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平成26年3月期ZAOH LETTER(PDFファイル、1.09MB)
証券コード:9986 第 58 期 Z A O H LE T TER 2 0 1 3 . 4 . 1 ▶ 2 0 1 4 . 3 . 3 1 トップインタビュー 顧客の課題を捉えて、 本質的なニーズを先取りし、 作業効率・生産性の向上と 環境負荷の低減をもたらします。 まず、当期(2014 年 3 月期)の 営業状況について総括をお聞かせください。 連結業績から述べますと、売上は計画に若 干届かなかったものの、利益は目標をクリア し、売上高 6,933 百万円(前期比 4.0%増)、 営 業 利 益 980 百 万円( 同 4.6%増)、 経 常 利 益 999 百万円(同 4.3%増) 、 当期純利益 565 百万円(同 0.8% 増)と 4 期連続の増収増益となりました。 市場ごとの営業状況では、製造業分野、ビルメンテ ナンス分野、産業廃棄物処理・リサイクル分野など、い ずれも過去最高の売上となりました。震災復興の動きに 伴う放射能除染関連の需要も前期以上に拡大しました。 一方、コンシューマー向け商品を OEM 供給する商 事部門は、中国製商材の価格が為替の影響を受けて 上昇し、ホームセンター及びインターネット通販ルート での販売が低調となったため、これが売上全体の伸 びを抑えることとなりました。 顧客業界の状況と、 それを収益機会とする蔵王産業の ビジネスモデルについてご説明願います。 土方孝悦 代表取締役社長 1 当社を取り巻く顧客業界は今、いずれも厳 しい事業環境下に置かれています。ビルメン テナンス分野では、競争激化で受注価格が下 落する中、洗浄汚水の持ち帰りによる廃棄処理が義務 付けられるなど、行政指導による負担も増えています。 国内製造業の厳しさもしかりで、清掃機器の発注時に 同等品が存在する場合には、必ず数社の相見積を入 手し、最低価格での発注が常態化しています。 こうした顧客に、当社は新しい視点で清掃・洗浄 の仕組みを作る商品を提案し、3 ~ 4 割の工数カット や人件費低減といった明快な導入メリットを示すこと で、販売実績を挙げています。そして商品の耐用年数 よりも早い間隔で次の導入が勧められるように、常に 「新商品」を開発・投入し続けています。現在、年間 10 数点の新商品を市場に投入し、毎年 60%近い新商 品比率を維持しています。 ● ZAOH LETTER ● この背景にあるのが、おそらく世界中で私たちだけ が確立している独自のビジネスモデルです。当社では、 約 100 名の営業スタッフが年間 2 万ヵ所の顧客現場で 商品のデモンストレーションを実施し、前述のような導 入メリットを示して提案営業します。その結果、約 3 割の提案が受注につながっています。 一方、売れなかった顧客現場からは、 「何が足りない か」 「どう改良したら導入してもらえるか」という市場ニー ズを汲み取ることができます。私たちのビジネスモデル は、そうした市場ニーズを欧米を中心とする清掃・洗浄 機器のメーカーにフィードバックし、共同で商品開発す ることで「売れる商品作り」を実現していることです。 チにしていくまでの期間は半年から 1 年程度で、市場 投入までに 4 回くらいは作り変えなどの試行錯誤を要 します。実際、開発・投入した新商品の大半は大きく 市場に受入れられています。 当期の実績では、特にアルカリイオン電解水生成機 と振動式ポリッシャーが売上を伸ばしました。前者は PH12.5 の強アルカリイオン電解水により、化学物質を 一切使用しない洗浄を行うもので、母材のダメージや 環境負荷を生じず、すすぎに要していた作業をなくし、 全体の作業時間を大幅に短縮します。後者も化学物 質によらず、今までとは全く異なった手法で汚れを除 去するシステムです。 いずれも新しい清掃・洗浄のシステムによって、従 来成し得なかった生産性向上を顧客現場にもたらす商 品であり、今期(2015 年 3 月期)も引き続き業績への 寄与が期待できるものと考えております。 メーカーとの緊密な関係のもとに 成り立っているビジネスモデルですね? メーカーサイドは、商品が使われる現場に 自ら足を運ぶ機会がほとんどありませんので、 顧客ニーズの情報が極めて重要になります。 当社はその情報を解析し、メーカーと共に商品という カタチに仕上げていきます。 従って、私たちは世界で最も早く、収益性の高い商 品を市場に投入することができます。 通常、顧客現場から得たニーズを新商品としてカタ では、現在の経営課題としては、 どのようなテーマが挙げられますか? 今、述べてきましたビジネスモデルの強み が、一方でさらなる成長に向けた課題を生じ ています。これまで市場になかった商品の導 入メリットを顧客に伝えながら、そこで未だ充足され 蔵王産業のビジネスモデルと強み ②開発力(共同開発) 国内他社 OEM供給 蔵王産業 ユーザーニーズ ③製造部門をもたない 独 自 ル 仕入先 海外メーカー ④高い収益性 (低コストでの仕入) ート で の 販 売 ①提案営業 ユーザーニーズ お客様 2 トップインタビュー ていないニーズを捉え、カタチにしていくという営業ス タイルは、従事する社員の能力向上に依拠しますので、 人材教育に重点的に取り組まなくてはなりません。な おかつ、個別の営業提案を主体とする労働集約型の 事業ですので、より多くの顧客に対応していくために 人員増強、営業員教育を要するため、今後、成長の 限界に突き当たる可能性もあります。 こうした経営課題を踏まえ、当社は現在のビジネス モデルが持つ高収益性をベースとしながら、今後ボ リュームを拡大していくための新たな展開を今期から スタートする考えです。 その内容は、販売チャネルの拡大といった横軸の展 開にせよ、業務の範囲を商社機能から他に伸ばしてい く縦軸の展開にせよ、まだ具体的にお伝えできる段階 ではありませんが、様々な可能性に取り組んでまいり ます。 今期の見通しと施策は いかがでしょうか? 顧客業界を取り巻く事業環境の厳しさは、 依然続いていくと思われますので、それを販 売計画の前提として、今期の連結業績は増収 増益を維持し、売上高 7,498 百万円(当期比 8.1%増) 、 営 業 利 益 981 百 万円( 同 0.0% 増)、 経 常 利 益 999 百万円(同 0.1%増) 、 当期純利益 590 百万円(同 4.4% 増)を見込んでいます。 重点施策としては、代理店との関係をより強化し、 その先にいる顧客の潜在的なニーズに対して、当社の 商品がマッチするような商品開発、営業体制を築いて いきたいと考えています。 当期の売上が低調だった商事部門については、過 去ピーク時の実績を超えるべく、OEM 供給先との連 携を再構築できる新商品を投入しつつ、当社が目利き できるアイテムを増やし、販路を拡大していきます。 今回の期末配当と利益還元方針について ご説明願います。 利益還元につきましては、配当性向 50%を 目安とする年間配当により、株主の皆様のご 支援に報いる方針でおります。このたびの期 末配当は本方針に則り、1 株当たり 24 円とさせてい ただきました。これにより年間配当額は、同 22 円の 中間配当と合わせて、同 46 円となりました。 当社は、株式の上場を通じてコーポレートガバナン 商品戦 略 3つのカテゴリーに注力して商品を開発し、競合他社との差別化を図っています 高付加価値 2 価格競争力で勝負 3 商品性能で勝負 市場ニーズを汲み取った 高付加価値商品 同機能であるならば コストキラー商品 競合ゾーン 汎用性 1 ボリュームゾーンへの対応 業界最低価格で 利益確保もできる商品 低価格 3 高価格 ● ZAOH LETTER ● スを強化し、健全で安定性・透明性の高い企業体質 を保持しつつ、多くの株主様からのご支援を賜ってい ます。配当性向 50%という目安は、将来の成長原資と しての内部留保と社員への配分を除き、できるだけ多 くの利益を株主の皆様に還元する、という考えに基づ くものです。今後も本方針を堅持し、より多くの配当 実施を通じて株主様のご期待に応えるべく、業績の向 上に努めてまいります。 最後に、蔵王産業の将来性と ミッションについてお聞かせください。 過去 58 年間の歩みを通して、私たちが築 いてきたのは、安定した成長と確実な収益性 です。経営課題のご説明で申し上げたように、 マンパワーによるビジネスモデルですので、将来にお いても突出した拡大を目指すものではありませんが、 堅実な成長発展により利益を創出し続け、企業価値を 高め、株主の皆様にご期待いただきたく存じます。 私たちは「環境美化創造企業」 というキャッチフレー ズが示す通り、顧客の本質的なニーズを先取りするこ とで実現する、作業効率・生産性の向上と環境負荷 の低減をミッションとしています。これは、顧客の現 場に直接入り、そこにある課題を顕在化するという当 社のビジネスモデルにしかできない市場創造であり、 社会的貢献であると言えるでしょう。 当社は今後も、この取り組みをさらに発展させてま いりますので、株主の皆様におかれましては、引き続 き一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。 小型高圧洗浄機 吸塵専用真空掃除機 強アルカリイオン電解水生成機 「 ジェットマン EC76 」 「 バックマン エコスピタルシリーズ 」 「 ZKシリーズ 」 汎用品として活躍 学校、老人ホーム等で好評 ノンケミカル対応商品 4 営業の概況 当社の主要顧客である製造業においては、円安の進行 を受けて大手企業を中心に設備投資が回復しており、高 圧洗浄機のほか、新商品であるバッテリー駆動搭乗式自 動床洗浄機をはじめとした床洗浄機の販売等が堅調に推 移いたしました。 一方、ビルメンテナンス業界においては、強アルカリイオ ン電解水生成機「ZKシリーズ」やハイパワー振動ポリッシ ャー「EDGE20」を中心に環境負荷低減に配慮したあら たな清掃方法等を代理店向け講習会を通じて積極的に提案 してきた結果、多くの顧客より高い評価を得ることになりま した。 また、OEM供給によるオリジナル商品(独占販売権付 卸売販売)の提案については、コンシューマー市場向け に小型スチーム機器のほか、真空掃除機等のアイテムを 加えながら、ホームセンター等の各種ルートを通じて、 市場シェアの確保に努めてまいりました。 アフターサービスについては、定期点検のほか、スポ ットでの修理に迅速に対応することで、工賃及びパーツ の売上が堅調に推移いたしました。 なお、子会社であるエタニ産業株式会社については、 プール向け水質浄化剤等の化成品関連売上のほか、ホテ ル客室用品関連売上も堅調に推移し、増収となりました。 ● 販売市場別売上高構成比 運輸・倉庫業 3% その他部門 37.4% 農林水産業 5% その他 11% ビルメンテ ナンス業 27% レンタル・産廃12% OEM19% 製造業 23% その他部門 売上高 2,596 百万円 その他部門は、清掃・洗浄機器用消耗品及びアクセサリー、メンテナンスサービスの他、子会社エタニ産 業株式会社で取り扱っているスポーツ施設用の水質浄化剤等の各種化成品が含まれています。 当期は、子会社であるエタニ産業株式会社の売上高は増収となり、工賃・パーツ等の販売も増加したこと 等から、当部門の売上高は2,596百万円となりました。 5 ●移動式冷却機 「エコミスター」 ●強アルカリイオン電解水生成機 「ZKシリーズ」 ●プール清浄剤 「アクアピル」 霧状にしたミストを風と一緒 に噴霧することで周辺温 度 を下げられることから、電力 需給が不安定な中、屋内外 の冷 却、熱 中症 対 策として 需要が高まっています。 水素イオンを含まない強アル カリイオン水の生 成が 可能 で、当期、全国各地で講 習 会を重 ねた結果、ビルメン テナンス業ではノンケミカル の洗浄へ欠かせない商品の ひとつとなっています。 陽イオン高分子凝集剤 が水中の微粒子を凝集 することで清掃フィル ターにかかりやすい状 態にし、水の透明度を 高めます。 ● ZAOH LETTER ● 清掃機器部門 売上高 1,397 百万円 清掃機器部門 20.2% 清掃機器部門の主要商品である床清掃機は、手押式から自走式に分か れ、自走式のうち搭乗式は大型から小型まで取り揃え、幅広いラインア ップとなっています。この床清掃機以外にも真空掃除機等を取り揃えてお ります。 部門別 売上高構成比 洗浄機器部門 42.4% 当期は、復興需要等から搭乗式大型清掃機や真空掃除機の販売が堅 調であったこと等から、当部門の売上高は、1,397百万円となりました。 ●産業用乾・湿両用強力バキュームクリーナー 「バックマンISR4507」 ●搭乗式大型動力清掃機 「AM9D-Ⅱ」 リング ブロア 方 式 が 採 用 されており、 長時間の連続 運転が 可能となり、オイル や グ リス の 補 充 も 不 要 で耐久性もあることか ら、除染作業用として 活躍しています。 これまでゴルフ場、大 型テーマパーク、 建設現場等、広大な敷地での清掃に威 力を発揮してきま したが、除染 作業用として も活躍してい ます。 洗浄機器部門 売上高 2,939 百万円 洗浄機器部門の商品は、高圧洗 浄機の他、スチーム洗浄機、床洗 浄機、カーペット洗浄機等を取り 揃えています。 当期は、ハイパワー振動ポリッシ ャー「EDGE20」や、バッテリー駆 動自走式超高速振動自動床洗浄機 「マイクロマグ 600」の販売が順調 ●バッテリー駆動自走式超高速振動自動床洗浄機 「マイクロマグ 600」 ●ハイパワー振動ポリッシャー 「EDGE20」 強力モーターの超高速振動により均一で ムラのない研削を実現し、自動洗浄機能 を付加したことで、作 業スピードの向上にも つながり、現場から大 変好評を得ています。 劣化したワックスだけを削 り取り、床面の洗浄と研磨 を手際よく扱うのに、最適 な商品といえます。 に推移したこと等から、当部門の売 上高は、2,939百万円となりました。 6 財務諸表 ● 連結貸借対照表 単位:百万円 当期 (第58期) 前期 (第57期) 平成26年3月31日現在 平成25年3月31日現在 金額 金額 区分 流動資産 6,423 6,048 固定資産 4,702 4,868 4,301 4,452 無形固定資産 投資その他の資産 資産合計 単位:百万円 当期 (第58期) 前期 (第57期) 自 平成25年4月 1日 至 平成26年3月31日 自 平成24年4月 1日 至 平成25年3月31日 金額 金額 売上高 6,933 売上原価 3,539 3,351 3,394 3,315 売上総利益 販売費及び一般管理費 2,414 2,377 980 937 営業外収益 23 27 営業外費用 4 7 経常利益 999 957 13 13 387 402 特別損失 11,126 10,917 法人税等 流動負債 879 923 固定負債 858 864 負債合計 1,737 1,787 税金等調整前当期純利益 ● 株主資本 その他の包括利益累計額 純資産合計 負債・純資産合計 11,591 11,298 △ 2,202 △ 2,168 9,388 9,129 11,126 10,917 2 — 996 957 431 397 少数株主損益調整前当期純利益 565 560 当期純利益 565 560 当期 (第58期) 前期 (第57期) 連結キャッシュ・フロー計算書 単位:百万円 自 平成25年4月 1日 至 平成26年3月31日 自 平成24年4月 1日 至 平成25年3月31日 金額 金額 区分 純資産の部 6,667 営業利益 負債の部 ● 連結損益計算書 区分 資産の部 有形固定資産 ● 営業活動によるキャッシュ・フロー 518 601 投資活動によるキャッシュ・フロー △ 230 △ 16 財務活動によるキャッシュ・フロー △ 293 △ 239 現金及び現金同等物に係る換算差額 0 0 △5 345 現金及び現金同等物の期首残高 3,570 3,224 現金及び現金同等物の期末残高 3,564 3,570 現金及び現金同等物の増減額 連結株主資本等変動計算書 当期(第58期)自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日 単位:百万円 株主資本 資本金 平成25年4月1日残高 資本剰余金 1,797 2,122 その他の包括利益累計額 利益剰余金 7,379 自己株式 △1 株主資本 合計 繰延ヘッジ 損益 11,298 26 土地再評価 差額金 △2,194 その他の包括利 益累計額合計 △2,168 純資産合計 9,129 連結会計年度中の変動額 剰余金の配当 当期純利益 土地再評価差額金の取崩 △280 △280 △280 565 565 565 8 8 株主資本以外の項目の 連結会計年度中の変動額(純額) 連結会計年度中の変動額合計 平成26年3月31日残高 7 8 △26 △8 △34 △34 − − 293 − 293 △26 △8 △34 258 1,797 2,122 7,672 △1 11,591 0 △2,202 △2,202 9,388 ● ZAOH LETTER ● ● 個別貸借対照表 単位:百万円 当期 (第58期) 前期 (第57期) 平成26年3月31日現在 平成25年3月31日現在 金額 金額 区分 6,279 固定資産 5,939 4,840 5,005 有形固定資産 4,168 4,318 無形固定資産 12 13 投資その他の資産 659 674 11,120 10,944 流動負債 820 884 固定負債 848 855 負債合計 1,669 1,740 株主資本 11,654 11,372 資本金 1,797 1,797 資本剰余金 2,122 2,122 利益剰余金 7,735 7,453 △1 △1 △ 2,202 △ 2,168 9,451 9,204 11,120 10,944 資産合計 負債の部 純資産の部 自己株式 評価・換算差額等 純資産合計 負債・純資産合計 ● 単位:百万円 当期 (第58期) 前期 (第57期) 自 平成25年4月 1日 至 平成26年3月31日 自 平成24年4月 1日 至 平成25年3月31日 金額 金額 区分 資産の部 流動資産 個別損益計算書 ● 売上高 6,683 6,444 売上原価 3,397 3,223 3,286 3,220 2,334 2,305 営業利益 951 914 営業外収益 27 30 営業外費用 4 7 経常利益 974 937 2 — 972 937 418 386 553 551 売上総利益 販売費及び一般管理費 特別損失 税引前当期純利益 法人税等 当期純利益 個別株主資本等変動計算書 当期(第58期)自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日 資本剰余金 資本金 平成25年4月1日残高 1,797 単位:百万円 株主資本 利益剰余金 その他利益剰余金 評価・換算差額等 資本剰余金 利益剰余 自己株式 利益準備金 資本準備金 繰越利益 金合計 合計 別途積立金 剰余金 2,122 2,122 402 6,342 △1 株主資本 合計 繰延ヘッジ 土地再評価 評価・換算 損益 差額金 差額等合計 11,372 26 △2,194 △2,168 純資産 合計 709 7,453 9,204 △280 △280 △280 △200 - - - 553 553 553 553 8 8 8 8 81 791 281 7,735 事業年度中の変動額 剰余金の配当 別途積立金の積立 200 当期純利益 土地再評価差額金の取崩 株主資本以外の項目の 事業年度中の変動額(純額) 事業年度中の変動額合計 平成26年3月31日残高 △280 △26 - 1,797 - 2,122 - 2,122 - 402 200 6,542 - △1 281 11,654 △34 △34 △26 △8 △34 0 △2,202 △2,202 △8 247 9,451 8 IRインフォメーション 株主還元方針 当社は、株主の皆様への利益配分と会社の体 質強化のための内部留保との調和を図りながら、 配当につきましては配当性向重視の方針を維持 してまいります。 配当金額の決定につきましては、株主の皆様 に長期的な観点で当社株式を保有していただく ため、当社グループの事業展開や財務状況のほ か会計基準の変更等特殊要因による業績変動 等を総合的に勘案し、今後、毎期の業績に応じ て配当性向50%程度を目標としてまいります。 なお、当期の1株当たり配当金につきまして 1株当たり配当金と配当性向 (円) 80 40 0 当社ホームページのご案内 当社ホームページは、会社概要、商品情報、IR情報、採用情 報等、様々な最新情報を幅広く掲載しておりますので、ぜひご覧 ください。 http://www.zaohnet.co.jp IRサイトのご案内 IRサイトでは、決算短信、有価証券報告書等の決算に関する 資料や各種プレスリリース、株価情報等、株主や投資家の皆様の 9 51.3 31 18 21 第54期 第55期 配当性向(%) (%) 60 45.8 47.5 44 46 期末 26 期末 24 期末 配当 中間 15 配当 中間 18 配当 中間 22 配当 46.0 36 記念 10 配当 20 配当24円を加え年間配当は46円といたしました。 http://www.zaohnet.co.jp/irjoho/irjohotop.html 51.5 60 は、当期の業績等を勘案し中間配当22円に期末 ための情報を掲載しております。 1株当たり配当金(円) 21 配当 第56期 45 30 配当 第57期 第58期 (2010.3) (2011.3) (2012.3) (2013.3) (2014.3) 15 0 会社情報・株式情報 ● 会社の概況(平成26年6月27日現在) 社 名 蔵王産業株式会社 本 社 東京都江東区毛利一丁目19番5号 TEL 03-5600-0311 ● 株式の状況(平成26年3月31日現在) 発行可能株式総数 22,000,000株 5,840,000株 発行済株式総数 自己株式数 1,278株 ● 株主の状況 資 本 金 17億9,768万円 役 員 代表取締役社長 土方孝悦 常 務 取 締 役 北林恵一 常 務 取 締 役 沓澤孝則 取 締 役 竹村 洋 取 締 役 御幡純平 取 締 役 金子勝介 常 勤 監 査 役 田口 稔 監 査 役 木澤克之 監 査 役 牛村 敦 営業品目 ● ZAOH LETTER ● 動力清掃機、カーペット清掃機、泥層・氷層除去機、 真空掃除 機、自動床 洗 浄機、カーペット洗 浄機、 カーペット濯ぎ洗い機、高圧洗浄機、スチーム洗浄 機、部品及びメンテナンスサービス、清掃・洗浄機用 消耗品及びアクセサリー、その他 営 業 所 札 幌 営 業 所 仙 台 営 業 所 宇都宮営業所 水戸営業所 船橋営業所 川越営業所 東京営業所 横浜営業所 長野営業所 新潟営業所 静岡営業所 金沢営業所 名古屋営業所 京 都 営 業 所 大 阪 営 業 所 神戸営業所 岡山営業所 広島営業所 高 松 営 業 所 福 岡 営 業 所 鹿児島営業所 配送センター及び試験研究室 グループ会社 エタニ産業株式会社 東京都目黒区 総株主数 3,248名 ● 大株主の株式所有状況 (単位:株) 持株数 佐 々 木 23.99% ノルディア バンク デンマーク エーエス クライアンツ 291,900 5.00% 株式会社三井住友銀行 276,000 4.73% 蔵王産業社員持株会 245,380 4.20% 株式会社みずほ銀行 230,000 3.94% 株式会社千葉銀行 230,000 3.94% 東京美装興業株式会社 158,400 2.71% 土 151,600 2.60% 120,000 2.06% 孝 二 持株比率 1,400,530 方 健 悦 東京海上日動火災保険株式会社 照 井 雅 夫 合 計 89,820 1.54% 3,193,630 54.70% (注)持株比率は自己株式を控除して計算しております。 ● 株式分布状況 所有者別株式数構成比 国内法人 7.4% 証券会社 0.7% 外国人 8.6% 金融機関 15.1% 所有株数別株主数構成比 50 単元以上 4.4% 5 単元以上 3.9% 500 単元以上 4.5% 1 単元以上 5.6% 個人・その他 68.2% 100 単元以上 1,000単元以上 9.7% 53.2% 10単元以上 18.7% http://www.etanisan.co.jp 10 株主メモ 事 業 年 度 定時株主総会 株主名簿管理人 郵便物送付先 (電話照会先) 毎年4月1日から翌年3月31日まで 毎年6月 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目8番4号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 TEL:0120-782-031(フリーダイヤル) 取次事務は三井住友信託銀行株式会社の本店及び全国各支店で行っております。 ●住所変更、単元未満株式の買取等のお申出先について 株主様の口座のある証券会社にお申出ください。 なお、証券会社に口座がないため特別口座が開設されました株主様は、特別口座の口座管理機関である三井住 友信託銀行株式会社にお申出ください。 ●未払配当金について 株主名簿管理人である三井住友信託銀行株式会社にお申出ください。 ● 「配当金計算書」について 配当金支払いの際送付している「配当金計算書」は、租税特別措置法の規定に基づく「支払通知書」を兼ねて おります。確定申告を行う際は、その添付資料としてご使用いただくことができます。 なお、配当金領収証にて配当金をお受取りの株主様につきましても、配当金支払いの都度「配当金計算書」を 同封させていただいておりますので、確定申告をなされる株主様は大切に保管ください。 ●株主様のご住所・お名前に使用する文字について 株券電子化実施に伴い、株主様のご住所・お名前の文字に、株式会社証券保管振替機構(以下、ほふりとい う。)が振替制度で指定していない漢字等が含まれている場合は、その全部または一部をほふりが指定した文 字またはカタカナに変換して、株主名簿にご登録いたしております。このため、株主様にご送付する通知物の 宛先が、ほふりが指定した文字に置換えられる場合がありますのでご了承ください。なお、株主様のご住所・お 名前として登録されている文字については、お取引の証券会社等にお問い合わせください。 〒135-0001 東京都江東区毛利1-19-5 TEL:03-5600-0311 FAX:03-5600-0516