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資料7 和光市の子ども・子育て家庭を取り巻く現状
資料7 和光市の子ども・子育て家庭を取り巻く現状 1 人口 (1)人口 ・ 和光市の人口は増加傾向にあり、平成 15 年以降は 7 万人を超え、平成 24 年 3 月 31 日現在 では 78,277 人となっています。 図表1-1 人口の推移(和光市) 資料:和光市住民基本台帳、外国人登録(各年 3 月 31 日現在) -1- 図表1-2 <参考>人口の推移(埼玉県) 資料:埼玉県推計人口(各年 4 月 1 日現在) 図表1-3 <参考>人口の推移(全国) 資料:総務省統計局「人口推計」(各年 4 月 1 日現在) -2- (2)人口構成比 ・ 人口の構成比は、0~14 歳(年少人口)の割合は横ばいであり、15~64 歳(生産年齢人口) の割合は低下傾向、65 歳以上(老年人口)の割合である高齢化率は上昇傾向になります。 ・ 平成 24 年について全国、埼玉県と比較すると、和光市は全国、埼玉県に比べ 0~14 歳、15 ~64 歳の割合が高く、65 歳以上の割合が低くなっています。 図表1-4 年齢3区分別人口構成比の推移(和光市) 資料:和光市:住民基本台帳(各年 3 月 31 日現在) 全国:総務省統計局「人口推計」(平成 24 年 4 月 1 日現在) 埼玉県・新座市・朝霞市・戸田市:埼玉県統計課「埼玉県町(丁)字別人口調査結果報告」 (平成 24 年 1 月 1 日現在) -3- 図表1-5 <参考>年齢3区分別人口構成比の推移(埼玉県) 資料:埼玉県統計課「埼玉県町(丁)字別人口調査結果報告」(各年 1 月 1 日現在) -4- 図表1-6 <参考>年齢3区分別人口構成比の推移(全国) 資料:総務省統計局「人口推計」(各年 10 月 1 日現在) -5- (3)子どもの人口 ・ 子ども(17 歳以下)の人口は増加傾向にあり、年齢別にみると平成 24 年は平成 20 年と比 較すると、0~2 歳、12 歳以上が増加しています。 図表1-7 子どもの人口の推移(和光市) 資料:和光市住民基本台帳(各年 3 月 31 日現在) -6- (4)人口推計 ・ 第4次和光市総合振興計画に基本構想における人口推計をみると、和光市の人口は増加して いくと予測されており、平成 33 年には 90,000 人を超えています。しかし、総人口に占める 0~18 歳の割合をみると、平成 28 年の 18.0%をピークに、平成 29 年以降は低下していくと 予測されています。 ・ なお、人口推計は平成 21 年 11 月 1 日現在を基準に推計されており、実人口は平成 22 年が 78,288 人、平成 23 年が 78,475 人、平成 24 年が 78,965 人であり、推計に比べて伸びが緩 やかになっています。 図表1-8 人口推計(和光市) 資料:第4次和光市総合振興計画基本構想における人口推計 ※平成 21 年 11 月 1 日現在を基準に推計、各年 11 月 1 日現在 -7- (4)地域別人口 ・ 地域別に0~5歳の人口をみると、 「広沢(515 人) 」、 「白子3丁目(512 人) 」が 500 人を超 えて多くなっています。0~5歳の人口に占める割合が最も高いのは「広沢(13.8%)」で あり、1地域だけ 10%を超えています。 図表1-9 地域別人口(和光市):平成 25 年 資料:和光市住民基本台帳(平成 25 年 3 月 31 日現在) 【エリアの分け方】 -8- (5)合計特殊出生率(地域別) ・ 和光市の合計特殊出生率は上下がありながらも平成 17 年以降は上昇傾向にありましたが、 平成 23 年は 1.30 であり、平成 22 年を下回っています。 ・ 平成 23 年では、和光市は全国を下回り、埼玉県を上回っています。 ・ 近隣市と比較すると、平成 18 年以降、和光市は新座市を概ね上回っていますが、戸田市、 朝霞市を概ね下回っています。 図表1-9 合計特殊出生率(全国、埼玉県、和光市) 図表1-6 合計特殊出生率(和光市、新座市、朝霞市、戸田市) 資料:全国は人口動態統計、埼玉県・和光市・新座市・朝霞市・戸田市は埼玉県保健医療部保健医療政策課統計 -9- 2 世帯 (1)世帯数と平均世帯人員 ・ 和光市の世帯数は増加傾向にあり、平成 24 年 3 月 31 日現在では 37,002 世帯となっていま す。一方で、1世帯あたりの平均世帯人員は減少傾向です。 図表2-1 世帯数と平均世帯人員の推移(和光市) 資料:和光市住民基本台帳(各年 3 月 31 日現在) - 10 - (2)世帯構成 ・ 国勢調査によると、昭和 60 年から単独世帯の割合が高くなり、核家族世帯、3世代世帯の 割合が低くなっています。 図表2-2 世帯構成(和光市) 資料:国勢調査 資料:国勢調査 (3)子どもがいる世帯の世帯類型 ・ 国勢調査によると、18 歳未満の親族がいる世帯の世帯類型は、 「片親と子ども」の世帯の割 合が高くなり、「両親と子どもと祖父母」の世帯の割合が低くなっています。 図表2-3 世帯類型(18 歳未満の子どもがいる世帯)(和光市) 資料:国勢調査 - 11 - (4)母子世帯・父子世帯 ・ 国勢調査によると、母子世帯、父子世帯ともに増加傾向にあり、平成 22 年では母子世帯が 257 世帯、父子世帯が 61 世帯となっています。 図表2-4 母子世帯・父子世帯の推移(和光市) ※母子世帯:未婚、死別又は離別の女親と、その未婚の 20 歳未満の子どものみからなる一般世帯 (他の世帯員がいないもの) ※父子世帯:未婚、死別又は離別の男親と、その未婚の 20 歳未満の子どものみからなる一般世帯 (他の世帯員がいないもの) 資料:国勢調査 - 12 - 3 昼夜間人口、通勤先 (1)常住人口、昼間人口 ・ 国勢調査によると、常住人口、昼間人口ともに増加傾向です。 ・ 昼間人口比率は、平成 7 年を境に低下から上昇に転じ平成 22 年は 84.8%となっています。 しかし、男女別にみると、男女ともに平成 17 年から平成 22 年にかけて微減しています。 図表3-1 常住人口、昼間人口、昼間人口比率の推移(和光市) 資料:国勢調査 図表3-2 男女別の昼間人口率の推移(和光市) 資料:国勢調査 - 13 - (2)通勤状況 ・ 和光市に住んでいる就業者の通勤先は、就業者全体の 42,016 人のうち、東京都が 22,257 人で 53.0%を占めており半数を超えています。和光市内での従業は 10,977 人(26.1%)と なっています。 ・ 一方、和光市で従業する就業者は 31,805 人であり、うち 17,173 人(54.0%)が市外からの 通勤者です。 図表3-3 通勤状況(平成22年) 【和光市で常住する就業者の通勤先】 【和光市で従業する就業者の常住地】 資料:国勢調査(平成 22 年) - 14 - 4 就労 (1)就業率 ・ 国勢調査によると、和光市の就業率は、男性は低下傾向、女性は上昇傾向にあります。平成 22 年では男性は 71.4%、女性は 49.6%となっています。 図表4-1 男女別就業率の推移(和光市) 資料:国勢調査(各年 10 月 1 日現在) - 15 - (2)女性の労働力率 ・ 和光市の女性の労働力率を年代別にみると、25~29 歳で最も高くなっていますが、その後 減少し、再び 40~44 歳から上昇します。いわゆるM字曲線を描いていることから、働いて いた女性が結婚や育児で一時仕事を辞め、子育てが一段落してから再就職する傾向が分かり ます。 ・ 和光市の労働力率は多くの年代で上昇傾向であり、特に 30~34 歳、35~39 歳では、平成 17 年から平成 22 年にかけて大きく上昇しています。 ・ 全国と比較すると、35~39 歳から 50~59 歳では和光市は全国を下回っています。 図表4-2 女性の年齢別労働力率(和光市、全国) 資料:国勢調査(各年 10 月 1 日現在) - 16 - (3)従業上の地位 ・ 15 歳以上の就業者の従業上の地位をみると、男性は「正規の職員・従業員」が 68.7%を占 めています。女性は「正規の職員・従業員」が 43.1%にとどまり、 「パート・アルバイト・ その他」が 37.8%となっています。 図表4-3 就業者の従業上の地位の割合(和光市) 資料:国勢調査(平成 22 年) 5 外国人 ・ 和光市の外国人登録者数は平成 23 年までは増加傾向でしたが、平成 24 年には減少し、平成 24 年 3 月 31 日現在では 1,796 人となっています。総人口に占める割合は 2.3%です。 図表5-1 外国人登録者数の推移(和光市) 資料:和光市(各年 3 月 31 日現在) - 17 - 6 初婚年齢 ・ 埼玉県の初婚年齢は男女ともに上昇傾向であり、平成 23 年は男性が 31.1 歳、女性が 29.2 歳となっています。どちらも全国を上回っています。 図表6-1 男女別初婚年齢の推移(全国、埼玉県) 資料:人口動態統計 - 18 - 7 就学前児童の状況 ・ 和光市の0~2歳児 2,515 人のうち、認可保育所に通っているのは 546 人であり、家庭的保 育室に通っているのは 119 人であり、合計すると 665 人で 26.4%を占めています。残りの 1,850 人は、企業内保育所等に通っている児童も含まれますが、ほとんどが在宅で過ごして いると考えられます。 ・ 3~5歳児 2,365 人のうち、認可保育所に通っているのは 689 人であり 29.1%を占め、市 内・市外合計すると幼稚園に通っているのは 1,525 人であり 64.5%を占めています。 図表7-1 就学前児童の状況(和光市):平成 25 年 【0~2歳】 【3~5歳】 資料:人口は、和光市住民基本台帳、外国人登録(平成 25 年 3 月 31 日現在) ※幼稚園は平成 25 年 5 月 1 日現在、認可保育所、家庭保育室は平成 25 年 4 月 1 日現在 - 19 - 8 教育・保育事業の状況 (1)居住地エリア別の子どもの人数と施設数 ・ 0~5歳の人口は北エリアが最も多く 2,127 人となっています。続いて南エリアが 1,761 人、中央エリアが 992 人となっています。 ・ エリア内にある認可保育所の定員数は、北エリアと南エリアが同数で 460 人となっています。 家庭保育室の定員数は中央エリアが最も多く 100 人となっています。幼稚園の定員数は北エ リアが最も多く 490 人となっています。 ・ エリア別の0~5歳人口に占める認可保育所の定員数は、北エリアで 21.6%、中央エリア で 24.2%、南エリアで 26.1%となっています。 図表8-1 和光市の居住地エリア別の0~5歳児の人口と保育・教育施設数(平成 25 年) 資料:人口は、和光市住民基本台帳、外国人登録(平成 25 年 3 月 31 日現在) - 20 - (2)認可保育所 ・ 和光市では、保育所の誘致、弾力的な受入れ、定員増等による待機児童への対応を図り、入 所児童数は増加しているが、待機児童の解消には至っていない。 図表8-2 認可保育所の入所児童数、待機児童数の推移 ※各年 4 月 1 日現在、待機児童は国基準による人数 ・ 1歳児、2歳児、3歳児は、定員を大幅に上回る児童の受入れを行っているが、待機児童の 解消には至っていない状況である。 図表8-3 年齢別認可保育所定員と入所児童数、待機児童数(平成25年) ※平成 25 年 4 月 1 日現在、待機児童は国基準による人数 - 21 - ・ 保育所入所児童数 1,214 人は、居住地別にみると北エリアが 561 人、中央エリアが 300 人、 南エリアが 353 人となっている。 ・ 居住地と同じエリア内の保育所に通っている割合は北エリアが 76.1%、中央エリアが 55.7%、南エリアが 88.1%となっている。 図表8-4 居住地エリア、保育所所在地エリア別の認可保育所入所児童数 ※平成 25 年 5 月 24 日現在 (3)家庭保育室 ・ 家庭保育室の定員と在室児童数の年度別推移をみると、増加する保育需要に対応するため誘 致を行っていることから、年々増加しており、平成 23 年度には定員が 200 人を超えている。 ・ 家庭保育室の在室児童数が 4 月 1 日と翌年 3 月 31 日で差があるのは、4 月に新たな保育園 が開園したり、家庭保育室から認可保育所に移行することがあるからである。 図表8-5 家庭保育室定員と在籍児童数 - 22 - (4)幼稚園 ・ 和光市内にある幼稚園の幼稚園児数は、平成 17 年からの推移をみると、平成 18 年の 885 人をピークに減少傾向となっていましたが、平成 24 年は増加し、また平成 25 年には減少し ています。 ・ 平成 25 年 5 月 1 日現在の在園児数は 813 人であり、定員 945 人に占める割合は 86.0%とな っています。なお、813 人のうち、市内に居住する児童は 772 人となっています。 図表8-6 和光市内にある幼稚園の在園児数と定員に占める割合 ※各年 5 月 1 日現在 - 23 - (5)放課後児童クラブ ・ 放課後児童クラブの児童数は 600 人から 700 人の間で上下しており、平成 25 年は全体で 629 人となっています。待機児童は平成 24 年が 19 人と多くなっていましたが、平成 25 年には 6 人に減少しています。 ・ 平成 25 年、全体で見れば定員 689 人に対し、入所児童数は 629 人で定員を 60 人下回ってい ますが、クラブごとに希望者の差が大きく、定員に対する在園率は最も高い諏訪保育クラブ で 110.3%、最も低い南地域センター保育クラブで 30.9%となっています。 ・ なお、諏訪保育クラブの定員は、平成 25 年度に増築工事により、20 人増える予定である 図表8-7 放課後児童クラブの入所児童数、待機児童数の推移 ※各年 5 月 1 日現在 図表8-8 放課後児童クラブの定員・入所児童数・在園率、待機児童数(平成 25 年 5 月 1 日) - 24 - 9 児童虐待 ・ 平成 24 年度に全国の児童相談所で対応した児童虐待相談件数は 66,807 件で、児童虐待防止 法施行前の平成 11 年度に比べ約 5.7 倍となっており、年々増加している。 ・ 和光市の児童虐待に関する相談件数(児童実人数)も増加傾向であり、平成 18 年度の 12 件から平成 24 年度には 63 件となっています。 図表9-1 児童相談所における児童虐待相談対応件数(全国) ※平成 16 年 10 月の改正児童虐待防止法の施行により、通告対象の範囲が「虐待を受けた子ども」から「虐待を受けたと思わ れる子ども」に拡大された。 資料:厚生労働省 図表9-2 児童虐待に関する相談件数(児童実人数)(和光市) 資料:和光市福祉行政報告例 - 25 - 10 保育園及び家庭保育室マップ - 26 -