...

ハゼ科魚類の肩胛骨について

by user

on
Category: Documents
24

views

Report

Comments

Transcript

ハゼ科魚類の肩胛骨について
ハゼ科魚類の肩脚骨について
仁
親
王
明
Ont
h
es
c
a
p
u
l
ao
fg
o
b
i
i
df shes
PrinceAkihito
魚類学雑誌第 11 巻,第 1/2 号別刷
1963 年 12 月 15 日
R
e
p
r
i
n
t
e
qfromJ
a
p
a
n
e
s
eJ
o
u
r
n
a
lo
fIc htchyology , V
o
)
.2í; l , N
o
s
.1
/
2
December15, 1
9
6
3
o
fIchthyology
Vo1
.XI, n
o
s
.1
/
2
D 巴 cember 15, 1
9
6
3
Japanes巴 Journal
魚類学雑誌
第 11 巻第 1/2 号・
1963 年 12 月 15 日発行
ハゼ科魚類の肩肝骨について
王
明
仁
親
On the scapula o
f gobiid f
i
s
h
e
s
Prince Akihito
ハゼ科魚類の肩肝骨については, REGAN (1911) , STARKS(1930) , GOSLINE (1955) の興味あ
る知見がある。然しとれらは,いずれもその一部で,ハゼ、科の肩肝骨を問題にしたにすぎず,
用いた材料の種類も少ない。そこで ζ の肩肝青の問題だけを取り上げて,多くのハゼ科魚類の
種について,とれを検討すれば,との科の分類の一つの基礎資料になるのではないかと考え,入
手し得たハゼ科魚類 67 種について,肩押骨の種による違いを調べた。今後とも標本の入手次第
とれを充足していく積りである。
ζ の研究 lζ 当り色々とお教えいただいた東京大学教授冨山一郎博士,同助教授日比谷京博士,
東海区水産研究所阿部宗明博士,東京水産大学講師高木和徳氏,又多くの標本を送って下さっ
た長崎大学助教授道津喜衛博士他標本の蒐集 lζ 御協力下さった多くの方々に対し厚く御礼申し
上げる。叉永井総理府事務官等 l乙対し,写真撮影等この仕事についての協力を深く感謝する。
材料と方法
用いた材料は第 1-3 表 l と示す。第 l 表には肩 1甲骨の種間,個体間,雌雄間の相違を見るため
に, 1 種につき 10 個体以上について観察したものの材料をかかげる。第 2 表には観察個体数
の少ない種の最大体長のものの体長や採集地をかかげる。第 3 表にかかげたものは,成長によ
る変化を観察したもので,すべてエチ Jレアノレコーノレ標本を用いた。体長は吻端より下尾軸骨の
後端までとした。
観察にあたってエチノレアノレコール標本のものは,煮ると鎖骨と肩肝骨並びに烏 I家骨を含む軟
骨とが容易 lζ 分離するようになるので,それをホルマリン,苛性カリと順次に通してアリザリ
ン*で染色した凸ホルマリン標本は煮て骨と骨とを分離することが出来ないので,そのまま染色
し,写真撮影に用いたものの中にはその後に針で鎖骨を分離したものもある。以下述べる肩押
骨とは骨化が進みアリザリンで染色された部分を指す。
乙こで用いた学名については,主として松原 (1955) 及び KOUMANS (1953) に従い, TAKAGI
(1957) , INGERandKONG(1962) ,高木
(1962) をも参照した。ゴマハゼは第二背鰭と腎鰭の第一
鰭条が線条の代りに不分枝軟条を持っており,
1iQd
29
1liri-- ,
部部
夜
ιJηt
水一
院はほ凶
d
月
グリセリン
蒸泊水
S
ハHV
KOH
11-
*Alizarin R巴 d
ζ のことは WHITLEY (1928) の Bel'owl'G の記
2
明仁親王
裁にはないが,ハゼ、科では特殊な形質と考えられるので, WHITLEY が lidwilli Iζ 対してたて
た Berowl'α を用いた。
観察結果
型の分類
調べた 67 種を分けて有肩押骨型,特殊型,無肩』甲骨'型の 3 型とした(第 4 表)。
有肩1甲骨型(第 1-13 図)
調べた中の 47 種が ζ の型 l乙属し,肩1甲骨は肩 1甲骨孔縁 lζ 沿って二叉している。肩牌骨の形は
大体において類似している。肩押骨は,烏 I家骨から離れ,肩1甲骨孔の背方から孔をはさんで二
又する形となるが,孔の周囲を完全にとりかこむものはなかった。肩脚骨と烏味骨との間には,
軟骨が介在し,それは肩 1甲骨の前方にも巾せまく及んでいる。肩牌骨孔をはさむ両校のうち射
出骨 l乙近いものは,体内側 l乙向ってわずかに引き入れられており,乙れが外側と内側とを見分
ける区別点、となる。第 1 表の 12 種については,雌雄の差も,又これだけの範囲内の体長によ
る違いもはっきりとは認められない。但し Gobiodon hisfl'io では体長 30mm のあたりに差
が認められ,それより大きいものでは,肩脚骨は肩肝骨孔を非常に深くとりか ζ む形になるよ
うである。 ζ の非常に深く肩肝骨孔をとりかとむ形は,
ζ の種の特徴のーっと云いうるように
考えられる(第 7 図)。他の種でも肩抑骨孔を深くとりか ζ むものは,見られない ζ とはないが,
その出現頻度は低く,それらの種の特徴とは云い難い。チチブの 1 例(体長 78mm) においては
片仮u のみがほとんど完全に肩押骨孔をとりかこんでいるのが見られ(第 13 図 (1)) ,叉これと反
対にアシシロハゼ、では同時期に採集された 9 個体(体長 35-46mm) のうち体長 44mm の 1
個体の片側のみは肩肝骨が孔迄は達せず二叉しないで、いるのが見られた。 ζ れらは極端な個体
変異によるものと考えられる。キギクハゼでは調べた最大体長 22mm の個体において,一側
は肩1甲骨孔の背縁に沿う欠刻が認められるが,他側は発達が不十分で,アシシロハゼの倒と同
じく孔と離れている。しか L 体長 21mm の 2 個体では深い欠刻が認められるから,これも個
体変異によるものとも考えられるが,この種はこれよりも大きくなるので,或は更にこれが発
達することも考えられる(第 8 図)。一般に, ζ の型の肩 1甲骨は形態上,他 lとも種的特徴が認め
られるように思われるが,とれらの特徴は同種間,伺体聞で相違があり,同一個体内でも両側
間に相違があるので,種的特徴をつかむ ζ とは困難である。
特殊型(第 19-23 図)
前記の型より肩肝骨の発達の不十分な型であり,有肩 1甲骨型と無肩岬骨型との中聞に位する
特殊な型を指し,十分な大きさや個体数の見られない場合無肩肝骨型とまぎらわしいととがあ
る。肩押骨は二叉の部分を持たないように思われる。肩押骨の形は後述するように有肩脚骨型
の体長の小さいものと形が似ている。
これに属するものは,アベハゼと Pandaka þygmaea である。
アベハゼは第 6 表に見る如く相当の大きさに達しでも肩肝骨の染まらない個体が見いだされ
る。調べたアベハゼの最大体長の 1 個体(体長 48mm) では,片側の肩1甲骨は扇状で肩 1甲骨孔
に達して,わずかに孔に沿う欠刻をつくっており,他側のそれは欠刻をつくらず,扇状となっ
て孔に接している(第四図)。但し体長 48mm Iζ 及ぶものは 1 個体しか見ていないので,更
に欠刻が深いものがあるか,或はこの大きさでも肩 1甲骨のないものがあるかどうかはわからな
3
ハセー科魚類の肩押骨について
Pandaka þygmα ea
( 体長 11-12 mm)
のホ Jレマリン標本 5 個体については, 1 個体にのみ
両側 lとわずかに染色部分が認められた。アルコー Jレ標本のもの 1 個体(体長 11mm) はフィリ
ピンより持ち帰り 11 ヶ月以上ブラインシュリンプで飼育したものを固定したものであり,日A
側のみ観察されたが,
そとには第 23 図 lζ 示すような染色部分が見いだされ,肩押骨と孔との
聞には軟骨が存在する。射出骨はいずれも十分に染まっている。 SARENAS
(1954) の記載でも最大の個体は standard
l
e
n
g
t
h1
1.
4
4mm
andRONQUILLO
となっており,肩胸骨が二叉する
ととはないと考えられる。
無肩1甲骨型(第 24-25 図)
調べたものの中では 18 穫がとれに属し,肩 1甲骨がなく,その部分は軟骨である。イトヒキハ
ゼ(体長 90-101 mm) ,ヒメハゼ、(体長 51-68 mm) 及びスジハゼ、(体長 51-78 mm) それぞ、れ 6
個体ずつのアルコー Jレ標本を調べたが,軟骨の部分の巾が狭く,鎖骨と孔を含む軟骨とをはな
す時,孔の縁が切れてしまう乙とがよくあった(第 25 図)。孔の附近には染色部分が不定の位
置に存在するととがあったが,
ζ れを正常の骨化とみなすととはむずかしい。ゴマハゼでは軟
骨の巾は広く,形は肩押骨を持つ種の幼時期とほとんど変りない(第 24 図)。シロウオは骨化が
非常に不十分で,烏H象骨はかすかに染まり, 4 個の射出骨は,烏 11象骨よりはやや濃く染まるが,
射出骨聞の染色きれない部分は他種よりは広い。第 4 表 l乙示すとの型の種のうち,シロウオ以
外のものでは肩肝骨以外の骨の骨化が進んでおり,有肩押骨型,特殊型のものと同様の濃さに
染まる。
成長による変化
有肩押骨型 lと属するアゴハゼ,ヨシノボリ及びチチブ(第 3 表)では将来肩肝骨となる部分は,
その大きさに違いはあってもすべて染色された。しかしチチブの最小体長の 1 個体(体長 12
mm) では両側のその部分は染色されなかった。チチブでは肩脚骨の骨化は乙のあたりで始まる
のではないかと思われる。最初肩押骨は将来骨化して肩 1甲骨となる軟骨と射出骨を包む軟'骨と
の境に染色点や棒状の染色部として現われる(第 18 図)。この時期の背方の射出骨の骨化は不
十分で、わずかに染色される。成長するに従ってアベハゼに見られるような扇状となり,孔 lζ 達
して二叉が起こってくる(第 16 図)。乙の二叉が起こって来る時期はチチブでは体長 20mm
前後であり,両個IJ の発達には差が認められる(第 5 表)。
特殊型 l乙属するアベハゼは第 6 表 lζ 示す如く体長 40mm の個体 lζ 迄片側は染色されなかっ
た例がある。アベハゼでは調べた最小体長のもので,すでに射出骨は十分によく染まった(第
22 図)。
考察
上述のように 67 種のハゼ科魚類の肩押骨の調査の結果は有肩肝骨型,特殊型,無肩肝骨型の
3 型 l乙分けられるように思われる。有肩肝骨型と無肩脚骨型の区別は成魚では容易である。し
かし,その中聞にはいる特殊型と前 2 型との区別はまぎらわしいととがあり,無肩肝骨型とし
たものの中に特殊型となるものが出てくる可能性は存在する。
アベハゼ、は前述のように他の 2 型とは相当に違っており,たとえはっきり二叉した個体があ
ったとしても有肩仰骨型とは区別される必要があると思われる。
4
明仁親王
有肩1甲骨型は,体長 20mm を越えたものにはっきり特徴を現わしてくるのであり,それ以前
の時期は特殊型,無肩1甲骨型とは区別しにくい。しかし体長の小さいもののアルコール標本を
新鮮な染色液で染色した場合,射出骨等が十分骨化の進まない時期においても将来肩 IJI~ 骨とな
る部分ピ染色部が見いだされる乙とは特徴といえると思われる。そして世界最小の魚類として
知られている Pandalw þygmaea は別としてアベハゼの例ではこの時期には染色部分が現わ
れて来ない。
以上の点を考えると特殊型与を別[とすれば,或程度以上の大きさのものについて調べた場合は
有肩仰骨型と無肩1甲骨型とは 1 個体でもはっきり区別出来る程の相違で,種の特徴のーっとな
る安定したものである。 ζ れを第 4 表について属ごとに調べていくと,肩 IJ甲骨の有無は同一属
内ではほとんど一致している。但し Acentrogobius と Rlzinogobills とには同属内で肩 IJ甲骨を
持つ種と欠く種とがある。 Acentrogobills balteatα は T AKAGI(1957) の感覚管孔の研究になら
って調べると anterior i
n
t
e
r
o
r
b
i
t
a
l pore が 1 対, posterior i
n
t
e
r
o
r
b
i
t
a
l pore が単ーであ
るので ,
R
l
z
i
n
o
g
o
b
i
u
sType
であってグツワハゼ、のふくまれる Gobills Type ではない。しか
もグツワハゼのふくまれる Acentrogobiu s の他の種には肩肝骨を欠いている。これらの事を考
えると balteata は ACC71 trogobius 以外の属とすべきであるように思われる。
高木 (1962) は Rhi71ogobius をヨシノボリ,ホク戸ハゼ、及びゴクラクハゼにあてるのを適当
でわるとしているが,ヒメハゼとスジハゼには前記の Rhinogobills に存在する肩肝骨を欠い
ている。もし Acentrogobills balteata ,
ヒメハゼ及びスジハゼ、を従来置かれていたそれぞれの
属から除いて考えれば,一属内でのすべての種類は同一型の肩肝骨を持つことになる。
要約
1
. 肩 II甲骨の有無,形態をハゼ科魚煩 67 種についてアリザリン染色によって調べた。乙れら
は次のように分類された。
有肩牌骨型
47 種
肩脚骨はよく発達し背方から肩押骨孔をか乙んでこ叉するが,完全に孔をとりかこむものは
ない。射出骨のうすく染まる体長の小さい時期から肩肝骨は染色点或は棒として現われる。
特殊型
2 種
有肩 11甲骨型より肩1甲骨の発達の不十分な型で無肩 IJ甲骨型との中間!乙位する。射出骨の十分に
染まった体長の大きな個体でも染色されないものがあり,又肩肝骨のある場合でも二又はしな
いように思われる。
無肩押骨型
18 種
肩1甲骨を欠く型である。シロウオを除き射出骨,烏 1I象骨の骨・化は他の型と変りがない。
2
.
肩脚骨の形は個体変異が著しく,濯の特徴として重要視する乙とはむずかしいが,肩押
骨の有無は十分に成熟した個体では特殊型を除き種によって決まっており,穣を区別するには
安定したー形質とみなされる。
3
. 肩 IJ甲骨の有無は属を区別する一つの特徴として取り上げ得ると考えられる。
引用文献
GOSLINE ,
c
u
l
a
r
W.A
.1
9
5
5
: Theo
s
t
e
o
l
o
g
yandr
e
l
a
t
i
o
n
s
h
i
p
so
fc
e
r
t
a
i
ng
o
b
i
o
i
d fish 巴 s , with p
a
r
t
i
ュ
[巴 ference t
ot
h
e genera Kra即日目'ia and J
Y
l
i
cl'o
d
e
s1Jl
l
l
s
. P
a
c
i
f
i
cScience , yol
. ix , p
p
.
ノ、ゼ科魚類の肩肝骨について
5
1
5
8
1
7
0
.
INGER , R
.F.and K
イ王~ONG , C
.P
.1
9
6
2
: Th巴 f
r巴 sh
logy , vo.
l xlv , p
p
.1
2
6
8
.
KOU i'dANS , F
.P
.1
9
5
3
: The fish 巴 s o
ft
h
e Ind 小 Australian Archìp81ago , X
. Gobioid 巴a 目 423 p
p
.
L
e
i
d
e
n
.
松原喜代絵, 1
9
5
5
: 魚、 ij認の形態と検索, v
o
l
s
. i-iii , 1
6
0
5 pp. , 1
3
5 pls. 東京.
REGAN , C
.T
.1
9
1
1
: Th 巴 osteology andc
l
a
s
s
i
f
i
c
a
t
i
o
no
ft
h
eg
o
b
i
o
i
df
i
s
h
e
s
. Ann. Mag.Nat.
Hist. , s 巴1'. viii , vo.
l viii , p
p
. 729-733 , f
i
g
s
.1
2
.
SARENAS , A.M.and RONQUILLO , 1
.A
.1
9
5
4
: Discov巴 ry o
fl
i
v
i
n
g sp8cimens andr・ e-description
o
f PaJl dalw ρ'ygmaea HERRE. The Ph lippineJ
o
u
r
n
a
lo
f Science , vo.
l lxxxiii , n
o
. 3, p
p
.
2
5
7
2
61
.
STARKS , E
.C
.1
9
3
0
: Th3 primarys
h
o
u
l
d
e
rg
i
r
d
l
e
so
f th 巴 bony f
i
s
h
e
s
. Stanford University
Publications , U
n
i
v
.Ser. , Bio.
lSc i., vol
. vi , n
o
. 2, p
p
.1
4
9
2
3
9
. Stanford University Press ,
C
a
l
i
f
o
r
n
i
a
.
TAKAGI , K
.1
9
5
7
: Descr ptionso
f som3 new g
o
b
i
o
i
d tìsh 巴 s o
f Japan , with ap
r
o
p
o
s
i
t
i
o
non
t
h
esensoryl
i
n
esystema
sa taxonomic charact 巴r. Jour 口. TokyoUniv. o
f Fisheriεs vo.
l
xliii , n
o
. 1, p
p
.97-126 , p
l
s
.5
6
.
高木和j 徳, 1
9
6
2
: 日本産ハゼ頭目魚類の 1 種,ヨシノボリピ適用される種名.動物学雑誌, vol
. lxxi , n
o
.
p
. 295-300 ,抗 gs. 1
2
.
9, p
W IIl TLEY , G
.P
.1
9
2
8
: S
t
u
d
i
e
si
n ichthyologyNo.2
. Records o
f th 巴 Australian Museum , vol
.
xvi , n
o
. 4, p
p
.2
1
1
2
3
9
.
6
明仁親王
第 1 表研究材料(其の 1)
L
i
s
to
f study m
a
t
e
r
i
a
l
s
地
採
集
採集年月日
1
性|個体数|体長範囲
(mm)
Da
抗t巴 ぱ
0f
│
A
c
a
n
t
h
o
g
o
b
i
u
s
f
i
a
v
i
m
a
n
u
s
(TElVIMINCK e
t
SCHLEGEL)
I
X
:配4:
千葉県銚子沖
千葉県
一色真名瀬
[,
5
1
♀
5
ト
¥
I
X
:5:1963
i …E示|ト
沖
口
神奈川県葉山町
(Rむ PPELL)
ユ
叩
1 96
臼
3
I
X
:4: 1963
1 神奈川時山下山川
BathvE"ob仰向山us
y t:; uu
μ cus
I
X
:2竺963 i
平
!神奈川県葉山町
一色真名瀬
I
I
I:臼: 1963 i
♀
IX: 伝聞 I
Õ
X: 4:
8
6
1
0
0
│
j
C
h
a
e
n
o
g
o
b
i
u
s
u
r
o
t
a
e
n
僘
附 I
町町
川色川色
山瀬山瀬
葉名葉名
県真県真
(ClJVIER e
t
VALENCIENNES)
神神
G
o
b
i
o
d
o
n
.h
i
s
t
r
i
o
奈一奈一
ドロメ
2
3
2
3
9
1
2
7
5
2
5
3
3
3
4
5
3
2
4日
以
8
4
8
5
3
II:ω: 附平
3
引3
I
一τ一
XII:2
7
: 1962
VI: 27:
附
l VI:27:1963i
I
(GUiCHENOT)
5
5
2
VII:27 示63
Cz
1a
s
m
i
c
h
t
h
y
sg
l
t
!OSltS
1
トヲ-l-lF-
XII:2
7
:1
9
6
2I
C
h
a
e
n
o
g
o
b
i
u
sc
a
s
t
a
n
e
a
(日 ILGENDORF)
アゴハゼ
6山
4
X:4: 1
9
6
3 "平
C
h
a
s
m
i
c
h
t
h
y
s
d
o
l
i
c
h
o
g
n
a
t
l
m
s
1
'=-_1
I
I
I
:1
9
: 1963:
|神奈川県葉山町下山川
一
1
4
1
1
4
8
__1
;j~f:i l "/I,-/~p::mt l :,-," ~j~J!J t;I 'J
(HILGENDORF)
ウキゴリ
1
0
3
1
0
6
8
1
9
6
II
X
:23:1963i 平
神奈川県葉山町下山川
1ω02ι
一1
叩
08
4
I
神奈川県三油、市三崎町
|一VIII: 4: 1962 I ♀
小網代東大臨海実験所前
十
1
6
__3__
I
X
:
3
:1
9
6
3i ユ
_
.2
-•
--,
v
1
クモハゼ
(O'SHAUGHNESSY)
ビリンゴ
Rang 巴 of
同
L
侃
0
o悶叫
ca
a
l 静岡一
マハゼ、
INu
叩
1紅
1口
m
mbe
引r ぱ
0f ,
õ I
2
平
3
-1-1
i
VII:27: 附|♀
瓦瓦5ふ75
---62
1
6
3
1-:::竺3'
仁子土56
I
X
:23:1963
4
6
5
3
!♀
I IX: 除問 I
5
I
I
X
:23: 1963!♀
│ 干竺三~I
6
I 56-84
6
2
8
3
4
2
2
9
I
I
:2
6
:1
9
6
3I ♀
5
SametIsland , Thailandl--_. ---1-----1---I
I
I
:7
:1
9
6
3I ユ I
1
I
I
I
:7: 1
9
6
3I
平
*From thetipof thesnout t
ot
h
e hinder end o
f the hypura1
.
2
1
2
6
3
4
3
4
3
1
3
6
7
ハゼ科魚類の肩肝骨について
1X:8
:1
9
6
3I ユ I
P
t
e
r
o
g
o
b
i
u
selajりoides
(GÜNTHER)
キヌパリ
千葉県江見町浜波太
鹿児島県西接島村白浜
リュウグウノ、ゼ
1963
チャガラ
1
1
1
9
♀
2
9
1
1
0
2
3
5
7
6
9
7
5
2
7
4
2
3
9
4
5
3
4
2
4
5
♀
8
1X:8
:1
9
6
3
♀
1X:2
3
:1
9
6
3I
平
75
R
h
i
n
o
g
o
b
i
u
sb
r
u
n
l
l
e
u
s
(TEMMINCK e
t
2
2
SCHLEGEL)
ヨシノボリ
5
0
5
3
43
1X:8
:1
9
6
3
5
♀
日一必日一日一弘
一 一一
一一一一一
I
T
I
:2
8
:1
9
6
3
J3
一
千葉県江見町浜波太
竺仁
8
1
T
1
:2
8
:1963:
P
t
e
r
o
g
o
b
i
u
sz
o
n
o
l
e
u
c
u
s
JORDAN e
tSNYDER
佐 90
ヰ: 8: 竺63_1 ♀ 1_5~1
江ノ島水族館飼育
P
t
e
r
o
g
o
b
i
u
sz
a
c
a
l
l
e
s
JORDAN e
tSNYDER
3
神奈川県葉山町下山川
4
出 CHLEGEL)
チチプ
]
(
1
:6
:1
9
6
2I
ユ
X1:6
:1
9
6
2I
平
XII:2
7
:1
9
6
2I ユ
XII:2
7
:1
9
6
2
神奈川県葉山町下山川
♀
I
T
I
:1
:1
9
6
3
8
I
T
I
:1
:1
9
6
3
♀
I
T
I
:1
8
:1
9
6
3
千葉県市}1!r!J湊
I
T
I
:1
8
:1
9
6
3
1X:2
3
:1
9
6
3
神奈川県葉山町下山川
1X:2
3
:1
9
6
3
♀
4tム
宮崎県美々津町耳川下流
噌Eム
(TEMMINCX et
。九
U
T
r
i
d
e
n
t
i
g
e
ro
b
s
c
u
r
u
s
F
d
4
5
5
4
8
明仁親王
第 2 表研究材料(其の 2)
Data o
f th巴
i
n
d
i
v
i
d
u
a
l
so
ft
h
es
p
e
c
i
e
sn
o
t list巴 d i
n tabl巴
larg 巴 st
採
築地
採集年月日
│
Locality
1
|休長 (mm)
iDateo
fc
o
l
l
e
c
t
i
n
g I Body l
e
n
g
t
h
Abomalactilうes
(HILGENω
アシシロハゼ、
DORF)
46
A
c
e
n
t
r
o
g
o
b
i
l
l
sb
a
l
t
e
a
t
a
Ceylon
(HERRE)
A
c
e
n
t
r
o
g
o
b
i
u
sb
o
n
t
i
i
1
9
6
3
Pantai P巴 nool ,
(BLEEKER)
Aα ntroJ!obius c
a
u
e
r
eJls
i
s
In':.~ rt::::t ~.1=1 1. ~ ~."L-l--;z:-='o-I--ttn-,..~-.H=-~', I
(BLEEKER) オオモ γ ハゼ|鹿児島県大島郡瀬戸内町裏蘇刈
クツワノ、ゼ、
Acentrogobi出
omatlls
(RワPPELL) カザワハゼ
45
VII: 1
:1
9
5
8
4
5
III: 14: 附
I
ISametIslands , Thailand
~~U.~.
ηd
苛i
ti
Qd
一
Qd
nhU1
ム
一つ白
日一~臼
エドハゼ
qぺ
U
C
h
a
e
l
l
o
g
o
b
i
l
t
sm
a
c
r
o
g
l
l
at
!
ms
Qd
イサザ
間凶:
期 :2
C
l
z
a
e
n
o
g
o
b
i
u
si
s
a
z
aTANAI王 A
1
(HILGENDORF) ニクハゼ
:I
C!
za
e
n
o
g
o
b
i
l
t
s 1z eρtacanthus
所 V
当一
(INGER)
YEA
YE
よ
YE晶
3
7
45
育 Mm
・­
一一バ
倒
7
1
V
VI:4
:1
9
6
0
L
46
1
5
V: 1
2
:1
9
5
0
2
5
Lamag , Kinabatangan
District , North Born 巴O
VI: 1
8
:1
9
4
9
1
5
熊本県天草郡富岡
I
I
l
:1
7
:1
9
5
5
46
滋賀県琵琶湖底崎
IV: 5
:1
9
6
3
6
2
江戸}1 1J IJ 口
I
l
:2
7
:1
9
6
0
3
0
宮崎県松島
VI: 2
6
:1
9
5
8
5
4
KlnabatanDistrict , North :
BOl 日巴O
Brac!
z
ygobヘ
lt
ss
a
b
a
l
l
l
t
s
(BLEEKER)
ISungei , KretamKechil ,
刈一口
(GワNTHER)
蘇一川
Brachygobiusd
o
r
i
a
e
nべu
pO
M
四
X
ta
ゴマハゼ、
内一障一
l
i
d
w
i
l
l
i
(MCCULLOCH)
戸原
瀬影
郡向
島山
大谷
島島
県県
Beroω ra
クサビハゼ、
鹿鹿
(BLEEKER)
児児
Bathyg
o
b
i
u
s1う etroþhilus
l
一一一刑一
シロクラハゼ
3
9
IV: 1
2
:1
9
6
1
A
s
f
r
a
b
elac似la, (.l"O!~AN ",千葉県天津小湊町内浦
巴 t SNYDER)
5
6
一
Elュ
-H
川 QU
HAE
一
t
n一
n
n
u
nu
d - - Ju
一 h-h
P4
フウライハゼ
一九一叫
一
Amblygobius sρhynx
(CUVIER e
tVALENCIュ
I
I
:2
2
:1
9
6
3
~ U~..~U~
h
DA
(RICIIARDSON)
伽一 mm
一
Ambly
g
o
b
i
u
sb
YJlo
e
n
s
i
s
~U.~U~U ,
~…一時一日­
PA
(RワPPELL) サラサハゼ
山一山叫
Amblygobiusa
l
b
i
m
a
c
u
l
a
t
l
t
s
ENNES)
I
1 1S~J~H~J[!;ffi'r:I同
A
c
e
n
t
r
o
g
o
b
i
l
t
Sc
a
mb
e
l
l
i
(
JORDAN e
tSNYDER)
VI:4
:1
9
6
0
Indon 巴 sia
C!
za
e
n
o
g
o
b
i
l
t
sJnl
t
r
o
r
a
u
a
(JORDAN 巴 t SNYDER)
ヘビハゼ
9
ハゼ手l 魚類の肩目甲骨について
C
h
a
e
n
o
g
o
b
i
u
ss
c
r
o
b
i
c
u
l
a
t
u
s
TAKAGI クボハゼ
ClwetllrichtJ,りIS
1
:1
9
5
0
I
I
:2
3
9
IV: 1
9
:1
9
5
1
9
6
XII: 1
7
:1
9
6
2
4
5
V: 2
:1
9
1
2
3
1
X: 6
:1
9
6
3
1
0
1
VII: 2
0
:1
9
5
1
2
8
VI: 1
4
:1
9
5
8
3
4
XI: 6
:1
9
6
2
5
2
XI: 1
0
:1
9
6
2
2
1
0
VII: 1
9
5
5
3
0
I
I
I
:2
6
:1
9
t3
4
4
I
I
:3
:1
9
6
2
2
2
VI: 2
5
:1
9
6
3
4
1
VII: 1
9
6
1
1
2
XI: 1
9
6
2
9
1
i
I
I
:2
6
:1
9
6
3
1
6
|福岡県福岡市金屑川川口
I
I
:1
9
:1
9
4
9
福岡県福岡市金銀川
hex
アカハゼ、 G
BLEEKER
山口県秋穂町
s
c
i
i
s
t
i
u
s
JORDAN 巴 t SNYDER
CJz aeturichtJ,りIS
神奈川県藤沢市江ノ島
ヒラモン附近
コモチジャコ
C
l
a
r
i
g
e
rcosmurus JORDAN
e
tSNYDER セジロハゼ
CrYlうtocentrus
!神奈川県三浦市三崎の磯
f
i
l
i
f
e
r
(CUVIERe
tVALEl叩 IENNES) 山口県秋穂町竹島沖合
イトヒキハゼ
1
C
t
eJlo
g
o
b
i
u
sd
o
t
l
l
iTAKAGI
有明海網千潟
E
u
l
a
e
n
i
i
c
h
t
h
y
sg
i
l
l
iJOR
福岡県多々良川中ノ島
シラヌイハゼ
巴t
SNYDER
1
ヒモハゼ、
N
G
l
o
s
s
o
g
o
b
i
u
sb
i
o
c
e
l
l
a
t
u
s
(CUVIEREtVALENCIENNE51AFUisJJJJa , Cavite ,
ヒトミハゼ
l
G
l
o
s
s
o
g
o
b
i
u
sg
i
u
r
i
s
(HAMILTON)
iQ
uinta Market
Heleroρ10ρomus
b
a
r
b
a
tltS
(TOMIYAMA)
ニー
Leucolうsanon 1りeters ・
HILGE
L
u
b
r
i
c
o
g
o
b
i
u
se
x
i
g
u
u
s
TANAKA
キギ、クハゼ、
l 山口県大島郡大島町
l
1 神奈川県三浦市三崎町城ケ島
│ 西北西 2km
L
u
c
i
o
g
o
b
i
u
sg
u
t
t
a
t
u
s
GILL
, Quiappo ,
Ma 山, Phili 山 es
フタコ V 、ゼ、
神奈川県葉山町一色真名瀬
ミミズハゼ
Dagatdagatan Fish 巴 ries
Res 巴 arch Stations ,
Dagatdagatan Lagoon ,
Malabon , Rizal , Philippin 巴 B
Pωldaka ρ'ygmaea
HERRE
Parachaeturichthys ρolynemα; 長崎県石戸
(BLEEKER)
ヒゲハゼ
P
a
r
a
g
o
b
i
o
d
o
l
lecJlÍlloce"ρ!wlus
(RワPPELL)
ダノレマハゼ、
P
a
r
e
a
t
o
g
o
b
i
l
l
s1tc
h
i
d
a
i
TAKAGI チクゼンハゼ
1
Sam巴 t Island , Thailand
I
2
7
P
l
e
r
o
g
o
b
i
u
sv
i
r
g
o
i
(TEMMINCK 巴 t SCHLEGEL)! 福岡県津屋崎
ニシキハゼ
│
R
e
d
i
g
o
b
i
u
sb
i
k
o
l
a
m
l
s
(HERRE)
ピコー J レヒナハゼ
i Sung巴
Gaja, Kii
1abatangan
NorthBorneo
District ,
I
V: 1
2
:1 仰
凶
18
1
0
明
R
e
d
i
g
o
b
i
u
sc
h
r
y
s
o
s
o
m
a
仁
親
王
ISungei , Gaja , Kinabatangan
IDistrict , NorthBorneo
V:1
2
:1
9
5
0
2
7
V
I
I
:1
4
:1
9
6
2
4
2
XI: 1
5
:1
9
6
0
6
7
千葉県江見町浜波太
V
I
I
I
:2
5
:1
9
6
3
6
8
R12:221:22Fすすハゼ
|千葉県江見町浜波太
V
I
I
I
:2
5
:1
9
6
3
7
8
S昭'ctn仰 gEY26iom10
(HILGENDORF) サビハゼ
!神奈川県横須賀市長井
IT'tl7K JII 7R'IJl:t/...R ~J t-JP<- 7T
1
:1
0
:1
9
6
3
6
8
V
I
:6
:1
9
5
6
6
0
V
I
I
:5
:1
9
6
1
2
4
X
I
I
:1
8
:1
9
5
2
2
0
V
I
:6
:1
9
5
6
3
4
(BLEEKER)
R
h
i
n
o
g
o
b
i
l
/
Sc
a
n
i
n
u
s
(CUVIERe
tVALENCIENNES): 沖縄本烏伊豆味部落
│
ホクロハゼ
Rhinogobit ω gill 1'i1l1/s
(RUTTER)
R
h
i
n
o
g
o
b
i
l
/
Sgymnauchen
(BLEEKER)
ヒメハゼ
S
t
e
n
o
g
o
b
i
u
sgynmo.ρomus
(BLEEKER)
S
t
i
g
m
a
t
o
g
o
b
i
u
sj
a
v
a
n
i
c
l
l
s
(BLEEKER)
ヒナハゼ
鹿児島県鹿屋市内
i
1mile abov 巴 mouth o
f
SungeiTabalin Besar ,
Kinabatangan District ,
NorthBorneo
鹿児島県大島郡住用村東城
S釘t惣噌噌噌
惣惚管位惚I;町
f
S
t
i
g
m
a
t
o
g
o
b
i
u
so
l
i
g
a
c
t
i
s
S 叩 geiし, Tawan
九
1し, Ka
討labal山1 ,
Sti,抑tatogobiu~ sad仰lmdio
(
.
t
iAMILTON)
Thailand
云jmczz付hJI--一西山m
S
Y
l
l
ec
J
l
O
g
o
b
i
u
sh
a
s
t
a
(TEMMINCK e
tSCHLEGEL)I :福岡県福岡市中島
当所飼育期間
=l /V~"J20;'; 出 62,....,
5
6
XI: 1
0
:1
9
6
3
4
0
XI:2
7
:1
9
4
7
2
6
0
V:1
8
:1
9
5
0
8
4
V
I
I
I
:7
:1
9
5
6
6
8
I
V
:2
0
:1
9
6
3
I
│
ノ、ゼクチ
T??21;:3222)tpて73L、ゼ l 有明海鹿島村竹根瀬
T1'identig官 l' 1l1ldice1'viα/s
l
7
4
一
氏U 日unδpo
nu 日伴内bnu
岐阜県揖斐郡谷汲村長瀬根尾川
3~3
hi
l
:IZUNO カワヨシノボリ
:月刊ヮ,:一
T
u
!
u
e
g
o
b
i
u
sf
i
u
m
i
n
e
u
s
神奈川県葉山町一色打鯖大磯
山崎司、一
シマハゼ
一肱恥江一
T1'i
d
e
n
t
i
g
e
rtrigolloceρhall/s
有明海
期mu-L育:上一
シロチチブ
V
TOMIYAMA
(GILL)
!
Tawan District , North
J
:
So
rneo
(BLEEKER)
V:2
5
:1
9
6
3
5
6
1
1
ハゼ~・魚類の肩日甲骨について
第 3 表研究材料(其の 3)
L
is
to
f th 巴 species and numbero
ft
h
especimenswhose
changeswithgrowth have be日 n s
t
u
d
i
e
d
採集地
L
o
c
a
l
i
t
y
Chasmichthvs
伺
dolicOlηdh削
!神奈川基葉山町
(HIL品問ORF) アゴハゼ|
R1ロJlo
g
o
b
i
u
sb
l
'
t
t
1m
eus
(TEi
¥
n
vIINCK e
t
SCHLEGEL)
ヨシノボリ
採D集a年
te月日
o
f
体長 (mm) IJ個um体
ber 数
o
f
coll 巴 cting
Body l
e
n
g
t
hIspecimens
VI:2
5
:1
9
6
3:
1
5
5
VII:2
:1
9
6
3
1
5
5
IX:2
2
:1
9
6
3
1
2
1
4
1
5
1
6
1
8
1
9
2
0
2
1
2
2
2
3
2
4
2
5
2
7
2
9
3
0
3
1
3
2
3
3
3
4
2
1
一色真名瀬
東京都千代田区皇居内
道濯堀
Tl'identigel' obsC1lI'US
(TEl
v
I
l
v
IINCK e
t
SCHLEGEL) チチブ
神奈川県葉山町下 111)11
1Vlugil例i1ts-;;b~
I
i
x
:17:19631
(
JORDAN e
tSNYDER)
2
0
2
4
I
I
I
:2
9
:1
9
6
3
IX:1
7
:1
9
6
3
I
I
I
:2
9
:1
9
6
3
東京都江戸川区葛西町雷
IX: 1
7
:1
9
6
3
1
3
2
1
1
唱tAn
ノ“
只unu
inLnD
ー
Ad 斗
泊斗
AAq
I
I
I
:2
9
:1
9
6
3
4
2
2
2
2
1
1
3
1
1
2
4BA
ハ
UQJ1
ム AAAA
円
be 戸
b
ハ
b
ヴt
つわ】ワム
MququnδnJQUQundqυAUι
アベハゼ
5
1
仁
王
明
1
2
親
第 4 表肩!卯骨の有(+)無(ー)
Presence (+) or abs 巴 nce (一) of the scapula
Scapula
Abomalactìρ es (HILGENDORF)
+
+
+
アシシロハゼ
A
c
a
n
t
l
t
o
g
o
b
i
u
sf
i
a
v
i
m
a
n
l
l
s (TEMi
'
v
llNCK etSCHLEGEL)
マハゼ
A
c
e
n
t
r
o
g
o
b
h
e
sbalteatα(HERRE)
A
c
e
n
t
r
o
g
o
b
i
u
sb
o
n
t
i
i (BLEEKER)
Acentrogobizω cauerensis (BLEEKER) オオモンハゼ
A
c
e
n
t
r
o
g
o
b
i
u
scωnρ belli (
JORDAN etSNYDER)
A
c
e
n
t
r
o
g
o
b
i
u
somatus (RワPPELL)
ク γ ワハゼ
カザリノ、ゼ
Amblygcが 1I S
a
l
b
i
m
aCltl
a
t
u
s (RワPPELL)
Ambかgobius
b
Y
l
l
o
e
n
s
i
s (RICHAR め SON)
サラサハゼ
A刀1め
b(か
'yg刀叫
biz削
tωιSψρh
勿
~ynx (CUVIER 巴 t VALENClENNES)
Astrab
幼
bω
e μ
1《α7ctic
α
eu'
μαJORミ DAN 巴 t
フウライハゼ
│
一
+
SNYDER シロクラハゼ
Bαωt1zygo
ω
b卯
i
肋
B
rαdω
刈
û
t幼1zyg,
均 州 Sμ
附かφ仙es (但
BLEEK 吋
+
クサビハゼ
│
Ber…川JωJμi (McC叫OωC
印H) ゴマハゼ
Br,α 吻gobi附 d
肋
B
附
r
4
Chae
剖仰』
11ω
ogol
ω, iz附
1将s casta
ωlleα(0 匂叩HA
以UGHNESSY)
+
ビリンゴ
Cωhαeω
仰
3
Chαeωnω
ogo
ω
biωM
削S 仰zαTA川 KA
+
イサザ
Cωhα
似
仰
6ω
Fよω
何
昭
O
帥釧め耐仰
g
Jμω
附
ues 仰
mμω
a仰g
抑
仰削
1lω
叫
tαdωû
at幼
h山 (伊
BL 叩
Cα仰
hZω
附
仰
α
仰g
E
帥め iz削 mll…
f
C1z ael仰
zω
o伊
g,ob
肋
iuωs sc
α;γ,刀吋
vbi化
culα
atle
出
4ωS
TAKAGI
C
h
a
e
n
o
g
o
b
i
u
sIIrota回tia (HILGENDORF)
C
h
a
e
t
u
r
i
c
h
t
h
y
sl
z
e
x
a
l
l
e
m
aBLEEKER
l
クボノ、ゼ
l
ウキゴリ
I
アカハゼ
l
ClwsmichtJ.加 dolic1wgllatlms (HILGENDORF) アゴハゼ
!
Chasmi c11üび s
g
U
!
OS1lS (GUICHENOT)
C
l
a
r
i
g
e
rc
o
s
t
m
e
r
u
sJORDAN et SNYIJER
c1ッρtocentrus
セジロハゼ
f
i
l
i
f
e
r(CUVIER et VALENCIENNES)
C
t
e
l
l
o
g
o
b
i
u
sd
o
t
l
l
iTAKAGl
:
ドロメ
シラヌイノ、ゼ?
イトヒキハゼ
++一十
C
l
w
e
t
u
r
i
c
h
t
h
y
ss
c
i
i
s
t
i
u
sJORDAN et SNYDER コモチジャコ
1
3
ハゼ科魚類の肩肝骨について
E
u
f
a
e
n
i
i
c
h
t
h
y
sg
i
t
l
i JORDAN
巴 t SNYDER
+
ヒモハゼ
Glossogobi山 biocellaf1t s (CUVIER e
tVALENCIENNES)
G
l
o
s
s
o
g
o
b
i
u
sg
i
l
l
r
i
s (HA VlI
LTON)
ヒトミノ、ゼ
フタゴハゼ
b
a
r
b
c
r
f
l
l
s (TOMIYAMA)
Leucoρ sarion うetersi HILGENDORF
L
u
b
r
i
c
o
g
o
b
i
u
se
x
i
g
u1
tsT ANAKA
LlIc
i
o
g
o
b
i
u
sg
u
t
t
a
t
u
s GILL
十
十
+
Gobiodonh
i
s
t
r
i
oCUVIER e
tV ALENCIENNES
Heferoρ10ρomus
│
ニラミノ、ぜ
シロウオ
+
キギ、クハゼ
十
ミミズノ、ゼ
J
l
!
[
u
g
i
l
o
g
o
b
i
l
l
sa
b
e
i(
JORDAN e
tSNYDER) アベハゼ
ア
Pandaha ρ'ygmaea HERRE
土
Parachaefuriclztlzys ρolynema (BLEEKER)
(RワPPELL)
P
a
r
e
a
f
o
g
o
b
i
u
su
c
h
i
d
a
iT AKAGI
ダルマハセ、
チクゼンハゼ
P
t
e
r
o
g
o
b
i
u
se
l
ao
i
d
e
s (GワNTHER)
キヌパリ
P
t
e
r
o
g
o
b
i
u
sv
i
r
g
o (TEMMINCK e
tSCHLEGEL)
P
t
e
r
o
g
o
b
i
u
sz
a
c
a
l
l
e
s JORDAN e
tSNYDER
R
e
d
i
g
o
b
i
u
s Ch1)叩s01ll a
ニシキノ、ゼ
リュウク守ウノ、ゼ、
P
f
e
r
o
g
o
b
i
l
l
sz
O
l
l
0
1
e
u
c
u
s JORDAN e
tSNYDER
R
e
d
i
g
o
b
i
u
sb
i
k
o
l
a
l
l
u
s (HERRE)
チャカG ラ
ヨシノボリ
R
h
i
n
o
g
o
b
i
t
l
sc
a
n
i
l
l
l
l
s (CUVIER e
tV ALENCIENNES)
ホクロノ、ゼ
ゴクラクハゼ
R
h
i
l
l
o
g
o
b
i
u
sgynmauc
1
1
e
n (BLEEKER)
Sag,仰 zia
(BLEEKER)
十一+一+
R
h
i
n
o
g
o
b
i
l
l
sbntJll
l
e
u
s (TElvl VIINCKe
tSCHLEGEL)
Rhinogobiusjう1l allmi
十
+
+
ピコールヒナハゼ
(BLEEKER)
Rhinogobiusg
i
u
r
i1l1ls(RUTTER)
十+++一+
Paragobiodol/. eclziJ/ oce.ρlzalus
ヒゲハゼ、
ヒメノ、ゼ
スジハゼ
g
e
l
l
e
i
o
l
l
e
m
a (HILGENDORF)
+
サピ、ハゼ
S
t
e
l
l
o
g
o
b
i
l
l
sgym1
loo
m
l
l
s (BLEEKER)
S
t
i
g
m
a
t
o
g
o
b
i
t
l
smi1l1lt
u
sTAKAGI
++一+
S
t
i
g
m
a
t
o
g
o
b
i
u
sjava
J
/i
c
u
s (BLEEKER)
ヒナハゼ
イチマツハゼ、
S
t
i
g
m
a
t
o
g
o
b
i
l
l
so
l
i
g
a
c
t
i
s (BLEEKER)
+一+一十
S
t
i
g
m
a
t
o
g
o
b
i
u
ssadammdio (HAMILTON)
SU J'ug,σ fU1I dicola JORDAN e
tSNYDER ヤミハゼ、
S
Y
i
l
e
c
l
z
o
g
o
b
i
l
l
sh
a
s
t
a (TEM I
VINCK e
tSCHLEGEL)
ノ\ゼ、ク受
1
4
明仁親王
TriaeJl oρogOJl
b
a
r
b
a
t
u
s (GワNTHER)
T
r
i
d
e
n
t
i
g
e
rlIu
d
i
c
e
r
v
i
w
sTOlvIlYA M A
ジョウキハゼ、
T
u
k
u
g
o
b
i
u
sf
l
u
m
iJle
u
s MIZUNO
、ンマノ、ゼ
カワヨシノボリ
チチブ
+一+一+
(GILL)
+
シロチチブ
T
r
i
d
e
n
t
i
g
e
ro
b
s
c
u
r
u
s (TEMMINCK e
tSCHLEGEL)
T
r
i
d
e
n
t
i
g
e
rtrigollocψ Izalus
十
1
5
ハゼ科魚類の肩目甲骨について
第 5 表
チチブの成長 l乙ともなう肩肝骨の変化
Thechangeso
ft
h
escapulao
fT
r
i
d
e
l
l
t
i
g
e
ro
b
s
c
u
r
u
swithgrowth
体長 (mm)
Body 1 巴 ngth
両側湾入|片側は湾入|片側は湾入他側 i 両側とも|片側は湾入しな|両側とも
他側は不明 |は湾入しない!湾入しない|いが他側は不明|肩日甲骨はない
Concaveon IConcaveon I
INot concav 巴|
one sid 巴
lone sid 巴 not: C
oncaveoni
ononesid巴; INoscapula
Concav 巴 onl unc 巴 rtain o
nIconcaveon
n
e
i
t
h
e
r Iunc巴 rtain onIon e
i
t
h
e
r
t
h
e
rs
i
d
e
;
sid 巴
ith 巴 other s
i
d
e
l s
i
d
e
boths
i
d
e
sith 巴 oth 巴 r side the o
,
taA
つ白ワ
官戸
一 1i1
ωA
唱i
1-..
つ
。
ム
U
o
o
ti
氏u
。
1
6
明仁親王
第 6 表
アベハゼ、の成長!とともなう肩日甲骨の変化
The changes o
ft
h
escapula o
fJ
1
!
f
u
g
i
l
o
g
o
b
i
u
sa
b
e
iwith growth
口H
Ub
山
o
pすム、a
戸 「 ec
よム ψ L E
月
Body length
山
J
集九山
c
採
体長 (mm)
両側にある
Present on
both s
i
d
e
s
片"fJ\IJ のみにある
.
t
'r
e
s
e
n
t on
one s
i
d
e
両側ともない
Absent on
both s
i
d
e
s
2
0
IX: 1
7
:1
9
6
3
。
24
IX: 1
7
:1
9
6
3
。
24
IX: 1
7
:1
9
6
3
。
24
IX: 1
7
:1
9
6
3
。
2
6
I
lI
:2
9
:1
9
6
3
2
6
l
l
l
:2
9
:1
9
6
3
2
9
IX:1
7
:1
9
6
3
3
1
IX: 1
7
:1
9
6
3
34
l
l
l
:2
9
:1
9
6
3
34
IX: 1
7
:1
9
6
3
l
l
l
:2
9
:1
9
6
3
片側はないが
他側は不明
Abs巴 nt o
n on 巴
s
i
d
e
; unc巴 rtain
ont
h
eo
t
h
e
rs
i
d
e
。
。
。
。
。
。
。
IX: 1
7
:1
9
6
3
。
3
6
IX: 1
7
:1
9
6
3
3
7
IX: 1
7
:1
9
6
3
3
8
IX:1
7
:1
9
6
3
40
IX: 1
7
:1
9
6
3
40
IX:1
7
:1
9
6
3
。
4
1
IX: 1
7
:1
9
6
3
。
42
I
l
I
:2
9
:1
9
6
3
。
48
I
l
I
:2
9
:1
9
6
3
。
。
。
。
。
1
7
ノ、ゼ科魚類の肩抑骨について
〆1、
マノ、ゼ
(2) ♀体長 131 mm 右肩'貯外側
Right
、 B,,
(
1
) Õ 体長 148mm 左肩帯外側
Left girdle , from outsid 己
Acant
/
zo
g
o
b
i
u
sfiavimanus
ntu
rt‘、
唱
)i
(
2
)
第 1 図
(3): ♀体長 126mm 右肩帯外側
girdle , from outsid 巴
Right
girdle , from o
u
t
s
i
d
e
A 射出骨 Actinosts
C 軟骨 Cartilag 巴
S 肩脚'骨 Scapula
Sf 肩脚骨孔 Scapular
foramen
w
0
0
第 2 図
(
1
) Õ 体長 53mm 右肩帯内側
Right girdle , from insid 巴
(2)
B
a
t
h
y
g
o
b
i
u
sjuscus
字体長 52mm 左肩帯内仮
Left
(
1
)
~
グモハゼ
(3) ♀体長 51 mm 右肩椴外倶ij
girdle , from i
n
s
i
d
e
Rightgirdle , from o
u
t
s
i
d
e
(
2
)
第 3 図
(1) 平体長 53mm 右肩市内側
Right girdle , from i
n
s
i
d
e
Chaenogobius castanea
(
3
)
ビリ γ ゴ
(2) 平体長 53mm 左肩帯外倶
Left girdle , from o
u
t
s
i
d
e
(3) ♀休長 52mm 左肩帯外側
Left girdle , fromo
u
t
s
i
d
e
1
8
明仁親王
(
2
)
(
1
)
C
h
a
e
n
o
g
o
b
i
u
surotaenia
第 4 図
。)♀体長 70 mm 右肩市外側
Rightgirdle , from o
u
t
s
i
d
e
(
3
)
ウキゴリ
(
3
) ユ 体長 62mm 右肩帯外側
Right girdle , from outsid 巴
(
2
) Õ 体長 62mm 左肩市内側
Left girdle , from i
n
s
i
d
e
…ノ
μ虫色→
μ.!ll!lL;
(
2
)
(
1
)
第 5 図
(
1
) Õ 体長 56 mm 左肩帯外側
Left girdle , from outside
C
h
a
s
m
i
c
h
t
h
y
sdolichognatJms
(
2
) Õ 休長 50mm 左肩帯外側
Left girdle , from o
u
t
s
i
d
e
色体長 48mm 右肩帯内側
Right girdle , from i
n
s
i
d
e
B
、 ノ
ノ
'1a
〆,t、
、
Left girdle , from outsid 巴
(3)
けο
ソρ
孔
/l¥
噌Bム
rt‘、
3'J
,
、、
“
第 6 図
(1) 色体長 84mm 左肩帯外側
(
3
)
アゴハゼ
C
h
a
s
m
i
c
h
t
h
y
sg
u
l
o
s
u
s ドロメ
(2) 平体長 83mm 右肩帯外側
Right
girdle , from o
u
t
s
i
d
e
(3) 色体長 77mm 左肩帯外側
Leftgirdle , from outside
1
9
ノ、ゼ科魚類の肩目甲骨について
ι.ffi!:!Lベ
1Bム
〆 t、
、、,
J
(
2
)
第 7 図
(1) 色体長 29mm 左肩帯内側
(2)
Left girdle , from i
n
s
i
d
e
Gobiodon
(
3
)
l
z
i
s
t
r
i
o
色体長 29mm 右肩帯内側
(3) 平体長 28mm 左肩帯外側
Right girdle , from insid 巴
Left girdl 巴,
(
1
)
第 8 図
(1)
from o
u
t
s
i
d
e
(
2
)
Lubricogひbitts exigzt1t s キギグノ、ゼ
♀休長 22mm 両側の肩帯 Both
g
i
r
d
l
e
s
(2)
平体長 21mm 左肩帯外側
Leftgirdle , from o
u
t
s
i
d
e
、‘,,,
EA
噌
r-、
(
2
)
第 9 図
(1)平体長 96mm 左肩'貯外側
Left girdle , from o
u
t
s
i
d
e
P
t
e
r
o
g
o
b
i
u
selalうoides
(
3
)
キヌパリ
(2) ♀休長 86mm 右肩帯外側
Right girdle , from o
u
t
s
i
d
e
(
3
) Õ 体長 85mm 左肩帯外側
Left girdl 巴, from o
u
t
s
i
d
e
2
0
í1}j
仁親王
も/プ
(
2
)
(
1
)
第 10 図
(1) 色体長 69 mm 右肩帯外側
リュウグウハゼ
(2) ♀休長 61mm 左肩形外側
Right girdle , from outsid 巴
(3) 平体長 56mm 右肩帯外側
Left girdle , from outsid 巴
Right girdle , from outside
(
2
)
(
1
)
第 11 図
(1)
(
3
)
P
f
e
r
o
g
o
b
i
l
i
Szacalles
♀体長 55mm 右肩帯内側
(
3
)
P
f
e
r
o
g
o
b
i
u
szOl1 o!eucus
チャガラ
(2) 古体長 50 mm 左肩帯外側
Right girdle , from i
n
s
i
d
e
(3) ♀体長 43mm 右肩帯外側
Left girdle , from outside
Right girdle , from outsid 巴
吋以2瓜→
叫忠弘→
(
2
)
(
1
)
第 12 図
(
1
) Õ 体長 50 mm 左肩帯内側
Left girdl 巴, from i
n
s
i
d
e
R/
zi
l
l
o
g
o
b
i
u
sbrw/.1l eus
(
3
)
ヨシノボリ
(2) ♀体長 43mm 右肩帯外側
Right girdle , from outside
(3) ♀体長 40mm 左肩帯外側
Left girdle , from outside
2
1
ハゼ科魚頒の肩日甲骨について
ηδ
)
(
Ei
唱
,,E、
)
性血吋
(
2
)
第 13 図
(
1
) Õ 休長 78mm 右肩帯内側
Right girdle , from i
n
s
i
d
e
T
r
i
d
e
n
t
i
g
e
robsczerzes
チチブ
(2) 字体長 72mm 右肩帯外側
Rightgirdle , from o
u
t
s
i
d
e
(3)
色体長 63mm 有肩帯外側
Rightgirdle , from outside
第 14 図
T
r
i
d
e
n
t
i
g
e
robscurus
チチブ体長 30 mm 両側の肩帯 Both
g
i
r
d
l
e
s
第 15 図
2 、ridentiger obscurus チチブ似犬 25mm 両側の肩帯 Both
g
i
r
d
l
e
s
2
2
明仁親王
A笠盟→
A笠既イ
第 16 図
T
r
i
d
e
n
t
i
g
e
robswJ'us
チチブ体長 21mm 1 ,1ij 側の扇情 Both
g
i
r
d
l
e
s
第 17 図
T
r
i
d
e
n
t
i
g
e
robscunts
チチブ体長 15mm 河側の肩帯 Both
g
i
r
d
l
e
s
第 18 図
T
r
i
d
e
n
t
i
g
e
robscurus
チチプ体長 12mm 両側の肩帯 Both girdl 巴S
22〆
ハU
。
2
2
明仁親王
A笠盟→
A笠既イ
第 16 図
T
r
i
d
e
n
t
i
g
e
robswJ'us
チチブ体長 21mm 1 ,1ij 側の扇情 Both
g
i
r
d
l
e
s
第 17 図
T
r
i
d
e
n
t
i
g
e
robscunts
チチブ体長 15mm 河側の肩帯 Both
g
i
r
d
l
e
s
第 18 図
T
r
i
d
e
n
t
i
g
e
robscurus
チチプ体長 12mm 両側の肩帯 Both girdl 巴S
2
3
ノ、ゼ科魚類の肩』甲骨について
第 19 図
M
u
g
i
l
o
g
o
b
i
u
sabei
アベノ、ゼ‘体長 48mm 両保Jjの肩帯 Both
g
i
r
d
l
e
s
第 20 図
1
V
I
u
g
i
l
o
g
o
b
i
u
sabei
アベノ、ゼ体長 40mm 両側l の肩帯 Both
g
i
r
d
l
e
s
第 21 図
1
V
I
u
g
i
l
o
g
o
b
i
l
l
sabei
アベノ、ゼ体長 35mm 両側の肩帯 Both
g
i
r
d
l
e
s
2
31
2
3
ノ、ゼ科魚類の肩』甲骨について
第 19 図
M
u
g
i
l
o
g
o
b
i
u
sabei
アベノ、ゼ‘体長 48mm 両保Jjの肩帯 Both
g
i
r
d
l
e
s
第 20 図
1
V
I
u
g
i
l
o
g
o
b
i
u
sabei
アベノ、ゼ体長 40mm 両側l の肩帯 Both
g
i
r
d
l
e
s
第 21 図
1
V
I
u
g
i
l
o
g
o
b
i
l
l
sabei
アベノ、ゼ体長 35mm 両側の肩帯 Both
g
i
r
d
l
e
s
24
明仁親王
I
5
dJF 図
m-盈
-亙
ηJ
m
一つ白
住一第
Av
…
ρU
α
G
m
eル
h
Gm
体長 20mm
d,
g
hwm
アベハゼ
GH
l
Y
!
t
J
g
i
!
o
g
o
b
i
u
sabei
一昨
h
第 22 図
i 長凪」
第 24 図
B
e
r
o
w
r
alidwilli
体長 15mm
ゴマハゼ
第 25 図
R
h
i
n
o
g
o
b
i
l
l
s1うiflallmi
体長 67mm
スジノ、ゼ
24f
24
明仁親王
I
5
dJF 図
m-盈
-亙
ηJ
m
一つ白
住一第
Av
…
ρU
α
G
m
eル
h
Gm
体長 20mm
d,
g
hwm
アベハゼ
GH
l
Y
!
t
J
g
i
!
o
g
o
b
i
u
sabei
一昨
h
第 22 図
i 長凪」
第 24 図
B
e
r
o
w
r
alidwilli
体長 15mm
ゴマハゼ
第 25 図
R
h
i
n
o
g
o
b
i
l
l
s1うiflallmi
体長 67mm
スジノ、ゼ
ハゼ科魚類の肩目甲骨について
2
5
Summary
h
es
c
a
p
u
l
a
eo
fs
i
x
t
y
s
e
v
e
ns
p
e
c
i
e
so
fg
o
b
i
e
swereexamined.
I
nt
h
ep
r
e
s
e
n
tstudy, t
Theywerec
o
l
l
e
c
t
e
di
n]apanandsomeo
t
h
e
rc
o
u
n
t
r
i
e
s
. Althought
h
em
a
t
e
r
i
a
lf
o
r
studywasf
a
rfroms
u
f
f
i
c
i
e
n
tf
o
rt
h
epurpose , i
ti
shopedt
h
a
tt
h
er
e
s
u
l
t
sp
r
e
s
e
n
t
e
d
1a
s
s
i
f
i
c
a
t
i
o
no
fg
o
b
i
i
dfishes , and t
h
a
tf
u
r
t
h
e
rr
e
p
o
r
t
s
h
e
r
emayh
e
l
ptowardst
h
ec
w
i
l
l be p
u
b
l
i
s
h
e
dl
a
t
e
rd
e
a
l
i
n
gwitha
d
d
i
t
i
o
n
a
lm
a
t
e
r
i
a.
l Thep
r
e
s
e
n
c
eo
rabsence ,
andt
h
eshape , o
ft
h
escapula , i
fany , weredeterminedby s
t
a
i
n
i
n
gt
h
e bone with
a
l
i
z
a
r
i
n
. Thes
p
e
c
i
e
ss
t
u
d
i
e
dhavebeenp
l
a
c
e
di
nt
h
ef
o
l
l
o
w
i
n
gt
h
r
e
egroups(
t
a
b
l
e4
)
.
1 Typewiths
c
a
p
u
l
a
F
o
r
t
y
s
e
v
e
ns
p
e
c
i
e
sb
e
l
o
n
gt
ot
h
i
st
y
p
e
. Thes
c
a
p
u
l
ai
sf
o
r
k
e
d ventrally, extend ‘
i
n
ga
l
o
n
gt
h
ed
o
r
s
a
lmargino
ft
h
es
c
a
p
u
l
a
rforamen , b
u
tn
e
v
e
rembracingi
tcom崎
p
l
e
t
e
l
y
. Thereseemst
obenos
i
g
n
i
f
i
c
a
n
td
i
f
f
e
r
e
n
c
ei
nt
h
e shape o
ft
h
es
c
a
p
u
l
a
h
i
sshapei
ss
u
b
j
e
c
tt
ocon 崎
from s
p
e
c
i
e
st
os
p
e
c
i
e
so
ft
h
i
sg
r
o
u
p
. Furthermore , t
s
i
d
e
r
a
b
l
ei
n
d
i
v
i
d
u
a
l variation , and a
tt
i
m
e
se
x
h
i
b
i
t
sb
i
l
a
t
e
r
a
l asymmetry, thus
r
e
n
d
e
r
i
n
gt
h
ed
i
s
t
i
n
g
u
i
s
h
i
n
go
ft
h
es
p
e
c
i
e
sby t
h
i
sc
h
a
r
a
c
t
e
rr
a
t
h
e
rd
i
f
f
i
c
u
l
t(
f
i
g
s
.
1
1
3
)
. Theo
n
l
ye
x
c
e
p
t
i
o
ni
st
h
el
a
r
g
e
ri
n
d
i
v
i
d
u
a
l
so
fG
o
b
i
o
d
o
nhistrio, i
nwhicht
h
e
s
c
a
p
u
l
aenc
10
s
e
st
h
eforamenn
e
a
r
l
yc
o
m
p
l
e
t
e
l
y(
f
i
g
.7
)
. Thes
c
a
p
u
l
a appears a
sa
d
o
to
rs
h
o
r
tb
a
ra
l
r
e
a
d
yi
nt
h
eyoungspecimenso
f1
5mm.bodyl
e
n
g
t
h(
f
i
g
.1
8
)
.I
n
these , t
h
ea
c
t
i
n
o
s
t
sa
r
es
t
i
l
ln
o
td
i
s
t
i
n
c
t
l
ys
t
a
i
n
e
d
.
I
I Aberrantt
y
p
e
Thist
y
p
ei
si
n
t
e
r
m
e
d
i
a
t
e betweent
y
p
e
s1andI
I1
. Thes
c
a
p
u
l
ai
sn
o
ts
ow
e
l
l
d
e
v
e
l
o
p
e
da
si
n type 1
. This bone seems t
ob
esometimeslacking , and , i
fp
r
e
ュ
sent , n
o
tf
o
r
k
e
d
;t
h
e shape i
st
h
esam巴 as t
h
a
to
ft
h
eyoungo
ft
y
p
e1(
f
i
g
s
.1
9
2
3
)
. Tot
h
i
sgroupb
e
l
o
n
g1
'
.
1
u
g
i
l
o
g
o
b
i
u
sa
b
e
iandPandakapygmaea. I
n1
'
.
1
u
g
i
l
o
g
o
b
i
u
s
h
es
c
a
p
u
l
ai
si
n
v
i
s
i
b
l
eu
n
t
i
lt
h
ef
i
s
ha
t
t
a
i
n
sac
o
n
s
i
d
e
r
a
b
l
es
i
z
e(
t
a
b
l
e6
)
. Also ,
a
b
e
it
t
h
ef
i
r
s
tappearance o
ft
h
escapu1
ai
sn
o
ta
se
a
r
l
ya
si
nt
y
p
e1
. Thismayb
es
e
e
n
2
)
. I
nsome
i
nt
h
ef
a
c
tt
h
a
tt
h
ea
c
t
i
n
o
s
t
sa
tt
h
i
ss
t
a
g
ea
r
ea
l
r
e
a
d
yw
e
l
ls
t
a
i
n
e
d(
f
i
g
.2
a
d
u
l
tspecimenso
fPandakapygmaea p
r
e
s
e
r
v
e
di
nf
o
r
m
a
l
i
ni
twasi
m
p
o
s
s
i
b
l
et
of
i
n
d
t
h
es
c
a
p
u
l
a
. l
ti
sc
o
n
c
e
i
v
a
b
l
et
h
a
tsomeo
ft
h
es
p
e
c
i
e
s which a
r
eh
e
r
e p 1a c巴d i
n
t
y
p
eI
I
Imightt
u
r
no
u
tt
obememberso
ft
y
p
eII , i
fmorespecimenswereexamined.
I
I
I Typewithouts
c
a
p
u
l
a
Eigh
teens
p
e
c
i
e
sb
e
l
o
n
gt
ot
h
i
stype.
可iV ith
t
h
ee
x
c
e
p
t
i
o
no
fLeucopsarion ρ etersi,
t
h
ec
o
r
a
c
o
i
dandt
h
ea
c
t
i
n
o
s
t
sa
r
ew
e
l
l developed , a
si
nt
y
p
e 1, t
h
es
c
a
p
u
l
a being
4
2
5
)
.
a
b
s
e
n
t(
f
i
g
s
.2
l
tmaybec
onc
1udedt
h
a
tt
h
es
c
a
p
u
l
ai
sp
r
e
s
e
n
ti
nc
e
r
t
a
i
ns
p
e
c
i
e
s and n
o
ti
n
others, e
x
c
e
p
tf
o
r two a
b
e
r
r
a
n
tspecies, andt
h
a
tt
h
es
c
a
p
u
l
ai
sp
r
e
s
e
n
ti
na
l
lt
h
e
s
p
e
c
i
e
so
fc
e
r
t
a
i
ngenera , andn
o
tp
r
e
s
e
n
ti
nt
h
o
s
eo
fo
t
h
e
r
s
. Theapparent excep 穐
26
明仁親王
t
i
o
n
st
ot
h
i
sgeneralization , A
c
e
n
t
r
o
g
o
b
i
u
sandRhinogobius, mayb
ee
x
p
l
a
i
n
e
di
nt
h
i
s
way. F
o
l
l
o
w
i
n
gt
h
emethodo
fTAKAGI (
1
9
5
7
)i
ns
t
u
d
y
i
n
gt
h
es
e
n
s
o
r
yc
a
n
a
l pores,
i
twasfoundt
h
a
tt
h
ep
o
r
e
so
fA
c
e
n
t
r
o
g
o
b
i
u
sbalteatαare d
i
f
f
e
r
e
n
tfromt
h
ep
o
r
e
so
f
A
c
e
n
t
r
o
g
o
b
i
u
s camPbelli , a
sd
e
s
c
r
i
b
e
dbyTAKAGI
. T
his i
sp
a
r
a
l
l
e
lt
ot
h
er
e
s
u
l
t
s
.
o
b
t
a
i
n
e
di
nt
h
ep
r
e
s
e
n
ts
t
u
d
yo
ft
h
es
c
a
p
u
l
a
. Asf
o
rRhinogobius, TAKAGI (
1
9
6
2
)
a
n
i
n
u
sandgiurinus , t
ot
h
i
sg
e
n
u
s
. This
a
l
l
o
t
t
e
dt
h
r
e
especies, namely, brunneus , c
.
al
l
o
c
a
t
i
o
ni
si
nagreementwithmyf
i
n
d
i
n
g
swithr
e
g
a
r
dt
ot
h
es
c
a
p
u
l
a
.
Fly UP