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資料3 平成27年度概要(PDF:2843KB)

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資料3 平成27年度概要(PDF:2843KB)
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2
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新
潟
地
下
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西
堀
ロ
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サ
】
目
Ⅰ
次
消費生活センター概要
1 センター設置の目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
2 市勢の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
3 センターの沿革・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
4 施設の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
5 組織及び事務分担・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
(1)機構・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
(2)職員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
(3)所掌事務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
Ⅱ 平成26年度消費生活センター事業
1 消費生活関係・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
(1)消費生活相談・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
(2)消費者啓発及び情報提供・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
(3)消費者団体の活動支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
(4)立入検査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
(5)附属機関の設置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
(6)地方消費者行政活性化事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7
2 計量検査関係・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7
(1)特定計量器定期検査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7
(2)立入検査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7
(3)啓発・指導事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7
3 平成26年度当初予算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8
(1)歳出 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8
(2)歳入・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9
Ⅲ
平成25年度消費生活関係事業報告
1 消費生活相談の受付状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
(1)相談件数の推移・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
(2)相談傾向・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
(3)特殊販売に関する相談・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
(4)事業者指導件数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20
(5)多重債務に関する相談・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
2 消費者啓発及び情報提供・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23
(1)消費者啓発講座・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23
(2)くらしのレポーター事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29
(3)消費者月間行事・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32
(4)啓発資料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32
(5)消費生活センター情報コーナー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33
3 消費者団体の活動支援及び助成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34
(1)消費者団体ヘの事業委託・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34
4 附属機関関係・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37
(1)附属機関設置状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37
(2)新潟市消費生活審議会委員名簿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38
(3)新潟市消費者苦情処理委員会委員名簿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39
Ⅳ
平成25年度計量検査関係事業報告
1 検査事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40
(1)特定計量器定期検査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40
(2)立入検査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42
2 啓発・指導事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44
(1)消費者啓発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44
3 適正計量管理事業所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44
(1)経済産業大臣指定事業所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44
(2)新潟県知事指定事業所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45
4 基準器及び検査設備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45
(1)基準器・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45
(2)検査設備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46
5 特定商品と量目交差・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47
Ⅴ
参考資料
1 消費者啓発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 51
(1)寸劇(物干し竿の巡回販売『二、キュウ、パ』2・9・8)・・・・・・・・・・・・ 51
2 新潟市消費生活条例・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53
Ⅰ
消費生活センター概要
2
1
センター設置の目的
市民の消費生活の安定と向上を図り,消費者の利益の擁護及び増進に関する事務を行うた
め,市民生活部市民生活課の管理の下に消費生活センターを置く。
(新潟市行政組織規則第13条)
(消費者安全法第10条第2項
2
3
平21・6・5法50公布)
市勢の概要
面積
726.45k㎡
(平成27年4月1日現在)
人口
801,270人
(平成27年3月末現在)
世帯数
327,723世帯 (平成27年3月末現在)
センターの沿革
昭和6年
度量衡取締専任吏員を設置
昭和27年 9月
政令第406号により特定市に指定,商工課計量係に機構改革
昭和37年 4月
経済労働部商工課計量検査所に機構改革
昭和39年10月
商工労働部工業振興課計量所に機構改革
昭和42年 1月
商工労働部消費者行政担当主幹室設置
昭和47年 1月
市民部生活課消費生活係,計量検査所に機構改革
昭和51年 4月
市民企画部生活課消費生活係,計量検査係に機構改革
昭和54年 7月
新潟市消費者保護条例制定
・新潟市消費者保護委員会設置
・新潟市消費者苦情処理委員会設置
昭和54年 8月
新潟市消費生活センター設置
昭和56年 4月
市民部生活課消費生活センター消費生活係,計量検査係に機構改革
昭和60年 1月
計量検査室竣工
平成 元年 9月
市役所新庁舎竣工に伴い,第1分館1階にセンター移転
平成 4年 4月
市民局市民生活部自治振興課消費生活センター消費生活係,計量検査係
に機構改革
平成14年 4月
市民局市民生活部自治振興課消費生活センターに機構改革(係統合)
平成17年 3月
新津市はじめ12市町村との合併
平成17年10月
巻町と合併
平成19年 4月
政令市移行に伴う組織改正により,市民生活部市民総務課消費生活センターに機
構改革
・消費者保護条例を全面改正し,消費生活条例に改称して施行
・特定計量器定期検査を民間委託
平成20年 3月
新潟市消費生活推進計画を策定
平成20年 7月
全国特定市計量行政協議会副会長市に選出(会長:横浜市,副会長市:川崎市)
平成21年 9月
消費者安全法に基づき,消費生活センターの設置を公示
平成22年 4月
中心市街地の新潟地下街に移転し業務を開始(土・日曜日も開設)
平成22年 5月
専任の相談員を1名増員して,多重債務相談窓口を拡充
3
平成22年10月
専任の相談員を1名増員して,多重債務相談窓口を拡充
平成23年 4月
消費生活相談員1名退職に伴い,専任の相談員を1名増員して多重債務相談窓口
を拡充
平成24年 4月
初めて警察OB1名を雇用して,相談窓口を強化
平成25年 4月
多重債務専任を含め,消費生活相談員を2名増員,組織改正により市民生活課が
本課となる。
平成26年 4月
土日の多重債務相談を「隔週」から第2・4土日とするとともに,消費生活セン
ターの休日に振替休日及び西堀ローサ休館日を追加
4
施設の概要(平成27年4月1日現在)
新潟市消費生活センター
○所 在 地
新潟市中央区西堀前通6番町894番地1(新潟地下街 西堀ローサ内)
○開設時間
午前8時30分∼午後5時30分
○休
祝日,振替休日,ローサ休館日,年末年始
日
○施設規模
・床面積
239㎡
・事務室
89㎡
・相談室(3部屋)
32㎡
・研修室
78㎡
・情報コーナー
40㎡
計量検査室
○所 在 地
○施設規模
新潟市中央区川岸町3丁目17番地37
・敷地面積
350.41㎡
・構
鉄骨及び木造平屋建
造
・建築面積
108.35㎡
・検査室及び分銅格納庫
67.38㎡(2t天井走行クレーン設置)
・基準器室
17.82㎡
・商品テスト室
17.02㎡
・その他
6.13㎡
4
5
組織及び事務分担(平成27年4月1日現在)
(1)機構
市民生活部
市民生活課
消費生活センター
パスポートセンター
(2)職員(消費生活センター)
16名
・所長
1名
・主幹
1名
・消費生活担当
・計量検査担当
主査
1名
再任用職員
2名
相談員(非常勤嘱託)
9名(5月1日現在)
相談員(個人委託)
1名
一般技能員
1名
(3)所掌事務
ア 消費生活の相談及び苦情処理に関する事項
イ 消費生活に関する情報提供及び啓発に関する事項
ウ 消費者学習に関する事項
エ 消費者団体の支援に関する事項
オ 多重債務の相談に関する事項
カ その他消費生活施策の推進に関する事項
キ 計量器の検査及び計量の立入検査に関する事項
ク その他計量施策の推進に関する事項
ケ 消費生活センターの庶務に関する事項
5
Ⅱ 平成27年度消費生活センター事業
5
1 消費生活関係
(1)消費生活相談
商品の購入やサービスの利用に伴う苦情相談,悪質商法や多重債務でお困りの方の相談,ク
ーリングオフや中途解約の相談,消費生活に関する疑問など,相談員が解決のためのお手伝い
をします。
(2)消費者啓発及び情報提供
ア
くらしのレポーター事業
・27名委嘱
任期1年(再任可)
・生活関連物資価格調査を年6回及び消費生活に関する講座の講師用務を随時実施
・講座の講師のための研修会の実施
イ 消費生活講座・教室の開催
①「くらしの一日教室」・・・一般市民を対象に,生活に関するテーマを選び,専門の講師による講
義や実習を行う講座
②「出前くらしのテスト教室」・・・一般市民を対象に,簡易テストを取り入れた出前講座
③「夏休み親子テスト教室」・・・小学生の親子を対象に糖分測定などを取り入れた講座
④「夏休み親子体験教室」・・・小学生の親子を対象に体験を中心として行う講座
⑤「子ども消費者学習」・・・小学校5・6年生を対象に糖分測定など,食から考える消費生活の基
礎知識に関する講座
ウ 出前講座及びその他の講座
①「市政さわやかトーク宅配便」・・・10人以上の団体を対象にした出前講座
②「地域包括支援センターの会議等での説明会」・・・15∼20分程度の時間をいただき独居の高
齢者の消費生活相談の取次を依頼
エ 情報の提供
①市報,ホームページへ掲載
②情報コーナーを利用した電子情報の提供,パネル展示,パンフレット・リーフレットの配架と講
座での配布
③高齢者見守りネットワークの活用
④ビデオテープ,DVD,関連図書の貸出し
⑤商品テスト結果の展示
(3) 消費者団体の活動支援
ア 消費者団体への事業委託
(高齢者の特殊詐欺、悪質商法被害防止に対する意識調査をし防止対策の実効性を探る)
イ 活動等への研修室の貸出
(4) 立入検査
「消費生活用製品安全法」,「電気用品安全法」,「家庭用品品質表示法」,「ガス事業法」に
基づく立入検査による適正表示の監視
6
(5) 附属機関の設置(新潟市附属機関設置条例)
・消費生活審議会委員
15名 任期2年
・消費者苦情処理委員会委員
5名 任期2年
(6) 地方消費者行政活性化事業(新潟県消費者行政活性化事業補助金の活用)
・相談窓口での弁護士活用
・各種メディアを活用した啓発等
2
計量検査関係
(1)特定計量器定期検査(計量法により2年に1回の受検を義務づけている)
新潟市指定定期検査機関へ特定計量器の定期検査及び検査手数料の徴収等を委託する。
(2)立入検査
・商品量目立入検査 … 商品販売のスーパー,小売店等を対象に実施
・特定計量器立入検査 … 商品販売のスーパーを対象に実施
(3)啓発・指導事業
・消費者啓発 … 計量記念日事業として啓発ポスター配布
・指導 … 市民を対象に家庭用計量器,家庭用体温計,血圧計の無料検査(市民健康福祉ま
つり等)
7
3
平成27年度当初予算
(1)歳出
ア 消費生活関係
(款)総務費 (項)総務管理費 (目)市民生活費
(単位:千円)
予
内
算
額
訳
平成27年度当初
人件費
20,550
23,886
390
780
1
1
20,159
23,105
8,550
2,220
430
421
1,799
1,799
6,321
0
消費生活審議会委員
消費者苦情処理委員会委員
非常勤職員
消費者啓発情報提供事業
くらしのレポーター
消費者啓発情報提供事業
平成26年度当初
・講座・テスト教室の開催/事業委託
・子ども消費者学習/啓発資料の配布
地方消費者行政活性化事業
(6月補正)
(9,021)
消費生活相談事業
5,810
7,608
苦情処理・消費生活相談事業
2,774
2,774
消費生活センター関係事務費
3,036
4,834
34,910
33,714
・消費生活審議会
・研修会出席旅費
計
イ 計量検査関係
(款)商工費 (項)工業費 (目)計量検査費
(単位:千円)
予
内
算
額
訳
平成27年度当初
計量検査諸経費
全国特定市計量行政協議会負担金
計
8
平成26年度当初
14,510
15,458
18
18
14,528
15,476
(2)歳入
ア 消費生活関係
(款)県支出金 (項)県補助金 (目)総務費県補助金
(単位:千円)
予
内
算
額
訳
平成27年度当初
平成26年度当初
6,321
地方消費者行政活性化事業補助金
0
(6月補正)
(9,021)
イ 計量検査関係
(款)使用料及び手数料 (項)手数料 (目)商工手数料
(単位:千円)
予
内
算
額
訳
平成27年度当初
計量器検査手数料
3,323
9
平成26年度当初
3,598
Ⅲ 平成26年度消費生活関係事業報告
1 消費生活相談の受付状況
◇ 平成26年度に寄せられた相談は4,376件で,前年比106.6%,270件の増でした。そ
のうち,苦情相談が4,010件(91.6%),問い合わせが365件(8.4%)で苦情相談
の割合が圧倒的に高くなっています。【表1】【図1】
◇ 契約当事者を年齢別に見ると,相談件数が増えたことから,各年代で昨年度より増加しまし
たが,70歳代以上だけが,前年度の87%に減っています。これは,高齢者が契約したこと
による相談が,前年度,特に多かったことに起因します。相談件数の減少については,様々な
場面での啓発による効果もありました。【表2】【図2】
◇ 契約当事者の性別は昨年同様女性が上回り,その差は516件から294件へと大幅に縮ま
りました。これは,女性に多かった健康食品の送りつけ商法や友の会についての相談が落ち着
いたことによる影響です。【図3】
◇ 商品・役務(サービス)別では,引き続き携帯電話やパソコンサービスを利用したことに起
因した役務についての相談が商品についての相談を上回りましたが,その差は前年度に比べる
と436件から1,044件へと大きく拡大しました。これはインターネットを通じた情報な
どのデジタルコンテンツやプロバイダ及び回線料金に分類される相談が増えたことが要因と考
えられます。【図4】
◇ 相談内容では,「契約・解約」に関する相談が40%,「販売方法」に関する相談が28%,
3番目に消費生活センターでは対応しがたい「価格・料金」並びに「接客対応」に関する相談
が入りました。【図5】
◇ 相談内容別では,パソコンや携帯電話を手段とした出会い系サイトやアダルトサイトについ
ての相談を含む「放送・コンテンツ等」が引き続き1位となりました。次に「商品一般」とい
って商品の相談ではあるが,具体的に商品が特定できなかったり,特定する必要のない相談が,
引き続き2位に入りました。3位には昨年多かった健康食品に関する相談が減少し,かわって,
多重債務や消費者金融,ヤミ金融等についての相談が入りました。4位にはプロバイダの変更
や回線料金などの「インターネット通信サービス」の相談,5位には賃貸住宅の退去修繕や敷
金返還をめぐる相談がそれぞれ入りました。以上の上位5位までで,全相談件数の40%強を
占めています。【表3】
(1)相談件数の推移
【表1】年度別相談件数の推移
年度
内訳
16
年度
17
年度
18
年度
19
年度
20
年度
21
年度
22
年度
23
年度
24
年度
25
年度
26
年度
相談総
件数
8,387
6,685
5,705
4,565
4,104
3,431
3,654
3,675
3,573
4,106
4,376
苦情
7,940
6,031
5,007
3,854
3,401
2,906
3,160
3,243
3,085
3,623
4,010
447
654
698
711
703
525
494
432
488
483
365
問合・
要望
【図1】年度別相談件数の推移
9,000
問い合わせ・要望
苦情
8,000
7,000
6,000
件
5,000
4,000
3,000
2,000
1,000
0
16年度
17年度
18年度
19年度
20年度
21年度
8
22年度
23年度
24年度
25年度
26年度
(2)相談傾向
ア 契約当事者の年齢・性別
ⅰ. 契約当事者の年齢の内訳
【表2】年齢別相談件数(比率)
年 齢
内 訳
20歳
未 満
20
歳代
30
歳代
40
歳代
50
歳代
60
歳代
70歳
以 上
団体
・不明
合計
件数 (件)
148
341
524
701
603
809
1,005
245
4,376
構成比(%)
3.3
7.8
12..0
16.0
13.8
18.5
23.0
5.6
前年比(%)
106.5
114.0
106.9
124.1
108.8
115.1
87.0
122.5
106.6
【図2】年齢別相談件数(比率)
1400
平成25年度
平成26年度
1200
1,156
1,005
1000
809
800
703
701
件
600
400
603
554
565
524
490
341
299
200
245
200
148
139
0
20歳未満
20歳代
30歳代
40歳代
50歳代
60歳代
70歳以上
ⅱ.契約当事者の性別の内訳
男
女
団体・不明
【図3】契約当事者の性別の内訳
平成26年度
平成25年度
0
1,946
2,240
190
1,715
1,000
2,231
2,000
160
3,000
4,000
9
5,000
6,000
7,000
不明
イ 相談内容
ⅰ.相談分類・大分類(合計4,376件)
商品・役務(サービス)別相談件数は,商品に関する相談が1,608件(37%),役
務に関する相談が2,652件(60%),商品や役務に属さない相談(相隣関係,慣習
等)が116件(3%)となっています。
【図4】相談分類・大分類
商品・役務別相談件数
その他 , 116,
3%
商品類
商品 類, 1,608,
37%
役務類
その他
役 務類, 2,652,
60%
ⅱ.相談内容別
相談内容の比率で見てみると多い順に「契約・解約」(40%),「販売方法」
(27%),「価格・料金」(8%)となっています。
【図5】相談内容(比率)
相談内容(複数回答)
買物相談
0%
施設・設備
0%
生活知識
0% 無回答
1%
その他
0%
安全・衛生
2%
品質・機能・役務品質
6%
包装・容器
0%
法規・基準
2%
価格・料金
8%
接客対応
8%
計量・量目
0%
契約(解約)
40%
販売方法
28%
表示・広告
5%
10
安全・衛生
品質・機能・役務品質
法規・基準
価格・料金
計量・量目
表示・広告
販売方法
契約(解約)
接客対応
包装・容器
施設・設備
買物相談
生活知識
無回答
その他
ⅲ.相談の多かった商品・役務上位10分類
【表3】相談の多かった商品・役務上位10分類(全相談件数)
順
位
平成26年度
件数
平成25年度
件数
1
放送コンテンツ等
820
放送コンテンツ等
652
2
商品一般
330
商品一般
367
3
融資サービス
267
健康食品
268
4
インターネット通信サービス
197
融資サービス
258
5
レンタル・リース・貸借
173
レンタル・リース・貸借
154
6
役務その他
155
工事・建築・加工
137
7
自動車
123
役務その他
110
8
工事・建築・加工
115
相談その他
104
9
ファンド型投資商品
93
自動車
103
預貯金・証券等
91
インターネット通信サービス
10
年間相談件数
4,376
年間相談件数
94
4,106
ⅳ.年代別相談件数
【表4】年代別相談件数
∼10代
順位
1
2
5
分類
放送コンテンツ等
主な商品・役務
登録料,情報料
(出会い系サイト・アダルトサイト・小説サイト)
件数
99
主な販売方法等
パソコン,携帯電話,不当請
求
商品一般
商品不明
4
信用性,架空請求
移動通信サービス
携帯電話料金,モバイルデータ通信,
解約金
4
訪問販売,電話勧誘販売
役務その他
アダルトサイトへの対応相談,興信所
4
電話勧誘販売
食器・台所用品
換気扇フィルター
3
訪問販売,点検商法
11
20代
順位
分類
主な商品・役務
登録料,情報料,オンラインゲーム
件数
主な販売方法等
100
パソコン,携帯電話,不当請
求
1
放送コンテンツ等
2
レンタル・リース・貸借
賃貸アパート,退去修繕
30
賃貸契約,敷金
3
融資サービス
消費者金融,ヤミ金
25
多重債務,返済困難,カー
ドローン,自動車ローン
4
自動車
中古車,車検代
17
故障,解約,査定,修理
5
インターネット通信サ
光回線,プロバイダ変更
ービス
11
訪問販売,電話勧誘販売
(出会い系サイト・アダルトサイト)
30代
順位
分類
主な商品・役務
登録料,情報料
件数
主な販売方法等
133
パソコン,携帯電話,不当請
求
1
放送コンテンツ等
2
融資サービス
消費者金融,住宅ローン
48
多重債務
3
レンタル・リース・貸借
賃貸アパート,退去修繕
38
賃貸契約,敷金
商品一般
商品不明
22
架空請求,支払い拒否,不
審な電話
22
電話勧誘販売,解約
(出会い系サイト・アダルトサイト)
4
インターネット通信サ
光回線,プロバイダ変更
ービス
40代
順位
分類
1
放送コンテンツ等
2
融資サービス
3
主な商品・役務
登録料,情報料
(出会い系サイト・アダルトサイト)
消費者金融,ヤミ金融,住宅・学資ロ
ーン
件数
主な販売方法等
186
パソコン,携帯電話,不当請
求
57
多重債務,生活保護,債務
整理
インターネット通信サ
光回線,プロバイダ変更
ービス
35
電話勧誘販売,解約
4
商品一般
商品不明,友の会
30
架空請求,解約,返金,不
審電話
5
レンタル・リース・貸借
賃貸アパート,退去修繕
29
賃貸契約,解約
12
50代
順位
分類
1
放送コンテンツ等
2
融資サービス
3
主な商品・役務
登録料,情報料
(出会い系サイト・アダルトサイト)
消費者金融,ヤミ金融,住宅ローン
件数
主な販売方法等
120
パソコン,携帯電話,不当請
求
52
多重債務
インターネット通信サ
光回線,プロバイダ変更
ービス
39
電話勧誘販売,解約
4
商品一般
商品不明,友の会,商品券
35
架空請求,解約,返金,不
審電話
5
役務その他
解約代行サービス,廃品回収サービス
21
インターネット検索,チラ
シのポストイン
60代
順位
分類
主な商品・役務
登録料,情報料
件数
主な販売方法等
122
パソコン,携帯電話,不当請
求
103
架空請求,不審電話
52
多重債務,債務整理
1
放送コンテンツ等
2
商品一般
商品不明,友の会,商品券,個人情報
3
融資サービス
消費者金融,住宅ローン
4
インターネット通信サ
プロバイダ変更
ービス
41
電話勧誘販売,説明不足,
信用性,解約
5
工事・建築・加工
33
訪問販売,強引な勧誘,契
約解除
(出会い系サイト・アダルトサイト・有料サイト)
住宅リフォーム,外壁工事
70代∼
順位
分類
主な商品・役務
1
商品一般
商品不明,友の会
2
ファンド型投資商品
各種投資商品(老人ホームの投資等)
3
放送コンテンツ等
4
預貯金・証券等
5
役務その他
件数
157
登録料,情報料
(アダルトサイト・有料サイト)
社債,証券,債権,株
個人情報削除サービス,廃品回収サービス
13
主な販売方法等
架空請求,不審な電話
59
電話勧誘販売,パンフレット送
付,名義貸し,債権譲渡
56
パソコン,携帯電話
55
電話勧誘販売,詐欺的商法
43
電話勧誘販売,訪問販売,
チラシのポストイン
相談の傾向
相談件数の1位はアダルトサイトのワンクリック請求詐欺や借金、2位は投資商品の劇場型詐欺
等で最近の傾向は変わりませんでした。時期的なものとしては賃貸アパートの退去等に関する相
談や、新聞の訪問勧誘が増加しました。(以上4月)
ハガキによる架空請求が続き、差出人の名称は変わっていますが、内容は相変わらず、「未納代
金をこのまま放っておくと訴訟を起こされる」というものです。内容を確認しようとして相手に
電話をかけてしまうと個人情報をきかれたり、騙されてお金を振り込まされたりすることがあり
ます。(以上5月)
ネットワークビジネスとも呼ばれるマルチ商法の相談が多く寄せられました。儲かるといった説
明で契約をしても利益を得る事ができるのは上の幹部だけで、中には消費者金融などで借金をさ
せたり、クレジットカードでローンを組ませたりと非常に強引で悪質な勧誘も多く見受けられま
す。また経済的損害だけでなく、知人や友人に無理な勧誘を行った結果、人間関係の破綻を招く
事態になりかねません。被害に遭わない為には親しい人からの誘いでも説明を聞きには行かない
事です。(以上6月)
高齢者の寝具類の訪問販売の被害は後を絶ちません。地域包括支援センター等の周囲の方から、
高齢者被害の最初の相談をいただくケースが多くなっていますが、その後、直接ご本人から話を
よく伺うと、同一業者や他業者から、必要もない寝具類を既にいくつも契約させられ、被害が深
刻な状態になっている場合があります。自ら被害を訴える事が出来る高齢者は少なく、被害の早
期発見のためにも周囲の方の見守りや声掛けが重要です。(以上7月)
出会い系サイトで連絡先交換のため次々と高額なポイントを購入してしまったという相談が増え
ています。男女の出会い目的だけでなく、遺産を受け取ってほしいなどと金銭授受をもちかける
もの、芸能人を名乗って悩みを聞いてほしいといったもの等、手口はますます巧妙化しています。
間違って届いたメールやメッセージに返信したり、SNSや他のサイトで知り合った相手に出会
い系サイトに誘導されることが多いようです。安易に返信したり、個人情報を伝えないよう注意
してください。(以上8月)
相談件数が急増し,400件を超えました。ネットの広告や口コミで興味を持ち,バイナリーオ
プションで取引を始めたが,出金できないという相談が寄せられています。バイナリーオプショ
ンとは外国為替相場(ドル・ユーロなど)の上げ下げを予想する金融商品です。単純な仕組みに
見えることや,クレジットカードで取引できる手軽さで若者の関心が高いようです。無登録の海
外事業者との取引に関しては金融庁からも注意喚起されています。バイナリーオプションはリス
クの高い取引であることを理解し,安易に取引は行わないようにしてください。(以上9月)
無料あるいは格安で不用品を回収・処分すると宣伝している事業者に頼んだところ高額な請求を
受けたという相談が寄せられました。無許可営業は禁止されているので、市の廃棄物対策課へ問
い合わせて確認し、無許可業者は利用しない、見積もりを取り追加料金の有無についてよく確認
するといった注意が必要です。年末に向けて増加が予想されます。(以上10月)
電話勧誘によるプロバイダ変更の相談が急増しました。大手通信会社、あるいはその関連会社を
名乗って電話をかけて来て、プロバイダを変更すれば料金が今より安くなると勧誘し、その後す
ぐに遠隔操作で手続きを済ませるというのが主な方法で、大手通信会社とは関係のない別会社で
あることが後からわかりました。実際には料金が安くならなかったという相談が数多くセンター
14
に寄せられました。契約は口頭でも成立します。安くなるという点だけに惑わされず、内容をよ
く確認した上で契約するようにしましょう。(以上11月)
アダルトサイトのワンクリック詐欺に関する相談が減っていません。それに伴い、登録になった
という表示を見て慌ててネット上の無料相談にアクセス,高額な「請求画面の削除サービス」や
「解約代行サービス」を契約してしまったという相談も増加してきました。契約書が届くと探偵
による調査や行政書士の書面作成契約となっており、ネット上の広告と内容が大きく違っていま
す。ワンクリック詐欺は契約の無効が主張でき、解約代行等の有料のサービスを契約する必要は
ありません。無視が有効な対処方法です。(以上12月)
アダルトサイトのワンクリック詐欺や架空請求メール、インターネット接続に関する相談が前月
より増えています。報道の影響で、食品の異物混入に関する相談もあり保健所を紹介しました。
長年支払っておらず、時効と思われる借金の請求が届いたとの相談や、支払いに窮し市役所に相
談された方がセンターを紹介され多重債務専門相談を受ける割合も増えています。借金に困った
時は迷わずセンターに相談ください。
(以上1月)
光サービスの卸売が始まりました。「転用」という手続きで,大手通信会社などから他社へのサ
ービス移行が可能となります。多くの場合,電話で勧誘されて申し込みに至り,そのまま契約が
成立します。この他社への契約移行の認識がないまま,本人の意思確認の不徹底,注意事項に関
しての案内不足などでトラブルに発展するケースが目立っています。乗り換えに当たっては,サ
ービス内容や契約条件,注意点を十分に確認した上で検討するようにしましょう。アダルト動画
サイトの料金が未納と,身に覚えのないメールが送られてくる被害も引き続き多くなっています。
身に覚えがない場合は連絡するように誘導されますが,連絡すると,個人情報を聞き出し金銭を
だまし取るといった詐欺の手口と考えられます。決して連絡しないように注意してください。
(以上2月)
アダルトサイトのワンクリック詐欺や光回線の転用サービスに伴う契約トラブルが相変わらず多
くなっています。身に覚えのない請求や仕組みのよくわからない契約には即答しないことが大切
です。また,新学期が始まるタイミングで,家庭教師を頼むと高額な教材を契約させられるとい
った相談が増えました。クーリング・オフができる可能性が高いので,不明の場合は早めにご相
談ください。先月に較べると,多重債務に関する相談が増えました。個々の状況を確認した上,
債務整理の方法と家計の見直しを検討していきます。一人で悩まず早めの相談をおすすめします。
(以上3月)
【補記】9月以降,それ以前に較べて,相談件数が相当数伸びています。これは9月に啓発目的で
新聞折り込みや関係団体へ送付したカレンダー付きのポスターが活用されていることが,相談受
付時に確認されています。これは啓発手段として大いに有効であることがわかりました。
15
(3)特殊販売に関する相談
平成26年度の特殊販売(店舗販売以外)と分類される
売方法による相談は,全体の約52.2%で,前年度に比べ3.1%比率が上がりました。
これは平成26年度において,通信販売や訪問販売の増加が合せて317件になっているこ
とによるものと考えられます。
ア 販売購入形態別相談件数
【表5】年度別相談件数
年度
21年度
内容
【注釈】
22年度
23年度
24年度
25年度
26年度
相談総件数(a)
3,431
3,654
3,675
3,573
4,106
4,376
店舗販売
1,046
1,222
1,179
1,102
1,133
1,271
訪問販売
379
433
424
380
354
394
通信販売
802
862
925
896
1,009
1,286
31
22
18
34
40
36
140
217
299
349
546
504
12
11
5
9
8
6
―
―
―
3
38
37
※1
マルチ・マルチまがい商取引
…
加入者を増やせば利益
が得られると商品の販売
組織に誘い、商品を購入
させるというもの。実際
は思うように加入者を増
やすことができず、在庫
を抱え、借金の返済に困
るケースが多い。
※1
マルチ・ マ
ルチまがい
特殊販売
電話勧誘
販売
※2
ネガティブ
オプション
※4
訪問購入
※2
ネガティブオプション…
商品を一方的に送り付
け、受け取った以上支払
わなければならないと勘
違いして支払うことを狙
った商法。
※3
※3
その他
無店舗
26
26
26
20
20
22
計(b)
1,390
1,571
1,697
1,691
2,015
2,285
不明・無関係
995
861
799
780
958
820
その他無店舗…
ホテルや集会場などで
2日以上に渡って開かれ
る展示会など。
※4
総件数に占める
特殊販売の割合
(b/a×100)
40.5%
43.0%
46.2%
47.3%
49.1%
52.2%
訪問購入…
訪問して,貴金属など
を買い取る商法につい
て,平成25年2月21日
付け特商法で規制され
た。
≪件数≫【図6】販売購入形態別相談件数の推移
9000
8000
特殊販売以外
7000
その他無店舗
訪問購入
6000
ネガティブオプション
5000
電話勧誘販売
マルチ・マルチまがい
4000
通信販売
3000
訪問販売
2000
1000
0
年
16
度
年
17
度
年
18
度
年
19
度
年
20
度
年
21
度
年
22
度
年
23
度
16
年
24
度
年
25
度
年
26
度
イ 特殊販売の契約当事者の年齢構成
【表6】契約当事者の年齢別件数
年代
20歳
未満
内容
20
歳代
30
歳代
40
歳代
50
歳代
60
歳代
70歳
以上
その他
・不明
計
訪問販売
11
34
24
56
39
60
145
25
394
通信販売
120
141
216
269
198
190
114
38
1,286
マルチ・マルチまがい取引
0
7
2
5
8
8
5
1
36
電話勧誘販売
1
5
24
38
57
118
243
18
504
ネガティブ
オプション
0
1
0
1
0
0
3
1
6
訪問購入
0
0
0
2
7
8
18
2
37
その他無店舗
1
3
2
2
4
4
3
3
22
特殊販売全体
133
191
268
373
313
388
531
88
2,285
【図7】特殊販売契約当事者の年齢構成
≪件数≫
特殊販売契約当事者の年齢構成
1400
1200
1000
800
その他・不明
70歳以上
60歳代
50歳代
40歳代
30歳代
20歳代
20歳未満
600
400
200
17
訪
問
購
入
そ
の
他
無
店
舗
通
マ
信
ル
販
チ
売
・マ
ル
チ
ま
が
い
電
話
勧
誘
ネ
販
ガ
テ
売
ィブ
オ
プ
シ
ョン
訪
問
販
売
0
≪販売方法≫
(4)事業者指導件数
事業者の消費生活センター訪問による指導件数(延べ)
【表7】指導件数
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
63
77
52
38
44
39
54
50
(5)多重債務に関する相談
【背景】
◇
本市では,平成19年度に金融庁の「多重債務問題改善プログラム」に基づき,多重
債務問題解決のため,庁内関係部署等が緊密な連絡を図ることを目的とした「新潟市多
重債務者対策庁内連絡会議」を平成20年度に設置して,多重債務者の掘り起こしと救
済に取り組んできました。
◇
また,本市では,自殺率の経年推移が全国平均を大きく上回り,平成21年度は政令
市中ワースト1位という不名誉な状況となったことから,全庁を挙げて自殺対策に取り
組むことにしました。
◇
自殺の主たる原因の約3割が「経済・生活」で占められていたことから,今日の経済
不況を反映した生活困窮問題が大きく関係していると推測されています。
◇
このような中,平成22年6月には「改正貸金業法」が完全施行され,続いて同年1
2月には「改正割賦販売法」も完全施行されるなど,生活困窮者の状況はさらに厳しさ
を増すことになり,早急な対処が必要となりました。
◇
本市の「新潟市自殺総合対策庁内推進計画」(平成23年5月策定)の中で,消費生
活センターは多重債務者の相談窓口の充実と支援体制の強化を柱に位置づけ,多重債務
者からの相談と生活再建の支援を行う担当部署として,自殺対策に取り組むことにしま
した。
【取組状況】
◇
平成22年度,多重債務の専門相談員体制の整備に併せ,平日のほか隔週の土・日曜
日の相談を実施し,相談者の生活支援の取り組みを開始しました。
◇
生活再建支援は,相談者の精神面の負担を少しでも軽減させる必要性から,債務整理
を依頼する弁護士,司法書士への同行を始めとして,公租公課の整理と生活福祉資金の
借入,生活保護や市営住宅入居の手続き,メンタル面の相談やヤミ金対応など,関係部
署への同行にも心がけています。
◇
平成23年度,消費生活相談員1名の退職に伴い,多重債務専門相談員1名を増員し
て,合計3名体制にしました。その結果,相談の内容で増えている生活再建に対応する
相談体制を強化することができました。
◇
平成24年11月末で多重債務相談員が1名退職したため,それまで事務補助をして
いた警察OB1名を多重債務相談対応に当て,引き続き3名体制としました。
◇
平成25年度は,ファイナンシャルプランナー2級の資格を持った職員1名を採用し
て,4人体制で相談に当たりました。
◇
平成26年度は5月末で専門相談員1名が退職したため,欠員とし,以後3名で相談
18
に当りました。
相談件数
※パイオネット入力件数を記載
19
年度
20
年度
21
年度
22
年度
23
年度
24
年度
25
年度
26
年度
多重債務相談件数
(件)
322
310
204
293
247
310
244
249
対前年度比(%)
85
96
66
144
84
126
79
102
7.1
7.6
5.9
8.0
6.7
8.7
5.9
5.7
年度
内容
全相談件数比
(%)
19
2 消費者啓発及び情報提供
消費者が自主的で健全な消費生活を営むための知識や情報を提供しました。
(1)消費者啓発講座
ア くらしの一日教室 ・・・ 一般市民を対象に,生活に関連するテーマを選び専門の講師による講義や実
習を行う講座
開催月日
テーマ
参加人数
5月22日
「悪質商法対策講座」
∼悪質商法の手口教えます!∼
13人
7月25日
「食中毒を防ぎましょう!」
∼あなたの手洗いは大丈夫?∼
14人
8月21日
親子体験教室「親子おかね教室」
9月18日
「楽しく食べて健康に」
18人
「我が家の防災対策」
∼地震・風水害・雷・火災∼
12人
「悪質商法にご用心!」
∼自己防衛と見守りで被害予防∼
18人
12月12日
1月21日
親子4組
10人
参加者
6回 計 85人
イ 子ども消費者学習 ・・・ 市内の小学校5・6年生を対象に,糖分測定や着色料の検出実験と,食から
考える消費生活の基礎知識に関する講座
開催月日
会場
学年
実験の内容
参加人数
6月17日
鏡淵小学校
5年生
食品に含まれる糖分の測定
25人
6月20日
木戸小学校
6年生
食品に含まれる糖分の測定
72人
6月26日
新飯田小学校
5・6年生
食品に含まれる糖分の測定
28人
6月27日
亀田小学校
5年生
食品に含まれる糖分の測定
72人
7月1日
潟東東小学校
6年生
食品に含まれる着色料の検出
16人
7月2日
湊小学校
5年生
食品に含まれる着色料の検出
6人
7月3日
太田小学校
5・6年生
食品に含まれる糖分の測定
21人
7月4日
小合小学校
6年生
食品に含まれる糖分の測定
20人
7月8日
新関小学校
5・6年生
食品に含まれる着色料の検出
30人
小合東小学校
5・6年生
食品に含まれる糖分の測定
29人
7月10日
23
7月11日
根岸小学校
6年生
食品に含まれる糖分の測定
59人
7月15日
小須戸小学校
6年生
食品に含まれる着色料の検出
48人
7月17日
両川小学校
5年生
食品に含まれる糖分の測定
20人
7月18日
豊照小学校
5・6年生
食品に含まれる糖分の測定
22人
9月3日
荻川小学校
5年生
食品に含まれる糖分の測定
64人
9月4日
荻川小学校
5年生
食品に含まれる糖分の測定
32人
9月8日
阿賀小学校
5年生
食品に含まれる糖分の測定
36人
9月11日
大鷲小学校
5年生
食品に含まれる糖分の測定
22人
9月25日
新津第二小学校
6年生
食品に含まれる着色料の検出
80人
10月7日
阿賀小学校
6年生
食品に含まれる着色料の検出
47人
10月16日
竹尾小学校
5年生
食品に含まれる糖分の測定
47人
10月17日
鎧郷小学校
6年生
食品に含まれる糖分の測定
54人
10月23日
坂井輪小学校
6年生
食品に含まれる着色料の検出
60人
10月24日
坂井輪小学校
6年生
食品に含まれる着色料の検出
60人
11月11日
小須戸小学校
5年生
食品に含まれる糖分の測定
44人
11月12日
立仏小学校
6年生
食品に含まれる着色料の検出
76人
11月14日
立仏小学校
5年生
食品に含まれる糖分の測定
66人
11月18日
新津第三小学校
6年生
食品に含まれる着色料の検出
63人
11月21日
新津第三小学校
6年生
食品に含まれる着色料の検出
63人
11月27日
亀田小学校
6年生
食品に含まれる着色料の検出
74人
11月26日
荻川小学校
6年生
食品に含まれる着色料の検出
66人
11月28日
荻川小学校
6年生
食品に含まれる着色料の検出
33人
12月2日
東中野山小学校
5年生
食品に含まれる糖分の測定
77人
12月3日
岩室小学校
5年生
食品に含まれる糖分の測定
34人
黒埼南小学校
5年生
食品に含まれる糖分の測定
29人
12月10日
24
12月11日
黒埼南小学校
6年生
食品に含まれる着色料の検出
23人
12月12日
豊栄南小学校
5・6年生
食品に含まれる着色料の検出
14人
12月17日
越前小学校
6年生
食品に含まれる着色料の検出
10人
参加者 28校(38回)
計1,642人
ウ くらしのテスト教室 ・・・ 一般市民を対象に,簡易テストを取り入れた講座
開催月日
テーマ
会場
参加人数
8月5日
夏休み親子テスト教室
食品に含まれる糖分と着色料を調べよう
■糖分や甘味料のとり方
■食品添加物の役割と付き合い方
食育・花育センター
親子15組
31人
8月6日
夏休み親子テスト教室
食品に含まれる糖分と着色料を調べよう
■糖分や甘味料のとり方
■食品添加物の役割と付き合い方
消費生活センター
参加者 2回
親子7組
17人
計 48人
エ 出前くらしのテスト教室 ・・・要請があった一般市民を対象に,簡易テストを取り入れた講座
開催日
団体名
開催場所
参加人数
5月15日
新潟校区 婦人会
着色料の測定
22人
8月26日
消費者協会 豊栄支部
発色剤の検出
22人
12月4日
食生活改善推進委員協議会 新津支部
油の酸化度調べ
22人
1月28日
横越地域公民館「いきいきセミナー」
塩分の測定
17人
参加者 4回
計 83人
オ さわやかトーク宅配便又は出前講座・・・ 諸団体から要請があった際に開催する講座
開催月日
受講団体名等
テーマ
4月16日
DON DONクラブ
だまされないで!悪質商法
∼身近な悪質商法を知る∼
4月22日
新潟青陵短期大学
あなたを狙う悪質商法
4月30日
さざなみ会
だまされないで!悪質商法
∼身近な悪質商法を知る∼
25
参加人数
8人
250人
30人
5月20日
5月23日
小針藤山お茶の間サロン
新寿会
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
23人
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
25人
20人
5月25日
東石山コミュニティハウス
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
5月28日
中央区社会福祉協議会
まちなか総合相談講演会
だまされないで!悪質商法
∼身近な悪質商法を知る∼
5月28日
新潟健康友の会 白新支部
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
21人
6月11日
沢海老友会
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
22人
6月18日
在宅介護支援センター
東新潟病院
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
11人
6月19日
平島長生会
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
19人
6月21日
連合新潟地域協議会
だまされないで!悪質商法
∼身近な悪質商法を知る∼
55人
6月24日
田家元気で楽しく
すごそう会
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
20人
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
20人
東新潟病院 院友会
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
46人
新潟市社会福祉協議会
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
40人
9月14日
関屋大川前市営住宅自治会
だまされないで!悪質商法
∼身近な悪質商法を知る∼
22人
9月17日
女性相談員・配暴センター
相談員事例検討会
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
11人
9月22日
まちの茶の間
ふれあいサロン花はな
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
11人
9月25日
田家3区老人会
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
30人
新元島町自治会
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
12人
市民後見人養成研修
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
22人
10月24日
新潟年金受給者協会小針支部
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
15人
10月30日
西区社会福祉協議会
黒崎地区ふれあいティルーム
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
11人
老人クラブ出来島百年会
だまされないで!悪質商法
∼身近な悪質商法を知る∼
17人
7月8日
7月24日
9月9日
※9月27日
10月8日
11月5日
金津コミュニティ振興議会
26
8人
下場・明和長寿会
だまされないで!悪質商法
∼身近な悪質商法を知る∼
25人
地域包括支援センターふなえ
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
15人
11月11日
山谷町二・三丁目町内会
だまされないで!悪質商法
∼身近な悪質商法を知る∼
24人
11月12日
老人クラブはなぞの会
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
20人
11月20日
西川地区 民生委員・
児童委員協議会
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
24人
11月26日
立仏 朋友会
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
23人
12月14日
近江さわやかクラブ
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
20人
1月16日
きままクラブ
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
11人
1月19日
西区社会福祉協議会
黒際地区ふれあいティルーム
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
19人
北区社会福祉協議会
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
15人
2月10日
新潟市児童相談所
・知っておきたいアパート契約の知識
・知っておきたいケータイトラブル
10人
2月12日
地域包括支援センター西川
だまされないで!悪質商法
∼身近な悪質商法を知る∼
12人
2月17日
ケアハウス有明
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
23人
2月18日
坂井輪なんでも勉強会
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
10人
2月21日
ポレスターブロードシテイ
上近江自治会
だまされないで!悪質商法
∼身近な悪質商法を知る∼
10人
2月25日
天ヶ沢自治会
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
20人
3月7日
濁川地区コミュテイ協議会
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
100人
3月9日
新潟県立東新潟特別支援学校
高等部
未成年者の消費者教育
42人
3月11日
沢海老友会
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
31人
3月23日
地域包括支援センター西川
だまされないで!悪質商法
∼高齢者をねらう悪質商法の手口∼
30人
※11月5日
11月7日
2月5日
※は,「くらしのレポーター」が講師として参加した講座を示す。
参加者 45回
27
計 1,253人
(2)くらしのレポーター事業(平成26年度)
ア 目的
新潟市消費生活条例第26条に基づき,商品等の価格調査等に関する情報の提供,意
見及び要望を求めるため,くらしのレポーターを設置しています。
イ 委嘱数
市内に居住する18歳以上の者
29人
ウ 任期
1年間
エ 価格調査の内容
7月から9月,12月から2月に各月1回,合計6回,生活関連物資34品目の価格
調査を実施しました。結果については,季刊「くらしゆうゆう通信」及びHPを通して
情報提供しました。
・調査日
原則,月の10日から12日の間に実施しました。
・調査店舗
くらしのレポーターが日常利用している小売店を参考に市が指定
・調査方法
調査日に調査店舗に出向き,対象品目の価格を調査し市に報告しま
した。
・調査品目
キャベツ・にんじん・ばれいしょ・たまねぎ・長ネギ・レタス・
トマト・だいこん・ほうれん草・りんご・バナナ・豚肉・牛肉(国
産,輸入)・鶏肉・鶏卵・牛乳・コメ(こしひかり,こしひかり以
外)・バター・マーガリン・砂糖・小麦粉・食用油・醤油・ソー
ス・マヨネーズ・味噌・台所用洗剤・洗濯用洗剤・ティッシュペー
パー・ポリ袋・トイレットペーパー・ラップフィルム
オ 研修会への参加と消費生活講座の講師
・消費生活センターで行われる各種研修会に積極的に参加していただくこと。
・消費生活に関する講座の講師をつとめること。
カ 研
期日
6月17日
7月17日
9月19日
10月16日
修
会
内容
講師
くらしのレポーター事務説明会
・価格調査 ・出前講座・相談業務について
・平成26年度の業務について・委嘱状交付
・消費生活相談について知ろう
参加数
市消費生活センタ
ー相談員
23人
全国消費生活相談
員協会相談員
15人
研修会
・学んで安心!知って得する!訪問販売のこと
日本訪問販売協会
職員
14人
研修会
・高めよう!「見守り力」
全国消費生活相談
員協会相談員
16人
研修会
・啓発講座の進め方について
29
11月11日
2月20日
研修会
・住宅相談の概要と相談事例について
住宅リフォーム・
紛争処理支援セン
ター職員
12人
研修会
・寸劇用シナリオづくりについて
市消費生活センタ
ー相談員
16人
(延べ)参加者 96人
30
平成26年度 生活関連物資の小売価格変動結果
品
名
7月
8月
9月
12月
1月
2月
年平均
最高値
最低値
キャベツ 100g
14
14
20
13
22
22
18
22
13
にんじん 100g
31
37
30
24
29
29
30
37
24
ばれいしょ 100g
29
29
25
24
26
26
27
29
24
たまねぎ 100g
22
26
25
22
22
20
23
26
20
長ネギ 100g
60
60
66
46
58
56
58
66
46
レタス 100g
30
42
77
49
86
61
57
86
30
トマト 100g
55
52
70
58
64
68
61
70
52
だいこん 100g
16
14
21
13
17
19
17
21
13
ほうれん草 100g
81
101
136
75
108
85
98
136
75
りんご
57
72
48
42
46
42
51
72
42
27
26
25
24
27
26
26
27
24
豚肉 国産ロース100g
239
255
239
235
230
211
235
255
211
牛肉 国産肩ロース100g
663
732
763
661
692
724
706
763
661
牛肉 輸入肩ロース100g
250
242
243
292
281
266
262
292
242
鶏肉 国産もも肉100g
118
124
121
125
126
120
122
126
118
鶏卵 L玉10個
210
208
218
231
214
205
214
231
205
牛乳 1
192
190
191
192
190
188
190
192
188
米 こしひかり100% 5㎏
2,236 2,146 2,101 2,032 1,982 2,033
2,088
2,236
1,982
米 こしひかり以外 5㎏
1,841 1,881 1,712 1,602 1,592 1,574
1,700
1,881
1,574
100g
バナナ 100g
198
216
216
218
221
219
215
221
198
84
91
94
93
90
91
90
94
84
砂糖 1kg
197
184
194
190
201
194
193
201
184
小麦粉 1kg
232
228
227
228
228
233
229
233
227
食用油 1kg
317
322
309
285
301
318
309
322
285
しょう油 1
311
289
301
301
280
307
298
311
280
ソース 100
63
54
57
55
58
58
58
63
54
マヨネーズ 100g
65
70
58
68
69
54
64
70
54
421
422
450
422
438
448
433
450
421
67
71
62
69
69
67
68
71
62
310
301
305
314
304
301
306
314
301
62
60
60
66
52
60
60
66
52
ポリ袋 45 10枚組
135
139
116
143
156
135
137
156
116
トイレットペーパー 12ロール1パック
350
348
350
343
335
340
344
350
335
ラップフィルム 30cm×20m
158
154
154
153
155
157
155
158
153
バター 100g
マーガリン 100g
味噌 1kg
台所用洗剤 100
洗濯用洗剤 1.0kg
ティッシュペーパー 1箱
31
(3)消費者月間行事
消費者月間事業…消費者保護基本法制定(現在は改正され消費者基本法)20周年を記念
し、昭和63年から5月が「消費者月間」と定められています。
【期間中に実施した事業】
開催期間
会
場
内
容
5月16日
消費生活センター
「スマートフォン体験教室」
講師:ソフトバンクモバイル株式会社職員
5月25日∼5月26日
消費生活センター
ふれあいショップinローサ 不用品の有効利用を
図るため,共催の消費者協会が委託販売した。
(4)啓発資料
下記の資料及びその他の各種啓発資料のうち消費生活センター展示室に常時置いてある
ものについて,来訪者は自由にお持ちいただけます。(但し,資料によっては部数に制限
があります。)
【26年度の主なセンター作成資料など】
資料名
主な配布先及び据置場所
若者向け消費者被害防止啓発ポスター・リーフレ
ット「その話,悪質商法カモ」
本庁,区役所,出張所,公民館,市内4大学,
市内13高校
消費者教育被害防止啓発用冊子
「ぼくもわたしも消費者」
市内各小学校
高齢者被害防止キャンペーン
啓発ポスター・リーフレット
市施設,福祉施設
くらしゆうゆう通信(季刊で年4回)
※消費生活センター機関紙
センター窓口,くらしのレポーター,価格調査協力店舗,
公民館,消費生活審議会委員等
26年度新潟市消費生活センター概要
政令市・県内消費生活センター,消費生活審議会委員等
消費生活相談の概要(年間・月毎)
センター窓口,啓発講座
啓発用パンフレット
「ストップザ・悪質商法」
センター窓口,各種講座で配付
啓発用パンフレット
「防ぎますネットトラブル」
センター窓口,各種講座で配付
啓発用パンフレット「気づいてつないで守
る高齢者の消費者トラブル」
センター窓口,各種講座で配付
消費生活センター周知用リーフレット
センター窓口,各種講座で配付
訪問販売お断りシール
センター窓口,各種講座で配付
32
(5)消費生活センター情報コーナー
情報コーナーでは午前8時30分から午後8時まで,電子掲示板やパネル展示による悪質商法や事故情
報などの情報提供,さらに商品テスト結果の展示・掲示などを行うとともに, DVD・ビデオの貸出,図
書の閲覧及び貸出も行っており,市民の方が自由に利用できる。
ア 電子掲示板,パネル展示 ・・・ 情報コーナーには常時,消費生活に関わる情報を流すとともに消費
者啓発関係のパネルを展示している。
∼パネルの内容∼( 随時更新 )
イ DVD・ビデオソフト ・・・ 貸し出し可
【貸し出し用ビデオなどの内訳】
分
類
本数
分
悪質商法
55
金
融
保
険
類
本数
分
類
本数
衣 生 活
9
計
量
2
10
食 生 活
40
環
境
9
5
住 生 活
11
そ の 他
35
ウ 図書 ・・・ 貸し出し,展示室での閲覧ができる。
(ア)定期刊行物
・月刊 消費者
・消費と生活
・月刊 国民生活(H24.4からウエブ版に)
・暮らしの手帖
・消費者法ニュース
・他都市との交換資料
・国民生活センター 商品テスト結果等各種報告書
・製品評価技術基盤機構(nite) 事故情報等各種報告書
・各種団体会報,年報等
(イ)新聞
・消費生活新報
・ニッポン消費者新聞
・日本計量新報
(ウ)消費生活に関する書籍,チラシ,パンフレット 等
33
3 消費者団体の活動支援及び助成
(1)消費者団体への事業委託
消費者啓発に関する事業を消費者団体に委託しています。
【委託事業(商品テスト)の一覧】
実施年度
平成
11年度
12年度
商品名等
種類
食品の過剰包装と容器の材質表
示
35種類
家庭用電気生ごみ処理機
10種類
納豆と包装米飯について
48種類
紙・アルミ・ペットボトルの再
生品
20種類
13年度
無洗米
14年度
ユニバーサルデザインの生活雑
貨
24種類
15年度
県産大豆の加工食品
10種類
16年度
家庭用スティック型コード付電
気掃除機
5種類
17年度
卓上電磁(IH)調理器
4種類
18年度
非常用保存食
19年度
携帯用マイバック
8種類
20年度
リュックサック型買物袋
5種類
21年度
米粉パンの調査・テスト
17種類
22年度
米粉麺テスト
23年度
非常用ラジオ
24年度
携帯トイレの使用テスト
25年度
家具の転倒防止器具
26年度
災害食のテストとアンケート
3種類
12種類
6種類
テスト項目
材質表示,捨て方表示,包装形態,捨て方調査,アン
ケート調査
減量効果,肥料の適否,中身の取り出しやすさ,臭い,虫
の発生,静音運転の状況,機械の操作や手入れのしやす
さ,アンケート調査
「表示内容と味・価格等の実態」と「消費の状況と容
器に対する意見の調査」
取り扱い等の表示,商品のデザイン性や価格,使用の
しやすさ,丈夫さ,アンケート調査
炊き方の説明,香り,色,ねばり,味,表示水量,ア
ンケート調査
商品パッケージ,取扱説明書,使用性,安全性,魅力,
耐久性,環境性,経済性等,アンケート調査
商品パッケージ,表示,食味,経済性,地産地消等,ア
ンケート調査
吸い込み,取扱説明書,使用性,安全性,音の静か
さ,組み立てやすさ,収納時の安定性,重さ,ごみの
捨てやすさ,経済性等,アンケート調査
揚げ物の油温,湯沸しの時間,煮物の味のしみ込み,ア
ンケート調査
説明書き,準備と作り方,味,食べやすさ,価格,
アンケート調査
丈夫さ,持ちやすさ,使いやすさ,価格,収納しや
すさ,アンケート調査
使い勝手,体へのフィットしやすさ,価格などにつ
いて,アンケート調査
米粉パンの栄養成分検査,米粉パン・スイーツを試
食し,食味と価格の評価を実施,アンケート調査・
店頭調査
米粉麺の調理・試食し,食味と価格の評価を実施
アンケート調査及びモニター調査
大きさ,重さ,選局しやすさ,聞きやすさ,価格,
5種類 手回しの使い勝手,携帯充電機能などについて,ア
ンケート調査
使用時の大きさ,排尿にしやすさ,フイット感,処
理について,臭いについて,凝固剤の効果につい
6種類
て,携帯のしやすさ,価格について,取扱説明書に
ついて,アンケート調査
取り付け家具,説明書どおりに取り付けられるか,
4種類 価格,景観,しっかり取り付けられたか,取扱説明
書について,アンケート調査
災害食に関するアンケート調査と災害食品や発熱材
6種類 の使い勝手のモニターテストを実施
34
平成 26 年新潟市委託事業
災害食のアンケートとテスト
新潟市消費者協会新潟支部
自然災害が頻発する昨今、市民の食糧備蓄の参考となるよう、災害食について調査しま
した。主な調査内容は①「災害食に関する市民の意識アンケート調査」②モニターによる
「災害食品や発熱剤の使用テスト」です。
今調査で対象とした
災害食に関する
市民のアンケート結果
実施期間
対象
回答者
平成 26 年 8 月∼平成 26 年 10 月
新潟市消費者協会会員と新潟市一般市民
338 人(回収率 67.67%)
災害食があることを知っていますか
いいえ 6%
災害食にふさわしい食品
①普段から食べていて、電気・ガス・
水道がストップしても食べること
ができる
②災害時の生活に役立つ
③常温保存できる
④賞味期限の長さにあまりこだわら
ない(概ね、6 カ月以上あればよし
とする)
災害食を用意していますか
はい 94%
災害に遭った時、いちばん食べたい主食は
なんですか
パン
類
麺類
7%
無回答
5%
ご飯 83%
今後、災害食の備蓄を考えていますか
無回答
1%
いいえ
19%
はい 80%
モニターの使用テスト結果(モニター30 人)
災害時ライフラインがストップしてもそのまま、もしくは水を加えれば食べられる主食の
米飯 5 品と、災害に遭われた方が、
「温かい食事がしたい」という声があったということで、
発熱剤も加え、使用テストを行いました。
ライス 72H 、ボンカレー72H
750 円
<商品の特徴>
・開封し、そのまま食べられるカレーセット
・低たんぱく化したご飯で、食事療法の
方も利用できる
<モニター評価>
・ネーミングがわかりづらい
・水分多く柔らかい
・水も熱も使わず便利でよい
・ゴミが少なく避難所などではよい
新潟のごはん
200 円
<商品の特徴>
・アルファ化米使用
・水を加えるだけで少量食べきりサイズ
レスキューフーズ一食ボックス
(牛丼) 1,047 円
ちらし寿司
340 円
<商品の特徴>
<商品の特徴>
・加熱材がセットなので温かい食事が ・アルファ化米使用
とれる
・水を加えるだけで、ちらし寿司がで
き、副食なしでも食べられる
<モニター評価>
<モニター評価>
・味、食感は温かくおいしい
・災害時の食事に変化がつけられる
・備蓄したい
・ご飯がボソボソしている
・発熱材の扱いに慣れておくとよい
・調理時間 1 時間は長い
小豆がゆ
158 円
<商品の特徴>
・開封してそのまま食べられる
・子どもから高齢者、体調を崩してい
る人も利用できる
<モニター評価>
<モニター評価>
・水で調理をすると芯が残る。ぼそぼ ・小豆の旨みがある
そする。調理時間 1 時間は長い。
・高齢者にも食べやすく、水分も取れ
・発熱材で温めると、普段食べている
て良い
ご飯と変わらない
・日頃の食事にも使えるので、備蓄し
たい
モーリアンヒートパック(発熱材)
3 回使用分 463 円
<商品の特徴>
・火を使わず、水を注ぐだけで、食品
を温められる
<モニター評価>
・いろいろな食品が温められるので、
備蓄したい
・蒸気が出るので、扱いになれる必要
がある
まとめ
・災害食のあることを知っている人は9割と多いが、実際用意している人は6割ほどであり、
その割合は年齢に比例し、高齢者ほど高くなっている。
・モニターテストした災害食や発熱材について、値段以外はまずまずの評価である。
また、様々な食品を温められる発熱材は備蓄に有効と考えられる。
提言
メーカー・販売店…買いやすい価格にしてほしい。そのままもしくは水だけで食べられる
災害食や発熱材を身近な店舗で購入できるようにしてほしい。
消費者へ ……
災害食品とともに、日常食べていて食べたら買い替える流通型備蓄と、
水があれば食品を温められる発熱材の常備を推奨する。
行政へ
……
市民の備蓄が進んでいないので、災害食への市民の理解を深める機会を
多く設けてほしい。
表示3法立入検査
電気用品安全法、家庭用品品質表示法、消費生活用製品安全法に基づき市内事業所へ、表示方法及び表示事項
に違反がないか立入検査を実施した。
1 電気用品安全法
品 名
事業所数
違反事業所数
検査個数
違反個数
1
LEDランプ
3
0
49
0
2
LED電灯器具
1
0
35
0
3
延長コードセット
2
0
100
0
4
直流電源装置
1
0
20
0
5
電気ストーブ
1
0
15
0
219
0
合
計
2 家庭用品品質表示法
品 名
事業所数
違反事業所数
検査個数
違反個数
1
Y シャツ・ポロシャツ等
3
0
155
0
2
寝 衣
2
0
94
0
3
バケツ
3
0
49
0
4
電気ジューサー・ミキサー類
2
0
7
0
5
合成洗剤
3
0
336
0
641
0
合
計
3 消費生活用製品安全法
品 名
事業所数
違反事業所数
検査個数
違反個数
1
乳幼児ベッド
1
0
1
0
2
圧力なべ・圧力がま
3
0
12
0
3
使い捨てライター
3
0
184
0
197
0
合
計
4
附属機 関 関係
新潟市消費生活審議会及び新潟市消費者苦情処理委員会
(1)附属機関設置状況
区
分
設 置 条 例
平成27年4月1日現在
新潟市消費生活審議会
新潟市消費者苦情処理委員会
新潟市附属機関設置条例(昭和35年新潟市条例第39号)
新潟市消費生活条例(平成18年新潟市条例第135号)
新潟市消費生活条例施行規則(昭和54年新潟市規則第35号)
関係条例等
新潟市消費生活審議会規則
(昭和54年規則第26号)
新潟市消費者苦情処理委員会規則
(昭和54年規則第36号)
委員数
委員数
委 員 構 成
15人
学識経験者
消 費 者
事 業 者
※所掌事務
① 市長の諮問に応じ,市民の消費生
活の安定と向上に関して必要な基本
的事項又は,重要な事項を調査審議
すること。
② 前項の諮問に関連する事項に関し
必要に応じ,市長に建議すること。
6人
5人
4人
37
①
5人
学識経験者
消 費 者
事 業 者
3人
1人
1人
新潟市消費生活条例の規定に基づ
く消費者苦情の調停を行うこと。
② 市長の諮問に応じ,条例の規定に
基づく消費者訴訟の援助に関して調
査,審議し,必要な事項を市長に建
議すること。
(2)新潟市消費生活審議会委員名簿
(任期:平成25年7月25日∼27年7月24日)
平成27年4月1日現在
区分
氏
名
所
学
澤
田 克 己
新潟大学法学部教授
道
上 真 有
新潟大学経済学部准教授
識 経 験 者
小 林 斉
史
弁
護 士
石 井 正
人
弁
護 士
属
等
渡 辺 英 美 子
新潟日報社編集局総務兼論説編集委員
遠 藤 由
美
新潟市立亀田中学校長
宮
卓
消費生活アドバイザー・コンサルタント協会新潟分科会
原
消
榎
費
三
並 み ほ
島
新潟県総合生活協同組合理事
者
事
業
新潟市消費者協会副会長
奥 田 悦
子
公募委員
小 関 砂
織
公募委員
坂 内 由
和
㈱坂内商店代表取締役社長
沢 井
浩
㈱澤井商店代表取締役社長
大 橋 泰
子
大橋行政書士事務所所長
梨
勉
新潟みらい農業協同組合専務理事
者
緑
本
38
( 3) 新 潟 市 消 費 者 苦 情 処 理 委 員 会 委 員 名 簿
(任期:平成25年10月1日∼27年9月30日)
平成27年4月1日現在
区分
氏
名
所
属
等
学
小
己
林 斉 史
新潟大学法学部教授
護 士
護 士
石 井 正
人
弁
三 島
緑
新潟市消費者協会副会長
事 業 者
弁
消 費 者
識 経 験 者
澤 田 克
大 橋 泰
子
大橋行政書士事務所所長
( 4 ) 平 成 26年 度 新 潟 市 消 費 生 活 審 議 会 委 員 会 開 催 状 況
回数
第 1回
日付
平 成 26年
7月 4日
7月 1 8 日
∼ 8 月 4日
〇新潟市消費生活審議会委員 澤田克己委員長ほか14名
経過(審議内容)
消費者行政における最近の国・新潟市の現況報告
ほか
(市政世論調査の実施)
第2回
8月29日
「新潟市消費生活推進計画」の一次改定について(諮問)
第3回
9月12日
「新潟市消費生活推進計画」(素案)の整理、「課題と施
策」
第4回
11月 6 日
「新潟市消費生活推進計画(一次改定版)中間報告」
12月 15日
∼1月 1 4日
第5回
平 成 27 年
1 月 29日
(「新潟市消費生活推進計画(一次改定版)(素案)に対
する市民意見募集」)
「新潟市消費生活推進計画(一次改定版)について(答申)
39
Ⅳ 計 量 検 査 関 係
平成26年度事業報告
社会生活における取引上又は証明上の計量の安全を確保する観点から,計量行政は国
において広域的かつ統一的に行われることが必要であるが,行政能率の向上を図る為そ
の行政事務を都道府県及び市町村の一部で行っている。
本市は住民福祉向上の観点から,計量行政の一部を自ら実施しようとする適切な能力と
意思を有すると認められ,計量法第10条に定める政令で特定市と指定されることによっ
て定期検査及び立入検査等の計量に関する業務を行っている。
39
1 検 査 事 業
(1)特定計量器定期検査
正確な計量器の使用による適正な計量の実施を確保するため,商工業者及び病院・
学校等で取引や証明に使われる計量器は計量法第19条により定期検査の受検が義務づ
けられている。
ア 公示及び周知方法
(ア)市公報に告示を掲載し,出先機関にも掲示
(イ)市広報紙(市報にいがた)に検査概要の掲載
(ウ)検査通知書による受検者個々への案内(指定定期検査機関が行う)
イ 定期検査対象区域
北区
北出張所管内を除く部分
中央区
東及び南出張所管内を除く部分
江南区
大江山連絡所,両川及び曽野木連絡所管内を除く部分
秋葉区
全域
南区
味方及び月潟出張所管内を除く部分
西区
黒埼出張所管内及び四ツ郷屋地区を除く部分
(但し,一部大型はかり及び多数計量器使用事業所等は新潟市全域)
ウ 検査実施機関
指定定期検査機関へ全面委託(一部検査を除く)
◎指定定期検査機関:[一社]新潟県計量協会
エ 定期検査実施数(26年度)
計量器検査(内訳)
検査区域
検査日数
市直営
北 区
1
東 区
1
中央区
4
江南区
人 員
委託
21
市直営
1
検査事業所数
委託
42
1
30
4
16
市直営
委託
1
213
1
60
検 査 個 数
市直営
1
委託
567
1
3
311
32
6
190
1,130
626
秋葉区
1
24
1
48
1
248
1
730
西 区
1
23
1
46
1
231
4
770
南 区
1
14
1
28
1
304
6
751
西蒲区
1
合 計
10
総 計
1
128
138
10
1
256
266
1
9
1,497
1,506
※検査日数及び人員は,それぞれ延べ日数,延べ人数を記載している。
40
20
4,574
4,594
機種別検査数(26年度)
器 種
電気抵抗線式
誘電式
電磁式
その他電気式
手動天びん
等比皿はかり
棒はかり
台手動式はかり
不等比皿はかり
ばね式はかり
その他の
指示はかり
直線目盛
手動指示併用
分 銅
定量おもり
定量増おもり
合 計
ひょう量
100kg 以下
250kg 以下
500kg 以下
1 トン以下
2 トン以下
5 トン以下
10 トン以下
20 トン以下
30 トン以下
40 トン以下
50 トン以下
50 トン超
―
―
―
―
―
―
100kg 以下
250kg 以下
500kg 以下
1 トン以下
2 トン以下
5 トン以下
10 トン以下
20 トン以下
30 トン以下
40 トン以下
50 トン以下
50 トン超
―
100kg 以下
250kg 以下
500kg 以下
1 トン以下
100kg 以下
250kg 以下
500kg 以下
1 トン以下
―
―
―
―
―
―
手数料
指定定期検査機関
検査数 不合格
806
15
488
4
11
1,400
1,800
2,300
3,200
3,800
11
7,100
11,000
15,400
1
19,600
22,200
30,600
52,500
1,400
194
1,400
112
1,400
2
500
1
500
12
250
7
500
88
900
47
1,500
4
2,200
1
3,800
7,100
11,000
15,400
19,600
22,200
30,600
52,500
500
49
500 1,457
900
23
1,500
2,200
500
900
1,500
2,200
250
63
500
24
10
247
10
6
10
920
―
4,574
41
新潟市実施分
検査数
不合格
6
1
1
1
1
1
1
代検査
検査数
不合格
247
3
56
6
6
19
2
5
5
14
22
14
7
32
2
30
5
5
2
1
10
4
1
70
16
1
2
31
5
20
177
746
3
(2)立入検査
計量法の目的を達成するためには,計量法に規定されている諸制度が実質的に遵守され
ていなければならない。このため新潟市では計量器や量目等が適正であるかについて,商
店や事業所等に立入検査を実施し,適正計量の確保に努めている。
ア
商品量目立入検査
商品の流通度が高い中元,年末時期を中心に不正な量目の商品が消費者に販売され
ないようスーパー,小売店等を対象に内容量の検査を行った。
検査店舗数
違反店舗数(不足)
検査個数
違反個数(不足)
中 元 時 期
19
4 (21.0%)
1,281
13 (1.0%)
年 末 時 期
14
3 (21.4%)
949
6 (0.6%)
計
33
* 7 (21.2%)
2,230
19 (0.9%)
【内訳】
検査品目
食
検査店舗数
違反店舗数(不足)
検査個数
違反個数(不足)
肉
33
1(3.0%)
518
2(0.4%)
食肉の加工品
17
0(0.0%)
90
0(0.0%)
魚
類
33
1(3.0%)
411
2(0.5%)
魚 の 加 工 品
31
0(0.0%)
218
0(0.0%)
野
菜
33
4(12.1%)
480
9(1.9%)
野菜の加工品
0
0(0.0%)
0
0(0.0%)
果
実
1
0(0.0%)
3
0(0.0%)
品
0
0(0.0%)
0
0(0.0%)
33
2(6.1%)
490
5(0.0%)
3
1(33.3%)
20
1(5.0%)
184
*9 (4.9%)
2,230
19 (0.9%)
調
介
理
食
その他の調理食品
その他の食品
合
計
*内訳違反数は、1事業所に2品目違反があれば検査店舗数の違反数は2となるため
上段違反数とは必ずしも一致しません。
イ 特定計量器
(ア)電気メーター
市内スーパーの電気子メーターの検査を行った。
☆ 検査成績
◎ 有効期間
検
査
事業所数
不
良
事業所数
検査個数
不良個数
2
0
8
0
42
2 啓発・指導事業
(1)消費者啓発
消費者保護を目的として計量に関する種々の検査及び取締りを行っているが,消費者
自身にもその現状を認識してもらい,計量に対する関心を深めるために次の啓発事業を
行っている。
ア 市民健康福祉まつり
市民健康福祉まつりに計量コーナーを設け,血圧計・体温計の精度検査を実施した。
イ 血圧計・体温計の精度検査
適正な計量の実施を確保するため市内の医療機関,保育園及び一般市民を対象に血圧
計・体温計の検査を行った。
【検査結果】
検査件数
検査個数
適
合
不 適 合
不適合率
血 圧 計
2
37
37
0
0 .0(%)
体 温 計
24
254
245
9
3.5(%)
ウ 計量記念日(11月1日)
啓発ポスターを市施設,学校(小・中・高等学校),スーパー等を対象に配布した。
3 適正計量管理事業所
(1)経済産業大臣指定
事
新
潟
大
学
医
業
歯
(2)新潟県知事指定
事
日
郵
郵
本
便
便
1事業所
所
学
政
業
合
事 業 所 数
病
院
1
235事業所
業
郵
事
総
名
所
153
ニ ッ ト ー ボ ー 新 潟 株 式 会 社
1
株
式
式
式
会
会
会
事 業 所 数
社
社
社
局
株
株
名
43
日 本 通 運 株 式 会 社 新 潟 支 店
9
北 越 紀 州 製 紙 株 式 会 社 新 潟 工 場
1
東 日 本 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 新 潟 支 社
3
三 菱 瓦 斯 化 学 株 式 会 社 新 潟 工 場
1
新 潟 県 L P ガ ス 計 量 自 治 会
9
株
株
式
式
会
会
社
社
三
キ
越
ュ
伊
ー
ピ
勢
丹
2
ッ
ト
4
清
水
商
事
株
式
会
社
15
株
式
会
社
ウ
オ
ロ
ク
13
信
12
全 国 農 業 協 同 組 合 連 合 会 新 潟 県 本 部
4
新
㈱
1
㈱
3
古 河 マ グ ネ ッ ト ワ イ ヤ ㈱ 白 根 工 場
1
日 揮 触 媒 化 成 ㈱ 新 潟 事 業 所
1
株 式 会 社 ブ ル ボ ン 新 潟 工 場
1
株
1
株
式
日
亀
会
本
石
田
式
会
社
油
製
社
原
加
工
菓
ア
ジ
カ
ル
4 基準器及び検査設備
(1)基準器
種類
型式・能力
数量
1
特級基準分銅
ひょう量 20kg
特級基準分銅
ひょう量1g∼10kg
1組
特級基準分銅
ひょう量1mg∼500mg
1組
1級基準分銅
ひょう量1g∼10kg
1組
基準ガラス製温度計
目盛範囲 0℃∼50℃
基準ガラス製温度計
目盛範囲0℃・34℃∼43℃ 1目盛の値0.05℃
1
液体メーター用基準タンク
ゲージグラス付全量
10
1
基準液柱型圧力計
目盛範囲 0∼300mmHg 1目盛の値1mmHg
1
基準台はかり
ひょう量 1,000kg
1
44
1目盛の値0.1℃
感量 50g
1
(2)検査設備
種類及び型式・能力
数量
種類及び型式・能力
200g(1㎎)
数量
電子天びん ひょう量
210g
1
手動天びん
1
電子天びん ひょう量
5.1㎏
1
検査用電動ホイス
250㎏(分銅)150㎏
電子天びん ひょう量
41㎏
1
ひょう架 金属製三脚式
1
1組
一級実用基準分銅 20㎏(枕型)
50
キャッチパレット (1.5t用 )
1
一級実用基準分銅 1g∼10㎏
26
鉄製定盤(埋込式)
1300× 900㎜
1
一級実用基準分銅 10g∼2㎏
1組
アルミ製定盤 卓上型
2
一級実用基準分銅 1㎎∼100g
1組
鋼鉄製直尺 1m(1㎜)
1
一級実用基準分銅 100g∼2㎏
2組
鋼鉄製巻尺
20m(10㎝)
1
一級実用基準分銅 1g∼1㎏
2組
鋼鉄製巻尺
5m(1㎜)
1
一級実用基準分銅 10㎎∼200g
2組
体温計検査用恒温槽
二級実用基準分銅2㎏・5㎏・10㎏
22
二級実用基準分銅 500㎏
二級実用基準分銅 1t
2
20
45
フラスコ(ロート付)
220∼900ml
メスシリンダー
100・200・500・1000ml
1
6
4
5
特定商品と量目公差
○
特定商品を法定計量単位により販売するときは,政令で定める誤差(量目公
差)を超えないように計量しなければならない。(計量法第12条)
○
特定商品を密封して販売するときは,経済産業省令で定める表記をしなければ
ならない。(計量法第13条)
特
定
商
品
量目公差
1 精米,精麦
上限
表 1 25kg
2 豆類(未成熟のものを除く)及びあ
ん,煮豆,その他豆類加工品
(1)加工してないもの
(2)加工品
密封した時に表記が必要な商品
精米,精麦
表 1 10kg (1)加工してないもの
(2)加工品のうちあん,煮豆,きなこ ,ピ
表 1 5kg
ーナッツ製品,はるさめ
3 米粉,小麦粉,その他の粉類
表 1 10kg
米粉,小麦粉,その他の粉類
4 でん粉
表 1
でん粉
5kg
5 野菜(未成熟の豆類を含む)及びそ
の加工品 (漬 物 以 外 の塩蔵 野 菜は 除
く)
(1)生鮮のもの及び冷蔵したもの
表 2 10kg
(2)缶詰,瓶詰,トマト加工品,野菜ジュ
ース
(3)漬物(缶詰,瓶詰を除く)
冷 凍 食 品 (加 工 し た 野 菜 を 凍 結 さ
せ,容器に 入れ ,又は包装した ものに
限る
表 1
表 3
(4)(2)又は(3)に掲げるもの以外の加
工品
6 果実及びその加工品(果実飲料原料
を除く)
(1)生鮮のもの及び冷蔵したもの
表 2
表 1
5kg (2)缶詰,瓶詰,トマト加工品,野菜ジュ
5
ース
(3)漬 物 (缶 詰 ,瓶 詰 を除く ),冷 凍 食 品
(加 工 し た 野 菜 を 凍 結 さ せ ,容 器 に 入
5kg れ,又は包装したもの)でらっきょう漬
以外の小切 り又は細刻していない 漬
物は除く
(4)(2)又は(3)に掲げるもの以外の加
5kg
工品のうちきのこの加工品,乾燥野菜
表 2 10kg
(2)漬物(缶詰,瓶詰を除く)
冷 凍 食 品 (加 工 し た 果 実 を 凍 結 さ
せ,容器に 入れ ,又は包装した ものに
限る
表 2
(3)(2)に掲げるもの以外の加工
表 1
品
7 砂糖
表 1
(2)漬物(缶詰,瓶詰を除く)
冷凍食品(加工し た果実を凍結さ
5kg
せ,容器に入れ,又は包装したものに
限る
(3)(2)に掲げるもの以外の加工品の
5kg うち,缶詰,瓶詰,ジャム,マーマレード,
果実バター,乾燥果実
細工 もの又はすき 間なく 直方体 状
5kg に積み重ね て包装した角砂糖以 外 の
もの
8 茶,コーヒー及びココアの調整品
表 1
5kg
茶,コーヒー及びココアの調整品
9 香辛料
表 1
1kg
破砕し,又は粉砕したもの
10 麺類
表 2
5kg
ゆで麺,蒸し麺以外のもの
11 餅,オートミール,その他の穀類加
工品
表 1
5kg
餅,オートミール,その他の穀類加工
品
47
特
定
商
品
量目公差
12 菓子類
表 1
13 食肉(鯨肉を除く)並びにその冷凍
品及び加工品
14 はちみつ
15 牛乳(脱脂乳を除く),加工乳,乳製
品(乳酸菌を含む)
(1)粉乳,バター,チーズ
(2)(1)に掲げる以外のもの
表 1
16 魚(魚卵を含む),貝,いか,たこその
他の水産動物(食用のものに限り,哺
乳類 を除く)並びにその冷凍食品及
び加工品
(1)生 鮮 の も の 及 び 冷 蔵 し た も の 並
びに冷凍品
(2)乾燥し, 又は燻 製したもの,冷凍
食品(加工した水産動物を凍結させ,
容器に入れ ,又 は 包 装した もの に 限
る)及びそぼろ,みりんぼし,その他の
調味加工品
(3)(2)に掲げるもの以外の加工
品
上限
密封した時に表記が必要な商品
表 1
5kg (1)ビスケット類,米菓子,キャンデー
(ナッツ類,クリーム,チョコレート
等を はさみ,入れ ,又は付けたもの
を除き 1個 の 質量が 3g未 満の も
の)
(2)油菓子(1個の質量が3g未満のも
のに限る)
(3)水ようかん(くり,ナッツ類等を入
れたものを除く)
(4)缶入りのプリン,ゼリー
(5)チョコレート(ナッツ類,キャンデ
ー 等 を 入 れ ,も し く は 付け た も の
又は細工ものを除く)
(6)スナック菓子(ポップコーンを除
く)
5kg
食肉(鯨肉を除く)並びにその冷凍
品及び加工品
5kg
はちみつ
表 1
表 1
表 3
5kg (1)粉乳,バター,チーズ
5kg (2)(1)に掲げる以外のものでアイス
5
クリーム類以外のもの
表 2
5kg (1)冷凍貝柱,冷凍えび
表 2
5kg (2)干しかずのこ,たづくり,素干しえ
び・煮干しし,又は燻製したもの
・冷凍食品(貝,いか,えびに限る)
・調味加工品(たら又は鯛のそぼろ
又はでんぶ及びうにの加工品に
限る)
5kg (3)(2)に掲げるもの以外の加工品の
うち
・塩かずのこ,塩たらこ,すじこ,いく
ら,キャビア
・缶詰,魚肉ハム,魚肉ソーセージ,削
節及び削節類,塩辛製品並びにぬ
か,かす等に漬けたもの
5kg
生鮮 のもの ,冷蔵した もの ,干しの
り又はのりの加工品以外のもの
表 1
17 海藻及びその加工品
表 2
18 食塩,みそ,うま味調味料,風味調味
料 ,食用植物油 脂 ,カレールウ ,ショ
ートニ ング,マーガリン類
19 ソース,麺類等のつゆ,焼肉等のた
れ及びスープ
表 1
表 1
表 3
48
5kg
食塩,みそ,うま味調味料,風味調味
料 ,食用植物 油脂,カ レールウ,シ ョ
ートニング,マーガリン類
5kg
ソース,麺類等のつゆ,焼肉等のた
5
れ及びスープ
特
定
商
品
量目公差
上限
表 3
5
表 1
表 2
1kg (1)即席しるこ,即席ぜんざい
5kg (2)(1)に掲げる以外のもののうち,冷
凍食 品 ,チ ルド食品 ,レトル トパウ
チ食品並びに缶詰,瓶詰
1kg
清涼飲料の粉末,佃煮,ふりかけ,ご
ま塩,洗いごま,すりごま,いりごま
20 しょうゆ,食酢
21 調理食品
(1)即席しるこ,即席ぜんざい
(2)(1)に掲げる以外のもの
22 清涼飲料の粉末,佃煮,ふりかけ,ご
ま塩,洗いごま,すりごま,いりごま
23 飲料(医薬用のものを除く)
(1)アルコールを含まないもの
表 1
表
表
表
表
表
表
表
表
表
表
表
(2)アルコールを含むもの
24 液化石油ガス
25 灯油
26 潤滑油
27 油性塗料,ラッカー,合成樹脂塗料
及びシンナー(塗料用)
28 家庭用合成洗剤,家庭用洗浄剤,ク
レンザー
29 皮革
(原皮並びに,わに革,とかげ革,へび
革 及びかめ革を除く)
量
表
1
表
表
示
量
誤差
目
密封した時に表記が必要な商品
しょうゆ,食酢
1
5kg (1)アルコールを含まないもの
3
5
3
5
(2)アルコールを含むもの
1 10kg
液化石油ガス
3 10
3 25
灯油
3
5
潤滑油
1
5kg
油性塗料,ラッカー,合成樹脂塗料,
3
5
シンナー(塗料用)
1
5kg
家庭 用合成洗剤 ,家庭 用洗浄剤 ,ク
3
5
レンザー
公差25d㎡ 以上のもの2%
ただし,JIS規格K6550に規
定する条件で,皮革の背筋に対し
て垂直方向に5kgの荷重を加えた
とき伸び率が40%を超えるもの
3%
公
差
表
2
表
表
示
量
誤差
3
表
示
量
誤差
5g以上∼50g以下
4%
5g以上∼50g以下
6%
5ml以上∼50ml以下
4%
50g超∼100g以下
2g
50g超∼100g以下
3g
50ml超∼10ml以下
2ml
100g超∼500g以下
2%
100g超∼500g以下
3%
100ml超∼500ml以下
2%
500g超∼1kg以下
10g
500g超∼1.5kg以下
15g
500ml超∼1 以下
1kg超∼25kg以下
1%
1.5kg超∼10kg以下
1%
1
超∼25
以下
◇
表1∼3でパーセントで表される誤差は,表示量に対しての百分率とする。
◇
量目公差違反は不足の場合のみ適用。
◇
特定物象量の表記方法
1
10ml
1%
特定物象量を表す数字及び文字を,当該商品を購入する者が見やすい個所に見やす
い大きさ及び色をもって表記する。
2
法定計量単位の記号を用いる場合は,計量法第7条に規定する記号を用いる。
3
特定物象量を表す数値が1万以上とならないような法定計量単位を用いる。
49
Ⅴ
参 考 資 料
(1)寸劇
『個人情報削除してあげます』
「シナリオ」
登場人物:陽気な男性老人 主人公 山田さん(男性)
生活保護センター、ボランティア団体、はなまる株式会社
ナレーター
トゥルルルル…
山田:はいはい、今出ますよ∼(ガチャッ)はい、山田です。
生活保護センター:もしもし、山田さんのお宅でしょうか?
私、生活保護センターの者ですが、今日は大事なお話
があってお電話したんです。実は、山田さんの個人情
報が3社に漏れていることがわかりました。
山田:な、なんだって!?
生 活 保 護 セ ン タ ー : そ の う ち 2社 は 削 除 す る こ と が で き ま し た が 、 1社 だ け
は削除できませんでした。削除するためには山田さん
の代理人を立てる必要があります。個人情報が漏れた
ままですと、悪用される恐れもあり、一刻も早く削除
する手続きが必要です。
山田:そんな急に代理人と言われても…
生活保護センター: ご安心ください。大丈夫です。うちが代理人になっ
てくれるボランティア団体を紹介します。国が認めた
機関ですから、安心してください。
山田:そうですか。よかった、一安心です。
生活保護センター:今は「はなまる株式会社」というところに山田さんの
個人情報が漏れている状態です。はなまる株式会社か
ら連絡が来たら、山田さんの個人情報番号を必ず聞き取
ってください。手続きに必要になります。
ボランティア団体の佐藤が代理人になりますので、佐藤
から電話が来たら、その番号を伝えてくださいね。あと
は団体が全て手続きしておくので面倒なことはございま
せん。
山田:簡単ですね。本当に助かりました。生活保護センターさん、ありが
とうございます。
47
生活保護センター:とんでもございません。それでは失礼します(ニヤニ
ヤ)
山田:(ビックリしたぁ。最近、個人情報流出が問題になったばかりだか
らなぁ。まさか、自分の身にもふりかかるなんて思ってもみなかっ
た。でも言われた通りしていれば心配ないみたいだな。)
ト ゥ ル ル ル ル ・・・
山田:はい、山田です。
はなまる㈱:もしもし、山田さん?私、はなまる株式会社の者ですが。
山田:(あ、個人情報が漏れている会社だ)
はなまる㈱:山田太郎さんでお間違いないですね。
山田:は、はい。そうですが・・・
はなまる㈱:本人確認のために登録者の方にお電話しています。今山田さ
ん の 個 人 情 報 番 号 4ケ タ を お 伝 え し ま す ね 。 と っ て も 大 事 な 番
号ですからね。メモにとってください。準備はいいですか?
山田:は、はい。お願いします。(手続きに必要な番号だ。しっかり聞か
なくちゃ!)
はなまる㈱:いきますよ∼1.2.3.4これが山田さんの番号です。と
っても覚えやすいですね。1.2.3.4です。
山田:1.2.3.4ですね。はい、控えました。
はなまる㈱:ありがとうございます。確認は以上ですので、失礼いたしま
す。ご協力ありがとうございました∼ガチャッ
山田:(本当に個人情報が漏れているんだ!何も登録なんてしていないの
に、個人情報の番号まであったなんて。いや∼世の中って怖いな
ぁ。)
トゥルルル・・・・
山田:はい、山田です。
ボランティア団体:私、ボランティア団体の佐藤です。生活保護センター
から紹介されてお電話差し上げました。
山田:あぁ!佐藤さんですね。ありがとうございます。今さっきはなまる
48
株式会社から電話が来たばかりなんです。
ボランティア団体:そうですか、それはちょうどよかった。では、早速、
私が山田さんの代理人になりまして、削除の手続きを
行います。その際、先方に提出する書類に山田さんの
番号が必要なんですが、おわかりですか?
山田;個人情報の番号ですね。聞いてます。私の番号は1.2.3.4で
す。
ボランティア団体:1.2.3.4ですね。では、これから手続きをしま
すので、後は全てお任せください。
山田:お願いします!ガチャッ
山田:(さすが国に認定されているだけあって頼りになるなぁ。一時はど
うなるかと思ったけれど、これで安心して生活できるぞ。本当によ
かった、よかった!)
トゥルルル…
山田:はい、山田です。
はなまる㈱:もしもし、山田さん!?はなまる株式会社ですが。山田さん、
個人情報の番号を他の人に教えましたか!?
山田:えっ…あ、えっと…
はなまる㈱:たった今、個人情報削除の書類がきましてね。そのなかで、
あなたが番号を第三者に番号を教えたということがわかった
んです。
山田:えっ…えっと…あの…
はなまる㈱:とっても大事な番号だとお伝えしましたよね!?弊社の番号
を第三者に無断で教えるということがどういうことかわかっ
てるんですか!?これは違法行為ですよ!
うちとしてはこのまま黙っているわけにいきませんから、法
的手段をとらせていただくつもりです。
山田:そんな…法的手段って…
はなまる㈱:要するに裁判ですよ。問題を放置すると、監査に引っ掛かっ
て、あらぬ罪でうちの社員が逮捕されてしまいます。どちら
が法的に正しい行いをしたのか、公の場で明らかにさせまし
ょう。うちは顧問弁護士もおりますし、録音も書面も証拠は
49
揃ってますから。
おおごと
山田:そ、そんな大事にされると困ります。なんとか、なんとかなりませ
んか?
はなまる㈱:今から監査を取り消すしか方法はありませんが、急ですから
ね、300万円かかります。責任はしっかりとってもらわな
いといけませんからね。山田さん、支払ってもらえますよ
ね?
山田:300万円…そんな大金急に準備できません。
はなまる㈱:無理なら別にいいんです。監査を取り消さなければ、うちは
裁判で争うだけなので。
山田:・・・
はなまる㈱:ちなみに、裁判費用は監査を取り消す倍以上しますからね。
もちろん負けた方が支払うことになりますよ。今回のような
悪質な違法行為の場合は、新聞やテレビでも大きく取り上げ
られると思いますし。どうするのが一番ベストかはご自分で
考えていただいて構いません。
はなまる㈱:山田さん、山田さーん!聞いてますかぁ?
山田:は、はい!す、すみません、聞いています!ちょっと混乱しちゃっ
て…
はなまる㈱:しっかりしてくださいよ。時間との勝負なんですよ。こちら
は社員の将来がかかっているんですから。もたもたしてたら
社員が逮捕されるかもしれないんです。裁判するのか、監査
を取り消すのか今すぐどちらか決めてください!
山田:(裁判になったら皆に自分の失態が知られてしまうし、誰かの人生
を狂わせてしまうかもしれない…そんなのダメだ。すぐになんとか
した方がいい!)
わ、わかりました。監査を取り消す手続きをしてください。300
万円すぐに準備します。
はなまる㈱:わかりました。さすが山田さんは賢い方だ。
それでは、監査を止めるためには手続き上、守っていただき
たいことをいくつかお伝えします。まず、現金をこれから伝
える住所へレターパックに入れて郵送してください。監査を
止めるには現金でないとできません。そして、レターパック
の品名は必ず「書類」とだけ書いてくださいね。明日までに
送ってください。
50
山田:は、はい。わかりました。すぐに郵送します。
はなまる㈱:それから、一番大事なことがあります。監査の取り消し手続
きをしていることが他に知られてしまうと情報漏えいと見な
されて、取り消しもできなくなり、山田さんのお宅に警察の
強制捜査が入る可能性があります。現金が無事に届き、手続
きが済んだら連絡しますので、それまではくれぐれも他言し
ないようにしてください。
山田:わ、わかりました。ガチャッ
言われた通り、現金とレターパックを準備して、品名は「書類」と
書いて郵送…っと。よし、これで完璧だ。あとは電話が来るのを待
つだけ!これでやっと解決しそうだ。あー長い1日だったなぁ。
ナレーター:ところが、何日待っても電話が来ることはありませんでした。
市報にたまたま同じ手口に関する注意喚起を見つけた山田さん
山田:もしかして…だまされた!?
<終 >
51
○新潟市消費生活条例
平成 18 年 12 月 21 日
条例第 135 号
目次
第 1 章 総則(第 1 条―第 7 条)
第 2 章 消費者の安全確保
第 1 節 危害の防止(第 8 条―第 12 条)
第 2 節 不当な取引行為の禁止及び表示の適正化等(第 13 条―第 18 条)
第 3 章 生活必需物資に関する措置(第 19 条―第 21 条)
第 4 章 消費者意見の反映及び消費者学習の支援等(第 22 条―第 28 条)
第 5 章 消費者の被害の救済(第 29 条―第 31 条)
第 6 章 調査,勧告,公表及び弁明(第 32 条―第 35 条)
第 7 章 市長への申出(第 36 条)
第 8 章 雑則(第 37 条・第 38 条)
附則
第 1 章 総則
(目的)
第 1 条 この条例は,消費者と事業者との間の情報の質及び量並びに交渉力等の格差にかんがみ,消費
者の利益の擁護及び増進に関し,消費生活施策の基本理念を確立し,市及び事業者等の果たすべき責
務並びに消費者等の努めを明らかにするとともに,市が実施する施策の基本的事項を定めることによ
り,市民の消費生活の安定及び向上を図ることを目的とする。
(基本理念)
第 2 条 消費者の利益の擁護及び増進に関する総合的な施策(以下「消費生活施策」という。
)は,市,
事業者及び消費者の相互の信頼と協力を基調とし,次に掲げる事項を消費者の権利として尊重すると
ともに,消費者の自立を支援することを基本として行われなければならない。
(1) 市民の消費生活における基本的な需要が満たされること。
(2) 市民の健全な生活環境が確保されること。
(3) 市民の安全が確保されること。
(4) 市民の自主的かつ合理的な選択の機会が確保されること。
(5) 市民に必要な情報が提供されること。
(6) 市民に必要な学習の機会が提供されること。
(7) 市民の意見が反映されること。
(8) 市民に被害が生じた場合には,適切かつ迅速に救済されること。
2 消費生活施策の推進に当たっては,消費者の年齢,知識,経験,財産の状況その他の特性,高度情
報通信社会の進展,国際化の進展及び環境の保全に配慮しなければならない。
(市の責務)
第 3 条 市は,市民の消費生活の安定及び向上を図るために,消費生活施策を策定し,実施しなければ
ならない。
2 市は,消費生活施策を実施するに当たって,必要があると認めるときは,国,県,他の地方公共団
53
体並びに事業者及び事業者団体に対し,必要な措置を講ずるよう要請しなければならない。
(事業者等の責務)
第 4 条 事業者及び事業者団体(以下「事業者等」という。
)は,商品又はサービスの供給を行うとき
は,自主的に危害の防止,表示の適正化その他必要な措置を講じなければならない。
2 事業者等は,市長が実施する消費生活施策に積極的に協力しなければならない。
(消費者等の努め)
第 5 条 消費者及び消費者団体(以下「消費者等」という。
)は,自ら進んで消費生活に関する必要な
知識を修得し,情報を収集する等,自主的かつ合理的に行動するように努めなければならない。
2 消費者団体は,消費生活に関する情報の収集及び提供並びに意見の表明,消費者に対する啓発及び
学習機会の提供,消費者の被害の防止及び救済のための活動その他の消費者の消費生活の安定及び向
上を図るための健全かつ自主的な活動に努めるものとする。
(相互の理解等)
第 6 条 市,事業者等及び消費者等は,この条例の目的を達成するため,相互にその果たす役割を理解
し,協力するものとする。
2 市は,事業者等と消費者等との間の相互の理解及び協力が促進されるよう情報の提供,交流の促進
その他の必要な措置を講ずるものとする。
(消費生活推進計画の策定等)
第 7 条 市長は,消費生活施策を総合的かつ計画的に推進するために,消費生活推進計画を策定しなけ
ればならない。
2 消費生活推進計画は,次に掲げる事項について定めるものとする。
(1) 長期的に講ずべき市民の消費生活の安定及び向上に関する施策
(2) 前号に掲げるもののほか,市民の消費生活の安定及び向上に関する施策を総合的かつ計画的
に推進するために必要な事項
3 市長は,第 1 項の消費生活推進計画を策定しようとするときは,新潟市消費生活審議会の意見を聴
かなければならない。
第 2 章 消費者の安全確保
第 1 節 危害の防止
(危険商品等の供給の禁止)
第 8 条 事業者は,消費者の生命,身体若しくは財産に危害を及ぼし,又は及ぼすおそれのある商品又
はサービス(以下「危険商品等」という。
)を供給してはならない。
(危険商品等に対する事業者の措置)
第 9 条 事業者は,商品又はサービスが危険商品等であることが明らかになったときは,直ちにその旨
を発表するとともに販売停止,回収その他必要な措置を講じなければならない。
(危険商品等に対する市長の措置)
第 10 条 市長は,消費者の安全を確保するため必要があると認めるときは,商品又はサービスについ
て調査,検査等を行うとともに,必要に応じ危険商品等の名称その他必要な事項についての情報を消
費者に提供するものとする。
2 市長は,前項に規定する調査,検査等を実施するに当たり,必要があると認めるときは,その商品
又はサービスを供給する事業者に対し,資料の提出その他の方法により,その商品又はサービスが安
54
全であることを立証すべきことを求めることができる。
3 市長は,その事業者が前項に規定する立証を行わない場合においてその理由がないと認めたとき,
又はその事業者が行った立証によってはその商品又はサービスが安全であることを十分に確認するこ
とができないと認めたときは,その調査,検査等の経過及び結果を公表することができる。
(緊急危害防止措置)
第 11 条 市長は,商品又はサービスの供給により,消費者の生命又は身体に重大な危害を及ぼし,又
は及ぼすおそれのある場合において,当該危害の発生又は拡大を防止するために緊急の必要があると
認めるときは,直ちに当該商品又はサービスの名称その他必要な事項を公表しなければならない。
2 事業者は,前項の規定による公表があったときは,直ちに当該商品又はサービスの製造,販売の中
止,回収等必要な措置を講ずるよう努めなければならない。
(商品又はサービスの事故についての消費者の届出)
第 12 条 消費者は,商品又はサービスにより事故があった場合は,規則に定めるところによりその事
実を速やかに市長に届け出るものとする。
第 2 節 不当な取引行為の禁止及び表示の適正化等
(不当な取引行為の禁止)
第 13 条 事業者は,消費者に商品を販売し,又はサービスを提供する契約(契約の締結を勧誘し,又
は契約を締結させることを含む。
)に関し,次の各号のいずれかに該当する行為で規則で定めるもの及
び消費者の利益を害する行為(以下「不当な取引行為」という。
)を行ってはならない。
(1) 商品又はサービスの内容その他消費者の判断に影響を及ぼすこととなる事項について,消費
者に事実と異なることを告げること。
(2) 将来の不確実な事項について断定的判断を提供することその他消費者に誤信を生じさせる情
報を提供すること。
(3) 商品又はサービスに関する情報で消費者にとって不利益となるものその他の重要な情報につ
いて,消費者に故意に提供しないこと。
(4) 消費者を威迫し,消費者に不安を覚えさせ,又は消費者の心理を操作すること。
(5) 商品又はサービスに関し十分な知識を有しないこと等により,消費者の判断力が不足してい
ることに配慮しないこと。
(6) 消費者の利益を害する内容の契約をすること。
(7) 契約(契約の成立又はその内容について当事者間で争いがあるものを含む。
)に基づく債務の
履行を不当に遅延し,拒否し,又は強要すること。
(8) 消費者の正当な根拠に基づく契約の解除若しくは申込みの撤回その他の行為を妨げて契約の
存続若しくは成立その他の行為を強要し,又は解除等に基づく債務の不履行を不当に遅延し,若
しくは拒否すること。
(9) 消費者に,信用を供与することを業とする事業者が,消費者に信用を供与することを内容と
する契約及び消費者の債務につき保証の委託を受けることを内容とする契約(以下「与信契約等」
という。
)の締結の勧誘,与信契約等の締結及び与信契約等に基づく債務の履行の請求につき,消
費者の利益を害すること。
(10) 前各号に掲げるもののほかこれらに相当すると市長が特に認めるもの
(広告その他の表示の適正化)
第 14 条 事業者は,商品又はサービスが誤って選択され,利用されることにより消費者の利益が損な
55
われることのないよう,商品又はサービスの品質,用途,内容その他の必要な事項を適正に表示する
ものとする。
2 事業者は,消費者が選択を誤ることがないよう適正に商品又はサービスの広告を行うものとする。
(内容量等の表示)
第 15 条 小売業を営む事業者及びサービスを供給する事業者は,消費者が商品の購入又はサービスの
利用に際し,その選択を誤ることがないようにするために,その商品又はサービスの内容量,単位価
格,価格その他の必要な事項を消費者にわかりやすく表示するよう努めなければならない。
(商品等の保証表示)
第 16 条 事業者は,品質,性能等を保証すべき商品又はサービスを消費者に供給するときは,規則で
定めるところにより保証内容,保証期間等の明示に努めなければならない。
(包装の適正化)
第 17 条 事業者は,必要以上の包装を行い,又は必要以上の容器を用いる等の過大な包装によって,
商品の内容を誇張し,消費者の選択を誤らせることがないよう適正な包装に努めなければならない。
(計量の適正化)
第 18 条 事業者は,商品を販売し,又はサービスを提供するときは,消費者の不利益とならないよう
適正な計量を行うものとする。
第 3 章 生活必需物資に関する措置
(情報の収集等)
第 19 条 市長は,市民の消費生活上必要性が高い物資(以下「生活必需物資」という。
)で必要と認め
るものの価格又は需給に関する情報を収集し,必要に応じて消費者に提供するものとする。
2 市長は,生活必需物資が不足し,若しくは価格が著しく高騰し,又はこれらのおそれがあると認め
るときは,事業者に対し,当該生活必需物資の円滑な供給を確保するための協力を要請することがで
きる。
(物資の指定)
第 20 条 市長は,生活必需物資の価格が著しく高騰し,又は高騰するおそれがある場合において,そ
の生活必需物資の買占め又は売惜しみが行われ,又は行われるおそれがあるときは,その生活必需物
資を特別の調査を要する物資として指定することができる。
2 市長は,前項に規定する事態が消滅したと認めるときは,その指定を解除するものとする。
(調査)
第 21 条 市長は,前条第 1 項の規定により指定された生活必需物資について,価格上昇の原因,需給
の状況その他必要な事項を速やかに調査しなければならない。
第 4 章 消費者意見の反映及び消費者学習の支援等
(消費生活審議会の意見の反映)
第 22 条 市長は,市民の消費生活の安定及び向上を図るために,基本的施策又は重要施策を策定しよ
うとするときは,新潟市消費生活審議会の意見を聴かなければならない。
(消費者学習の支援)
第 23 条 市は,消費者等が消費生活において必要な知識等を修得できるよう支援するために,学校,
地域,家庭,職場その他様々な場所において学習ができるよう必要な施策を講ずるものとする。
56
(消費者団体の自主的な活動の促進)
第 24 条 市長は,市民の消費生活の安定及び向上を図るため,消費者団体の健全かつ自主的な活動が
促進されるよう必要な施策を講ずるものとする。
(市民の意見を聴く会)
第 25 条 公益的事業者が,その料金を変更しようとするときは,事前にその旨を市長に通知するもの
とする。
2 市長は,前項の規定による通知を受けた場合において,必要があると認めるときは,広く市民の意
見を聴く会を事業者の協力を得て開く等,消費者の意見を反映させるよう努めなければならない。
3 第 1 項に規定する公益的事業者の範囲については,規則で定める。
(くらしのレポーター)
第 26 条 市長は,商品等の価格調査等に関する情報の提供,意見及び要望を求めるため,くらしのレ
ポーターを置く。
(情報の提供)
第 27 条 市長は,消費者が消費生活を営むために必要な情報を提供し,知識の普及その他の啓発活動
を行うものとする。
(環境の保全への配慮)
第 28 条 市は,消費生活が環境に配慮して営まれるよう,知識の普及,情報の提供その他必要な啓発
活動を行うものとする。
2 事業者等は,その商品等の供給に当たって,環境への負荷の低減に努めなければならない。
3 消費者等は,消費生活に当たって,環境への負荷の低減に努めなければならない。
第 5 章 消費者の被害の救済
(苦情の処理)
第 29 条 事業者は,商品又はサービスに関して生じた消費者の苦情(以下「消費者苦情」という。
)を
適切かつ迅速に処理するとともに,これに必要な体制の整備に努めなければならない。
第 30 条 市長は,消費者苦情の申出があったときは,速やかにその内容を調査し,解決のために必要
なあっせんその他の措置を講じなければならない。
2 市長は,前項に規定するあっせんその他の措置によっては,その消費者苦情の解決が著しく困難で
あると認めるときは,新潟市消費者苦情処理委員会(以下「苦情処理委員会」という。
)の調停に付す
ることができる。
3 苦情処理委員会は,調停のため必要があると認めるときは,当事者その他の関係者に対し,資料を
提出させ,又は出席を求めてその説明若しくは意見を聴くことができる。
(訴訟の援助)
第 31 条 市長は,本市に住所を有する消費者が,事業者の事業活動により被害を受けた場合において,
事業者に対して訴訟を提起するとき又は事業者から訴訟を提起されたときにおいて,次に掲げる要件
のすべてを満たすときは,苦情処理委員会の意見を聴いて,当該消費者の申請によりこれらの訴訟(以
下「消費者訴訟」という。
)に要する費用の貸付けその他訴訟活動に必要な援助を行うものとする。
(1) 同一の被害が多数発生し,又は発生するおそれがある消費者苦情に係るものであること。
(2) 苦情処理委員会の調停によっても解決されなかった消費者苦情に係るものであること。
(3) 1 件当たりの被害額が規則で定める額以下であること。
57
2 前項の規定により消費者訴訟に要する費用として貸し付ける資金は,無利息とする。
3 市長は,消費者訴訟に要する費用の貸付けを受けた者が,その訴訟の結果,訴訟に要した費用を得
ることができなかったときその他市長が必要があると認めるときは,その貸付金の全部又は一部の償
還を猶予し,又は免除することができる。
4 前 3 項に定めるもののほか,消費者訴訟に要する費用の貸付けその他訴訟活動の援助に関し必要な
事項は,規則で定める。
第 6 章 調査,勧告,公表及び弁明
(立入調査)
第 32 条 市長は,第 13 条に違反しているとの疑いがあり調査の必要があると認めるとき及び第 21
条に規定する調査の必要があると認めるときは,事業者に対し,その業務に関し報告をさせ,又はそ
の職員に当該事業者の事務所,倉庫等に立ち入り,帳簿,書類その他の物件を調査させ,若しくは関
係者に質問させることができる。
2 前項の規定により職員が立入調査又は質問をする場合には,その身分を示す証明書を携帯し,関係
人に提示しなければならない。
3 第 1 項に規定する立入調査及び質問の権限は,犯罪捜査のために認められたものと解釈してはなら
ない。
(勧告)
第 33 条 市長は,第 10 条の調査,検査等の結果,商品又はサービスが危険商品等であると認めたと
きは,直ちにその危険商品等を供給している者に対して第 9 条に規定する措置をとるべきことを勧告
することができる。
2 市長は,事業者が第 13 条の規定に違反する不当な取引行為を行っていると認めるときは,当該事業
者に対して,当該不当な取引行為の中止,再発防止その他必要な措置をとるべきことを勧告すること
ができる。
3 市長は,事業者が第 21 条の規定による調査の結果,事業者が物資の円滑な流通を不当に妨げている
と認められるときは,当該事業者に対し,不当な活動の中止又は再発防止その他必要な措置をとるべ
きことを勧告することができる。
(公表)
第 34 条 市長は,事業者が正当な理由なく第 30 条第 3 項の規定による要求を拒んだ場合,又は前条
の規定による勧告に正当な理由なく応じない場合は,その経過及び事実を公表することができる。こ
の場合において,消費者の被害を防止するため必要と認めるときは,当該事業者の氏名又は名称,住
所又は所在地その他必要な事項を公表することができる。
(弁明)
第 35 条 市長は,前条の規定により公表しようとするときは,当該公表に係る事業者に対して,当該
事案について意見を述べ,証拠を提示する機会を与えなければならない。ただし,緊急の場合又は当
該事業者の所在が不明で通知できないときは,この限りでない。
第 7 章 市長への申出
(市長への申出)
第 36 条 市民は,この条例に違反する事業者の活動又はこの条例に定める措置がとられないことによ
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り,消費者の権利が侵されている疑いがあるときは,規則に定めるところにより,市長に対してその
旨を申し出て,必要な措置をとることを求めることができる。
2 市長は,前項の規定による申出があったときは,事実の調査を行い,必要があると認めるときは,
この条例による措置を講ずるものとする。
第 8 章 雑則
(国,県,他の地方公共団体等との相互協力)
第 37 条 市は,消費生活に関する施策を実施するに当たり,必要に応じ,国,県,他の地方公共団体
等に対して,情報の提供,調査の実施その他の協力を求めるものとする。
2 市は,国,県,他の地方公共団体等が実施する消費生活に係る施策について,情報の提供,調査の
実施その他の協力を求められたときは,これに応ずるものとする。
(その他)
第 38 条 この条例の施行に関し必要な事項は,規則で定める。
附 則
(施行期日)
1 この条例は,平成 19 年 4 月 1 日から施行する。
(経過措置)
2 この条例の施行前に新潟市消費者保護条例の規定により行われた手続,その他の行為でこの条例中
にこれに相当する規定があるものは,当該相当する規定により行われたものとみなす。
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平成27年度
新潟市消費生活センター概要
平成27年6月発行
編集・発行
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