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国指定重要無形民俗文化財

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国指定重要無形民俗文化財
ごあいさつ
「浜松の“祈り”
を次の100年へ」
このたびの東日本大震災によって亡くなられた方々のご冥福を衷心よりお祈り申し上げると共に、被
災された方々に心からお見舞い申し上げます。今日も将来へ不安を抱え、不自由な生活を余儀なくさ
れている方々が多数いらっしゃることには胸が痛むばかりです。
数百年もの時を刻み、受け継がれてきた浜松市の民俗芸能は、地域の人々がその誇りにかけて、
天災や恐慌など数多くの困難を乗り越え、今日まで守り伝えられました。
おかげさまで浜松市は本年市制100周年を迎えました。それにあわせて、今回、本市の民俗芸能
の価値を再認識するとともに、伝承活動活性化による地域振興を図り、浜松への魅力・誇り
・愛着を
高めるため本事業を実施することとなりました。浜松の魅力を内外に発信するだけでなく、先人の文化、
“祈り”を継承することでひとつの浜松を醸成するとともに、次の100年に向けて、民俗芸能など地
域の貴重な文化遺産を未来にわたり長く伝えていく所存でございます。
開催にあたり、ご出演いただく各保存会の皆さま、そして
運営にご協力・ご後援いただきました多くの皆さまに厚くお
礼申し上げます。
どうか伝承を支える市民の心意気に惜しみないご声援と
お力添えを賜りますようお願い申し上げます。
平成23年7月2日
開催にあたって
天竜川や浜名湖など豊かな自然に恵まれた浜松市には、地域において連綿と受け継がれてきた民
俗芸能が多くあります。
いにしえの時代から、私たちは自然の恵みに感謝するとともに、一方ではその
強大な力に畏怖しその荒ぶりを鎮めるため、芸能というかたちで「祈り」
を捧げてきました。浜松市伝
統芸能の集い「浜松の祈り 明日への祈り」は、市制100周年記念事業として浜松の魅力・誇り・
愛着を高めるとともに、
あわせて、東日本大震災により被災された皆さんを励まし、復興を支援するた
め、本市が全国に誇る民俗芸能団体が一堂に会し開催するものです。有史以来、幾多の困難を乗
り越え現在に伝えられてきた民俗芸能だからこそ、今この時代に大きな意味(メッセージ)
と力を持ち
得ると私たちは考えます。
浜松市伝統芸能フェスティバル実行委員会
浜松市制100周年記念 浜松市伝統芸能の集い
浜松の
明日への
浜松市制100周年記念
浜松市伝統芸能の集い
浜松の祈り 明日への祈り
7月2日
(土)浜松アリーナ 開場12:30 開演13:30
次 第
浜松市長あいさつ
滝沢放歌踊り保存会、浜松市立都田小学校放歌踊り倶楽部
たき
さわ
ほう
か
でん
がく
おどり
滝沢の放歌踊(静岡県指定無形民俗文化財)
西浦田楽保存会
にし
うれ
西浦の田楽(国指定重要無形民俗文化財)
そう と
め
みなくち
べんけい
でんがくまい
「早乙女」
「水口」
「弁慶」
「田楽舞」
遠州大念仏保存会 貴布祢郷中組、笠井新田巴組
えん しゅう だい
ねん
ぶつ
遠州大念仏(浜松市指定無形民俗文化財)
横尾歌舞伎保存会
よこ
お
か
ぶ
き
横尾歌舞伎(静岡県指定無形民俗文化財)
すがわらでんじゅ て ならいかがみ
くるま び
ば
「菅原伝授手習鑑 車曳きの場」
川合花の舞保存会
かわ
い
はな
まい
川合花の舞(静岡県指定無形民俗文化財)
はな
よ
まい
さかきおに
「花の四ツ舞」
「榊鬼」
川名ひよんどり保存会
かわ
な
川名のひよんどり(国指定重要無形民俗文化財)
じゅん
まい
りょう
まい
し
し
まい
「順の舞」
「両イナムラの舞」
「獅子の舞」
(司会 泉谷むつみ)
舞台のテーマ
早春の紅梅白梅、
はらはらと舞う桜の花びら、緑萌え新茶薫る山間、真夏の太陽が煌めく水面、
秋の紅葉、身を切るような冷たさのからっかぜ・・・ 色とりどりに変わる四季に育まれた浜松市。
自然の恵みに感謝し、万物に
“祈り”
を捧げる民俗芸能は、四季折々に咲き変わる花々のように、
私たちの生活に彩りと豊さを与えてくれます。今回、浜松市内に受け継がれてきた様々な
“祈り”
のかたち
(民俗芸能)
を季節に沿ってご覧いただきたいと思います。
浜松市制100周年記念 浜松市伝統芸能の集い
▪浜松市伝統芸能の集い
北区滝沢町 【滝沢放歌踊り保存会/都田小放歌踊り倶楽部】
たき
さわ
ほう
か
おどり
滝沢の放歌踊
〔静岡県指定無形民俗文化財〕
内 容
今回は保存会の指導を受けた浜松市立都田小学
校放歌踊り倶楽部が上演します。
滝沢の放歌踊は、北区滝沢町で受け継がれてきた民俗
え こう
芸能で、先祖の回 向を目的にしています。主に8月13日、
【滝沢放歌踊り保存会】
(代表 渥美位茂)
14日の2日間で地域の初盆宅を回り、念仏踊りで祖先供
養をします。
滝沢放歌踊り保存会は、地域の文化遺産を後世に
ほう か
滝沢に伝わる放歌踊は、
禅宗系の念仏僧である放下僧が関
残し伝えるため、地域をあげて後継者養成に取り組
係する念仏踊です。その起源は室町時代にさかのぼります
んでいます。地元小中学校への指導を通して、滝沢
が、
滝沢には江戸時代になって、
愛知県新城市から引佐町渋
の児童生徒は後継者に、他地区の児童生徒は放
歌踊の応援団・理解者として、伝承活動を支えてい
川、
同町東久留女木を経て伝えられたといわれています。
ます。
また、かつては、先祖の回向目的だけでなく、日照りの際
の雨乞いや害虫発生時の虫送りのために行われたとも伝
【都田小放歌踊り倶楽部】
(顧問 石田和重)
えられています。
その後、明治年間と戦中に一時中断しましたが、昭和22年
(1947)いち早く復活しました。
都田小学校放歌踊り倶楽部は、都田中学校と合同
で、毎月第2、第4日曜日の午前中を中心に、保存会
そうばん
通常、放歌踊は初盆宅の庭先で行われます。双盤の合図で
の指導を受けて活動しています。本年度は1年生か
放歌うたが始まり、放歌うたが終わると笛が輪くずしを吹
ら6年生までの全学年から計27人が参加していま
き、練り拍子に変わります。太鼓打ちはネリボウに持ち替
す。活動の成果を披露するため、運動会ほか年間何
度か発表を行っています。
え、左手で太鼓の紐を持って賑やかに打ちます。すると大
団扇を持ったひょっとこと扇子を持ったおかめが登場し、
と
ぼけた動きで見物人を喜ばせます。警護は輪くずしを聞く
とお暇をして退場の隊列を整え、施主のあいさつを受ける
と道ばやしに切り替えて次の家に向かいます。
≪見学の栞≫
日時
8月13日夕方
場所
林慶寺境内
(北区滝沢町)
その後、初盆宅を巡る
浜松市制100周年記念 浜松市伝統芸能の集い
浜松の
明日への
天竜区水窪町奥領家 【西浦田楽保存会】
にし
うれ
でん
がく
西浦の田楽
〔国指定重要無形民俗文化財〕
内 容
西浦の田楽は、天竜区水窪町の西浦地区所能の観音堂
【西浦田楽保存会】
(会長 守屋治次)
境内にて、旧暦1月18日の月の出から翌19日の日の出
この神事に参加する者は、能衆と呼ばれる世襲の
人々で、西浦田楽は、
この能衆によって伝えられてき
まで執り行われる農祭りで、五穀豊穣、無病息災、子孫長
ました。日常生活の中に信仰が根付き、祭の前から
久、水火の難を除く神事です。
精進潔斎する掟が守られてきました。
伝説では、養老3年(719)に行基菩薩がこの地に来て、
しかし、時代の流れとともに過疎化の波が押し寄せ、
聖観音の仏像と仮面を作り、その年から祭りが始められ、
世襲の一角が崩れ始めました。
その後は残った能衆
今日に及んでいると伝えられています。
で欠けた役を補い、現在は13戸が親子ともども参加
神事は地能33番、はね能12番、獅子舞、
しずめ、火の王、
することで伝承しています。
(当初は24戸の世襲)
遠い祖先が育ててくれた西浦の田楽を守り、子孫に
水の王で構成されています。
伝え残すのが務めと毎年の祭に取り組んでいます。
みな くち
今回は、地能から「水 口 」、スリササラ・詞章・笛・太鼓が和し
そう と
め
た調子のよい華やかな舞の「早 乙 女(花ザサラ、はんこい
つき)」、ビンササラを手に口拍子も高らかに躍る「田楽
舞」の3番、はね能から赤鬼の面をつけた弁慶と、
しんた
≪見学の栞≫
いの面をつけた牛若丸の二人舞「弁慶」を1番、計4番が
日時
旧暦1月18日の月の出から
翌19日の日の出まで
場所
西浦観音堂境内
(天竜区水窪町奥領家)
演じられます。
のう しゅう
別当、能 衆 、そして浜松市、日本全体が幸せであるように、
また平和であることを祈ります。
浜松市制100周年記念 浜松市伝統芸能の集い
▪浜松市伝統芸能の集い
(笠井新田巴組)
】
浜松市域 【遠州大念仏保存会(貴布祢郷中組)
えん
しゆう
だい
ねん
ぶつ
遠州大念仏
〔浜松市指定無形民俗文化財〕
貴布祢郷中組
笠井新田巴組
内 容
浜松市を中心として、磐田市、袋井市にわたる67組
遠州大念仏の起源は、戦国時代、武田・徳川両軍が戦っ
た三方ヶ原の戦いの戦死者の霊を慰めるため供養した
のが始まりと伝えられています。また、農作物の害虫や
疫病を避けるため行われたともいわれています。現在で
は、各地域の初盆供養として、
7月13日・14日(一部地
域は8月)のお盆に、新盆の家へ向かい約40〜50分に
わたる念仏の詠唱が行われます。
ひき て
かしら さき
念仏の列はおおまかに、引 手(施主の案内役)、頭 先(先
かしら
のぼり
そう ばん
すり しょう
が遠州大念仏保存会に所属しています。今回は浜
北区と東区からの出演です。
【貴布祢郷中組】
(浜北区貴布祢)
(組頭 竹田富雄)
明治20年頃まで実施していましたが長らく中断後、
昭和49年有志により再興されました。双盤、太鼓な
どを新たに揃え、念仏の振付を西美薗組から指導を
受けました。出ばやしでの頭上高くあがる太鼓は、蛙
の立ち跳びと称され、郷中組の特徴となっています。
とも まわ
導)、頭(灯篭)、幟 、双 盤 、笛、摺 鉦 、太鼓、供回り
(組名入
りの提灯持ち)、押し(行進の調整役)という構成になり
ます。
【笠井新田巴組】
(東区笠井新田町)
(組頭 内山正孝)
地元出身の幅広い年代層で構成され、大念仏が地
演奏は、笛、太鼓、双盤など器楽による囃子と、声楽によ
域の文化財として3世代にわたって伝承されていま
る念仏歌の2つに大別できます。双盤の長い余韻が遠
す。巴組の特色は、
躍動感あふれるダイナミックな動き
州大念仏の特徴のひとつです。新盆の家に向かう時の
ゆったりとした歩調の「道ばやし」、庭先で霊や遺族を慰
める「歌枕」、帰る時のテンポよくリズミカルな「庭ばや
と緩やかな動きがミックスされており、
大河の流れがイ
メージされています。バックに流れる念仏申しは、人々
の心に伝わるよう大きな声と分かりやすい発声です。
し」とも、それぞれの組で独自の節回しや踊りが発達し
≪見学の栞≫
ています。
日時
7月15日夜
場所
犀ヶ崖資料館前庭
(中区鹿谷町)
なお、7月・8月の盆時期、市内の新盆宅で奉納
供養が行われています。
浜松市制100周年記念 浜松市伝統芸能の集い
浜松の
明日への
北区引佐町横尾・白岩 【横尾歌舞伎保存会】
よこ
お
か
ぶ
き
横尾歌舞伎
〔静岡県指定無形民俗文化財〕
内 容
歌舞伎は江戸時代、江戸、京都、大坂などで人気のある大
【横尾歌舞伎保存会】
(会長 高井勇)
衆芸能でした。これが街道を通り各地に伝えられ村人自身
横 尾 歌 舞 伎は役 者 、太 夫 、三 味 線 弾きから、振
が演じる地芝居となりました。横尾歌舞伎の起源は定かで
ありませんが、寛政年間の御定書に歌舞伎に関する記載が
あることから、
200年以上前から当地で歌舞伎が行われて
きたことが分かっています。
すが わら でん じゅ て ならい
付、着付、床山、大小道具、舞台係などの裏方を
含め、全て地区の人たちの手で賄われています。
江戸〜明治頃から台本、衣裳、鬘、大小道具等
を先人たちが買い求め、又は制作、修理しながら
残し伝えてくれたおかげです。顔を作る化粧も、師
今回は、横尾歌舞伎保存会若手の十八番「菅 原 伝 授 手 習
匠から代々伝えられ、役者自らが行っています。現
鑑 車曳きの場」を上演します。 在、保存会員は20代から80代まで幅広い年齢
かがみ くるま び
ば
かん しょうじょう
≪あらすじ≫物語は平安時代、菅 丞 相(菅原道真)
と周囲の
人々の生き様を描いたもので「車曳きの場」は全5段のう
ち3段目にあたります。三つ子の兄弟である松王丸、梅王
丸、桜丸はわけあって敵味方になっていますが、家族の絆、
層で構成されており、役者だけでなく、多くのスタッ
フと上 演 舞 台の質の高さを誇っています。また、
文化財少年団や少年少女三味線教室を組織し、
積極的な後継者育成活動に取り組み、文化遺産
を後世に伝える努力をしています。
主従の絆を感じさせる荒事の代表的な一幕です。主な登
場人物は隈取(梅王丸の二本隈〈荒事〉、桜丸のむきみ〈和
事〉、時平公の公卿荒れ〈敵役〉など)で各役の性格を表現
しています。また、飛び六法、元禄見得、石投げの見得など、
特有の所作をいたるところで見せる、歌舞伎のエッセンス
を凝縮した美しい一幕です。
≪見学の栞≫
日時
10月第2土曜・日曜夕方から
場所
開明座
(北区引佐町横尾)
浜松市制100周年記念 浜松市伝統芸能の集い
▪浜松市伝統芸能の集い
天竜区佐久間町川合 【川合花の舞保存会】
かわ
い
はな
まい
川合花の舞
〔静岡県指定無形民俗文化財〕
内 容
川合花の舞は、天竜区佐久間町川合に鎮座する八坂神
【川合花の舞保存会】
(会長 山田昌俊)
社に伝承されている五穀豊穣、無病息災を祈る湯立神
川合花の舞保存会は、川合地区の全80戸余が
楽です。三遠南信地域に多く分布する霜月神楽で、本来
は旧暦霜月(11月)の厳寒の頃の行事ですが、現在では
10月の最終土曜日に夜を徹して行われます。
その起源は、中世の頃、この地に修行の場を求めてやっ
会員となり、伝承活動に取り組んでいます。全体
の運営を会長ほか祭典委員と執行役員が担い、
指導部を中心に舞の練習を行っています。祖先か
ら受け継がれた舞い方を確実に伝えるため、近年
は映像記録を参考に指導するほか、笛の音階を
てきた修験者たちによって伝えられた神事が、在地の信
譜面化しています。
仰と習合し成立、定着したものといわれています。芸能
本来は女人禁制でしたが、昭和50年代半ば以降
自体が「花の舞」と呼ばれていますが、子どもたちがかわ
いい花笠を被って踊る「花の舞」という演目があること
からこの舞が強調され、芸能全体をあらわす名称になっ
解禁し、現在では、他地区の子どもも参加するな
ど、後継者育成に力を入れ、地域をあげて活動し
ています。
たといわれています。花そのものは神霊の依代でもあ
り、穀物の豊かな稔りを約束する花穂のシンボルでもあ
ります。
現在、演目は18番を数えるが、基本的な舞の構成は①
地固めの舞、②二ツ舞、③三ツ舞、④山見鬼、⑤四ツ舞、
≪見学の栞≫
日時
10月最終土曜日午後3時から翌朝まで
場所
八坂神社境内
(天竜区佐久間町川合)
⑥榊鬼、⑦おかめの舞、⑧湯立の舞、の構成となってい
ます。
浜松市制100周年記念 浜松市伝統芸能の集い
浜松の
明日への
北区引佐町川名 【川名ひよんどり保存会】
かわ
な
川名のひよんどり
〔国指定重要無形民俗文化財〕
内 容
【川名ひよんどり保存会】
(会長 前嶋功)
川名のひよんどりは、芸能が奉納される福満寺薬師堂(通
称八日堂)本尊の木造薬師如来座像が作られた応永33年
ひよんどり祭礼には大禰宜、小禰宜、松明献納者
(タイトボシ)、堂 守 、僧の供 、
ヒドリ、若 連と諸 役
(1426)にはすでに行われていたと考えられます。川名
が分担されています。ヒドリ役を出す年齢集団で
の地は井伊家との関わりが強く、本尊も井伊家が願主とな
ある若連以外は世襲されています。また、近年は
って制作されたものです。
堂内で行われる舞に子どもたちも参加しており、
そ
ひよんどり祭礼は、五穀豊穣などを祈る春祈祷の祭として、
の保護者のほか、世襲の家々、年齢集団、保存
昭和30年代までは御堂の名称のとおり正月8日に行われ
会、自治会の組織が連携、協力して、地域をあげ
ていました。月が山間に入るのを待って行われ、夜空を焦が
て伝承活動に取り組んでいます。地域の文化遺
産である
「ひよんどり」
を核に地域コミュニティの活
す大松明と若者の揉み合いが豪壮で印象的であることか
性化に努めています。
ら「ひよんどり」
と呼びならわしています。以前は、
シシウチ
神事などの諸行事が別々の日に行われていましたが、昭和
40年(1965)
からは正月4日に全てを行っています。
堂内では、松明が献納され、歌読が行われた後、禰宜の舞
≪見学の栞≫
ほか9つの舞が奉納されます。獅子の舞が終わると堂外に
日時
1月4日午後6時から
出て伽藍鎮めを行い、再び堂内で田遊び、
オブッコ参詣、そ
場所
福満寺薬師堂
(通称八日堂)
して一同で汁掛飯を食して祭礼が終了します。
(北区引佐町川名)
浜松市制100周年記念 浜松市伝統芸能の集い
●西浦の田楽
浜松市
川合花の舞●
天竜川
川名のひよんどり●
横尾歌舞伎●
●
滝沢の放歌踊
●遠州大念仏(貴布祢郷中組)
●遠州大念仏
(笠井新田巴組)
≪浜松市内の無形民俗文化財≫
指定区分
国
国
県
県
県
県
県
市
市
市
市
名称
西浦の田楽
遠江のひよんどりとおくない
寺野のひよんどり
川名のひよんどり
懐山のおくない
呉松の大念仏
滝沢の放歌踊
横尾歌舞伎
川合花の舞
西浦の念仏踊
遠州大念仏
妙功庵観音堂の百万遍念仏と念仏講
勝坂神楽
犬居つなん曳
所在地
天竜区水窪町奥領家
北区引佐町渋川
北区引佐町川名
天竜区懐山
西区呉松町
北区滝沢町
北区引佐町横尾・白岩
天竜区佐久間町川合
天竜区水窪町奥領家
市内全域
北区細江町中川
天竜区春野町豊岡
天竜区春野町堀之内
浜松市制100周年記念 浜松市伝統芸能の集い
浜松の
明日への
ご来場のみなさまへ
・ 場内での飲食、上演中の録音、写真及びビデオ撮影は禁止です。
・ 座席は自由席です。座席に限りがございますので、お荷物等による座席の使用はご遠慮願います。
また、座席はつめてお座りください。
・ 携帯電話のご使用は、エントランスもしくは屋外でお願いします。また、上演中は電源をお切りください。
・ 喫煙は、屋外の指定された場所でお願いいたします。(館内禁煙)
・ 一部の演目において、舞台が見えづらくなる座席があります。あらかじめご了承願います。
・ 緊急の場合を除き、場内(客席)への入退場につきましては、演目と演目の間でお願いします。
・ 係員の指示に従っていただけない場合は、ご退場いただく場合がございます。
東日本大震災被災者支援募金の実施
本日は、東日本大震災で被災された皆さんを支援するため、
「1階エントランス」において、義援金の募金を実施しております。
皆さんからお預かりした募金は、浜松市伝統芸能フェスティバル
実行委員会が責任を持って、日本赤十字社に寄付いたします。
一人でも多くの皆さんのご協力をお願いいたします。
本日使用している募金箱は、今年度磐田地区の高校の生徒会が各高校の文化祭や街頭におい
て東日本大震災被災者の支援活動を展開するために、静岡県立天竜林業高等学校で製作された
ものです。いくつかはすでに各高校へ手渡され、募金活動に使われています。
【鉄で溶接して製作した募金箱】
同校環境研究部で製作していただいたものです。
同校環境システム科では実習で溶接技術の学習をしています。
また、部活動「環境研究部」
では美術
作品など、
より高度な溶接に取り組んでおり、昨年度の「富嶽ビエンナーレ展」
では準大賞を受賞しました。
(全国から応募のあった526点中)
【木材(スギ材:天竜産)の募金箱】
同校は
「木の文化」の継承と創造を教育目標に掲げており、同校の木工技術を利用し、建築デザイン
科で製作していただきました。
主 催:浜松市・浜松市教育委員会、浜松市伝統芸能フェスティバル実行委員会
助 成:はましん地域振興財団、公益信託チヨタ遠越準一文化振興基金
後 援:静岡新聞社・静岡放送、中日新聞東海本社、NHK 浜松支局、テレビ静岡、静岡朝日テレビ、
静岡第一テレビ、ケーブル・ウィンディ、K-MIX、FM Haro!、静岡県文化財保存協会、
㈶浜松観光コンベンションビューロー、㈶浜松市文化振興財団
協 力:静岡文化芸術大学、静岡県立天竜林業高等学校、遠州鉄道株式会社
企 画・運 営:浜松市伝統芸能フェスティバル実行委員会(事務局 浜松市文化財課)
舞台・音響・照明・映像・制作:株式会社ステージ・ループ
10
浜松市制100周年記念 浜松市伝統芸能の集い
浜松市民は東日本大震災で被災された皆さんを心から応援しています。
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