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基礎化学実験1実験準備シート 基礎化学実験課題1A .金属
基礎化学実験1実験準備シート 年 月 日 氏名( 基礎化学実験 課題1A .金属のイオン化傾向と電池の基礎 目的: 【実験課題2】金属板表面の状態観察 (1) Zn(金属) 2H+(イオン水溶液) ↓ となることを実証 Zn2+(イオン水溶液) H2(気体) (2) Fe(金属) Cu2+(イオン水溶液) ↓ ・ ・ となることを観察 ・ Fe2+(イオン水溶液) Cu(金属) ・ 金属とは ・事実: ・考察: 特徴 : 最外殻電子が自由電子であることに起因する この自由電子を引きはがすと陽イオンとなり金 属性を失う。 【実験課題1】塩酸水溶液中で の亜鉛,銅の溶解試験 【実験課題4】 金属間の電位差測定 材料: ・ 材料: ・ 手順: ・ ・事実: ・ ・考察: ・ ・ 講義資料ダウンロード: http://sound.jp/saim/index.htm ) 基礎化学実験1実験準備シート 年 月 日 氏名( ) 課題 1B 電池の作製と観察 目的: 最外殻の電子の外れやすさ,イオン化 傾向の違いを利用して, ・10分経過後の電極質量の変化を理論計算だけ から予測してみる。 ・ データ: 原子量は CU=64 Zn = 65 , ・ 他の手掛かりは巻末資料,実験機材を丹念に。 ・ 【実験課題1】 ボルタ電池の作製と観察 ・材料: ・ 【実験課題3】 鉛蓄電池の作製と観察 希硫酸水溶液に、2 枚の鉛板を入れ, 0.5Aで10 分間充電する。 ・ ・ ・プロペラ停止に至ったら, ・ 【実験課題2】 ダニエル電池の作製と観察 ・材料: ・チャレンジ設問: 前記課題と異な り、なぜモータープロペラから豆電球 に変えたのだろうか? ・ ・ ・ 講義資料ダウンロード: http://sound.jp/saim/index.htm 基礎化学実験2実験準備シート 年 月 日 氏名( ) 課題 1B 色素増感型太陽電池の製作 【実験成功のポイント2】 目的: 酸化チタンは光活性物質。 電池内部の電気ショート防止 光エネルギーで............................. をはじき飛ばし,自由になった電子が 元に戻る際の電気エネルギーを得る。 ・セロテープは水に弱い → ....................を使用 ヨード液が浸入しないように,.....................。 【実験成功のポイント1】 ・陰極陽極の電気的絶縁 ..........が導電面に接触 材料が不良でないか? しないように .................を貼り,酸化チタン膜以 外の箇所を............................で絶縁。 最高起電力 0.4V以上 成功 (ハロゲンランプ) 0.1V以下 NG はじめに ・ステンレスがヨード液に接触し,陽イオンにさせな いため → ...................... ・導電プラスチックの.................をチェック 【実験成功のポイント2】 酸化チタン膜の厚さ 酸化チタン膜は電気を....................... 絶縁テープ ・酸化チタン膜に電解質水の浸入 → ...........................................適度な厚さ, テキストにとらわれず3回厚塗りにもチャレンジ 透けて見えない程度にも。 ・厚塗りしすぎると,乾いた際に..................... → ひび割れしない適度な薄さ 導電プラスチックの絶縁 講義資料ダウンロード: http://sound.jp/saim/index.htm 基礎化学実験1実験準備シート 課題2A 年 月 日 氏名( ) 有機ガラスの合成と観察 高分子とは ・PMMAプラスチックとは ・低分子は: 臭わないとは ・高分子は: 低分子なブドウ糖, 3.2 プラスチックの分離 PMMAとメタノール 高分子なデンプン,セルロース 反応溶液に含まれる分子 ・ブドウ糖は: メタノールに溶けるもの: ・ ・デンプン,グリコーゲンは: ・ ・ 加熱すれば: メタノールに溶けないもの: 消化とは: ・ ・セルロースは: 3.1 プラスチックの合成 反応溶液をメタノールに滴下していく と 有機ガラスPMMAとは リザルトシート 感想? ・MMAモノマーとは: ・推理、考察のこと 臭うとは: 「上記の実験結果はなぜそのようになっ たのか?説明しなさいという意味」 講義資料ダウンロード: http://sound.jp/saim/index.htm 基礎化学実験1実験準備シート 課題2B 年 月 日 氏名( ) ポリスチレンの分離とリサイクル プラスチックのリサイクル 目的: (1) (2) ・ポリスチレンPSを テトラヒドロフランTHFに溶解し,溶液となる。 ・PS 対 THF → ・THF 対 水 → プラスチックの分類 ・PS 対 水 → ※ 密度比較: 溶液を水に浸ける: 水分子は: → 顕微鏡の使い方 10%塩化ナトリウム水溶液とは: ・スライドガラス: 水に浮くもの◎ 沈むもの△ ・焦点あわせは: 食塩水に浮くもの○ 沈むもの× を付ける ・観察できる像は: △○のプラスチックは: 講義資料ダウンロード: http://sound.jp/saim/index.htm 基礎化学実験1実験準備シート 年 月 日 氏名( ) 基礎化学実験 課題1A .金属のイオン化傾向と電池の基礎 目的: (1) Zn(金属) 2H+(イオン水溶液) ↓ 【実験課題2】金属板表面の状態観察 となることを実証 Zn2+(イオン水溶液) H2(気体) (2) Fe(金属) Cu2+(イオン水溶液) ・イオン化傾向 鉄>銅 ・鉄がイオンとなって溶け出す ・銅イオンが析出し金属銅メッキとなる。 ↓ となることを観察 Fe2+(イオン水溶液) Cu(金属) ・重い銅の方が最外殻電子を強く引きつけ るからである。[周期表] ・事実:鉄表面の色が銅色に変化した。 金属とは ・考察:鉄と銅が入れ替わったと考えられる。 特徴 : 電導性,光反射性,延性, 高密度,高強度 最外殻電子が自由電子であることに 起因する 自由電子を引きはがすと陽イオンと なり金属性を失う。 【実験課題1】塩酸水溶液中で の亜鉛,銅の溶解試験 材料: 亜鉛金属板 銅金属板 塩酸 材料:亜鉛、マグネシウム(軽い)、銅 硝酸 ナトリウム水溶液 ・金属間の電位差を計測する。 ・電子を離しやすい=イオン化傾向の大きい 金属が残留した自由電子でマイナス電位と なる。 ・事実:電子を離しやすい順は (Mg,Zn,Cu)であった。 手順: ・金属板の質量減少の証拠。 【実験課題4】 金属間の電位差測定 正確さ=乾燥 ・(平均値±誤差) 誤差=標準偏差の2倍とする と95%の確率で当たる。巻末資料 ・考察:イオン化傾向の大きさは周期表右側 の最外殻電子の(少ない側),上側の軽い (電子数の少ない)順と関係するように見え る ・亜鉛では 溶出前後の値の差が 誤差を上回っ たので95%信頼度で 質量減少した,と言える ・銅では質量変化しなかったと言える 講義資料ダウンロード: http://sound.jp/saim/index.htm 基礎化学実験1実験準備シート 年 月 日 氏名( ) 課題 1B 電池の作製と観察 目的: 最外殻の電子の外れやすさ,イオン化 傾向の違いを利用して, ・10分経過後の電極質量の変化を理論計算から 予測してみる。 ・起電力を発生させる(ボルタの電池) データ: 原子量は CU=64 Zn = 65 , ・問題を解決して実用的な電池を作製 他の手掛かりは巻末資料,実験機材を丹念に。 ・充電可能な自動車バッテリーを作製 【実験課題1】 ボルタ電池の作製と観察 【実験課題3】 鉛蓄電池の作製と観察 ・材料:Zn板 Cu板 硫酸 ・反応前後の電極板の質量変化を測定する。 希硫酸水溶液に2 枚の鉛板を入れ, 0.5Aで10 分間充電する。 ・モータープロペラを接続した銅板と亜鉛板を ・硫酸溶液に入れ,電圧変化を測定する。 ・プロペラ停止に至ったら,電極を揺らす。その変 化から停止に至った原因を推理してみる。 ・充電時の電圧電流は直流電源の 表示を記録。 ・豆電球で放電させ、同時に電圧計 で電圧の変化を記録する。 【実験課題2】 ダニエル電池の作製と観察 ・材料:Zn板 ZnSO4 CuSO4 Cu板 ・反応前後の電極板の質量変化を測定する。 ・ガラス槽に硫酸亜鉛水溶液を、素焼き筒には硫 酸銅水溶液を入れる。 ・モータープロペラを接続し,銅板は硫酸銅水溶 液に、亜鉛板は希硫酸亜鉛水溶液中に浸し電圧 測定する。 講義資料ダウンロード: http://sound.jp/saim/index.htm 基礎化学実験2実験準備シート 年 月 日 氏名( ) 課題 1B 色素増感型太陽電池の製作 目的: 【実験成功のポイント2】 酸化チタンは光活性物質。 光エネルギーで原子の最外殻の電子 をはじき飛ばし,自由になった電子が 元に戻る際の電気エネルギーを得る。 ・セロテープは水に弱い → テフロンテープ使用 ヨード液が浸入しないように,指でならす。 【実験成功のポイント1】 材料が不良でないか? 最高起電力 電池内部の電気ショート防止 ・陰極陽極の電気的絶縁 ヨード液が導電面に接 触しないように テープで窓枠を貼り,酸化チタン 膜以外の箇所をテフロンテープで絶縁。 0.4V以上 成功 (ハロゲンランプ) 0.1V以下 NG ・ステンレスがヨード液に接触し,陽イオンにさせ ないため → 導電カーボンを塗る。 はじめに ・導電プラスチック全面のチェック 【実験成功のポイント2】 酸化チタン膜の厚さ 絶縁テープ 酸化チタン膜は電気を通さない ・酸化チタン膜にヨード電解質水の浸入 → ヨード液が導電面に浸入しない厚さ, 3回厚塗りにもチャレンジ 透けて見えない程度にも。 ・厚塗りしすぎると,乾いた際にひび割れ → ヨード液が導電面に浸入。割れない薄さ 導電プラスチックの絶縁 講義資料ダウンロード: http://sound.jp/saim/index.htm 基礎化学実験1実験準備シート 課題2A 年 月 日 氏名( ) 有機ガラスの合成と観察 ・PMMAプラスチック:高分子で,加 熱すれば溶融するが蒸発せず 高分子とは 常温では 固形で吸収されず ・低分子は: 分子間力が小さい 粘性(小さい)揮発性(あり,乾く) ・臭わない: 生体に吸収されず無害 である 歯科材料 ・高分子は: 分子間力が大きい ・0.7g秤量とは 0.7±0.05gのこと 粘性(大)揮発性(無し,固形物) ・トルエン沸点110℃。それ以上には ならない 3.2 プラスチックの分離 PMMAとメタノール 低分子なブドウ糖, 高分子なデンプン,セルロース 反応溶液に含まれる分子 メタノールに溶けるもの: ・ブドウ糖は: 低分子で水に溶け体内に吸収さ れる。 ・デンプン,グリコーゲンは: 高分子で水に溶け ず,吸収もされない。 ・MMAモノマー ・トルエン ・過酸化ベンゾイル 加熱すれば: 粘性を持つ糊になる メタノールに溶けないもの: 消化とは: 酵素の働きで高分子を水に溶けやす い低分子に分解する化学反応である ・セルロースは: 分解されにくい(高分子)で,構 造物として適している。 3.1 プラスチックの合成 ・PMMA 反応溶液をメタノールに滴下。分子量の 大きい高分子ほど早く沈殿,析出 → 液体と沈殿した固体をろ過し分離 リザルトシート 感想? 有機ガラスPMMAとは ・推理、考察のこと ・MMAモノマーとは: 低分子で揮発 性がある。 「上記の実験結果はなぜそのようになっ たのか?説明しなさいという意味」 臭うとは: 生体に吸収され,有害で ある 講義資料ダウンロード: http://sound.jp/saim/index.htm 基礎化学実験1実験準備シート 課題2B 年 月 日 氏名( ) ポリスチレンの分離とリサイクル プラスチックのリサイクル 目的: (1)密度の違いでブラスチックを分別 (2)ポリスチレンの薄膜を作製し,顕 微鏡観察 ・ポリスチレンPSを テトラヒドロフランTHFに溶解し,溶液となる。 ・PS 対 THF 相溶性あり ・THF 対 水 ・PS 対 水 プラスチックの分類 相溶性あり 溶けない ※ THF は水に溶ける。PSは溶けない 密度比較 溶液を水に浸ける ポリプロピレン(PP) 0.90 水分子は水素結合で引力が極めて強い ポリエチレン(PE) 0.94 → PSだけが水分子に排斥され部分的 に凝集 ポリスチレン(PS) 1.04 ポリエチレンテレフタラート(PET)1.36 顕微鏡の使い方 10%塩化ナトリウム水溶液とは: 容積が 増えない仮定値密度 1.1 (実測値1.07) 水に浮くもの,食塩水に浮くものはどれ か? ・スライドガラス: 光が透過できるように極 めて薄い検体を作製する必要がある。 ・焦点あわせは: スライドガラス破損を避 け,対物レンズを離す上側方向で。 ・観察できる像は: プラスチックと空気の境 目。屈折率の違い。 ・観察倍率を記録 講義資料ダウンロード: http://sound.jp/saim/index.htm 【プラスチックの作製と観察手順 3.2-9 ~】 3.2 の実験において2 種類のプラスチックの作製と観察 手順が混乱しやすく、作業ミスが多かったため、以下にま とめたフローチャートを示す。 Start 3.2-9 の操作 1 枚目 2 枚目 3.2-10 の溶液へ ドライヤーの温風で 加熱 3 min 程度 風乾 3.2-10 の溶液へ 1-2 min 程度 純水へ浸漬 キムタオル上で ドライヤーの温風乾燥 匂いで判断 顕微鏡による観察 顕微鏡による観察 End End 確認ノート 確認シート 実験準備シート