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メディア文化論Ⅰ

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メディア文化論Ⅰ
科目名・科目番号
(043281)
メディア文化論Ⅰ
学科等
教員名
メディア社会・選択 履修年次
石川 雅弘 曜日・時限等 木曜2時限・前期 単位数
オフィスアワー
2.3
2
金曜日・4時限 B215研究室
授業概要
とねらい
活字や映像メディアからデジタルメディアの台頭など、人々のコミュニケーションを媒介するメディアが大
きく変容している。この変化は、新聞などの既存メディアや取材、報道にどのような影響を与えているの
か。さらには新たなメディアがコミュニケーションや文化に与える影響などを考察する。
到達目標
メディアの変遷と現代社会における位置づけについて学び、メディアと人の関わり方について
考える力を得る。現代におけるメディアリテラシーとは何か、文化とその在り方・問題は何
か、自ら考える力を得ることを目標とする。
準備学習
特に予習は必要としませんが、資料を読み返すなど復習をしっかりして下さい。
授業内容
回
授業計画
行動目標
1 総論
メディアからの情報で人は世界で起きていることを知るし、逆に真実とは違う
虚像、「疑似環境」で生きることになる。メディアのもつ両義性を理解する。
2 活字メディアの特質と現状
活字メディアの代表である新聞・雑誌における総覧性や記録性など
の特質と、「衰退」とも言われる現状について理解する。
3 映像メディアの特質と現状
新聞・雑誌と比べたテレビの特質と現状について理解し、テレビにお
ける「娯楽」と「ジャーナリズム」の今後の可能性について考える。
4 新聞・テレビのジャーナリズム
新聞・雑誌・テレビにおけるジャーナリズムについて考える。
5 台頭する新たなメディア
SNS(ソーシャルメディア)の現状について知り、コミュニケーションや
社会にどのような変化を生んでいるのか考える。
6 ソーシャルメディアとマスメディア
伝統的なマスメディア4種と比べてSNSにはどのような利点や欠点、
あるいは注意すべき点があるのか考える。
7 ソーシャルメディアの可能性
双方向で、開いたグループでも閉じたグループでもやりとりできるSNS
がなにを生み出しうるのか考える。
8 ネット社会における民主主義
SNSなどによって生まれたネット社会における民主主義の可能性と
「集合知」について考える。
9 ソーシャルメディアの問題
誹謗中傷やデマの流布など、SNSによるアマチュアの情報発信に
よって生じた新たな問題について理解する。
10
ソーシャルディアにおけるジャー
ナリズム
ソーシャルメディアにおけるジャーナリズムの可能性と問題について
考える。
11 キュレーションメディア
情報があふれるネットにおいてキュレーションメディアの果たす役割と
可能性について考える。
12 インターネットにおける情報収集
ネットを通じた米国政府の情報収集やIT企業による個人情報の収集
など、プライバシー侵害などの新たな問題について理解する。
13 マスメディアとソーシャルメディア
マスメディアとソーシャルメディアの現在の関係とこれからについて考
える。
14 これからのメディアリテラシー
マスメディアに加えてソーシャルメディアが一般的になった現代にお
けるメディアリテラシーについて考える。
15 我々を取り巻くメディア環境
メディアの姿はこれからも変化を続けると考えられる。我々を取り巻く
メディアの現状と、これからどのように変改していくのか考える。
成績評価の
方法・基準
教科書
参考図書
教員からの
メッセージ
課題提出(30%)と期末試験(70%)で評価する。
書名
著者
発行所
著者
発行所
資料を配付します。
書名
日常生活の中で様々なメディアに接し、授業で学んだことと照らし合わせて理解を深めたり疑問を持つ
ようにして下さい。
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