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(市道信太5号線整備における市の検討結果)(PDF:1.5MB)

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(市道信太5号線整備における市の検討結果)(PDF:1.5MB)
第6回 和泉市信太山丘陵市有地保全・活用検討ワークショップ参考資料
『市道信太5号線・市道山ノ谷2号線』道路整備検討に係る市の検討結果
大野池
①
鶴山台
交差点改良
1
現道の概況
鶴山台配水場
②
ら
とか
るこ 間】
であ る区
区間 路線 備す
号線 みの て整
太5 保済 わせ
道信 が確 に合
■市 有地 事業
【市 公園
本
・5号線区間-車道部アスファルト舗装幅員=約4.3~5.4m/歩道部砂利敷幅員=約1.0~2.0m
・2号線区間-車道部アスファルト舗装幅員=約3.8~6.0m/歩道無し
▲写真-①
・5号線区間・2号線区間共-制限速度30km/h/重量制限3t
惣ヶ池
・車道と歩行者専用砂利道の境は、簡易柵により区分(一部にガードレール・馬型車止め設置)
・照明柱(LED)が、5号線区間に約25m間隔にて配置(電気供給は架線による)
・S字部の谷側急傾斜地と現況道路の近接区間に、崩落防止用のH鋼が打ち込み済み
・5号線区間の南西一部区間については、西側部分が自衛隊からの無償貸付地に含まれる
③ ④
▲写真-②
2
【基本方針(案)《答申》/平成25年2月】における指摘
N
、
○市道信太5号線の拡幅整備について
・湿地の水源に影響しないことを原則として拡幅の是非も含めて検討する。
※市道信太5号線の拡幅の是非については、市においてさらに検討することが必要である。
惣ヶ池湿地
▲写真-③
※自衛隊からの無償貸付地の返還要望
を踏まえた対応が必要な区間
3
蔭凉寺
⑤
⑦
各種要望事項及び課題
⑥
尾井町
(山ノ谷地区)
・尾井町山ノ谷地区方面へのコミュニティバスの運行
・歩行者利用に係る安全確保(鶴山台南小学校・信太中学校への通学、蔭凉寺への来訪者、
ハイキング・ウォーキング・ジョギング利用者、犬の散歩利用者、高齢者の散歩利用者等)
・車道のカーブ区間における、見通し等安全性の確保
・自衛隊からの無償貸付地の返還要望を踏まえた対応
0 25 50
100
150(m)
▲写真-⑤
4
:市有地範囲
:対象路線(現道)
:対象路線(歩道)
:埋蔵文化財包蔵地
事業推進にあたっての行政としての課題
・財政難を踏まえ、整備に係る補助金獲得において出来るだけ有利な事業展開を図る。
・道路環境の安全性を担保するために、法令に示された基準に従いつつ整備を推進する。
▲写真-⑥
:現況のアラカシ群落
(アラカシ・トウネズミモチの人工林箇所)
以上の2点より、道路構造令に示される道路構造での整備が適切と考える
▲写真-⑦
現道及び
整備検討対象図
交差点改良
■市道山ノ谷2号線区間
【未買収地や、一部用地境界未確定地も含まれていることから、
それらの課題解決後、整備することが望ましい区間】
▲写真-④
山荘町
1
第6回 和泉市信太山丘陵市有地保全・活用検討ワークショップ参考資料
5
市道信太5号線整備における市の検討結果
5-1.基本的事項
路線名 ;準幹線道路 信太5号線 起点終点;鶴山台4丁目19番地の1地先 尾井町672番地の1地先
幅員 ;1.9~5.7m
延長 ;1,222.9m
1) 都市計画決定された補助幹線道路
2) 集落(25戸以上。以下同じ)相互を連絡する道路
3) 集落と主要交通施設、主要公益的施設もしくは、主要な生産の場を結ぶ道路
運用基準及び道路構造令に対応した、道路構造の構成令
6-1.道路の標準幅員に関する基準(案)について(都市局都市計画課長・道路局企画課長通達)
道路
分類
地域
区分
C地区
D地区
(地方部にあって、沿道に集落等があるか
又は将来その形成が見込まれる地域)
(地方部にあって、一般的には、山地部等で
歩行者、自転車利用者が極めて少ない地域)
補助幹線 道路
※準幹線道路については、大阪府の指導(『幹線1・2級市町村道選定』)において
幹線2級市町村道の基準(いずれかに該当する道路)に該当。
6
4) 集落とこれに密接な関係にある一般国道、都道府県道、または幹線1級市町村道とを連絡する道路
5) 大都市または地方開発のために必要な道路
5-2.整備方針
・信太5号線は、既存集落の通勤通学路など日常生活を支える幹線的な役
割を果たしていると同時に、既存集落と公共施設等を繋ぐ唯一の道路で
あるため、2車線かつ片側歩道の道路を計画する。
・整備に当たっては原則自衛隊の無償貸付地を含まない市有地内で行う。
5-3.計画幅員(案)の考え方
6-2.道路構造令とは?
●道路構造令は、道路を新設し、又は改築する場合において、道路の安全性・円滑性を確保する観点
から、最低限確保すべき道路の構造の一般的技術基準(道路の通常の機能を確保し、通常の自然的
・外部的条件に対応する技術基準)を定めたもの。
6-3.道路の種別と級数とは?
●道路構造令では、道路を種別と級数毎に分類している(※下表参照)。
なお本路線は、【4種3級】〈車線幅員=3.0m〉が一般的には適切であるが、地域性・現状、また
環境保全を重視した理念が示されている事を踏まえ【3種4級】〈車線幅員=2.75m〉とも想定され
るが、現時点で確定ではない。
■計画幅員(案)
幅員9m(歩道2.5m+車道6.5m)
「道路の標準幅員に関する基準(案)について(都市局都市計画課長・道路局
企画課長通達)」によると、歩道を設置する場合道路幅員は12m又は10mと
なるが、道路構造令の特例(車線幅0.5m(0.25×2)と片側路肩0.5m)
を採用すると、必要最小限の道路幅は9mとなる。
(※参考文献「道路構造令の解説と運用/(社)日本道路協会」)
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第6回 和泉市信太山丘陵市有地保全・活用検討ワークショップ参考資料
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運用基準及び道路構造令に対応した、道路構造の構成令
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補助金交付の可能性と市費投入分価格のケーススタディ
6-4.道路横断面の構成例
●道路構造令では、種別と級数によって“車線の幅員”“路肩の幅員”“歩道の最低幅員”等が定められ
ており、今回例えば【3種4級】を採用した場合では、“車線幅員=2.75m”“路肩幅員=0.5m”“歩道
最低幅員=2.0m”となり、以下道路横断面のケーススタディを示す。
【歩道】
【路肩】
【車道】
【車線】
【車線】
【路肩】
※照明柱
※歩車道境界ブロック
(カーブ等の危険箇所については、適宜ガードパイプ等設置)
▲なお、本図における歩道幅員の設定は、歩行者2人と車いす
の行き違いと想定し、0.75+0.75+1.0= 2.5m としている。
▲参考図:道路利用者の基本的な寸法
(※参考文献「道路構造令の解説と運用/(社)日本道路協会」)
7-4.設計速度・曲線半径・曲線長・視拒など
●設計速度の設定により、曲線半径・曲線長・視拒などの数値が決まることで、道路の平面線形の枠組み
がある程度決定される。今回、現道の制限速度である“30km/h”を踏襲するものと仮定すると、
“曲線半径=30m以上”“曲線長=50m以上”“視拒=30m以上”と設定される。
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