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平成２４年度
最終号（第 13 号）
平成 25 年 3 月 25 日
夢と希望を託して
校 長
小
松
実
卒業証書授与式終了
3 月 15 日、本校第 66 回卒業証書授与式が挙行され、卒業生 185 名が巣立って
いきました。今年も儀式に相応しい緊張感に溢れた素晴らしい卒業式となりました。礼儀正しさと真剣な眼差し
を通して、一人一人の素直な感謝の心と将来への決意が伝わってきました。校歌斉唱では、３年間の思い出を胸
にした生徒の気持ちが心豊かに表現されていたと思います。在校生の｢時の旅人｣、卒業生の｢ハレルヤ｣、全体合
唱｢大地讃頌｣では、卒業式が本校の良き文化と伝統を継承する場として、しっかりと定着していることを実感で
きました。次年度も本校に託された保護者や地域の方々の熱い思いや願いを受けて、さらに心が揺さぶられる感
動的な卒業式となるよう日々の教育活動に邁進していきたいと思います。
新琴似中大好きの気持ちを大切に
今日は、修了式です。皆さんにとって、この一年
はどんな一年だったでしょうか。一人一人、この一
年間を振り返り、4 月からの進級へ向けて決意を新た
にしてほしいと思います。
さて、去る 3 月 15 日には、今年も感動的な卒業式
が行われました。卒業生は、涙とすがすがしい笑顔
で、この思い出一杯の学舎を後にしました。感動的
な式になった理由の一つとして「合唱」がありまし
た。皆さんの合唱は、卒業生に対する感謝の気持ち
が伝わるすばらしいものでした。男子の響く声に女
子の澄んだ声が見事に調和し、「時の旅人」・「大
地讃頌」ともに素晴らしいハ－モニ－を響かせまし
た。卒業生の合唱「ハレルヤ」も自信に満ち迫力が
ありました。「次は皆さんの番ですよ、お願いしま
す。」という 1・2 年生へのメッセ－ジが込められて
いるようにも感じました。卒業生と在校生の心と心
が響き合い、出席した人たちに感動を与えたのだと
思います。このような感動的な卒業式ができたのは、
なぜでしょうか・・・、それは言うまでもありませ
ん。卒業式テ－マ『隼』のもと、最高の卒業式にし
ようと、全校が一丸となって取り組んだからだと思
います。「目標に向かって心を一つにみんなで取り
組む。」行事で育つ新琴似中の伝統を、改めて、皆
【お世話になり、ありがとうございました】 校長
さんは示してくれました。この 4 月に入学してくる
新入生にも、この「目標に向かって心を一つにみん
なで取り組む。」ことを教えてあげてください。よ
ろしくお願いします。
まもなく平成 24 年度も終わります。中学生時代の
３年間というのは、一生のうちで身体的にも精神的
にも最も成長する時期であり、その人の人格を形成
する上でも最も大切な時期です。この時期に、どん
な学校生活を送るかということは、とても大きなこ
とです。皆さん一人一人が、将来の夢や目標に向か
って、この新琴似中学校で学び、楽しく充実した学
校生活を送ってほしいと心から願っています。私は、
今、「新琴似中大好きの気持ちです。」
全校の生徒が、自分が通う新琴似中大好きの気持
ちで勉強や行事で頑張って欲しいものです。多くの
先輩達が築いてきた良き伝統を受け継ぎ、さらに充
実した新琴似中学校になるよう一人一人、頑張って
ほしいと思います。
春休みをはさんで 4 月には、新琴似小・新琴似南
小・新琴似北小の 3 校を中心に、約 170 名の新入生
が入ってきます。良き先輩として新入生をリードす
ることは勿論ですが、新年度、新しい出会いの中で
自分の良さを発揮して友だちの輪を広げ、楽しい学
校生活を送れるよう努力してください。
（3.25 修了式の辞より）
小松
実
本校では 3 年間勤務させていただきました。教員生活最後の 3 年間をこの新琴似中学校で精一杯やり遂げました。
「生徒のために」「先生方が仕事しやすい学校を作る」を目標に、環境整備や「あいさつ通り」等で地域へ多く発
信できました。生徒たちとのかかわりの中からたくさんの感動を受けました。歌舞伎伝承会の皆さまとの出会い、
新琴似神社や屯田兵、新琴似大根、四番通りが飛行機の滑走路のために整備された等、魅力ある新琴似でした。生
徒たちへ、そして地域の皆さまへ感謝の気持ち。38 年間は、あっという間でした。今、考えると忙しさに紛れ、一
期一会の気持ちをもって全力で仕事をしたのか？と反省しています。多くの生徒と出会い、多くの同僚、保護者、
地域の皆さまに支えられてここまで来ることができました。卒業式の朝、校歌を揮毫して下さった書道家の中野北
溟先生から「卒業式おめでとう」とのお電話をいただきました。私が青年教師だった頃の 35 年前の校長先生ですが、
未だに心配をしてくれます。私も中野先生のように新琴似中を見守っていきます。今までご支援くださいました皆
様に心よりお礼申し上げます。新琴似中学校のますますの発展と、保護者、地域の皆様方のご健勝とご多幸をお祈
り申し上げ、お礼とお別れの言葉とさせていただきます。本当にお世話になり、ありがとうございました。
銅道
千恵子先生〈７組
１年担任〉
退職まであと 4 年という時に特別支援学級に赴任してき
ました。新琴似中学校の玄関にたくさんの荷物を運び込ん
だ時に、「手伝いましょう」と職員の方に声をかけていた
だきました。そして部活動に参加していた生徒たちからの
「おはようございます」の声に嬉しさや安心感が沸いてき
ました。落ち着いた学校の中、7 組の生徒たちと共に参加で
きた新成祭や旅行的行事、どの行事にも生徒たちは見事な
取り組みで成果を上げました。そして成就感と自信と母校
への誇りを持てたことと思います。特に合唱ではどの場面
においても感動させられました。新琴似中学校の素晴らし
いところはまだまだ続くのでしょうが『あいさつ』『合唱』
は伝統となってこれからも受け継がれていくことと信じて
います。4 年間でしたが保護者・地域の皆様方の温かいご支
援を賜り心よりお礼申し上げます。《定年退職》
佐藤
和夫先生〈国語科
２学年所属〉
11 年間も同じ学校で勤務していますと、転勤するにあた
り感傷に浸っています。職員室の窓から外の景色を眺めま
すと、赴任してきたときと同じように思えます。体育館に
全校生徒が集まっても、マイクがなくても声が通ります。
卒業式の『ハレルヤ』はいつも素晴らしく、涙を誘います。
喜びに満ち溢れ、充実した教員生活を送ることができたこ
とに感謝申し上げます。保護者、地域の皆様、今までご支
援ありがとうございました。《新川西中学校 教頭へ》
横山
敬先生〈国語科
１年６組担任〉
7 年前に赴任してきたとき、新琴似中学校はまだまだ落ち
着かない雰囲気がありました。しかしこの 7 年間で新琴似
中学校は変貌しました。球技大会・新成祭・校外学習・野
外学習そして修学旅行に代表される旅行的行事、どの行事
にも生徒たちは全身全霊を込めて取り組み見事な成果を上
げ、成し遂げた自分たちに対する自信と母校に対する誇り
を育ててきました。わたしも微力ながらその一助になれた
こと（多分なれたと思うのですが…）をうれしく思ってい
ます。今後は東区で新琴似中学校のいいニュースが聞こえ
てくることを楽しみにしています。最後に、楽しく充実し
た 7 年間を送ることができたのは素晴らしい生徒たち（卒
業生も）保護者・地域の皆様、そして素晴らしい仲間たち
のお陰と感謝申し上げます。有り難うございました。
《栄中学校へ》
西崎
貴之先生〈理科
１学年所属〉
去年の 4 月まで新琴似を訪れたことがありませんでした。
どのような土地でどのような生徒がいるのだろうか。そん
な期待と不安を感じながら皆さんに出会いました。それか
ら約 1 年間、新成祭では大きな団結力を感じ、雪中運動会
では保護者の方々の優しさ・温かさを感じ、新琴似中学校
は素晴らしい学校だと思いました。離れるのは寂しいです
が、さらにお互いに成長して、またいつか皆さんに出会え
ることを楽しみにしています。短い間でしたが、お世話に
なりました。《札苗中学校へ》
大谷
晴香先生〈英語科
２学年所属〉
あいさつが良い学校だなあといつも思っています。朝登
校してくる時はもちろん、廊下で会う時、部活生徒がトレ
ーニングをしている時も、いつも大きく声をかけてくれて、
こちらも 1 日頑張る元気が湧いてきます。また、「ありが
とう」を素直に言える人達がとても多く、新琴似中学校が
いつも明るく活気のある素晴らしい学校なのはこういう部
分がしっかりしているからだろうなといつも感じていまし
た。これからどんな素敵な人達になっていくのだろうとと
ても楽しみです。1 年という短い間でしたが、ありがとうご
ざいました。《簾舞中学校へ》
鈴木
浩平先生〈７組
副担任〉
私は特別支援学級にいたため、なかなか他の学級の生徒
たちと関わる機会がありませんでした。しかしその分、廊
下ですれちがった時や登下校、部活動で会った時などにく
れる明るい笑顔と元気な挨拶に、いつもたくさんのエネル
ギーをもらっていました。誰にでも元気よく挨拶ができる
新琴似のみなさんが先生は大好きでした。新しい学校では、
みなさんを目標に「元気で明るい挨拶ができる先生」を目
指したいと思います。学級や部活動で関わった人たちを最
後まで見届けてあげられないことが非常に心残りですが、
お互い困難に立ち向かい、悔いの残らない学校生活を送っ
ていけるように頑張りましょう。最後に、保護者の皆様、
地域の方々、お世話になった教職員の皆様、１年間様々な
場面で支えていただきありがとうございました。
《真栄中学校へ》
穴田
末雄さん〈用務員〉
1 年間の勤務でしたが、2 人の正職員と仲良く仕事できた
ことを嬉しく思います。市職員として新琴似北中学校を振
り出しに 30 数年、最後が新琴似地区で終わるのも何かの縁
ですね。今はただ 1 年無事に職務を全う出来たことで安心
しています。新琴似中学校の印象は、生徒が礼儀正しく、
大人しいことです。先生達が指導に努力された成果だと思
います。これからもがんばってください。最後に、1 年間で
したが、教職員の皆様はじめ御父兄、生徒の皆さん、いろ
いろとお世話になりありがとうございました。皆様のご多
幸と新琴似中学校の更なる発展を願っております。
落合
啓子先生〈スクールカウンセラー〉
新琴似中に勤務となって早 5 年が経ち、このたび異動と
なり、今はとても名残惜しい気持ちです。思い返すと、5
年間は長いようであっという間に経過したと感じていま
す。校内での皆さんの元気な挨拶の声、また、玄関入り口
で私に気がつくと、中からサッと開錠してくれたり、荷物
をもって相談室の鍵を開けにくそうにしていると「開けま
す」と声をかけてくれたりする心配りにとても清々しさを
感じていました。みなさん全員とお話する機会はありませ
んでしたが、お会いしたみなさんとの出会いの機会は私に
とって大変貴重なものとなっています。これからも充実し
た毎日が過ごせるよう心より願っています。お世話になり
ました皆様に心より感謝申し上げます。《北辰中学校へ》
ヒューゴ先生〈ＡＬＴ〉
Dear Shinkotoni Junior High School students,
Thank you so much for being such fun this year. You
were all a pleasure to teach, I really enjoyed it, and I
hope you did too! Good luck for your future, and study
English hard. Do your best! I hope to see you again.
From, Hugo.
大沼
文彦先生〈１学年所属〉
新琴似中学校で７年お世話になりました。同時に 38 年間
の教師生活にも一区切りつけることになりました。38 年前
の昭和 50 年は、男子はまだ学生帽着用で、女子は床につく
ような長いスカートが流行っていました。職員室はパソコ
ンなどはもちろんなく、ガリ版、タイプライター、算盤な
どが使われていました。時代の流れをしみじみと感じます。
38 年も働いたのですが、まだ教育現場に未練があり、退職
後も教師を続けられる再任用を希望していました。その結
果、新琴似中学校で継続して勤務することが認められ、と
ても喜んでいます。またお世話になりますが、よろしくお
願いします。
松前
裕文さん〈用務員〉
新琴似中学校に来てはや 2 年が過ぎ、60 歳という定年退
職の年齢となりましたが、再任用の職員として引き続き勤
務することになります。よろしくお願いします。新琴似小
学校から転勤してきましたので、小さい頃から顔を知って
いる生徒も多くとても親しみを感じます。これから入学し
てくる生徒の笑顔も楽しみです。桜の春が早く来るよう願
っています。
★☆ ４ 月始めの行事予定
８日(月)
９日(火)
11 日(木)
12 日(金)
16 日(火)
☆★
始業式・着任式
第 67 回入学式（13:00～） PTA 入会式
尿検査（１次） 臨時職員会議
ワーク販売日 到達度学力テスト(全学年)
新入生歓迎会