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CW−QSOなどについて

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CW−QSOなどについて
CW−QSOなどについて
de
JARL宮城県支部 op:LEO
【A】ハンドルネームについて
交信する時のオペレーター名をハンドルと言います。初めにハンドルを決めて下さい。
日本人に多いハンドル名は:AKI,HIDE,KAZU,KEN,MASA,SHIN,SYUN,TAKE,TAKA,TOSHI,YOSHI・・・等ですが、
何でも良いです。例えば名前の一部を英語読み,イニシャル,芸名,ニックネーム,星座,彼女の名前,
和文符号との組み合わせ・・・などが考えられます。QSLカードにはハンドル名を(OP:Yasu"LEO"Sato)
のように記入しておくとわかりやすいです。また、ハンドルはあまり変えない方が良いと思います。
【B】CW−QSOについて
1.CWのQSOは英語の略語や頭文字,発音などで行われています。
別紙を解読して見て下さい。 →「CWラバースタンプQSOの一例」を参照
2.他人の交信を良くワッチ(コピー)し、どんなことを交信しているのか聞いて下さい。しかし、ワッチ
ばかりでは進歩しませんので、初めて電話でQOSした時のように汗をかきかきキーを叩いて下さい。
3.最初は、QSOが終わった局に、コールすると良いと思います。この時相手のハンドル,QTH,
天気,温度,リグ,などをコピーしておいてから、相手局を呼び、QSOを始めると失敗なくやれます。
4.一寸速いですがコンテストから始めるのも良いと思います。同じ事を繰り返していますので内容は
徐々に分かると思います。下述はCWでのコンテストのQSOの一例です。
A局:CQ TEST DE JA7RL K
:CQコンテストこちらはJA7RLどうぞ
B局:DE JA3YRL K
:こちらはJA3YRLどうぞ
A局:JA3YRL UR 59906 H BK
:JA3YRL貴局は 599で 宮城県 H ブレーク
B局:QSL(CFM) UR 59922 M BK
:確認,貴局も 599 京都府 M ブレーク
A局:CFM(QSL) TU ・ ・
:確認 有り難う
B局:TU・・(有り難う)
:確認 有り難う
これで終わりです。間違わない程度のスピードで打って下さい。→ QSLカード1枚いただきかな!?
5.QSOでは自局のハンドル,住所,リグ,アンテナ,天気,温度は2∼3回繰り返して送信します。
→ 相手のハンドル名,住所と自局のレポート(RST)だけは確実にコピーしましょう。
【C】QSOしてみましょう!
●交信に入る前は必ずRIT(TX)をOFFか±0にする癖をつけましょう!
→ CWフィルターは受信帯域がとても狭いので一寸ずれても聞こえません。
● CWの音は800Hzです。テープの音より一寸低いトーン(国試の時の音に)して下さい。
●自局がCQを出す場合は、ずれて呼ばれる可能性がありますので、CWフィルターは広げて下さい。
→ またはRITを少し上下に回してサイドも聞いて下さい。
● CQを出す前にその周波数を十分にワッチし、混信を与えないようでしたら、QRL?を打って少し
受信し、応答 が無かったら(これを2∼3回繰り返す)CQを出して下さい。
→ もしQRL(忙しい)やAS(お待ち下さい)などが返って来たら、別の所を同様に探します。
また、逆に自局が交信中にQRL?と打たれたら、QRLかASを打って交信中である事を伝えます。
→ 但し、自局がQSOの終わり頃にASを打った場合は、QSO終了後にその局のコールサインか、
または QRZ?で呼びQSOして下さい。
● 交信中に QSB・QRM 等で名前・住所(または質問事項等)が不明の時は、下記のようにブレークを付け、
わからない部分だけを送信して聞き、また答える方もブレークを付け要点だけを答えます。
A局:UR QTH ?<AGN> BK
:貴局のQTHが不明です?<もう一回>ブレーク
B局:BK MY QTH IS Sendai Sendai city BK
:ブレーク 私のQTHは、仙台仙台市 ブレーク
とB局が応答し、要点だけ2∼3繰り返し送信し、QSOを続けます。
なお、 QSB・QRM にもよりますが自局のコールサインを付加した方が良い場合もあります。
リグ,ANT,天気,温度 などは不明でもFB OK で良いと思いますが・・・? SRI
● 応答の時に、信号が強く、それでもCQを連発している局には、自局の周波数がずれている可能性が
ありますので、周波数を少し上げ下げしてコールしてみて下さい。
● CWのQSOもQSB・QRMなどや、また相手/自局の都合で全文章を打つ必要はありません。
特に別紙の*印の文章は状況に応じ、臨機応変に対応して省略して下さい。
●DXペディション,記念局などや相手/自局が珍市珍郡である時には、沢山の局から呼ばれたり、沢
山の局が交信したいと思っていますので、 BK QSL UR 599 BK で済ませる配慮も必要です。
●DXペディションなどの時は猛パイルになり易いのでUP 2 とアナウンスされる時があります。
送信周波数をTX,RITやSPLITを使い受信周波数より+2kHz位ずらして送信します。
→ この時+1.4または+2.6KHz位離れた所で送信するとパワーが無くても取ってもらえるかもね !?
- 1 -
相手局が自分より若くともOM・YLと言い、また自分のRIG・ANTが悪くてもFBと言うのが礼儀です。HI
電信での交信は頑張って最低10局以上は続けて交信して下さい。
DX局との交信やエンティー等が増えるに従って、CWのQSOがだんだん楽しくなる筈です。
● CWはゆっくり、あせらず、急がず10文字/分位から初めて下さい。
→ 文字と文字の間隔を空け、わかりやすく送信する(自局の送信した符号を録音し、聞いてみる)
CWはただ速ければ良いと言う事でも、試験のように符号がコピーできれば良いと言う事でも有りません。
交信ですから相手が何を言ったのか、何を聞いているか解らなくてはいけません。また、それに答え
られる余裕を持って送信し、お互いに伝える努力をしなければいけません。
●
●
【D】バンドについて。
● 18や24MHzでは、PoorなANT(例えば7MHzのDPにアンテナチューナー)でも楽にDXが稼げます。
局数が少ないのでJAがCQを出しても応答してくれますし、QSLカードもJARL経由で比較的速く届きます。
● 日中は 7.010,10.130,14.050,18.090,21.050,24.910,28.050 MHz、夜は1.910,3.510 MHz付近に国内移動
局が良く出ています。(市区町村にトライしている方にはFBです。QSLカードはJARL経由で比較的速く届きます)
● 10.104,14.020,18.070,21.020,24.900,28,020MHz付近ではDXペディション局・珍局が出てます。
☆ QSO方法は「移動局に応答する場合」を参照してください。
● 21.125-21.150MHzではビギナー局(W,VK)が良く出ていています。
● 朝晩7.007MHz付近ではDX局が聞かれ、W(アメリカ)の最上級局で出力1kW以上の局が多いようです。
● 24,28,50MHzも春・秋にはDX局が良く聞かれるバンドです。どのバンドでも同じですがネットにup
されてからでは弱い局は太刀打ちできませんのでワッチが重要です。
【E】略譜号(よく使われる英語)などについて。
AR:・−・−・ BT:−・・・− KN:−・−−・ VA:・・・−・− HH:・・・・・・・・等は
符号を連続して打ちます。ARバー,BTバー等と呼びんでいます。
AR:送信の符号
BT :英文の符号です(日本では文の区切に使かっている?)
BK=break=ブレーク
KN:どうぞ(ブレークをしないで) VA:終了符号
ABT=about:約
ADR=address:住所
AGN=again:再び
BURO=burou:ビューロー
CBA=call book address:コールブックの住所
CFM=confirm:確認
CL=close:閉局
CMG=coming:来る
CPI=copy:コピー
CU=see you:また会いましょう
DE:こちらは
DR=dear:親愛なる
EL/ELE=element:エレメント
ES=&/and:と
GA=good after noon:今日は
FER=for:ために
FMR=from: ∼から
GB=good bye:さよなら
GL=good luck:幸運
GM=good morning:お早う
GN=good night:今晩は
HPE=hope:希望
HR=here:こちらの
HW=how:如何
INVV=invrted V:逆V
K:どうぞ
MNI=many:沢山
NG=no good:悪い
NR=number:ナンバー
NW=new:今
OP/OPR=operator:オペレータ
PSE=please:どうぞ
PWR=power:出力
RPRT=report:レポート
R=received:受信した
R=roger:了解
TEMP=tempratur:温度
VY=very:非常に
TNX,TKS,TU=thank you:有難う
U=you:貴方
UR=your:貴方の
VIA=via:経由で
WL=will:∼しましょう/well:よく
WX=weather:天気
XYL=wife:奥さん
YL=yang lady:女性
〔地域=EU:ヨーロッパ、NA/USA:北アメリカ、SA:南アメリカ、AF:アフリカ、JA:日本〕
also:同じく
name:名前
storm:嵐
weak:弱い
best:最良
card:カード
cloudy:曇り
direct:直接
fine:晴天/素晴らしい
poor:貧弱な
rainy/raing:雨降り
snow:雪
strong wind:強風
sunny:日が照る(晴)
soon:直ぐに
sure:確かに
thunder:雷
IOTA AS-034:島番号 アジア34
RS12:道の駅12番(国内のみ)
<PSE> QSY (UP/DWN) 5
:<プリーズ>5KHz(上がって/下がって)
<SRI> UR (OP/NAME) ? <AGN>
:<すみません>名前が不明です<もう一度>
Have a nice (DX,weekend,Christmas):良い(DX、週末を、クリスマス)!
Remember me to your family:貴方の家族に宜しく!
HNY=happy new year:正月おめでとう
Q符号などについては自分で調べて下さい。
ただし、BFは国際的には使えませんので注意(NGが正しい)。
- 2 -
〔CWメモ2〕
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