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vol.47:カレンダー機能を使いこなすには?
工程’s メールマガジン Vol.47 Q:カレンダー機能を使いこなすには? 以前メルマガ Vol.7 にて、工程’s のカレンダー機能についてご紹介しました。 このカレンダーについて、基本のおさらいから、さらなる有効活用法までをご紹介していきたいと思います。 A:まずは基本のおさらいから、[カレンダー]機能についてご紹介します。 工程's では、プロジェクト編集期間中の休みや稼働時間の定義(=ワークパターン)を[カレンダー]として登録 します。 工程's では、1つのプロジェクトに複数のカレンダーを登録する事が可能です。 登録されたカレンダーは、バーやコンストレイントへそれぞれ個別に設定できます。 例えば、一つのプロジェクトに対して休日体制の違う複数の会社(資源)が参加している場合などに利用します。 ◆ ◆ 基本のおさらい トータルフロートとは まずはおさらいとして、基本的な複数カレンダーの使用方法をご紹介します。 今回は、A 社(カレンダー通り土日祝が休み)と B 社(木・金が休み)が同一プロジェクトに参加していると想 定して、その際のカレンダー利用例をご紹介します。 事例紹介 作業 A・B は、土日休みです 作業 C・D は、木金休みです (土日は稼働日です) 工程's でトータルフロートを計算する際は、2 パターンの算出方法から選択します。 ◆ 操作手順のご案内 1.基本カレンダーの編集 メニューバーから[カレンダーの編集]を選択すると、カレンダー編集ダイアログを開きます。 ここで、1 日あたりの稼働/休み時間を設定し、ワークパターンをカレンダー登録します。 ★1 日に対して設定できる稼働/休み時間の最小単位は、工程’s のオプションで設定した物となります。 最小で 1 分刻みまで細かいパターンを設定する事ができます。 まずは、基本となるカレンダーの登録を行います。 ここでは例として、A 社(土日祝休み)のワークパターンを基本のカレンダーとして登録します。 ① [オプション]で決定した単位ごとに 1 日 の稼働/休みを設定します。 ★ 右クリックと左クリックで稼働時間/ 休み時間の切替が出来ます。 ② ここをクリックする事で、期間中の曜 日ごとに稼働/休みの一括登録が出 来ます。 ★ ここでは、土日をクリックします。 ③ 日付をクリックすると、その日にだけ 設定したカレンダーが割り当てられます。 ★ 祝日等はここで設定します。 ④ カレンダー編集が完了したら、メニューから [上書き保存]を選択します。 2.複数カレンダーの編集 次に、B 社のカレンダーを設定します。 A 社と同様の手順で、休日を設定します。 今度は休日を木・金に設定します。 休日を登録後、今度は [番号を付けて保存]します。 これで、二つのワークパターンの登録は完了です。 今度は[番号を付けて保存]します。 ★ カレンダーの名称は分かりやすい物にしましょう 3.作業バーへのカレンダー登録 工程表画面に戻ると、基本カレンダーとして設定したA社のワークパターン(土日休み)が、工程表へ適用され ています。 では、折角登録したB社のカレンダーはどうやって工程表へ反映させればいいのでしょうか??? ⇒ カレンダーは、作業バー毎に個別設定が出来ます。 B 社の担当する作業バー(作業 C、D)の右クリックメニューで、木日 休みのカレンダーを設定します。 結果 作業 C、D が木金休みとなりました。 これを利用する事によって、一つのプロジェクト内にそれぞれ異なった勤務時間の資源を登録し、日程管理する事 が出来ます。 ◆次回予告 カレンダーには、まだまだたくさんの便利機能があります。 次回は応用編として、更なる有効活用方法をご紹介していきます!