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国内総生産における建設業の比率 広告宣伝費全体に占める建設業の
参考資料 国内総生産における建設業の比率 広告宣伝費全体に占める建設業の広告宣伝費の比率 ●近年の建設業の総生産額は、38 兆∼40兆円にのぼる。 ●近年の主要な建設業者の宣伝広告費は、合計で900∼1,000 億円程度。 ●これは、国内総生産全体の約7∼8%を占める。 ●これは、上場企業の広告宣伝費総額の約 3%にあたる。 項目 平成 7 年 建設業 合計 割合(%) 資料 (単位:10 億円) 平成 11 年 40,841.2 497,739.4 8.2% 38,495.5 511,837.1 7.5% 経済企画庁経済研究所国民経済計算部企画調査課「国民経済計算年報」 項目 建設業 合計 割合(%) 対家計民間非営利サービ ス生産者 2.0% 鉱業 0.1% 政府サービス生産者 9.0% サービス業 19.7% 製造業 21.7% 建設業 7.5% 不動産業 12.7% ガス 銀行 0.9% 2.8% 電力 サービス 4.7% 倉庫 通信2.9% 0.0% 2.5% 空輸 海運 0.7% 0.0% 陸運 0.3% 鉄道・バス 0.7% 不動産 その他金融 3.6% 2.2% 証券 0.6% 保険 0.8% 繊維 1.6% パルプ・紙 0.2% 食品 13.6% 石油 0.1% 化学 6.5% 医薬品 5.2% ゴム 0.7% 窯業 0.4% 小売業 16.3% 鉄鋼 0.2% 電気機器 9.5% 卸売・小売業 14.3% 金融・保険業 6.5% 92.4 3,112.7 3.0% 業種別広告宣伝費の割合(平成11年) 電気・ガス・水道業 2.8% 運輸・通信業 6.4% 98.5 2,943.6 3.3% 資料:「広告白書」(日経広告研究所) ※ 上場企業 2,290 社(平成 7 年)、2,510 社(平成 11 年)を対象としたもの。建設 業の対象企業数は、177 社(平成 7 年)、195 社(平成 11 年)である。 産業別の国際総生産に占めるシェア(平成11年) 農林水産業 1.5% (単位:10 億円) 平成 11 年 平成 7 年 建設 3.0% 商社 3.6% 機械 1.4% 造船 0.1% 鉱業 0.0% 農林水産 0.2% 非鉄・金属 1.0% 自動車 9.8% その他製造 2.7% 精密機械 1.0% 輸送用機器 0.2% 主要建設業の広告宣伝費の状況 ●近年の主要建設業の広告宣伝費は700∼900 億円を推移(バブル期が最大) ●これは総売上額 30∼33 兆円のうちの約 0.2∼0.3%程度 主要建設業の広告宣伝費の推移 (百万円) 120,000 97,327 100,000 92,796 93,397 88,336 85,372 80,516 80,000 75,675 73,699 68,783 60,000 53,490 46,470 40,000 39,225 40,202 41,725 1984 1985 1986 20,000 0 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 出典:「わが国企業の経営状況」(経済産業省) ※日本標準産業分類に基づく建設業(総合工事業、職別工事業、設備工事業)のうち、東京、大阪、名古屋の各証券取引所上場企業のうち資本金が10億円以上の企業を分析 対象としている。 主要建設業の総売上額の推移 (百万円) 35,000,000 32,514,859 33,069,558 32,208,387 31,994,680 30,959,405 30,661,117 30,839,808 30,000,000 27,537,626 25,000,000 23,688,522 20,763,907 20,000,000 15,440,636 16,200,217 16,515,463 17,436,685 15,000,000 10,000,000 5,000,000 0 1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 出典:「わが国企業の経営状況」 (経済産業省) ※日本標準産業分類に基づく建設業(総合工事業、職別工事業、設備工事業)のうち、東京、大阪、名古屋の各証券取引所上場企業のうち資本金が10億円以上の企 業を分析対象としている。 広告宣伝費の売上高に占める割合(1998年度) 3.50% 2.99% 3.00% 2.50% 2.35% 2.15% 1.98% 小売業 サー ビ ス 2.00% 2.01% 1.88% 1.68% 輸送用機器 電気機器 自動車 0.70% 0.91% 精密機械 0.68% 0.90% 通信 36業種の平均(0.73%) 空輸 1.00% 1.15% ガス 1.27% 1.14% 1.49% 証券 1.50% 1.52% 1.33% 1.20% 0.58% 0.43% 参考 ・官庁・団体(官公庁、自治体、政治団体、外国官公庁)の広告費(564.4億円)の国の歳入額(決算額)及び地方税総額の合計(125兆7千50 億円)に占める割合は、0.04%となる。 歳入総額:「財政統計」(財務省)、 地方税収額:「地方財政統計年報」(自治省) 官庁・団体の広告費「平成12年日本の広告費」(電通) 医薬品 食品 不動産 そ の他 金 融 そ の他 製 造 化学 繊維 ゴム 電力 ・ 金属 バス ・ 0.37% 窯業 0.35% 非鉄 0.35% 機械 0.35% 鉄道 0.31% 銀行 農林水産 出典:「広告白書」(日経広告研究所) 注意:上場企業2,432社を対象にしたもの。 0.24% 陸運 紙 ・ 0.23% 保険 0.19% 鉱業 海運 0.18% パ ルプ 石油 造船 0.06% 0.12% 商社 0.04% 0.12% 鉄鋼 0.03% 倉庫 0.00% 0.10% 0.26% 建設 0.50% GDPと建設投資額について ●GDPには、支出面から見たGDP、生産面から見たGDP、分配面から見たGDPの3つの表し方がある。(GDP 総額は同じ値) ●この中で、支出面から見たものが「国内総支出」であり、建設投資もその内訳の一つ。 ●建設業の GDP とは、生産面から見た GDP であり、建設業の付加価値額の総額をあらわす。 ●建設投資額(約 70 兆円/1999 年度)と建設業の GDP(約 39 兆円/1999 暦年)の差(約 31 兆円)は、主に建設業から波及する産業(建 設材料等の製造業や設計事務所等)への付加価値として計上されている。 支出面からみたGDP(1999 年度) 民間最終消費支出 289.3 兆円(56.3%) 1999 年度 国内総支出 513.7 兆円 (100.0%) 民間企業 設備 75.1 兆円 (14.6%) 民間住宅 20.5 兆円 (4.0%) 政府最終消費支出 83.3 兆円 (16.2%) 消費 (72.5%) 純輸出等 (1.4%) 生産面からみたGDP(1999 暦年) 1.産業別の付加価値額 511.8 兆円 (うち建設業 38.5 兆円) 2.政府サービス生産者 45.9 兆円 3.対家計民間非営利サービス生産者 10.0 兆円 4.輸入品に課される税・関税 2.9 兆円 5.(控除)消費税、利子等 28.1 兆円 統計上の不突合 (+)4.1 兆円 合計 511.8 兆円 機械等 57.2 兆円 民間非住宅 建設投資 17.9 兆円 民間住宅 建設投資 20.6 兆円 公的固定 資本形成 38.4 兆円 (7.5%) 政府 建設投資 31.8 兆円 固定資本 形成 (26.1%) 固定資本 形成 機械等 6.6 兆円 1999 年度 建設投資 70.3 兆円 (13.7%) 分配面からみたGDP(1999 年度) 1.雇用者報酬 2.営業余剰 3.固定資本減耗 4.間接税 5.(控除)補助金 統計上の不突合 277.5 兆円 99.2 兆円 95.7 兆円 43.4 兆円 (−)4.1 兆円 2.0 兆円 合計 513.7 兆円 注:生産面からみた GNP の値が他と違うのは、暦年データであること、及び現在公表されている最新年次のデータを使用したため。(GDP の値は最新データが公表されるた びに過去に遡及して値が修正されるため、同じ年次の値であってもいつ公表されたデータかによって値が違う。