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血液製剤取扱マニュアル

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血液製剤取扱マニュアル
人 間 を 救 う の は 、人 間 だ 。T。getherf。rhumanity
㌻
孝
奏
多
峯
彦
BloodcomponentsfortransjUsion
Handlingmanual
輸血用血液製剤
取 り扱 い マ=ユ ァ 胞
2010年11月
改訂 版
峯
メ
数
蜜
翼
メ
箋
孝
数
蜜
十 日本赤十字社
峯
JapaneseRedCrossSociety
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【
』
距蠕
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一
照 射 赤 血 球 濃 厚 液 一LR「日赤 」(lrRCC-LR)
赤 血 球 濃 厚 液 一LR「日赤 」(RCC-LR)
ノ
Ir(lrradiated)
輸 血 に よる 移 植 片 対 宿 主 病(GvHD)を
予 防 す る 目的 で15Gy以
上50Gy以
下 の 放 射 線 が 照 射 されて い ま す。
LR(LeukocytesReduced)
保 存 に伴 う凝 集 塊(マ ク ロア グ リゲ ー ト等)の 発 生 、発 熱 反 応 や 同 種 免 疫 反 応 等 の 輸 血 関 連 副 作 用 の 予 防 や 低 減 の た め 、
保 存 前 白血 球 除 去 が 実 施 され てい ま す。
凋 貯法
2∼6。C
懇 有効期間
採 血後21日 間
照射年月日 ・
照射線 量
一
r
園 厘画 濫 甑A型1繍麟
血液型
`
鱗
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東 京A型99・9820卿00謹7
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製 剤 コ ー ド*
*製 剤を識 別 する
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1剛llI
欄 灘1
・00蓬7
A型99.9820.OG17A型99・9820・0017
A型99.9820。0017A型99。9820・OO重7
販売包装単位 一
1 繭
輔繍llill禰1禰
繍繍禰}i
照 射 赤 血 球 濃 厚 液LR「 日赤 」(lr-RCC-LR-2)の
バ ーコ ー ド表 示
1嶺 製剤の色調例*
賑_繍
♂
嚢
*血 液 の色 調 には個 人差 があ ります。
⑳
採血年月日
最終有効年月日
聾')曜)捗o〃a〔,り9四3,`【
川Lフ
A型99,9820.OO17A型99・9820・00歪7
A型99.9820.0017A型99・982◎
製造番号
調剤包装単位
酷
舞
赤血球製剤
適合試験
1.患 者 の 血 液 型 検 査 〔ABO血 液 型(オ モ テ ・ウラ 試 験)、Rho(D)抗
原 〕及 び 不 規 則 抗 体 ス ク リー ニ ン
グ 検 査(間 接 抗 グ ロ ブ リン 試 験 を 含 む)を 実 施 しま す 。
2.交 差適合試験はABO血
液型の不適合を検出でき、かつ37℃
赤血球製剤
齢
一
で反応する臨床的に意義のある不規
則抗体 を検出する適正な方法(間 接抗 グロブ リン試験を含む)で 実施 します。
圏
緊急時/大 量 出皿 時の適合皿の選択
血漿 製剤
事前 に患者の血液型検査が正しく行われていれば、ABO同 型血使用時の副試験は省略できます1)。
緊 急 時 の輸 血 につ いて は、 「
血 液 型 の確 定 前 には0型 の 赤 血 球 の 使 用(全 血 は 不 可)、 血 液 型 確 定
後 に はABO同
型 血 の使 用 を原 則 とす る。」、また 、出血 性 シ ョック を含 む大 量 出血 時 で は、 「時 に 同
型 赤 血 球 輸 血 だ け で は対 応 で きない こともあ る。そ の ような場 合 に は救 命 を第 一 として考 え、0型 赤
関す る指 針」に記 載 されて います1)。同様 に、 脆 機 的 出血へ の対 応 ガイ ドライ ン」(日 本 麻 酔 科 学 会 、日
本 輸 血 ・細 胞 治 療 学 会)で は 製 剤 の 血 液 型 選 択 につ い て、下 表 の 内容 で あ るこ とが示 されて い ます』
騰赤血 球濃 厚 液
nv…
囎
野磯 … 饗
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鍵
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、
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蜜離 鯉
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葱
…
AAO一
B
B
0
AB
AB
A,B
0
0
0の み
異 型 適 合 血 を 使 用 した 場 合 、投 与 後 の 溶 血 反 応 に注 意 す る。
・RhD陰 性 の場 合 は抗D抗 体 が なければABO同 型RhD陽
性血 を使 用 してよい。
・
不 規 則抗体 陽 性 の場 合 でも、交 差適 合 試 験 を行 わず、ABO型 適合 を優 先する。
・
血 液 型不 明 の場 合 はO型 を使 用 する。
液 型 不 規 則 抗 体 ス ク リーニ ン グ 法
◎ 血(Type&Screen法;T&S法)1)
待 機的手 術例を含めて、直 ちに輸血 する可能性 が少ないと予測される場合、受血者のABO血
Rho(D)抗 原及び臨床的に意義のある不規則抗体の有無をあらかじめ検査 し、Rho(D)陽
液 型、
性で不規則抗
体 が陰性の場合は事前に交差適合試験済みの血液を準備 しないで手術を行います。も し、緊急に輸血用
血液製剤が必要になった場合には、輸血用血液製剤のオモテ検査によりABO同 型血であることを確認 し
て輸血するか、あるいは生理食塩液法(迅 速法、室温)に よる主試験が適合の血液を輸血 します。
このような方法をタイプアンドスクリーン法といい、輸血用血液製剤の有 効利用と輸血 に関連する業
務の効率化が図れます。
ま た 、術 前 に 準 備 す る血 液 量 を求 め る方 法 と して、最 大 手 術 血 液 準 備 量(MaximalSurgicalBloodOrderSchedule;MSBOS)、
量 計 算 法(SurgicalBloodOrderEquation;SBOE)が
あ りま す。
麟
手 術血 液 準備
血小板製剤
血 球 を含 む血 液 型 は異 なるが 、適合 で あ る赤 血 球(異 型 適 合 血)を 使 用 する。」と 「
輸血療 法の実施 に
轟輔 血方法
脚 脇
亀
一.ダ
1.製 剤 の 夕権見確 認=次
の よ うな 外 観 異 常 を 認 め た 場 合 は使 用 しな い で くだ さ い 。
鍵 血 液 バ ッグ 内 の 血 液 の 色 調 変 化 、溶 血 、凝 固 な ど 。
…}その 他 の 注 意 点1.(P6)
讐血 液 バ ッグ の 破 損 な ど 。
2.患 者 と 製 剤 の 確 実 な 照 合:複
灘
数 名 で 行 う(電 子 機 器 に よ る 機 械 的 照 合 の 併 用 が 望 ま しい)。
繊 嚢 製剤の受け渡し日
鋪 血準備E描 血実施時
懸 灘 蕪難覇 惣 麟1繊
患者 氏 名(同 姓 同 名 に注 意) 、血 液 型 、製 剤名 、製 造 番号 、有 効期 限 、
罐 繍 繊 灘 懸
ギ
_藻
3.ろ
羅 灘 鍵
ほ
交差適合試験の検査課
放射線照射の撫 など
お
鞭
交差試験適合票の記轟 項・製剤本体及び添付伝票
過 装 置 を 具 備 し た 輸 血 用 器 具(輸
輸 液 セ ッ ト(写 真2)は
血 セ ッ ト ・写 真1)を
用 い て 、静 脈 内 に 必 要 量 を 輸 注 して く だ さ い 。
使 用 しな い で くだ さ い 。
注)赤 血球濃厚液のヘマトクリット値は50∼55%で すので、通常の輸血では生理食塩液で製剤のヘマトクリット値を下げる必要はありません。
團
三 一沸 一=…
・
稲
肝
醐
レアが ぬ
鍵
囑犠
麗
膿 ン驚置諾
鮮ル
澱
一 葉
写 真2.輸
血 セ ッ トの 一 例
4.輸 血 セ ッ トの 接 続=}輸
謂
鴨灘 脳
写 真1.輸
藍
撫嵐
鎌
轡〆
・
璽∼
液 セ ッ トの 一 例
血 方 法(輸 血 セ ッ トの 使 い 方)(P5)
轡 輸 血 用 器 具(輸 血 セ ッ ト)と は 、生 物 学 的 製 剤 基 準 ・通 則45に
「
人 全 血 液 等 の血 液 製 剤 の 輸 血 に
適 当 と 認 め られ た 器 具 で あ って そ の ま ま直 ち に使 用 で き、か つ 、1回限 りの 使 用 で 使 い 捨 て る も の を
い う。」と 記 載 さ れ て い ま す。
一e
o
o
赤血球製剤
5.患 者 の 観 察 、輸 血 速 度
体 温、血 圧 、脈 拍 、可能 で あれ ば経 皮 的 動 脈 血 酸素 飽 和 度(SpO2)を
測 定 する。
観察
速度
麟 輸 血 開始 後5分 間 は急 性 反 応 確
鍵 成 人 の 場 合 、輸 血 開始 か ら最 初 の10
∼15分 間 はlmL/分 で輸 血 す る。そ の
認 の た め ベ ッ ドサイ ドで患 者 を
後 は患 者 の 状 況 に 応 じて5mL/分
轡 輸 血 開 始 後15分 程 度 経 過 した
時 点で も再 度 患 者 を観察 す る。
轡 輸 血 に よる 副 作 用 と考 え られる
ま
で速度 を上 げることがで きる。ただ し、
大 量 出 血 等 で は急 速 輸 血 が必 要 とな
る。
症 状 を認 め た場 合 は 直 ち に輸 血
轡 うっ血 性 心 不 全 が 認 め られ な い 低 出
を中止 し、医 師 へ連 絡 をと り、輸
生 体 重 児 で は 、1回の 輸 血 量 を10∼
血 セ ッ トを交 換 して 生 理 食 塩 液
20mL/kgと
または細胞外液類似輸液剤の点
速 度 で輸 血 する。
し、1∼2mし/kg/時 間 の
置 を 行 う。
患者 氏 名 、血 液型 、製 造番 号 を再度 確 認 し、診 療 録 にその 製 造 番 号を記 録 する 。
細 菌 感 染 症 な どの副 作 用 が起 こる ことが あ る
ので、輸血 終了 後 も継 続 的 な患 者 観察 を行 う。
麟
血小板製剤
滴 に切 り替 える な どの 適 切 な処
輸 血 関 連 急 性 肺 障 害(TRALI)や
血漿製剤
観 察 する。
1
闘
5.
外観を確認 し、血液
グを 静 か に左 右 また
血 液バ ッグを点 滴 スタン ドに
吊り下 げ ます(血 液 バッグに
エアー 針は不要 です)。
上下 に 振 って 内 容 物
混 和 しま す 。
6.
輸 血 口は主に次の2種 類 です 。
輸 血 セットの クレンメを閉 じ
た状態で、
ろ 過 筒(ろ 過網 の
あ る部 分)を 指 で ゆ っくり押
しつ ぶ して 離 し、ろ過 筒 内に
血液 を満た します。
血 液バ ッグの羽 根部 分 の
血液 バ ッグの 羽根 部 分 を
7.
下側 タブと上側 タ ブの 間
しっか り持 ち、切 り込 み部
の 切 り込 み 部 分 を 裂 き 、 分 を左 右 に裂 き 、輸 血 ロ
輸血 口を露 出させ ます。
を露出させ ます 。
点 滴 筒(ろ過 網 の な い部 分)
を指 でゆっくり押 しつ ぶ して
離 し、点滴 筒 の半分 程度 まで
血液を ためます。
8.
クレンメを徐 々 に緩 め て静脈
針 等 の先 まで血 液を導 き、再
びクレンメを確実 に閉 じま す。
クレンメを完 全 に閉 じ
た状 態 で 、輸 血 セ ット
暴
蝋
亀
のプ ラスチック針 のプ
ロテクター を外 します。
盤 糠 繊
4.
血 液バ ッグの輸血 ロ に
プラスチ ック針 を少 し
[gl騰 馨欝 網
ひね りな が ら、まっす
ぐ前進 さ せ 、根 元 まで
10
ク レンメ を 徐 々 に 緩 め 、点 滴 を 観 察 し な が ら
・ 速 度 を 調 節 し、輸 血 を 行 い ま す 。
十分に差 し込みます。注)
注)輸 血 セットは血 液バッグを平 らな場所において差 し込んでください。点
滴 スタンドに吊り下 げたまま差し込むと血液が漏 れ出すことがあります。
L_
齢
{轡
㊧
赤血球製剤
1.溶 血 や 凝 固 、変 色 な ど外 観 上 に異 常 を 認 め た 場 合(例=写
真3・ 写 真4)は
使 用 しな い で くだ さ い 。
… 、
赤血球製剤
1癖 その他 の注意点
④ 細 菌 増 殖 による変 色 につ いて
極 めて まれ に 、腸 内 細 菌 の 一 種 であ るエ ル シニ ア ・
エ ン テ ロコ リチ カ(Yersiniaenナeroco〃
ナ1cα)や
セラ
チア・
リクファシエ ンス(Serrat'aIiqueiαciens)等 が 保 菌 ドナ ーか ら混 入 し、
低 温 で 保 存 して い る赤 血 球
血漿製剤
製 剤 中 で も 増 殖 す る こ とが あ ります。また 、これ らの 菌 は 保 存 中 に エ ン ドトキ シンと呼 ば れ る菌 体 内 毒
素 を 産 生 し、
菌 血 症 や シ ョック等 の 原 因 とな る場 合 が あ ります。
通 常 の 赤 血 球 製 剤 が 暗 赤 色 を呈 す るの に 対 し、エ ル シニア 菌 、
セ ラチ ア菌 が 混 入 した 赤 血 球 製 剤 で は 、
長 期 間 保 存 後 に異 常 に 黒 色 化 した状 態 が 肉 眼 的 に観 察 され る ことが あ ります2)3)4)(写真3)。
」
…
血小板製剤
(例)
…… 門
へ
〃
夢
鋤紗
エ ル シニ ア菌 を接 種 した 赤血 球 製 剤
(接種 当 日)
エ ル シニア菌 の増 殖 した赤 血球 製 剤*
(接 種後21日 経 過)
へ
セ ラチ ア菌 を接 種 した 赤血 球 製 剤
(接種 当 日)
*セ グメント中の赤血球層とバッグ中の血液との色調が異なる場合があります。
写 真3.赤
血 球 製 剤 の 細 菌 増 殖 に よ る色 調 変 化
写 真4,赤
血 球製 剤 の溶血 による色調 変化
セ ラチア 菌 の増 殖 した 赤血 球 製 剤*
(接種 後21日 経 過)
」
2.赤 血球製剤は、自記温度 記録 計と警報装置が付 いた輸血用血液専用の保冷庫 で、2∼6℃ で冷蔵保
理 は適 正 に行 って くだ さ い 。
存
齪
愚 糠
誠
存 します。冷凍庫や室温に放置する事により溶血 が起 こる可能性があ りますので、貯蔵時の温度管
熱
3.通 常 の 輸 血 で は 加 温 す る 必 要 は あ りま せ ん 。
次の場合には37℃ を超えない範囲で血液を加温 して輸血 してください5)。
1麟
①100mL/分
②30分
を超える急速輸血
以上 にわたる50mL/分
を超える成人の急速輸血
③ 心肺バイパス術の復温期における輸血
④ 新生児の交換輸血
⑤15mL/kg/時
を 超 える小児 の輸 血
⑥ 重症寒冷自己免疫性溶血1生貧血 患者への輸血
欝上記のような輸血が必要な症例では、血液を低温のまま輸血すると患者の体温を低下させ、不整脈 ・
心肺 出量低下などを誘発 して心不全を引き起 こす場合 があるため、加温 が必要 とされています。ま
た、手術 中に軽度な低体温 が起きた場合は血小板機能の低下等 によ り止血が延長するため、術中の
患者の体温を正常に保つことが大切であるといわれています6)。
麟加温が必要 となる際 は適切な加温装置を使用 し、過加温(37℃
を超 える温度)に な らないように十
分 に注意 してください。
鍵加温する場合は血 液力口温装置や急速輸血装置な どを用います。装置について は、サーモスタットの
故障が原 因で過熱された血液が輸血されたと考え られる事故例がありますので、定期的な保守点検
を行ってください7)。
⑲
赤血球製剤
混注すると薬剤の効果が得 られなくなった り、配合変化の原因となります。全血製剤や赤血球製剤
で は、特 にブ ドウ糖溶液やカルシウムイオンを含む乳酸力ロリンゲル液、またカルシウム剤などとの混
注は避 けてください(図1)。
カルシウムイオンの入っている輸液 剤やカル シウム剤を血液と混合すると、凝固が起 こりフィブリン
赤血球製剤
4.他 薬剤との混注8):輸 血用血液製剤は単独投与が原則ですので、他薬剤との混注は避けてください。
が析出します。またブ ドウ糖溶液と血液を混合すると、赤血球が凝集 したり赤血球の膨化による溶血
が起 こります。やむを得ず同一ラインで輸血を行 う場合には、輸血前後に生理食 塩液 を用いてライン
赤 血 球製 剤 轟
血漿製剤
をフラッシュ(リ ンス)し てください。
←
『
輸液
↓
図1.赤 血球 製 剤 と他薬 剤 との混 注
各種薬剤の混注 が輸血用血液製剤に及ぼす影響について(報 告例)8)
カル シウム含 有 薬 剤
ブ ドウ糖含有薬剤
カ ル チ コ ー ル 、コ ン ク ラ イ トCa、 八 ル トマ ン 、ラ ク トリン ゲ ル 、
カ ル シ ウム が 凝 固 系 に作 用 す
ラ ク テ ックG、 ポ タ コー ルR、 リ ンゲ ル 、八 イ カ リ ック1号 ・2号
るため、血 液 は凝 固 する。
50/oブ ドウ 糖 液 、100/,ブ ドウ 糖 液 、プ ラ ス ア ミ ノ、
赤 血 球 の凝 集 を 高 め、泥 状 に
八 イ カ リッ ク1号 ・2号 、フ ィジ オ ゾ ー ル3号
な る。
ブ ドウ糖 電 解 質 液
糖単独薬剤
5%ブ
溶血
ドウ 糖 液 、50/o果 糖 液 、50/oキ シ リ トー ル
赤 血 球 製 剤 は褐 色 ∼黒 褐 色 に
ビタミン剤
ビ タ メ ジ ン(VtB1、B6、Bl2)、
M.V.1(総
ケ イ ツ ー(Vt.K2)、
合 ビ タ ミ ン 剤)
変 化 す る(微 小 凝 集 、沈 殿 が
生 じる ことがあ る)。
血 漿 製 剤 と混 注 す ると 凝 固 す
抗生物質
ミ ノ マ イ シ ン 、トブ ラ シ ン
ることが あ る。
グロブ リン製 剤
日赤 ポ リグ ロビ ンN5%
、献 血 べ ニ ロンー1、
献 血 グ ロベ ニ ンー1、
献血ヴ
ェノグロブ リンIH、ガ ンマ ガー ド、サ ングロ ポール
抗A抗B凝 集 素 等 に よ り赤 血
球 集 合(凝 集
+集 合)を 促 進
する
。
※記 載 さ れて いな い薬 剤 につ いて は、デ ータ 等 がな い ということで、混 注 が可 能 とい うことで はあ りません 。
覇
血小板製剤
(カル シ ウム イオ ン ・
ブドウ糖)
5.用 時開封等:細 菌汚染を避けるために、本剤を使用するまで輸血 口を開封 しないでください。また、
小児等への輸血で全量を使用しなかった場合、本剤の残 りは廃棄 してください。
額
「皿 液 製 剤 の 使 用 指 針」1)
VI新 生 児 ・小 児 に対 す る輸 血 療 法
1.未 熟 児 早期 貧血 に対 する赤血 球濃 厚 液の適 正使用
3)使 用上 の注 意
(2)長 時間 を要 する輸血
血液バ ッグ開封後 は6時間以 内に輸 血を完 了する。残余 分 は廃棄する。1回量 の血 液を輸 血す
るのに6時間以上 を要 する場 合 には、使用 血液 を無菌 的に分 割 して輸血 し、未使用 の分割 分 は使
用時 まで2∼6℃ に保 存する。
6.輸 血用器具 の目詰まり:輸血中は輸血用器具の目詰まりが発生 することがありますので注意 してく
ださい。
7.物 理 的 障 害 に よ る溶 血=細 い 針 等 の 使 用 時 に 、強 い 力 で 力口圧 ・吸 引 す る と 溶 血 す る こ と が あ りま す の
で 、注 意(特 に 吸 引 時)し てくだ さ い 。
・24ゲ ー ジ の 注 射 針 を通 して約0 .3mL/秒
を超 える速 度 で 注 入 され る と赤 血 球 が 破 壊 されや す くな り、22ゲ ー ジ の 注 射 針 を使 用 す る と1.5mL/秒
を超 え るま で は 溶 血 は ほ とん どな い と されて い ま す9)。
8.未 使用血液の管理=使 用されなかった血液(た だ し、使用直前 まで適切な状態で保存されていたも
の)は 輸血部等の血液管理部門へ速やかに返却し、他の患者 に利用できるよう血液の有効利用にご
協力ください。
9.記 録 の 保 存:本 剤 は 特 定 生 物 由 来 製 品 に 該 当 す る こ と か ら 、本 剤 を 使 用 した 場 合 はそ の 名 称(販 売
名)、 製 造 番 号 、使 用 年 月 日 、患 者 の 氏 名 ・住 所 等 を 記 録 し、少 な くと も20年
間 保 存 して くだ さ い 。
(薬事 法 第68条 の9第3項 、薬事 法 施行 規 則 第241条 の2)
総 その他
小 さな白色 浮遊 物が 認め られるこ
とがあります。これは南犬血者由来の
ものです。この脂肪により輸血 効果
乳 び が 認 め られ た
セ グメ ン トチ ュー ブ
継
食 餌性の脂 肪で保 管中に析出 した
4 灘
チューブ(パ イロットチューブ)内 に
臨
.離 華
鐘環 ・ -
まれ に血 液 バ ッグ 内や セグメン ト
警 護
㊥ 脂肪浮遊物
帆
に影響 があったという報告はありま
蝉鼻
せん。
赤血 球 製剤 バッグ内 に見 られ た脂肪 浮遊物
.
誕熱零
`●
●
●
赤血球製剤
㊥ 上 清 カ リウム 濃 度 の 増 加 につ いて
放射線照射赤血球製剤では、放射線を照射しない製剤よりも保存に伴い上清中のカリウム濃度が増
加することが認められています。通常の輸血では特に問題となることはありませんが 胎児、低出生体
重児、新生児、腎障害患者、高力リウム血症の患者及び大量輸血を必要とする患者等では、急速に輸血
した場合、一時的 に血中カリウム濃度が上昇 し、カリウムの排泄が間に合わずに高力リウム血症の出
現 増 悪をきたす場合がありますので、照射 日を確認して速やかに使用してください。
騰
剤
σ50。
E40
。
讐3・
・
会20。
磐1・
薩 照射 赤血球 濃 厚液
⊥R「 日 赤 」
・
101520
*採 血した 日を保存期 間
保 存 期 間[日]*
の1日目としている。
㊧投与早見表
赤血球濃厚液(RCC-LR)投
麟
翻
閣
閣
鮮1繧
國
与時の予測上昇Hb値
閣闘胴閣國團圏國國團囲困閣囲礪
劉ll7・6382・51・91・51β1・1α9・
・8・
・8・
・6・
・5・
・5・
・4・
・4
7.65.03.83.02.5221.91.71.51.31.10.90.80.8
7.65.74.53.83.22.82.52.31.91.61.41.31.1
1、
騨慧 難
7.66.15.04.33.83.43.02.52.21.91.71.5
さ
が ミ
モ
翻
瀦
9.17.66.55.75.04.53.83.22.82.52.3
勲咽 轟
だ
嚢
麟
謬
覇
藤
叢離燃 一8.77.66.76.15.0∠L33.83.43.0
灘9・58・47・66・35・44・74・23・8
※RCC-LR-1のHb量=26.5g/1本(日
本 赤 十 字 社 社 内 資 料)で 計 算(g/dL)
予 測上 昇Hb値(
循環血液量:70mL/kg[⇒
[例]体 重50kgの
Hb値
g/dL)二
投 与Hb量(g)
循 環 血 液量(dL)
循環血液量(dL)=体 重(kg)×70mL/kg/100]
成 人(循 環 血 液 量35dL)にRCC⊥R-2(Hb量=26.5g×2=53g)を
は 約1.5g/dL上
昇 す る こと に な る 。
鱒
投 与 す る こ と に よ り、
嘘
斉
■ 赤 血球 濃厚 液
一LR「日 赤 」
1血
FreshFrozenPlαsmα
新 鮮 凍 結 血 漿 一LR「 日 赤 」(FFP-LR)・
・・・・・・・・…
全血 採血 由来
新 鮮 凍 結 血 漿 「日 赤 」(FFP)*・
・・・・・・・・…
成分採 血由来
新 鮮 凍 結 血 漿 一LR「 日 赤 」成 分 採 血(FFP-LR-Ap)…
成分採血 由来
*平 成23年2月 までの供 給 予定
LR(LeukocytesReduced)
保 存 に伴 う凝 集 塊(マ クロアグ リゲー ト等)の 発 生 、発 熱 反 応や 同種 免疫 反 応 等 の輸 血 関連 副 作用 の予 防 や低 減 のため、
保 存 前 白血 球 除 去 が実 施 されています。
ゴ 貯法
一20℃ 以 下
2有
採血後1年 間
質
効期間
圏薗 欝 叢聯
鷺鱒
血液型
製 剤 コ ー ド*
*製 剤を 識別 する
バーコー ド
製造番号
採血年月日
最終有効年月日
調剤包装単位
新 鮮 凍 結 血 漿 一LR「日赤 」(FFP-LR-2)の
へ
バ ー コ ー ド表 示
へう
、鱗 製 剤 の 色 調 例*
獅譲
翫議 ,
欝二
趨難
犠
華 毅耀
嘉
癬〆 ・
㌧、
馨
寒
〆 蟹 ち、
認灘
、戴
滋
蠣
*血 液 の色 調 には個 人 差 があります。
㊥
獄`響 轡
,ぎ
レ
1議婚 撫
1血 翻]
赤血球製剤
4適
合試験
1.患 者 の 血 液 型 検 査(ABO血
液 型)を 実 施 し、原 則 と して 同 型 製 剤 を 使 用 して くだ さ い 。
2.血 液センターから供給される血漿製剤中には赤血球がほとんど含まれず、血液型検 査と間接抗グロ
ブ リン試験を含む不規則抗体スクリーニングも行 っておりますので、製剤と患者のABO血
液型 が合
囲
血漿製剤
致 していれば交差適合試験は省略できます1)。
緊急時/大 量出皿 時の適合皿の選択
「
危 機 的 出 血 へ の 対 応 ガイ ドライン」(日 本 麻 酔 科 学 会 、日本 輸 血 ・細 胞 治 療 学 会)で は製 剤 の 血 液
型 選 択 につ いて、下 表 の 内 容 で あ る こ とが 示 され て い ます。
鵬灘騨饗難 響 欝騨 灘 灘騨
轡 欝鰐
B
A
B
A B
A
AB
AB
舶
鮨
A,B
0
全 型適 合
異型 適合 血を使 用 した場 合、投与後 の溶 血反 応 に注 意 する。
⑫
血小板製剤
●新鮮凍結血漿
麟 融解 方法
製剤を箱か ら丁寧 に取 り出し、破損がない ことを確認 した上で ビニール袋 に入れたまま恒温槽やFFP
融解装置(写 真5)を 用いて30∼37℃
の温湯にて融解 してください。やむを得ず恒温槽やFFP融 解装
置等を用いず に融解する場合 は、温度計で30∼37℃
に設定 した温湯 中で撹拝 しながら融解 してくだ
さい(図2)11)。
融解時には輸血用器具 との接続部が汚染 しないように注意 してください。
●30∼37℃ のお 湯 が入 った容 器 を2つ 用 意 し、融 解 中 に
温 度 が 低 くなった ら、もう片 方 の容 器 に移 し替 え ます。
写 真5.FFP融
解装 置
図2.お
湯 の入 った2つ の 容 器 を 使 用 した 融 解
も取 り扱 い 時 の 注 意
新鮮凍結血漿は凍った状態では血液バッグ等が非常にもろくなっており、簡単に破損しますので、
取り
扱いには十分ご注意ください。
㊥
1血 麺 藝⊃
融解温度が低いと沈殿(クリオプレシピテート)が析出するので30∼37℃ で融解してください。クリオプレ
シピテートが析出しても、30∼37℃のカロ温で消失した場合は使用できます6
また、融解温度が高すぎると蛋白質の熱変性によりフィブ リンやフィブリノゲンの変性したものが生じ、
赤血球製剤
⑤ 融 解 時 の注 意
使用できないことがあります。高い温度での融解は凝固因子活性の低下等をまねき、本来の輸血効果
が得られません。
書
楚 駿
一
繍 紬瓢轍灘捻楓
礁
融解温度85℃
L一
⑱家庭用電子レンジを使ゴ 噸
㊥直接 熱湯をかけるメ畷鍵辱 勲織1
㊥
なかな か融解 せず、
蛋 白変性 を
血 液 バ ッグが
起 こ しま す。
溶 け て しま い ま す 。
㊧ 融 解 温 度 が 凝 固 因 子 活 性 に与 え る 影 響
下 の 図 は、
恒 温 槽 で45℃ 、50℃で融 解 し、
そ の まま恒 温 槽 に放 置 した場 合 の凝 固 因子活 性()疑固 第V因 子:
FV)疑 固第 皿 因 子:FV[1[)の変化 を示 したもの です。このように)疑固 因子活 性 は、急 激 に低下 します11)。
鶉
釧50
湘
・
醤5・ ・
〉
0102075
0102075
融解 直 後
融解 直後
FFP融
解 後 のFV活
加 温 時間min
FFP融
性 変化
⑭
解 後 のFW活
加 温 時間min
性 変化
血小 板製剤
撫
融解温 度56℃
低温 融解 時
血漿製剤
・
い蝉
簿
顧 層 ,
欄
,濾
\
翔 ∵、
剛
襲羅 羅騨 燭 翔醗礪 懸
轟 輸血 方法
1.製 剤の夕権見確認:次 のような外観異常を認めた場合 は使用 しないでください。
⑳血液バッグ内の血液の色調変化、凝固な ど。
㊧血液バッグの破損など。
2.患 者と製剤の確実な照合:複 数名で行う(電 子機器による機械的照合の併用が望ましい)。
叢灘 灘 羅 灘 難 製剤の受け渡しe:.輸
血準鶴
輸血実施時
患 者 氏名(同 姓 同名 に注 意)、血 液 型 、製剤 名 、製 造 番 号 、有 効 期 限、
交 差 適 合 試 験 の検 査 結 果 な ど
羅 難 灘.
蹴
。
露
交 差 試 験 適 合票 の 記 載 事項 、製 剤 本体 及び 添付 伝 票
鰻麟
脳
無期蹄
3.融 解 後3時 間 以 内 に 、ろ 過 装 置 を 具 備 した 輸 血 用 器 具(輸 血 セ ッ ト ・
写 真6-1∼6-3)を
内 に 必 要 量 を 輸 注 して くだ さ い 。輸 液 セ ッ ト(写 真7)は
■L・
用 い て 、静 脈
使 用 しな い で くだ さ い 。
・
轡 絃獲識謄Latij噸
輪塵用
響
写 真6-1.血
一 一幽
馴
圏
顯聡 一
小 板 製 剤 用 の 輸 血 セ ッ トの 例 ②
一
コう
ズジ セ
ロ
一職
㎎恥 贈_剛
盛
野
難
〆叢
2 翫
圃
陸.
鐵
墾 ㌧.、鯉 Ψ
・
脚 『
囎囎
凶幽鵡噌幅脚の窺一
蚕鋤齢.
写 真6-3.輸
写 真6-2.血
小 板 製 剤 用 の 輸 血 セ ッ トの 例 ①
_
帆翻
欝
写 真7輸
血 セ ッ トの 一 例
⑲
液 セ ッ トの 一 例
L」 血漿製剤_
製 剤(P23)を
輸血方法 〔
輸 血 セ ッ トの 使 い 方 に つ い て は 、赤 血 球 製 剤(P5)ま
た は血 小 板
参 照 して くだ さ い 。〕
㊧輸血用器具(輸 血セット)とは、生物学的製剤基準 ・通則45に
「
人全血 液等の血液製剤の輸血に
適当と認められた器具であって、そのまま直ちに使用でき、かつ、1回限りの使用で使い捨てるものを
赤血球製剤
4.輸 血 セ ッ トの 接 続:華
いう。」と記載されています。
体 温 、血 圧 、脈 拍 、可能 で あれ ば 経皮 的 動 脈 血 酸素 飽 和 度(SpO2)を
血漿製剤
5.患 者 の 観 察 、輸 血 速 度
測 定 する。
観察
速度
㊥輸 血 開始 後5分 間 は急 性 反 応 確
㊥ 成 人 の 場 合 、輸 血 開 始 か ら最 初 の10
∼15分 間 は1mL/分 で 輸 血す る。その
認 の た め ベ ッ ドサ イ ドで 患 者 を
㊥ 輸 血 開 始 後15分 程 度 経 過 した
時点 でも 再度 患 者 を観 察 する。
㊧ 輸 血 によ る副 作 用 と考 え られ る
ま
で速 度を上 げることが できる。ただ し、
大 量 出血 等 で は 急 速 輸 血 が 必 要 とな
る。
症 状 を認 め た場 合 は直 ち に輸 血
を 中止 し、医師 へ 連 絡 をと り、輸
血 セ ットを交 換 して生 理 食 塩 液
または細胞外液類似輸液剤の点
滴 に切 り替 える な どの 適 切 な 処
置 を行 う。
患 者氏 名 、血 液 型、製 造 番号 を再 度 確認 し、診療 録 にそ の製 造 番 号 を記録 す る。
輸 血 関連 急 性 肺 障 害(TRALI)や
細 菌 感 染 症 な どの副 作 用 が 起 こる ことが あ る
の で、輸 血 終了 後 も継 続 的 な患 者 観 察 を行 う。
㊥
血小板製剤
後 は患 者 の 状 況 に応 じて5mL/分
観 察 する。
7そ
の他の注 意点
1.不 溶性物質など外観上に異常を認めた場合は使用 しないでください。
2.保 存方法及び使用方法=
血 漿製剤 は、自記温度記録計と警報装置が付 いた輸血用血液専用の冷凍庫で、-20℃以下で冷凍保
存 します。血漿の 中には不安定な凝固因子が含まれることから、使用する分のみ冷凍庫 から取 り出
し、適切な方法で融解後、速やか(3時 間以 内)に ご使用ください。なお、一度融解 したものは、再凍
結 して使用することはできませんのでご注意ください。
㊥
弊擁
舞、
→
3.他 薬剤との混注8)=輸 血用血液製剤は単独投与が原則ですので、他薬剤との混注は避けてください。
特 にカルシウムイオンを含む輸液と混注すると凝集物が析出します(図3)。 やむを得ず同一ラインで
輸血を行う場合には、輸血前後に生理食塩液を用いてラインをフラッシュ(リンス)してください。
1:.各種薬剤の混注が輸血用血液製剤に及ぼす影響について(報 告例)(P8)
義 車
魑 レシウムイオン)
↓ ・
図3.血
漿製 剤 と他製 剤 との混 注
4.用 時開封等:細 菌汚染 を避けるために、本剤を使用するまで輸血口を開封 しないでください。また、
小児等への輸血で全量を使用 しなかった場合、本剤の残りは廃棄 してください。
5.輸 血用器具の目詰まり:輸血中は輸血用器具の目詰まりが発生することがありますので注意してください。
6.記 録の保存=本 剤 は特定生物由来製 品に該当することか ら、本剤を使用 した場合はその名称(販 売
名)、製造番号、使用年月日、患者の氏名 ・住所等を記録 し、少なくとも20年 間保存 してください。
(薬事 法 第68条 の9第3項 、薬事 法 施 行規 則 第241条 の2)
⑰
血漿製剤
の他
鼎
輸 血 効 果 に 影 響 が あ った と い う 報 告 は あ りま せ ん(写 真8)。
畑
融 解 後 、血 漿 に 白 濁 が み られ る こ と が あ りま す が 、これ は 南犬血 者 の 食 餌 性 の 脂 肪 等 に よ る も の で あ り12)、
赤 血球製剤
8そ
血漿製剤 季
墜
外 観 の比 較
⑤ 投与早見表
新鮮凍結血漿(FFP-LR)投
与 時の予測上昇凝固因子活性値
補 充 凝 固 因 子 の 血 中 回収 率 を100%*と
した場 合*血
〈FFP-LR・1(約120mL)〉
磁
臆
ま
ヌ
3
3
4
4
5
6
6
6
7
8
9
10
12
繰
羅 魏
6040302420171513
9
10
11
13
15
18
80604840343027
15
17
19
21
25
30
40∼50
20
18
26
23
21
30
27
24
34
30
27
43
38
33
30
23
39
30
40
3
4
26
35
48
50
30
42
45
36
907260514540
薯
〆搬
鑓
8470605347
50
90∼100
9680696053
臨
54
90776860
60
100867567
慧
働
麟聾
.燵 購
80
60∼80
100756050433833
饗1
40∼80
12
13
15
17
20
24
臥.謹糠
一
50
70∼80
歪 酵
綴 蕊辱鐸 響
…;
3020151210987
9060453630262320
簿
サ
嘱
験 嚇
、齢.艦 曜翻騨難 羅ザ慰, 翻膿囎轄糊
難勲
囎難灘難騰 ・
鵜 ・
ミ ヨ
妬 0
購騨
鍵
匿
▼
艦
一
中回収率は目的とする凝固因子1こ
より異なる。
予 測 上 昇 凝 固 因 子 活 性 値(%)
=
新 鮮 凍 結 血 漿 の 投 与 量(mL)×
循環血漿量40mL/kg[70mL/kg※
血 中 回 収 率(%)
循 環 血 漿 量(mL)
×(1-Ht/100)]※
循環血液量
㊥
5∼100
血小板製剤
写 真8.FFPの
PlateletConcentrate
照 射 濃 厚 血 小 板 一LR「 日 赤 」(lr-PC-LR)
濃 厚 血 小 板 一LR「 日 赤 」(PC-LR)
Ir(lrradiated)
輸 血 に よる 移 植 片 対 宿 主 病(GvHD)を
LR(LeukocytesReduced)
予 防 する 目 的 で15Gy以
上50Gy以
下 の 放 射 線 が 照 射 され てい ます。
保 存 に伴 う凝 集 塊(マ ク ロア グ リゲ ー ト等)の 発 生 、発 熱 反 応 や 同 種 免 疫 反 応 等 の 輸 血 関 連 副 作 用 の 予 防 や 低 減 の ため 、
保 存 前 白 血 球 除 去 が 実 施 され て い ます。
① 貯法
20∼24.Cで
振 と う保 存
@有 効鯛
採血後4日 間
照射年月日 ・
照射線量
血液型
製 剤 コ ー ド*
*製 剤 を識別 する
バ ーコー ド
製造番号
採血年月日
最終有効年月日
曳翠癖
團灘
懇 噸1
鞭鰹
調剤包装単位
BesOl・ 歪738露4074
B聖0嘩 。1738-4e71
B型0葉 齢{738.407鷹
B型O肇 ・{738幕4071
察
セ 環
醒雌m阻1欄機llll鵬1
癩
販売包装単位
照 射 濃 厚 血 小 板 一LR「日赤 」(lr-PC-LR-10)の
◎
京BasO4鵬1738-4071
バ ー コ ー ド表 示
製剤の色調例*
渥 宅璃。な靴ぱ
町 ・
凝
ρ
、
.鷲
'
伊
麟薪
薪
"
噺 、
藩麟 麺轡 、、.
}㌻ 藩 軍
襲,
欝
へ
ご灘
ご
孟駄
{
三
㌦
﹀乃
η∬
・
.嬉
㌧
ρ冷
1㍉
野
﹁
撫
癖
一、
悔.1.趨
へ
騰 戴議 暴レ
*血 液 の色 調 には個 人差 があ ります。
⑲
講 講
講騒
磯 熱
血小板製剤
1.患 者 の 血 液 型 検 査(ABO血
Rho(D)陰
液 型)を 実 施 し、原 則 と して 同 型 製 剤 を 使 用 して くだ さ い 。な お 、患 者 が
性 の 場 合 、特 に妊 娠 可 能 な 女 性 で は 、Rho(D)陰
性 の 製 剤 を 使 用 す る こと が 望 ま れ ま す。
赤血球製剤
④ 齢 試験
2.血 液センターから供給される血小板製剤中には赤血球がほとんど含 まれず、血液型検査と間接抗グ
ロブ リン試験を含む不規則抗体スクリーニングも行 っておりますので、製剤と患者のABO血
液型が
血漿製剤
合致 していれば交差適合試験は省 略できます1)。
圏
緊急時/大 量出皿時の適合皿の選択
「
危 機 的 出血 へ の 対 応 ガイ ドライ ン」(日 本 麻 酔 科 学 会 、日本 輸 血 ・細 胞 治 療 学 会)で は 製 剤 の 血 液
型 選 択 につ いて、下 表 の 内 容 で あ る こ とが 示 されて い ます。
窯
/熱
・
程
・
路'1//
一賦 継
A
AB
A
B 鮨
B
二__、
B
蒸.蓋
A
臨
AB
AB
A,B
O
全 型 適合
異 型適合 血を使 用 した場合 、投与 後の 溶血 反応 に注意 する。
⑳
血 小板製 剤
嚇血小板濃厚液
蝦 輸血方法
1.製 剤の夕権見確認=次 のような外観異常を認めた場合は使用しないでください。
◎、
血液バッグ内の血液の色調変化、凝固など。
」血液バッグの破損など。
2.患 者と製剤の確実な照合:複 数名で行う(電 子機器による機械的照合の併用が望ましい)。
し
ヒ
ペ
騰欝齢灘 窯
鞭 蕪鵬轡 一
饗
饗
蒙1謬;i交
差試験適合票の記載額
製剤本体及び添付伝票
3.ろ 過 装 置 を 具 備 した 輸 血 用 器 具(輸 血 セ ッ ト・写 真9-1及 び9-2)を
して くだ さ い 。輸 液 セ ッ ト(写 真10)は
ド ル
■
イ
レロ ん
レ
一
≠
驚
ヰ あ れ ㎜
・
纏餌懲症観
り い も ゆ 蜘1ヤ
酬 噸 鵯醜
瞳
使 用 しな い で くだ さ い 。
おお り お のハ
。燃、
獅,
蓼 ー 醸
"1
ト り
用 い て 、静 脈 内 に必 要 量 を 輸 注
ド
め
バ
イ
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ひ
バ
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に
ト
∫磁 撮灘臨
ゆ
瓢
ハ
,_… 、)
/
¥
曹 "
麟 盤 、
写 真9-1.血
小 板 製 剤 用 の 輸 血 セ ッ トの 例 ①
写真9-2.血
小 板製 剤用 の輸血 セットの 例②
1__
1環1戴
し
振 幽_憾
ミ
写 真10.輸
液 セ ッ トの 一 例
黛
1血 小板製剤
血 方 法(輸 血 セ ッ トの 使 い 方)(P23)
欝輸血用器 具(輸血セ ット)とは、生物学的製剤基 準 ・通 則45に
赤血球製剤
4.輸 血 セ ッ トの 接 続:}輸
「
人全血 液等の血液製剤の輸血 に
適当と認められた器具であって、そのまま直ちに使用でき、かつ、1回限りの使用で使い捨てるものを
いう。」と記載されています。
5.患 者 の 観 察 、輸 血 速 度
一
体 温 、血 圧 、脈 拍 、可 能 であれ ば経 皮 的動 脈 血 酸 素 飽和 度(SpO2)を
血漿製剤
騨
羅
測 定 する 。
観察
速度
蜘輸 血 開始 後5分 間 は 急性 反 応 確
麟 成 人 の 場 合 、輸 血 開 始 か ら最 初 の10
∼15分 間 は1mL/分 で 輸 血す る。その
認 の た め ベ ッ ドサ イ ドで 患 者 を
輪 輸 血 開 始 後15分 程 度 経 過 した
時 点 でも 再度 患 者 を観 察 する。
囎 輸 血 によ る副 作 用 と考 え られ る
を 中止 し、医 師 へ 連 絡 をと り、輸
ま
で速 度を上 げることが できる。ただ し、
大 量 出血 等 で は急 速 輸 血 が 必 要 とな
る。
総 体 重25kg以
下 の 小児 で は10単 位 を
3∼4時 間 か けて輸 血 する。
血 セ ッ トを交 換 して 生 理 食 塩 液
または細胞外液類似輸液剤の点
滴 に切 り替 える な どの 適 切 な処
置 を 行 う。
、可
患者 氏 名 、血 液 型 、製 造 番 号 を再度 確 認 し、診 療 録 にその 製 造 番 号を記 録 する。
輸 血 関 連 急 性 肺 障 害(TRALI)や
細 菌 感 染 症 な どの 副 作 用 が 起 こるこ とが あ る
ので、輸 血 終 了後 も継 続 的な 患者 観 察 を行 う。
喫ー
症 状 を認 め た場 合 は直 ち に輸 血
後 は患 者 の 状 況 に応 じて5mL/分
血小 板製剤
観 察 する。
響F 7 「
隅
礪 騨騨騨
一騨
・ いい
1いLL
墓_一.
響塑 讐
貰
甲
騨欝眠
響鐸1騨澗 騨 騨
讐
、
・
隈 絵魔轍
賦
幽議 ぬ幽 盤 蟻 幽
・鰹 挫臨 螂 議 乙
翻 臨露 齢 鉱戯 鹸戚幽蛇瀧舳 鋤漉 蝋 燃 も
勘 隔 鵬 脇 癌蹴 舳 掘 鵬翻 献醜
続
観を確認 します。
懸簸
血 液 バ ッグを点滴 スタン ドに
血 液バッグを準備 し、外
吊 り下 げま す(血 液 バ ッグに
エアー針 は不要で す)。
7蚕
6.
輸 血 ロは主に次の2種 類で す。
輸血 セ ットの クレンメを閉 じ
た状 態で、ろ過 筒を指 で ゆっ
くり押 しつぶ して離 し、点 滴
筒の 半 分 程 度 ま で血 液 をた
めます。
血液バ ッグの キャップ部
血液バ ッグのキャップ部
分をめくり上 げ、輸血 ロ
を露出させます。
分を強くね じ切 り、輸 血
ロを露 出させます。
愚
難瓢
7.
響
クレンメを徐 々に緩めて静脈
針等 の先 まで血 液 を導 き、再
びク レンメを確実 に閉 じま す。
制漏
磁
、欝
盤 懸繍 綾
8.
静脈 針等が 確実 に接 続 されてい ることを確 認 して
か ら、プロテクターを まっすぐ引いて外 し、血管 に
穿刺 して固定します。
9.
クレンメを徐 々に緩 め、点滴を観察 しな がら速度を
調節し、輸血 を行います。
血 液バ ッグの 輸血 ロ に
プ ラスチ ック針 を 少 し
ひね りな が ら、まっす
ぐ前進 さ せ 、根 元 まで
十分に差 し込みます。注)
注)輸 血セットは血液バッグを平 らな場所 において差 し込んでください。点
滴 スタンドに吊り下 げたまま差し込む と血液が漏 れ出すことがあります。
㊧
血小板製剤
赤血球製剤
叢 〕その他の注鯨
1.凝 固など夕権見上に異常を認めた場合は使用しないでください。
㊥ 黄 色 ブ ドウ球 菌 に よる凝 固 物
一 臨床 分 離 株 を用 いた 添 加 実 験 一
極めてまれに、
黄色ブドウ球菌(Staphylococcus
aureus)等
が 保 菌 ドナ ー か ら混 入 し 、血 小
血漿製剤
板 製 剤 保 存 中 に 増 殖 す る こ と が あ り、菌 血
症 や シ ョック 等 の 原 因 とな る 場 合 が あ りま
す。
血 小 板 製 剤 に1バ ッグ あ た り概 ね10個 か ら
10,000個
の 異 な る 量 の 臨 床 分 離 株 を添 加
して外 観 の 変 化 を 観 察 し た と こ ろ 、ほ と ん
間 後 に は凝
血小板製剤
ど の バ ッグ に お い て 採 血48時
固 物 が 確 認 さ れ ま した 。菌 量 は48時 間 後 に
は106か ら107個/mLに
達 しま した13)。
灘灘 灘適 鯛﹄
⑤ スワー リングの 有 無
スワーリングとは、血小板製剤を蛍光灯にか
ざ してゆっくりと撹拝 したときに見られる渦
巻き状のパターンをいい、スワーリングを目
視で確認することは血小板の形態を客観的
に評価する方法として国際輸血学会(ISBT)
スワ ー リン グ あ り
によりその有用性が認められています14)。
ス ワー リン グ な し
2.血 小 板 製 剤 の 管 理:血 小 板 製 剤 を 保 存 す る 場 合 に は 、血 小 板i振と う器 を 用 い て20∼24.Cで
ゆるや
か に 水 平 振 と う して くだ さ い 。冷 所 で 保 存 す る と 血 小 板 の 寿 命 の 低 下 や 不 可 逆 的 な 形 態 変 化*を 引
き 起 こ し、輸 血 効 果 が 低 下 しま す15)。
*通常、血小板の形態は円盤状ですが、低温にさらされると形態が変化 して元の形に戻 らなくなります。保存中に形態が変化 した血
小板の輸血効果は低 いとされています。
⑤ 振 とう保 存 する理 由
血小板製剤を静置保存 しておくと、血小板の代謝 によって生 じる乳酸 が原因でpHが 低下 します。
これに伴 って血小板に傷害が起こり、輸血効果が低下します。血小板のバ ッグには適当なガス透過
性 があ りますので、振とう保存することにより乳酸と重炭酸との平衡反応により生 じた二酸化炭
⑳
3.他 薬剤との混注8):輸 血用血液製剤は単独投与が原則ですので、他薬剤との混注は避けてください。
特にカルシウムイオンを含む輸液と混注すると血小板製剤中の血漿の凝固が起こります(図4・写真1])。
やむを得ず同一ラインで輸血を行う場合には、輸血前後に生理食塩液を用いてラインをフラッシュ(リン
ス)してください。
i}各種薬剤の混注が輸血用血液製剤に及ぼす影響について(報 告例)(P8)
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血
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図4.血
小 板 製剤 と他 製剤 との 混注
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写 真11.血
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小 板製 剤とカルシ ウム含有 薬 剤 との混 注事例
4.用 時 開 封 等:細 菌 汚 染 を 避 け る た め に 、本 剤 を 使 用 す る ま で 輸 血 口 を 開 封 しな い で くだ さ い 。ま た 、
小 児 等 へ の 輸 血 で 全 量 を 使 用 しな か った 場 合 、本 剤 の 残 りは 廃 棄 して くだ さ い 。
5.輸 血用器具の目詰まり:輸血中は輸血用器具の目詰まりが発生することがありますので注意してください。
6.記 録の保存=本 剤は特定生物由来 製品に該当することから、本剤を使 用した場合 はその名称(販 売
名)、製造番号、使用年月日、患者の氏名 ・住所等を記録 し、少なくとも20年 間保存 してください。
(薬事 法 第68条 の9第3項 、薬事 法 施 行規 則 第241条 の2)
鱒
血小板製剤
し 投与 早見 表
血小板濃厚液(PC
赤血球製剤
その他
-LR)投 与時の予測血小板増加数値
血漿製剤
3.81.91.31.00.80.60、50.50.40.40.30.3020.202
7.63.82.51.91.51.31.11.00.80.80.60.50.50.40.4
19.09.56.34.83.83.22.72.42.11.91.61.41.21.11.0
19.012.79.57.66.35.44.84.23.83.22.72.42.11.9
19.014.311.49.58.27.16.35.74.84.13.6322.9
19.015212.710,99.58.57.66.35.44.84.23.8
有 血 小 板 数0,2×1011個
以上
(万/μL)
血 小 板 輸 血 直 後 の 予 測 血 小 板 増 加 数(/
循環血液量:70mL/kg[⇒
[例]体 重50kgの
μL)=
輸血 血小 板 総 数2
成 人(循 環 血 液 量3,500mL)に
循環血液量(mL)=体 重(kg)×70mL/kg]
血 小 板 濃 厚 液5単 位(1.0×1011個
を 投 与 す る と、直 後 に は輸 血 前 の 血 小 板 数 よ り19,000/μL以
下 の 小 児 で は10単
位 を3∼4時
以 上 の 血 小 板 を 含 有)
上 増 加 す る こ とが 見 込 ま れ る 。
な お 、一 回 投 与 量 は 、原 則 と して 上 記 計 算 式 に よ る が 、実 務 的 に は 通 常10単
体 重25kg以
×一
循 環 血 液 量(mL)×1033
位 が使 用されて いる。
間か けて輸血 する。
参 考 資 料
1)「輸 血 療 法 の 実 施 に 関 す る 指 針 」及 び 「
血 液 製 剤 の 使 用 指 針 」*
*「平成21年2月20日 付 薬 食発第0220002号 」により一部 改正
2)輸
血 情 報No.9607-27,「
赤 血 球 製 剤 及 び 全 血 製 剤 の 細 菌 汚 染 に よ る エ ン ド トキ シ ン ・シ ョ ッ ク に つ い て」
3)輸
血 情 報No.9608-28,「
赤 血 球M・A・P「
4)輸
血1青 報No.0203-69,「
照 射 赤 血 球M・A・P「
日 赤 」(RC-M・A・P)の
細 菌 汚 染 例 につ いて」
日 赤 」か らの 細 菌 検 出 例 に つ い て 」
5)AABB:BloodTransfusionTherapy:APhysician「sHandbook9thed,92-93,2008.
6)SumanRajagopalan,M.D.,etal.TheEffectsofMildPerioperativeHypothermiaonBloodLossandTransfusionRequirement.
Anesthesiology,108(1),2008,71-77
7)輸
血 情 報No.9602-18,「
輸 血 用 血 液 の 過 熱 と事 故 」
8)輸
血1青 報No.9609-29,「
輸 血 用 血 液 製 剤 と薬 剤 の 混 注 は 避 け て くだ さ い」(一 部 改 変)
9)遠
山
博:V-A.輸
血 の 副 作 用 ・合 併 症,V-A-2.溶
血1生 輸 血 副 作 用.免 疫 学 的 機 序 に よ る副 作 用.輸
血 学 改 訂 第3版
、P582,
中 外 医 学 社,2004.
10)照
射 赤 血 球 濃 厚 液 一LR「 日 赤 」の 安 定 性 試 験 成 績(社
11)輸
血 情 報No.0902-117,「
12)寺
元 民 生:乳
13)輸
血 情 報No.0609-101,「
14)輸
血1青 報No.0802-111,「
15)輸
血 情 報No.4,「PCの
新 鮮 凍 結 血 漿(FFP)の
び 血 漿,テ
内 資 料)
融 解 方 法 に つ い て」(一 部 改 変)
ク ニ カ ル イ ン フ ォ メー シ ョ ンNo.109抜
刷,1993.
血 小 板 製 剤 で 細 菌 感 染 が 疑 わ れ た症 例 」
血 小 板 製 剤 の外 観 検 査 につ い て」
適 正 な保 存 方 法 に つ いて」
こ使用にあたっては、各輸血用血液製 剤の添付文書をこ覧ください。
《発 行 元 》
日本 赤 十 字 社 血 液 事 業 本 部 医 薬 情 報 課
〒105-8521東
京 都 港 区 芝 大 門 一丁 目1番3号
URLhttp:〃www.jrc.or.jp/mr/top.html
*お 問い合わせは、最 寄 りの赤 十字血液 センター医薬情 報担 当者へお願 いいた します。
血小板製剤
※ 血 小 板 濃 厚 液1単 位:含
十 日本赤十字社
JapaneseRedCrossSociety
日本赤十字社 に関する情報や新鮮なニ ュースに触れ られ る
ホー ムペ ージにアクセス して ください。
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ら れ て い ます。(薬 事 法 第68条 の7)
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行 い 、理 解 を 得 る こ と(イ ン フ ォー ム ド ・コ ン セ ン ト)が 求 め
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輸 血 に 際 して は 、患 者 さ ん また はそ の ご 家 族 に十 分 な 説 明 を
さ
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・へ
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有 限 で貴 重 な血 液 を大切 に取 り扱 い、患者 さん によ り有益
で安全 な輸血 をお願 いいた します。
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この印刷物 は環 境に配慮 した植物油 インキを使用してお ります。
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