...

ビデオプロジェクト

by user

on
Category: Documents
28

views

Report

Comments

Transcript

ビデオプロジェクト
【朝倉郡東峰村
東峰村 IT 活性化委員会】
-トーホーMedia Cafe を活用したまちづくり-
【目的】
地域における情報化に向けた3つのプロジェ
クトの実施をとおして、課題解決のためのリーダ
ーを育成し、経済の活性化や定住・交流人口の増
加等の地域課題に対する解決策を具体化する取
り組みについて、村民自身が検討し、実行する力
を養うことで、活性化したまちづくりの推進を図
っている。
主催
東峰村
【東峰村のブロードバンド化】
「きっかけは、村民の一言から始まった。」
H18.3 麻生福岡県知事が移動知事室で東峰村を訪れた
際、懇談会に参加した村民が、ブロードバンド環境がな
いことを直訴。
県内で唯一東峰村のみがブロードバンド環境になか
ったため、県の支援策として慶応義塾大学 国領 教授
が、東峰村応援団を設置。
その後、東峰村 IT 活性化委員会が発足し、地域の活
性化に向けた地域課題克服のため、H19 年度からブロー
ドバンド環境の整備による3つの地域情報化プロジェ
クトが実施された。
【3つの地域情報化プロジェクト及び実施事業】
○住民ディレクター講座:村民自身がビデオカメラを持ち、自らの視線でテレビ番組を制作するプロ
セスを通じ、地域づくりに求められる幅広い企画力、取材力、構成力、広
報力、構想力等の育成を目的とした活動を行っている。
・英語ビデオキャンプ(東峰村を世界に!)(H19.8)…「東峰村を世界に!」を合言葉に、公募に
応じた子どもたちが東峰村について(小石原の窯元取材等) 流暢な英語で紹介する英語のコンテンツ
を作成しウェブサイトに公開する活動を実施。
・全国過疎問題シンポジウム(H19.10)…遠隔会議システムで結ばれた他会場への情報発信として、
講座で培った企画力をもとに、「村の IT 活用について」のステージ発表用ビデオを作成。また、そ
の作成段階での取り組みも活動の一環となった。
・英語ビデオプロジェクト(H20)…東峰村をフィールドに、小学生が「村の好きなところ」を自ら撮
影し、また、英語と日本語による編集を施した紹介ビデオを制作。
「いつでも、どこでも、誰でも講師や受講生になれる学びの共同体」づくり
○イ ン タ ー ネ ッ ト 市 民 塾:
( 東 峰 そ ん み ん 塾) をめざす自主グループ。特に村民自ら、村や村民の活動を紹介する HP を
作成している。
・イベント開催と情報発信…「山開き」や「岩登りウォーキング」などのイベントを開催する中で、
「東峰村ファンを増やす」ため、その紹介コンテンツを作成し公開。
○東 峰 村 鳳 雛 塾:地域づくりに向けた企画力や課題発見力を具現化する戦略的思考を育成す
るため、教材として東峰村をテーマにディスカッション教育を行っている。
・住民によるディスカッション…「小石原焼」や「トーホーMedia Cafe で何するの??」など、東
峰村をテーマに、講師(ケースリーダー)と参加者で討議を実施。
○トーホーMedia Café(H20.8~)
東峰村と東峰村を愛する人たちの信頼と連携の「コミュニティ活動支援型地域 SNS」サイト。住民ディ
レクター講座やインターネット市民塾で制作した様々なコンテンツも発信。
地域 SNS(ソーシャルネットワークサービス)とは、日記や掲示板、メール配信などの機能を使って、インターネッ
ト上でのコミュニケーションや情報共有を“安心”して行うことができるサイト
○東峰村 IT 劇場(H21.2~)
村民の「ありのままの暮らし」
「生の声」をネット上でテレビ中継番組として伝え、日本中・世界中の出
身者やファンとライブでコミュニケーション。スカパー!e2「南の國から」でも発信。
○日本初 5 時間地域SNSテレビライブ(H21.2.21)
-東峰メディアカフェ(林業総合センター 2F)OPEN イベント-
東峰村の魅力、「東峰村 IT 劇場」の全容、更には全国からの中継を5時間、村民自身の手づくり番組と
して、ネット上で公開コミニュケーション放送。
【成果と今後の方向性】
(1) 成果
・ 互いに知らなかった住民同士が共に学び合うコミュニティが形成された。
・ 「東峰村に住んでいながら意外と知らなかったこともある。」
「村民間で交流が増え、挨拶を交わすだ
けだった人とも話をするようになった。」といった声からうかがえるように、村の生活や他の人に対
して目が向くようになった。
・ 情報技術を活用したまちづくりに対する自主的な活動が生まれ、「自分たちで何とかしなければ」と
いう機運が醸成されてきている。
(2) 今後の方向性
・ 現在の取り組みをさらに多くに村民に広めること。
・ 村民の取り組みに対し、継続的に支援する仕組みを構築すること。
・ 経済効果へと結びつけていくこと。
・ 東峰村の地域性ある固有の情報を、世界に向けて発信していくこと。
【トーホーMedia Café 地域 SNS のバナー】
【お問い合わせ先】
東峰村 宝珠山公民館
〒838-1792
朝倉郡東峰村大字宝珠山6425
Tel 0946-72-2301
Fax 0946-72-2302
URL http://toho-sns.jp
(トーホーMedia Cafe)
Fly UP