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桶川市新庁舎建設基本設計(概要版)(PDF形式:11083KB)

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桶川市新庁舎建設基本設計(概要版)(PDF形式:11083KB)
桶川市新庁舎
建設基本設計業務
基本設計図書(概要版)
■ 目次
1 . 計 画 コ ン セ プ ト …………………… p . 1
2 . 計 画 概 要 ……………………………… p . 2
3 . 配 置 計 画 ……………………………… p . 3
4 . 平 面 計 画 …………………………… p . 4 , 5
5 . 断 面 計 画 ……………………………… p . 6
6 . 構 造 計 画 ……………………………… p . 7
7. 設備計画………………………………p.8,9
8. 工事費・工事工程……………………p.10
平成27年6月
桶川市 総務部 新庁舎建設推進課
株式会社 日本設計
基本設計図書(概要版)
1 設計コンセプト
■新庁舎建設の考え方
おけがわ旅籠ふれあい庁舎
1. 立地特性・周辺環境等に配慮した庁舎
宿場町・桶川。もてなす旅籠。安らぐ旅人。出会いが生まれ、会話がはずむ。新庁舎もそのような場所でありたいと願います。
限られた敷地を有効に使った建物配置と、周辺住宅に配慮したボリューム構成
で、ふれあい庁舎の「顔」をつくります。
2. 防災・災害復旧拠点としての役割を果たす庁舎
防災・災害復旧拠点として、災害発生時に安全で、災害直後も継続して使える庁
舎をつくります。
3. 建設コストの縮減及び維持管理の容易性や
ランニングコストの低減に配慮した庁舎
建設・ランニングのバランスに配慮し、総合的なコスト削減を図ります。
4. 自然エネルギーの活用や省エネルギー化等に
よる環境負荷の低減に配慮した庁舎
桶川の気候と敷地条件に即し、庁舎として最適な環境技術を採用し、市民の憩い
の場となる快適な空間をつくります。
市道側からの外観イメージ
2つのキーワードと3つのデザインコンセプト
■旅籠の間取り
■兼ねる庁舎
客間
客間
廊下
客間
客間
縁側
土間
客間
中山道
縁側
通りに開かれた縁側。機能を繋げ、回遊性を生み出す
廊下。安らぎを与える庭。市民のふれあいが育まれる
場所をつくります。
板の間 土間
空間の用途を「兼ねる」ことで、限られた敷地・
限られた空間を最大限活用します。
1 みんなで
2 いろいろ
3 有効に使う
使う
使う
職員
会議室
市民
ギャラリー
分かりやすい平面構成、迷わない空間構成と、入りやすい雰囲気、安全な設えを
備えた使いやすい庁舎をつくります。
市民の交流の場をやさしく包み込み、市民がふれあう空間をつくります。
庭
直天井
■セットバック型低層庁舎
■川の字配置
■木造庁舎
周辺の低層住宅地に配慮し、周囲への影響を抑え
るセットバック型低層庁舎とします。
明快で分かりやすく、確実なセキュリティラインを形
成できる川の字配置とします。
通りに面して、桶川らしい木造の開放ゾーンを設ける
ことで、市民が愛着を持てる庁舎をつくります。
庁舎ゾーン
庁舎
5. 市民が利用しやすく、時代の変化に柔軟に対応
可能な庁舎
兼ねるゾーン
開放ゾーン
▲
市道
(庁舎ゾーン)
木の庁舎
(開放ゾーン)
2階待合・窓口まわりのイメージ
桶川市新庁舎建設基本設計業務
1
敷地概要
■5階:議場/全員協議会室/委員会室/議長室/議員控室/議会事務局/議会図書室/執行部控室 傍聴ロビー
全員協議会室
:4,180㎡
議員控室
ഐ
̷
敷地面積
WC
:桶川市泉1-3-28
計画地
য
委員会室
য
議会事務局
:準住居地域,第一種住居地域
防火地域
:指定なし
建蔽率/容積率
:60%+10%(角地緩和)=70%/200%
隣地/道路境界線
:20m+1:1.25/1:1.25
日影規制
:4時間,2.5時間(測定面4m)
議場
(配置部署:教育総務課/生涯学習文化財課/学校支援課/学務課/スポーツ振興課/都市計画課 建築課/道路河川課/街路・大規模道路推進課/下水道課/新庁舎建設推進課/契約管財課/総務課 傍聴ロビー
選挙管理委員会事務局/監査委員事務局)
5階
教育長室
WC
前面道路
■4階:窓口/情報公開室/教育長室
眺望スペース
用途地域
■3階:窓口/災害対策本部/消費生活センター/市長・副市長室
̷
ഐ
:①北側:県道川越・栗橋線(幅員約28m),
相談室
য
য
(配置部署:企画課/財政課/人権・男女共同参画課/環境課/自治文化課/安心安全課/道の駅推進課 市道4363号線(幅員約6m・側道)
産業観光課/農政課/社会福祉課/保育課/秘書広報課)
執務室
②東側:市道1-3号線(幅員約9m)
窓口
建築概要
用途
階数
会議室兼
職員食事室
:庁舎
相談室
情報公開室
36
36
:地上5階、塔屋1階
จᅋ
36
੓৕
೶ਚ
■ 2 階 : 待 合 / コ ン シ ェ ル ジ ュ / 窓 口 / 市 民 活 動 室 / 情 報 コ ー ナ ー / コ ミ ュ ニ テ ィ F M 局 ス ペ ー ス WC
੬৕
6.
36
市長・副市長関係諸室
೶ਚ
:鉄骨造(免震構造)(一部鉄筋コンクリート造
WC
(配置部署:会計課/収税課/税務課/市民課/保険年金課/高齢介護課/障害福祉課/こども支援課)
̷
ഐ
構造形式
こどもコーナー/授乳室
4階
ഐ
6+
য
য
鉄骨鉄筋コンクリート造、木造)
6+
容積対象面積
:8,286㎡
延べ面積
:9,705㎡
災害対策本部
相談室
WC
1/1
容積率
:198%
最高高さ
:26.4m(木造部分11.5m)
駐車/駐輪台数
:60台/256台(バイク置場16台含む)
相談室-
Yahoo! JAPAN -
WC
-
|
-
[
開放ゾーン
■凡例
3階
別棟通達による防火区画
執務ゾーン
開放ゾーン
]
議会
議会ゾーン
য
6+
窓口
執務室
66
コミュニティFM局スペース
待合
情報コーナー
コンシェルジュ
WC
執務室
4階
会議室ゾーン
会議室
執務室
3階
市民
活動室
2階
市民活動室
੩ૺ
会議室
倉庫等
相談室
こどもコーナー
66
駐輪場
઎
ਟૂ
૙৩
WC
जो
भँ
ॊ৖
ী
([S
-
備蓄倉庫
য
([S
-
■断面構成
総合案内
■各階面積
઎
鉄骨造・鉄筋コンクリート造
階数
઎
㌟
ঽ৿
୿ਲ਼
ਃ
઼ৃ
木造
計
延べ面積(㎡) 容積対象面積(㎡) 延べ面積(㎡) 容積対象面積(㎡) 延べ面積(㎡) 容積対象面積(㎡)
઎
ピロティ駐車場
㌟
エントランスホール
建物構成イメージ
઎
઎
য
઎
旧中山道
異種用途区画
઎
઎
઎
भउ
1階
異種用途区画
઎
઎
భ൏
駐車場
ピロティ駐車場
઎
৷‫ؙ‬
઎
2階
鉄筋コンクリート造・耐震構造
鉄筋コンクリート造・耐震構造
エントランス
ホール
スペース
঻৷
窓口・執務室
待合
カフェ
઎
઎
鉄骨造・免震構造
免震ピット
઎
઎
5階
共用部
66
([S-
中山道
PH階
耐火構造
エレベーター機械室
(鉄骨造・鉄筋コンクリート造)
(鉄骨造)
木造
ഐ
য
計画地
庁舎ゾーン
̷
:55%
■1階:エントランスホール/総合案内/市民ギャラリー/カフェスペース/備蓄倉庫/駐車場/駐輪場
建蔽率
執務室
窓口
建築面積
:2,297㎡
54
39
-
-
54
39
5階
1557
1542
-
-
1557
1542
4階
1821
1806
-
-
1821
1806
1806
1764
-
-
1821
1806
369
369
960
7917
-
-
2148
2304
2133
960
369
369
9705
8286
PH階
઎
઎
県道川越
・栗橋線
઎
市民ギャラリー
桶川駅
2
8
7
カフェスペース
3階
1821
2階
1779
1階
2304
計
9336
,1
hoo!
基本設計図書(概要版)
2 計画概要
1階
屋外駐車場
,1
28
7
JR高崎線
n,(C)ZENRIN
計画地周辺
桶川市新庁舎建設基本設計業務
200 m
2
%0
基本設計図書(概要版)
3 配置計画
わかりやすく入りやす
い「川の字配置」
•市道側を市民が利用でき
るスペース「開放ゾーン
(1・2階)」、西側を窓口・
執務室等の「庁舎ゾーン」
とする「川の字配置」によ
り、来庁者に分かりやす
い建物配置とします。
住宅地
井⼾
10台
•開放ゾーンは、入りやす
い雰囲気と交流が盛んに
なる場所をつくります。
10台
来庁者用
10台
10台
17台
17台
10台
10台
10台
10台
17台
太陽光
データ
収集装置
中央
監視盤
照明
インターホン親機・
トイレ呼出
非常
中央
監視
操作卓
6台
制御盤
防犯・入退室
管理システム
制御盤
住宅地
デジタル
放送架
ヘッドエンド
GR
入退室
監視卓
身
ITV架
防犯・
ITVモニター
1500φ
20人
10台
出入口
エントランスホール
Exp.J
6台
Exp.J
出入口
自動
販売機
置場
3000
延焼のおそれのある部分
凡例
ピロティ駐車場
13人
市道
4363号線
W=約6m
(側道)
身
•敷地内で、駅からの歩行
者・自転車の動線・自動
車の動線が交差しない
「歩車分離」とし、安全な
動線計画とします。
•隣地境界線からの離隔を
大きく確保し、植栽によっ
て見合いを低減させるな
ど、周囲の低層住宅地に
配慮した配置とします。
10台
7台
受信機
県道
川越・栗橋線
W=約28m
開放ゾーン
歩行者動線
周辺住宅に配慮した
配置計画
10台
IN/OUT
駐輪場
住宅地
10台
庁舎ゾーン
30台
「歩車分離」による安全
な動線計画
10台
10台
駐輪場
職員用 屋外駐車場
車輌動線
出入口
自転車動線
カフェスペース出入口
バスレーン
IN/OUT
市道1-3号線
W=約9m
至桶川駅
住宅地
配置図 scale1/500(A3)
1.エントランス
2.駐車場・駐輪場
• 駅からの歩行者、駐車場・駐輪
場からのアプローチを考慮し、3
か所の出入り口からエントラン
スホールに入ることができる計
画とします。
身
• 駐車場への出入口は、市道側
と県道側(側道側)に1か所ず
つ設け、敷地内は一方通行の
動線とします。
• 駐車台数は、屋内・屋外合わせ
て60台を確保します。
• 駐輪場は、敷地南側に来庁者
用100台、職員用150台を確保し
ます。
桶川市新庁舎建設基本設計業務
3.開放ゾーン
4.隣地境界
• 市道に沿って開放ゾーンを設
け、市民利用を促進します。
• 開放ゾーンにはギャラリーやカ
フェスペース等を設置します。
• カフェスペースには、直接入れ
る出入口を設置します。
B
C
D
• 南側・西側住宅へ配慮して、隣
地境界線から外壁面まで約5m
(庇先端まで約4m)の離隔を確
保します。
• 隣地との見合いを低減するため
に、植栽帯を設けます。
• 北側住宅地へ配慮して、北側
道路に面した部分を2階建てと
します。
JR高崎線
5.植栽
• 植栽は機能性を確保したものと
し、周囲の街路樹とのつながり
に配慮した樹種を選定します。
• 緑に囲まれた庁舎で、日射負
荷抑制と視線制御を図りなが
ら、市民の憩いの空間をつくり
ます。
3
基本設計図書(概要版)
4 平面計画
1
階
まちなみをつくる開放ゾーン
•市道に面して、市民ギャラリー・カフェスペース等の開放ゾーン
を配置し、賑わいのあるまちなみを形成します。
•エントランスホールに総合案内を設置し、訪れた来庁者を案内
します。
10台
17台
熱源機械室
受水槽室
FL-1400
FL-1400
消火
ポンプ
室
監視盤
中央
トイレ呼出
監視
•エスカレーター、エレベーターを設置し、だれもが円滑に2階に
移動できる計画とします。
だれでも
トイレ
SK
PS
⼥⼦
便所
GR
受信機
ITV架
PS
男⼦
便所
EPS1
Exp.J
13人
10台
6台
荷捌きスペース
ピロティ駐⾞場
(36台)
照明
制御盤
デジタル
ヘッドエンド
郵便ポスト
入退室
■総合案内の事例
監視卓
⾞いす使用者用
駐⾞場
窓口
使いやすさと有効利用を兼ね備えたピロティ駐車場
イベント盤
EPSオイル
3 PS
PS2
オイル
ポンプ室
オイル
タンク
(埋設)
送水口
給油口
⾞いす使用者用
駐⾞場
600 1550 1550 600
エントランス
ホール
バイク
置場
(6台)
⾞寄せ
自動
販売機
置場
SS
3000
10台
10台
管理システム
防犯・
総合案内
延焼のおそれのある部分
10台
ごみ置場
風除
室 SS
Exp.J
10台
引込柱
制御盤
防犯・入退室
ITVモニター
EVホール
EPS2
操作卓
総合案内
1500φ
PS
警備
員室
インターホン親機・
放送架
10台
太陽光
データ
収集装置
中央
PS1
20人
地流し
宿直
スペース
喫煙室
6台
10台
バイク置場
(5台)
備蓄倉庫
非常
風除
室
10台
バイク置場
(5台)
7台
30台
来庁者用
駐輪場
(100台)
職員用駐輪場
(自転⾞140台・バイク10台)
10台
10台
職員用 17台
17台
来庁者を迷わせないエントランスホール
10台
来庁者用
IN/OUT
10台
身
10台
屋外駐⾞場
(24台)
身
井⼾
電気自動⾞
充電器(検討中)
自動
販売機
置場
PS2
バス待ちスペース
•平面で乗り入れることが可能な「ピロティ駐車場」とします。
•ピロティ駐車場とすることで、災害時の物資保管やイベント等、
駐車場を多目的に活用することが可能です。
風除室
ATM
置場
梯⼦⾞活動空地
市⺠ギャラリー
カフェスペース
開放ゾーン
バス停
電柱
防火水槽
40ton
電柱
電柱
B.M.
IN/OUT
2
■ピロティ駐車場の事例
1階平面図 scale1/500(A3)
階
1階平面図
見通しの良い待合空間
•2階窓口・待合は見通しが良く、迷うことのない分かりやすい空
間とします。
⼥⼦更⾐室
•開放ゾーンの賑わいと、木造の建物の温かみが感じられる待
合とします。
男⼦更⾐室
⼥⼦便所
授乳 湯沸 PS
室 室
冷
確実なセキュリティライン
•「川の字配置」による明快なゾーニングにより、確実なセキュリ
ティラインを形成することで、開放ゾーンを時間外や休日に利
用できる計画とします。
PS
だれでも
トイレ
PS
SK
男⼦便所
1500φ
PS
休日セキュリティライン
シャワー
室
相談室
シャワー
室
用務 電話
員室 交換室
20人
EPS1
書庫・倉庫
相談室
会計課
収税課
障害
福祉課
こども
支援課
EVホール
EPS2
相談室
湯沸 PS
PS ⼥⼦便所
相談室
こども
コーナー
パスポート
発券
総合窓口
⾦融機関
SH
DS1
PS
PS1
DS3
上部PS2 上部DS2
SS
SS
PS3
EPS5~7
PS
男⼦便所
SK
■見通しの良い窓口の
事例
PS
EPS3
EPS4
待合
記帳台
コンシェルジュ スペース
AC
より使いやすく安全なユニバーサルデザイン
•ユニバーサルデザイン(UD)は、カラーUDやサインUDを取り入
れます。
高齢
介護課
倉庫
13人
Exp.J
屋上
•埼玉県福祉のまちづくり条例に適合させたうえで、安全なユニ
バーサルデザインとします。
保険
年⾦課
市⺠課
税務課
PS
EPS8
SS
自動販売機
置場・冷⽔器
コミュニティ
FM局スペース
情報コーナー
屋上
コンシェルジュ
1200
風除室
屋外デッキ
市⺠活動室
開放ゾーン
2階平面図 scale1/500(A3)
■直天井の空間の事例
4
桶川市新庁舎建設基本設計業務
2階平面図
基本設計図書(概要版)
4 平面計画
相談室
副市⻑室
階
シンプルで分かりやすい執務室
•大部屋ゾーン(執務室)と小部屋ゾーンを明確にゾーニングし
た分かりやすい平面計画とします。
洗面
⼥⼦便所
湯沸室 PS
WC
だれでも
トイレ
PS
•まとまった片側執務室とすることで、フレキシブルな平面とする
とともに、EVホールからの動線がシンプルで迷わない執務室
とします。
給湯室
SH
企画課
20人
自治
文化課
安心
安全課
道の駅
推進課
産業
観光課
社会
福祉課
農政課
相談室
保育課
PS
⼥⼦便所
PS
男⼦便所
書庫・倉庫
消費生活
センター
SK
DS1
PS
会議室
会議室
PS3
DS3
PS2 DS2
PS1
災害対策本部
•執務室は柱のない一室空間とし、部署のレイアウト変更に対
応しやすいユニバーサルレイアウトとします。
PS
EPS3
SH
EPS2
男⼦便所
人権・
財政課 男⼥共同 環境課
参画課
湯沸 PS
書庫・
倉庫
13人
EVホール
EPS1
SK
電算室2
書庫・倉庫
冷
冷
PS
PS
防災 電算室1
無線室
相談室
秘書広報課
市⻑室
1500φ
3.4
応接室
会議室
EPS4
EPS5~7
■柱のない執務室の事
例
屋上
会議室
屋根
屋根
屋根
兼ねることができる各スペース
3階平面図 scale1/500(A3)
•「3階会議室を、非常時の災害対策本部と兼ねる」「4階の職員
食事室を会議室と兼ねる」など、各室の用途を兼ねることで、
限られた面積を有効に活用します。
応接室
男⼦更⾐室
⼥⼦更⾐室
書庫・倉庫
⼥⼦便所
学務課
教育 生涯学習 学校
スポーツ 都市
総務課 文化財課 支援課
振興課 計画課
相談室
建築課
道路
河川課
街路・
⼤規模道路
新庁舎
推進課
下水道課 建設
推進課
契約
管財課
相談室
総務課
1500φ
20人
EPS1
SK
13人
倉庫
湯沸 PS
PS
⼥⼦便所
PS
男⼦便所
SK
EVホール
3階平面図
■分かりやすいサイン計
画の事例
PS
EPS3
EPS2
男⼦便所
印刷室
情報
公開室
冷
だれでも
トイレ
PS
書庫・倉庫
書庫・倉庫
湯沸室 PS
PS
PS
教育⻑室
DS1
PS
PS2 DS2
PS1
DS3
EPS
5~7
PS3
EPS4
手洗い
組合
事務所
監査委員
事務局
選挙管理
委員会
事務局 会議室
会議室兼
職員食事室
4階平面図 scale1/500(A3)
5
眺望スペース
階
眺望スペース
委員会室
議員控室
全員協議会室
• 開放ゾーンと、議員・執行部のゾーンを明確に分けることで、休日に
開放することが可能な計画とします。
議場
議会図書室
⼥⼦便所
冷
だれでも
トイレ
PS
SK
男⼦便所
PS
1500φ
PS
議会事務局
湯沸室 PS
PS
AC
電気室
親しみやすい議場
• 議場の側に、富士山を眺めることのできる眺望スペースを設け、市民
が議会に親しみを持つ空間構成とします。
+450
+150
■だれでもトイレの事例
休憩室
+250
20人
EPS1
執⾏部
控室
議⻑室
13人
+50
+450
+850
書庫・倉庫
+150
喫煙室
+250
EVホール
EPS3
傍聴ロビー
EPS2
DS1
PS1
PS2 DS2
冷⽔器
DS3
PS3
EPS5~7
4階平面図
EPS4
屋根
5階平面図 scale1/500(A3)
■屋上緑化の事例
桶川市新庁舎建設基本設計業務
5
基本設計図書(概要版)
5 断面計画
断面図
周辺住宅に配慮した
「セットバック型5階建て庁舎」とします。
1.建築(総合)
3
市道側は、周辺の住宅に合わせてボリュームを抑える。
10
廊下
会議室
PS
執務室
PS
執務室
PS
執務室
バス停
市道側から見たイメージ
歩行者から高層部が見えず、圧迫感がない。
市⺠
備蓄倉庫
▽PHFL=GL+21,400
バイク
置場
▽ 5FL=GL+17,600
▽ 4FL=GL+13,800
▽3FL=GL+10,000
▽2FL=GL+6,200
▽1FL=GL+200
(屋内駐⾞場はGL+100)
ESCピット
⾬⽔流出
抑制槽
離隔を確保
宿直
スペース
警備員室
⾵除室
ギャラリー
200
県道
4100
1900
情報
コーナー
議員控室
3800
監査委員
事務局
廊下
議会事務局
3800
•住宅が近接している南側と西側は、建物を敷地境界からできるだけ離し、さらに庇バル
コニーや敷地境界沿いに植栽を設け、住宅との見合いを回避します。
廊下
3800
PS
▽RFL=GL+24,900
26400
•市道側は2階建てとすることで、住宅が並ぶまちなみに高さをあわせるとともに、北側へ
の日影の範囲を小さくします。
1.25
3500 1500
1
隣地境界線
•周辺が住宅地であることに配慮し、直天井を採用し建物高さを抑えた5階建てとします。
1.25
1
▽TOP=GL+26,400
3800
道路境界線
建築(総合)基本設計図書
汚⽔槽
消⽕⽔槽
▽根切り底レベル=GL-2100
△地下⽔位レベル=GL-2500
東西断面図 scale1/300(A3)
市道
5200
県道側から見たイメージ
9600
8000
9600
Y3
Y4
Y5
断⾯図
▽RFL=GL+24,900
1/150
A-1
▽PHFL=GL+21,400
3800
桶川市新庁舎建設基本設計業務
▽TOP=GL+26,400
3500 1500
Y2
3800
Y1
道路境界線
1
隣地境界線
1.25
3500 1500
隣地境界線
32400
屋外駐⾞場
(ピロティ駐⾞場)
4100
屋内駐⾞場
30°
⾃動販売機
置場
200
エントランス
ホール
3800
▽2FL=GL+6,200
▽1FL=GL+200
(屋内駐⾞場はGL+100)
▽根切り底レベル=GL-2100
△地下⽔位レベル=GL-2500
9600
9600
9600
9600
9600
9600
9600
9600
南北断面図 scale1/300(A3)
76800
桶川市新庁舎建設基本設計業務
X1
X2
X3
X4
X5
6
X6
X7
X8
X9
26400
3800
3800
記帳台
スペース
1900
コンシェルジュ
▽3FL=GL+10,000
1900
Exp.J
会議室
4100
会議室
▽ 4FL=GL+13,800
200
災害対策本部
26400
職員⾷事室
会議室
3800
選挙管理
委員会事務局
3800
監査委員
事務局
3800
▽ 5FL=GL+17,600
基本設計図書(概要版)
2. 建築(構造)
6 構造計画
建築(総合)基本設計図書
構造計画
■構造計画方針
■耐震安全性
・建物用途が市役所庁舎であり、災害応急対策活動が必要な施設であることから、免震構造を採用します。構造体
官庁施設の整備に当たっては、官庁施設の総合耐震計画基準にもとづき、施設の有する機能、施設が被害を受
の損傷を抑制するとともに、地震時の応答加速度を低減させることで什器備品の転倒を防ぎ、災害時に必要な機
けた場合の社会的影響及び施設が立地する地域的条件を考慮し、施設を分類し、大地震動に対して施設が持つべ
能を有することができるよう計画します。根切り、山留めの削減を目的とし、1階と2階の間に免震層を配置した中間
き耐震安全性の目標を、構造体はⅠ類、建築非構造部材は A 類、建築設備は甲類と定め、その確保を図ります。
層免震構造として計画します。
参考に、耐震安全性の目標を以下に示します。
・構造種別は1階鉄筋コンクリート造、2階より上部が鉄骨造、一部木造で計画します。
・表層地盤には支持層には適さない軟弱な地盤が堆積されていることから、基礎計画についてはGL-20m付近を支
持層とした杭基礎として計画します。
表. 構造体の耐震安全性の目標及び保有すべき性能
耐震安全性の分類
■構造概要
Ⅰ類
耐震安全性の目標
大地震動後、構造体の補修をするこ
となく建築物を使用できることを目標と
構造種別:中間層免震構造(免震層1階2階間)
特に構造体の耐震性能の
免震層上部-鉄骨造(一部木造,鉄骨鉄筋コンクリート造)
向上を図るべき施設
し、人命の確保に加えて十分な機能確
保が図られる。
保有すべき性能
重要度係数 I
大地震動に対して無被害あるには軽
微な損傷に止まり、直ちに補修を必要と
1.5
するような耐力低下を招くことがない。
免震層下部-鉄筋コンクリート造
構造形式:免震層上部-純ラーメン構造
Ⅱ類
大地震動後、構造体の大きな補修を
することなく建築物を使用できることを目
免震層下部-耐震壁付きラーメン構造
基礎:杭基礎
構造体の耐震性能の
標とし、人命の安全確保に加えて機能
向上を図るべき施設
確保が図られる。
Ⅲ類
建築基準法に基づく耐震
性能を確保する施設
鉄骨造のラーメン構造
大地震動に対して比較的小さな損傷
に止まり、直ちに大きな補修を必要とす
1.25
るような耐力低下を招くことがない。
大地震動により構造体の部分的な損
大地震動に対して部分的な損傷は生
傷は生じるが、建築物全体の耐力の低
じるものの、倒壊、部分倒壊などの大き
下は著 しくないことを目 標とし、人 命の
な損傷は発生せず、著しい低下を招くこ
安全確保が図られる。
とがない。
1.0
表. 建築非構造部材および建築設備の性能目標
耐震安全性の分類
鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)梁
木架構
大地震動後、災害応急対策活動や被災者の受け入れの円滑な実施、又は危険物の管理の上
A類
で、支障となる建築非構造部材の損傷、移動等が発生しないことを目標とし、人命の安全確保
と二次災害の防止が図られている。
建築非構造部材
B類
鉄筋コンクリート造による
耐震壁付きラーメン架構
甲類
建築設備
1 階と 2 階の間に配置した免震層
耐震安全性の目標
乙類
大地震動により建築非構造部材の損傷、移動等が発生する場合でも、人命の安全確保と二次
災害の防止が図られている。
大地震動後の人命の安全性確保および二次災害の防止が図られているとともに、大きな補修
をすることなく、必要な設備機能を相当期間継続できる。
大地震動後の人命の安全確保及び二次災害の防止が図られている。
杭基礎
図.構造フレームパース
7
桶川市新庁舎建設基本設計業務
桶川市新庁舎建設基本設計業務
S-01
*. 設備
基本設計図書概要版
基本設計図書(概要版)
7 設備計画
設備計画概要 1
□設備計画の基本方針
桶川の気候や地域性を配慮した自然エネルギーの積極的活用により、環境負荷低減に努めた庁舎を計画し
ます。また防災・災害復旧拠点として、庁舎機能を維持できる設備を計画します。
桶川の気候に配慮した計画
・ 長い日照時間を活かし、太陽光発電設備による自然エネルギーの直接利用・明るさセンサーによる昼光
利用を行います。
・ 夏の暑さ、冬の寒さが厳しい気候を考慮し、空調熱源に地中熱を利用することで(検討中)、熱源システム
の高効率化を図ります。
■屋外型
非常用発電機
■雨水利用
・ 春季・秋季の南東風を取込む開口を設け、階段室を煙突効果に利用した自然換気を促進します。
■電源自立型
GHP
敷地条件に配慮した計画
■太陽光
発電設備
■階段室を利用した
自然換気の促進
・ 豊富な井水を冷房・暖房や雑用水など複次的に利用し、環境負荷低減を図ります。
■重要室の信頼性確保
・ 雨水を集水して雑用水として再利用することで、雨水の敷地外流出を抑制します。
議会フロア
電気室
■庇による日射遮蔽
環境負荷低減に配慮した計画
・ 太陽光、井水などの自然エネルギーを積極的に活用し、環境負荷低減を図ります。
■電源自立型 GHP と
EHP の併用
会議室等
災害対策
本部等
・ LED 照明器具や節水器具など、高効率・省資源型の機器を設置します。
執務室
■Low-e 複層ガラス
執務室
■室内 CO2 濃度による
外気導入量制御
・ 中央監視設備や BEMS(Building and Energy Management System:エネルギー・室内環境・設備運用管理
情報
コーナー
システム)を導入し、適切なエネルギー管理を継続します。
放射空調゚
待合
執務室
・ メンテナンスや更新が容易となるよう、汎用設備を採用し、また搬出入動線を確保します。
■LED 照明器具
■明るさセンサーによる
昼光利用
免震装置
・ LCC、LCCO2 を低減した、環境配慮型庁舎を実現します。
地中熱ヒートポンプ
市民
ギャラリー
ピロティ駐車場
防災・災害復旧拠点として庁舎機能を維持する計画
・ 停電時に備え、非常用発電機(燃料 72 時間分)、太陽光発電設備、電源自立型ガス熱源空冷ヒートポンプ
雨水流出抑制槽
パッケージ空調を設置し、復旧活動を行う諸室への電力供給を行います。
・ 電気室・非常用発電機・MDF 室・電算室等は免震機能のある 2 階以上に計画します。
・ 空調のエネルギー源として電気と都市ガスを併用し、室内環境維持に対する高い信頼性を確保します。
■井水の
複次的利用
井水貯留槽
■汚水槽
(非常時利用)
雑用水槽
雨水利用槽
■地中熱利用
(ボアホール)
(検討中)
設備計画コンセプト断面図
・ 上水、雑用水は 4 日分の必要水量(飲料水は除く)を確保する計画とします。また同等の水量を貯留できる
汚水槽を計画し、下水破断時も便所利用が可能な計画とします。
・ 断水時は、空調用取水井を防災井戸として利用できる計画とします。
桶川市新庁舎建設基本設計業務
桶川市新庁舎建設基本設計業務
*-18
*. 設備
基本設計図書概要版
基本設計図書(概要版)
7 設備計画
設備計画概要 2
□電気設備概要
1
電力引込
2
照明設備
3
コンセント設備
4
幹線動力設備
□空調換気設備概要
3φ3W 6.6kV 1 回線受電
雷保護設備
6
受変電設備
7
自家発電設備
8
太陽光発電設備
9
弱電設備
10
防災設備
桶川市新庁舎建設基本設計業務
桶川市新庁舎建設基本設計業務
熱源設備
空冷ヒートポンプモジュールチラー、地中熱ヒートポンプ(地中熱、井水利用)
照明器具 LED 照明他
執務室:外調機+ガス熱源空冷ヒートポンプパッケージ空調
照明制御 昼光制御、初期照度補正、在・不在制御、スケジュール制御
総合案内:外調機+自立型放射パネル放射
OA フロア内電源ボックス+OA タップ(執務室)
2
空気調和設備
待合・記帳台スペース:外調機+床冷暖房
電気自動車急速充電器(検討中)
議場:床吹出し空調(空冷ヒートポンプパッケージ空調)
配電方式 CVT ケーブル+ケーブルラック
災害対策諸室はガス熱源と電気熱源のパッケージ空調機を併用
配電電圧 (電灯負荷)1φ3W200V/100V
(動力負荷)3φ3W200V(一部 400V)
5
1
3
換気設備
4
自動制御設備
5
排煙設備
自然排煙
井水のカスケード利用(空調、雑用水)、階段室を利用した自然換気
燃料 A 重油(3 日間対応)
設備容量 10kW 程度
温湿度及び CO2 濃度等計測による空調制御、BEMS
各種エネルギー計量・計測(電気、水、都市ガス、空調熱量)
2014 年トップランナーモールド型変圧器
エンジン形式 ディーゼル
ピロティ駐車場は自然換気
中央監視装置(発停操作、警報監視、計量・計測表示)
外部雷保護設備、内部雷保護設備
受変電形式 屋内キュービクル型
用途に応じ第 1 種換気方式又は第 3 種換気方式
6
省エネルギー手法
地中熱利用による熱源システムの高効率化(検討中)
放射空調利用による空気搬送動力低減
インターホン設備、トイレ呼出設備、TV 共同受信設備、
入退室管理設備、監視カメラ設備
非常照明設備、誘導灯設備、自動火災報知設備、非常放送設備
□給排水衛生設備概要
1
インフラ引込み
2
給水設備
3
給湯設備
4
排水設備
5
都市ガス設備
6
衛生器具設備
7
消火設備
8
雨水利用設備
上水、排水、都市ガスとも既存本管より引込み
上水:上水受水槽からの加圧給水方式(非常電源対応)
雑用水:雑用水槽からの加圧給水方式(非常電源対応)
個別方式
屋内分流排水(汚水、雑排水、雨水)、屋外分流排水(汚水+雑排水、雨水)
汚水槽(災害時利用)、雨水流出抑制槽
低圧ガス引込み、都市ガス種類 13A
ガス熱源空冷ヒートポンプパッケージ空調
洋風大便器、ストール型小便器、オストメイト対応設備、他
消火器具、屋内消火栓設備、連結送水管
移動式粉末消火設備(ピロティ駐車場)
PH 階屋根面雨水を雑用水利用
雨水利用槽、雨水濾過設備
*-29
基本設計図書(概要版)
8 工事費・工事工程
工事費(概算)
見積範囲
実施設計においては、引き続きコストの縮減に努めてまいります。
工事工程
桶川市新庁舎建設基本設計業務
10
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