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福井県の道路現況 第2章 道 路

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福井県の道路現況 第2章 道 路
第2章
道
路
(担当 課
道 路建 設 課、 高 規格道路推進 課 、道 路 保全 課)
■福井県の道路現況
福井県は、北は石川県、南は滋賀県と京都府、東は岐阜県と隣接しており、県内の道路は各府県に通じる
高規格幹線道路である北陸自動車道、舞鶴若狭自動車道、中部縦貫自動車道(一部供用中)と国道8号、国
道27号をはじめとする一般国道を軸とし、それらに主要地方道、一般県道および市町道が接続してネット
ワークを形成しています。
改良率(県管理道路)が69.6%で全国31位、舗装率(同)が65.8%で同30位と、ともに全国
平均(改良率73.0%、舗装率68.8%)をやや下回っています(出典:道路統計年報2015 平成
26年4月1日現在)。また、人口当たり自家用乗用車の保有台数が全国7位(613.8台/千人)であ
るなど、自動車交通への依存度が高く(全国平均:461.0台/千人)、道路が日常生活や経済活動を支
える最も主要な交通基盤施設となっています。
中部縦貫自動車道(福井北JCT・IC)
舞鶴若狭自動車道(敦賀衣掛大橋)
【高規格幹線道路の現状】
高速自動車国道(国土開発幹線自動車道)
路線名
起点
終点
北陸自動車道
新潟市 米原市
舞鶴若狭自動車道
(近畿自動車道敦賀線)
吹田市 敦賀市
県内区間
若狭さとうみハイウェイ
一般国道自動車専用道路
路線名
起点
終点
中部縦貫自動車道
松本市
福井市
県内延長
88.2km
整備の状況
県内区間全線供用(S55.4)
約71km
舞鶴東IC∼小浜西IC間(24.5km)(H15.3.9供用)
小浜西IC∼小浜IC間(11.3km)(H23.7.16供用)
小浜IC∼敦賀JCT間(39.0km)(H26.7.20供用)
県内延長
約62km
整備の状況
永平寺大野道路(26.4km)
…供用(H27.3)
福井北JCT・IC∼ 松岡IC(2.2km)
…供用(H5.6)
松岡IC ∼ 永平寺参道IC(1.8km)
…供用(H19.3)
永平寺参道IC∼ 永平寺IC(1.4km)
永平寺IC ∼ 上志比IC(5.3km)
…事業中
上志比IC ∼ 勝山IC(7.9 km)
…供用(H21.3)
勝山IC ∼ 大野IC(7.8km)
…供用(H25.3)
大野油坂道路(35.0km)
大野IC ∼ 大野東IC(5.5km)
…事業中
大野東IC ∼ 和泉IC(14.0 km)
…事業中
和 泉IC ∼ 油坂出入口(15.5km) …事業中
油坂峠道路(11.3km うち県内0.8 km) …供用(H11.11)
- 2 -
【一般道路の現状】
出典:道路現況表
改良済
道路種別
路線数
指定区間外
小 計
主要地方道
※注1
舗装済
延長
改良率
延長
[単位:㎞、%]
※注2
舗装率
交通不能区間
箇所数
延長
4
200.7
(200.7)
200.7
(100.0)
100.0
(200.7)
200.7
(100.0)
100.0
0
0
12
592.9
(487.1)
525.4
(82.2)
88.6
(489.4)
576.4
(82.5)
97.2
4
10.5
16
793.6
(687.8)
726.1
(86.7)
91.5
(690.1)
777.1
(87.0)
97.9
4
10.5
38
566.5
(419.4)
489.0
(74.0)
86.3
(410.0)
548.5
(72.4)
96.8
4
10.4
(595.1)
730.5
(59.7)
73.3
(520.4)
936.4
(52.2)
94.0
9
17.3
−
−
99.2
−
−
指定区間
一
般
国
道
実延長
平成27年4月1日現在
県
一般県道
165
996.7
道
自転車道
3
41.6
203
1,604.8
(1,014.5)
1,219.5
(64.9)
78.0
(930.4)
1,526.1
(58.0)
95.1
13
27.7
国道・県道計
219
2,398.4
(1,702.3)
1,945.6
(72.2)
82.6
(1,620.5)
2,303.2
(67.6)
96.0
17
38.2
うち県管理道路
215
2,197.7
(1,501.6)
1,744.9
(69.6)
80.9
(1,406.8)
2,102.8
(64.0)
95.7
17
38.2
25,364
8,385.4
(2,094.6)
6,060.5
(25.0)
72.3
(2,161.6)
7,700.0
(25.8)
91.8
小 計
市町道
注1:(
)は、幅員5.5m以上改良を示す。
注2:(
41.2
414.3
)は、簡易舗装を除く
■道路の将来ビジョン
ビジョンでは、3つの道づくりの基本方針とそれを支える13の基本目標を掲げ、「元気な県土」の実現
を図ることとしています。
【道づくりの基本方針と13の基本目標】
3つの基本方針
① 土・地域の再構築
13の基本目標
→ 地域をきずく道づくり
福井県は「列島のまん中」に位置する地理的有利性を活かし、環日本海交流の拠点
として近畿圏と中部圏、更には首都圏との結びつきを強化する必要がある。また、活
力ある県土をきずくために、広域的な連携および市町村合併など新たな地域間の連携
により活発な交流を促進し、観光や地場産業を活性化させることが求められている。
そのため、大都市圏との交流・連携を強化するとともに、県境を越えた地域連携お
よび県内の地域間連携や地域開発を支援する道づくりを推進する。
②安全で安心な地域づくり
→ 地域をまもる道づくり
高齢化の進展や、過疎化が中山間地域を中心に依然として進行していることから、
生活の安心感やいつまでも住み続けたいという意識が持てるような地域社会の形成が
不可欠であり、特に、災害や雪に強い安全な地域づくりが必要である。
そのため、県民が健康でいきいきと暮らせるよう、安全で快適かつ使いやすい道路
空間を確保するとともに、中山間地域などの多自然型居住を支援する道づくりを推進
する。
③空間的価値の再生 → 地域をそだてる道づくり
価値観の変化・多様化や新しいライフサイクルへの志向といった県民ニーズに対応
して、ゆとりとやすらぎのある生活空間の創出など生活の質の向上を目指した地域づ
くりが求められており、道路空間の再生を図りその価値を見直すことにより、個性豊
かでうるおいのある地域を育てる必要がある。
そのため、自動車、公共交通、自転車、歩行者にとって便利でやすらぎのある道づ
くりを町づくりと連携して推進するとともに、豊かで美しい自然環境との調和を図
り、伝統と歴史に培われた文化遺産を活かしながら、地域づくりを支援する道づくり
を推進する。
①大都市圏との交流の促進
②県境を越えた連携の強化
③地域間連携の強化
(市町村合併の支援)
④地域開発の支援
⑤過疎・高齢化・多自然型居住
への対応
⑥複数ルートの確保
(選択の多様性の確保)
⑦耐雪力の向上
⑧誰もが使いやすいデザインの採用
(ユニバーサルデザイン)
⑨公共交通機関との連携・支援
(交通結節点の改善)
⑩道路空間の利活用
⑪まちづくりとの連携・支援
⑫観光資源の有効活用への支援
⑬環境との調和
- 3 -
【13の基本目標と重点施策】
13の基本目標
方針
①大都市圏との交流の促進
大都市圏をはじめとする広域圏との交流を促進
各目標における重点施策
● 舞鶴若狭自動車道の機能強化
● 中部縦貫自動車道の整備
● インターアクセス道路の整備
〔国道364号永平寺インター道路、(一)勝山インター線 他〕
②県境を越えた連携の強化
き
隣接府県との交流・連携を促進
③地域間連携の強化
ず
(市町村合併の支援)
地域間の交流・連携を促進
● 県境部の交通不能区間や未改良区間の整備
〔国道417号冠山峠道路、国道416号大日峠道路 他〕
● 県内交通の円滑化・連携強化
〔地域高規格道路 福井港丸岡インター連絡道路、
国道158号境寺∼計石バイパス、国道157号大野バイパス
他〕
く
● 小松空港へのアクセス整備
〔国道8号福井バイパス、国道416号大日峠道路〕
●市町村合併に資する道路の整備
〔(主)坂本高浜線
④地域開発の支援
地域開発や地域産業の活性化を支援
他〕
● 各種プロジェクトや地域活性化を支援する道路整備
〔国道416号白方∼布施田バイパス
他〕
● 北陸新幹線や区画整理などとの一体的道路整備
〔(一)福井森田丸岡線)
⑤過疎・高齢化・多自然型居住への対応
災害や雪に強く、緊急時の迅速な移動を可能にし、
生活の安心感を高める。
● 防災危険箇所の解消
〔国道8号防災、国道305号災害防除越前河野工区 他〕
● 住民の交流と定住の支援、緊急道路の確保
〔(主)丸岡川西線 他〕
⑥複数ルートの確保
ま
(選択の多様性の確保)
代替路を選択できるような道路ネットワークの形成
を図る。
も
⑦耐雪力の向上
雪に強い道づくりを推進する。
● 主要な道路の複数ルートの整備
〔国道8号敦賀バイパス〕
● 災害時や渋滞時の代替路の整備
〔国道158号境寺∼計石バイパス
他〕
● 幹線道路における除雪の徹底、情報提供の充実
〔雪みち情報ネットふくい〕
る
● 通学路などの歩道除雪の徹底
〔歩道除雪モデル事業〕
● 雪崩防止や消雪施設の整備
〔国道158号雪寒長野第2工区、(主)福井朝日武生線雪寒 他〕
⑧誰もが使いやすいデザインの採用
● バリアフリー化の推進
(ユニバーサルデザイン)
(歩道の新設・広幅員化、段差勾配解消、照明灯の設置)
歩道の整備などにより、高齢者や身障者にもやさし
〔(主)福井加賀線・坂井市 他〕
く使いやすい道路空間をつくる。
⑨公共交通機関との連携・支援
(交通結節点の改善)
● 踏切除却、バス路線の渋滞の解消
〔(主)清水美山線半田踏切
他〕
公共交通機関の利便性を高める道づくりを進める。
そ
⑩道路空間の利活用
道路を誰にとっても便利で快適な空間とするための
● 電線類の地中化による景観の整備
〔国道476号 他〕
だ
道づくりを進める。
て
⑪まちづくりとの連携・支援
まちづくり団体などと連携した道づくりを進める。
る
⑫観光資源の有効活用への支援
豊かな観光資源を活かす道づくりを進める。
⑬環境との調和
沿道環境の改善や、生態系との共生・調和を図った
道づくりを行う。
● 都市の骨格となる幹線道路の整備
〔(一)福井鯖江線〕
● 観光地間を結ぶ観光道路網の形成
● 道の駅の整備
● 動植物などに配慮した道路整備
〔中部縦貫自動車道 他〕
● 渋滞の解消によるCO2の削減や市街地環境の改善
- 4 -
■高規格幹線道路と地域高規格道路の整備状況
福 井 北 JCT・IC∼ 松 岡 IC
【 平 成 27年 3月 1日 開 通 】
①高規格道路の整備
永 平 寺 IC∼ 上 志 比 IC
【 平 成 28年 度 開 通 予 定 】
若狭さとうみハイウェイ
小 浜 IC∼ 敦 賀 JCT
【 平 成 26年 7月 20日 開 通 】
(1)舞鶴若狭自動車道(県内区間 若狭さとうみハイウェイ)
平成18年2月に国土交通省から整備区間に指定され、同
年3月には、西日本、中日本の両高速道路㈱への事業許可が
なされました。平成23年7月に、小浜西IC∼小浜IC間
(11.3㎞)が供用、平成26年7月20日には、小浜I
C∼敦賀JCT間(39.0㎞)が開通し、舞鶴若狭自動車道
は全線開通しました。現在は、平成28年度供用予定の敦賀
南スマートICと平成29年度供用予定の三方五湖スマート
ICの工事が進められています。
(2)中部縦貫自動車道
福井県内の中部縦貫自動車道は、全区間が国の直轄事業と
して整備が進められており、このうち永平寺大野道路は、福
井北J CT ・ IC ∼永平寺IC間(5.4㎞) 、上 志比 I
C ∼大 野 IC 間( 15.7㎞) が供 用済 み です 。 残る 永
平 寺I C ∼上 志比 IC間は、 平成 28年 度の 供用に 向け
工 事が 進 めら れて おり、この 区間 の 供用 に より 永平 寺
大 野道 路 は全 線開 通すること にな り ます 。
大野油坂道路は、大野東IC∼和泉IC間(14.0㎞)
が平成21年3月に事業採択され、平成26年8月から工事
に着手しています。和泉IC∼油坂出入口間(15.5㎞)
は平成24年4月に事業採択され、用地取得が進められてい
越前市
ます。また、平成27年4月には、大野IC∼大野東IC間(5.5
km)が新規事業採択され、調査設計が進められています。
油坂峠道路は、平成11年11月に全線が供用しました。
②地域高規格道路の整備
福井県の地域高規格道路は、「福井港丸岡インター連絡道
路」、「福井外環状道路」、「福井加賀道路」、「丹南西縦貫道路」の合計4路線の計画があります。
そのうち、「福井港丸岡インター連絡道路」は、福井加賀線から国道8号までの約6.4㎞について、平成2
6年1月に都市計画決定がなされ、平成26年4月に丸岡川西線から国道8号までの約3.6km区間の事業に着
手しました。
事 業 中 区 間 ( 約 3. 6 km )
福井北JCT・IC
松岡IC
永平寺参道IC
福井IC
- 5 -
■主要な道路事業
①
一般国道157号 大野バイパス
一般国道157号は、石川県金沢市を起点に、大野市を経て、岐阜県岐阜市に至る幹線道路です。大野バイパ
スは、大野市街地を取り囲む外郭環状道路の一部を形成する道路であり、中部縦貫自動車道の大野ICへの円滑な
アクセスを確保するとともに、通過交通を外縁部に誘導し、市街地の交通混雑を緩和するものです。平成28年
度の永平寺大野道路(福井北JCT∼大野IC)の全線開通に合わせて、整備を進めています。
H28年度 供用予定
L=1.4km
IC
永平寺
L=3.3km
松岡
H25年3月 供用済
JCT
・IC IC
永平寺参道
L=4 .7km
福井北
終 大野市吉
起 大野市南新在家
一般国道157号 大野バイパス
北陸新幹線
(予定線)
IC
石 川県
事業箇所
至 金沢市
永平寺IC∼上志比IC
(5.3km)
横枕
南新在家
【 平 成28年 度開通予定】
菖蒲池
油坂出入口(仮称)
吉
勝山市
永平寺大野道路
大野油坂道路
L = 2 6.4km
L = 3 5.0km
大野駅
大野市
大野市役所
至 福井市
② 一般県道 福井森田丸岡線((仮称)新九頭竜橋)
一般県道福井森田丸岡線は、福 井 市 の 国 道 4 1 6 号 を 起 点 と し 坂 井 市 春 江 町 沖 布 目 で 地 域 高 規 格 道 路
の 福井 港 丸岡 イン ター連絡道 路に 接 続す る 広域 幹線 道路 で す。
国道8号等の周辺幹線道路の交通渋滞緩和と、嶺北北部地域における物流および交流の活性化を目
的 に、 平 成1 6年 度から新九 頭竜 橋 を含 め た1,550m 区間 の整備 を進 めてい ます 。
当区間は、北陸新幹線との並行区間であるため、橋梁の下部構造は新幹線との一体構造を採用する
こ とに よ りコ スト 縮減を図っ てお り 、現 在 、橋 梁下 部工 事 を進 め ています。
福井港丸岡インター連絡道路
L=3.6km H26∼
九頭竜川
新九頭竜橋 イメ ージ
坂井工区
L=0.6km H26∼
市区画整理事業
L=0.8km H8∼
新九頭竜橋工区
L=1.6km H16∼
新九頭竜橋 イメ ージ
- 6 -
■道路機能の保全
①道路の維持修繕の充実
道路交通の量的増大および質的変化(広域化、長距離化、車両の大型化)に対応するため、舗装道の耐
久性、走行性を維持し、道路交通の安全性、快適性を高めています。
また、橋梁の破損、老朽化、腐食に対応するため、補強および維持補修を行うとともに、橋梁、横断歩
道橋、落石防護柵、雪寒施設(スノーシェッド等)の再塗装を行い、腐食防止と景観を保持しています。
平成19年度からは、県民の皆様との共動により歩道内の清掃、花の植栽活動等を行う「道守」活動も
推進しています。
平成26年度からは、トンネル、橋梁などの構造物において、5年に1回の定期点検を実施し、適切な
維持管理を行っています。
②道路管理の充実
異常気象時や落石等による道路通行の危険防止、道路損傷の早期発見等のため、定期的に道路パトロー
ルを実施するとともに、「道守」活動として地域住民の方々から道路の危険箇所等について情報提供をい
ただくなど、道路管理の強化を図っています。
ⅰ)道路の占用
電柱、上下水道管、ガス管、電話ケーブル線等の道路の占用許可による適切な道路の利用
ⅱ)道路台帳の整備
道路の状況をより詳細に把握するための図面、調書の整備、および各種道路統計数値の提供
ⅲ)道路情報の提供
道路情報提供装置(県内67箇所)による異常気象時の道路状況、交通規制に関する情報等の道路利
用者への迅速かつ的確な提供
③耐雪力の向上
ⅰ)雪崩防止や消雪施設の整備
防災点検結果に基づく雪崩危険箇所において、防雪施設としてスノーシェッド、雪崩防止柵等を設置
し、また、人家連担地区を重点に消雪施設、流雪溝の設置を推進して道路無雪化の促進を図ります。
○施設整備の年度別推移
施 設 名
26年度まで
10.6
16.3
342.9
22.7
6.0
0.8
スノーシェッド
雪崩防止柵
消雪パイプ
流雪溝
堆雪帯
チェーン着脱場
㎞
㎞
㎞
㎞
㎞
㎞
27年度まで
28年度
整備計画
10.6
16.3
348.9
22.7
6.0
0.8
−
−
3.0
−
−
−
㎞
㎞
㎞
㎞
㎞
㎞
㎞
㎞
㎞
㎞
㎞
㎞
注:スノーシェッドには、スノーシェルターを含む。
ⅱ)除雪体制の強化
除雪対策基本計画に基づき、除雪を実施しています。
また、「道路雪情報システム」および路面監視カメラにより、降積雪や除排雪等の情報をリアルタイ
ムで収集し、除雪業務の効率化を図るとともに、平成13年度からは、インターネット「雪みち情報ネ
ットふくい」により路面状況等の情報提供を行っています。
○除雪路線延長
区
分
(平成28年4月1日現在)
道路延長
除 雪 計 画 延 長
雪寒地域内
指定路線延長
一般国道
561.5 ㎞
561.5 ㎞
主要地方道
534.7 ㎞
一般県道
935.2 ㎞
計
2,031.4 ㎞
全
体
うち2車線
以上確保
うち1車線確保
561.5 ㎞
496.5 ㎞
534.7 ㎞
534.7 ㎞
454.9 ㎞
79.8 ㎞
935.2 ㎞
935.2 ㎞
678.1 ㎞
257.1 ㎞
2,031.4 ㎞
2,031.4 ㎞
1,629.5 ㎞
401.9 ㎞
- 7 -
65.0 ㎞
○県保有除雪機械台数の推移
機
種
(平成28年4月1日現在)
保
有
台
数
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
ロータリ除雪車
31 台
33 台
33 台
33 台
34 台
除雪トラック
63 台
64 台
65 台
68 台
69 台
除雪グレーダ
18 台
18 台
18 台
18 台
18 台
除雪ドーザ
46 台
47 台
52 台
53 台
54 台
スノーローダ
0 台
0 台
0 台
0 台
0 台
小型除雪車
35 台
35 台
35 台
37 台
44 台
凍結防止剤散布車
28 台
29 台
30 台
30 台
30 台
220 台
226 台
233 台
239 台
249 台
計
ⅲ )み ど りの スコ ップひとか き運 動
雪 によ り 歩き にく い交差点や 利用 者 の多 い バス 停に 緑色 の スコ ッ プを設置し、 交 差点 を 渡る
前 やバ ス に乗 る前 のちょっと した 時 間、 後 から 通る 方に 歩 きや す く、また事故 が ない よ うに 除
雪 協力 い ただ く取 り組みを行 って い ます 。
○ 平成 27年 度実 施箇 所
全設 置 箇所 数 131箇所 ( 交差 点 62箇 所、バス 停
○ 市町 別の 設置箇所数 14市 町
あわ ら 市
2箇所
福 井市
50箇所
敦 賀市
15箇所
坂 井市
5箇所
越 前市
15箇所
永 平寺 町
3箇 所
小 浜市
6箇所
越 前町
3箇所
大 野市
7箇所
若 狭町
1箇所
勝 山市
9箇所
美 浜町
2箇所
鯖 江市
12箇所
お おい 町
1箇 所
- 8 -
69箇 所)
④交 通安 全 事業
ⅰ )通 学 路の 危険 な箇所の整 備
市町ごとに、道路管理者・教育委員会・警察等が共同で通学路の危険箇所の点検を実施し、
継続的な通学路対策の推進方法を定めた通学路交通安全プログラムを平成 26年度から作成し
て いま す 。
このプログラムにおいて、歩行者等にとって非常に危険であり、対応が必要と判断された箇
所 に、 歩 道等 を整 備していま す。
整 備前
整備 後
主 要地 方 道 勝 山丸 岡 線
坂井 市 丸岡 町 霞町
整 備前
地係
整備 後
一 般県 道 岡田 深谷 線
小 浜市 上 田地係
ⅱ )道 の 駅の 整備
「道の駅」は、道路利用者に快適な休憩 を提供するとともに、道路情報や観光情報などの情
報 発 信 を 行 い 、 地 域 連 携 の 拠 点 と な る 施 設 で す 。 県 内 で は 平 成 2 8 年 3月 1 9 日 に オ ー プ ン し
た永平寺町の「禅の里」を含めて15箇所に設置されています。また現在 、新たに大野市や勝
山 市で 整 備に 向け た検討が進 めら れ てい ま す。
道 の 駅「禅の 里」
- 9 -
ⅲ )電 線 共同 溝
安 全 ・ 快 適 な 歩 行 空 間 の 確 保 、 都 市 景 観 の 向 上 を 目 的 と し て 、 電 線 類 の 地 中 化 を 行 っ て い ます 。
整 備前
整 備後
主 要地 方 道 福 井丸 岡 線( 都市 計 画道 路 福井 縦貫 線 )
福 井市 春山1丁目
ⅳ )パ ー クア ンド ライド
福井市中心市街地へアクセスする道路の渋滞緩和と公共交通機関(鉄道)の利用促進を図る
こ とを 目 的と して 、鉄道駅に 近接 し てパ ー クア ンド ライ ド 型駐 車 場を整備しま し た。
場 所
え ちぜ ん 鉄道 勝山 永平寺線
永 平寺 口 駅駐 車場
え ちぜ ん 鉄道 三国 芦原線
西 長田 駐 車場
福 井鉄 道 福武 線
水 落駅 前 駐車 場
福 井鉄 道 福武 線
浅 水駅 前 駐車 場
福 井鉄 道 福武 線
北府 駅 駐車 場
駐 車可 能台 数
料
金
65台
無料
100台
無料
80台
無料
42台
定 期( 1 箇月 )3,090円
1 日 31 0円
63台
無料
ⅴ ) 福井 駅西 口 地下駐車場
福井駅周辺の路上駐車をなくし交通の安全を図るとともに、中心市街地の活性化に寄与する
こ とを 目 的と して 、JR福井 駅西 口 に整 備 しま した 。
現在は「日本システムバンク・福井駅前商店街共同企業体」が指定管理者 として管理運営を行
っ てい ま す。
○ 駐車 台 数
2 00台
自 走式
地 下 1階 9 9台 ( うち 身 障者用4台)
地 下2 階 10 1台
○ 料金
1 時間300 円
( 30 分 以内 に出 庫すれば1 00 円 )
以降 3 0分 ごと に100円
※ JR 特 急利 用割 引、
定 期券 、 回数 券等 あり
マ スコット「チカ ちゅー 」
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■主要事業一覧
高 規 格 幹 線 道 路
事業名
舞鶴若狭自動車道
事業箇所
舞鶴東∼小浜西
(近畿自動車道敦賀
線)
事業期間
H5
∼H14
小浜西∼小浜
H10
∼H23
小浜∼敦賀
H10
・舞鶴東∼小浜西
供
用
供
西日本高速道路㈱
24.5㎞
…H15.3
・小浜西∼小
・小
事業主体
浜
用
11.3㎞
中日本高速道路㈱
…H23.7
浜∼敦
賀
39.0㎞
(舞鶴東∼小浜西
∼H26
基本計画
…H元.2
は、旧日本道路
敦賀南スマートIC
H24∼
整備計画
…H8.12
公団)
三方PAスマート
H25∼
施行命令
…H10.12
事業許可
…H18.3
供用
…H26.7
IC(仮称)
中部縦貫自動車道
事業概要
永平寺大野道路
福井北
∼永平寺参道
国土交通省
・永平寺大野道路(26.4㎞)
H5
∼H27
福井北∼永平寺参道
…H2.11
整備計画
…H5.7
供
…H27.3
用
近畿地方整備局
4.0㎞
基本計画
福井河川国道事務所
福井北∼松岡(2.2km) …H27.3
松岡∼永平寺参道(1.8km) …H5.6
永平寺参道
∼大野
H2
永平寺参道∼大野
22.4㎞
∼H28
基本計画
…H元.8
(予定)
整備計画
…H2.11
永平寺参道∼永平寺(1.4km) …H19.3
大野油坂道路
大野∼大野東
大野東∼和泉
上志比∼勝山(7.9㎞)
…H21.3
勝山∼大野(7.8km)
…H25.3
・大野油坂道路(35.0㎞)
H27∼
H20∼
大
野∼大野東
基本計画
…H9.2
整備計画
…H27.4
大野東∼和
泉
基本計画
油坂峠道路
H24∼
S56
∼H11
和
泉∼油
14.0㎞
…H9.2
整備計画
和 泉∼油坂
5.5㎞
…H21.3
坂
15.5㎞
基本計画
…H9.2
整備計画
…H24.4
・油坂峠道路(11.3㎞)
供
用
…H11.11
無料開放
…H17.9
一般道路[直轄]
事業名
事業箇所
道路改築事業
福井バイパス
一般国道8号
事業期間
S41∼
あわら市笹岡
∼越前市塚原町
敦賀バイパス
事業概要
全体延長
L=42.2㎞
国土交通省
計画幅員
W=14.0(26.0∼28.0)m
近畿地方整備局
供用済 L=36.8km(4/4車線)
S47∼
敦賀市田結
∼小河口
全体延長
L= 8.2㎞
計画幅員
W=14.0(25.5)m
供用済 L=8.2km
うち4/4車線 L=2.1km
道路改築事業
愛発除雪拡幅
一般国道161号
敦賀市疋田∼駄口
H15∼
事業主体
全体延長
L= 4.5㎞
計画幅員
W=7.0(13.5)m
供用済
- 11 -
L=0.5km
福井河川国道事務所
道路改築事業
冠山峠道路
一般国道417号
岐阜県揖斐川町塚奥
H15∼
全体延長
L= 7.8km
計画幅員
W=5.5(7.0)m
山
∼福井県池田町田
代
一般道路[補助事業]
路線名
事業箇所
福井港丸岡インター
坂井市
連絡道路
坂井町∼丸岡町
事業期間
H26∼
全体延長
事業概要
L=3,600m
福井県
事業主体
計画幅員
W=6.5(21.25)m
(高規格道路推進課)
一般道路[交付金]
路線名
事業箇所
一般国道 157号
大野市南新在家∼
(大野バイパス)
吉
一般国道 158号
福井市境寺町∼
(境寺∼計石バイパス)
計石町
一般国道 162号
小浜市一番町∼
(小浜拡幅)
雲浜一丁目
一般国道 364号
(永平寺インター道路)
一般国道 365号
(梅浦バイパス)
一般国道 365号
(栃ノ木峠道路)
南越前町板取
(一)勝山インター線
(一)福井鯖江線
(一)福井森田丸岡線
(一)福井森田丸岡線
(一)常神三方線
勝山市野向町横倉
池田町持越
事業概要
全体延長
L=4,650m
計画幅員
W=13.0(25.5)m
全体延長
L=5,320m
計画幅員
W=6.5(9.5)m
全体延長
L=700m
計画幅員
W=6.0(16.0)m
大手橋、城内橋、西津橋
H23∼
布施田町
(持越バイパス)
H24∼
越前町梅浦
福井市白方町∼
一般国道 476号
H24∼
H26∼
(白方∼布施田バイパス)
(大日峠道路)
H12∼
永平寺町谷口
一般国道 416号
一般国道 416号
事業期間
H28∼
H18∼
H19∼
H25∼
全体延長
L=320m
計画幅員
W=6.5(11.0)m
全体延長
L=1,220m
計画幅員
W=6.0(9.0)m
橋梁
3橋
全体延長
L=1,250m
計画幅員
W=6.0(9.0)m
全体延長
L=5,200m
計画幅員
W=6.5(11.0)m
全体延長
L=3,774m
計画幅員
W=4.0(5.0)m
全体延長
L=994m
計画幅員
W=6.0(9.0)m
持越トンネル(仮称) L=293m
勝山市鹿谷町∼
荒土町
越前市家久町∼
鯖江市舟津町
福井市寺前町∼
上野本町
坂井市春江町寄安
∼中筋
若狭町常神∼遊子
H11∼
全体延長
L=2,120m
計画幅員
W=6.5(11.5)m
勝山インター橋(仮称) L=265m
H15∼
全体延長
L=600m
計画幅員
W=6.0(13.0)m
吉野高架橋 L=222m
H16∼
全体延長
L=1,550m
計画幅員
W=14.0(31.0)m
新九頭竜橋(仮称) L=415m
H26∼
H27∼
全体延長
L=600m
計画幅員
W=13.0(21.25)m
全体延長
L=2,260m
計画幅員
W=5.5(9.25)m
常神トンネル(仮称)・小川トンネル(仮称)
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事業主体
福井県
(道路建設課)
坂井市春江町布施
(主)丸岡川西線
田新∼福井市布施
H19∼
田町
福井市大土呂町∼
(主)清水美山線
半田町
全体延長
L=1,660m
計画幅員
W=6.0(9.75)m
布施田橋
L=614m
全体延長
L=1,300m
H19∼
計画幅員
W=6.5(11.0)m
H22∼
落石防護柵工、吹付法枠工、他
JRアンダーボックス
一 般国道 305号
南越前町糠∼
道 路災害防除事業
大谷
(主 )勝 山丸 岡線
坂井市丸岡町猪爪
交 通安全施設等
∼一本田福所
L=25m
H35
L=2,605m
歩道拡幅
H22∼
L=3,000m
H31
整 備事業
(一)福井 朝日武 生
福井市みのり2丁
線
目∼下江守町
消雪パイプ
H24∼
L=3,800m
H28
雪寒地域道路事業
消 雪整備
平成27年度に供用開始した主な道路
・ 平成 2 7年9月 29日
一般国道365号
越前町舟場∼八田
一般国道365号 越前町八田付近
平成28年度に供用を目指す主な道路
・中部縦貫自動車道 永平寺大野道路
・一般国道 158号
永平寺IC∼上志比IC
大野バイパス
・一般国道 364号 永平寺インター道路
・一般県道 勝山インター線 勝山市鹿谷町∼荒土町
・主要地方道 三国東尋坊芦原線
坂井市三国町崎∼梶
- 13 -
L=1,420m
福井県
(道路保全課)
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