建築及び設備工事に係る工事写真の電子納品要領（案）

建築及び設備工事に係る工事写真の電子納品要領（案）
（適用範囲）
第１ この要領は、沖縄県土木建築部が発注する建築及び設備工事に係る工事写真の
電子媒体の提出に適用する。
（電子納品の対象）
第２．土木建築部発注の電子納品の対象となる営繕工事を対象とする。
（電子納品の方法）
第３．電子納品の方法については、以下による。
１ 提出媒体
提出媒体は、ＣＤ−Ｒで２部とする。
２
ＣＤ−Ｒに貼るラベルについて
提出媒体のラベルには、以下の情報を明記する。
①工事番号
②工事名称（工事写真）
③何枚目／総枚数
④作成年月
⑤発注者名
⑥受注者名
⑦総括監督員等の押印欄
⑧ウイルスチェックに関する情報
⑨ CD-R フォーマット形式
・ＣＤ−Ｒのプラスチック製収納ケースには、「工事写真」「工事名称」「工事
番号」を明記する
３
４
電子媒体のフォーマットについて
注１
ＣＤ−Ｒは、JOLIET
フォーマットとする。ただし、やむ得ない理由がある
場合は協議により ISO9660 フォーマットとすることが出来る。
電子媒体納品書の提出
受注者は、電子媒体の内容の原本性を証明するために電子媒体納品書に署名・
捺印の上、電子媒体と共に提出する。
５ 電子媒体の内容確認
１）発注者、受注者相互に電子媒体の内容を確認した上で、ＣＤ−Ｒのラベルに
直接署名又は押印をする。
２）署名等は監督職員及び現場代理人が行う。
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（作成例）
番号：○○○○○○○○○○
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○○○○○○○○○○建築工事（工事写真）
平成○年○月
主任監督員
現場代理人
現場監督員
発注者：沖縄県施設建築室
受注者：○○株式会社
ウィルスチェックに関する情報
ウィルス対策ソフト名：○○○○
ウィルス定義：○○○○年○月○日版
チェック年月日：○○○○年○月○日
CD-R フォーマット形式：JOLIET
第４
電子媒体の提出形式等
１
フォルダ構成について
「工事写真の撮り方（改訂第２版 ）（建築編・建築設備編）(建設大臣官房官
庁営繕部監修)」による。
ただし、これにより難い場合は、監督職員と協議する。
２
ファイル形式について
工事写真の撮り方（改訂第２版 ）（建築編・建築設備編）(建設大臣官房官庁
営繕部監修)」による。
３
ファイル名のつけ方
監督職員と協議する。
４
ウィルスチェック
提出するデータについては、ウィルスチェックを実施すること。ウィルスチ
ェックは成果物納品前に実施する。実施内容については以下に従うものとする。
①受注者は、納品すべき最終成果品が完成した時点で、ウィルスチェックを行
う。
②ウィルス対策ソフトは特に指定しないが、一般的なものを使用する。
③最新のフィルスも検出できるように、ウィルス対策ソウトは常に最新のデー
タに更新（アップデート）したものを利用する。
④電子媒体納品書に、ウィルスチェックに関する情報として以下を記載する。
・使用したウィルス対策ソフト名
・ウィルス（パターンファイル）定義年月日
・チエック年月日
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第５
デジタル写真の編集
デジタル写真の回転、パノラマ、全体の明るさ調整等の画像編集については、
監督職員の承諾を得た場合に限り認める。
第６
特記仕様書への記載方法
電子納品の実施にあたって、発注者が特記仕様書等に記載すべき事項は、以
下のとおりとする。
・工事写真の電子納品を行うこと
・ＣＤ−Ｒで２部提出すること。
・適用基準等
建築及び設備工事に係る工事写真の電子納品要領（案）
工事写真の撮り方（改訂第２版）（建築編・建築設備編）
第７
工事完成検査等について
１ 工事完成検査等における書類検査は、電子納品された電子媒体で検査を行うこ
とを原則とする。
２ 書類検査を行うための準備（検査用機器等）は、原則として発注者が行う。た
だし、受注者の了解が得られた場合は受注者に準備させてもよい
３ 検査時における写真の閲覧は、市販の電子媒体作成用ソフト等の検索･閲覧機
能を利用して行う。
ただし、受注者が電子媒体に組み込めるかたちのソフトが準備できる場合には、
これを提出する電子媒体に記録させ、利用してもよい。
４ 検査官が閲覧を希望する写真の検索･表示を行うための機器の操作は、原則と
して受注者が行う。受注者は、電子媒体の内容や閲覧用ソフトの機能を熟知する
ものを、操作補助員としてつけても良い。
第８
本要領以外による取り扱い
工事写真の電子納品の取り扱いについて、本要領により難い場合は技術管理課
と協議を行うこととする。
付則１ 本要領は、平成 16 年４月１日以降に契約する電子納品を適用する工事につい
て適用する。
注１．ロングファイル名のファイルを記録するために考案された CD-ROM の論理フォ
ーマット。
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