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日本耐酸壜工業株式会社
グリーンプラン・パートナーシップ事業(1号事業) 概要説明 1.事業概要 実 施 主 体 日本耐酸壜工業株式会社 九州工場 共 同 実 施 者 実 施 場 所 福岡県田川市 推 田川市、福岡県 薦 者 2.事業内容 事 業 名 称 田川市製造業における化石燃料起源CO2削減事業 導 入 設 備 ガラス溶解炉、LNGサテライト 26年度補助金 交 付 希 望 額 5,000千円(実施設計) 実施予定期間 事業実施後の CO2削減効果(見込) 平成26~27年度 ガラスビン製造の主要設備であるガラス溶解炉を従来 の重油のみのものからガスアトマイズ燃焼方式(天然ガス と重油の混焼)を採用した高効率仕様に更新することで省 エネとCO2削減を図る。 天然ガスはLNGサテライト方式により気化ガスの圧力を 活かしてガスアトマイズに必要な圧力で供給される。 事 業 内 容 なお、本事業の対象であるガラス溶解炉(蓄熱式タンク 窯)は、国内のガラス工場44事業所で約100窯使用されて おり、天然ガス化が進みつつあるものの、以前約半数の 窯でC重油等が使用されている。本事業は、特に都市ガ ス配管のない地域での導入モデルとなるものである。 平成28年度 2,756 CO2‐t/年 L N G LNGサテライト ガラス溶解炉 3.地域への普及方針等 普 及 方 針 本事業をモデル事業として位置づけ、企業、関係団体、行政機関で構成する「田川市省エネルギー推進会議(仮称)」を通じ、密なる連携のもとで普及 促進を図る。同社は、本推進会議において、本事業を通じて蓄積される蒸気利用技術、廃熱利用技術、エネルギーマネジメントノウハウ、LNGサテラ イト設備の運営ノウハウ、事業性評価等の提供・指導を行う。また県の「福岡県省エネルギー推進会議」とも連携を図る。日本耐酸瓶としても、本事業 での実績をもとに本社工場を含む他の炉に展開予定。 副 次 的 効 果 ・NOx及びSOxの低減。 ・工場見学を通じて地域の環境教育・環境学習に貢献できる。