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ソフトウェアの最新バージョンを確認するツール「MyJVN バージョン
z プレスリリース 2016 年 12 月 21 日 独立行政法人情報処理推進機構 ソフトウェアの最新バージョンを確認するツール「MyJVN バージョンチェッカ」を機能拡充 ~新たに“Google Chrome”“iTunes”“LibreOffice”の 3 製品にも対応し、合計 15 製品に~ IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:富田 達夫)セキュリティセンターは、使用している ソフトウェアが最新の状態か否かを確認することができるツール「MyJVN バージョンチェッカ」を機能 拡充し、新たに“Google Chrome” “iTunes” “LibreOffice”の 3 製品にも対応し、公開しました。 URL:http://jvndb.jvn.jp/apis/myjvn/index.html 私たちのパソコンにはインターネット閲覧や、業務を効率的に処理するなどの目的で、様々なソフト ウェアがインストールされています。利用者はこれらソフトウェアが意図しないコンピュータウイルス の感染等を未然に防ぐため、常に最新のバージョンにしておく必要があります。 去る 10 月には Adobe Flash Player に深刻な脆弱性が発見されました。 開発元である米国 Adobe Systems 社は利用者にアップデートを呼びかけ、IPA も国民に向け、緊急対策を公表しました(*1)。こ のように使用しているソフトウェアには予期せず、突発的な脆弱性への対策が求められます。 利用者 は速やかに対策する必要があり、修正パッチ適用のため、使用しているソフトウェアのバージョンを確 認する必要があります。しかし、中には使用しているソフトウェアのバージョン情報を確認することに 不慣れな利用者もおり、速やかな修正パッチ適用が看過されてしまうことも考えられます。 IPA では使用しているソフトウェアのバージョンを簡便に確認することができるツール「MyJVN バ ージョンチェッカ」 (以後、バージョンチェッカ)を 2009 年 11 月から公開しています。バージョンチ ェッカでは広く普及し、攻撃に悪用される可能性の高いソフトウェアや、修正パッチのタイムリーな適 用が必ずしも容易とは限らないオープンソースソフトウェアなどを対象にしています。 このバージョ ンチェッカに本日、新たに“Google Chrome” “iTunes” “LibreOffice”の 3 製品にも対応しました。 これにより、バージョンチェッカで確認できる製品は合計で 15 製品となりました。 IPA では、より多くのパソコン利用者がバージョンチェッカを日常的に活用することで、ソフトウェ アが安全な状態であるかを確認し、必要な修正パッチをタイムリーに適用することで、安全なパソコン 環境が維持されることを期待しています。 ■本件に関するお問い合わせ先 IPA 技術本部 セキュリティセンター Tel: 03-5978-7527 竹村/工藤(伊) Fax: 03-5978-7552 E-mail: [email protected] ■報道関係からのお問い合わせ先 IPA 戦略企画部 広報グループ Tel: 03-5978-7503 (*1) 白石/山北 Fax: 03-5978-7510 10 月 27 日 緊急対策 Adobe Flash Player の脆弱性対策について https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20161027-adobeflashplayer.html 1 E-mail: [email protected]