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加西市上下水道台帳整備及び下水道長寿命化計画策定業務 特記仕様

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加西市上下水道台帳整備及び下水道長寿命化計画策定業務 特記仕様
加西市上下水道台帳整備及び下水道長寿命化計画策定業務
特記仕様書
第1章 総
則
第 1 条(適用)
本特記仕様書は加西市(以下「甲」という)が発注する「加西市上下水道台帳整備及び
下水道長寿命化計画策定業務」
(以下「本業務」という)に適用する。
第 2 条(目的)
本業務は、上下水道に関する各種情報を電子化し、それらを一元的に管理するための上
下水道台帳管理システムを構築することで、加西市上下水道事業のストックマネジメント
手法による予防保全的な施設管理を実現するものとする。
また、甲が管理する公共下水道施設について、下水道管路及びマンホール蓋を対象に、
事故の未然防止及びライフサイクルコストの最小化を図るため長寿命化計画(対策の検討、
事業計画)を策定することを目的とする。
第 3 条(準拠する法令等)
本業務は、本特記仕様書によるほか、下記の法令等に準拠するものとする。
(1)
測量法及び同施行令・同施行規則
(2)
公共測量作業規程及び同運用基準・作業規程の準則
(3)
加西市公共測量作業規程
(4)
地理空間情報活用推進基本法
(5)
地理空間情報活用推進基本計画
(6)
地理情報標準プロファイル
(7)
地方交付税法及び同施行令・同施行規則
(8)
水道法及び同施行令・同施行規則
(9)
水道維持管理指針
(10) 下水道法及び同施行令・同施行規則
(11) 下水道維持管理指針
(12) 下水道台帳管理システム標準仕様(案)・導入の手引き改訂
(13) 下水道長寿命化支援制度実施要綱
(14) 下水道長寿命化支援制度に関する手引き(案)
(15) 下水道事業におけるストックマネジメントの基本的な考え方(案)
(16) 加西市財務規則
(17) 加西市個人情報保護条例
-1-
(18) その他関係法令、例規、規程等
第 4 条(管理技術者等)
本業務に従事する管理技術者は、技術士(情報工学部門)の資格を保有するとともに、
空間情報総括監理技術者の資格を有する実務経験豊富な技術者を選任するものとする。
2.担当技術者は、測量士の資格を有する者を従事させるものとする。
3.照査技術者は、技術士(総合技術監理部門 上下水道)の資格を保有するとともに、
空間情報総括監理技術者の資格を有する者を従事させるものとする。
受託者(以下「乙」という)は、資格保有を証明する資料を契約締結時に提出するもの
とする。
第 5 条(提出書類)
受託者は業務着手に先立ち、特記仕様書、設計図書に基づき各工程の細部計画を立案し、
業務実施計画書、業務着手届、管理技術者・担当者技術者・照査技術者届及び各技術者資
格証明資料、業務工程表、その他甲が指示する書類を提出し、承認を受けるものとする。
第 6 条(情報セキュリティポリシーの遵守義務)
乙は、本業務において甲の情報資産の安全性を確保するものとする。特に、個人情報の
漏洩が起きないよう細心の注意を払うものとし、企業としてのセキュリティ管理システム
が充分に確立されていることを証明しなければならないものとする。具体的には、下記(1)
、
(2)の承認・認証を受けていることを条件とし、乙は契約時にこれらを証明する書類を提
出するものとする。
(1)情報システムセキュリティ管理適合性評価制度による公的外部機関の承認
(Information Security Management System:ISMS:JIS Q 27001)
(2)(財)日本情報処理開発協会「個人情報保護に関する事業者認定制度」による認証
(プライバシーマーク:JIS Q 15001)
2.本業務において導入する上下水道台帳管理システムは、総合行政ネットワーク(LGWAN)
を利用した ASP 方式とするため、乙はデータセンターのスペックを記載した「データセン
ター仕様証明書」を、契約締結時に甲へ提出するものとする。
第 7 条(工程管理)
乙は本業務の趣旨を十分に理解し、業務履行期間中は甲との打ち合わせを綿密に行い、
各工程の進捗状況を随時甲へ報告して、遅延なく作業を完了させるものとする。
第 8 条(疑義)
本業務を遂行する上で、本特記仕様書に記載なき事項又は疑義が生じた場合は、甲乙双
-2-
方協議の上決定するものとする。
第 9 条(検査・修正)
業務の検査は、甲が必要とした場合は適宜行うものとする。業務が完了したときは、改
めて監督員及び関係者が、乙立ち会いのうえ検査を行うものとする。
乙は検査に合格しないときは、直ちに調査をやり直して甲の検査を受けなければならな
い。
第 10 条(貸与資料)
甲は、本業務に必要と認められる資料を乙に貸与するものとし、貸与資料については、
紛失は無論のこと汚損、破損のないよう取り扱いには十分注意するものとする。
また、本業務の完了後は速やかに返却するものとする。
貸与資料については下記の通りとする。
(1)
地番図データ(Shape 形式)
(2)
航空写真データ(TIFF 形式)
(3)
水道配管図 1/2,500
(4)
給水工事台帳
(5)
水道工事竣工図
(6)
下水道台帳データ(Shape 形式)
(7)
下水道工事竣工図
(8)
排水設備台帳
(9)
下水道工事竣工図
(10) その他関係書類
第 11 条(手続き)
本業務遂行上、必要な各種手続きは原則として乙が全て遂行するものとする。
第 12 条(賠償)
乙は、本業務の実施中に生じた諸事故及び損失等に対しての責任を負い、損害賠償等の
請求があった場合は、甲乙協議の上、乙の責任により解決するものとする。又、発生原因、
経過、被害等の内容を速やかに甲に報告するものとする。
第 13 条(著作権等)
本業務で作成したデータに関する権利は甲に属するものとし、乙は甲の承諾なく公表、
貸与、使用してはならない。
第 14 条(秘密の保持)
-3-
乙は、本業務に関する事項及び業務上知り得た一切の事項について、これを外部に漏洩
してはならない。
第 15 条(工期)
本業務の工期は、上下水道台帳整備については、契約締結の日の翌日より平成 29 年 3 月
31 日とし、下水道長寿強化計画策定業務については、平成 27 年 3 月 25 日までとする。
第 2 章 基盤地図データ整備
第 16 条(対象数量)
(1) 加西市全域
150.95k ㎡
(2) 道路総延長
622.20km
第 17 条(基盤地図データ整備)
上下水道台帳データを整備するうえで必要となる基盤地図データの作成を行うものとす
る。
2.基盤地図データは、既存資料(基盤地図情報レベル 2500、市道道路台帳データ、車載型
レーザー計測システムで取得した3次元点群データ等)を有効活用し、上下水道施設の維持
管理に必要となる精度を保持するものとする。
また、庁内各課においても利活用できるように甲が使用する統合型 GIS へ搭載可能なデ
ータ形式、構造とする。
第 3 章 上水道台帳データ整備
第 18 条(対象数量)
(1) 管路延長(導水・送水・配水管)
約 452.0km
(2) 弁栓個数(バルブ・消火栓)
約 6,400 個
(空気弁)
約
740 基
(3)給水メータ
約 17,000 戸
(4)給水工事台帳
約 17,000 件
第 19 条(上水道台帳データ整備)
(1)上水道施設デ-タ入力
基盤地図データを基に、上水道施設デ-タの入力を行うものとする。
-4-
必要とする取得項目は、下記のとおりとする。
【取得項目】
管路及び付属施設
管路種別・管番号及び付属施設(仕切弁・空気弁・減圧弁・泥
吐管・ポンプ施設等)分類・弁栓番号・竣工図番号・管種・口
径・布設年度(竣工資料による)、道路種別(国・県・市道)
オフセット・デプス
道路肩からの寄り・深度
給水管
管種・口径・布設年度(竣工資料による)各戸の止水栓・メー
タ・受水槽(位置)
・配水管からメータまでの給水管路・管種・
口径
メータ
各戸の給水装置番号・居住者氏名又は家号・地番
(2) 水道料金マスターの取り込み
水道料金マスターから、属性データベースに取り込むものとする。
(3) ファイリングデータの整備
① 給水工事台帳スキャニングデータ
甲が保有する給水工事台帳約 17,000 件をスキャニングするものとする。
② 工事竣工図スキャニングデータ
甲が保有する工事竣工図約 1,750 件をスキャニングするものとする。
第 4 章 下水道台帳データ整備
第 20 条(対象数量)
(1) 管渠延長(①+②+③)
総計
約 583.0km
① 公共下水道+特定環境保全
約
308.0km
② 農業集落排水
約 145.0km
③ コミュニティプラント
約 130.0km
(2) 人孔数
約 19,440 基
(3) 汚水桝
約 17,000 箇所
(4) 排水設備台帳
約 12,400 件
第 21 条(下水道台帳データ整備)
(1)下水道施設データ入力
基盤地図データを基に、下水道施設デ-タの入力を行うものとする。
必要とする取得項目は、下記のとおりとする。
【取得項目】
管渠
図面番号、管渠番号、管種、管口径、断面形状、管延長、勾配、
-5-
土被り、管底高、管渠機能、副管の有無、起終点人孔番号、幹
線・支線、供用開始年月日、告示番号、工事番号、着工年月日、
処理開始年月日、完工年月日、道路種別(国・県・市道)、更
新日
人孔
図面番号、人孔番号、人孔種別、人孔機能、蓋種別、人孔深、
地盤高、接続管渠数、施工年、工区、処理区、舗装区分、更新
日
取付管・桝
図面番号、桝番号、桝種別、桝材質、桝深さ、取付け管口径、
取付け管種別、取付け管延長、逓加距離(上流から)、処理区、
供用開始年月日
(2) ファイリングデータの整備
① 排水設備台帳スキャニングデータ
甲が保有する排水設備台帳約 12,400 件をスキャニングするものとする。
② 工事竣工図スキャニングデータ
甲が保有する工事竣工図約 1,500 件をスキャニングするものとする。
第 22 条(調書作成)
下水道台帳管理システムを用いて、管渠、人孔及び桝の属性情報を調書としてとりまと
めて出力するものとする。
第 5 章 上下水道台帳管理システム導入
第 23 条(システムの要件)
本業務において導入する上下水道台帳管理システムは、以下のシステム要件を満たすも
のとする。
(1) 基本要件
① 導入形態は乙がサーバ及びシステムを提供する ASP 型とする。
② 極力カスタマイズは行わないこととし、必要な場合には、優先順位が高い
ものを必要最小限でカスタマイズを行う。
③ システムは定期的にバージョンアップを行い、常に最適なシステムを提供
するものとし、その費用はシステム利用料に含めること。
(2) ネットワーク要件
① 甲とデータセンターを結ぶ回線は、総合行政ネットワーク(LGWAN)回線を
使用する。
-6-
② 甲の LGWAN のネットワーク環境は以下の通りとする。
・庁舎内 :100Mbps
・LGWAN
:100Mbps
③ 通信には、ID やパスワード、その他の個人情報が含まれるため、SSL 等に
よる暗号化通信を行うこと。
(3) ハードウェア関連要件
ASP 型サービスで、以下の要件を満たしたシステム環境を構築すること。
① 甲にサーバ機器等を設置することなく、ネットワークを通じて本システム
のサービスの提供を受けることができるシステムであること。
② サーバ機器等は、日本国内にあり、地震に対して強固かつ津波等による水
害の恐れのない場所に立地する建物に収容されていること。
③ 総合行政ネットワーク(LGWAN)回線の使用で、システムの利用が遅延なく
行える環境が構築されていること。
④ ファイアウォール等セキュリティ機器が適切に設置され、また不正アクセ
ス検知等の仕組みを備えるなどのセキュリティ対策が講じられていること。
⑤ UPS、CVCF 等を備え、安定稼働に必要な対策が講じられていること。
⑥ バックアップ装置を備え、サーバに障害が発生した場合はデータの復旧が
可能な体制を構築すること。
(4) 端末動作要件
① 上下水道台帳管理システムシステムは、以下に示す甲の端末でストレスな
く動作すること。
・OS:Windows7 32bit(64bit、Windows8 以降でも動作すること)
・CPU:第 3 世代 Corei3
・メモリ:2GB
・ディスプレイ:1366×768
・ブラウザ:Internet Explorer9、または 10(ただし、システムは最新バ
ージョンの Internet Explorer での動作に対応すること)
② ソフトウェアの相性等により発生する不具合を防止するため、極力特別な
ソフトウェアをインストールせずに使用できること。なお、プラグインや
実行環境等の使用については次に示すもののみ可とする。
 Adobe 社 Flash
 Microsoft 社 .NET Framework、ActiveX
 ORACLE 社 JAVA(ただし、ブラウザプラグインとして動作するものは不可)
③ システムの稼働期間内にクライアント OS や Internet Explorer の新バージ
ョンが出た場合でもシステム対応できること。システム対応にかかる費用
は、システム利用料に含めること。
-7-
④ 印刷は既設のプリンタ(LAN 接続 A3 レーザープリンタ)への印刷に対応し
ていること。
(5) ライセンス要件
システムを導入するにあたり、必要となる各種ライセンスを確保すること。
① 上下水道台帳管理システム・・・同時 5 アクセスライセンス以上
② 現地調査支援システム・・・2 ライセンス以上
③ 窓口閲覧システム・・・1 ライセンス以上
④ 住宅地図データ・・・1 ライセンス以上
(6) システム機能要件
システム機能については、別添「システム機能一覧表」における項目を満たす
ものとする。
(7) データ移行・セットアップ
本業務において整備した GIS データ及び甲が保有する GIS データを、システム
で取り込み可能な形式に変換し、取り込みを行うこと。なお、画像等のファイ
ル形式・容量は、システム操作性等を考慮し、甲と乙双方が協議の上、決定す
るものとする。また、甲が使用する統合型 GIS にも取り込めるよう GIS データ
を作成すること。
(8) 料金マスターデータの取り込み
料金システムからエクスポートした料金マスターデータを上水道台帳データ内
のメータ属性情報に対し、水栓番号をリンクキーとして、甲が指定する使用者
情報を取り込むことを可能なものとする。
(9) 賦課地管理対応
受益者負担金管理システムからエクスポートした受益地データを取り込み、地
番図データと突合処理を行った結果として、賦課地ポリゴンを管理できるもの
とし、賦課地ポリゴンの属性情報として、甲が指定する受益地情報を保持でき
るものとする。
(10) 現地調査支援システム導入
現地調査支援システムは、タブレットを用いて現地にて、上下水道台帳データ
の閲覧が行えるものとし、導入機器数は、2 台以上とする。なお、下記のセキ
ュリティ対策を施すものとする。
① 導入する機種によって適正なウイルス対策を施すこと。
② 持ち運び時に盗難されないよう、また、部外者に使用されないよう適切な処
置を施すこと。(パスワードの設定、パスワード入力誤りによる機器ロック、
時間によるロック等)
③ その他可能なセキュリティ対策を施すこと。
(11) 窓口閲覧システム導入
-8-
窓口閲覧システムは、タッチパネル操作で来庁者への照会事務が可能なものと
し、設置台数は、1 台以上とする。
(12) 導入機器
システム運用上、必要となる機器について導入するものとする。
第 24 条(システムの稼動)
本業務におけるシステムの稼動時期は、平成 27 年 10 月 1 日を予定している。なお、予
定する稼働日前で安定的かつ効率的な稼働スケジュールがあれば提案可能である。
2.システム稼動期間は、業務完了日から60ヵ月間以上とする。
第 25 条(保守)
本業務において導入するシステムの保守については、以下の通りとする。
(1) データ更新・追加
(2) 障害対応
(3) その他
第 6 章 下水道長寿命化計画策定
第 26 条(対象箇所)
下水道長寿命化計画策定の対象箇所は、以下の 3 箇所とする。
(1) 加西ハイツ地区
30.6ha
(2) 鎮岩工業団地
21.3ha
(3) 加西工業団地
33.0ha
第 27 条(基礎調査)
基礎調査は、市街地開発地区の下水道管路施設に対して実施するものとし、下水道台帳
等の既存資料を基に対象施設の選定及び健全度評価に必要な施設の現状及び作業環境を把
握する。
第 28 条(健全度評価)
健全度評価は、管渠の異常の程度を診断し、措置(改築または修繕)の要否及び緊急度
を明らかにするもので、既存のテレビカメラ調査(L=9,800m)の結果を用いて実施する。
健全度評価項目は、以下の 3 項目とする。
(1) 異常程度の診断
(2) 緊急度の判定
-9-
(3) 措置の要否【維持か対策(スパン単位の補修、スパン単位未満の補修)】の判定
第 29 条(対策方法の検討)
対策方法の検討として、以下の事項について検討を行うものとする。
(1)対策範囲の検討
(2)更新・長寿命化対策の検討
(3)LCC 縮減効果(LCC 縮減額)の検討
第 30 条(年度別事業計画の策定)
年度別事業計画の策定として、以下の事項について検討を行うものとする。
(1)事業量の算定
(2)年度別事業計画策定
第 31 条(計画的な維持管理方針の検討)
市街地開発地区における長寿命化対策対象外の施設で、修繕または単独費あるいは起債
による改築と判定された施設について、事業の実施方針をまとめる。事業の実施期間は、
中長期的視点に立ち、5 年から 10 年程度の期間を標準とする。また、健全度評価で対策措
置の必要がない施設を含め、今後の維持管理の実施方針(点検・調査、清掃の方法・頻度、
記録の方針等)をとりまとめる。
第 32 条(長寿命化計画書作成)
下水道長寿命化支援制度による国の財政支援を得るために、関係機関との協議を行い、
管路に対して下水道長寿命化計画書をとりまとめる。
長寿命化計画書では、「下水道長寿命化支援制度実施要綱の運用について」(国都下事第
490 号、平成 20 年 4 月 1 日)及び、
「ストックマネジメント手法を踏まえた長寿命化計画策
定に関する手引き(本編、参考資料)」
(国土交通省、平成 25 年 9 月)に示された「下水道
長寿命化計画 様式」の他、「計画説明書」及び「補足説明資料」として、以下の内容につ
いてとりまとめる。
(1) 対象施設の概要
(2) 対象施設の選定理由
(3) 点検調査結果の概要
(4) 維持管理の実施状況
(5) 計画期間
(6) 長寿命化対策を含めた計画的な改築の概要
(7) 計画的な維持管理の概要
(8) 長寿命化対策の実施効果
(9) 自治体名・実施施設名
-10-
(10) 管路調書
(11) 年次計画及び年割り額
第 33 条(報告書作成)
資料収集結果、調査結果及び各種計画をとりまとめ、報告書を作成する。
報告書にとりまとめる内容は、以下を標準とする。
(1) 基礎調査の内容(対象施設の選定結果)
(2) 健全度の評価結果
(3) 事業種別の検討・判定結果
(4) 対策工法の検討
(5) LCC 縮減効果の検討
(6) 全体事業量
(7) 長寿命化計画の概要
(8) 維持管理計画の概要
第 7 章 成果品
第 34 条(成果品)
本業務の成果品と提出部数は下記の通りとする。
( 1)基盤地図データ(Shape 形式)
(システム格納)
1式
( 2)上水道台帳データ(Shape 形式)
(システム格納)
1式
( 3)下水道台帳データ(Shape 形式)
(システム格納)
1式
( 4)給水工事台帳スキャニングデータ(JPEG 形式)(システム格納)
1式
( 5)上水道工事竣工図スキャニングデータ(JPEG 形式)(システム格納)
1式
( 6)排水設備台帳スキャニングデータ(JPEG 形式)(システム格納)
1式
( 7)下水道工事竣工図スキャニングデータ(JPEG 形式)(システム格納)
1式
( 8)上下水道台帳管理システムに関するドキュメント類
1式
( 9)上下水道台帳管理システム操作マニュアル
1式
(10)長寿命化計画書
1式
(11)業務報告書
1式
(12)長寿命化計画図(統合型 GIS へデータ格納)
1式
(13)維持管理計画図(統合型 GIS へデータ格納)
1式
(14)計画書データ(電子媒体)
1式
(15)打合せ記録簿
1式
(16) 現地調査支援システム用タブレット
-11-
1式
(17) 窓口閲覧用デスクトップ PC
1式
(18) その他必要な機器
1式
第 7 章 支払い
第 35 条(支払い)
業務委託料の支払いは、乙の提案に基づき協議のうえ決定する。
-12-
別添「システム機能一覧表」
1)上下水道台帳管理システム(共通機能)
種別
認証
作図
機能項目
ログインユーザー認証機能
機能概要
ID及びパスワードで認証してログインする機能
レイヤ作成(点・線・面)
地図上にレイヤを作成する機能
レイヤ編集
作成したレイヤの編集機能
レイヤ削除
作成したレイヤの削除機能
属性付加
作成したレイヤに属性情報を添付させる機能
外部データからのレイヤ作成(アドレ
クライアントでcsvなどの外部データよりデータの照合をしてレイヤを作成し、編集する機能
スマッチング)
所属単位でのユーザーデータの共有
所属単位で作成したレイヤを共有する機能
メタ情報編集
レイヤの説明情報を編集する機能
マイレイヤ編集
マイレイヤのShapeファイルを編集する機能
住所検索
住所での検索機能
目標物検索
公共施設などの目標物での検索機能
地番検索
地番での検索機能
座標検索
緯度経度での検索機能
索引図検索
図郭から検索機能
条件検索
レイヤの属性項目と条件と値を設定して検索する機能
検索
絞り込み検索
検索結果に対し、さらに検索条件を設定して検索する機能
空間検索
地図を用いた範囲指定による検索機能
メタ情報検索
レイヤの説明情報を検索する機能
地図検索結果表示
検索結果から地図を呼び出す機能
属性検索結果表示
検索結果の地図の属性を表示する機能
検索結果出力
検索結果をcsvで出力機能
マウスによる移動、拡大・縮小
マウスの機能(ホィールも含む)を利用して移動、拡大・縮小する機能
地図拡大・縮小
地図の拡大・縮小を行う機能
範囲指定での拡大・縮小
指定範囲における拡大・縮小を行う機能
地図縮尺表示(任意・固定)
固定もしくは任意の縮尺で地図を表示する機能
複数画面表示
異なるレイヤの同一範囲を連動表示する機能
前画面、次画面表示
現在の表示画面より一つ前または後に操作していた画面を表示する機能
全域表示
市域全体を表示する機能
レイヤ表示順変更
複数のレイヤの表示順を変更する機能
レイヤ表示・非表示
レイヤの表示・非表示を指定できる機能
属性の表示
地点の属性を表示する機能
凡例の表示
現在表示されているレイヤの凡例情報の表示機能
表示保存
レイヤの表示等を保存し、再読み込みする機能
距離計測
2点以上の地点を指示してその区間の距離を表示する機能
面積計測
3点以上の地点を指示して多角形を作図し。面積を表示する機能
印刷
各用紙サイズ・方向での出力
装飾機能
出力時に自由に表題・方位・縮尺・凡例等を装飾する機能
表示
計測
出力
PDF出力
PDF形式での出力できる機能
ラスター形式出力
ラスター形式(jpeg等)での出力できる機能
ベクター形式出力及び読込
ベクター形式(Shape等)での出力及びクライアントでの読込み機能
参照
地図データに対して関連づけられているファイルを参照する機能
編集
地図データに対して任意ファイルを関連づける機能
メモ情報編集
上水道・下水道施設のみならず、様々なメモ情報の入力、編集を行う機能
メモ情報履歴検索
上水道・下水道施設のみならず、様々なメモ情報を検索する機能
メモ情報処理履歴検索
登録されたメモ情報に対する処理対応の情報を検索する機能
ファイリング
メモ機能
操作ログ情報の取得・参照
ユーザが行った操作(アクセス、印刷、更新)のログ情報を取得する機能
操作ログ情報の出力
ユーザが行った操作(アクセス、印刷、更新)のログ情報を(Excel、CSV等)で出力する機能
管理
-13-
2)上下水道台帳管理システム(個別機能)
種別
機能項目
機能概要
断水検索
任意の管を選択し、断水範囲をシュミレーションする機能
リスト作成
断水エリア内の配水管、給水管、弁栓、メータのリストを作成する機能
弁開閉操作
断水検索後、弁栓の開閉操作を行い、再度断水範囲をシュミレーションする機能
地図強調表示変更
断水管やメータなどの強調表示色・大きさなどを変更する機能
使用者検索
使用者情報をもとに、水栓番号や名前(使用者名)、住所から地図を検索する機能
苦情情報編集
苦情情報の入力、編集を行う機能
苦情履歴検索
にごり水やあか水の発生、漏水等に対する苦情情報を検索する機能
苦情処理履歴検索
苦情情報に対する処理対応の情報を検索する機能
事故情報編集
事故情報の入力、編集を行う機能
事故履歴検索
漏水事故、道路陥没等の配水系統に係る事故情報を検索する機能
事故処理履歴検索
事故発生に対する処理対応の情報を検索する機能
メータ情報取り込
み
取り込み
メータ情報を料金マスタより取得する機能
調書作成機能
調書作成
入力データより分類3種、計算項目1種での調書を作成する機能
単位変更
計算で使用する単位の変更を行う機能
係数変更
時間、季節(月)、曜日による水量変更も係数を設定する機能
追加
ネットワーク構造を持ったデータとして編集作業を行う機能
断水検索
使用者情報検索
苦情情報管理
事故情報管理
編集機能
属性自動計算
データの一部はルール付けされた設定で自動計算を行う機能
渡りなど
管跨ぎの渡り表現を行う機能
スナップ入力
管入力時、別の管や人孔に自動でスナップする機能
縦断図作成
任意の管を選択し、縦断図を作成する機能
印刷
作成した縦断図と、選択した管の平面図を合わせて出力を行う機能
縦断図作成機能
土被り検索機能
上下流追跡機能
指定した管上の土被りを比例案分法にて計算し画面上に出力する機能
追跡機能
指定した管より上流側、下流側を追跡し、画面上に表示を行う機能
属性集計
追跡を行った管、人孔、ますの個数や延長を自動集計する機能
属性リスト表示
追跡を行った管、人孔、ます、取付管の属性リストを表示する機能
集計機能
状況管理機能
入力したデータを元に年度別、地区別に集計結果を出力する機能
表示
調査状況、清掃報告書、写真、動画ファイル、データを水道施設(管渠・人孔等)に関連づけ登録編集を行う機能
工事情報管理
下水道工事(主に更新、長寿命化対策)の情報を管理する機能
工事予定箇所の入力・修正
下水道工事の予定箇所及び工事中箇所を図形データとして登録・修正
工事概要の入力・修正
下水道工事の予定箇所及び工事中箇所の工事概要をを属性データとして登録・修正
過去の工事情報の管理
別途作成する工事情報のデータベースと連携し,過去の工事情報を下水道施設と関連付けて管理する機能
工事情報管理機能
状況管理機能
印刷
状況管理情報を元に地図の印刷を行う機能
表示
負担金年度、猶予、減免などデータベース情報に基づき地図上の色分けする機能
印刷
ランキングにより色分けされた地図を印刷する機能
追加
ネットワーク構造を持ったデータとして編集作業を行う機能
属性自動計算
データの一部はルール付けされた設定で自動計算を行う機能
渡りなど
管跨ぎの渡り表現などを行う機能
スナップ入力
管入力時、別の管や人孔に自動でスナップする機能
ランキング機能
編集機能
調書作成機能
総括調書、マンます調書、区間調書、管渠延長調書を作成する機能
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3)現地調査支援システム
種別
機能項目
機能概要
台帳参照
上水道・下水道台帳データを画像化したものを表示する機能
メモレイヤ登録
メモ情報の登録を可能にする(ファイル共有)機能
現地調査支援機能
ファイリング参照
(タブレット)
上下水道施設情報データに対して関連付けられたファイルを照会する機能
データ転送
USBケーブル等で、PCとのデータ転送が行える機能(WiFi等での無線によるデータ転送は不可)
セキュリティ対策
導入する機種によって適正なウィルス対策ソフトやパスワードロック等のセキュリティ対策機能
4)窓口閲覧システム
種別
機能項目
タッチパネル操作
窓口閲覧機能
(PC端末)
機能概要
タッチパネルによる操作ができる機能
TOP画面戻り
一定時間画面を放置した際、TOP画面に自動で戻ることができる機能
イタズラ防止
窓口機能実行時は、通常Windows画面に戻ることができる機能
住宅地図表示・非表示
住宅地図を画面上に一時的に表示・非表示ができる機能
印刷時職員呼び出し
印刷時に職員を呼び出し、職員による印刷対応ができる機能
(1)コインシステムを使用し、印刷時の料金徴収を自動化することができる機能
料金課金システム対応
(2)印刷時領収書の自動発行ができる機能
指定業者/一般来庁者での表示、印刷 (1)指定業者と一般来庁者で表示する地図や印刷する情報に制限をかけることができる機能
を分ける
(2)指定業者にはIDとパスワードを発行することができる機能
指定業者の登録ができる機能(ID、パスワード、住所、担当者、電話番号の登録など)
(1)指定業者ごと、一般来庁者ごとに、ログイン回数(表示回数)、印刷枚数をカウントできる機能
(2)上記、カウントデータをCSVで出力できる機能
窓口管理機能
A4サイズ、A3サイズの印刷単価を設定できる機能
指定業者ごとのカウントデータと単価データを使用し、請求書が発行できる機能
指定業者へ、請求書発行時の宛名ラベル印刷ができる機能
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