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スタバックス
UDDEHOLM STAVAX ESR
Uddeholm Stavax ESRはインサート・コアに適した高品位ステンレスプラスチック金
型用鋼です。耐食性,耐摩耗性と優れた磨き性,機械加工性,熱処理時の寸法安定
性を兼ね備えています。
多ロットの生産を行っても,キャビ・コアが生産開始時の表面を維持しているため,金
型のメンテナンスを低減できます。非ステンレスの金型材と比べると,Uddeholm
Stavax ESRでは,冷却回路の錆を抑制し,サイクルタイムを一定に保てるため,生
産コストを低減できます。
医療製品,光学部品,その他高品位透明部品のような,生産中の錆発生が好ましく
ない用途に適しています。
Uddeholm Stavax ESRはウッデホルム・ステンレスコンセプトの一部です。
本カタログに掲載されている情報は,現時点での知見に基づき,製品とその用途に関
する一般的な特徴を提供するものです。したがって,記載されている製品の特性値や
特定の用途への適合性を保証するものではありません。
第11版,作成:2012.01
UDDEHOLM STAVAX ESR
一般特性
用
STAVAX ESR は高性能ステンレス工具鋼で,以下のよ
途
STAVAX ESR はあらゆるタイプのプラスチック成形金
うな特長があります。
型に使用されますが,特に以下のような特性が要求さ
・
優れた耐食性
れる金型に適しています。
・
優れた磨き性
耐食性
・
優れた耐摩耗性
・
優れた機械加工性
境での使用や保管が想定される金型。
・
優れた寸法安定性
耐摩耗性
PVC,アセテート等、腐食性樹脂用の金型。多湿環
熱硬化性樹脂やガラス繊維入り樹脂用の金型。使い
これらの特性が組み合わされることで、金型は優れた
捨て容器のような大ロット生産用金型。
性能を発揮します。プラスチック成形金型において,耐
鏡面性
食性が優れていることのメリットは,以下のように要約
カメラやサングラスのレンズのような光学部品。注射
されます。
器や分析用容器のような医療用品。
メンテナンスコストの削減
金型の種類
キャビティの表面をいつまでも美しく保ちます。金型
の保管や,多湿環境の成形でも防錆は容易です。
生産コストの削減
射出成型用
熱可塑性樹脂
45-52
熱硬化性樹脂
45-52
コンプレッション用
通常の鋼材と比較して,冷却回路が腐食されにくいた
推奨硬さ HRC
トランスファー用
45-52
め,熱伝達特性、すなわち冷却効率が金型使用開始
ブロー成形用(PVC, PET 等)
45-52
時から長期間一定であるため,サイクルタイムが安定
押出,引抜き用
45-52
します。
これらの利点は,STAVAX ESR の耐摩耗性と相まっ
て,成形メーカーに対し、金型のメンテナンスコストの低
減,金型の長寿命化等,成形全般にわたるコスト削減
をもたらします。
STAVAX ESR はエレクトロスラグ溶解法(ESR)によ
り製造されています。そのため,材料中の介在物が非
常に少なくなっています。
代表的
C
Si
Mn
Cr
V
分析値%
0.38
0.9
0.5
13.6
0.3
相当規格
AISI 420 改良材
納入状態
カラーコード
調質材
27-35 HRC
焼鈍材
約 190HB に軟化焼鈍
黒/橙
STAVAX ESR をコアに使用したポリスチレン製使い捨
てビーカー。表面品位と寸法精度に優れた成形品を数
百万個成形。
3
UDDEHOLM STAVAX ESR
特
性
焼戻し温度が耐食性に及ぼす影響
物性値
耐 食
性
約 50HRC に焼入れ・焼戻しをした材料の測定値。
温度(℃)
20
200
400
7 800
7 750
7 700
200 000
190 000
180 000
-
11.0X10-6
11.4X10-6
熱伝導率(W/m℃)
16
20
24
比
460
-
-
3
密度(kg/m )
2
縦弾性係数(N/mm )
熱膨張係数( /℃)
20℃からの値
熱(J/kg ℃)
*熱伝導率の測定は難しく,±15%の程度のバラツキが考えら
れる。
耐食性
大
100
200
300
400
500
600℃
熱処理
軟化焼鈍
物性
脱炭を防ぐため材料の表面を保護し,890℃に加熱
室温における引張強さの概略値
機械的性質は概略値です。試験片は,25mmφの丸棒の
長手方向より採取し,1025℃±10℃から油焼入れを行い,2
回の焼き戻しで所定の硬さにしています
硬さ
引張り強さ Rm
N/mm2
0.2%耐力 R0.2
N/mm2
50HRC
45HRC
1780
1420
します。その後 850℃まで毎時 20℃,700℃まで毎時
10℃の冷却速度での冷却速度で炉内冷却し,その後,
大気放冷します。
応力除去
粗加工後,工具の応力除去処理の実施することを推
奨します。650℃で 2 時間保持後,500℃まで徐冷し,そ
の後,大気放冷します。
1360
1280
焼入れ
予備加熱温度:600-850℃
焼入れ温度: 1000-1050℃(通常 1020~1030℃)
耐食性
STAVAX ESR は,水,蒸気,弱い有機酸,希硝酸,カ
ルボン酸,その他塩類に対して耐食性があります。
STAVAXESR で製作した金型は,多湿環境のでの使
用や保管,一般的な成形条件での腐食性樹脂の成型
焼入れ温度
保持時間
焼入れ後硬さ
1020℃
30 分
56±2 HRC
1050℃
30 分
57±2 HRC
保持時間:工具全体が焼入れ温度に達した後の時間
において,優れた耐食性を発揮します。
表面の脱炭・酸化の防止策が必要です。
特殊な防錆剤の使用は推奨しません。防錆剤の中には塩素
系のタイプも多く,不動態被膜に作用し,ピット腐食を発生す
る可能性があります。金型を保管する際には,表面を清掃し,
乾燥する必要があります。
STAVAX ESR は,低温焼戻しで最も耐食性が良く,鏡面磨
きにも適しています。
4
UDDEHOLM STAVAX ESR
CCT 曲線:焼入れ温度 1030℃,保持時間 30 分
℃
1100
1000
Ac1f=980℃
900
Ac1s=860℃
パーライト
800
カーバイド
700
600
500
冷却
曲線
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
400
Ms
300
200
Mf
マルテンサイト
100
2
1
1
10
100
1
4
3
5
7
6
10 000
1 000
10
1.5
100 000
100
100
600
90
時間
h
16.7
1.8
0.5
2.3
18.3
18.0
15.3
73.6
7.9
0.4
17.2
硬 さ
HV10
173
199
218
240
268
542
613
649
560
606
536
分
10
10
T800-500
秒
1
31
105
316
526
1052
2101
4204
秒
1 000
1
0.2
8
硬さ
HV10
649
634
613
592
585
421
274
206
時間
丸棒の空冷
Ømm
TTT 曲線:焼入れ温度 1030℃,保持時間 30 分
℃
1100
1000
Ac1f=980℃
900
Ac1s=860℃
800
パーライト
700
600
温度
℃
800
750
700
650
600
550
500
350
300
275
250
500
400
ベイナイト
300
200
マルテンサイト
100
1
10
100
1
1 000
10 000
10
100 000
100
1
秒
分
1 000
10
100
時間
5
UDDEHOLM STAVAX ESR
冷却媒体
焼戻し温度は 200℃以上,保持時間 2 時間以上です。
・ 250–550℃の流動層またはソルトバス,その後空冷
焼戻し曲線は,15x15x40mm のサンプルで作成しまし
・ 真空炉内の加圧ガス
た。焼入れ方法は強制空冷です。実際の硬さは,金型
・ 高速ガス/循環大気
や工具のサイズや熱処理の条件により,焼戻し曲線よ
り低くなる場合があります。
最適な特性を得るためには,形状変形の許す範囲で冷
却速度はできるだけ速くすることが必要です。真空炉で
加熱を行う場合,最低 4-5 bar の加圧を推奨します。
金型の温度が 50–70℃まで下がったら直ちに焼戻しを
して下さい。
・ 靭性,硬さ,耐食性のバランスが最も良い焼戻し
温度は 250℃です。
・ 焼戻し曲線は比較的小さなサンプルに対して有効で
す。実際の硬さは金型の大きさによって異なります。
・ 高い焼入れ温度と低温焼戻し(250℃以下)の組合
焼入れ温度による硬さ,結晶粒サイズ,残留オーステナイト
せは,金型の残留応力が大きくなるので推奨できま
量への影響
せん。
結晶粒度
ASTM
10
60
9
58
8
56
7
54
6
52
5
50
4
48
3
46
2
44
1
42
硬さ HRC
熱処理変寸
残留オーステナイト %
焼入れ-焼戻し時の寸法変化は,温度や使用する装
保持時間
60 分
40
置,冷却媒体によって異なります。
金型の大きさや形状も重要な因子です。したがって,
30
熱理変寸を考慮し,十分な取り代を付けることが必要
です。STAVAX ESR 材の場合には,0.15%が目安です。
残留
オーステナイト
保持時間
20 分
20
粗加工と仕上げ加工の中間に応力除去熱処理の実施
を推奨します。
10
40
960
980
1000
1020
1040
1060
1080
℃
焼入れ温度
焼戻しによる変寸
変寸率 %
焼戻し
+0.16
焼戻し曲線を参照して,目的の硬さに対応する焼戻し
+0.12
温度を選びます。焼戻しは室温までの冷却を中間に入
+0.08
+0.04
れて,2 回行います。
0
-0.04
焼戻し曲線
-0.08
硬さ HRC
残留オーステナイト %
60
14
1050℃
焼入れ温度
12
55
50
10
1020℃
45
8
40
6
35
4
残留
オーステナイト
1030℃
30
2
25
100
200
300
400
焼戻し温度
6
500
600 ℃
-0.12
100
200
300
400
焼戻し温度
500
600
700 ℃
UDDEHOLM STAVAX ESR
焼入れ時の変寸
超硬ドリル加工
サンプルサイズ:100 x100 x25 mm
幅 %
長さ %
厚さ %
マルテンパー 最大
+0.02
0.00
-0.04
最小
-0.03
+0.30
-
最大
-0.02
0.00
0.00
最小
+0.02
-0.03
-
最大
+0.01
-0.02
-0.04
最小
-0.02
+0.01
-
空気焼入れ
真空焼入れ
挿入型
一体型
ろう付型 1)
210-230
80-100
70-80
0.05-0.152)
0.08-0.203)
0.15-0.254)
切削速度 (vc)
m/min
送り (f)
mm/rev
1) ろう付チップを有するドリル
2) φ20-φ40 のドリル
3) φ5-φ20 のドリル
4) φ10-φ20 のドリル
ミーリング加工
切削加工推奨条件
正面削りと直角肩削り
下表の切削データは焼鈍材の機械加工を行う場合の
切削条件
目安であり,実際の条件に合わせて調整して下さい。
超 硬
粗加工
仕上げ加工
180-260
260-300
0.2-0.4
0.1-0.2
2-4
0.5-2
P20-P40
P10,P20
切削速度(vc)
旋
m/min
削
切削条件
超 硬
粗加工
送り (fz)
高速度鋼
仕上げ加工
mm/tooth
仕上げ加工
切込深さ(ap)
切削速度
(vc) m/min
160-210
210-260
mm
18-23
超硬の種類
送り (fz)
mm/rev
0.2-0.4
0.05-0.2
ISO
0.05-0.3
mm
被覆超硬
被覆超硬
切込深さ(ap)
サーメット
2-4
0.5-2
0.5-3
P20-P30
P10
-
被覆超硬
被覆超硬
サーメット
超硬の種類
ISO
エンドミル加工
切削条件
ドリル加工
切削速度(vc)
高速度鋼ツイストドリル加工
ドリル径
切削速度 (vc)
送り (f)
m/min
mm
m/min
mm/rev
送り (fz)
-5
12-14*
0.05-0.10
mm/tooth
5-10
12-14*
0.10-0.20
超硬の種類
10-15
*
12-14
0.20-0.30
ISO
15-20
12-14*
0.30-0.35
被覆高速度鋼のドリルの場合は vc=20-22m/min
超
硬
高速度鋼
一体型
挿入型
120-150
170-230
0.01-0.2 2)
-
0.06-0.2
2)
25-301)
0.01-0.302)
P20-P30
-
1)
被覆高速度鋼のエンドミルでは Vc =45-50 m/min
2)
半径方向の切込深さと刃物の径によって異なります。
7
UDDEHOLM STAVAX ESR
研削加工
超硬ドリル加工
次のような研削砥石が推奨されます。
研削の種類
軟化焼鈍材
焼入れ材
正面研削(平形砥石)
A 46 HV
A 46 HV
正面研削(セグメント)
A 24 GV
A 36 GV
円筒研削
A 46 LV
A 60 KV
内面研削
A 46 JV
A 60 IV
輪郭研削
A 100 LV
A 120 KV
挿入型
一体型
ろう付型 1)
160-180
60-80
50-70
0.03-0.122)
0.08-0.203)
0.15-0.254)
切削速度 (vc)
m/min
送り (f)
mm/rev
1) ろう付チップを有するドリル
2) φ20-φ40 のドリル
3) φ5-φ20 のドリル
4) φ10-φ20 のドリル
切削加工推奨条件
ミーリング加工
正面削りと直角肩削り
下表の切削データは約 310HB の調質材の機械加工を
切削条件
行う場合の目安であり,実際の条件に合わせて調整し
m/min
超 硬
粗加工
mm/tooth
高速度鋼
仕上げ加工
160-200
0.2-0.4
0.1-0.2
2-5
-2
P20-P40
P10,P20
mm
120-170
170-220
超硬の種類
15-20
ISO
送り (fz)
mm/rev
120-160
切込深さ(ap)
仕上げ加工
切削速度
(vc) m/min
仕上げ加工
送り (fz)
削
切削条件
粗加工
切削速度(vc)
て下さい。
旋
超 硬
0.2-0.4
0.05-0.2
0.05-0.3
2-4
0.5-2
0.5-3
P20-P30
P10
-
被覆超硬
被覆超硬
サーメット
被覆超硬
被覆超硬
サーメット
切込深さ(ap)
mm
超硬の種類
ISO
エンドミル加工
切削条件
ドリル加工
切削速度(vc)
高速度鋼ツイストドリル加工
m/min
超
硬
一体型
挿入型
80-120
90-130
高速度鋼
15-201)
ドリル径
切削速度 (vc)
送り (f)
送り (fz)
mm
m/min
mm/rev
mm/tooth
-5
10-12*
0.05-0.15
超硬の種類
5-10
*
10-12
0.15-0.25
ISO
10-20
10-12*
0.25-0.35
1)
被覆高速度鋼のエンドミルでは Vc =45-50 m/min
2)
半径方向の切込深さと刃物の径によって異なります。
20-30
10-12*
0.35-0.40
30-40
10-12*
0.40-0.45
被覆高速度鋼のドリルの場合は vc=18-20m/min
8
0.006-0.04 2)
-
0.06-0.12
2)
0.01-0.092)
P15-P40
-
UDDEHOLM STAVAX ESR
研削加工
シボ加工
次のような研削砥石が推奨されます。
軟化焼鈍材
焼入れ材
STAVAX ESR は介在物が少なく,シボ加工に適し
正面研削(平形砥石)
A 46 HV
A 46 GV
ています。STAVAX ESR は耐食性に優れているため,
正面研削(セグメント)
A 24 GV
A 36 GV
ステンレス鋼向きのシボ加工を行う必要があります。
円筒研削
A 46 LV
A 60 KV
内面研削
A 46 JV
A 60 IV
輪郭研削
A 100 LV
A 120 KV
研削の種類
磨
き
STAVAX ESR は焼入れ・焼戻し状態での磨き特性
に優れています。ウッデホルムの他の鋼材と比べて,
溶
接
磨きに関して僅かに異なる技術が必要です。基本的
な原理は,仕上げ研削/磨き工程において,磨きの段
金型の溶接で良好な結果を得るためには予熱温度、
階の数を少なくすることで,あまり粗い表面から磨きを
接合部の前処理、溶接棒の選定、溶接手順などに十
始めないことです。前段階での磨き傷が取り除けたら
分な注意を払ってください。
すぐに磨きを止めることも重要です。
溶接部に磨きやシボ加工が行われる場合には,金型
と化学組成ができるかぎり近い溶接棒を使用する必要
があります。
溶接方法
TIG
予熱温度
200 - 250℃
溶加材
STAVAX TIG-WELD
溶接後硬さ
54-56 HRC
後熱処理
焼入れ材
焼戻し温度より 10-20℃低い温度で焼戻し
を行います。
軟化焼鈍材
脱炭を防ぐため材料の表面を保護
し,890℃に加熱します。その後 850℃
まで毎時 20℃,700℃まで毎時 10℃の
冷却速度での冷却速度で炉内冷却
し,その後,大気放冷します。
STAVAX を使用した透明容器用の金型
9
アーク溶解
ESRプラント
アップヒル鋳造
熱処理
圧 延
鍛 造
機械加工
在 庫
ESR鋼の製造工程
原材料は厳選された高品位再使用地金で,合
金鉄,スラグと共に,アーク溶解炉で溶解されま
す,その後,取鍋炉に注入されます。
取鍋炉中で,スラグの除去,脱酸処理,成分調
整が行われます。真空脱ガス処理により,水素,
窒素といった元素が取り除かれます
ESRプラント
取鍋炉から溶湯を鋳型に湯流れを制御しながら
注入しアップヒル鋳造を行います。
この後,圧延・鍛造工程に直接進む材料もあり
ますが,高品位鋼については,ESR炉で再溶解さ
れます。ESRは加熱したスラグ浴内で,消耗電極
を溶解する方法で,凝固を制御することにより,
均一性が高く,マクロ偏析が少ない鋳塊を製造で
きます。この工程を無酸素雰囲気で行えば,鋼材
の清浄度はより向上します。
熱間加工
鋳塊はESRプラントを出た後,圧延もしくは鍛造
工場にて丸棒や角棒となります。
全ての丸材・角材は出荷前に,焼鈍もしくは調
質(焼入れ-焼戻し)の熱処理が行われます。こ
れら一連の工程により,鋼材に硬さと靭性がバラ
ンス良く付与されます。
機械加工
材料を指定のサイズ・公差とするために,機械
加工を行います。太径棒の旋盤加工では,切削
工具は固定で材料が回転します。太径棒の旋盤
加工では,切削工具は固定で材料が回転しま
す。小径棒のピーリング加工では,切削工具が材
料の外周を回転します。
材料の品質確保のため,表面検査と超音波検
査を実施します。検査で不具合が認められた部
分と,材料の端部は取り除かれます。
世界に広がるUDDEHOLMの販売網
UDDEHOLMのネットワークは世界中に広がっており,高品位
なスウェーデン工具鋼を世界各国で入手できるとともに,鋼材
に関するサポートを受けられます。ASSABはUDDEHOLMの
完全子会社で,アジア太平洋地域におけるUDDEHOLM材料
の販売会社です。両社が一体となって世界における工具鋼の
リーディングカンパニーの地位を築いております。
4
UDDEHOLMは,世界をリードする工具鋼メーカーです。UDDEHOLMは,
長年培った技術開発力と商品開発力により,お客様の金型・工具に関する
問題の解決に貢献します。進む道は険しいですが,目指す所は明確で,お
客様にとって,No.1のパートナーであり,工具鋼メーカーになることです。
我々は世界中どこへでも,変わらぬ高品質をお届けします。ASSABはアジ
アにおける,UDDEHOLMの販売代理店であり,UDDEHOLMとともに,工
具鋼のリーディングカンパニーとしの地位を築いてまいりました。我々は世
界中で販売活動を行っており,UDDEHOLMまたはASSABの担当者が,皆
様をすぐ近くでサポートいたします。我々にとって最も大切なのは,お客様と
の長期にわたるパートナーシップと新商品の開発を通して,『信頼』を得るこ
とです。 信頼こそが日々獲得すべきものです。
詳しくは下記のサイトを参照して下さい。
www.uddeholm.com/ www.assab.com
5
Fly UP