 元
月
単元と項目
時
学習の目標(ねらい)
及び内容
数
1 世界の人口について,世界人口の分
布の特色や動態,人口構成や人口転
換を考察する。
評価規準
【関】・世界の人口について,世界人口の分布や動態などに関する考察を基に,人口構成や人口転換に対する
関心と課題意識を高め,それを意欲的に追究し,捉えようとしている。
【思】・世界の人口について,世界の人口分布のかたよりと人口増加の原因,人口構成と人口転換の考え方,国
際的な人口移動の背景を,系統地理的に捉える視点や考察方法を基に多面的・多角的に考察し,その過程や
結果を適切に表現している。
3章 人口,村落・都市
3
【技】・世界や州別・国別の人口分布や動態に関するデータなどの諸資料を適切に収集し,収集した資料から,
1章 世界の人口
有用な情報を適切に選択して,これを基に,世界人口の特色について読み取ったり図表などにまとめたりしてい
る。
【知】・世界人口の分布と動態,人口構成の特色と人口転換のしくみを,系統地理的に捉える視点や考察方法を
理解し,その知識を身につけている。
3 人口問題について,世界の人口問題を 【関】・世界の人口問題について,発展途上国,先進国,日本の事例に関する考察を基に,人口問題に対する関
大観し,発展途上国,先進国,日本の 心と課題意識を高め,それを意欲的に追究し,捉えようとしている。
2章 人口問題
人口問題の事例を考察する。
【思】・世界の人口問題について,発展途上国の人口爆発の要因,先進国や日本の少子高齢化のしくみを,系統
1 世界の人口問題
地理的に捉える視点や考察方法を基に多面的・多角的に考察し,その過程や結果を適切に表現している。
2 発展途上国の人
【技】・人口爆発や少子高齢化の人口動態に関する統計や事例などの諸資料を適切に収集し,収集した資料か
口問題
3
ら,有用な情報を適切に選択して,これを基に,世界の人口問題について読み取ったり図表などにまとめたりし
3 先進国の人口問
ている。
題
【知】・発展途上国,先進国,日本について,人口問題の実態を系統地理的に捉える視点や考察方法を理解し,
4 日本の人口問題
その知識を身につけている。
4 村落と都市について,村落・都市の立 【関】・村落と都市について,村落・都市の立地や発達・機能,日本の都市の特徴に関する考察を基に,村落や
地や発達・機能や,日本の都市の特徴 都市に対する関心と課題意識を高め,それを意欲的に追究し,捉えようとしている。
3章 村落と都市
を考察する。
【思】・村落と都市について,集落はどのように発生し,どのように都市として発達したか,都市はどのような機能
1 集落の成り立ち
を持ち,構造はどうなっているか,日本の都市の特徴は何かを,系統地理的に捉える視点や考察方法を基に多
2 村落の形態と機
面的・多角的に考察し,その過程や結果を適切に表現している。
能
3
【技】・都市の人口や分布,都市の地域構造に関する統計や地図などの諸資料を適切に収集し,収集した資料
3 都市の機能と生
から,有用な情報を適切に選択して,これを基に,村落と都市について読み取ったり図表などにまとめたりしてい
活
る。
4 日本の都市
【知】・村落と都市の立地,発達,機能や日本の都市の特徴について,系統地理的に捉える視点や考察方法を
理解し,その知識を身につけている。
70
年間授業時数
【課題・提出物等】・「新詳地理ノート」、授業プリント、課題プリント等
【3学期の評価方法】・定期テストのみで評価するのではなく、総合的・観点別の評価などを導入する。
各学期の評定をもとに,1年間の生徒の活動を評価に入れる。その際,学期ごとに4つの評価基準があるが,この内容を踏まえた評価となるように配慮す
【年間の学習状況の評価方法】
る。
-3-
8
「 数学Ⅱ」シラバス
教科
科目名
対象学年
単位数
履修形態
数学
数学Ⅱ
2
4
必修
教科書(発行所)
高等学校 新編数学Ⅱ
(数研出版)
副教材(発行所)
Study-Up ノート数学Ⅱ
(数研出版)
1.数学科の目標
数学的活動を通して、数学における基本的な概念や原理・法則の体系的な理解を深め、事象を数
学的に考察し表現する能力を高め、創造性の基礎を培うとともに、数学のよさを認識し、それらを
積極的に活用して数学的論拠に基づいて判断する態度を育てる。
2.数学Ⅱの目標
いろいろな式,図形と方程式,指数関数・対数関数,三角関数及び微分・積分の考えについて理
解させ,基礎的な知識の習得と技能の習熟を図り,事象を数学的に考察し表現する能力を養うとと
もに,それらを活用する態度を育てる。
3.科目の概要
(1) 式と証明
(2) 複素数と方程式
(3) 図形と方程式
(4) 三角関数
(5) 指数関数と対数関数
(6) 微分と積分
①
①
①
①
①
①
式と計算
② 等式・不等式の証明
複素数と2次方程式の解
② 高次方程式
点と直線
② 円
③軌跡と領域
三角関数
②加法定理
指数関数
②対数関数
微分係数と導関数
②関数の値の変化
③積分法
4.到達目標
(1)3次の乗法公式や二項定理による展開及び3次の因数分解の公式を理解し,それらを用いて
式の展開や因数分解することができる。また,整式の除法や分数式の四則計算について理解
し,簡単な場合について計算することができる。等式や不等式が成り立つことを,それらの
基本的な性質や実数の性質などを用いて証明することができる。
(2)数を複素数まで拡張する意義を理解し,複素数の四則計算をすることができる。また,2次
方程式の解の種類の判別及び解と係数の関係について理解することができる。因数分解につ
いて理解し,簡単な高次方程式の解を因数分解などを用いて求めることができる。
(3)座標を用いて,平面上の線分を内分する点,外分する点の位置や2点間の距離を表すことが
できる。また,座標平面上の直線を方程式で表し,それを2直線の位置関係などの考察に活
用することができる。座標平面上の円を方程式で表し,それを円と直線あるいは2円の位置
関係などの考察に活用することができる。軌跡について理解し,簡単な場合について軌跡を
求めることができる。また,簡単な場合について,不等式の表す領域を求めたり領域を不等
式で表したりすることができる。
(4)角の概念を一般角まで拡張する意義や弧度法による角度の表し方について理解することがで
きる。三角関数とそのグラフの特徴について理解することができる。三角関数について,相
互関係などの基本的な性質を理解することができる。三角関数の加法定理を理解し,それを
用いて2倍角の公式などを導くことができる。
(5)指数を正の整数から有理数へ拡張する意義を理解することができる。指数関数とそのグラフ
の特徴について理解し,それらを事象の考察に活用すること。対数の意味とその基本的な性
質について理解し,簡単な対数の計算をすることができる。対数関数とそのグラフの特徴に
ついて理解し,それらを事象の考察に活用することができる。
9
(6)微分係数や導関数の意味について理解し,関数の定数倍,和及び差の導関数を求めることが
できる。また,微分係数や接線の方程式を求めることができる。導関数を用いて関数の値の
増減や極大・極小を調べ,グラフの概形をかくことができる。また,微分の考えを事象の考
察に活用することができる。不定積分及び定積分の意味について理解し,関数の定数倍,和
及び差の不定積分や定積分を求めることができる。定積分を用いて直線や曲線で囲まれた図
形の面積を求めることができる。
5.評価の方法
「定期考査」を素点基準にし、実力テスト、平時の授業での授業態度・発問評価・ノート確認・
課題プリント・小テストなどの評価を加味する。
評価の観点
a.関心・意欲・態度
式と証明,複素数と方
程式,図形と方程式,
三角関数,指数関数・
対数関数及び微分と積
分における論理や体系
に関心をもつととも
に,数学のよさを認識
し,それらを事象の考
察に積極的に活用して
数学的論拠に基づいて
判断しようとする。
学期
月
b.数学的な見方や考
え方
式と証明,複素数と方
程式,図形と方程式,
三角関数,指数関数・
対数関数及び微分と積
分における事象を数学
的に考察し表現した
り,思考の過程を振り
返り多面的・発展的に
考えたりすることなど
を通して,数学的な見
方や考え方を身に付け
ている。
時数
学習項目
第1章
10 式と証明
第1節
式と計算
4
10 第2節
等式・不等式
の証明
1
5
9
7
6
c.数学的な技能
d.知識・理解
式と証明,複素数と方
程式,図形と方程式,
三角関数,指数関数・
対数関数及び微分と積
分において,事象を数
学的に表現・処理する
仕方や推論の方法など
の技能を身に付けてい
る。
式と証明,複素数と方
程式,図形と方程式,
三角関数,指数関数・
対数関数及び微分と積
分における基本的な概
念,原理・法則などを
体系的に理解し,基礎
的な知識を身に付けて
いる。
学習内容(ねらい)および評価の観点
abcd
・3 次の乗法公式及び因数分解の公式を理
解する。
・二項定理やその利用法を理解する。
○○○
・整式の割り算の方法を理解する。
○○
・分数式の約分や四則計算の方法を理解
○
する。
・恒等式の意味や等式が恒等式であるた
めの条件を理解する。
・等式を証明する方法を理解する。
・不等式を証明する方法を理解する。
・相加平均と相乗平均の大小関係につい
て理解する。
○
○
○
○ 第1回
○ 実力テスト
○○
○○○○
○○○○
○
○○
第2章
複素数と
方程式
第1節
複素数と2次
方程式の解
・複素数の四則計算の方法を理解する。 ○
○
・2 次方程式の解の公式を理解する。
○
○
・2 次方程式の解の判別の仕方を理解す
○○
る。
・2 次方程式の解と係数の関係やその利用 ○ ○ ○
法を理解する。
第2節
高次方程式
・剰余の定理やその利用法を理解する。
○○○
・因数定理やその利用法を理解する。
○○
・高次方程式の解法を理解する。
○○○○
10
備考
○ 1学期
○ 中間考査
○
○
学期
月
6
時数
学習項目
第3章
13 図形と方程式
第1節
点と直線
1
7
9
第2節
円
9
8
第3節
軌跡と領域
2
10
第4章
15 三角関数
第1節
三角関数
11
9
9
12
第2節
加法定理
第5章
指数関数と
対数関数
第1節
指数関数
学習内容(ねらい)および評価の観点
abcd
・数直線上の 2 点間の距離や内分点・外
分点の座標を求めることができるよう
にする。
・平面上の 2 点間の距離や内分点・外分
点の座標を求めることができるように
する。
・三角形の重心の座標を求めることがで
きるようにする。
・与えられた条件を満たす直線の方程式
を求めることができるようにする。
・直線の方程式の一般形について理解す
る。
・2 直線の平行条件・垂直条件やその適用
の仕方を理解する。
・点と直線の距離を求めることができる
ようにする。
・与えられた条件を満たす円の方程式を
求めることができるようにする。
・円の方程式から中心と半径を求め,図
示することができるようにする。
・円と直線の共有点の座標を求めること
ができるようにする。
・円と直線の位置関係を調べる方法を理
解する。
・条件を満たす円の接線の方程式を求め
ることができるようにする。
・2 つの円の位置関係を調べる方法を理解
する。
・与えられた条件を満たす点の軌跡を求
めることができるようにする。
・不等式の表す領域を図示することがで
きるようにする。
・連立不等式の表す領域を図示すること
ができるようにする。
・領域を利用して 1 次式の最大値や最小
値を求める方法を理解する。
○○○○
○ ○ 1学期
期末考査
○○
○○○○
○○
○○○
○○○
○○○○
第2回
実力テスト
○○
○○
○○○○
○○○
○○
○○○○
○○○○
○○
2学期
中間考査
○○○○
・一般角について理解する。
・弧度法による角の表し方を理解する。
・扇形の弧の長さや面積を求めることが
できるようにする。
・一般角の三角関数について理解する。
・三角関数の相互関係や性質について理 ○
解する。
・三角関数のグラフがかけるようにする。 ○
・三角関数を含む方程式や不等式の解法
を理解する。
・三角関数の加法定理やその利用法を理 ○
解する。
・2 倍角の公式,半角の公式及びその利用 ○
法を理解する。
・三角関数の合成やその利用法を理解す
る。
○○
○○
○○
○○
○○○
○○○
○○○
○○○
○○○
○○○
・0 や負の整数の指数について理解する。 ○ ○ ○
・累乗根の定義や性質及び累乗根を含む
○○
式の計算方法を理解する。
・有理数の指数について理解する。
○○○○
・指数関数のグラフや性質を理解する。 ○
○○
・指数関数の性質を数の大小比較や方程
○○○
式・不等式の解法に活用できるようにす
る。
11
備考
2学期
期末考査
学期
2
月
時数
学習項目
10 第2節
12
対数関数
9
1
第6章
微分と積分
第1節
微分係数と
導関数
11 第2節
関数の値の
変化
3
2
3
11 第3節
積分法
学習内容(ねらい)および評価の観点
abcd
備考
・対数の定義について理解する。
○
○○
・対数の性質や底の変換公式の利用法を
○○○
理解する。
・対数関数のグラフや性質を理解する。 ○ ○ ○ ○
・対数関数の性質を数の大小比較や方程
○○○
式・不等式の解法に活用できるようにす
第3回
る。
・常用対数及びその利用法を理解する。
○ ○ ○ 実力テスト
・平均変化率の定義について理解する。
・極限値について理解する。
○
・微分係数の定義やその図形的意味を理
解する。
・導関数を求めることができるようにす ○
る。
・導関数を利用して,微分係数を求める
ことができるようにする。
・変数が x,y 以外の関数について,微分
できるようにする。
・与えられた条件を満たす接線の方程式 ○
を求めることができるようにする。
・導関数を用いて関数の増加・減少を調 ○
べることができるようにする。
・関数の極値を求めることができるよう
にする。
・3 次関数のグラフをかくことができるよ
うにする。
・関数の最大値や最小値を求めることが ○
できるようにする。
・グラフを利用して方程式の実数解の個 ○
数を調べたり,不等式を証明する方法を
理解する。
・不定積分を求めることができるように
する。
・定積分を求めることができるようにす ○
る。
・定積分と微分の関係について理解する。
・定積分を利用していろいろな図形の面 ○
積を求めることができるようにする。
○○
○
○○○
○○
○○○
○○
○○○
○○○
学年末考査
○○
○○○
○○○
○○○
○○○
○○○
○○
○○○
数学Ⅱ 授業時数 140(1学期46 + 2学期57 + 3学期37)
到達目標を達成できたか自己評価( )内は達成率
A(80%以上)
、
B(65%以上)
C(40%以上)
、
D(40%未満)
12
(次年度の課題)
「数学Ⅱ」シラバス(特進クラス・普通クラス数B選択)
教
科
科目名
対象学年
単位数
履修形態
数
学
数学Ⅱ
2
4
必修
教科書(発行所)
高等学校 新編数学Ⅱ
(第一学習社)
副教材(発行所)
スタディ数学Ⅱ
(第一学習社)
1.数学科の目標
数学的活動を通して、数学における基本的な概念や原理・法則の体系的な理解を深め、事象を数
学的に考察し表現する能力を高め、創造性の基礎を培うとともに、数学のよさを認識し、それらを
積極的に活用して数学的論拠に基づいて判断する態度を育てる。
2.数学Ⅱの目標
いろいろな式,図形と方程式,指数関数・対数関数,三角関数及び微分・積分の考えについて理
解させ,基礎的な知識の習得と技能の習熟を図り,事象を数学的に考察し表現する能力を養うとと
もに,それらを活用する態度を育てる。
3.科目の概要
(1) いろいろな式
(2) 複素数と方程式
(3) 図形と方程式
(4) 三角関数
(5) 指数関数・対数関数
(6) 微分と積分
①
①
①
①
①
①
式と計算
② 等式・不等式の証明
複素数と方程式の解
② 高次方程式
点と直線
② 円の方程式
③軌跡と領域
三角関数
②三角関数の加法定理
指数関数
②対数関数
微分係数と導関数
②関数の値の変化
③積分
4.到達目標
(1)3次の乗法公式や二項定理による展開及び3次の因数分解の公式を理解し,それらを用いて
式の展開や因数分解することができる。また,整式の除法や分数式の四則計算について理解
し,簡単な場合について計算することができる。等式や不等式が成り立つことを,それらの
基本的な性質や実数の性質などを用いて証明することができる。
(2)数を複素数まで拡張する意義を理解し,複素数の四則計算をすることができる。また,2次
方程式の解の種類の判別及び解と係数の関係について理解することができる。因数分解につ
いて理解し,簡単な高次方程式の解を因数分解などを用いて求めることができる。
(3)座標を用いて,平面上の線分を内分する点,外分する点の位置や2点間の距離を表すことが
できる。また,座標平面上の直線を方程式で表し,それを2直線の位置関係などの考察に活
用することができる。座標平面上の円を方程式で表し,それを円と直線あるいは2円の位置
関係などの考察に活用することができる。軌跡について理解し,簡単な場合について軌跡を
求めることができる。また,簡単な場合について,不等式の表す領域を求めたり領域を不等
式で表したりすることができる。
(4)角の概念を一般角まで拡張する意義や弧度法による角度の表し方について理解することがで
きる。三角関数とそのグラフの特徴について理解することができる。三角関数について,相
互関係などの基本的な性質を理解することができる。三角関数の加法定理を理解し,それを
用いて2倍角の公式などを導くことができる。
(5)指数を正の整数から有理数へ拡張する意義を理解することができる。指数関数とそのグラフ
の特徴について理解し,それらを事象の考察に活用すること。対数の意味とその基本的な性
質について理解し,簡単な対数の計算をすることができる。対数関数とそのグラフの特徴に
ついて理解し,それらを事象の考察に活用することができる。
13
(6)微分係数や導関数の意味について理解し,関数の定数倍,和及び差の導関数を求めることが
できる。また,微分係数や接線の方程式を求めることができる。導関数を用いて関数の値の
増減や極大・極小を調べ,グラフの概形をかくことができる。また,微分の考えを事象の考
察に活用することができる。不定積分及び定積分の意味について理解し,関数の定数倍,和
及び差の不定積分や定積分を求めることができる。定積分を用いて直線や曲線で囲まれた図
形の面積を求めることができる。
5.評価の方法
「定期考査」を素点基準にし、実力テスト、平時の授業での授業態度・発問評価・ノート確認・
課題プリント・小テストなどの評価を加味する。
評価の観点
a.関心・意欲・態度
式と証明,複素数と方
程式,図形と方程式,
三角関数,指数関数・
対数関数及び微分と積
分における論理や体系
に関心をもつととも
に,数学のよさを認識
し,それらを事象の考
察に積極的に活用して
数学的論拠に基づいて
判断しようとする。
学期
月
時数
1
4
7
学
期
7
5
b.数学的な見方や考
え方
式と証明,複素数と方
程式,図形と方程式,
三角関数,指数関数・
対数関数及び微分と積
分における事象を数学
的に考察し表現した
り,思考の過程を振り
返り多面的・発展的に
考えたりすることなど
を通して,数学的な見
方や考え方を身に付け
ている。
学習項目
1章
式と証明
1節
式と計算
2節
等式・不等式
の証明
2章
10 複素数と方程
式
1節
複素数と方程
式の解
8
2節
高次方程式
c.数学的な技能
d.知識・理解
式と証明,複素数と方
程式,図形と方程式,
三角関数,指数関数・
対数関数及び微分と積
分において,事象を数
学的に表現・処理する
仕方や推論の方法など
の技能を身に付けてい
る。
式と証明,複素数と方
程式,図形と方程式,
三角関数,指数関数・
対数関数及び微分と積
分における基本的な概
念,原理・法則などを
体系的に理解し,基礎
的な知識を身に付けて
いる。
学習内容(ねらい)および評価の観点
・3 次の乗法公式及び因数分解の公式を理
解する。
・二項定理やその利用法を理解する。
・整式の割り算の方法を理解する。
・分数式の約分や四則計算の方法を理解
する。
・恒等式の意味や等式が恒等式であるた
めの条件を理解す
る。
・等式を証明する方法を理解する。
・不等式を証明する方法を理解する。
・相加平均と相乗平均の大小関係につい
て理解する。
abcd
○
○○○○
○○○
○ ○ 第1回実力
テスト
○
○○
○○○○
○○○○
○
○○
・複素数の四則計算の方法を理解する。 ○
○
・2 次方程式の解の公式を理解する。
○
○
・2 次方程式の解の判別の仕方を理解す
○○
る。
○○○
・2 次方程式の解と係数の関係やその利用
法を理解する。
○
○
○
○ 1学期中間
考査
・剰余の定理やその利用法を理解する。
○○○
・因数定理やその利用法を理解する。
○○
・高次方程式の解法を理解する。
○○○○
14
備考
学期
月
時数
12
1
学
学習項目
3章
図形と方程式
1節
点と直線
期
7
6
2節
円の方程式
10 3節
軌跡と領域
7
2
4章
18 三角関数
1節
三角関数
期
abcd
備考
・数直線上の 2 点間の距離や内分点・外 ○ ○ ○ ○
分点の座標を求めることができるよう
にする。
○○
・平面上の 2 点間の距離や内分点・外分
点の座標を求めることができるように
○○
する。
○○○○
・三角形の重心の座標を求めることがで
きるようにする。
○○
・与えられた条件を満たす直線の方程式
○○○
を求めることができるようにする。
・直線の方程式の一般形について理解す
○○○
る。
・2 直線の平行条件・垂直条件やその適用
の仕方を理解する。
・点と直線の距離を求めることができる
ようにする。
・与えられた条件を満たす円の方程式を ○ ○ ○ ○
求めることができるようにする。
・円の方程式から中心と半径を求め,図
○○
示することができるようにする。
・円と直線の共有点の座標を求めること
○○
ができるようにする。
・円と直線の位置関係を調べる方法を理 ○ ○ ○ ○
解する。
○○○
・条件を満たす円の接線の方程式を求め
ることができるようにする。
○○
・2 つの円の位置関係を調べる方法を理解
する。
・与えられた条件を満たす点の軌跡を求 ○ ○ ○ ○
めることができるようにする。
・不等式の表す領域を図示することがで ○ ○ ○ ○
きるようにする。
○○
1学期期末
・連立不等式の表す領域を図示すること
ができるようにする。
○ ○ ○ ○ 考査
・領域を利用して 1 次式の最大値や最小
値を求める方法を理解する。
・一般角について理解する。
○○
・弧度法による角の表し方を理解する。
○○
・扇形の弧の長さや面積を求めることが
○○
できるようにする。
・一般角の三角関数について理解する。
○○
・三角関数の相互関係や性質について理 ○ ○ ○ ○
解する。
○○○○
・三角関数のグラフがかけるようにする。 ○ ○ ○
・三角関数を含む方程式や不等式の解法
を理解する。
9
8
学
学習内容(ねらい)および評価の観点
2節
三角関数の加
法定理
・三角関数の加法定理やその利用法を理 ○ ○ ○ ○ 第 2 回 実 力
解する。
○ ○ ○ ○ テスト
・2 倍角の公式,半角の公式及びその利用
○○○
法を理解する。
・三角関数の合成やその利用法を理解す
る。
15
学期
月
時数
7
2
学
期
学習項目
5章
指数関数・対数
関数
1節
指数関数
10
2節
12 対数関数
6章
10 微分と積分
1節
微分係数と
導関数
2節
11 16 関数の値の
変化
9 3節
積分
学習内容(ねらい)および評価の観点
abcd
・0 や負の整数の指数について理解する。
・累乗根の定義や性質及び累乗根を含む
式の計算方法を理解する。
・有理数の指数について理解する。
○
・指数関数のグラフや性質を理解する。 ○
・指数関数の性質を数の大小比較や方程
式・不等式の解法に活用できるようにす
る。
・対数の定義について理解する。
○
・対数の性質や底の変換公式の利用法を
理解する。
○
・対数関数のグラフや性質を理解する。
・対数関数の性質を数の大小比較や方程
式・不等式の解法に活用できるようにす
る。
・常用対数及びその利用法を理解する。
・平均変化率の定義について理解する。
・極限値について理解する。
○
・微分係数の定義やその図形的意味を理
解する。
○
・導関数を求めることができるようにす
る。
・導関数を利用して,微分係数を求める
ことができるようにする。
・変数が x,y 以外の関数について,微分 ○
できるようにする。
・与えられた条件を満たす接線の方程式
を求めることができるようにする。
・導関数を用いて関数の増加・減少を調 ○
べることができるようにする。
・関数の極値を求めることができるよう
にする。
・3 次関数のグラフをかくことができるよ ○
うにする。
・関数の最大値や最小値を求めることが ○
できるようにする。
・グラフを利用して方程式の実数解の個
数を調べたり,不等式を証明する方法を
理解する。
・不定積分を求めることができるように
する。
○
・定積分を求めることができるようにす
る。
○
・定積分と微分の関係について理解する。
・定積分を利用していろいろな図形の面
積を求めることができるようにする。
○○○
○○
○○○
○○
○ ○ ○ 2学期中間
考査
○○
○○○
○○○
○○○
○○○
○○
○
○○
○○○
○○
○
○○
○
○○
○○○
○○
○○○
○○○
○○○
○○○
○○○
○○
○○○
数学Ⅱ 授業時数 140(1学期71 + 2学期69)
12月~3月は数学 B を実施
到達目標を達成できたか自己評価( )内は達成率
A(80%以上)
、
B(65%以上)
C(40%以上)
、
D(40%以上)
16
備考
(次年度の課題)
「数学 B」シラバス(特進クラス・普通クラス選択)
教
科
科目名
対象学年
数
学
数学 B
2
単位数
2
履修形態
必修
教科書(発行所)
高等学校 新編数学 B
(第一学習社)
副教材(発行所)
スタディ数学 B
(第一学習社)
1.数学科の目標
数学的活動を通して、数学における基本的な概念や原理・法則の体系的な理解を深め、事象を数学的
に考察し表現する能力を高め、創造性の基礎を培うとともに、数学のよさを認識し、それらを積極的に
活用して数学的論拠に基づいて判断する態度を育てる。
2.数学 B の目標
確率分布と統計的な推測,数列又はベクトルについて理解させ,基礎的な知識の習得と技能の習熟を
図り,事象を数学的に考察し,表現する能力を伸ばすとともに,それらを活用する態度を育てる。
3.科目の概要
(1) 平面上ベクトル
① ベクトルとその演算 ② 平面図形とベクトル
(2) 空間のベクトル
① 空間のベクトル
(3) 数列
① 等差数列と等比数列 ② いろいろな数列 ③ 漸化式と数学的帰納法
(4) 確率分布と統計的な推測
① 確率分布
② 統計処理
4.到達目標
(1)ベクトルの意味,相等,和,差,実数倍,ベクトルの成分表示,ベクトルの内積及びその基本的
な性質について理解すること。また、位置ベクトル及びベクトルの内積を平面図形の性質などの
考察に活用すること。
(2)座標及びベクトルの考えが平面から空間に拡張できることを知ること。
(3)等差数列と等比数列について理解し,それらの一般項及び和を求めること。また、いろいろな数
列の一般項や和について,その求め方を理解し,事象の考察に活用すること。また、漸化式につ
いて理解し,簡単な漸化式で表された数列について,一般項を求め,漸化式を事象の考察に活用
すること。また,数学的帰納法について理解し,それを用いて簡単な命題を証明するとともに,
事象の考察に活用すること。
(4)確率変数及び確率分布について理解し,確率変数の平均,分散及び標準偏差を用いて確率分布の
特徴をとらえること。また、二項分布や正規分布について理解し,二項分布が正規分布で近似で
きることを知ること。また,それらを事象の考察に活用すること。また、標本調査の考え方につ
いて理解し,標本を用いて母集団の傾向を推測できることを知ること。また,母平均の統計的な
推測について理解し,それを事象の考察に活用すること。
5.評価の方法
「定期考査」を素点基準にし、実力テスト、平時の授業での授業態度・発問評価・ノート確認・課題
プリント・小テストなどの評価を加味する。
17
評価の観点
a.関心・意欲・態度
b.数学的な見方・考
c.表現・処理
え方
数列,ベクトル,確率 数列,ベクトル,確率 数列,ベクトル,確率
分布又は統計処理にお 分布又は統計処理にお 分布又は統計処理にお
ける論理や体系に関心 ける事象を数学的に考 いて,事象を数学的に
をもつとともに,数学 察し表現したり,思考 表現・処理する仕方や
のよさを認識し,それ の過程を振り返り多面 推論の方法などの技能
らを事象の考察に積極 的・発展的に考えたり を身に付けている。
的に活用して数学的論 す る こ と な ど を 通 し
拠に基づいて判断しよ て,数学的な見方や考
うとする。
え方を身に付けてい
る。
学期 月 時数
学習項目
学習内容(ねらい)および評価の観点
4
5
数学Ⅱ
1
6
7
9
10
数学Ⅱ
2
11
10
2
12
7
7
3
1
10
d.知識・理解
数列,ベクトル,確率
分布又は統計処理にお
ける基本的な概念,原
理・法則などを体系的
に理解し,基礎的な知
識を身に付けている。
abcd
1 章 平 面 上 ・ベクトルの意味について理解する。
○
のベクトル
・ベクトルの加法,減法,実数倍とその
性質について理解する。
1 節 ベ ク ト ・ベクトルの成分と成分による演算やベ
ルとその演算
クトルの大きさについて理解する。
・ベクトルの内積とその性質について理
解する。
2 節 平 面 図 ・位置ベクトルの意味や線分の内分点・
形とベクトル
外分点の位置ベクトルについて理解す
る。
○
・位置ベクトルを用いて,平面図形の性 ○
質を調べる。
・ベクトル方程式の意味,及び直線や円
のベクトル方程式を理解する。
2章 空間の ・座標空間の意味を理解し,座標平面に
ベクトル
平行な平面の方程式について理解する。
・空間におけるベクトルの演算について,
1節 空間の
平面上のベクトルの場合と同様の法則
ベクトル
が成り立つことを理解する。
・空間におけるベクトルの成分や成分に
よる演算,2点間の距離などについて理 ○
解する。
・空間におけるベクトルの内積,ベクト ○
ルの垂直を理解する。
・空間における位置ベクトルを理解し, ○
空間図形の性質を調べる。
・球面の方程式について理解する。
3章 数列
・数列の概念及び用語の意味を理解する。 ○
1節 等差数列 ・等差数列の意味及び一般項を理解する。
と等比数列
・等差数列の和の公式を理解する。
・等比数列の意味及び一般項を理解する。
・等比数列の和の公式を理解する。
18
備考
○
○○
○ 第2回実力
テスト
○○
○
○
○
○
○○
○
○ 第3回実力
テスト
○○
○○
○○
○○
○
○
○○
○
○○
8
6
2 節 い ろ い ろ ・自然数の 2 乗の和の求め方を理解する。 ○
な数列
・記号Σの意味,性質,公式を理解する。 ○ ○ ○
・階差数列について理解する。
○
○
・分数の数列の和や和が与えられた数列の ○
○○
一般項を求めることを理解する。
3節 漸化式と ・漸化式から一般項を求めることを理解
数学的帰納法
する。
・数学的帰納法の考え方を理解する。
○○
○
○
2
14
3
4章 確率分
布と統計的
な推測
・確率変数,確率分布などについて理解
し,確率分布を表で表すことができるよ
うにする。
・確率変数の平均,分散,標準偏差の意
1節 確率分布
味を理解し,これらを求めることができ
るようにする。
・分散を求める簡便な計算式について理
解する。
・確率変数Xが与えられたときに,確率
変数aX+bの平均,分散,標準偏差な
どを求めることができるようにする。
・2つの確率変数X,Yについての同時
確率分布表を理解する。
・確率変数の和の平均,独立な確率変数
の積の平均,独立な確率変数の和の分散
について理解する。
・二項分布について理解し,具体的な問
題について,二項分布を求めることがで
きるようにする。
・二項分布の平均と標準偏差について理
解し,これらを求めることができるよう
にする。
・確率変数Xが近似的に二項分布にした
がうとみなせる場合があることを理解
する。
・連続的な確率変数と確率密度関数につ
いて理解する。
・確率密度関数が簡単な式で表された場
合について,連続的な確率分布の確率を
求めることができるようにする。
・正規分布について理解する。
・標準正規分布の確率を求めることがで
きるようにする。
・確率変数を標準化し,標準正規分布表
を用いて,正規分布の確率が求められる
ようにする。
・身近な統計的問題に正規分布を適用し
て解けるようにする。
・二項分布と正規分布の関係を理解し,
正規分布表を用いて,二項分布の確率が
求められるようにする。
19
○○
○○
○○
○○
○
○
○○○
○○
○○
○○
○
○○
○
○○
○○
○
○
○○○
3学期学年
末考査
8
2節
統計処理
・標本調査の意義を理解し,乱数表を用
いて,無作為標本を抽出できるようにす
る。
・復元抽出と非復元抽出を理解する。
・母集団における変数の分布を確率分布
としてとらえることを理解する。
○
・標本平均の確率分布を求めることがで
きるようにする。
○
・標本平均の平均,標準偏差について理 ○ ○
解する。
・標本平均の確率分布と正規分布との関 ○ ○
係を理解する。
・母平均を標本平均によって推定する考
え方を理解し,母平均を推定することが
できるようにする。
・母比率を推定することができるように
する。
数学 B 授業時数 70(2学期 + 3学期 )
到達目標を達成できたか自己評価( )内は達成率
A(80%以上)
、
B(65%以上)
C(40%以上)
、
D(40%以上)
20
(次年度の課題)
○○
○
○
○
○○
○
○
○○
平成 2 7年度【物理 基礎】 シラバス
教科
理科
科目名
物理Ⅰ
対象学年
2
単位数 履修形態
2
選択
教科書(発行所)
東京書籍
1.理科の目標
自然に対する関心や探求心を高め、観察、実験などを行い、科学的に探求する能力と
態度を育てるとともに自然の事物・現象についての理解を深め、科学的な自然現象を育
成する。
2.物理基礎の目標
自然に対する関心や探求心を高め、物理学的に探求する能力と態度を育てるとともに
基本的な概念や原理・法則を理解し、科学的自然観を育成する。
3.科目の概要
物体の運動とエネルギー、さまざまな物理現象とエネルギー、について学習する。
4.到達目標
①物理学が日常生活や社会とどのように関連しているかを知り、物体の運動と様々なエネ
ルギーへの関心を高める。
② 目 的 意 識 を 持 っ て 観 察 ・実 験 な ど を 行 い 、 物 理 的 に 探 求 す る 能 力 と 態 度 を 身 に つ け る 。
③ 物 理 学 の 基 本 的 な 概 念 や 原 理 ・法 則 を 理 解 し 、 科 学 的 な 見 方 や 考 え 方 を 身 に つ け る 。
④科学技術の在り方やエネルギー問題について市民が意志決定するために必要な、科学的
な知識、能力、態度を身につける。
5.評価の観点
自然現象への関心・意欲があり科学的な思考ができているか。
観察・実験の技能や表現ができているか。
物理の原理や法則を理解し、自然への知識・理解が身に付いているか。
6.成績評価の方法
定 期 テ ス ト 、ノ ー ト 、実 験 実 習 、レ ポ ー ト 、授 業 の 態 度 等 で 総 合 的 に 判 断 し 評 価 す る 。
7.使用教材
① 教 科 書 名 ( 会 社 名 ): 新 編 物 理 基 礎 ( 東 京 書 籍 )
② 副 教 材 ( 会 社 名 ): ニ ュ ー ア チ ー ブ 新 編 物 理 基 礎 ( 東 京 書 籍 )
8.履修上の注意
特になし
備考
学
学習内
期
容
月
学習のねらい
(時 間 )
1学習活動
考
及び特記事
査
2副教材の
使用など
1編
物体の
運動と
エネル
ギー
1章
直線運
動の世
界 (8 )
4
5
・物体の運動を変位ー時間のグラ
フや、速度ー時間のグラフで表す
ことを通して、変位や速度などの
運動の基本的な表し方について理
解する。
・等速直線運動の合成速度や相対
速度について理解する。
・加速度について理解し、グラフ
21
歩く速さを
求めよう
観察実験1
等速直線運
動
実験2
等加速度直
範
囲
1
学
期
中
間
テ
評価の観点の
ポイント
関 思 観 知
心 考 察 識
・ ・ ・ ・
意 判 実 理
欲 断 験 解
・ ・ の
態 表 技
度 現 能
○
○
○
○
○
○
○
や式で物体の運動を分析できる。
1
学
期
2章
力と運
動の法
則 (13)
6
7
・力をベクトルで表す方法を理解
し、力のつりあう
・力の合成や分解をベクトルで扱
えるようになる。
・ 慣 性 の 法 則 、運 動 の 第 二 法 則 、作
用反作用の法則について理解す
る。
・落下運動の特徴、物体に働く力
と運動の関係について理解し、落
下 運 動 、水 平 投 射 、斜 方 投 射 に つ い
て式を使って扱えるようになる。
線運動
観察実験3
力学台車の
衝突実験
観察実験4
重力加速度
(モンキーハンティン
グ)実 験
3章
日常に
潜む力
(3 )
4章
仕事と
エネル
ギー
(9 )
9
10
2
学
期
探求活
動 (3 )
2編
様々な
物理現
象とエ
ネルギ
ー
1章
熱 (6 )
11
・ 摩 擦 力 、液 体 や 気 体 か ら 受 け る
力 (圧 力 、浮 力 、抵 抗 力 )を 理 解 し 、
それがはたらく運動を分析でき
る。
・仕事の定義、仕事の原理と仕事
率について理解する。
・エネルギーの意味の理解と、位
置エネルギーと運動エネルギーの
表し方を理解する。
・力学的エネルギー保存の法則を
仕事と関連づけて理解し、いろい
ろな運動についてこの法則で分析
できる。
・運動とエネルギーの探求活動で
物理学的に探求する能力を高める
・原子や分子の熱運動と温度の関
係を定性的に理解する。
・原子や分子の熱運動を物質の三
態 変 化 、絶 対 温 度 、及 び 潜 熱 に つ い
て理解する。
・ 熱 量 、熱 容 量 、比 熱 、及 び 熱 量 の
保存を理解する。
・ 仕 事 と 熱 の 変 換 、内 部 エ ネ ル ギ
ー 、熱 力 学 第 1 法 則 を 学 び 、 熱 と
エネルギーの関係を理解する。
・ 熱 機 関 と そ の 熱 効 率 、及 び そ の
不 可 逆 変 化 を 学 び 、エ ネ ル ギ ー の
有効利用について理解を深める。
2章
波 (10)
12
・ 波 の 性 質 を 理 解 し 、波 長 、振 動 数
波の速さを量的に扱える。
・縦波と横波の違いを理解する。
波 の 速 さ 、波 長 、周 期 や 振 動 数 を 理
解する。
・ 波 の 独 立 性 、重 ね 合 わ せ の 原 理 、
反射を学び、定常波ができるしく
みが理解できる。
22
ス
ト
1
学
期
末
テ
ス
ト
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
観察実験5
最大摩擦力
と垂直抗力
仕事率を比
べよう
観察実験6
運動エネル
ギーと仕事
観察実験7
振り子の運
動
2
学
期
中
間
テ
ス
ト
探求1~4
から選択
観察実験8
ブラウン運
動
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
ドライアイ
スを液体に
しよう
○
○
○
○
○
○
観察実験9
発火実験
物理学が拓
く世界
・衛生や道
路 ナビと 未
来の自動車
2
学
期
末
テ
ス
ト
○
○
○
○
○
○
長縄で波を
つくろう
ウェーブマ
シンの実験
○
観 察 実 験 10
定常波の実
験
○
○
○
○
○
3章
電気
(10)
1
2
3
学
期
4章
エネル
ギー
(5 )
探求活
動 (3 )
・ 音 波 の 性 質 、う な り 、固 有 振 動 、
共 振 、共 鳴 を 学 び 、楽 器 の 原 理 を 理
解する。
・静電気や電流を電子の移動で理
解 で き 、電 荷 や 電 流 を 定 量 的 に 扱
える。
・ 物 質 の 電 気 抵 抗 を 理 解 し 、導 体 、
半 導 体 、絶 縁 体 の 区 別 が 解 り 、 複
数の抵抗の合成抵抗を求めること
ができる。
・ 電 気 エ ネ ル ギ ー に つ い て 、電 力 、
電力量が計算できる。
・ 右 ね じ の 法 則 、フ レ ミ ン グ の 左
手の法則を理解する。
・モーターの原理が理解でき、モ
ーターと発電機をエネルギー変換
から理解できる。
・交流と直流の違いを知り、送電
の交流の利点を知る。
・ 交 流 と 電 磁 波 を 学 び 、現 代 社 会
の光やいろいろな電磁波の利用を
知る。
・利用可能な様々なエネルギーの
特性や利用を理解する。
・原子力発電や医療などの放射線
と原子力の利用とリスクを知り、
理解を深める。
・将来直面するエネルギー問題に
ついて関心を持ち、解決に必要な
科学的理解を深める。
・様々な物理現象とエネルギーに
関する探求活動を通して、理解を
深めると共に、物理学的に探求す
る能力を高める。
23
実 験 11
気柱の共鳴
○
静電気を発
生させてみ
よう
実 験 12
電気抵抗の
実験
モーターを
作ろう
観 察 実 験 13
赤外線の観
察
変圧器
光ディスク
実 験 観 察 14
放射線の観
測
探 求 5 ~ 10
の中から選
択
○
○
○
○
○
○
学
年
末
テ
ス
ト
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
「地学基礎」シラバス
教科
科目名
対象学年
単位数
履修形態
教科書(発行所)
理科
地学基礎
2
2
必修
地学基礎(啓林館)
1. 理科の目標
(1)自然の事物・現象に対する関心や探求心を高める。
(2)目的意識を持って観察、実験などを行い、科学的に探求する能力と態度を育てる。
(3)自然の事物・現象についての理解を深め、科学的な自然観を育成する。
2. 生物基礎の目標
(1)日常生活や社会との関連を図りながら地球や地球を取り巻く環境への関心をたかめる。
(2)目的意識をもって観察、実験などを行い、地学的に探究する能力と態度を育てる。
(3)地学の基本的な概念や原理・法則を理解させ、科学的な見方や考え方を養う。
3. 科目の内容
(1)宇宙における地球
宇宙の誕生と地球の形成について観察、実験などを通して探求し、宇宙と惑星としての地球の特徴を理解
させる。
(2)変動する地球
変動する地球について観察、実験などを通して探求し、地球がプレートの運動や太陽の放射エネルギーに
よって変動してきたことを理解させる。また、地球の環境と人間生活とのかかわりについて理解させる。
4. 到達目標
上記 3.(1)~(3)の内容について8割以上定着し、それを説明することができる。
5. 評価の観点
(1)自然現象への関心・意欲・態度・・・・・授業内容に対し前向きに学習しているか。
(2)科学的な思考・・・・・・・・・・・・・実験ノートの考察などをまとめられるか。
(3)観察・実験・実習の技能・表現・・・・・観察・実験・実習時の操作は正しいか、結果の表し
方などを工夫しているか。
(4)自然現象への知識・理解 ・・・・・・・授業内容を理解し、知識として身に付いているか。
6. 成績評価の方法
成績評価は以下の項目を総合的に判断して行う。
①定期テスト ②小テスト ③ノート、提出物の内容 ④授業中の様子、態度 ⑤出席状況
7. 使用教材
教科書名(会社名)
: 地学基礎(啓林館)
副 教 材(会社名)
: ニューステップアップ 地学基礎(東京書籍)
8. 履修上の注意
2 年生は地学基礎・物理基礎を選択必修
24
9.年間指導計画及び授業進度予定
学
月
単元
指導内容・指導項目等
期
1
学
時
指導目標
数
4
第1部:固体地球とその変動
第 1 章地球
期
5
5
・地球の概観
地球の形と大きさ、内部構造を理解
・地球の内部構造
する
・プレートと地球の活動
第 2 章活動する地球
6
プレートの分布と運動、それに
・地震
伴う大地形の形成について理科
・火山活動と火成岩
する。
火山活動と地震発生の仕組みに
6
7
ついて理解する
地層が形成される仕組みと地質
第2部:移り変わる地球
・堆積岩
第 1 章地球史の読み方
・地質構造
構造について、古生物の変遷と
・地球の歴史
地球環境の変化について理解す
る
7
・先カンブリア時代
第 2 章地球と生命の進化
2
9
・顕生代
1 学期授業時数合計
24
8 大気圏の構造と天気の変化、水
・大気圏
学
第 1 章大気の構造
・水と気象
期 10
第 2 章太陽放射と大気・海洋
・地球のエネルギー収支
12
生命の進化、環境の変化につい
て理解する。
第3部:大気と海洋
11
6
の関わりについて理解する。
8
地球全体の熱収支、
、大気・海洋の動
・大気の大循環
き、地球規模の熱輸送について理解
・海水の循環
する。
第 3 章日本で見られる季節の気 ・冬から春の天気
象
・夏から秋の天気
第4部:宇宙の構成
・太陽系の天体
第 1 章太陽系と太陽
・太陽系の誕生
8
日本における季節変化の特徴を理解
する。
5
太陽系のいろいろな天体の構造
と、その誕生について理解する。
・太陽
2 学期授業時数合計
3
1
第 2 章恒星としての太陽の進化 ・太陽と恒星
学
7
第 3 章銀河系と宇宙
太陽表面の現象と太陽のエネルギー
・太陽の誕生と進化
源及び恒星としての太陽の進化を理
・銀 河 系 と ま わ り の 銀 6
解させる。
宇宙の誕生と銀河の分布につい
期
2
29
河
て理解させる。
・宇宙の姿
3
第 5 部:自然との共生
・地球環境と人類
地球環境の変化を科学的に考察
・日本の自然災害と防災
する。日本の自然環境を理解し、
・人間生活と地球環境の
自然環境と人間生活との関わり
変化
到達目標を達成できたか 自己評価
4
について考察する。
3 学期授業時数合計
<次年度の課題>
17
年間授業時数
70
A(80 %以上) B(65 %以上)
C(40 %以上) D(40 %未満)
25
「化学」シラバス
教 科 科 目 名 対象学年 単 位 数 履修形態
理 科
化学
2
4
選択
教科書(発行所)
「新編化学」東京書籍 (2 東書 化学302)
1 理科の目標
自然の事物・現象に対する関心や探究心を高め、目的意識をもって観察、実験などを行い、科学的に探究する能
力と態度を育てるとともに自然の事物・現象についての理解を深め、科学的な自然観を育成する。
2 化学の目標
化学的な事物・現象に対する探究心を高め、目的意識をもって観察、実験などを行い、化学的に探究する能力と
態度を育てるとともに、化学の基本的な概念や原理・法則の理解を深め、科学的な自然観を育成する。
3 科目の概要
(1) 物質の状態・・・・物質の状態と変化、溶液の性質、固体の構造
(2) 化学反応とエネルギー・・・・化学反応と熱・光、電池と電気分解
(3) 化学反応の速さと平衡・・・・化学反応の速さ、化学平衡、電解質水溶液の平衡
(4) 無機物質・・・・非金属元素、典型金属元素、遷移元素
(5) 有機化合物・・・・有機化合物の基礎、脂肪族化合物、芳香族化合物、有機化合物と人間生活
(6) 天然高分子化合物・・・・天然高分子化合物、合成高分子化合物、高分子化合物と人間生活
4 到達目標
(1) 気体、液体、固体の性質を観察、実験などを通して探究し、物質の状態変化、状態間の平衡、溶解平衡及び溶
液の性質について理解させるとともに、それらを日常生活や社会と関連付けて考察できるようにする。
(2) 化学反応に伴うエネルギーの出入り、反応速度及び化学平衡を観察、実験などを通して探究し、化学反応に
関する概念や法則を理解させるとともに、それらを日常生活や社会と関連付けて考察できるようにする。
(3) 無機物質の性質や反応を観察、実験などを通して探究し、元素の性質が周期表に基づいて整理できることを
理解させるとともに、それらを日常生活や社会と関連付けて考察できるようにする。
(4) 有機化合物の性質や反応を観察、実験などを通して探究し、有機化合物の分類と特徴を理解させるとともに、
それらを日常生活や社会と関連付けて考察できるようにする。
(5) 高分子化合物の性質や反応を観察、実験などを通して探究し、合成高分子化合物と天然高
分子化合物の特徴を理解させるとともに、それらを日常生活や社会と関連付けて考察でき
るようにする。
5 評価の観点
(1)関心・意欲・態度
(2)思考・判断
(3)観察・実験の技能・表現
(4)知識・理解
6 成績評価の方法
成績評価は以下の項目を総合的に判断して行う。
① 定期テスト
② 実験ノート、ファイル・レポートなどの提出物の内容
③ 小テスト
④ 授業中の様子、態度
7 使用教材
副教材:ニューサポート新編化学
8 履修上の注意
1年次に化学基礎を履修・習得すれば、2年次に化学を選択することができる。
26
評価の観点
のポイント
学
期
/
月
第
1
学
期
4
月
学習内容
第1編 物質の状態
1章 物質の状態と変化
・状態変化(4h)
物質の状態と熱運動
三態変化と熱エネルギー
分子間力と融点・沸点
気体の圧力
蒸発と蒸気圧
○蒸気圧の性質
・気体の性質(6h)
ボイル・シャルルの法則
〔観察実験1〕
「ボイルの法則を検証する実験
」
気体の状態方程式
○揮発性物質の分子量測定
混合気体の圧力
○水上置換により捕集した気体
の圧力
理想気体と実在気体
○状態図
〔探究1〕
「シャルルの法則を検証する」
2章 溶液の性質
・溶解平衡(5h)
溶解と溶液
○電解質と非電解質
○液体どうしの溶解
固体の溶解度
気体の溶解度
5
月
・希薄溶液の性質(4h)
沸点上昇
凝固点降下
○冷却曲線
○溶質の分子測定量
浸透圧
○浸透圧を利用した分子量測定
・コロイド(3h)
コロイド粒子
〔観察実験2〕
「水酸化鉄(Ⅲ)コロイド溶液
のつくり方」
○コロイドの分類
学習のねらい
・熱運動と拡散、物質の三態と状態変化
・水の状態変化とエネルギー、融解熱、蒸発熱
・分子間力の意味と水素結合
・分子の運動と圧力、圧力の単位と大気圧
・熱運動と蒸発、気液平衡、蒸気圧と蒸気圧曲線、沸騰、沸
点と大気圧
・一定温度での体積変化と蒸気圧
関
心
・
意
欲
・
態
度
思
考
・
判
断
・
表
現
観
察
・
実
験
の
技
能
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
知
識
・
理
解
○
○
○
・ボイル・シャルルの法則と絶対温度、絶対零度
・〔観察実験1〕を通じてボイルの法則をより深く理解する
・気体の状態方程式と気体定数、気体の分子量
・揮発性物質を用いて状態方程式から分子量を求める
・分圧の意味とドルトンの分圧の法則
・水上置換により捕集した気体の圧力と水の蒸気圧
・理想気体と実在気体との違い(分子の体積と分子間力)
・水と二酸化炭素の状態図、状態間の境界線の意味、三重点、
臨界点
・〔探究1〕を通じてシャルルの法則を検証する
・イオン結晶・分子結晶の溶解と水和、水和イオン、物質の極
性と溶解、溶液の質量%濃度、モル濃度、質量モル濃度
・電解質と電離、非電解質
・液体どうしの溶解と極性
・飽和溶液と溶解平衡、溶解度と溶解度曲線、再結晶
・気体の溶解度とヘンリーの法則
・蒸気圧降下と沸点上昇、沸点上昇度とモル濃度の関係、モ
ル沸点上昇
・凝固点降下度と質量モル濃度、モル凝固点降下、電解質溶
液と沸点上昇、凝固点降下
・過冷却と冷却曲線
・凝固点降下度から溶質の分子量を求める
・浸透現象、浸透圧とファントホッフの法則、浸透圧と気体
の状態方程式
・ファントホッフの法則を用いて溶質の分子量測定
○
・コロイド粒子とコロイド溶液、ゾルとゲル
・〔観察実験2〕を通じて水酸化鉄(Ⅲ)コロイド溶液のつく
り方を習得する
・分散質と分散媒、分散コロイド、分子コロイド、会合コロ
27
○
コロイド溶液の性質
疎水コロイドと親水コロイ
ド
〔探究2〕
「溶液の凝固点降下の測定と質
量モル濃度」
〔探究3〕
「コロイドの性質」
3章 固体の構造
・固体と結晶(1h)
結晶の種類と性質
・結晶の構造(4h)
金属結晶の構造
〔観察実験3〕
「金属結晶のモデルをつくろう
」
イオン結晶の構造
共有結合の結晶の構造
分子結晶の構造
○氷の結晶
アモルファス(非晶質)
〔探究4〕
「イオン半径を求めてみよう」
第2編 化学反応とエネルギー
1章 化学反応と熱・光
・反応熱と熱化学方程式(3h)
化学変化と熱の出入り
〔観察実験4〕
「発熱反応と吸熱反応」
熱化学方程式
反応熱の種類
6
月
・ヘスの法則(4h)
熱量
ヘスの法則
○水酸化ナトリウムの溶解熱の
求め方
ヘスの法則の応用
○生成熱と反応熱
結合エネルギー
結合エネルギーと反応熱
・光とエネルギー(1h)
化学発光
光合成
〔観察実験5〕
「ルミノールの化学発光」
〔探究5〕
「ヘスの法則を検証する」
2章 電池と電気分解
・電池(4.5h)
イオン化傾向と電池
○酸化・還元と金属のイオン化
傾向
イド
・チンダル現象、ブラウン運動、透析、電気泳動、コロイド
粒子の帯電
・凝析、疎水コロイド、塩析、親水コロイド、保護コロイド
・〔探究2〕を通じて凝固点降下度と質量モル濃度との関係を
調べる
・〔探究3〕を通じてコロイド溶液の性質を調べる
・結晶と非晶質(アモルファス)、化学結合とイオン結晶・
金属結晶・共有結合の結晶、単位格子
○
・体心立方格子、面心立方格子、六方最密構造、充塡率、単
位格子の一辺の長さと原子半径
○
○
○
○
・〔観察実験3〕を通じて金属結晶の構造を理解する
・塩化ナトリウムと塩化セシウムの構造
・ダイヤモンド・黒鉛・ケイ素・二酸化ケイ素の構造
・ドライアイス・ヨウ素・氷の構造
・氷の結晶の特異性
・ガラスの性質と構造
・〔探究4〕を通じてイオン結晶の密度と式量からイオン半径
を求める
・熱量、反応熱、発熱反応、吸熱反応
・〔観察実験4〕を通じて発熱反応と吸熱反応を理解する
○
○
○
○
○
・熱化学方程式の書き方とその意味
・燃焼熱、中和熱、生成熱、溶解熱、融解熱・蒸発熱
・比熱容量と熱量の求め方
・反応熱とヘスの法則(総熱量保存の法則)
・発砲ポリスチレン容器を用いた溶解熱の測定方法
○
○
・直接測定できにくい反応熱をヘスの法則を用いて求める
・反応熱と反応に関係する物質の生成熱との関係
・分子内の共有結合のエネルギー
・反応熱と反応に関係する物質の結合エネルギーとの関係
・反応熱が光エネルギーとして現れる反応
・光合成と光エネルギー
・〔観察実験5〕を通じて化学発光について理解を深める
○
○
○
○
・〔探究5〕を通じてヘスの法則を検証する
・金属のイオン化傾向と電池の正極・負極、起電力
・金属のイオン化列と酸化還元性
28
○
ダニエル電池
○ボルタ電池
実用電池
〔観察実験6〕
「鉛蓄電池をつくってみよう」
燃料電池
〔観察実験7〕
「燃料電池で発電してみよう」
●いろいろな実用電池
・水溶液の電気分解(3.5h)
電気分解のしくみ
○電池と電気分解の違い
水の電気分解
〔観察実験8〕
「電気分解をしてみよう」
電気分解により電極が溶け
る場合
銅の製造
●水溶液の電気分解
水酸化ナトリウムの製造
アルミニウムの製造
電気分解の法則
〔探究6〕
「ダニエル電池の反応を調べ
る」
〔探究7〕
「電気分解の量的関係を調べる
」
第3編 化学反応の速さと平衡
1章 化学反応の速さ
・反応の速さ(1.5h)
速い反応と遅い反応
反応速度の表し方
・反応速度を変える条件(3.5h)
反応速度と濃度
反応速度と温度
7
月
反応速度と触媒
触媒の種類とその利用
〔観察実験9〕
「触媒の作用を調べる」
反応速度と他の条件
・反応のしくみ(2h)
活性化状態と活性化エネル
ギー
温度と活性化エネルギー
触媒と活性化エネルギー
〔探究8〕
「温度と反応速度の関係を調べ
る」
・ダニエル電池の構造と反応、正極・負極活物質
・ボルタ電池の構造と反応、分極
・一次電池、二次電池、マンガン乾電池、アルカリマンガン
乾電池、鉛蓄電池、放電と充電
・〔観察実験6〕を通じて鉛蓄電池を製作し使用してみる
・水素・酸素によるリン酸電解液を用いる燃料電池
・〔観察実験7〕を通じて燃料電池のはたらきを理解する
・一次電池と二次電池の具体例と構造、反応
・電気分解と陰極・陽極、塩化銅(Ⅱ)水溶液の電解
・自発的な酸化還元反応と外部エネルギーによる酸化還元反
応
・水の電気分解としての水酸化ナトリウム水溶液と希硫酸の
電解
・〔観察実験8〕を通じて水溶液の電解を行い理解を深める
○
○
○
○
○
・電解により陽極が溶解する場合
・銅の電解精錬、粗銅と純銅
・電気分解の原理(酸化還元反応)、電気分解の実例
・イオン交換膜法による水酸化ナトリウムの製造
・アルミニウムの製造と融解塩電解
・ファラデーの電気分解の法則、ファラデー定数
・〔探究6〕を通じてダニエル電池を製作し使用する
・〔探究7〕を通じて電気分解の電気量と生成する物質との量
的関係を調べる
・速い反応と遅い反応とその例
・反応速度の表し方、反応物または生成物の濃度の時間変化
、反応速度と反応式の係数との関係
○
○
・反応物の濃度と反応速度の大きさ、反応速度式と反応速度
定数、反応速度式と反応式の関係
・温度と反応速度の大きさ(10K上昇すると反応速度は2~3
倍になることが多い)
・触媒の有無と反応速度の大きさ
・均一触媒と不均一触媒、触媒のはたらき方、触媒の工業的
応用
・〔観察実験9〕を通じた触媒の作用の観察
○
○
○
○
・固体の表面積と反応速度、光と反応速度
・活性化状態と活性化エネルギー、活性化エネルギーの大き
さと反応速度
・温度と活性化エネルギー以上のエネルギーをもつ分子数の
関係
・触媒による活性化エネルギーの減少
・〔探究8〕を通じて温度と反応速度の関係を調べる
29
○
第
2
学
期
9
月
2章 化学平衡
・可逆反応と化学平衡(3h)
可逆反応と不可逆反応
化学平衡
化学平衡の法則
○固体の関与する平衡
・平衡の移動(5h)
平衡移動の原理
濃度平衡と平衡の移動
圧力変化と平衡の移動
温度変化と平衡の移動
触媒と化学平衡
〔観察実験10〕
「平衡の移動を調べてみよう」
ルシャトリエの原理の化学
工業への応用
〔探究9〕
「平衡の移動を調べる」
3章 電解質水溶液の平衡
・電離平衡(3h)
電解質と電離度
弱酸の電離平衡
弱塩基の電離平衡
・水の電離平衡とpH(3h)
水の電離平衡
pHの表し方
・塩と化学平衡(3.5h)
塩の加水分解
緩衝液
○◎緩衝液のpH
〔観察実験11〕
「緩衝液の性質を調べよう」
○◎加水分解定数
○塩の溶解度積
〔探究10〕
「酢酸の濃度と電離定数の関係
を調べる」
10
月
第4編 無機物質
1章 非金属元素
・水素と希ガス(1h)
元素の分類と周期表
水素
希ガス
・ハロゲンの単体と化合物(2h)
ハロゲンの単体
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
・正反応と逆反応、可逆反応と不可逆反応
・化学平衡と平衡状態の意味
・化学平衡の法則と平衡定数
・固体が関与する反応の平衡定数
・濃度、圧力、温度の変化と平衡移動、ルシャトリエの原理
(平衡移動の原理)
・濃度変化による平衡移動
・圧力変化による平衡移動
・温度変化による平衡移動
・触媒は平衡移動に関与しない
・〔観察実験10〕を通じて平衡の移動を観察する
・ハーバー・ボッシュ法によるアンモニア合成
・〔探究9〕を通じて温度、圧力変化による平衡の移動を調べ
る
・強電解質、弱電改質、電離度αの定義
・弱酸の電離平衡と電離定数、電離定数と電離度αの関係、
弱酸の濃度と電離度の関係
・弱塩基の電離平衡と電離定数
・水の電離平衡、水のイオン積
・pH=log[H+]
・塩の加水分解と塩の水溶液の性質
・弱酸や弱塩基の塩の水溶液と緩衝作用、緩衝液
・緩衝液のpHと電離定数
・〔観察実験11〕を通じて緩衝液のpHを調べる
・加水分解定数の定義と電離定数・水のイオン積との関係
・溶解平衡と塩の溶解度積
・〔探究10〕を通じて酢酸の濃度と電離定数の関係を調べる
・典型元素と遷移元素、元素の陽性・陰性
・水素の単体の性質、水上置換、水素化合物
・希ガスの電子配置と性質
○
・ハロゲンの単体(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)の性質、
反応性
・ハロゲン化水素の生成と性質
○
○
○
○
○
○
ハロゲンの化合物
・酸素・硫黄の単体と化合物(2
h)
酸素の単体
酸素の化合物
硫黄の単体
硫黄の化合物
・酸素とオゾン、オゾン層
・酸性酸化物、塩基性酸化物、両性酸化物の性質
・斜方硫黄、単斜硫黄、ゴム状硫黄
・硫化水素、二酸化硫黄、硫酸の製法(接触法)と性質、発
煙硫酸
・窒素・リンの単体と化合物(2
h)
・N2の性質
○
30
○
○
窒素の単体
窒素の化合物
リンの単体と化合物
・炭素・ケイ素の単体と化合物(
2h)
炭素の単体
炭素の化合物
ケイ素の単体
ケイ素の化合物
〔観察実験12〕
「水ガラスの性質を調べてみよ
う」
●気体の発生と捕集方法
〔探究11〕
「塩素の性質を調べる」
〔探究12〕
「濃硫酸と希硫酸の性質を調べ
る」
2章 典型金属元素
・アルカリ金属の単体と化合物(
2.5h)
アルカリ金属の単体
〔観察実験13〕
「アルカリ金属の性質」
アルカリ金属の化合物
〔観察実験14〕
「炭酸水素ナトリウムの性質を
調べてみよう」
・2族元素の単体と化合物(2.5h
)
2族元素の単体
2族の化合物
・アンモニア、一酸化窒素、二酸化窒素、硝酸の製法(オス
トワルト法)と性質
・黄リン、赤リン、十酸化四リン、リン酸
11
月
・亜鉛の単体と化合物(0.5h)
亜鉛の単体
亜鉛の化合物
・スズ・鉛の単体と化合物(1h)
スズの単体と化合物
鉛の単体と化合物
○
○
○
○
○
○
○
○
・気体の検出方法と乾燥剤、気体の捕集方法と実験装置
・〔探究11〕を通じて塩素の性質を調べる
・〔探究12〕を通じて濃硫酸と希硫酸の性質を調べる
・リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム
の性質
・〔観察実験13〕を通じてアルカリ金属の性質を調べる
・水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム
の製法と性質、アンモニアソーダ法
・〔観察実験14〕を通じて炭酸水素ナトリウムの性質を調べ
る
・ベリリウム、マグネシウムとアルカリ土類金属の性質の違
い
・酸化カルシウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、塩
化カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウムの性質
・〔観察実験15〕を通じた石灰水と二酸化炭素の反応の観察
〔観察実験15〕
「石灰水と二酸化炭素との反応
を調べてみよう」
・アルミニウムの単体と化合物
(1.5h)
アルミニウムの単体
〔観察実験16〕
「アルミニウムの性質を調べて
みよう」
○テルミット反応
アルミニウムの化合物
○
・ダイヤモンド、黒鉛(グラファイト)、フラーレン、無定
形炭素
・一酸化炭素、二酸化炭素(ドライアイス)
・半導体
・二酸化ケイ素、ケイ酸塩、ケイ酸塩工業(窯業)、シリカ
ゲル
・〔観察実験12〕を通じて水ガラスの性質を調べる
○
○
○
○
・融解塩電解によるアルミニウムの精錬、不動態、両性元素
・〔観察実験16〕を通じてアルミニウムの性質を調べる
・テルミット反応による酸化鉄等の還元反応
・両性酸化物としてのアルミナAl2O3、両性水酸化物としての
Al(OH)3、複塩としてのミョウバン
・両性元素としての単体
・両性酸化物としてのZnO、両性水酸化物としてのZn(OH)2
・両性元素としての単体、塩化スズ(Ⅱ)は還元剤
・両性元素としての単体、複数の酸化物、硝酸塩・酢酸塩以
外は難溶性
・錯イオンと形、配位子、配位数、錯塩、命名法
・〔探究13〕を通じたセッコウ玉子の製作
○錯イオンについて
〔探究13〕
31
○
○
○
「セッコウ玉子をつくろう」
3章 遷移元素
・遷移元素の特徴(0.5h)
遷移元素の特徴
・銅の単体と化合物(1h)
銅の単体
銅の化合物
・銀の単体と化合物(1h)
銀の単体
銀の化合物
〔観察実験17〕
「塩化銀を感光させてみよう」
・鉄の単体と化合物(1h)
鉄の単体
鉄の化合物
・クロムとマンガン(0.5h)
クロム
マンガン
・金属イオンの分離と確認(1h)
金属イオンの反応
●金属イオンと水酸化物イオン
の反応
●金属イオンの分離と確認
〔探究14〕
「金属イオンを分離・確認する
」
4章 無機物質と人間生活
・セラミックス(2h)
〔観察実験18〕
「ガラスをつくってみよう」
・金属の利用(0.5h)
○光触媒
・合金(0.5h)
○レアメタル
●無機化学工業
・遷移元素の特徴(密度大、融点高、複数酸化数、有色イオ
ン、触媒作用、錯イオン形成)
○
○
・黄銅鉱からの粗銅の製錬、電解精錬による純銅の製造、硝
酸や熱濃硫酸との反応
・酸化物、硫酸銅(Ⅱ)、銅(Ⅱ)イオンの反応
○
○
○
・硝酸や熱濃硫酸に溶ける
・硝酸銀、ハロゲン化銀の性質、銀イオンの反応
・〔観察実験17〕を通じて塩化銀を感光させる
○
○
○
・溶鉱炉による製錬、銑鉄、転炉と鋼
・酸化鉄(赤さび、黒さび)、鉄(Ⅱ)化合物、鉄(Ⅲ)化
合物、鉄イオンの反応
○
○
○
○
○
○
○
○
○
・クロム酸カリウムとクロム酸イオンの化合物
・酸化マンガン(Ⅳ)、過マンガン酸カリウム
・塩化物イオンとの反応、硫酸イオンとの反応、硫化物イオ
ンとの反応、水酸化物イオンとの反応、炭酸イオンとの反応
、炎色反応
・金属イオンと水酸化物イオンとの反応と生成物
・金属イオンの分離操作手順と確認
・〔探究14〕を通じた金属イオンの分離操作と確認
・セラミックスの製造工業と陶磁器、ガラス、ファインセラ
ミックス、各種材料
・〔観察実験18〕を通じたガラスの製作
・金属の特性、鉄、アルミニウム、銅、金、白金、チタン、
タングステン(高速度鋼)
・光触媒と酸化チタン(Ⅳ)
・形状記憶合金、水素吸蔵合金、アモルファス合金、超伝導
合金、めっき
・レアメタルの利用、都市鉱山
・硫酸の製造(接触法)、アンモニアの製造(ハーバー・ボ
ッシュ法)、硝酸の製造(オストワルト法)、炭酸ナトリウ
ムの製造(アンモニアソーダ法)
・〔探究15〕を通じた銅の亜鉛めっきの作成
○
○
○
○
○
○
○
〔探究15〕
「錬金術」
第5編 有機化合物
1章 有機化合物の基礎
・有機化合物の特徴と分類(3h)
有機化合物の特徴
〔観察実験19〕
「有機化合物の成分元素を調べ
てみよう」
有機化合物の分類
○
・有機化合物と無機化合物、価標(単結合、二重結合、三重
結合)と飽和結合・不飽和結合
・〔観察実験19〕を通じて有機化合物の成分元素を調べる
・鎖式炭化水素と環式炭化水素、飽和炭化水素と不飽和炭化
水素、アルカン、アルケン、アルキン、脂環式炭化水素(シ
クロアルカン、シクロアルケン)と芳香族炭化水素、炭化水
32
○
○
素基と官能基、分子式・示性式・構造式・簡略構造式
12
月
・脂肪族炭化水素(4h)
アルカン
〔観察実験20〕
「アルカンの立体構造を調べて
みよう」
シクロアルカン
アルケン
・一般式;CnH2n+2、アルキル基、アルカンの構造と構造異性
体、枝分かれのあるアルカンの命名、アルカンの反応(燃焼
、置換反応)
・〔観察実験20〕を通じてアルカンの立体構造を調べる
○
○
○
・一般式;CnH2n、炭素原子数が等しいアルカンと似た性質
・一般式;CnH2n、立体異性体、シス形とトランス形(シストランス異性体(幾何異性体))、エチレンの製法と反応(
付加反応)、付加重合
・一般式;CnH2n-2、アセチレンの製法と反応、付加生成物と
その応用、ポリアセチレン
アルキン
・有機化合物の分析(2h)
成分元素の検出
分子式・構造式の決定
第
3
学
期
1
月
〔探究16〕
「脂肪族炭化水素の性質を調べ
る」
2章 脂肪族化合物
・アルコールとエーテル(2.5h)
アルコールの構造と分類
アルコールの性質と反応
〔観察実験21〕
「アルコールの反応を調べてみ
よう」
エーテル
・アルデヒドとケトン(2h)
アルデヒド
ケトン
〔観察実験22〕
「ヨードホルム反応」
・カルボン酸(2h)
カルボン酸
鏡像異性体
エステル
・油脂とセッケン(2h)
油脂
セッケン
●脂肪族化合物の系統図
・元素分析、組成式の決定
・分子量より分子式決定、官能基の反応特性等より構造式決
定
・〔探究16〕を通じて脂肪族炭化水素の性質を調べる
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
・価数(OHの個数)による分類、第1級・第2級・第3級アルコ
ールによる分類
・ヒドロキシ基(OH)の特性による性質と反応(水素発生、
還元性によるアルデヒド・カルボン酸・ケトンの生成、脱水
反応(縮合反応と脱理反応)
・〔観察実験21〕を通じてアルコールの反応を調べる
・エーテル結合;-0-、ジエチルエーテルの製法、エーテルの
性質
・一般式;R-CHO、第1級アルコールの酸化で生成、アルデヒ
ド基(CHO)の特性と反応(還元性による銀鏡反応・フェーリ
ング液の還元)、ホルムアルデヒドとアセトアルデヒド
・一般式;R-CO-R’、第2級アルコールの酸化で生成、還元性
がない、アセトンとヨードホルム反応
・〔観察実験22〕を通じたヨードホルム反応の観察
・価数(COOHの個数)による分類、低級脂肪酸と高級脂肪酸
、ギ酸と還元性、酢酸、シュウ酸、カルボキシ基(COOH)の
特性による性質と反応(弱酸性、酸無水物の生成)、マレイ
ン酸とフマル酸(シス-トランス異性体)
・不斉炭素原子と立体異性体としての鏡像異性体
・カルボン酸とアルコールの脱水縮合体、エステル結合;-C
OO-、酢酸エチル、加水分解、ニトログリセリン
○
・高級脂肪酸とグリセリンのエステル、分類としての脂肪と
脂肪油、脂肪油の分類(乾性油と不乾性油)、硬化油
・油脂のけん化、疎水基・親水基と洗浄作用、界面活性剤、
乳化作用とエマルション、セッケンの性質、合成洗剤
・脂肪族化合物の反応系統図と誘導生成物
33
○
〔探究17〕
「アルデヒドの性質」
〔探究18〕
「エステルの合成とその性質」
〔探究19〕
「セッケンをつくり、性質を調
べる」
3章 芳香族化合物
・芳香族炭化水素(1.5h)
ベンゼンの構造
芳香族炭化水素
芳香族炭化水素の反応
・酸素を含む芳香族化合物(4h)
フェノール類
芳香族カルボン酸
〔観察実験23〕
「サリチル酸メチルの性質を調
べてみよう」
・窒素を含む芳香族化合物(2h)
芳香族アミン
アゾ化合物
●芳香族化合物の系統図
●有機化合物の分離
〔探究20〕
「フェノール類の性質を調べる
」
〔探究21〕
「アゾ色素を合成する」
〔探究22〕
「芳香族化合物の分離」
2
月
4章 有機化合物と人間生活
・染料・医薬品(0.5h)
・合成洗剤(0.5h)
・食品(1h)
〔観察実験24〕
「食品中のアミノ酸を検出して
みよう」
〔探究23〕
「ヘアカラーのしくみを調べよ
う」
第6編 高分子化合物
1章 天然高分子化合物
・高分子化合物の分類と特徴(1
h)
高分子化合物
・〔探究17〕を通じてアルデヒドの性質を調べる
・〔探究18〕を通じてエステルを合成しその性質を調べる
・〔探究19〕を通じてセッケンをつくりその性質を調べる
○
○
・ベンゼン環と芳香族化合物
・芳香族炭化水素(ベンゼン、トルエン、キシレン、ナフタ
レン)、オルト・メタ・パラ異性体
・ハロゲン化、ニトロ化、スルホン化、付加反応
○
○
○
○
○
○
・フェノール類の性質(炭酸より弱酸)、ナトリウムフェノキ
シド、FeCl3水溶液による検出、フェノールの反応(アルコー
ルとの類似性、ピクリン酸)、工業的製法(クメン法等)
・芳香族カルボン酸の構造と性質、安息香酸、フタル酸とテ
レフタル酸(無水フタル酸)、サリチル酸の性質(サリチル
酸メチルとアセチルサリチル酸の生成)
・〔観察実験23〕を通じてサリチル酸メチルを合成しその性
質を調べる
・脂肪族アミンと芳香族アミン、アニリンの性質・製法・反
応、アニリンブラック、アセトアニリド(アセチル化とアミ
ド結合)
・ジアゾ化と塩化ベンゼンジアゾニウム、カップリングとア
ゾ化合物、アゾ染料
・芳香族化合物の反応系統と誘導物
・芳香族(ナフタレン・フェノール・アニリン)の分類、2
成分系分離の原理
・〔探究20〕を通じてフェノール類の性質を調べる
・〔探究21〕を通じてアゾ染料を合成する
・〔探究22〕を通じて芳香族化合物を分離する
・染料と顔料、天然染料(植物染料・動物染料)と合成染料
(アゾ染料)、サルファ剤、抗生物質、アスピリン
・合成洗剤(アルキル硫酸エステル塩・アルキルベンゼンス
ルホン酸塩)、生分解性とLAS洗剤
・栄養素、炭水化物(単糖類・二糖類・多糖類)、脂質(脂
肪・リン脂質・コレステロール)、タンパク質(アミノ酸)
、無機質、ビタミン
・〔観察実験24〕を通じて食品中のアミノ酸を検出する
○
○
○
○
○
○
○
・〔探究23〕を通じてヘアカラーのしくみを調べる
○
・有機高分子と無機高分子、天然高分子と合成高分子(プラ
スチック・合成繊維・合成ゴム)
34
○
○
高分子化合物の合成
高分子化合物の特徴
・糖類(炭水化物)(3h)
単糖類
〔観察実験25〕
「グルコースの還元性」
二糖類
・多糖類(2h)
多糖類
セルロースの利用
・アミノ酸(1h)
アミノ酸の種類
アミノ酸の性質・反応
・タンパク質(3h)
ペプチド
タンパク質の構造
タンパク質の分類
タンパク質の性質
○酵素
・核酸(1h)
核酸の構成
〔探究24〕
「パーマのしくみを調べよう」
〔探究25〕
「タンパク質の反応」
2章 合成高分子化合物
・合成繊維(3h)
ポリアミド系合成繊維
〔観察実験26〕
「ナイロン66の合成」
ポリエステル系合成繊維
ポリビニル系合成繊維
・プラスチック(4h)
プラスチックの特徴と分類
〔観察実験27〕
「ポリスチレンを合成してみよ
う」
熱可塑性樹脂
熱硬化性樹脂
イオン交換樹脂
3
月
・ゴム(1h)
天然ゴム
・単量体と重合体、重合と重合度、付加重合と縮合重合
・分子コロイド、平均分子量、高分子の構造(結晶部分と非
結晶部分)
○
○
○
・糖類(単糖類・二糖類・多糖類)、グルコース、フルクト
ース、還元性(銀鏡反応・フェーリング液の還元)、アルコ
ール発酵
・〔観察実験25〕を通じてグルコースの還元性を調べる
・マルトース、スクロース、転化糖
○
○
○
○
・デンプン(アミロースとアミロペクチン)、らせん構造と
ヨウ素デンプン反応、デンプンの加水分解、グリコーゲン、
セルロースとその加水分解
・ニトロセルロース、再生繊維(銅アンモニアレーヨン・ビ
スコースレーヨン)、半合成繊維(アセテート繊維)、トリ
アセチルセルロース、ジアセチルセルロース
・α-アミノ酸、中性アミノ酸、酸性アミノ酸、塩基性アミノ
酸、必須アミノ酸、鏡像異性体
・両性化合物と双性イオン、電離平衡と等電点、電気泳動、
ニンヒドリン反応
○
・ペプチド結合(ジペプチド・トリペプチド)、ポリペプチド
・一次構造、二次構造(α-ヘリックス構造、β-シート構造
)、三次構造(ジスルフィド結合)、四次構造、高次構造
・単純タンパク質(球状タンパク質・繊維状タンパク質)、
複合タンパク質
・変性(熱・酸塩基・重金属イオン・有機溶媒等)、呈色反
応(ビウレット反応・キサントプロテイン反応・硫黄の検出
)
・酵素の触媒作用・基質特異性(活性部位)、最適温度(失
活)、最適pH
○
○
○
○
○
・ヌクレオチド、DNAとRNA、DNAの構造
・〔探究24〕を通じてパーマのしくみを調べる
・〔探究25〕を通じてタンパク質の反応を調べる
○
○
○
○
○
・ナイロン66、ナイロン6、アラミド繊維
・〔観察実験26〕を通じてナイロン66の合成を行う
・ポリエチレンテレフタラート(PET)
・アクリル繊維、炭素繊維、ビニロン(ポリビニルアルコー
ル、アセタール化)
○
○
・熱可塑性樹脂(鎖状構造)、熱硬化性樹脂(立体網目構造
)
・〔観察実験27〕を通じたポリスチレンの合成
・付加重合によるもの(ポリエチレン等)、縮合重合による
もの(ナイロン、ポリエステル等)
・フェノール樹脂(ノボラック、レゾール)、尿素樹脂、メ
ラミン樹脂(アミノ樹脂)、アルキド樹脂
・陽イオン交換樹脂、陰イオン交換樹脂、イオン交換樹脂の
再生
35
○
○
合成ゴム
〔探究26〕
「アルキド樹脂を合成する」
・生ゴム、ポリイソプレン、ゴム弾性、加硫(架橋構造)、
エボナイト
・ジエン化合物の付加重合体(イソプレンゴム等)
・〔探究26〕を通じてアルキド樹脂を合成する
3章 高分子化合物と人間生
活
・機能性高分子(0.5h)
・プラスチックの廃棄処理(1h)
〔観察実験28〕
「発砲ポリスチレンを融かして
みよう」
・高吸水性高分子、生分解性高分子、導電性高分子、感光性
高分子
・マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル
・〔観察実験28〕を通じて発砲ポリスチレンを溶かしてみる
36
○
○
○
○
○
○
「生物」シラバス
教科
科目名
対象学年
単位数
履修形態
教科書(発行所)
理科
生物
2、3年
4
選択
生物(数研出版)
1. 理科の目標
(1)自然の事物・現象に対する関心や探求心を高める。
(2)目的意識を持って観察、実験などを行い、科学的に探求する能力と態度を育てる。
(3)自然の事物・現象についての理解を深め、科学的な自然観を育成する。
2. 生物の目標
(1)生物や生物現象に対する探求心を高める。
(2)目的意識をもって観察、実験を行い、生物学的に探求する能力と態度を育てる。
(3)生物学の基本的な概念や原理・法則の理解を深め、科学的な自然観を育成する。
3. 科目の内容
(1)生命現象と物質
生命現象を支える物質の働きについて観察・実験などを通して探求し、タンパク質や核酸などの物質の働きを
理解させ、生命現象を分子レベルでとらえさせる。
(2)生殖と発生
生物の生殖や発生について観察・実験などを通して探求し、動物と植物の配偶子形成から形態形成までのしく
みを理解させる。
(3)生物の環境応答
環境の変化に生物が反応していることについて観察・実験などを通して探求し、生物個体が外界の変化を感知
し、それに反応するしくみを理解させる。
(4)生態と環境
生物の個体群と群集及び生態系について観察・実験などを通して探求し、それらの構造や変化のしくみを理解
させ、生態系のバランスや生物多様性の重要性について認識させる。
(5)生物の進化と系統
生物の進化の過程とそのしくみ及び生物の系統について観察・実験などを通して探求し、生物界の多様性と系
統を理解させ、進化についての考え方を身に付けさせる。
4. 到達目標
上記 3.(1)~(5)の内容について8割以上定着し、それを説明することができる。
5. 評価の観点
(1)自然現象への関心・意欲・態度・・・・・授業内容に対し前向きに学習しているか。
(2)科学的な思考・・・・・・・・・・・・・実験ノートの考察などをまとめられるか。
(3)観察・実験・実習の技能・表現・・・・・観察・実験・実習時の操作は正しいか、結果の表し
方などを工夫しているか。
(4)自然現象への知識・理解 ・・・・・・・授業内容を理解し、知識として身に付いているか。
6. 成績評価の方法
成績評価は以下の項目を総合的に判断して行う。
①定期テスト ②小テスト ③ノート、提出物の内容 ④授業中の様子、態度 ⑤出席状況
7. 使用教材
教科書名(会社名)
: 生物(数研出版)
副 教 材(会社名)
: リード Light ノート生物(数研出版)
8. 履修上の注意
生物基礎を履修した者のみ生物を選択することができる。
37
9.年間指導計画及び授業進度予定
学
月
単元
期
4 第 1 章:細胞と分子
1.生体の構成
5
1.代謝とエネルギー
2.呼吸と発酵
6
3.光合成
4.窒素同化
第3章:遺伝情報の発現
1.DNA の構造と複製
2.遺伝情報の発現
7
時
数
11
指導目標
まず,細胞を構成する物質につい
・生物のからだの構造と階層
て学習する。特に,タンパク質に
性,細胞を構成する物質
ついては,基本的な構造を学習し
2.タンパク質の構造と性質 ・タンパク質の構造,タンパ
たうえで,酵素など,その立体構
ク質の立体構造と機能
造と生命活動において果たすはた
・酵素のはたらき,酵素の
らきとの関連を理解させる。次に,
性質,酵素とともにはたら
細胞小器官など,細胞の内部構造
く分子,酵素反応の調節
3.酵素のはたらき
とそのはたらきについて学習す
生体膜や細胞骨格については,
・細胞,原核細胞と真核細 13 る。
4.細胞の構造と働き
その構造や機能を学習する。これ
胞,真核細胞の構造とそ
らの学習を通じて,細胞活動にお
のはたらき
いてさまざまなタンパク質がさま
・生体膜,生体膜と物質の出
ざまな生命現象を支えていること
入り,細胞間結合,免疫
5.細胞の活動とタンパク質
を理解させる。
第2章:代謝
1
学
期
指導内容・指導項目等
3.遺伝子の発現調節
4.バイオテクノロジー
第4章:生殖と発生
1.遺伝子と染色体
「生物基礎」で概要を学習した呼
吸・光合成について,その詳細な
・代謝と ATP,生物とエネル
しくみを理解させる。呼吸におい
ギー
ては,各過程の反応を学習し,そ
・呼吸のしくみ,発酵,脂肪
の際,有機物が分解され,ATP が
とタンパク質の分解
合成されることを理解させる。光
合成においては,各過程の反応を
学習し,その際,光エネルギーが
・光合成,光合成と葉緑体, 15 化学エネルギーに変換されること
光合成のしくみ,細菌の
を理解させる。また,窒素同化の
炭酸同化
概要についても理解させる。
・植物の窒素同化,動物の
窒素同化
・DNA の構造,DNA の複製
・遺伝情報とその発現,転写
とスプライシング,翻訳,
遺伝情報の変化と形質へ
の影響
「生物基礎」で学習した DNA の
構造・複製・タンパク質合成につ
いて,その詳細なしくみを理解さ
せる。その際,遺伝情報の変化に
ついても学習する。次に,遺伝子
の発現調節の概要を,転写レベル
の調節を中心に学習する。さらに,
・遺伝子の発現と調節,真核 13 遺伝子を扱ったバイオテクノロジ
生物の転写調節
ーについて学習し,その原理と有
・遺伝子組換え技術,生物
用性を理解させる。
への遺伝子導入,DNA の
増幅と塩基配列の決定,
遺伝子発現の解析,バイ
オテクノロジーと人間生活
・染色体と遺伝子
2.減数分裂と遺伝情報の分 ・遺伝情報の分配,減数分
裂の過程
配
38
染色体に遺伝子が存在することを
学習した上で,有性生殖では,減
数分裂と受精によって多様な遺伝
子の組み合わせが生じることを理
解させる。
1 学期授業時数合計
52
3.遺伝子の多様な組み合わ ・減数分裂による遺伝子の 15 次に,動物の配偶子形成・受精と
組み合わせ,受精による
せ
初期発生の過程を学習する。また,
遺伝子の組み合わせ
細胞の分化や形態形成のしくみに
4.動物の配偶子形成と受精 ・動物の配偶子形成,受精
ついて,誘導現象を中心に理解さ
・卵の種類と卵割,ウニとカ
5.初期発生の過程
せる。前後軸形成のしくみと形態
エルの発生,胚葉の分化
形成を調節する遺伝子について学
・誘導と形成体のはたらき,
6.細胞の分化と形態形成
習する。植物の配偶子形成・受精
細胞の分化,形態形成を
と胚発生の過程を学習し,器官分
調節する遺伝子
化おける遺伝子のはたらきについ
・被子植物の配偶子形成と 15 て理解させる。
10 7.植物の発生
9
受精,植物の器官の分化
と調節遺伝子
第5章:動物の反応と行動
1.ニューロンとその興奮
2.刺激の受容
11
2
学
期
まず,ニューロン(神経細胞)の
基本的な構造とそのはたらきを理
解させる。次に,受容器で受け取
られた刺激(情報)が,神経系を
介して,効果器へと至る経路を学
習する。その際,刺激の受容に関
しては視覚器と聴覚器を中心に取
り上げ,効果器に関しては筋肉を
中心に取り上げる。動物の行動に
ついては,神経系における情報の
流れと関連付けながら扱う。
・刺激の受容から行動まで,
ニューロンの構造,ニュ
ーロンの興奮,興奮の伝
導と伝達
・受容器と適刺激,視覚器,
聴覚器・平衡受容器
3.情報の統合
・神経系,中枢神経系,末し
ょう神経系,反射
4.刺激への反応
・筋肉の構造と収縮,その他 16
の効果器
・生得的行動,いろいろな生
得的行動,学習
・刺激に対する植物の反応
・成長の調節と植物ホルモ
ン,オーキシンのはたらき
5.動物の行動
第6章:植物の環境応答
1.植物の反応
2.成長の調節
3.花芽形成と発芽の調節
植物は成長を調節するなどして環
境に応答していることを理解させ
る。その上で,環境応答にはさま
ざまな植物ホルモンや光受容体が
関与していることを学習する。
・花芽形成と日長,花芽形成
のしくみ,花芽形成と温
度,種子の休眠と発芽,
種子の発芽と光,植物の
一生と環境応答
12 第7章:生物群集と生態系
1.個体群
9
・個体群,個体群の成長と密
度効果,個体群の齢構成
と生存曲線
2.個体群内の個体間の関係 ・動物の群れ,縄張り,動物
の社会
・生物の異種個体群間にお
3.異種個体群間の関係
ける競争,被食者-捕食者
相互関係,共生と寄生
39
個体群や生物群集について,それ
ぞれの特徴を学習する。その際,
生物群集はさまざまな個体群の集
まりによって構成されており,そ
れぞれの個体群は,生態系内で特
定の役割を果たしていることを理
解させる。次に,生態系における
物質生産について学習する。その
際,いくつかの生態系の物質生産
の特徴や各栄養段階とエネルギー
効率の関係について学習する。さ
らに,生物多様性に影響を与える
要因を理解させ,生物多様性の重
要性を認識させる。
2 学期授業時数合計
55
1
・生物群集,生態的地位と共 17
存
5.生態系における物質生産 ・生態系の成り立ち,生態系
における物質生産,生態
系におけるエネルギーの
利用
4.生物群集
6.生態系と生物多様性
第8章:生命の起源と進化
1.生命の起源
2.生物の変遷
3
学
期
2
3.進化のしくみ
第9章:生物の系統
1.生物の分類と系統
3
2.原核生物
3.原生生物
4.植物
5.動物
6.菌類
・かく乱,個体群の絶滅を加
速する要因,生物多様性
の保全
生命の起源および生物の変遷を学
習する。その際,生命の誕生や生
物の変遷は,地球環境の変化と密
接に関係していることを理解させ
る。生物の進化については,その
しくみを学習する。その上で,分
子進化の概念や種分化のしくみに
ついても学習する。
・有機物の生成と蓄積,有機
物から生物へ,生物の出
現とその発展,真核生物
の出現
・地質時代,多細胞生物の
出現- 先カ ン ブ リ ア 時
代,水中での生物の変遷
-古生代,生物の陸上進
出-古生代,種子植物と
は虫類の繁栄-中生代,
被子植物と哺乳類の繁栄
-新生代,人類の出現と
進化
・突然変異,自然選択,遺伝 9
的浮動,隔離と種分化,
分子進化と中立説
・系統と分類,系統分類の方
法,生物の分類体系
・原核生物について
・原生生物について
・植物の分類の考え方,コケ
植物,シダ植物,種子植
物
・動物の分類の考え方,無
脊椎動物,脊椎動物
・菌類
7
生物の種類は多様であるが,それ
らが系統によって分類できること
を理解させる。その際,形態的な
特徴にもとづいた分類ばかりでな
く,近年では,DNA の塩基配列や
タンパク質のアミノ酸配列といっ
た分子データにもとづいて系統関
係が調べられていることについて
も扱う。個々の分類群については,
その概要を学習する。
3 学期授業時数合計
到達目標を達成できたか 自己評価
A(80%以上) B(65%以上)
C(40%以上) D(40%未満)
<次年度の課題>
33
年間授業時数
140
40
「体育」シラバス
教科
科目名
対象学年
単位数
履修形態
保健体育
体育
2
3
必修
教科書(発行所)
1.【保健体育】科の目標
1:運動の合理実践を通して、運動の技能や体力の向上を図るとともに、運動の楽しさや、喜び
を味わい、生涯を通して継続的に運動を実践できる能力や態度を養う
2:自他の生命を尊重し、生涯を通じて健康で安全な生活を送るため、基礎的な知識を理解させ、
自主的に健康な生活を実践することのできる能力と態度を育成することを養う。
2.【体育】の目標
1:各種の運動の合理的な実践を通して、運動技能を高め運動の楽しさや喜びを深く味わうこと
ができるようにするとともに、からだの調子を整え、体力の向上を図り、公正・協力・責任
などの態度を、生涯を通じて継続的に運動できる資質や能力を育てる。
3.体育の概要
学期
1学期
月
4
男
体
子
育
女
5
オリエンテーション
帯状選択
(3学期を通して始
めに選択)
6
球技選択
※球技の種目は3学期の欄
を参考にする。
7
球技選択
※球技の種目は3学
期の欄を参考にする。
体
育
体つくり運動
集団行動
新体力テスト
球技選択
※球技の種目は3学
期の欄を参考にする。
水泳
理
論
子
学期
2学期
月
9
男
10
水泳
体
子
11
武道(柔道)
器械運動
球技選択
※球技の種目は3学期の欄
を参考にする。
12
体
育
持久走
育
理
女
器械運動
子
球技選択
※球技の種目は3学期の欄
を参考にする。
器械運動
学期
3学期
月
1
男
2
体育理論
武道(柔道))
球技選択
集団行動
ダンス
球技選択
3
体
子
育
女
論
子
-1-
41
球技選択
バレーボール
バスケットボールハン
ドボール
バドミントン
卓球
テニス
ソフトボール
サッカー
4.到達目標
新体力テストの実施に伴い、全国平均値を目標とする。
5.評価の観点
体育の評価は「関心・意欲・態度」「思考・判断」「技能」「知識・理解」の4観点の内容をもと
に、領域(種目)ごとに評価規準をつくり、日頃の授業の中で下の表にまとめた方法で評価を行
い、「成績」資料とする。
評価の観点および内容
関心
意欲
態度
・運動の楽しさや喜びを深く味わうことができるよう自ら進んで計画的に運動しようと
しているか。
・公正、協力、責任などの社会的態度が身についているか。
・健康や安全に留意して運動しようとしているか。
思考
判断
・自己やグループの能力と運動の特性に応じた課題を見つけ出しているか。
・課題解決めざして、活動の仕方を考え工夫しているか。
運動
の
技能
・自己の能力と運動の特性に応じた課題解決をめざして運動を行い技能を高めているか。
・自己の体力や生活に応じた体力を高めるための運動の行い方を身につけているか。
知識
理解
・運動技術のしくみと運動の学び方について理解できているか。
6.成績評価の方法
実技テスト、教師による観察、生徒による自己評価・相互評価等
7.使用教材
特になし
8.履修上の注意
9.年間指導計画及び授業進度予定表
学 月
期
種目
指導内容・指導項目等
時
数
オリエンテーション
「体育」学習について
4
1
学
期
体つく
り運動
1
・新体力テストの実施
・体ほぐし運動(リズム体操、ペ
アでストレッチなど)
・体力を高める運動(持久走、柔
軟運動、力強さを高める運動な
ど)
・集団行動
集団としての行動を秩序正しく
能率的に行う。
〈男子〉
球技(選択)
バレーボール
5
球技
バスケットボー
(選択) ルハンドボール
バドミントン
〈女子〉
水泳
クロール・平泳
ぎ・背泳ぎ・バ
タフライ
・水泳の基礎、
基本となる技能
の習得をする。
-2-
42
5
重点(指導)目標
「体育」学習の意義や内容、
評価の方法について理解す
る。選択授業の意義、学び
方(課題解決学習)等につ
いて知る。
自分の体の状態を知り身体
をほぐしたり、体力を高め
る運動を行う。また、生活
の中で計画的に実践できる
ようにする。
集団の約束やきまりを守っ
て行動できる。機敏、的確
に行動できる。
〈球技〉
チームの課題や自分の課題
に応じて技能を高め、作戦
を生かした攻め方守り方の
展開をしたゲームができる
ようになる。
評価の 備
観点
考
評
価
の
観
点
を
参
照
学 月
期
1
学
期
種目
指導内容・指導項目等
卓球
テニス
ソフトボール
サッカー
球技
・互いのよさを
(選択) 生かしてチーム
編成をする。
(簡
易ゲーム)
5
・練習を工夫し
ながらチームや
個人の特徴を生
かした作戦やル
ールの工夫を通
して、対抗戦を
行う。
・チームや個人
の高まった力を
生かし相手チー
ムに対する作戦
を工夫しながら
リーグ戦を行
う。
6
7
水泳
時
数
・挑戦したい泳
法で速く泳いだ
り、続けて長く
泳げるようにす
る。
・救急法や心肺
蘇生法について
知り実習を行
う。
重点(指導)目標
評価の 備
観点
考
〈水泳〉
自分の目標に応じた泳ぎ方
をマスターし、速く泳いだ
り続けて長く泳いだりする
ことができるようにする。
15
球技(選択)
バレーボール
バスケットボー
ルハンドボール
バドミントン
卓球
テニス
ソフトボール
サッカー
・互いのよさを
生かしてチーム
編成をする。
(簡
易ゲーム)
・練習を工夫し
ながらチームや
個人の特徴を生
かした作戦やル
ールの工夫を通
して、対抗戦を
行う。
・チームや個人
の高まった力を
生かし相手チー
ムに対する作戦
を工夫しながら
リーグ戦を行
う。
〈水泳〉
自分の目標に応じた泳ぎ方
をマスターし、速く泳いだ
り続けて長く泳いだりする
ことができるようにする。
15
〈球技〉
チームの課題や自分の課題
に応じて技能を高め、作戦
を生かした攻め方守り方の
展開をしたゲームができる
ようになる。
1学期授業時数合計
-3-
43
36
評
価
の
観
点
を
参
照
学 月
期
種目
指導内容・指導項目等
時
数
重点(指導)目標
帯状選択※2種目目(順不同)
ダンス
器械
運動
9
2
学
期
水泳
クロール・平泳
ぎ・背泳ぎ・バ
タフライ
・水泳の基礎、
基本となる技能
の習得をする。
・挑戦したい泳
法で速く泳いだ
り、続けて長く
泳げるようにす
る。
・救急法や心肺
蘇生法について
知り実習を行
う。
器械運動
・実態把握(そ
れぞれの種目を
設定する)
15
・互いに協力し
たり補助したり
して練習ができ
るようにする。
・自己にあった
種目や技の選択
をし、自己の得
意な技に挑戦し
ていく。
〈球技〉
チームの課題や自分の課題
に応じて技能を高め、作戦
を生かした攻め方守り方の
展開をしたゲームができる
ようになる。
〈武道〉
自分の力に応じた運動の技
能を高め、相手の動きに対
応した攻め方や守り方を展
開して試合ができるように
なる。
球技(選択)
授業内容等は1
学期のとおり
10
〈器械運動〉
自分の選択した技に挑戦し、
技の達成や演技のできばえ
に楽しさや喜びを味わうこ
とができる。
球 技
(選択)
陸上
武道(柔道)
・基本動作や投
げ技とその安全
な受け身の型を
身につけると共
に、対人技能の
練習を行う。
・自分にあった
得意技を使って
対抗戦を楽しみ
大会を企画・運
営できるように
する。
球技(選択)
授業内容等は1
学期のとおり
15
器械運動
・実態把握(そ
れぞれの種目を
設定する)
11
授業内容等は女
子に同じ
持久走
12
体育
理論
〈持久走〉
・実態把握
(これまでの学習経験や記録測定
の結果から個別に自己目標を設定
する)
・目標を達成するため練習方法を
計画し、自分の記録に挑戦してい
く。
〈持久走〉
自分にあった速度(ペース)
をみつける。自分なりの目
標設定ができ、どうやった
ら自分の力が発揮できるか
練習を工夫し、実践できる。
9
体育理論
6
2学期授業時数合計
-4-
44
体育理論
45
評価の 備
観点
考
評
価
の
観
点
を
参
照
学 月
期
種目
体操
3
1
学
集団
行動
指導内容・指導項目等
時
数
・集団行動
集団としての行動を秩序正しく
能率的に行う
・体育理論
体育
理論
6
期
2
3
武道(柔道)
・基本動作や投
げ技とその安全
な受け身の型を
身につけると共
に、対人技能の
練習を行う。
・自分にあった
得意技を使って
対抗戦を楽しみ
大会を企画・運
営できるように
する。
球技(選択)
授業内容等は1
学期のとおり
ダンス
現代的なリズム
のダンス
創作ダンス
フォークダンス
郷土の踊り
・いろいろなリ
ズムを簡単な動
きでとらえリズ
ムにのって踊
る。
・グループで好
きな曲を選んで
踊ったり、作品
を作る。
・発表会を企画
・運営する。
18
3学期授業時数合計
達成目標を達成できたか自己評価
( )内は達成率
A(80 %以上)、B(65 %以上)
C(40 %以上)、D(40 %未満)
重点(指導)目標
評価の 備
観点
考
自分の体の状態を知り身体
をほぐしたり、体力を高め
る運動を行う。また、生活
の中で計画的に実践できる
ようにする。
集団の約束やきまりを守っ
て行動できる。機敏、的確
に行動できる。
評
価
の
観
点
を
参
照
〈球技〉
チームの課題や自分の課題
に応じて技能を高め、作戦
を生かした攻め方守り方の
展開をしたゲームができる
ようになる。
〈ダンス〉
自分の選択した踊り、感情
を込めて踊ったり、みんな
で楽しく踊ったりして交流
し発表することができるよ
うにする。
〈武道〉
自分の力に応じた運動の技
能を高め、相手の動きに対
応した攻め方や守り方を展
開して試合ができるように
なる。
24
〈次年度の課題〉
年間授業時数
105
-5-
45
「保健」シラバス
教科
科目名
対象学年
単位数
履修形態
保健体育
保健
2
1
必修
教科書(発行所)
現代高等保健体育
(大修館)
1.【保健体育】科の目標
1:運動の合理実践を通して、運動の技能や体力の向上を図るとともに、運動の楽しさや、喜び
を味わい、生涯を通して継続的に運動を実践できる能力や態度を養う
2:自他の生命を尊重し、生涯を通じて健康で安全な生活を送るため、基礎的な知識を理解させ、
自主的に健康な生活を実践することのできる能力と態度を育成することを養う。
2.【保健】の目標
1:個人および社会生活における健康・安全について理解を深めるようにし、生涯を通じて自ら
の健康を適切に管理し、改善していくための資質や能力を育てる。
3.保健の概要
1:生涯を通じる健康
思春期から中高年までの健康にかかわる事柄や、それぞれの段階で必要になる保健・医療サ
ービスの活用の仕方などについて学習する。
2:社会生活と健康
健康に関連する環境食品の問題や、働くことと健康との関係について学習する。
4.到達目標
よりよい生活習慣の確立を目指す。
5.評価の観点
保健の評価は「関心・意欲・態度」「思考・判断」「知識・理解」の3観点の内容をもとに、項
目ごとに評価します。日頃の授業の中で下の表にまとめた方法で評価を行い、「成績」資料とす
る。
評価の観点および内容
評価方法
関心
意欲
態度
・健康を維持するために必要なことについて関心をもっているか。
・仲間と協力して資料を集めたり、積極的に意見交換しているか。
授業場面での参加
の仕方や意欲・態
度の観察
ワークシート
思考
判断
・自分のこれまでの体験や資料などをもとに、学習する課題の設定
や解決の方法を考え判断しているか。
ワークシート
提出物
発表
知識
理解
・個人生活や社会生活の健康や安全について、課題解決に役立つ知
識を身につけているか。
・適切な生活行動を選び、行動することや環境を改善していく努力
が大切であることを理解しているか。
定期考査
ワークシートの記
入状況
提出物
発表
6.成績評価の方法
定期テスト・授業・提出物等
7.使用教材
①教科書名(会社名)
現代保健体育 (大修館)
減退保健ノート(大修館)
8.履修上の注意
-1-
46
9.年間指導計画及び授業進度予定表
学 月
期
単元
4
指導内容・指導項目等
期
5
生
涯
を
通
じ
る
評価の 備
観点
考
1
ガイダンス・既習内容の確認
思春期と健康
1
思春期における体の発達の特徴
を理解させる。
性への関心・欲求と性行動の
選択
2
性意識の男女差を、性的欲求の
現れ方の違いを例にして理解さ
せる。
結婚生活と健康
2
健康な結婚生活をいとなむため
の留意点を、心身の発達の観点
から理解させる。
妊娠出産と健康
2
受精・妊娠・出産の過程を理解
させる。
家族計画と人工妊娠中絶
1
健康上からみた家族計画の意義
について説明できるようにする。
人工妊娠中絶が女性に与える影
響を知らせる。
加齢と健康
2
加齢とともなう心身の変化につ
いて、形態、機能の両面から説
明し理解させる。
高齢者のための社会的取組み
1
さまざまな保健サービスが利用
できることを理解させる。
保健制度とその活用
1
保健行政は、健康づくりを支援
することを理解させる。
6
7
重点(指導)目標
オリエンテーション
1
学
時
数
13
1学期授業時数合計
9
2
学
生
涯
を
通
じ
る
健
康
医療制度とその活用
2
医療機関の選び方について具体
的に説明し理解させる。
医薬品と健康
1
医薬品を正しく使用の祭はどの
ようなことに留意したらよいか
考えさせる。
健康で安全な社会づくり
1
すべての人が健康で安全に暮ら
す為にはどうしたらいいか考え
させる。
大気汚染と健康
1
大気汚染はどのようにおこり、
どのように健康へ影響するかを
理解させる。
水質汚濁、土壌汚染と健康
1
水質汚濁・土壌汚染はどのよう
におこり、どのように健康へ影
響するかを理解させる。
健康被害の防止と環境対策
2
環境汚染はどのようにおこり、
どのように健康へ影響するかを
理解させる。
期
10
社
会
生
活
と
健
康
-2-
47
評
価
の
観
点
を
参
照
学 月
期
2
学
単元
11
期
12
社
会
生
活
と
健
康
指導内容・指導項目等
時
数
重点(指導)目標
評価の 備
観点
考
環境衛生活動のしくみと働き
2
ごみを衛生的に処理するために
どう取り組むかを理解させる。
食品衛生活動のしくみと働き
2
食品の衛生管理のために、行政
及び製造、生産者が行っている
対策例を挙げ理解させる。
食品の環境の保健と私たち
2
食品や環境の保健の確保は、私
たちの日常生活の中でどのよう
に行われているか、実際に調べ、
話し合ってみよう。
14
2学期授業時数合計
3
1
学
期
2
3
社
会
生
活
と
健
康
働くことと健康
2
働くことと健康が相互に影響す
ることを理解させる。
労働災害と健康
1
労働災害の防止対策として、職
場と個人がおこなうべきことが
らについて、理解させる。
健康的な職業生活
1
職場の健康増進対策について理
解させる。
課題学習
1
生涯を通じる健康・社会生活と
健康の中から興味を持ったテー
マでレポートを作成。
レポート作成
1
成果の発表・まとめ
2
レポートをもとの発表する。
3学期授業時数合計
達成目標を達成できたか自己評価
( )内は達成率
A(80 %以上)、B(65 %以上)
C(40 %以上)、D(40 %未満)
〈次年度の課題〉
8
年間授業時数
35
-3-
48
「音楽Ⅱ」シラバス(普通文系)
1
教科
科目名
対象学年
単位数
履修形態
教科書(発行所)
芸術
音楽Ⅱ
2
2
選択
Music viewⅡ
(教育出版)
芸術科の目標
芸術の幅広い活動を通して、生涯にわたり芸術を愛好する心情を育てるとともに、感性を高め、芸
術の諸能力を伸ばし、豊かな情操を養う。
2
音楽Ⅱの目標
音楽の諸活動を通して、音楽を愛好する心情を育てるとともに、感性を高め、音楽文化についての
理解を深め、個性豊かな表現の能力と主体的な鑑賞の能力を伸ばす。
3
評価の観点の趣旨
<関心・意欲・態度>
音楽を愛好し、音楽文化に関心をもち、感性豊かに意欲的、主体的に音楽活動を行い、その喜び
を味わおうとする。
<芸術的な感受や表現の工夫>
感性を働かせて、音楽の諸要素を知覚し、音楽のよさや美しさを感じ取り、個性豊かに創造的な
音楽活動の工夫をする。
<創造的な表現の技能>
自己のイメージをもち、個性豊かに創造的な表現をするための技能を身に付けている。
<鑑賞の能力>
音楽文化に対する理解を深め、そのよさや美しさを主体的に味わう。
4
年間指導計画及び授業進度予定表
学
期
月
単元
教材名
時
数
オリエンテーション
日本の歌(歌唱)
1
ひとつしかない地球
4
青いベンチ
ギター(器楽)
(鑑賞)
4
1 ~
7
重点(指導)目標
日本のポップスや演歌、日本歌曲のそれぞれの特徴を
知り、美しさを味わいながら幅広い表現をする。
ほたるこい(合唱)
1
無伴奏合唱の醍醐味を味わう。
ぶんぶんぶん
8
各奏法を学び、曲の表現にあった奏法で演奏する。
Happy birthday
TAB 譜の読み方を知り、演奏技術を学ぶ。コードの
愛のロマンス、夢の中へ
押さえ方とストロークの仕方を知る。
アランフェス協奏曲
2
リズムアンサンブル
クラッピングカルテット
2
西洋の歌(歌唱)
African Peace Piece
2
Yesterday once more
バレエの世界(鑑賞) くるみ割り人形
4
ギターとオーケストラの対話を感じ取る。
ボディパーカッションの醍醐味を味わい、リズミカル
に演奏する。
英語の歌詞の当てはめ方や楽曲の雰囲気を出す表現
について学習する。
バレエの鑑賞を通して、オーケストレーションの効果
を考える。
49
学
月
単元
教材名
時
期
重点(指導)目標
数
合唱(歌唱)
合唱コンクールに向けて
16
歌詞の内容を理解し、詞につけられた音楽の
旋律やリズム、ハーモニーの意味について考
える。
キ ー ボ ードア ンサン
2
9
~
1
2
スタジオ・ジブリ・メドレー
5
ブル(器楽)
創作
キーボード等の鍵盤楽器の奏法を知り、合奏
を楽しむ。
卒業式の歌について
4
卒業生への思いを込めて、個性あふれる曲を
作曲する。
器楽
クラスコンサートの計画
1
三学期のコンサートに向けてのグループ決
め及び選曲を行う。
3
5
1
~
3
合唱(歌唱)
合唱コンクール本番
2
級友らと声を合わせ、表現豊かに奏でる。
ソロ及び
クラスコンサートに向けて
16
編成に合わせた演奏の仕方を工夫する。アン
アンサンブル 他
クラスコンサート本番
(器楽・歌唱)
サンブルの楽しさを味わう。
2
級友らの前で練習した楽曲を演奏する。
成績評価の方法
実技テスト(歌唱・ギター・合唱・コンサート)
ペーパーテスト
創作作品
提出物
授業 等
6
学習の手引き
① 実技演奏に関して、苦手な点や不明点等を積極的に質問して解決する。
② 授業以外でも様々な音楽に触れる。なるべく生演奏を聴く機会を設ける。
③ 授業で学習したプリント類は全てファイルに入れて保管し、筆記試験の際は復習する。なお、
ファイルは1年生の初めに配布したものを引き続き使用する。
④ 課題などの提出物は決められた内容を確実にこなし、期日を守り提出する。
50
美術Ⅱシラバス
教科
科目名
学年
単位数
履修形態
教科書(発行所)
美術
美術Ⅱ
2
2
選択
美術Ⅱ(日文)
1.目標
美術の創造的な諸活動を通して、美的体験を豊かにし、美術を愛好する心情を育てるとともに、感性を
高めると共に美術文化についての理解を深め、個性豊かな美術の能力を高める。
2.科目の概要
(1)絵画(2)デザイン(3)工芸(4)鑑賞
3.評価の観点
(1)関心・意欲、造形表現の基礎・基本の定着、創造表現の工夫、鑑賞能力。
(2)表現形式の選択、材料・用具の活用を通して主体的個性的な表現を追求する。
(3)沖縄の伝統文化を知り、伝統工芸の技術技法を習得し、個性豊かに展開。
(4)多様な見方や感じ方を理解し自己の考え方の適切な表現ができる。
月
4
1
学
期
5
6
単元・題材
目
美 術 Ⅱ に つ 美術学習内容の説
いて
明
平面構成
形の省略と強調、
リズムと構成感覚
時数
2
表現の追求
重点指導目標
表現と感性への理解
評価の観点 備考(準備)
意欲・関心 教科書
構成の感覚を育てる(繰り返 構想、技術 方眼ボード
8
しからのリズム)
世 界 の 作 品 観察による表現
鑑賞
7
指導内容・指導項
鑑賞
アクリル
様々な芸術作品を観察し、生 意欲・関心 アクリル
14
命感や存在感のある表現を 構想、技術
ポスター
追求する
鑑賞
1学期授業時数合計
9
2
学
期
紅型
10
24
伝統工芸を学びそ 32
技術技法への理解、展開
意欲・関心 型紙
の技法技術の追求
制作過程に合った表現方法 構想、技術 画材
を追求し完成までのイメー 鑑賞
11
顔料
ジを持って取り組む
12
2学期授業時数合計
1
32
彫 刻 オ ブ ジ 主題の把握と造形 10
生命感や存在感のある表現
意欲・関心 粘土
ェ
イメージによる立体表現
構想、技術 画材
の工夫
立体表現の理解・
3 2
学
修了作品
期
3
まとめ/発表
鑑賞
量感・動静の把握
画用紙
課題を設定し、計
テーマの設定・表現の構想
鉛筆
画的に制作する
~プレゼンテーションまで
各自の画材
美術Ⅱのふりかえ
4
感想文と自己評価
り
3学期授業時数合計
14
51
平成27年度 芸術科 書道Ⅱ シラバス
教科名
科目名
対象学年
単位数
履修形態
教科書(発行所)
書道
書道Ⅱ
2
2
選択
書道Ⅱ(教育出版)
目標
副教材・発展学習教材(発行所)
・表現と鑑賞を有機的に関連させて展開される書道の創造的な諸活動をとおして書を愛好する心情を育てるとともに感性をさ
らに高めていく。・書の文化や伝統について理論的な側面を含めて理解を深め、個性豊な表現と鑑賞の能力を伸ばしていく。
学習時期
4月
5月
学習内容
学習のねらい
一 隷書の学習
1 さまざまな隷書
す。
2 乙瑛碑の鑑賞と臨書
乙瑛碑の鑑賞と臨書を通して隷書の基本的な用筆・運筆、結構
3 漢代木簡の鑑賞と臨書
を習得し、その特徴を理解します。
4 隷書による創作と作品の鑑賞
漢代木簡の鑑賞と臨書をとおして木簡の基本的な用筆・運筆、
結構を習得します。
6月
二 刻字の学習
書表現の一分野としての刻字の意義を理解します。
作品に対する効果を考え、表札を刻ります。
10月
三 仮名の書の学習
て学習し、理解を深めます。
2 仮名の書の特徴
仮名の書の臨書(主として高野切第一種)や鑑賞をとおして表現
3 高野切第一種の鑑賞と臨書
技法を習得し、短冊や散らし書き等の形式についても理解を深め
4 高野切第一種の臨書と短冊の書式
ます。
5 三色紙の鑑賞と散らし書きの学習
仮名の書による創作を、題材や形式を選択して行います。
後期中間
考査
7 大字による表現と作品の特徴
12月
学習計画
四 漢字仮名交じりの書の学習
これまでの漢字及び仮名の学習を基に漢字仮名交じりの書の創
1 線の太細の変化
作を行います。
2 文字の大小の変化
様々な表現方法に触れることにより、作品制作の基礎を学びま
3 墨色の変化
線の長短の変化
す。意図に基づいた表現をするために、表現によって変わる感じ
4 墨色の変化
方の変化を実際に表現して感じ取ります。
5 墨量の変化
詩文、形式、用具・用材、構成などを工夫し漢字と仮名の調和
6 空間配置の変化
の方法を考え、自分の感性を表現する最良の方法を模索します。
7 創作活動
後期期末
考査
8 表具
1月
2月
3月
前期期末
考査
書道Ⅰの学習を基に、仮名の種類、特に変体仮名の種類につい
1 仮名の種類
6 小字による表現
11月
前期中間
考査
学習した古典の表現を生かし、隷書の作品を創作します。
7月
9月
考査等
隷書とはどのような書体かを知り、歴史的位置付けを理解しま
五 草書の学習
1 さまざまな草書
草書の成立と歴史的位置付けを理解します。
2 書譜の鑑賞と臨書
基本的な草書の学習により、草書の特徴を把握します。
3 十七帖の鑑賞と臨書
書譜、十七帖の鑑賞と臨書をとおして草書の基本的な用筆・運
4 国申文帖の鑑賞と臨書
筆、結構を習得し、両古典の比較により、それぞれの特徴を把握
5 による創作と作品の鑑賞
し草書による表現の多様性を理解します。
六 生活に生きる書
学年末考
査
生活に怒るさまざまな書にふれ、これまでの学習を今後どのよ
1 さまざまな表現
うに生かしていくかを考えます。
2 ペン習字
出題方針 授業で取り扱った教科書の学習内容の理解を、問題集を使って出題する。
予定範囲 上記学習内容の草書と行書、仮名の書について問題集から出題。
1、関心・意欲・態度
書を愛し古典の学習を通して書の文化や伝統についての理解を深めようとしているか。意欲的、主体的に表現や鑑賞の活動
を行いその喜びを味わおうとしているか。
2、芸術的な感受性やその工夫
観 点
感受性を高め,学習を通して個性豊かな能力を伸ばし、創造的な表現の工夫をしているか
3、創造的な表現の技能
個性豊かな表現をするために幅広い表現理論と技能を身につけているか。
4、鑑賞の能力
古典の学習ををとおして書の歴史や文化について理解し、鑑賞の活動の中で書の美を分析・総合的に捉え、そのよさを味わ
っているか
52
1、平常点(授業への取り組み・出席・授業態度・課題の提出状況等)を6割とする。
方 法
2、作品提出物の素点を3割とする。
3、プリントの素点を1割とする。
〇自らの感性に基ずき作品や古典の書美について直感的な把握を試み、用具・用材・構成、また作者や時代背景といったさ
まざまな要素について考え、分析する姿勢で試みたい。
〇技法の習得においては自分の解決すべき課題や問題点を見極めながら練習する習慣を身につけたい。
〇創作においては感興に応じた表現を目指し、詩文や用具・表現形式などについてより効果的なものを積極的に選択した
い。
53
平成27年度「コミュニケーション英語Ⅱ」シラバス
教科
科目名
対象学年
単位数
履修形態
教科書(発行所)
外国語
コミュニケーション英語Ⅱ
2
4
必修
MY WAY English Communication Ⅱ(三省堂)
1.
【外国語】科の目標
外国語を通じて、言語や文化に対する理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度
の育成を図り、情報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりするコミュニケーション能力を養う。
2.
【コミュニケーション英語Ⅱ】の目標
英語を通じて、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成するとともに、情報や考えな
どを的確に理解したり適切に伝えたりする能力を伸ばす。
3.
【コミュニケーション英語Ⅱ】の概要
生徒が情報や考えなどを理解したり伝えたりすることを実践するように具体的な言語の使用場面を設定
して、言語活動を英語で行う。
4.到達目標
①事物に関する紹介や対話などを聞いて、情報や考えなどを理解したり、概要や要点を捉えることがで
きる。
②説明や物語などを読んで、情報や考えなどを理解したり、概要や要点を捉えることができる。また、
聞き手に伝わるように音読ができる。
③聞いたり読んだりしたこと、学んだことや経験したことに基づき、情報や考えなどについて、話し合
ったり意見の交換をしたりできる。
④聞いたり読んだりしたこと、学んだことや経験したことに基づき、情報や考えなどについて、簡潔に
書くことができる。
5.評価の観点
①コミュニケーションへの関心・意欲・態度
コミュニケーションに関心をもち、積極的に言語活動を行い、コミュニケーションを図ろうとする。
②表現の能力
英語で話したり書いたりして、情報や考えなどを適切に伝えている。
③理解の能力
英語を聞いたり読んだりして、情報や考えなどを的確に理解している。
④知識・理解
英語やその運用についての知識を身に付けているとともに、言語の背景にある文化などを理解している。
6.成績評価の方法
定期考査、実力テスト、小テスト、宿題やノートなどの提出物、平素の学習態度などから、総合的に
評価する。
7.使用教材
教科書【MY WAY English CommunicationⅡ】(三省堂)、準拠教材、その他
8.履修上の注意
「コミュニケーション英語Ⅰ」履修後に、必履修する。
54
9.年間指導計画及び授業進度予定表
(L = Lesson, OP = Optional Reading, R = Reading)
学
期
月
4
課
単元
Starter
第1回実力テスト
・既習の文法事項を復習する。
・既習事項の確認
L1
Pictograms
L2
OP
Coats of Arms
New Year’s Celebrations
・身近にあるピクトグラム、国や地域によ
って異なるピクトグラム、日本発祥のピク
トグラムなどについて学ぶ。
・日本と英国の紋章を比較する。
・1月1日以外に正月を祝う国の、それぞ
れのお祝いの仕方を学ぶ。
OP
May Day
5
中間テスト
文法のまとめ1
Let’s Try 1
VOCABULARY BUILDING 1
L3 Eco-friendly Inventions
Ⅰ
6
OP
Handy Solar Cooker
SOUNDS 1
VOCABULARY BUILDING 2
期末テスト
L4 Brazil – Far away or Close?
OP
7
The History of Rio’s
Carnival
文法のまとめ2
第1回ボキャブラリーテスト
Let’s Try 2
SOUNDS 2
L5 Eye Contact
9
第2回実力テスト
OP
Blind Soccer
L6 Space Elevator
10
OP
Hayabusa – Secrets
of its Success
中間テスト
文法のまとめ3
Let’s Try 3
VOCABULARY BUILDING 3
L7 An Encouraging Song
Ⅱ
11
題材
OP
Heal the World
SOUNDS 3
VOCABULARY BUILDING 4
期末テスト
・ヨーロッパにおける、春を祝うお祭りに
ついて学ぶ。
・L1,2 の確認
・文型について復習する。
・「感謝する」
「言い換える」表現を学ぶ。
・日本語と英語の対応を意識する。
・環境にやさしい発明品と、さまざまな発
明品のアイディアについて、取り組むべき
姿勢を学ぶ。
・太陽光を利用した調理器具とその効果に
ついて学ぶ。
・子音の発音について学ぶ。
・関連する単語について学ぶ。
・文法のまとめ 1~L3 の確認
・日本とブラジルの距離は遠いが、深いか
かわりがあることを学ぶ。
・リオのカーニバルの歴史とその内容につ
いて学ぶ。
・it のはたらきについて整理する。
・単語力の確認
・「報告する」「説明する」表現を学ぶ。
・母音の発音について学ぶ。
・デフリンピックに参加したろう者女子サ
ッカー選手からアイコンタクトの大切さを
学ぶ。
主な言語材料
時配
間当
1
1
SVO / SVC / SVO(O=if
節) / SVC (C=過去分詞)
SVO1O2(O2=if 節、that
節、what 節) / it seems
that ~
8
(1)
8
(1)
It is ... to 不定詞 / It
is ... that ~ / 形式目的
語
1
1
1
1
8
(1)
SVOC(C=動詞の原形、
過去分詞) / SVO+(to)
不定詞
1
1
1
8
(1)
関係代名詞 / 前置詞+
関係代名詞 / 関係代名
詞・関係副詞の非制限
用法
2
1
1
1
10
1学期既習事項の確認
・ブラインドサッカーの特徴について学ぶ。
・宇宙エレベーターの構造について学び、 現在完了形 / 現在完了
その実現可能性について考える。
進行形 / 過去完了進行
形 / 未来進行形
・はやぶさ帰還の成功の要因を学ぶ。
1
(1)
10
・L4~L6 の確認
・ときを表す表現を整理する。
・「注意を引く」
「反対する」表現を学ぶ。
・単語の中心的な意味について学ぶ。
・時代を超えて歌い継がれる ZARD の『負
けないで』について知り、坂井さんはどの
ような思いを込めたのかを知る。
1
2
1
1
10
・マイケル・ジャクソンが残した歌と彼の
歌に込めた思いについて学ぶ。
・ストレス・リズムについて学ぶ。
・アメリカ英語とイギリス英語について学
ぶ。
・文法のまとめ3~L7 の確認
55
助動詞 / 助動詞+
have + 過 去 分 詞 /
would を 使 っ た 表 現 /
完了不定詞
(1)
(1)
1
1
1
第2回ボキャブラリーテスト
L8 Language Contacts
・単語力の確認
・小笠原諸島の「小笠原言語」を例に、複
数の言語が出会うとき、互いに及ぼす影響
について考える。
OP
A Pidgin English
第3回実力テスト
文法のまとめ4
Let’s Try 4
SOUNDS 4
・ハワイのピジン英語について学ぶ。
1,2学期既習事項の確認
・wh-語について整理する。
・「依頼する」
「要約する」表現を学ぶ。
・イントネーション、音の上げ下げについ
て学ぶ。
・20 世紀の喜劇王と呼ばれたチャップリン
の半生を学び、喜劇王になるまでの葛藤に
ついて学ぶ。
12
L9
Charles Chaplin
1
OP
L10
Ⅲ
2
3
A Speech from The
Great Dictator
The Five-story Pagoda of
Horyuji
期末テスト
OP
Pyramid- A Stone
Structure
文法のまとめ5
R
A Letter to Italy
・チャップリンが演じた『独裁者』の有名
なスピーチについて学ぶ。
・1300 年もの間倒れずにその姿を保ってい
る法隆寺の五重塔の秘密を学ぶ。
仮定法過去 / 仮定法過
去完了 / if を使わない
仮定法 / no matter+疑
問詞
1
10
(1)
1
2
1
1
分詞構文(現在分詞、
過去分詞) / 完了形の
分詞構文 / 付帯状況の
with
10
(1)
同格の that / 倒置 / 省
略 / 強調構文
10
・L8~L10 の確認
・古代のピラミッドが現存する理由を探る。
1
(1)
・that を使った表現を整理する。
・花嫁探しの手紙にハンサムな弟の写真を
同封してしまったその結果は。物語を鑑賞
する。
2
6
計 140
56
H27年度
教科名
科目名
履修 履修
履修形態
学年 単位
【家庭科・家庭総合】
教科書(発行所)
家庭総合
家庭科 家庭総合
2
2
必履修
副教材
「家庭総合 豊かな生活をともにつくる」
ノート(大修館書店)
豊かな生活をともにつくる 「高校生のための生活データブック」
(大修館書店)
(大修館書店)
1.
【 家 庭 】科の目標
人間の健全な発達と生活の営みを総合的にとらえ、家族・家庭の意義、家族・家庭と社会とのかかわりについ
て理解させるとともに、生活に必要な知識と技術を習得させ、男女が協力して家庭や地域の生活を創造する能力
と実践的な態度を育てる。
2.
【 家 庭 総 合 】の目標
人の一生と家族、子どもの発達と保育、高齢者の生活と福祉、衣食住、消費生活などに関する知識と技術を総
合的に習得させ生活課題を主体的に解決するとともに、
家庭生活の充実向上を図る能力と実践的な態度を育てる。
3.科目の概要
男女共同参画社会の推進、少子高齢化等を考慮して、家族や生活の営みを人の一生とのかかわりの中で総合的
にとらえ、家庭生活を主体的に営む態度を育てることを重視して改善を図るとともに、生活に必要な知識と技術
を習得させ、生活課題を主体的に解決できるようにすることに重点を置き、子どもの発達と保育・福祉、高齢者
の生活と福祉、生活の科学と文化などの内容の 充実を図っている。
4.到達目標
(1)人の一生を生涯発達の視点で総合的にとらえ、家族・家庭の意義、家族・家庭と社会とのかかわりについて理
解する。
(2)生活課題を解決するために必要な知識と技術を習得し、
家庭生活の充実向上を図る力と実践的な態度を身につ
ける。
5.評価の観点
評価の観点
評 価 の 内 容
関心・意欲・態度 家庭や地域の生活について関心をもち、その充実・向上のために意欲的に取り組むとともに、実践
的な態度を身につけているか。
思考・判断・表現 家庭や地域の生活について思考を深め、課題を見つけて適切に判断し、それを的確に表現すること
ができるか。
技能
家庭や地域の生活を充実・向上させるための基本的な技術を身につけているか。
知識・理解
家庭生活の意義や役割を理解し、家庭や地域の生活を充実・向上させるための基本的な知識を身に
つけているか。
6.成績評価の方法
・ 関心・意欲・態度は、授業・実習への参加の仕方や態度によって評価する。ワークシートやレポートからも評価する。
・思考・判 断・表現は、定期考査、ワークシート、レポートの考察、発表によって評価する。
・技能の評価は、提出物や調理実習時の技術 評価によって行う。
・知識・理解の評価はおもに定期考査によって行う。
・学期ごとの評価は、定期考査、提出物等も合わせて評価する。
・年間の評価は、1~3学期の成績を平均したものに基づいて総合的に評価する。ただし、製作作品や提出物が未提出
の場合は未修得になる場合もある。
7.履修上の注意
家族や生活の営みを人の一生とのかかわりの中でとらえ、人の一生と家族・家庭、子どもの発達と保育・福祉、
高齢者の生活と福祉、生活の科学と文化、消費生活と資源・環境などに関する知識と技術を、断片的に習得させ
るのではなく、実際の生活の場で 生きて働く力となるよう総合的に習得させる。家庭総合の学習内容は1・2学
年で3単位を分割で履修する。
57
8.年間指導計画及び授業進度予定表
学
月
期
4
5
単元
指導項目
時
数
<食生活 1 食生活 6
>
をみつめよ
う
第6章
食生活を 2 健康な 6
つくる
食生活をつ
くろう
1
学
期
3 安全な 6
食環境を考
えよう
4 食文化
を考えよう
5 食事を 6
作ろう
6
7
1学期授業時数計
<消費生 1 家庭の 6
活>
経済生活を
9
みつめよう
第5章
8
重点(指導)目標
・現代の高校生、家庭の食生活の現状と課題について
考える。
・食事の意義を理解し、健康で充実した食生活につい
いて考える。
・栄養素の種類と働きやそれぞれの栄養素が多く含ま
れる食品についての基礎的な知識を学び、また、栄
養・食品の知識をもとに、食事摂取基準、食品群別摂
取量のめやすなどを用いて、バランスのとれた家族の
食事計画(献立作成)ができるようにする。
・食品の選択、食中毒、食品添加物について学ぶ。
・食品の自給率や食に関する環境について考察する。
・沖縄の伝統的な食文化が成り立つ背景を理解し、食
文化の継承に関心を高める。
・調理に関しての基礎的な技術を身につけ、
食事マナーを知り、楽しく食事ができるようにする。
・家庭の収入や支出、予算生活の必要性について理解
させる。
・生活設計と関連させ、長期の経済設計の必要性を理
解させる。
※
成
績
評
価
の
方
法
参
照
糖分の実験
調理実習①
親子丼、す
まし汁
調理実習②
小松菜とじ
ゃこのスパ
ゲッティー
24
調理実習③
チンジャオ
ロースー
11
2 消費生 8
活と意思決
定について
考えよう
・各自が消費者であるという自覚を持たせる。意志決
定のプロセスを理解させる。
・適切な意志決定や消費行動をとることが消費者の責
任であることを理解させる。
調理実習④
豚肉と野菜
の炒め物、
かき玉汁
調理実習⑤
クファジューシー、
もずくの酢
の物
12
3 消費者 6
の権利と責
任について
調べよう
・契約、多様な販売方法や支払い方法、問題商法など
について理解させるとともに、被害にあった場合の
解決方法も理解させる。
調理実習⑥
ロールケー
キ
10
2
学
期
経済生活
を主体的
につくる
2学期授業時数合計
<保育> 1 子どもの 6
成長・ 発達
1
第2章
について知
ろう
子どもを
2 子どもの 6
育てる
生活につい
3
て知ろう
2
学
3 親として
期
共に育つ
4 子ども 6
の人権と福
3
祉について
考えよう
・クレジットの仕組みや支払い方法などについて知り、
そのメリット、デメリットを理解した上で、経済生
活を有意義に過ごせるようにする。
評
実験等
価
・胎児の発育と母体の変化を理解し、母体管理重要性と
生命の尊さを学ぶ。
・子どもの心身の発達と特徴について理解する。
28
調理実習⑦
お弁当
・子どもの健やかな発達には、親や家庭、地域社会の果
たす役割が大きいことを認識し、子どもと適切にかか
わることができるようにする。
・子どもの生活や遊び、子どもの病気や保育環境につい
て理解する。
・現在の子どもをとりまく環境を知り、子どもの人権
と福祉について学習する。
・子育てのための国や地域の社会的支援について理解
する。
3学期授業時数合計
年間授業時数
18
70
58
Fly UP