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福岡(博多)とアジア各地とのつながり
福岡(博多)とアジア各地とのつながり 日韓定期航路 ○1日3~8便 ○年間利用者数 アジア各都市・地域へ の空路(15路線) ○ 週352便 約69万人 ※ 国際航路旅客数日本一 ソウル 釜山 大連 ○ 年間利用者数 上海 約238万人 台北 東アジアクルーズ 天津 ○年間61回寄港 北京 ※ クルーズ寄港数日本一 香港 ○年間クルーズ客 約9万人 福岡市での入出国者数 (人数) 1,000,000 934,594 (見込み) 900,000 865,675 834,394 813,661 800,000 776,737 719,970 700,000 760,610 698,178 614,577 (見込み) 600,000 出国日本人 465,645 500,000 入国外国人 400,000 300,000 200,000 100,000 0 2007 2008 2009 2010 2011 (年) 国別入込外国人数 2006年 2010年 合計 62.6万人 合計 76.0万人 (アジアからが全体の95%) (アジアからが全体の95%) 中国人 9% 5.5万人 台湾人 15% 9.1万人 その他 10% 6.7万人 台湾人 10% 7 .8 万人 韓国人 66% 4 1 . 3 万人 韓国人 台湾人 中国人 その他 中国人 16% 1 2 .5 万人 その他 11% 8 万人 韓国人 63% 4 7 .7 万人 韓国人 中国人 台湾人 その他 港別(博多港)入出国者数 (人数) 3 5 0 ,0 0 0 3 0 0 ,0 0 0 2 8 7 ,2 2 0 2 7 6 ,9 5 9 2 7 2 ,0 8 0 2 5 0 ,0 0 0 1 9 5 ,9 6 0 (見込み) 2 0 0 ,0 0 0 1 5 0 ,0 0 0 出国日本人 1 3 4 ,3 8 2 1 4 3 ,8 8 9 1 5 8 ,8 4 5 1 4 5 ,6 4 6 1 3 3 ,9 7 0 入国外国人 1 3 0 ,6 4 5 (見込み) 1 0 0 ,0 0 0 5 0 ,0 0 0 0 2007 2008 2009 2010 2011 (年) 港別(福岡空港)入出国者数 900000 803,949 800000 (見込み) 731,705 700000 679,279 675,549 632,848 600000 500000 483,651 432,750 418,617 426,098 (見込み) 400000 319,999 300000 200000 100000 0 2007 2008 2009 2010 2011 出国日本人 入国外国人 クルーズ寄港数と乗客数 (寄港回数) (人) 160000 150,000 70 61 140000 60 51 120000 50 100000 90,000 40 80000 60000 23 40000 26,000 24 25 30 43,000 20 29,300 10 20000 0 0 2008 2009 2010 2011 2012 (年) 乗客数 寄港回数 プロモーションの実績と 入込外国人の今後の見込み 集客目標 100万人(2011年) ※ 震災の影響などにより達成が難しくなったため、 現在計画検討中。 福岡空港の需要予測 (2020年初め) 入国外国人 65万人 (2011年に比べ 23万人増) 出国外国人 98万人 (2011年に比べ 18万人増) プロモーション策 韓 国 中 国 ・アジアゲートウェイキャンペーン ・クルーズプロモーション ・インセンティブツアー誘致 ・福岡・釜山共同観光プロモーション ・国際観光展(BITF)への出展 ・九州3都市(福岡・熊本・鹿児島) ・ブロガーの招請 共同観光プロモーション 台 湾 ・国際観光展(ITF)への 出展参加 ・メディア・旅行会社招請 “Visit Japan!”外国クルーズ特区の実現 現時点での出入国審査にかかる希望 博多港での問題 ✔2000人級クルーズ船への海外臨船の中止 ✔日帰り滞在にも関わらず、陸上での審査開始から終了までに 2~3時間程度かかる ✔陸上での対面審査では4~5時間かかる恐れ。博多港を 回避することに繋がるかもしれない。 これまで1,800人乗りだった船が3,800人乗りに 総合特区での解決策 ✔クルーズ寄港に関して、博多港をファーストポートに ✔博多港での出入国をスムーズに行うことにより、第2次寄港地以降のスムーズな観光を促進 ✔クルーズ船については、海外臨船を実施 ✔海外臨船が困難な時は、陸上での体制強化。施設能力の向上 ✔地方自治体や民間で審査業務を補助、仮上陸許可書の有効性拡大(日本滞在中有効とする) “Visit Japan!”外国クルーズ特区の実現 出入国審査の迅速化・円滑化による効果 1.滞在時間の増加 ✔審査時間の短縮により、滞在時間が長くなり、ショッピング等により多く の時間をあてることができる。 2.クルーズ寄港の経済効果 ✔ショッピング等による福岡都市圏の経済活性化 H24年の直接消費額 約70億円 ・クルーズ船の大型化による乗客数増 ・滞在時間増による消費単価増 3.一層のクルーズ寄港促進 ✔より多くのアジアからの来客が期待でき、九州全体で日本全体の活 性化が図られる 外国人観光客誘致に与える影響 1.クルーズ会社からの強い要望 ✔博多港に常駐の入国管理事務所があることが、博多港への寄港増の大きな要因 ✔出入国審査の一層の簡素化は、クルーズ会社の強い要望であり、改善されれば、一段と寄港 促進が見込まれる。 ✔東アジアクルーズ市場は拡大しており、今後、海外複数クルーズ船社の新たな参入の動きが あり、福岡市としても誘致を行っている。実現すれば、クルーズによる入国外国人が飛躍的に増 加する。 2.日韓定期航路の活性化 ✔定期航路の乗客数は、着実に増加傾向にあるが、日韓経済交流の進展に伴い、まだまだ 増加の余地がある。 ✔両国をつなぐ定期航路を「友情の海の路(みち)」(平成23年6月)として、相互の交流誘致 活動を強化しており、緊密な国際連携策が実現すれば、日常的な短期観光が一層増加すると 考えられる。 3.クルーズ寄港の経済波及効果(H21) ✔一回の寄港で4,400万円の波及効果 ✔一人33,000円の消費 ✔24回の寄港で11億円の経済効果 その他 その他の サービス業 卸・小売業 宿泊・飲食 新たな出入国手続きの提案① スムーズな東アジアクルーズの実現! <内容> ✔現在、韓国は出入国の際の、対面審査を行っておらず、中国でも確認程度の 対面 審査となっている。日本も含めて、今後、この3カ国クルーズでは、3カ国の連携より、対 面審査なしによる徹底的に簡素化された手続き(船内での手続き)を実現。 ✔これに至る短期的な取り組みとしては、クルーズでは海外臨船を原則とし、前港が釜 山などで臨船審査が時間的に不可能な場合でも、上海出港時あるいは船中で部分的 な審査(指紋や写真)を事前に行うなどにより、陸上での迅速化を図る。また、EDカード の省略、出国外国人の対面審査の省略なども実施する。 <参考> 韓国での手続き方法・・・パスポートは船内で審査を行っているため入国時は対面審査等なし。 中国での手続き方法・・・パスポートを提示し、対面審査を行う。指紋認証等なし。 <効果> ✔対面審査の省略により、着岸後スムーズに上陸・観光を行うことができる。 ✔現在でも、対面審査のため、入国審査官は出港予定時刻3時間前から本船に乗船し、 審査を行っている。この労力を省くことができ、乗客は出港時間間際まで観光をすること ができる。 新たな出入国手続きの提案② 日韓定期航路を「日本のユーロスター」に! <内容> ✔博多港、釜山港の両港で、出国手続きに合わせて入国手続きも行う。 ※日韓定期航路:ビートル(200人乗り)、コビー(220人乗り)、かめりあ(650人乗り) <参考> ・ユーロスター(600~700人乗り)では、イギリス側のセントパンクラス駅(ロンドン)でフランスの入国 審査を、フランス側の北パリ駅(パリ)でイギリス側の入国審査を行っている。 <効果> ✔福岡市と釜山市は姉妹都市であり、長い交流の歴史がある。近年では、両都市で 「アジアゲートウェイキャンペーン」に取り組むなど、交流を活性化しており、上述の施 策により、一層、両国間を渡る障壁が低くなる。 ✔国連の「アジアハイウェイ構想」(日韓間は、博多・釜山間定期航路を利用したマイ カーの行き来)が実現すれば、全く新しい日常交流が生まれることが期待される。 入国管理局と連携できること <内容> ✔出入国審査業務の一部を地方公共団体や民間の職 員が担うことができるようにする。 ✔補助業務としては、船上もしくは陸上審査の際の整 列や書類の整理、写真や指紋等情報の取得作業等、 補助的な内容を想定する。 クルーズ客船の 着岸ポイント 審査場所の確保 <効果> 海外臨船や陸上審査において、県・市・民間で連携して 入国審査を補助することによりマンパワーの確保が容易 になり、全体としての審査体制の強化・入国審査の効率 化・迅速化につながる。