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平成19年3月31日
平成18 年4月1日−平成19 年3月31日 CONTENTS 目次 ごあいさつ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 ひがしんの概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 役員一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 主な事業の内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 ひがしん組織図/総代名簿 ・・・・・・・・・・・・・ 3 総代会制度について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 地域密着型金融推進計画への取り組み ・・・・ 5 ひがしんの姿勢 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 経営理念 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 東京東信用金庫が対処すべき課題 ・・・・・ 6 行動綱領 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 コンプライアンス体制について ・・・・・・・ 7 リスク管理体制について ・・・・・・・・・・・・・ 7 個人情報について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 平成 18 年度における事業の概況 ・・・・・・・・ 8 ひがしんの経営内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 自己資本比率について ・・・・・・・・・・・・・・ 10 新自己資本比率 (バーゼルⅡ) について ・・ 10 業務純益について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 貸出金について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 繰延税金資産について ・・・・・・・・・・・・・・ 11 ひがしんと地域社会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 コミュニケーション活動 ・・・・・・・・・・・・・・ 14 トピックス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 業務のご案内 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 営業のご案内(商品一覧)・・・・・・・・・・・・・ 18 CS(顧客満足度)調査結果 ・・・・・・・・・・・ 20 主な手数料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 資料編(財務諸表等)・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 自己資本の充実の状況〔単体〕・・・・・・・・・ 38 ひがしんグループの状況 ・・・・・・・・・・・・・・ 46 自己資本の充実の状況〔連結〕・・・・・・・・・ 49 店舗一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56 ネットワーク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58 ひがしんの歩み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60 ディスクロージャー開示項目 ・・・・・・・・・・ 61 ごあいさつ 長谷川理事長 平素は格別のご愛顧、お引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 皆さまに東京東信用金庫をより一層ご理解していただくため「2007 東京東信用金庫の現況(ディスクロー ジャー誌)」を作成いたしました。 「地域密着型金融推進計画」を踏まえ、当金庫の経営理念、業績、財務内容をはじめ当金庫の経営内容を積 極的に開示するものとなっております。 さて、景気は、戦後最長の「いざなぎ景気」を超え緩やかな成長を続けておりますが、しかし、地域、業種、 企業規模により回復にばらつきが見られ、依然として、中小企業の経営環境は厳しい状況下となっております。 このような状況のもと、地域経済において信用金庫の役割を果たすため、日常の業務活動を通じて、種々 の取組みを実践してまいりました。 平成 18 年度は、 「ひがしんブランドの創造」をテーマに、平成 17 年度よりスタートしました 3 ヵ年計画「ひ がしんカスタマー・トラスト」を引続き推進し、地域に必要とされる「しんきん」を目指し、お客さまサー ビスの充実を図ってまいりました。 平成 19 年度も、前年度に引続き経営の体質強化を図るとともに、 お客さまの利便性向上に努めてまいります。 さて、平成 18 年度より新 BIS 規制(バーゼルⅡ)に従った自己資本の充実の状況等を開示することになり ましたので、詳細な情報を掲載しております。 なお、決算におきましては、経営の効率化を進めてまいりました結果、業務純益 144 億円を計上すること ができ、当期純利益は 69 億円を確保し、自己資本の充実を図ることができました。 また、新 BIS 規制による当金庫の自己資本比率については、9.32 %となり、国内基準である 4%を大きく 上回っており、順調に増加しております。 今後も皆さまのお役に立つ金融機関として、当金庫の経営理念であります「信望」 「躍動」 「共存」を旨として、 地域の「縁」を大切に、「お客様第一の姿勢」を貫いてまいります。 引続き皆さまのご支援とご愛顧を賜りますよう心よりお願い申し上げます。 平成 19 年 7 月 会 長 理事長 Higashin 2007 1 ひがしんの概要 両国本部 ● 役 員 (平成 19 年 6 月 29 日現在) ● 概 要 ● 営業地区一覧 【名 称】 東京東信用金庫 【所 在 地】 (本店)東京都墨田区東向島2-36 -10 電話 03(3611)0131(代) (本部)東京都墨田区両国4- 35 - 9 電話 03(5610)1111(代) 【設 立】 昭和 20 年 12 月 15 日 【出 資 金】 26,362 百万円 普通出資金 24,322 百万円 優先出資金 2,040 百万円 【預金積金】 1,495,160 百万円 【貸 出 金】 935,129 百万円 【職 員 数】 1,469 人 【店 舗 数】 68 店舗 12 出張所 店舗外 ATM コーナー 16 ヵ所 【東京都】 区の存する地域 【埼玉県】 草加市 八潮市 三郷市 越谷市 川口市 鳩ヶ谷市 春日部市(旧庄和町を除く) 吉川市 北 飾郡松伏町 【千葉県】 松戸市 市川市 鎌ヶ谷市 船橋市 柏市 野田市 流山市 浦安市 八千代市 習志野市 佐倉市 成田市(旧下総町、旧大栄町を除く) 千葉市 我孫子市 四街道市 八街市 印西市 白井市 富里市 印旛郡 (平成 19 年 4 月 16 日現在) ● 主な事業の内容 1. 預金及び定期積金の受入れ 2. 資金の貸付及び手形の割引 3. 為替取引 4. 債務の保証又は手形の引受け 5. 有価証券の売買、有価証券指数等先 物取引、有価証券オプション取引 又は外国市場証券先物取引 6. 有価証券の貸付 7. 国債証券、地方債証券若しくは政府 保証債券の引受け及び国債証券等 の募集の取扱い 8. 金銭債権の取得又は譲渡 9. 国民生活金融公庫等の代理業務 10. 国、地方公共団体、会社等の金銭の 2 Higashin 2007 収納その他金銭に係る事務の取扱 い 11. 有価証券、貴金属その他の物品の 保護預り 12. 両替 13. 金融先物取引等 14. 次の行為を行う業務その他の業務 イ,国債証券等に係る引受け、募 集または売出しの取扱い ロ,証券投資信託及び証券投資法 人に関する法律に規定する証券 投資信託又は外国証券投資法人 の投資証券に係る証券取引法第 65 条第2項第4号に掲げる取引 ハ,次に掲げる取引 (イ)国債証券等の売買 (ロ)外国国債証券に係る有価証 券先物取引 (ハ)国債証券等に係る有価証券 オプション取引 15. 金の取扱い 16. 地方債又は社債その他の債券の募集 又は管理の受託 17. 担保付社債信託法により行う担保 付社債信託業務 18. スポーツ振興くじ(toto)の払戻し 19. 保険商品等の販売 ひがしんの役員/組織図 ● 組織図 総代会 監事会 理事会 会長 ︵ 代常 表務 理会 理事長 コンプライアンス リスク管理 委員会 委員会 事 ︶ 専務理事 常務理事 ALM委員会 預金保険法 対策委員会 個人情報 管理委員会 融資審査会 常勤理事 金利決定委員会 管理本部 営業本部 総務本部 地区本部 企 主 情 検 担 計 担 管 理 査 担 担 当 当 当 与 信 報 画 リ ス ク 管 理 部 監 査 部 経 営 企 画 室 監 査 担 当 当 コ ン プ ラ イ ア ン ス 担 当 リ 秘 書 室 広 秘 総 務 部 総 会 人 事 部 人 ス ク 材 報 書 務 員 事 担 担 担 担 担 管 理 開 発 担 担 当 人 当 当 当 当 当 当 シ ニ ア サ ポ ー ト 担 当 西 北 地 地 区 区 千 区 江 戸 川 地 区 墨 田 地 区 営 業 推 進 担 当 江 東 地 区 営 業 推 進 担 当 江 戸 川 地 区 営 業 推 進 担 当 西 地 区 営 業 推 進 担 当 北 地 区 営 業 推 進 担 当 千 葉 地 区 営 業 推 進 担 当 ※ 1 ※ 2 ※ 3 ※ 4 ※ 5 ※ 6 墨 江 田 東 地 地 区 事 務 部 営 業 推 進 部 葉 地 区 業 業 務 務 推 企 進 画 担 担 当 当 ひ が し ん ハ ロ ー プ ラ ザ コ ン ピ ュ ー タ ー 担 当 情 報 処 理 担 当 情 報 チ ェ ッ ク 担 当 審 査 部 事 事 務 務 管 集 理 中 担 担 当 当 審 査 担 当 管 理 部 資 金 国 際 部 代 融 企 管 管 資 理 資 業 理 理 業 企 支 回 法 務 画 援 収 務 担 担 担 担 担 当 当 当 当 証 国 金 券 際 担 担 担 当 当 当 当 営業店 ※1:墨田区 ※2:江東区 ※3:江戸川区 ※4:台東・千代田・北・板橋・練馬・新宿区 ※5:足立・荒川・ 飾区・埼玉県 ※6:千葉県 (平成19年7月2日現在) ● 総代名簿 (敬称略・順不同・総代数 247 人 平成 19 年 6 月 29 日現在) 選任区域 人 数 氏 名 1区 26人 2区 24人 3区 30人 有賀 義満 池田 勝一 石川 勲 石原 九二一 石原 道夫 伊藤 三千男 上野 博文 大友 隆 大堀 雅義 岡本 毅 小川 勇一 加藤 健次郎 鎌瀧 充彦 北 伊蔵 小林 久 斎藤 慶司 笹本 良之 高野 幸栄 武田 茂治 田中 久 谷 安二 積田 喜一 中村 秀二 西村 寿郎 羽賀 悌治 橋本 勇 服部 光喜 前川 一豊 村岡 好三 由田 由松 4区 17人 青木 英二 阿部 光太郎 石川 貞夫 石毛 平二郎 井上 義人 笛吹 佳宜 大竹 将喜 岡村 謙蔵 坂田 登貴子 塩原 善作 嶋村 繁 杉原 宏 関口 徹 武山 正幸 弦巻 幸榮 槙野 靖雄 南 猛 5区 22人 飯森 浩司 上野 政男 上野 吉光 大塚 精一 小澤 敬治 加藤 明男 川久保 順文 木内 輝男 小林 清三郎 柴田 透 鈴木 五郎 鈴木 辰男 関口 彪一 田 昭仁 橋 一郎 田中 喜久男 長島 資生 中原 義三 野口 邦雄 長谷部 尅彦 早川 淳 山縣 常浩 6区 40人 阿部 坂本 梨 毛利 利夫 石井 護 佐久間 留廣 高橋 正二 吉野 7区 35人 秋元 佐藤 野崎 横川 実 石川 繁和 石田 孝 岡野 茂 加藤 正弘 桐田 進弘 小池 義夫 小久保 吉朗 越塚 金一 古清水 貞夫 佐々木 栄作 慈敞 鹿野 吉雄 芹川 常冶 田中 章恵 田辺 徳夫 田邊 正樹 谷口 勝亮 谷口 博昭 土谷 英一 中川 照詞 中川 滝治郎 名取 和弘 理弘 野島 英二 長谷川 信行 福島 三郎 布施 久二雄 本多 達磨 牧田 盛市郎 真利子 伊知郎 丸山 学 宮崎 鎮雄 深山 誠治 清 8区 22人 浅井 俊保 飯泉 一雄 宇都野 紘 小倉 幸雄 金子 哲基 小池 敏孝 小竹 功 指田 隆次 清水 文雄 鈴木 健児 柳 剛通 丹保 達二 富澤 惣次郎 中村 孝明 名畑目 邦男 馬場 善三 藤田 武男 牧 稔 谷古宇 松夫 山上 博愛 山口 博之 山 吉 9区 22人 青山 末吉 赤堀 英司 石川 善満 板橋 良夫 海老原 衡治 大塚 明彦 金子 明 神田 憲雄 木下 博 小原 弘志 坂巻 利雄 佐藤 忠八 鈴木 誠二 瀬川 隆昭 滝本 次男 豊田 好実 長島 弘昌 古市 友吉 保戸田 子之助 本橋 銀六 森脇 義夫 渡邉 幸一 10区 9人 浅野 清水 山中 秋山 富田 義雄 石毛 健一 一松 紀行 内山 三郎 高橋 邦郎 田代 伸司 長岡 重行 山室 喜美雄 正雄 東 豊昭 猪狩 進太郎 池川 康義 中島 平人 中村 幸二 西田 満 遠藤 勝久 大久保 保 貝塚 敏雄 片桐 節治 加藤 伝三郎 小松 四郎 阪本 和男 佐原 義連 信玄 西村 晃一 白田 勘蔵 樋口 丈吉 藤本 眞治 松山 光 丸山 宏充 村瀬 重光 安田 富男 交一 大塚 一郎 大橋 淑男 岡本 郁雄 黒田 慶一 清水 浩 下出 忍 新藤 久子 津村 勇 孝博 西村 清 樋口 修一 深澤 和章 福島 昌一 藤田 忠義 間中 辰男 山本 巧 吉田 勝治 昭造 井村 壽 岩楯 康好 宇田川 日出海 内海 徳也 内海 敏夫 靱江 重和 金久保 豊 金澤 隆登 小島 信二 小林 正之 梅吉 佐久間 幸一 佐藤 節男 島宮 萬喜 清水 幸次郎 首代 武男 白子 一 鈴木 梅吉 鈴木 幸雄 関口 仁助 染谷 昇 俊三 高橋 幸雄 竹内 善衛 田島 新之助 田邊 茂 中里 治男 西野 安雄 野澤 泰夫 平田 善信 福島 藤明 細野 清一 勇 吉野 種吉 吉野 征夫 加藤 隆 川上 東吉 君野 隆治 小林 政雄 佐藤 一二三 佐藤 義明 菅沼 計二 綱島 昭寛 三浦 正人 Higashin 2007 3 総代会制度について 1. 総代会制度 ■総代会の仕組み(図解) 信用金庫は、会員同士の「相互信頼」と「互恵」の精神を基本理念 会 員 に、会員一人一人の意見を最大の価値とする協同組織金融機関です。し たがって、会員は出資口数に関係なく、一人1票の議決権を持ち、総会 選考委員 を通じて当金庫の経営に参加することとなります。しかし、当金庫では、 総代候補者 ②選考基準に基づき 総代候補者を選考 会員数がたいへん多く、総会の開催は事実上不可能です。そこで、当金 庫では、会員の総意を適正に反映し、充実した審議を確保するため、総 会に代えて総代会制度を採用しております。(右「図解」参照) ③会長は、総代候補 者 氏 名を 店 頭 掲 示し、所定の手続 を経て、会員の代 表 とし て 総 代 を 委嘱 ①理事会の議決に基 づき会長が選考委 員 を 委 嘱し 、選 考 委員の氏名を店頭 掲示 この総代会は、決算、取扱業務の決定、理事・監事の選任等の重要事 項を決議する最高意思決定機関です。したがって、総代会は、総会と同 様に、会員一人一人の意見が当金庫の経営に反映されるよう、会員の中 から適正な手続により選任された総代により運営されます。 また、当金庫では、総代会に限定することなく、日常の事業活動を通 じて、総代や会員とのコミュニケーションを大切にし、さまざまな経営 総代 会 理事会 改善に取り組んでおります。 会員の総意を適正に 反映するための制度 2. 総代とその選任方法 総 代 決 算に関 する事 項 、 理 事・監 事 の 選 任 等 重要事項の決定 (1)総代の任期・定数 ・総代の任期は 2 年です。 ・総代の定数は、120 人以上 350 人以内で、会員数に応じて各選任区 域ごとに定められております。 (2)総代の選任方法 総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の経営に反映する ■総代が選任されるまでの手続きについて(フロー図) 重要な役割を担っております。 下記フロー図は当金庫定款 に定める総代選任手続きに 基づいて作成しております。 当金庫の地区を10区の選任区域に分け、 各選任区域ごとに総代の定数を定める。 そこで総代の選考は、総代候補者選考基準 ( 注 ) に基づき、次の 3 つの手続を経て選任されます。(右「フロー図」参照) ①会員の中から総代候補者選考委員を選任する。 ②その総代候補者選考委員が総代候補者を選考する。 ① 選 総 考 代 委 候 員 補 の 者 選 任 ③その総代候補者を会長が総代に委嘱する(異議があれば申立てる)。 (注)総代候補者選考基準 ①資格要件 ・当金庫の会員である方 ②適格要件 ・総代として相応しい見識を有している方 ・良識をもって正しい判断ができる方 ・地域における信望が厚く、総代として相応しい方 ・地域での居住年数が長く、人縁関係が深い方 ・行動力があり、積極的な方 ・人格、識見に優れ、当金庫の発展に寄与できる方 ・金庫の理念・使命をよく理解し、金庫との緊密な取引関係を 有する方 3. 通常総代会の決議事項等 第 62 期通常総代会において、次の事項が付議され、それぞれ 原案のとおり承認可決されました。 ①報告事項 第 62 期(平成 18 年 4 月 1 日∼平成 19 年 3 月 31 日) 業務報告、貸借対照表及び損益計算書の内容報告の件 ② 総 代 候 補 者 の 選 考 理事会の議決により、選任区域ごとに会員の うちから選考委員を委嘱 選考委員の氏名を店頭に掲示 選考委員が総代候補者を選考 総代候補者の氏名を、 1週間店頭掲示 会長に報告 左記掲示について 日本経済新聞に公告 ≪異議申出期間(公告後2週間以内)≫ ③ 総 代 の 選 任 会員から異議がない場合または 選任区域の会員数の1/3未満の会員 から異議の申出があった総代候補者 当該総代候補者が選任区 域の総代定数の1/2以上 選任区域の会員数の1/3 以上の会員から異議の申 出があった総代候補者 当該総代候補者が選任区 域の総代定数の1/2未満 ②決議事項 第一号議案 剰余金処分案承認の件 第二号議案 定款一部変更の件 第三号議案 理事選任の件 第四号議案 役員賞与支給の件 他の候補者を選考 上記②以下の手続きを経て 、 いずれか選択 欠員(選考を行わない) 第五号議案 会員除名の件 第六号議案 退任役員の退職慰労金・功労金贈呈の件 4 Higashin 2007 会長が総代に委嘱 総代の氏名を店頭に1週間掲示 地域密着型金融推進計画への取り組み ● 新アクションプログラムの進捗状況 1 取組方針(要約) 当金庫は地域及びお客さまのお役に立ち信頼される金融機関になるとの理念に基づき、次の 3 項目を柱に地域密着型金融推進計画 に取組んでまいります。 (1)事業再生・中小企業金融の円滑化 地域におけるベンチャ−企業の育成並びに中小企業の技術開発及び新事業の展開を支援するため、創業・新事業支援機能な どの強化や中小企業再生支援協議会等の外部機関との一層の積極的活用による事業再生に向けた取組みについて強化します。 (2)経営力の強化 事業再生・中小企業金融の円滑化の実現に当たっては、当金庫自らの「経営の健全性」の確保により地域密着型金融の機能 強化に向けリスク管理態勢、収益管理態勢の強化及びコンプライアンス態勢等を一層整備し、地域密着を図り、またさまざま な環境変化に対応しうる、より強固な経営体質を目指します。 (3)地域の利用者の利便性向上 地域及びお客さまの利便性の向上と積極的かつ分かりやすい情報開示 ( 財務を中心とした経営実態報告会の実施等 ) に努めて まいります。 2 18 年 10 月∼ 19 月 3 月の主な進捗状況(要約) (1)事業再生・中小企業金融の円滑化 ・債権健全化へ向けた支援対象先において、財務改善の結果 11 先のランクアップを実現しました。 ・中小企業再生支援協議会、中小企業支援センター、信用保証協会の再生支援センタ−等外部機関との連携を通じ、専門的知 識の活用を図る等、再生支援に積極的に取組みました。 ・ 「目利き力」を高めた融資スタンスの確立へ向けた職員育成の一環として、金庫関連の協会・団体等主催の外部研修へ、本部 関連部の役席を中心に参加させたことにより、実務指導力の向上と知識の習得による企業支援能力の向上が図れました。 ・担保・保証に過度に依存しない融資推進の観点から 、 事業所ローン「さくせす行進曲」の取組みをより一層強化推進し、18 年下期においても実行件数・金額ともに順調に推移いたしました。 ・中小企業に対するコンサルティング機能 、 情報提供機能及びビジネスマッチングの一層の強化を目指し、18 年 10 月に第6回 フォ−ラム・イン・オ−ロラを開催いたしました。 ・フォ−ラム・イン・オ−ロラを中心としたコンサルティング機能、情報提供機能等の活動強化により、18 年度下期において 85 件のビジネスマッチングが成立しました。 (2)経営力の強化 ・新 BIS 規制の 18 年度決算対応では、自己資本比率算出に当り、信用リスク・アセットについては、標準的手法を、オペレ− ショナル・リスクについては、基礎的手法を、リスク削減手法については、簡便手法を選択する等の経営決定を行いました。 ・コンプライアンス態勢の強化では、職員に対する定期的な研修の実施及び臨店指導の実施、金融コンプライアンスオフィサー 並びに個人情報保護オフィサーの育成等を通して法令等遵守の風土醸成を着実に推進してまいりました。 (3)地域の利用者の利便性向上 ・お客さまの声を経営に反映し、その利便性向上を図るため、19 年 2 月∼ 3 月にかけて実施した「お客様アンケ−ト」調査集計 結果については、2007 ディスクロ−ジャ−誌及びホ−ムペ−ジにて公表を実施し、今後の金庫経営に反映させてまいります。 ・18 年 11 月発行の 2006 半期レポート及びホ−ムペ−ジで、経営改善支援の取組みについて公表しました。 ・経営改善支援先への取組み、商店街活性化事業への参画等、地域貢献に関しての情報を開示する等、今後も積極的なディス クロ−ジャ−に取組んでいきます。 3 17 年 4 月∼ 19 月 3 月の主な進捗状況(要約) (1)事業再生・中小企業金融の円滑化 ・債権健全化へ向け、17 年度支援対象先 414 先のうち、財務改善の結果 87 先のランクアップを実現し、更に 18 年度支援対象 先 416 先のうち、59 先のランクアップを実現しました。 ・担保・保証に過度に依存しない融資推進の観点から 、 事業所ローン「さくせす行進曲」の取組みの強化推進により、17 年度 及び 18 年度の各年度目標を達成いたしました。 ・ 「目利き力」を高めた融資スタンスの確立へ向けた職員育成の一環として、17 年度においては、外部研修機関による研修への 参加(28 講座) 、庫内研修(16 講座)を開催し、18 年度においては、外部研修(26 講座)への参加、庫内研修(12 講座)を 開催する等、職員の能力向上に努めてまいりました。 ・中小企業に対するコンサルティング機能 、 情報提供機能及びビジネスマッチングの一層の強化を目指し、フォーラム・イン・ オーロラの一環として江戸川地区異業種交流会、千葉地区異業種交流会、第 5 回フォ−ラム・イン・オ−ロラを開催し、こ れらの活動の成果として 17 年度 72 件のビジネスマッチングが成立しました。 18 年度においてもコンサルティング機能、情報提供機能、ビジネスマッチングのより一層の強化を目指し、18 年 10 月に第 6 回フォ−ラム・イン・オ−ロラを東京海洋大学越中島キャンパスで開催し、これらの活動の成果として 18 年度 94 件のビジ ネスマッチングが成立しました。 ・産学官連携の具体的な取組みとして 17 年 10 月国立大学法人東京海洋大学と「産学連携協力に関する協定書」を締結し、技 術相談会等の具体的な取組みを行うなど、産学官の連携強化に努めました。 (2)経営力の強化 ・リスク管理態勢の充実、収益管理態勢の整備、IT の戦略的活用、新 BIS 規制への対応、リスク計量化への取組み、インタ− ネットバンキングの推進等、業務の高度化に努めてまいりました。 ・ コンプライアンス態勢の強化では、17 年 11 月から実施している臨店指導は 19 年3月までに 32 店舗に実施しました。19 年度も引続き実施予定です。 (3)地域の利用者の利便性向上 ・経営実態報告会(6 地区にて開催) 、経営改善支援先の取組みの実績等については、今後も積極的なディスクロージャーに 取組んでいきます。 なお、個別の取り組みの進捗状況につきましては、当金庫のホームページにて公表しています。 Higashin 2007 5 ひがしんの姿勢 経営理念 お客さま第一の姿勢で、誠実・健全な経営を 独創的な発想を活発にして、力強い競争力を 役職員が協力して、地域社会との共存共栄を ∼21世紀をこころの時代・感性の時代として見据える∼ 庫章(シンボルマーク)の紹介 庫章の楕円は、地域社会と東京東信用金庫を表 す二つの円が重なり一体化して、ふくよかに広 がる様を、日本の伝統的な「和」の形で表して います。右寄りの白い円は「東」の方位で、万物 をはぐくむ陽光が地平から昇る姿を示し、成長 や繁栄を表現しています。 本庫章は、指で OK するサインに似ているため 「グッドマーク」と呼ばれます。 ● 地元によって所有される・必要とされる金融機関 ● 地域の人々、企業と一体感を持つ金融機関 (地域・生活との密着) ● 地域社会(生活・経済・文化)とともにあゆむ金融機関 東京東信用金庫が対処すべき課題 平成 19 年度は「ひがしんカスタマー・トラスト(CT)」 の最終年度に当たり、3 ヵ年計画総仕上げの年度となりま す。 この間、当金庫はお客様との信頼関係(CT)構築を目 指して、 「コンプライアンス態勢の強化」を根底に据え、 「財 務基盤の強化」 「 、営業プロセスの改善」、 そして「人材育成」 を最重要課題として取組んで参りました。 この結果、 「財務基盤の強化」の点では未だ磐石とは言 えないまでも、一定の改善が図れたものと考えておりま すが、その一方で、 「営業プロセスの改善」や「人材育成」 の分野では、十分な成果を挙げるには至っておりません。 今後は「地域・中小企業支援」、「顧客利便性の向上」 といった課題へ向けて、すべての役職員が高い倫理観を 持って、日常業務の中で法令遵守を実践し、業務全般を“お 客さまの目線”で見直すとともに、これを担える人材を 育成していきたいと存じます。 東京東信用金庫行動綱領 【信用金庫の社会的使命と公共性の自覚と責任】 1.信用金庫のもつ社会的責任と公共的使命を常に自覚し、責任ある健全な業務運営の遂行に努める。 【質の高い金融等サービスの提供と地域社会発展への貢献】 2.経済活動を支えるインフラとしての機能はもとより、創意と工夫を活かし、お客さまの二−ズに応えるとともに、 セキュリティ・レベルにも十分配慮した質の高い金融および非金融サ−ビスの提供等を通じて、地域経済・地域社 会の発展に貢献する。 【法令やルールの厳格な遵守】 3.あらゆる法令やルールを厳格に遵守し、社会的規範に決してもとることのない、誠実かつ公正な業務運営を遂行 する。 【地域社会とのコミュニケーション】 4.経営等の情報の積極的かつ公正な開示をはじめとして、広く地域社会とのコミュ二ケ−ションの充実を図る。 【従業員の人権の尊重等】 5.従業員の人権、個性を尊重するとともに、安全で働きやすい環境を確保する。 【環境問題への取組み】 6.資源の効率的な利用や廃棄物の削減を実践するとともに、環境保全に寄与する金融サ−ビスを提供するなど、環 境問題に積極的に取り組む。 【社会貢献活動への取組み】 7.信用金庫が社会の中においてこそ存続・発展し得る存在であることを自覚し、社会と共に歩む「良き企業市民」 として、積極的に社会貢献活動に取り組む。 【反社会的勢力の排除】 8.社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力は、これを断固として排除する。 6 Higashin 2007 コンプライアンス(法令等遵守)体制について コンプライアンスとは、「あらゆる法令やルールを厳格 に遵守し、社会的規範に反することの無いよう常に誠実 かつ公正な企業活動を遂行する」ことをいいます。 私ども信用金庫がその社会的使命を果たし、会員や利 用者の皆さまの多様な二一ズに応え、きめ細かなサービ スを提供し、社会の信頼を得ていくためには、金庫の役 職員一人ひとりが高い倫理観と使命感を持って行動しな ければなりません。経営者は経営理念に基づく適正な業 務運営を第一とし、その積極的取組により金庫の発展に 努める責任を負っています。 また、職員は日常の業務活動を通じて、金庫が社会的 使命を果たす一翼を担っていることを深く認識して、責 任と誇りをもって業務活動にあたらなければなりません。 こうした役職員一体の意識と行動が、信用金庫の社会的 評価と地域における存在価値を高めていくことになりま す。 当金庫はこれらを実践すべく、理事長を委員長とする 「コンプライアンス委員会」を、また下部機関として「コ ンプライアンス作業部会」を設置し、コンプライアンス体 制の強化を図っております。 統括部署であるリスク管理部は、年度ごとに本部各部 および全営業店に“コンプライアンス担当者”を任命し、 モニタリング(監視)体制と報告体制を整備しております。 また、当金庫のコンプライアンス実施要綱に基づき「コ ンプライアンス・マニュアル」および「行動綱領」を策定し、 全職員に配布するとともに階層別・職能別研修も実施し ております。 当金庫は、平成 14 年度からの 「ひがしん変革 3 ヵ年計画」 の経営方針の一つに「コンプライアンスの徹底」を掲げ、 また主要課題の一つに「責任ある経営態勢の確立」を位 置づけ、コンプライアンス態勢の強化に努めてまいりま したが、平成 17 年度からの新たな 3 ヵ年計画「ひがしん カスタマー・トラスト」においても主要課題と位置づけて、 引き続きコンプライアンス態勢の強化に努めております。 理事会 コンプライアンス委員会 常務会 コンプライアンス作業部会 リスク管理部 コンプライアンス担当 本部コンプライアンス担当者 外部専門家(弁護士等) 営業店コンプライアンス担当者 リスク管理体制について 金融の自由化・国際化の進展や金融技術の革新など、 金融機関を取り巻く環境は大きく変化し、取扱い業務や 金融サービスも多様化する一方で、金融機関の抱えるリ スクはますます複雑化、多様化しております。 ひがしんは、リスク管理を経営の重要課題として位置 づけ、種々のリスクの正確な把握、適切な管理・運営を 通じ、経営の健全性の維持と適正な収益確保に努め、バ ランスのとれた経営を目指しております。 総合的なリスク管理としては、経営陣によって構成さ れた「リスク管理委員会」を設置し、様々なリスク情報 に基づき、業務運営方針やリスク管理体制に関する分析・ 検討を行っております。 また、 「ALM(資産・負債の総合管理)委員会」では、 資金の調達と運用に伴う市場リスク、流動性リスク、並 びに収支予測などについて管理・検討を行い適切な運営 に努めております。 さらには、 与信管理体制強化のため「監査部」において、 信用リスク管理の実効性と内部管理体制の適切性を検証 し、与信業務の健全性・適切性を確保することを目的と した厳正な自己査定チェック体制を敷いております。大 口貸出先や要注意先などの特定案件についても厳正な審 査を行ない、不良債権の発生防止と資産の健全化を図る ため「融資審査会」を設置しております。 システムリスクについては、災害や障害に備えた「危機 管理計画(コンティンジェンシープラン)」を策定し、不 測の事態に対応できるよう万全の体制を構築しておりま す。さらに、 個人情報保護についても関係法令等を遵守し、 関連規程の策定、安全管理体制の整備を図る等、個人情 報の適切かつ安全な取扱いを徹底しております。 また、新 BIS 規制(バーゼルⅡ)対応として、統合的 なリスク管理体制の構築に向けて、体制整備に取組んで おります。 このような内部リスク管理体制に加えて、外部監査と して会計監査人 ( 監査法人 ) の監査を受けております。 今後もひがしんはより健全で責任ある経営の実践を目 指し、徹底したリスク管理を推進してまいります。 個人情報の取扱いについて ひがしん・プライバシーポリシー(個人情報保護宣言) 当金庫は、お客様からの信頼を第一と考え、個人情報の適切な保護と利用を図るために、個人情報の保護に関 する法律(平成 15 年法律第 57 号)および金融分野における個人情報保護に関するガイドライン、その他の関係 法令等を遵守するとともに、その継続的な改善に努めます。また、個人情報の機密性・正確性の確保に努めます。 東京東信用金庫 なお、利用目的等詳しい内容については、店頭およびホームページにより開示しております。 Higashin 2007 7 平成 18 年度における事業の概況 ①事業方針 当金庫では、『ひがしんブランドの創造!』を掲げ、お客 様との永続的な信頼関係を保持し、地域に存在感を示せる 金庫を目指す活動をして参りました。 我々の使命は、金融を通じて地域の発展とお客さまの繁栄 に尽くしていくことであり、その結果が地域における当金 庫の存在感を高めることとなります。地域の中小企業と共 に明日を考え、必要な資金をご利用して頂き、その企業の 発展が取引の増加、雇用などを通じて、地域経済の発展に つながります。 ひがしん“カスタマー・トラスト”「3 ヵ年計画」の第 2 年 度にあたる平成 18 年度では、次の事業計画課題及び最重点 施策を掲げ取組んで参りました。 《平成 18 年度事業計画 課題》 ●融資推進主導の顧客基盤の強化と不良債権処理の促進 ●地域・企業支援強化(CSR) 《平成 18 年度事業計画 最重点施策》 ●業務純益の確保(融資推進・プライシング・フィービジネス) ●不良債権管理回収の強化(不良債権比率の改善) ●ディスクローズ態勢の構築(お客さまの更なる信頼確保) ●営業体制の整備(営業効率化・重複地区等の解消) ●リレーションシップバンキングの実践(顧客利便性の向上) ●経営効率化の追求(パーブランチ・パーヘッドの改善) ●コンプライアンス・リスク管理の強化(統合リスク管 理態勢の構築) 新BISへの対応 ● お客様好感度・実務能力の向上(マナー・商品知識・ ノウハウ) ●事務の基本重視による事故防止対策の強化 ●顧客情報保護態勢の強化 貸出金 貸出金は、リテールミニ戦略において特化した推進を図 りましたが、当金庫の取引基盤である中小企業および個 人事業者の資金需要の低迷が続いていることから、一般 貸出金の償還に比べて新規実行が低調に推移した為、期 末残高は 9,351 億円となり、5 億円の微増となりました。 科目別の残高内訳では、割引手形は 310 億円、手形貸付 は 423 億円、証書貸付は 8,323 億円、当座貸越は 293 億 円となりました。 なお、一部直接償却を 70 億円実施しております。 貸出金残高の推移 (単位:百万円) 1,500,000 977,139 934,585 935,129 平成16年度 平成17年度 平成18年度 1,000,000 500,000 0 平成18年度貸出金科目別平均残高内訳 ②金融経済環境 平成 18 年度の金融経済環境は、景気が確実に回復し、物 価情勢も着実に回復していることから、 日本銀行は 7 月に 「ゼ ロ金利政策」を解除しました。日本経済は、その後も企業の 設備投資が主導する形で、拡大局面を持続させてきました。 この企業部門の好調な影響は、雇用や賃金の増加に加え、 配当の増加や株価の上昇を通じて、家計部門にも波及し、 個人消費は底堅く推移しました。 一方、金融機関を取り巻く環境は、構造改革、規制緩和 が進展する中、「格差の拡大」が社会問題化し、少子高齢化 の進展や団塊世代の大量定年を目前に控え、社会構造の変 化への対応が喫緊の課題となりつつあります。 ③業績 預金・積金 預金・積金は、債券市場をはじめ、運用商品の多様化を 背景とする顧客の資産分散の影響などがありましたが、 期末残高は 1 兆 4,951 億円となり、57 億円の増加となり ました。 このうち当座預金は 525 億円、普通預金は 4,514 億円、定 期預金は 8,163 億円、定期積金は 1,208 億円となりました。 預金・積金残高推移 2,000,000 1,501,931 1,489,391 1,495,160 有価証券 有価証券は、資金需要の低迷に伴いリスク管理に配慮し つつ余資運用を進めた結果、期末残高は 3,946 億円とな りました。このうち、国債、地方債、社債を合わせた期 末残高は 3,249 億円、株式の期末残高は 110 億円となり、 その他の証券の期末残高 586 億円には、外国証券 461 億 円が含まれております。 平成18年度保有有価証券期末残高内訳 地方債 9,401 社債 251,669 平成16年度 (単位:百万円) 国債 63,873 外国証券 46,143 株式 11,049 500,000 Higashin 2007 証書貸付 836,701 その他の証券 12,522 1,000,000 8 割引手形 28,238 手形貸付 41,010 (単位:百万円) 1,500,000 0 当座貸越 28,752 (単位:百万円) 平成17年度 平成18年度 総資産 総資産 ( 債務保証見返を除く ) の期末残高は 1 兆 6,073 億 円となりました。このうち、税効果会計による繰延税金 資産は 150 億円の計上となりました。 純資産 純資産の期末残高は、777 億円となりました。このうち、 出資金の期末残高 263 億円には優先出資金 20 億円が含ま れており、利益剰余金は 421 億、当期未処分剰余金は 89 億円の計上となりました。 内国為替 内国為替取扱高は 2 兆 7,047 億円となりました。 外国為替 外国為替取扱高は 1 億ドルとなりました。 損益状況 今年度の経常収益は 36,840 百万円となりました。一方 経常費用が 28,595 百万円となりましたので、経常利益は 8,245 百万円となりました。 特別利益は 4,048 百万円、特別損失は 486 百万円となり ました。 なお、特別利益には固定資産処分益、償却債権取立益、 などを計上しております。 貸出金償却を 181 百万円、貸倒引当金繰入を 5,624 百万 円実施いたしました。 こうした結果、税引前当期純利益は 11,806 百万円、税効 果会計による法人税等調整額 3,746 百万円計上後の当期 純利益は 6,931 百万円となりました。 経常利益の推移 10,000 9,000 (単位:百万円) 7,881 8,690 8,245 平成17年度 平成18年度 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 平成16年度 税引前当期純利益の推移 14,000 12,204 (単位:百万円) 12,691 11,806 12,000 ④事業の展望 構造改革の視点から郵政民営化や政策金融改革の具体案 が次第に固まりつつあります。こうした市場経済化の潮流 が強まる中で、『協同組織金融機関のあり方』をめぐる議論 が行われるなど、信用金庫経営を取り巻く環境は大きな転 換期を迎えております。 一方、金融監督行政においては、「金融システムの安定」 から「金融システムの活力」に軸足を移した新たな金融シ ステムへの転換が図られつつあります。こうした中、利用 者保護や利便性の向上の視点を重視した監督行政のもと、 業態の垣根を越えた金融機関の競争が一層進み「貯蓄から 投資へ」の流れが一段と強まっております。 当金庫は『ひがしんブランドの創造!』を掲げ、お客様 との永続的な信頼関係を保持し、地域に存在感を示せる金 庫を目指しております。『ひがしんブランド』を構築するた めには、「信金の原点」である「フェイス・トゥ・フェイス」 「ドアー・トゥ・ドアー」に基づく営業スタイルを実践し、 地域のお客さまにとって頼りになる「一番身近な金融機関」 であることが求められます。 そのためには、より一層お客さまに愛される金庫づくり に邁進し、『フォーラム・イン・オーロラ』によるビジネ スマッチングや『わいわい倶楽部』など金庫が行う事業を 通じて『縁』や『絆』を広げ、地域における存在感を高め、 地域のお客さまにリレーションシップバンキングの実現を 更に図っていく所存です。 《平成 19 年度事業計画 課題》 ●「預貸金増加による顧客基盤の強化と不良債権処理の 促進」 ●「営業プロセスの改善と人材育成(ひがしんブランド の実践)」 《平成 19 年度事業計画 最重点施策》 ●コア業務純益の確保(融資推進・プライシング・フィー ビジネス) ●ディスクローズ態勢の構築(分かり易いディスクロを めざして) ● リレーションシップバンキングの実践(産学官連携・ ビジネスマッチング) ●コンプライアンス・リスク管理の強化(統合的リスク 管理態勢の構築) 新 BIS への対応ステップアップ ●不良債権管理回収の強化(不良債権比率の改善) ●営業プロセスの改善(顧客視点に立った効果的営業展 開) ●生産性阻害要因の排除(顧客・現場視点への転換) ●現場で培うモラールと能力の向上(やりがいのある職 場・OJT の充実) 《平成 19 年度事業計画 主要計数目標》 [1]預金年間平残 1 兆 4,927 億円 [2]貸出金年間平残 9,404 億円 [3]業務純益 115 億円 平成 19 年度もリテールミニ戦略推進によって、コア業務 である事業融資を中心とした貸出金利息の拡大を図るとと もに、顧客基盤の拡大の観点から預金取引にも重点を置き、 金融情報仲介機能をフルに発揮し、お客さまからの幅広い ニーズに応えることで収益の拡大を図る一方で、引き続き 無駄を省き、利益を生む分野に集中投資する経費の最適化 を進め、事業計画の達成を図るものです。 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 平成16年度 平成17年度 平成18年度 Higashin 2007 9 ひがしんの経営内容〔健全性と収益力について〕 自己資本比率について ひがしんの自己資本比率は、前期比 0.48 ポイント上昇し 9.32%となりました。信用金庫に 適用される国内基準 4.00%を大きく上回っており、お客さまに安心していただける体力を保 持しております。 自己資本比率の推移 平成16年度 8.44% 平成17年度 8.84% (平成17年3月期) (平成18年3月期) 平成18年度 9.32% 国内基準 4.00% 自己資本の額(83,352百万円) リスク・アセット総額(893,952百万円) (平成19年3月期) 9.32% ※平成 18 年度自己資本比率は、新 BIS 規制(バーゼルⅡ)対応にて算出しております。 ※自己資本比率とは、出資金や内部留保などの自己資本の額を貸出金など各種の資産をリスク・ウェイトによって調整したもの(リ スク・アセット)の合計で割ったものです。またリスク・ウェイトは、自己資本比率の算出にあたって、法で定められた資産ごとの 掛け目です。 ※金融の自由化・国際化の進展や金融技術の革新など、金融機関を取り巻く環境は大きく変化し、金融機関の抱えるリスクはます ます複雑化、多様化しているところから、平成 18 年度決算からは、新しい自己資本比率規制いわゆる新 BIS 規制(バーゼルⅡ) が導入されました。 新 BIS 規制(バーゼルⅡ)では、 自己資本比率を計算するに際しての「分母」には、 従来からの信用リスクアセットの額に加えて、 新たにオペレーショナル・リスク相当額を 8%で除した額を計上することになりました。 オペレーショナル・リスクとは、システム障害や事務ミス等により損失を被るリスクのことであり、オペレーショナル・リスク 相当額の算出にあたっては、①基礎的手法②粗利益配分手法③先進的計測手法の 3 つの手法がありますが、当金庫では、基礎的 手法を採用し、1 年間の粗利益に 15%を乗じた額の直近 3 年間の平均値をオペレーショナル・リスク相当額としています。 また、信用リスクの算出にあたっても、新 BIS 規制(バーゼルⅡ)では、①標準的手法②基礎的内部格付手法③先進的内部格付 手法の 3 つの手法から選択することとなりましたが、当金庫では、標準的手法を採用しております。 ̶ 新しい自己資本比率規制【新 BIS 規制(バーゼルⅡ)】̶ 新しい自己資本比率規制【新 BIS 規制(バーゼルⅡ)】とは、金融機関が抱える様々なリスクを金融機関自らが明確にし、 その明確にしたリスクを適切に管理し、自己資本に見合った健全な経営を金融機関に求めるものです。 新しい自己資本比率規制は、第 1 の柱(最低所要自己資本比率)、第 2 の柱(金融機関の自己管理と監督上の検証)、第 3 の柱(市 場規律)の 3 つの柱で構成されています。 第 1 の柱(最低所要自己資本比率) 第 2 の柱(金融機関の自己管理と監督上の検証) 第 1 の柱では最低所要自己資本比率 を定めており、自己資本比率を算出す るにあたり、分母となるリスクアセッ トの計測が現行規制より精緻化されま す。具体的には信用リスクアセットの 額(貸倒れのリスク)の計測の精緻化 に加え、オペレーショナル・リスク(事 務リスク、システムリスク等相当額) の計測が、新たに自己資本比率の算出 に導入されました。 第 2 の柱では、第 1 の柱で対象と なっていないリスクも含め、金融機関 自らがリスクを適切に管理し、リス クに見合った適正な自己資本を維持す る「自己管理型」のリスク管理による、 自己資本の充実への取組みが求められ ております。また、金融機関が自発的 に創意工夫をしたリスク管理の方法に ついて、金融当局が検証・評価を行い、 必要に応じて適切な監督上の措置を講 ずることとされています。 計算式 自己資本の額 信用リスクアセット オペレーショナル・ + リスク相当額を8% の額の合計額 で除した額 =自己資本比率 第 3 の柱(市場規律) 第 3 の柱では、第 1 の柱及び第 2 の柱の内容について、開示の充実を通 じて市場規律の実効性を高めることと されています。定量的開示項目及び定 性的開示項目等、具体的な開示項目と その内容が定義され、地域金融機関に おいても主要行と同じ内容での、詳細 な情報開示が求められております。 また開示における主要行との差異 は、半期開示か四半期開示かの頻度の 違いのみであります。 ※自己資本の充実の状況につきましては単体 38 ページ∼ 45 ページ、連結 49 ページ∼ 54 ページをご覧下さい。 10 Higashin 2007 業務純益について 都内信用金庫の中でもトップクラスです。 業務純益は 144 億円となり、都内信用金庫の中でもトップクラスでした。これは、 「3ヵ年事業計画(ひがしんカスタマー・トラスト・ CT)」を着実に実施し、経営効率などに重点を置いた結果です。 ※「業務純益」は、業務収益から業務費用(金銭の信託運用見合費用を除く)を差引いたもので、基本的な業務にかかわる利益です。また業務純益は、金 融機関の根本的な収益力を表わす大切なものです。 業務純益 (単位:百万円) 業務収益 35,908 業務費用 21,556 (うち金銭信託見合費用) 139 億円 144 億円 平成 17 年度 平成 18 年度 業務純益の推移 131 億円 − 14,352 業務純益 平成 16 年度 貸出金について 小口貸出に徹し、リスクを分散しています。 ひがしんは「常に地域の中小企業と住民の皆さまの繁栄にご奉仕する」ことをモットーとして、堅実にして積極的な融資方針のもとに、 地域の金融機関として、幅広いお客さまの多様な金融ニーズに、迅速・確実にお応えするよう、鋭意努めております。 地域のより多くの皆さまへ円滑に資金をご提供するため、大口融資を避け小口融資に重点を置き、特定の業種や顧客に偏ることなく、 常に適正な運用に心掛けております。 また、ご融資に際しては、お客さまの信用状況や事業計画、あるいはご返済計画を幅広くお客さまとご相談させていただき、必要に 応じて、担保や保証人または信用保証協会の保証などをいただき、健全な融資姿勢を貫いております。 下記グラフに示すとおり、300 万円未満の融資ご利用先で 61.0%となっております。 ひがしんは、多くのお客さまに融資をご利用いただくためこれからも小口・多数の貸出を積極的かつ、スピーディーに対応してまいります。 併せて、融資の大口化や特定業種偏重化を回避することにより、貸倒れなどのリスクの分散化を図っております。 一先当たりの貸出金額・階層別分布 貸出金の業種別残高構成 1,000万円未満 15.1% その他 1.2% 個人 26.6% 運輸・情報通信業 4.0% 製造業 17.6% 各種サービス 14.1% 不動産業 13.5% 3,000万円未満 14.7% 300万円 未満 61.0% 建設業 11.0% 1億円未満 7.2% 3億円未満 1.6% 3億円以上 0.5% 卸売・小売業12.2% 繰延税金資産について 繰延税金資産は着実に減少しています。 平成 18 年度の繰延税金資産は 150 億 41 百万円の計上となり、37 億 17 百万円減少しました。 繰延税金資産の推移 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 281 億 97 百万円 187 億 58 百万円 150 億 41 百万円 Higashin 2007 11 ひがしんと地域社会 ∼あたたかく 人へ・街へ∼ 地域経済の活性化、地域社会活性化への取組みについて 当金庫は、東京都の東部地域から、埼玉県南東部さらに千葉県北総部を事業区域としています。信用金庫は会員制度による協同組織 金融機関です。会員の中から選出された総代による総代会を最高意思決定機関としている、地域のお取引先の意思を尊重した地域金融 機関です。地元のお客さまからお預かりした大切な資金(預金積金)は、地元で資金を必要とするお客さまに融資を行い、事業や生活 の繁栄のお手伝いをするとともに、地域社会の一員として地元の中小企業者や住民との強い絆とネットワークを形成し、地域経済の持 続的発展に努めております。また、貸出金や預金、為替といった金融機関の本業以外にも、地域社会や地域経済の活性化が信用金庫そ のものの繁栄にも繋がると考え、さまざまな地域活性化の活動にも取り組んでおります。 地域のお客さま・会員の皆さま 会員数 139,179 人 出資金残高 26,362 百万円 (平成 19 年 3 月末現在) (地域からの資金調達状況) 当金庫ではお客さまの生活設計や資産の形成、 企業の事業活動などに必要なお金をお預かりする ため、新商品の開発やサービスの一層の充実に向 けて努力しており、各種の預金商品をご用意して おります。詳細につきましては 18 ページをごら んください。 2.貸出金以外の運用に関する事項 出資金 預金積金 1.預金積金に関する事項 貸出金以外の運用は、流動性資金の確保を考慮 して運用しております。主なものは預け金 1,971 億円、有価証券 3,946 億円となっております。 なお、有価証券のうち、時価のあるものについ ては、時価が著しく下落した時は回復する見込み があると認められる場合を除き、評価差額を当期 の損失として減損処理しております。 有価証券等運用残高 594,862 百万円 預金積金残高 1,495,160 百万円 東京東信用金庫 体制について 職員数:1,469 人 店舗数:68 店舗 12 出張所 店舗外 ATM コーナー:16 ヵ所 (平成 19 年 4 月 16 日現在) 3.今期決算に関する事項 4.文化的・社会的貢献に関する事項 健全経営や運用努力に徹した結果、市況の若干の回復にも後押しされ、業 務純益は引き続き信用金庫の中でもトップクラスで昨年度を上回る 144 億円 を計上することができました。 また、金庫体質健全化に向け不良債権等の個別引当 66 億円を実施し、更に 貸出金帳簿から引き離す部分直接償却も 70 億円実施しております。 その結果、最終の当期純利益は 69 億 31 百万円を計上し、自己資本の充実 に向けることができました。 当金庫は、金融業務を通じた経済的な貢献だけ ではなく、地域活性化のお手伝いや福祉活動、地 域活動への参加を通して、地域金融機関としての 社会的責任を果たしていきたいと考えます。詳細 につきましては 14 ページ、15 ページをご覧くださ い。 (地域との繋がり) 地域経済の活性化が、地域社会の活性化に繋が り、また、「しんきん」の基盤充実に結びついて いくものと理解しております。厳しい経営環境の なか中小企業が築き上げてきた技術やノウハウを 更に育てていくためにも、行政や大学などいわゆ る「産学官」との連携によって地域での総合力を 発揮してまいります。 また、ひがしんわいわい倶楽部やひがしんビジ ネスクラブ「オーロラ」等の活動を通じて会員相 互の親睦を図っております。詳細につきましては 14 ページをご覧ください。 経営改善支援の取組みについては 13 ページを ご覧ください。 貸出金残高 935,129 百万円 支援サービス 6.取引先への支援等 ( 地域への資金供給の状況 ) お客さまからお預け頂いた預金積金につきまして は、お客さまの幅広い融資のご要望にお応えし、地 元中小企業の健全な発展や豊かな暮らしのお手伝い をすることを使命と考え、円滑な資金の供給を行い、 お客さまや地域社会への還元をしております。実績 として中小企業に対し、設備資金に 2,506 億円、運転 資金に 4,332 億円、地方公共団体に対し 26 億円をご 融資しております。 また、個人のお客さまには 2,486 億円をご融資して おります。なお、当金庫で取り扱っている商品につ きましては 18 ページをご覧ください。 貸出金 5.貸出金(運用)に関する事項 預金積金に占める貸出金の割合 62.54% 地域のお客さま・会員の皆さま 12 Higashin 2007 ●経営改善支援の取組み実績 業績の回復に苦慮されているお取引先に対し資金面での支援は勿論、財務内容や業績についての分析を行い、その結果に基づいた経営改善へ のアドバイスをするなど、より親身なご支援を心がけております。 具体的には、本部に「企業支援担当」を設け、経営改善のお手伝いをしております。 経営改善支援の取組み実績 18 年度(18 年 4 月∼ 19 年 3 月) 期初債務者数 正常先 要注意先 うちその他要注意先 うち要管理先 破綻懸念先 実質破綻先 破綻先 合計 17,671 2,787 135 678 835 502 22,608 うち経営改善支 援取組み先α 0 361 49 6 0 0 416 (単位:先) αのうち期末に債務者区分 がランクアップした先β 49 9 1 0 0 59 αのうち期末に債務者区分 が変化しなかった先γ 0 285 32 3 0 0 320 (注)・債務者数、経営改善支援取組み先は、取引先企業(個人事業主を含む)であり、個人ローン、住宅ローンのみの先を含まない。 ・βには、当期末の債務者区分が期初よりランクアップした先数を記載。 なお、経営改善支援取組み先で期中に完済した債務者はαに含めるもののβに含めない。 ●企業再生支援の具体的な取組み 平成 18 年度の支援先企業 416 先を選定。本部企業支援担当が直接改善支援する企業は 140 先。営業店を通じて改善支援する企業を 276 先とし、 企業の現状分析に基づいた改善提案を実施し、59 先のランクアップを実現しました。 公的金融機関を含む外部機関との連携強化を図り企業再生に活用致しました。 ・東京都中小企業再生支援協議会と連携し、再生計画の策定に着手。 ・東京都中小企業振興公社のリバイバル支援事業の活用と連携強化。 ●異業種交流活動とビジネスマッチング 「フォーラム・イン・オーロラ 」 の開催 ひがしんビジネスクラブ「オーロラ 」 の会員を中心に、各地域のお取引先事業主の方々や墨 田区のインキュベーターオフィスなど幅広い層を集めて、平成 15 年から異業種交流会『フォー ラム・イン・オーロラ』を開催しています。 平成 18 年 10 月 19 日に江東区越中島にある東京海洋大学で開催した第6回フォーラム・イン・ オーロラには、企業 400 社が参加し、関東経済産業局や信金中央金庫などの業界関連団体から も約 50 名の出席がありました。 企業展示についても本格的なブースを 55 個設置し大幅に増加しました。回を重ねるごとに内 容が充実して、活況のフォーラムとなっています。フォーラム開催の都度、20 社から 30 社に 及ぶ商談が行われ、フォーラムでのマッチングも着実に実績を積み上げてきており、「フォー ラム・イン・オーロラ 」 の重要性がますます認識されてきています。 フォーラム・イン・オーロラ 「こうとう産学交流サロン」について 平成 17 年 5 月、江東区しんきん協議会、江東区の産学公連携事業として江東中央支店の 4 階に《こうとう産学交流サロン》を開設しました。 このサロンは江東区との産学公連携事業の一環として開設されたもので、区内事業所の技術相談や販路拡大などについての相談を行うことを 目的として、毎週木曜日に東京海洋大学・芝浦工業大学・首都大学東京とが交代でコーディネーターを派遣して、技術相談やビジネスマッチン グなどに応えています。 「国立大学法人東京海洋大学技術相談コーナー」について 平成 17 年 10 月、東京東信用金庫と東京海洋大学は、「産学連携に関する協定」を締結しました。 これは、東京東信用金庫の営業地域内のお取引先や地域中小企業を対象として技術開発や技術教育、販路拡大などについて東京海洋大学と連 携し支援を行い、地域経済や地域社会の活性化に寄与することを目的としています。 この協定締結に基づき、当金庫の取引企業を対象に「東京海洋大学技術相談コーナー」を設置しました。相談コーナーは、平成 18 年 3 月か ら毎月第二火曜日にひがしんハロープラザで開催しています。 Higashin 2007 13 コミュニケーション活動 ● ひがしん経営実態報告会 東京東信用金庫では、平成 16 年から毎年「ひがしん経営実態 報告会」を開催しています。各地区ごとに分けて開催し、例年、 延べ約 1,000 名のお客さまにご参加いただいています。 経営実態報告会は、東京東信用金庫の出資会員の方々を中心 に当金庫の財務内容や地域貢献の取組みなどについて、当金庫 役員が説明するものです。経営実態を積極的に開示し、当金庫 の活動内容を十分ご理解いただくことによって、地域のお客さ 経営実態報告会 まとの信頼関係をより強いものとし、末永いお取引をお願いし たいと考えております。 ● ひがしんビジネスクラブ「オーロラ」 中小企業が、変化の激しい経営環境を乗り越え発展するために、 平成 4 年 7 月にお取引先企業経営者を会員として創設されました。 経営勉強会や講演会、異業種交流会や懇親会などを通して、経営 情報の収集や人脈形成等を図り、会員企業の繁栄に役立てること を目的としています。 会員企業の皆さまが運営し、金庫がその活動を応援しています。 本会は東京東信用金庫の推進する産学連携事業や関東経済産業局 の推進する「新連携」事業等とも連携を深め、さらに実践的なビ オーロラ会員大会 ジネスクラブへと発展しています。 平成 19 年 3 月末現在、44 支部 1,154 名の会員で構成されていま す。 < 入会資格 > 当金庫とお取引のある事業主の方 < 会 費 > 月額 5,000 円(一括年払の場合 57,000 円) < 入会方法 > 営業店窓口または営業担当者にお申し付けください。 ● ひがしんわいわい倶楽部 年金をお受取りになっているお客さまが、健康で豊かな楽しい暮らしを 続けて下さることを願い、平成 7 年 4 月に誕生しました。 全店から多数の方が参加する恒例の一泊旅行「ひがしんわいわいツアー」 や観劇会の企画、健康介護相談付き団体傷害保険、交通事故見舞金制度の 運営など、高齢者のお役に立つよう多彩な事業を行い、倶楽部の輪を広め ております。 ひがしんわいわいツアー ● 内外情勢調査会 社団法人内外情勢調査会は時事通信社を母体として創設された公益法 人です。昭和 59 年 9 月に当金庫の顧客を会員として墨田支部が結成され ました。 年間 10 回、著名な講師を迎えて、政治・経済・経営・文化・健康等々、 幅広いジャンルの講演を聞き、昼食の合間は出席者相互の情報交換や懇 談の場として、有意義な時間をお過ごしいただいております。 また、会員の皆さまには墨田支部の月例会へご出席いただくほか、全 国月例会へのご出席もいただいております。 内外情勢調査会講演会 14 Higashin 2007 トピックス ● 多彩な社会貢献活動 ひがしんでは、協同組織の金融機関として、地域貢献をより一層推進する ため、さまざまな活動を行っております。 各種災害義援金の募金活動や交通安全運動への参加など諸活動を通じて、 地域の皆さまとのふれあいの場を大切にしながら地域社会の発展と繁栄に少 しでも貢献できればと願っております。 ●本店での恒例となりましたチャリティー「朝顔市・野菜市」(ひがしん本 店みのり会、ひがしんビジネスクラブ「オーロラ」本店支部の共催)では、 本店朝顔市 その売上金から墨田区社会福祉協議会へ、毎年、車椅子を寄贈しております。 ●ひがしんチャリティーゴルフ大会 《ひがしんチャリティーゴルフ大会》を平成 11 年から栃木県芳賀郡市貝町 にある芳賀カントリークラブで開催しております。 毎年春に 6 地域に分けて 6 日間開催し、東京東信用金庫のお取引先約 1,000 名にご参加いただいています。 このチャリティーゴルフは、参加費の一部を社会福祉に役立てていただく ため墨田区・江東区・江戸川区・千葉県の各福祉機関をはじめ、ゴルフ場周 辺の栃木県市貝町、益子町などに寄付し『しんきん』本来の使命である地域 貢献・社会貢献を参加したお客さまとともに行おうという主旨のもと、開催 チャリティーゴルフ大会 されているものです。 一年の歩み 平成 18 年 3 月 13 日 ∼ 4 月 24 日 第 8 回ひがしんチャリティーゴルフ大会 (於:芳賀カントリークラブ延べ 6 回参加者 1,030 名) 4月 3日 町屋支店マークスタワー出張所オープン 7 月 20 日 大阪東信用金庫と相互の連携を図るため「業務提携基本協定書」を締結 8月 7日 ひがしん年金友の会 わいわい倶楽部 明治座観劇会 ∼8日 松井 誠 3 回公演 参加者 3,225 名 10 月 2 日 ICキャッシュカードの取扱開始 10 月 4 日 ひがしんビジネスクラブ オーロラの新小岩支部発足 10 月 13 日 オーロラ会員と家族のイベント大会「国立劇場歌舞伎観劇会」開催(参加者 600 名) 10 月 19 日 第 6 回フォーラム・イン・オーロラ開催 ブース展示企業 55 社、来場者 800 名 (於:東京海洋大学越中島キャンパス ) 10 月 20 日 滝野川支店赤羽出張所閉店 11 月 17 日 ひがしんビジネスクラブ オーロラの篠崎支部発足 平成 19 年 1 月 11 日 ひがしんビジネスクラブ「カナダ オーロラ研修旅行」を催行 32 名参加 ∼ 16 日 2 月 12 日 ∼ 3 月 14 日 3月 6日 ひがしんわいわいツアー 「信玄の隠し湯 下部温泉甲州・駿河の旅」 (於:下部温泉 下部ホテル 16 班 参加者 2,880 名) 平成 18 年度優良企業表彰式 東京都信用金庫協会・しんきん協議会連合会主催(於:東京ドームホテル) 神田支店移転開店 ☆当金庫お取引先受賞企業名(敬称略) 3月 6日 取引店名 企業名 表彰内容 取引店名 花 畑 ㈱東京パック 東京商工会議所会頭賞 両 国 ㈱双葉テクニカ 企業名 特別奨励賞 表彰内容 足 立 ㈱日之出電機製作所 信金中央金庫理事長賞 両 国 ㈲ベイビイジェイ 特別奨励賞 西駅前 ㈱アシスト 優秀賞 東 砂 ㈱丸山工務店 特別奨励賞 津 田 沼 東工業㈱ 優秀賞 亀 戸 岡本硝子㈱ 特別功労賞 向 島 ㈱川合染工場 特別奨励賞 大 袋 桂エレクトロ工業㈱ 特別功労賞 小 岩 ㈱三真 特別奨励賞 押 上 ㈱花とみどり社 特別功労賞 本 所 ㈱田アサヒ 特別奨励賞 浅 草 藤波小道具㈱ 特別功労賞 ひがしんビジネスクラブ オーロラ 会員大会 開催 (於:帝国ホテル 参加者 1,034 名) 3 月 19 日 神田支店店舗移転 優良企業表彰式 Higashin 2007 15 業務のご案内 ● 預金業務 お客さまの生活設計や資産の形成、企業の事業活動などに必 要なお金をお預かりするため、いろいろな預金商品をご用意し ております。 毎月一定額を積み立てて、まとまった資金を作る「スーパー 積金」をはじめ、まとまった資金を有利に運用する「スーパー 定期」、「スーパー定期 300」、「大口定期預金」、さらに、普通預 金の便利さと定期預金なみの有利さを備えた「貯蓄預金」など、 目的にあわせてご利用下さい。 預金窓口 ● 融資業務 ご家庭や個人向けの各種ローンをはじめ、事業に欠かせない 設備資金や運転資金までお客さまのニーズに広くお応えしてお ります。 また、国民生活金融公庫をはじめ、政府系公庫、信金中央金 庫などの代理貸付、都、県、市、区などの制度融資を取扱って おります。 特に個人向けには、ひがしんプラン選択型住宅ローン《ニュー だんらん》を、リフォーム・教育・自家用車購入等には、ひが しん個人ローン変動金利型《たうん行進曲》を、また、事業資 金には「さくせす行進曲」をはじめ多くのローンをご用意して おります。 融資窓口 ● 証券業務 お客さまの投資運用の多様化にお応えするため各種商品を取り揃えております。 個人向け国債の募集の取扱い、中期国債の販売、各種投資信託の窓口販売などのサー ビスをお客さまへ提供させていただいております。安全で換金性の高い国債は金融市 場で果たす役割が重要視され、ニーズも高まっております。 ひがしんは、地域のお客さまへ証券業務を通じて、的確な情報とサービスの提供 を続けてまいります。 ● 外国為替・国際業務 証券業務 平成 6 年5月より直接海外の銀行と取引を行っており、お客さまの国際取引をサポートしております。 輸出金融、輸入金融、外国送金、外貨貸付、外貨預金、外貨両替、旅行小切手など、外国為替・国際取引にかかわるお客さまの幅広 いニーズにお応えしております。 海外のコルレス提携先も平成 19 年3月 31 日現在で、9通貨 43 カ国地域 66 行となり、ネットワークも年々拡大しております。 ● サービス業務 家賃など毎月決められた日に決まった金額をお受取人宛てにご指定の預金口座か ら自動的にお振込みできる定額自動振込、振込・振替・残高照会などが電話ででき るテレホンバンキング、専用端末機及びパソコンでできるファームバンキング、携 帯電話やパソコンでできる個人向けインターネットバンキング、パソコンでできる 法人向けインターネットバンキング、お振込みのご入金を電話やファクシミリでご 連絡したり残高照会や取引明細照会ができるテレホン・ファクシミリサービス、ま 営業活動 16 Higashin 2007 た、スポーツ振興くじ(toto)の払戻(28 店舗 1 出張所)などがございますので、 ぜひご利用下さい。 ● 相談業務 ひがしんハロープラザは、年金のご相談から個人ローンや資産形成 のご相談まで、幅広い相談業務の窓口となっております。また、テレ ホンバンキングやインターネットバンキングなど、IT 業務の中核にも なっています。 主な業務は次のとおりです。 1.住宅・教育・車購入などのローンのご相談業務 2.年金の受取りなどに関するご相談業務 3.保険に関するご相談業務 4.インターネットバンキング・FB・HB に関するご相談業務 ハロープラザ 住所:東京都墨田区両国 4 -31-16 国技館 電話:03(3633)5505 フリーダイヤル 0120-363-324 江戸東京博物館 JR両国駅 自転車置場 パチンコ 不二家 パチンコ 薬ヒグチ 清 澄 通 り P セブンイレブン 両国東 ひがしん両国本部 クリニック 両国支店 ひがしんハロープラザ みずほ銀行 国道14号 京葉道路 ● 保険業務 平成 13 年 4 月の金融機関保険窓販業務の一部解禁により、損害保険業務の取扱いを開始いたしました。 また平成 14 年 10 月に生命保険業務の一部取扱いも可能になりました。 損害保険では、住宅ローン関連の長期火災保険「しんきんグッドすまいる」 ・積立傷害保険「セーフティ」・債務返済支援保険「し んきんグッドサポート」 ・海外旅行傷害保険を、生命保険では、個人年金保険・一時払終身保険の取扱いを行っております。 ひがしんは、今後とも保険業務を通じて、地域のお客さまの幅広いニーズに、ライフコンサルタントとしてお応えしてまいります。 ● 内国為替業務 お客さまの送金、振込及び手形・小切手の取立など、為替サービスを充実さ せております。全国の信用金庫をはじめ、銀行、信用組合、労働金庫、農業協 同組合などと為替オンラインを結んでおりますので、早く正確に届きます。 さらには給与振込や各種支払代金の自動振替、総合振込等、金融機関の持っ ている機能をフルに発揮した総合的な機能サービスを揃えております。 ATM コーナー ● オンラインシステム 金庫自営のオンラインシステムを採用しており ます。 お客さまの大切な預金にかかわる事務処理をは じめ、融資データの処理や ATM による入出金、各 種の照会・振込、及び資金移動取引、デビットカー ド取引などの業務をスピーディーに処理していま す。 また、平日の 8:45 ∼ 18:00 の時間帯では全国 どこの信用金庫からでもキャッシュカードでの入 出金に手数料がかからない、 ≪しんきんゼロネットサー ロビー全景 ビス≫が皆さまをお待ちしております。 Higashin 2007 17 営業のご案内 ●商品利用にあたっての留意事項 金融機関の商品には、変動金利商品のようにお客さまの予想に反して、金利が上下したり、中途のご解約により金利が変更にな る商品もございます。ご利用に際しましては、 当金庫の窓口や営業係に、 これら商品に関するご質問を何なりとお申し出ください。 マイライフ ビジネスライフ 豊かな暮らしの設計にご利用ください 普通預金・スーパー普通預金 出し入れ自由な財布代わりに 無利息型普通預金 ペイオフ対応は万全 無利息型普通預金 ペイオフ対応は万全 総合口座 一冊の通帳が暮らしの家計簿に 当座預金 商取引の小切手・手形に安全で便利 家計向きのストック資金に 通知預金 まとまった資金の短期運用に スーパー定期 300 万円未満のお金を有利に運用 納税準備預金「おさむくん」 税金の納付資金にご利用いただく スーパー定期 300 300 万円以上 1000 万円未満を、更に 有利に運用 大口定期 1000 万円以上の運用に最適 期日指定定期預金 300 万円未満で1年以上のお金の運 用に スーパー積金 コツコツ積んで大きな貯え スーパー積金 ひがしんあしすと 掛込6カ月以後融資限度額までロー ンが利用できます 計画的な資産づくりに、年間型と自 由型 ひがしん外貨普通預金 一般財形預金 リスク商品ですが、上手な資産運用 に ライフサイクルに必要な資金 外国為替 外貨両替・海外送金・輸出入取引に 財形住宅預金 住宅資金として役立ちます 財形年金預金 老後の生活設計に インターネットバンキング 携帯電話やパソコンで資金移動がで きます ファームバンキング 事務所から資金移動ができます ひがしんオーナーズ キャッシュカード 普通預金専用・当座預金専用 定期預金 定期積金 財形預金 内国為替 全国どこでもスピーディーに振込・ 送金・取立 国債の取り扱い 資産の安定運用に 金の取り扱い 長期にわたって資産を保全 投資信託の取り扱い 各種投資信託のご相談、お申し込み 定期預金 出し入れ自由な財布代わりに 貯蓄預金 スーパー定期 300 万円未満の余裕資金を有利に運 用 スーパー定期 300 300 万円以上 1000 万円未満を有効に 運用 大口定期 1000 万円以上をさらに有利に運用 事業の発展にご活用ください ひがしんの融資 カードローン ATM でご利用になれます ・ひがしんカードローン ・ポケマネ・イーストカードL 長期・短期の借入、手形割引など迅 速に対応 さくせす行進曲 part1 ビジネスのパワーアシスト たすかるよ∼ うっかりに“おおだすかり”します さくせす行進曲 part2 たうん行進曲 目的に応じてご利用いただけます ・カーライフプラン ・リフォームローン・教育ローン 事業所ローンをさらにご利用しやす くしました 制度融資 各種取り扱っております 代理貸付 長期資金に最適 住宅ローン 3つのタイプをご用意しました ・ニューふぁみりー行進曲 ・ニューだんらん ・住まいるプラン 福祉ローン 介護が必要な高齢者・心身障害者の ためにご利用になれます ・福祉プラン ひがしんあしすと 条件となる定期積金を6カ月以上遅 滞なく掛込まれた方がご利用になれ ます ひがしんさぽーたー 定期積金または給与振込のお取引の ある方がご利用になれます 年金担保融資 健全な暮らしに役立ちます 自動受け取り 給与、年金、株式配当など直接ご入 金 自動支払い 公共料金、各種保険料、国民年金な どのお支払いに 歳入金・公金収納 国税や公金などの収納取り扱い しんきん VISA・JCB カード サインひとつで食事やお買物ができ ます メールオーダーサービス 公共料金の支払等ご利用の手続は郵 送で ひがしん キャッシュサービス 当金庫本支店及び全国の金融機関等 で使えます デビットカードサービス ひがしんキャッシュカードでお買物 の支払ができ、代金は即時に口座か ら引落されます 貸金庫 貴重品を安全に保管します Higashin 2007 共済制度 個人向けご融資 18 事業資金等の運用にご利用ください 普通預金・スーパー普通預金 中小企業退職金共済 従業員の退職金の準備に 中小企業倒産防止共済 取引先倒産の場合の資金手当に 小規模企業共済 経営者の退職金準備のために 総合振込サービス 買掛金の支払い、給与振込などに最 適 その他のサービス toto(サッカーくじ) の取り扱い 当選券の払戻業務 金融商品に係る勧誘方針 ひがしんは、 「金融商品の販売等に関する法律」に基づき、 金融商品の販売等に際しては、下記の事項を遵守し、勧誘 の適正の確保を図ることとします。 1. ひがしんは、お客さまの資産運用目的、知識、経験および財産の 状況に照らして、適正な情報の提供と商品説明をいたします。 2. 金融商品の選択・購入は、お客さまご自身の判断によってお決め いただきます。その際、ひがしんはお客さまに適正な判断をして いただくため、当該商品の重要事項について説明をいたします。 3. ひがしんは、誠実・公正な勧誘を心掛け、お客さまに対し事実 と異なる説明をしたり、誤解を招くことのないよう、研修を通 じて役職員の知識の向上に努めます。 4. ひがしんは、お客さまにとって不都合な時間帯や迷惑な場所で の勧誘は行いません。 5. 金融商品の販売等に係る勧誘について、ご意見やお気づきの点 がございましたら、窓口までお問い合わせください。 お勧め商品概要 ひがしんの事業者向け商品 ひがしん事業所ローン≪さくせす行進曲 part2 ≫ (スコアリング採点方式) 資金使途………… 運転資金や設備資金などの事業資金 利用できる方…… 原則としてひがしんの営業区域内で、2 年以上営業している 法人または個人事業所 融資額…………… 1,000 万円以内 返済期間………… 5 年以内 返済方法………… 元金均等割賦返済 担 保…………… 原則として不要 保証人…………… 原則として法人は法人代表者、個人事業主は法定相続人 1 名以上 ひがしんの個人向け商品 ひがしんプラン選択型住宅ローン《ニューだんらん》 資金使途………… 土地付住宅・マンション ( 新築・中古 ) の購入、住宅の新築、 増改築等 利用できる方…… 満 20 歳以上 60 歳以下、最終返済日の年齢が満 75 歳 6 か月未 満の方、現在の勤務先に 2 年以上お勤めまたは営業年数 2 年以 上の方、安定継続した収入のある方 その他 融資額…………… 5,000 万円以内 返済期間………… 35 年以内 返済方法………… 毎月元利均等返済 担保……………… 第1順位の抵当権設定 保証人…………… 原則必要ありません プラス保証㈱の保証付 ひがしん個人ローン 変動金利型《たうん行進曲》 資金使途………… 自家用車等購入、教育資金、リフォーム 利用できる方…… 満 20 歳以上の方 当金庫の営業区域内に勤務 ( 営業 ) または居住している方 安定継続した収入のある方 その他 融資額…………… 500 万円以内 ( リフォーム資金は 1000 万円以内 ) 返済期間………… 8 ∼ 15 年以内 返済方法………… 毎月元利均等返済または元金均等返済 担保・保証人…… 必要ありません 社団法人 しんきん保証基金の保証付 Higashin 2007 19 CS(顧客満足度)調査結果 ひがしんお客さまアンケートの調査結果について(抜粋) 当金庫ではこの度、お客さまへのより良いサービスの実現を目指して、お客さまアンケートを実施し , その主な調 査結果を下記のとおり取りまとめました。 みなさまからいただいた貴重なご意見は、今後の諸施策の参考とさせていただきます。今後とも末永く当金庫をお 引き立て下さいます様よろしくお願いします。 なお、このアンケート調査の詳しい結果については当金庫のホームページに公表しております。 実施期間(平成 19 年2月 26 日∼3月 20 日) 1. 回答者総数 2. 回答者年齢層 1,168名 1,689 名 男 性 1,068名 844名 女 性 2,905 名 無回答 229 名 4,823 名 総 数 3. ひがしんに対する信頼感 わからない 8.2% 711名 427名 318名 73名 29名 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代 無回答 4. ひがしんに対する満足度 無回答 1.0% 低い 2.5% 無回答 1.0% わからない 5.4% 低い 3.6% 普通 54.3% 高い 34.0% 高い 28.3% 普通 61.7% ひがしんに対する信頼感は、 「高い」と「普通」で ひがしんに対する満足度は、「高い」と「普通」で 88.3% とかなりの高い信頼度と考えておりますが、さ 90.0% とほとんどのお客さまにご満足いただいており らなる信頼度アップのために日々努力をしていきたい ますが、今後もより一層お客さま満足度の向上に努力 思います。 してまいります。 5. 職員の対応 6. ATMの稼働時間 悪い 0.9% 普通 35.1 無回答 3.9% 親切 60.1% その他 4.2% 無回答 4.2% 24時間使いたい 24.4% 現状でよい 67.2% 職員の対応は、60.1% のお客さまが、ひがしんの職 ATM 稼 動 時 間 に つ い て は、「 現 状 で よ い 」 が 員は、親切との回答をいただきましたが、支店ごとに 67.2% でありかなりのお客さまにご満足いただいてお 分析するとまだまだ努力の必要な支店もあります。 りますが、24.4% のお客さまが 24 時間を希望してお ります。今後の検討課題といたします。 20 185名 Higashin 2007 主な手数料 ※下記の手数料等には消費税が含まれています。 (平成 19 年 8 月 1 日現在) ●為替手数料 当金庫あて 項 目 窓口扱い 本支店 電信 文書 3 万円未満 210 円 315 円 630 円 630 円 3 万円以上 420 円 525 円 840 円 840 円 うち会員 210 円 315 円 630 円 630 円 3 万円未満 210 円 210 円 525 円 − 3 万円以上 10 万円以下 420 円 420 円 735 円 − − 8:00 ∼ 8:45 現金による 振込 3 万円未満 8:45 ∼ 17:00 ATM 扱い キャシュカード による振込 (注 1、2) テレホンバンキング 定額自動送金 105 円 105 円 420 円 3 万円以上 10 万円以下 315 円 315 円 630 円 − 再発行 ローンカード 当 所 代金取立 不渡手形返却 1 回につき 525 円 − 1,050 円 無 料 無 料 420 円 − イースト 再発行(注 1) カード IC 専用型⇔併用型の切替 1 枚につき 3 万円未満 3 万円以上 無 料 無 料 630 円 − うち会員 無 料 無 料 420 円 − 3 万円未満 無 料 無 料 420 円 − 3 万円以上 無 料 無 料 630 円 − うち会員 無 料 無 料 420 円 − 3 万円未満 210 円 210 円 630 円 − 3 万円以上 420 円 420 円 840 円 − うち会員 210 円 210 円 630 円 − 普通扱い(送金小切手) 1 件につき 630 円 電信扱い 1 件につき 840 円 1 通につき 210 円 普通扱い 1 通につき 630 円 至急扱い 1 通につき 公共債・投信 窓販業務 株式払込金 保管取扱 預金口座振替 1 通につき 210 円 1 通につき 630 円 1 通につき 210 円 1,050 円 ●その他の手数料 払込額×(3.15/1,000) 525 円 1 ヶ月 1 口座 105 円 諸学校費用・家賃・法人インターネットバンキング利用等 1 件につき 52 円 納入通知書を発行する場合 ( 口座振 替手数料含む) 1 件につき 63 円 基本手数料 1 枚につき 105 円 年 額 63,000 円 袋鍵再交付 実 費 投入口鍵紛失 実 費 取扱手数料 金売買 金お預り証書 金地金(現物) 売買 1 回ごと 保護預り手数料 引出手数料 2,100 円 基本料金 年 額 1,050 円 使用料金 1 g当たり・月額 1.05 円 1 本ごと 6,300 円 売買 1 本ごと 6,300 円 金地金 (現物) 取扱手数料 (注 1)イーストカード再発行の場合、別途しんきんカードから再発行手数料の請求がありますのでご注意ください。 両替カード発行(中途解約はできません。 ) 年 額 両替機 1 枚∼ 50 枚 利用 51 枚以上 6,300 円 無 料 両替カードが必要となります。 ( 注)1 円・5 円硬貨は、100 枚単位 ( 包装硬貨 2 本)でのお取扱いとなります。 円貨両替 1 枚∼ 50 枚 105 円 51 枚∼ 500 枚 315 円 501 枚∼ 1,000 枚 525 円 1.12 月 15 日∼ 1 月 10 日間のお年 玉用新券への 50 枚以下の両替 ( 休 日の場合は翌営業日 ) 2. 汚損紙幣・汚損硬貨の交換 右記の場合は無料 3. 記念硬貨の交換 署名鑑印刷なし 1 冊(50 枚綴り) 840 円 署名鑑印刷あり 1 冊(50 枚綴り) 945 円 署名鑑印刷なし 1 冊(25 枚綴り) 525 円 署名鑑印刷あり 1 冊(25 枚綴り) 630 円 1 冊(25 枚綴り) 525 円 ※ 1. お取扱枚数は、お受取枚数・お引受枚数のいずれか枚数の多い方とさせていただきます。 マル専手形用紙代 1 枚につき 525 円 2. 1 円・5 円硬貨は 100 枚単位 ( 包装硬貨 2 本)でのお取扱いとなります。 マル専口座開設料 1 口座ごと 3,150 円 3. 預金口座入金後、金種を指定し、直ちに払い出すなど実質的に両替となる場合も手数料をいただきます。 為替手形帳 新規登録時 変更時 3,150 円 1 枚につき 525 円 異議申立事務 1 件につき 5,250 円 ホームユース基本手数料 月 額 1,050 円 パソコン基本手数料 月 額 3,150 円 基本手数料 月 額 735 円 (ただし、照会サービスのみの契約及びホームバンキング契約の場合は除く) 基本手数料 ( 振替・振込契約の場合) 1,050 円 窓口・ 1,001 枚∼ 2,000 枚 営業係 2,001 枚以上 千枚ごとに 525 円加算する。 扱い 4. 両替機で両替できない 50 枚以 下の 1 円・5円硬貨及び二千円 札の両替 5. 両替機未設置店舗での 50 枚以 下の両替 5,250 円 自己宛小切手発行 年 額 振替手数料 1,260 円 無 料 ●融資関係手数料 (当金庫本支店扱いを含む) 1 通につき 210 円 普通扱い 1 通につき 630 円 至急扱い 1 通につき 840 円 1 通につき 210 円 1 通につき 210 円 1 通につき 630 円 1 通につき 1,050 円 一部繰上返済 期間短縮 5,250 円 当 所 取立手形提示料 (割引手形・担保 他 所 手形) 割引手形 期日前買戻 不渡手形返却料 当 所 (割引手形・担保 他 所 手形) ( 当金庫本支店扱いを含む) 月 額 105 円 依頼返却(割引手 形・担保手形) オンライン基本料 月 額 2,100 円 他所手形信用調査 興信所調査・電話料・文書照会郵便料金 オンライン基本料&データ伝送基本料 月 額 3,150 円 実 費 自動集金サービスの種類 月額基本手数料 固定金利期間特約型の一部繰上返済 期間短縮 21,000 円 Eメール方式 1,575 円 157 円 固定金利期間特約型の全額繰上返済 完 済 31,500 円 その他(Eメール以外)の方式 1,050 円 157 円 固定金利期間特約設定 振替手数料(請求1件あたり) 残高証明書 1 通につき 525 円 その他証明書 1 通につき 525 円 証明書等の発行 (発行印のあるもの、ただし、住宅ローン関係は除く) 取引履歴 1ヶ月分1口座につき 105 円 (税務署等公共機関の調査に伴う取引履歴の発行は、実費として用紙発行1枚につき 31 円。) 開示を依頼する情報 氏名、住所、生年月日、電話番号、電子メールアドレス、勤務先情報、 所得額、家族情報、口座番号、取引番号 変更(他の住宅ローンへの変更) 525 円 105 円 不渡報告・取引停止報告に関する情報 1件につき 525 円 上記以外の情報 1項目ごと 1,050 円 取引履歴(取引明細) (注 1)郵送の場合、上記手数料合計に郵送料として 420 円をいただきます。(注 2)上記の手数料のほか に別途調査費用を要した場合は、実費をいただく場合があります。(注 3)当庫が開示しないことを決定 した場合でも、所定の手数料をいただきます。 当初貸出日より 5 年以内 当初貸出日より 7 年以内 当初貸出日より 7 年超 525 円 1 ヶ月分1口 座につき 5,250 円 条件変更 返済額減額 住宅ローンおよび 割賦返済融資の 住宅ローン固定金利期間特約型(特約期間 10 年)の繰上返済手数料 返済条件変更 (一部繰上返済、全額繰上返済、期間短縮の有無にかかわらず) (期間 1 年超の融資) 当初貸出日より 3 年以内 期日前完済 手数料 左記一括 取引残高(科目、口座番号、残高) 個人情報開示 払込金保管証明書の発行 払込金受入証明書の発行 1 通につき 払込みがあったことを証する書類⇒取引履歴明細書 振込依頼書の発行 総合振込・給与振込依頼書の発行 夜間金庫 525 円 無 料 840 円 1 件につき しんきん自動 集金サービス 1 回につき 公共債口座管理・投信口座管理 630 円(ただし、630 円を超える時は実費) ●両替手数料 依頼返却 個 人 基本手数料 インターネット バ ン キ ン グ 法 人 基本手数料 1,050 円 IC 専用型⇔併用型の切替 420 円 630 円 テレホンバンキング 1,050 円 1 枚につき 無 料 630 円 アンサーサービス 1,050 円 1 枚につき 無 料 1 件につき ホームバンキング 1 枚につき うち会員(注 3) 1 通につき 署名鑑登録料 1,050 円 切替発行 − 他 所 マル専口座 1 枚につき − (当金庫本支店扱いを含む) 約束手形帳 1,050 円 新規発行 630 円 振込・送金組戻 当座預金 1,050 円 1 枚につき 420 円 (当金庫本支店扱いを含む) 小切手帳 1 枚につき 切替発行(ダブルストライプカードへの切替は 無料) 無 料 他 所 当 所 新規発行 無 料 1 通につき 当 所 1,050 円 無 料 取立手形店頭提示 取立手形組戻 1 枚につき 無 料 (当金庫本支店扱いを含む) 他 所 1,050 円 カード(キャッシュカード・ローンカード・ダブルストライプ カード・貸金庫カード・イーストカード・両替カード・ 法人インターネットバンキングお客様カード) キャッシュ 再発行 カード IC カード 更新(5 年毎) ●送金・代金取立手数料等 他行あて 1,050 円 1 通につき 3 万円未満 (注 1)当金庫・他信用金庫・提携金融機関のキャッシュカードを利用して振込みする場合は、振込手数料のほかにご利用日・ ご利用時間に応じて 57 ページの ATM 利用手数料がかかります。 (注 2)キャッシュカードを利用して ATM 振込をする場合の一回のご利用限度額」については ATM コーナーに掲示している「偽 造キャッシュカード等の対応策について」をご参照ください。 (注 3)ATM 振込みで会員扱いとなるのは、出資加入店発行のキャッシュカードを当金庫本支店でご利用いただいた場合です。 送金 1 冊・1 通につき 出資証券 ( 切替は除く) 通帳・証書 3 万円以上 ATM 出金 ご利用日・ ご利用時間 ホームバンキング・ インターネット バンキング 他金融機関あて 同一店舗 (根)抵当権設定 不動産担保取扱 極度額の変更 ( 代理業務含む) 根抵当権の譲渡 (根)抵当権の抹消(一部・全部抹消) 5,250 円 繰上返済金額× 1.05% 最低手数料 31,500 円 5,250 円 4,200 円 3,150 円 無 料 5,250 円 52,500 円 31,500 円 42,000 円 10,500 円 ・貸金庫手数料 貸金庫手数料については、お取引店にお尋ね下さい。 Higashin 2007 21 資料編(単位未満を切り捨てて表示しております。) 貸借対照表〔資産の部〕 (単位:百万円) 60 期(平成 17 年 3 月末)61 期(平成 18 年 3 月末)62 期(平成 19 年 3 月末) 科 目 (資産の部) 19,384 17,729 30,002 163,256 194,181 198,816 金融機関貸付等 515 299 − コールローン 515 299 − コールローン − − 253 買入金銭債権 873 795 1,133 − − − 1,446 441 329 現金 預け金 金銭の信託 商品有価証券 1,446 441 329 395,117 388,126 394,660 国債 55,502 60,792 63,873 地方債 12,645 11,043 9,401 264,751 246,796 251,669 11,049 商品国債 有価証券 社債 7,159 11,337 55,058 58,155 58,666 977,139 934,585 935,129 割引手形 33,092 29,053 31,033 手形貸付 51,903 42,371 42,389 証書貸付 857,827 831,686 832,321 当座貸越 34,316 31,474 29,385 1,125 1,343 1,174 外国他店預け 231 250 340 買入外国為替 86 158 108 取立外国為替 807 934 725 6,302 7,018 8,306 株式 その他の証券 貸出金 外国為替 その他資産 未決済為替貸 信金中金出資金 451 3,419 61 61 49 未収収益 1,710 1,945 3,008 金融派生商品 9 2 7 繰延ヘッジ損失 0 0 − 604 1,160 1,371 42,007 40,597 − 2,376 3,017 − 35,888 33,951 − 所有動産不動産 1,324 1,351 − 保証金その他 2,418 2,277 − 有形固定資産 − − 35,846 建物 − − 9,240 土地 − − 23,679 建設仮勘定 − − 0 その他の有形固定資産 − − 2,926 無形固定資産 − − 1,928 ソフトウェア − − 789 その他の無形固定資産 − − 1,139 繰延税金資産 28,197 18,758 15,041 債務保証見返 25,085 22,293 19,471 △ 29,837 △ 17,292 △ 15,247 (△ 24,429) (△ 12,908) (△ 11,890) 動産不動産 事業用動産 事業用不動産 貸倒引当金 (うち個別貸倒引当金) その他の引当金 資産の部合計 Higashin 2007 429 3,419 前払費用 その他の資産 22 497 3,419 − − − 1,630,614 1,608,879 1,626,848 貸借対照表〔負債及び純資産の部〕 科 目 (負債の部) 預金積金 当座預金 普通預金 貯蓄預金 通知預金 定期預金 定期積金 その他の預金 借用金 借入金 コールマネー コールマネー その他負債 未決済為替借 未払費用 給付補てん備金 未払法人税等 前受収益 払戻未済金 職員預り金 金融派生商品 繰延ヘッジ利益 その他の負債 賞与引当金 役員賞与引当金 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 その他の引当金 繰延税金負債 再評価に係る繰延税金負債 債務保証 負債の部合計 会員勘定 出資金 普通出資金 優先出資金 資本剰余金 資本準備金 利益剰余金 利益準備金 特別積立金 ( 優先出資消却準備積立金) 当期未処分剰余金 当期純利益 土地再評価差額金 株式等評価差額金 処分未済持分 負債及び会員勘定の部合計 ( 純資産の部) 出資金 普通出資金 優先出資金 資本剰余金 資本準備金 利益剰余金 利益準備金 その他利益剰余金 特別積立金 ( 優先出資消却準備積立金) 当期未処分剰余金 処分未済持分 会員勘定合計 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 土地再評価差額金 評価・換算差額等合計 純資産の部合計 負債及び純資産の部合計 (単位:百万円) 60 期(平成 17 年 3 月末) 61 期(平成 18 年 3 月末) 1,501,931 39,892 409,934 52,438 2,650 856,077 128,843 12,095 11,156 10,019 1,137 − 9,546 460 1,249 156 330 962 84 618 7 0 5,676 578 − 6,894 − 375 2,066 1,808 25,085 1,559,443 71,170 26,395 24,355 2,040 2,040 2,040 34,111 9,506 20,048 408 4,556 2,008 4,025 4,600 △2 1,630,614 1,489,391 45,114 430,911 47,661 2,019 824,851 127,503 11,330 11,292 10,000 1,292 − 10,551 431 1,241 94 689 950 45 647 1 0 6,449 563 − 958 − 421 1,038 1,729 22,293 1,538,241 70,638 26,388 24,348 2,040 2,040 2,040 36,051 9,966 21,348 816 4,737 2,559 3,849 2,310 △2 1,608,879 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 62 期(平成 19 年 3 月末) 1,495,160 52,595 451,469 43,662 2,946 816,303 120,833 7,349 8,000 8,000 − 1,145 20,803 522 1,938 77 1,071 638 65 629 6 − 15,853 586 25 173 454 − 1,497 1,759 19,471 1,549,077 − − − − − − − − − − − − − − − − 26,362 24,322 2,040 2,040 2,040 42,121 10,446 31,675 22,748 (1,224) 8,927 △2 70,521 3,332 0 3,916 7,248 77,770 1,626,848 Higashin 2007 23 損益計算書 科 目 36,159 35,821 36,840 資金運用収益 30,871 30,260 32,367 貸出金利息 26,195 25,149 25,854 預け金利息 371 619 1,622 金融機関貸付等利息 7 13 − コールローン利息 7 13 − − − 15 4,078 4,264 4,655 経常収益 コールローン利息 有価証券利息配当金 218 215 221 役務取引等収益 3,284 3,419 3,268 受入為替手数料 1,622 1,564 1,521 その他の役務収益 1,662 1,854 1,746 その他業務収益 1,341 855 272 103 96 83 7 − 11 国債等債券売却益 909 235 − 国債等債券償還益 22 400 120 その他の業務収益 298 122 56 その他経常収益 662 1,286 931 株式等売却益 515 1,150 116 その他の受入利息 外国為替売買益 商品有価証券売買益 金銭の信託運用益 − − − その他の経常収益 147 136 815 28,278 27,130 28,595 資金調達費用 760 676 1,620 預金利息 520 435 1,370 73 55 41 151 169 119 コールマネー利息 − − 66 その他の支払利息 13 16 22 1,728 1,562 1,517 経常費用 給付補てん備金繰入額 借用金利息 役務取引等費用 453 438 428 1,274 1,124 1,089 その他業務費用 17 15 75 商品有価証券売買損 − 1 − 国債等債券売却損 5 − 46 国債等債券償還損 3 8 5 − − − 8 5 23 経費 20,609 19,394 19,369 人件費 12,279 12,094 11,957 物件費 7,708 6,719 6,866 620 581 546 その他経常費用 5,161 5,480 6,011 貸倒引当金繰入額 4,729 5,053 5,624 171 181 181 36 58 54 1 − 74 − − − 0 0 0 222 187 76 支払為替手数料 その他の役務費用 国債等債券償却 その他の業務費用 税金 貸出金償却 株式等売却損 株式等償却 金銭の信託運用損 その他資産償却 その他の経常費用 24 Higashin 2007 (単位:百万円) 60 期(16.4.1 ∼ 17.3.31) 61 期(17.4.1 ∼ 18.3.31) 62 期(18.4.1 ∼ 19.3.31) (単位:百万円) 60 期(16.4.1 ∼ 17.3.31) 61 期(17.4.1 ∼ 18.3.31) 62 期(18.4.1 ∼ 19.3.31) 科 目 経常利益 7,881 8,690 8,245 特別利益 4,995 5,445 4,048 726 40 − 固定資産処分益 − − 1,089 償却債権取立益 1,203 1,360 2,958 その他の特別利益 3,065 4,044 − 特別損失 672 1,445 486 動産不動産処分損 475 415 − − − 312 動産不動産処分益 固定資産処分損 − 940 8 196 88 166 12,204 12,691 11,806 464 771 1,128 法人税等調整額 9,731 9,360 3,746 当期純利益 2,008 2,559 6,931 前期繰越金 2,383 2,002 2,062 164 175 △ 66 4,556 4,737 8,927 減損損失 その他の特別損失 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 土地再評価差額金取崩額 当期未処分剰余金 剰余金処分計算書 (単位:円) 60 期(16.4.1 ∼ 17.3.31) 61 期(17.4.1 ∼ 18.3.31) 62 期(18.4.1 ∼ 19.3.31) 科 目 当期未処分剰余金 4,556,912,196 4,737,540,510 8,927,631,809 前期繰越金 2,383,762,423 2,002,552,803 2,062,787,154 当期純利益 2,008,910,304 2,559,666,943 6,931,010,100 164,239,469 175,320,764 △ 66,165,445 剰余金処分額 2,554,359,393 2,674,753,356 6,836,728,646 利益準備金 460,000,000 480,000,000 900,000,000 土地再評価差額金取崩額 729,079,393 普通出資に対する配当金 (年 3.0%の割合) (配当率) 65,280,000 優先出資に対する配当金 (年 1.6%の割合) (配当率) 特別積立金 (優先出資消却準備積立金) 次期繰越金 729,473,356 (年 3.0%の割合) 65,280,000 (年 1.6%の割合) 971,448,646 (年 4.0%の割合) 65,280,000 (年 1.6%の割合) 1,300,000,000 1,400,000,000 4,900,000,000 (408,000,000) (408,000,000) (408,000,000) 2,002,552,803 2,062,787,154 2,090,903,163 会計監査人の監査について 貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書は、信用金庫法第 38 条の 2 第 3 項の規定に基づき、 東邦監査法人の監査を受けております。 平成 18 年度における貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書(以下、 「財務諸表」という。)の 適正性、及び財務諸表作成に係る内部監査の有効性を確認しております。 平成 19 年 6 月 29 日 東 京 東 信 用 金 庫 理 事 長 Higashin 2007 25 財務諸表に関する注記 〈貸借対照表の注記〉 1. 2. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 商品有価証券の評価は、時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)により行ってお ります。 3. 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法) 、 子会社・子法人等株式及び関連法人等株式については移動平均法による原価法、その他有価証 券のうち時価のあるものについては決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として 移動平均法により算定) 、時価のないものについては移動平均法による原価法又は償却原価法 により行っております。なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法によ り処理しております。 4. 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用されている有 価証券の評価は、時価法により行っております。 5. デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。 6. 有形固定資産の減価償却の方法は、 「建物」については定額法、 「その他の有形固定資産」につ いては定率法を採用しております。 なお、主な耐用年数は次のとおりであります。 建 物 15 年∼ 47 年 その他の有形固定資産 5 年∼ 15 年 7. 無形固定資産の減価償却は、定額法により償却しております。なお、自金庫利用のソフトウェ アについては、金庫内における利用可能期間(5 年)に基づいて償却しております。 8. 外貨建資産・負債は、主として決算日の為替相場による円換算額を付しております。 9. 貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。破産、 特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下、 「破綻先」という。 )に係る債 権及びそれと同等の状況にある債務者(以下、 「実質破綻先」という。 )に係る債権については、 以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証 による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。 また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務 者に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額 を控除し、その残額のうち必要と認める額を計上しております。 上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基 づき計上しております。 すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署 から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を 行っております。 なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価 額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額か ら直接減額しており、その金額は 100,717 百万円であります。 10. 賞与引当金は、職員への賞与の支払に備えるため、職員に対する賞与の支給見込額のうち、当 期に帰属する額を計上しております。 11. 従来、役員賞与は、剰余金処分により支給時に未処分剰余金の減少として処理しておりました が、 「役員賞与に関する会計基準」( 企業会計基準第 4 号平成 17 年 11 月 29 日 ) が会社法施行 日以降終了する事業年度から適用されることになったことに伴い、当期から同会計基準を適用 し、役員に対する賞与を費用として処理することとし、その支給見込額のうち、当期に帰属す る額を役員賞与引当金として計上しております。 これにより、従来の方法に比べ経費は 25 百万円増加し、税引前当期純利益は同額減少してお ります。 12. 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産 の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、数理計算上の差異の費用処理方法は以 下のとおりであります。 数理計算上の差異 各発生年度の職員の平均残存勤務期間内の一定の年(11 年)による定 額法により按分した額を(それぞれ発生の翌期から)費用処理してお ります。 当金庫は、複数事業主(信用金庫等)により設立された企業年金制度(総合設立型厚生年金基 金)に加入しております。当該企業年金制度における当金庫の年金資産(掛金拠出割合按分額) は 20,497 百万円であります。 なお、当金庫は、平成 17 年 4 月に退職一時金制度の改訂及び確定拠出年金制度へ移行してお ります。 13. 役員退職慰労引当金は、役員の退職慰労金の支給に備えるため、内規に基づく期末要支給額を 計上しております。 14. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引につ いては、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。 15. 外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、 「銀行業にお ける外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」 (日本公認会計士協会業種 別監査委員会報告第 25 号。 )に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方 法については、外貨建金銭債権債務等の為替変動リスクを減殺する目的で行う通貨スワップ取 引及び為替スワップ取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象である外貨建金銭債権債務等に見合 うヘッジ手段の外貨ポジション相当額が存在することを確認することによりヘッジの有効性を 評価しております。 16. 消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。 17. 貸借対照表に計上した固定資産のほか、電子計算機等の一部については、所有権移転外ファイ ナンス・リース契約により使用しております。 18. 貸出金のうち、破綻先債権額は 6,558 百万円、延滞債権額は 71,970 百万円であります 。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由 により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸 出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。 )のうち、法人 税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は 同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は 支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。 19. 貸出金のうち、3 ヵ月以上延滞債権額はありません。 なお、3 ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 ヵ月以上遅延 している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。 20. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 15,188 百万円であります。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減 免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った 貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。 21. 破綻先債権額、延滞債権額、3 ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は 93,717 百万円であります。 なお、18.から 21.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。 22. 手形割引は、 「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」 (日 本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 24 号)に基づき金融取引として処理しております。 これにより受け入れた銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替は、売却又は (再)担保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は、31,033 百万円であります。 23. 担保に供している資産は次のとおりであります。 担保に供している資産 有価証券(歳入代理店担保) 805 百万円 担保資産に対応する債務 預 金 936 百万円 上記のほか、為替決済、外為円決済等の取引の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、 有価証券 14,217 百万円 、 預け金 54,000 百万円を差し入れております。 24. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)に基づき、事業用の土地 の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延 税金負債」として負債勘定に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資 産の部に計上しております。 再評価を行った年月日 平成 11 年 3 月 31 日 同法律第3条第 3 項に定める再評価の方法 不動産鑑定士による鑑定評価によっております。 同法律第 10 条に定める再評価を行った事業用土地の当期末における時価の合計額と当該事業 用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額 △ 7,116 百万円 25. 借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約付借入金 8,000 百万円が含まれております。 26. 「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募(証券取引法第 2 条第 3 項)による社債に対す る当金庫の保証債務の額は 350 百万円であります。 なお、 当該保証債務に係る債務保証および債務保証見返については、 「信用金庫法施行規則」 (昭 和 57 年大蔵省令第 15 号)別紙様式が「銀行法施行規則等の一部を改正する内閣府令」 (内閣 府令第 38 号平成 19 年 4 月 17 日)により改正され、平成 18 年 4 月 1 日以降開始する事業年度 から適用されることになったことに伴い、当期から相殺しております。これにより、従来の方 法に比べ債務保証及び債務保証見返は、それぞれ 350 百万円減少しております。 27. 出資 1 口当たりの純資産額 151 円 36 銭 「1 株当たり当期純利益に関する会計基準等の適用指針」( 企業会計基準第 4 号平成 14 年 9 月 25 日 ) が平成 18 年 1 月 31 日付で改正され、会社法施行日以降終了する事業年度から適用さ れることになったことに伴い、当期から同適用指針を適用し、出資 1 口当たり純資産額は「繰 延ヘッジ損益」を含めて算出しております。 28. 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これらには、 「国債」 「地 方債」 「社債」 「株式」 「その他の証券」のほか、 「商品有価証券」 、 「預け金」中の譲渡性預け金、 並びに「買入金銭債権」中のコマーシャル・ペーパーが含まれております。 以下、30. まで同様であります。 26 Higashin 2007 売買目的有価証券 貸借対照表計上額 329 百万円 当期の損益に含まれた評価差額 △ 0 百万円 満期保有目的の債券で時価のあるもの 貸借対照表計上額 時価 差額 うち益 うち損 社 債 2,199 百万円 2,191 百万円 △ 8 百万円 5 百万円 13 百万円 その他 29,342 百万円 28,425 百万円 △ 917 百万円 75 百万円 992 百万円 合 計 31,542 百万円 30,616 百万円 △ 925 百万円 80 百万円 1,006 百万円 その他有価証券で時価のあるもの 取得原価(償却原価) 貸借対照表計上額 評価差額 うち益 うち損 株 式 7,016 百万円 10,227 百万円 3,210 百万円 3,398 百万円 187 百万円 債 券 322,954 百万円 322,395 百万円 △ 559 百万円 1,705 百万円 2,264 百万円 国 債 64,592 百万円 63,873 百万円 △ 718 百万円 155 百万円 874 百万円 地方債 9,345 百万円 9,401 百万円 55 百万円 67 百万円 11 百万円 社 債 249,016 百万円 249,120 百万円 103 百万円 1,482 百万円 1,378 百万円 その他 26,347 百万円 28,514 百万円 2,166 百万円 2,492 百万円 326 百万円 合 計 356,318 百万円 361,137 百万円 4,818 百万円 7,597 百万円 2,778 百万円 なお、上記の評価差額から繰延税金負債 1,493 百万円を差し引いた額 3,324 百万円が、 「そ の他有価証券評価差額金」に含まれております。 29. 当期中に売却したその他有価証券は次のとおりであります。 売却額 売却益 売却損 その他有価証券 1,510 百万円 103 百万円 101 百万円 30. 時価のない有価証券のうち、主なものの内容と貸借対照表計上額は、次のとおり 満期保有目的の債券 私募事業債 350 百万円 子会社・子法人等株式及び関連法人等株式 子会社株式 60 その他有価証券 非上場株式(店頭売買株式を除く) 761 投資事業有限責任組合(その他の証券) 808 31. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の期間ごとの償還予定額は 次のとおりであります その他有価証券で満期があるもの 1 年以内 1 年超 5 年以内 5 年超 10 年以内 10 年超 債 券 44,394 百万円 194,127 百万円 70,160 百万円 13,712 百万円 国 債 1,725 百万円 23,868 百万円 29,055 百万円 9,223 百万円 地方債 1,902 百万円 7,204 百万円 295 百万円 −百万円 社 債 40,766 百万円 163,054 百万円 40,810 百万円 4,489 百万円 その他 3,200 百万円 12,334 百万円 3,521 百万円 355 百万円 合 計 47,594 百万円 206,461 百万円 73,682 百万円 14,068 百万円 満期保有目的の債券 1 年以内 1 年超 5 年以内 5 年超 10 年以内 10 年超 債 券 300 百万円 50 百万円 2,199 百万円 −百万円 社 債 300 百万円 50 百万円 2,199 百万円 −百万円 その他 −百万円 500 百万円 12,677 百万円 16,165 百万円 合 計 300 百万円 550 百万円 14,876 百万円 16,165 百万円 32. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し 出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資 金を貸付けることを約する契約であります。 これらの契約に係る融資未実行残高は、116,075 百万円であります。このうち契約残存期間 が1年以内のものが 11,009 百万円であります。 なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残 高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありま せん。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事由があ るときは、当金庫が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることが できる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じて不動産・有価 証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている金庫内手続に基づき顧客 の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。 33. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、それぞれ以下のとおりであ ります。 繰延税金資産 貸倒引当金損金算入限度額超過額 26,503 百万円 その他 2,424 百万円 繰延税金資産小計 28,927 百万円 評価性引当額 △ 13,885 百万円 繰延税金資産合計 15,041 百万円 繰延税金負債 △ 1,497 百万円 その他有価証券評価差額 △ 1,497 百万円 繰延税金負債合計 △ 1,497 百万円 繰延税金資産 ( 負債 ) の純額 13,544 百万円 34. 「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」( 企業会計基準第 5 号平成 17 年 12 月 9 日 ) および「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」( 企業会計 基準適用指針第 8 号平成 17 年 12 月 9 日 ) が会社法施行日以降終了する事業年度から適用 されることになったこと等から、 「信用金庫法施行規則」別紙様式が「無尽業法施行細則等 の一部を改定する内閣府令」( 内閣府令第 60 号平成 18 年 4 月 28 日 ) により改正され、平成 18 年 4 月 1 日以降開始する事業年度から適用されることになったことに伴い、当期から以 下のとおり表示を変更しております。 「会員勘定」は「純資産の部」とし、会員勘定、評価・換算差額等に区分のうえ表示し ております。 なお、当期末における従来の「会員勘定」の合計に相当する金額は 77,770 百万円であり ます。 「利益剰余金」に内訳表示していた「特別積立金」及び「当期未処分剰余金」は、 「そ の他の利益剰余金」に内訳表示しております。 純額で「繰延ヘッジ損失 ( 又は繰延ヘッジ利益 )」として「その他資産」( 又は「その 他負債」 )に含めて計上していたヘッジ手段に係る損益又は評価差額は、税効果額を控除 のうえ評価・換算差額等の「繰延ヘッジ損益」として相殺表示しております。 「株式等評価差額金」は、 「その他有価証券評価差額金」として表示しております。 「金融機関貸付金等」に内訳表示されていた「金融機関貸付金」は、 「貸出金」に含ま れております。また、 「買入手形」 、 「コールローン」 、 「買現先勘定」 、 「債券貸借取引支払 保証金」は、大科目として表示しております。 「動産不動産」は、 「有形固定資産」 、 「無形固定資産」または「その他資産」に区分し て表示しております。 ① 「動産不動産」中の「土地建物動産」は、 「有形固定資産」中の「建物」 「土地」 「そ の他有形固定資産」に区分表示し、 「建設仮払金」は、 「有形固定資産」中の「建設仮 勘定」として表示しております。 ② 「動産不動産」中の「保証金権利金」のうち権利金は、 「無形固定資産」中の「その 他無形固定資産」として、保証金は、 「その他資産」中の「その他の資産」として表示 しております。 ③ 「その他資産」中の「その他の資産」に含めて表示していたソフトウェアは、 「無形 固定資産」中の「ソフトウェア」として表示しております。 「借用金」に内訳表示されていた「売渡手形」 、 「コールマネー」 、 「売現先勘定」 、 「債券 貸借取引受入担保金」は、大科目として表示しております。 35. 「有限責任事業組合及び合同会社に対する出資者の会計処理に関する実務上の取扱い」( 実 務対応報告第 21 号平成 18 年 9 月 8 日 ) が公表日以後終了する会計期間から適用されること となったことに伴い、当期から同実務対応報告を適用しております。 これによる貸借対照表等に与える影響は軽微であります。 36. 有形固定資産の減価償却累計額 19,846 百万円 37. 理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額 79 百万円 38. 理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債務総額 −百万円 39. 子会社等の株式又は出資金の総額 60 百万円 40. 子会社等に対する金銭債権総額 863 百万円 41. 子会社等に対する金銭債務総額 217 百万円 〈損益計算書の注記〉 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 子会社との取引による収益総額 133,171 千円 子会社との取引による費用総額 652,523 千円 出資1口当たり当期純利益金額 14 円 09 銭 「金融機関貸付等利息」に内訳表示されていた「金融機関貸付金利息」は「貸出金利息」に 含まれております。 また、 「買入手形利息」 、 「コールローン利息」 、 「買現先利息」 「債券貸借取引受入利息」は、 「資 金運用収益」の内訳科目として表示しております。 「借用金利息」に含めていた、 「受渡手形利息」 、 「コールマネー利息」 、 「売現先利息」 、 「債 券貸借取引支払利息」を独立科目として表示しております。 「動産不動産処分益」は、 「固定資産処分益」として表示しております。 「動産不動産処分損」は、 「固定資産処分損」として表示しております。 主な経営指標の推移 (単位:利益は千円、口数は百万口、残高は百万円) 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 経常収益 32,667,493 34,880,158 36,159,390 35,821,168 36,840,398 経常利益 812,503 1,768,662 7,881,283 8,690,783 8,245,040 1,176,733 6,980,115 2,008,910 2,559,666 6,931,010 普通出資総額 17,171 24,346 24,355 24,348 24,322 優先出資総額 − 2,040 2,040 2,040 2,040 343 486 487 486 486 当期純利益 普通出資総口数 − 12 12 12 12 純資産額 48,081 68,718 71,170 70,638 77,770 総資産額 1,432,714 1,648,568 1,605,528 1,586,585 1,607,376 預金積金残高 1,347,147 1,543,838 1,501,931 1,489,391 1,495,160 貸出金残高 883,802 1,003,605 977,139 934,585 935,129 有価証券残高 318,847 364,762 395,117 388,126 394,660 単体自己資本比率 7.28% 8.18% 8.44% 8.84% 9.32% 出資に対する配当金 1.5 円 1.5 円 1.5 円 1.5 円 2.0 円 会員数 118,562 人 141,163 人 140,561 人 139,726 人 139,179 人 職員数 1,506 人 1,632 人 1,537 人 1,525 人 1,469 人 男子 1,139 人 1,241 人 1,187 人 1,145 人 1,123 人 女子 367 人 391 人 350 人 380 人 346 人 優先出資総口数 (出資 1 口当たり) (注)1.[単体自己資本比率]は、信用金庫法第 89 条第 1 項において準用する銀行法第 14 条の 2 の規定に基づき、信用金庫がそ の保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当かどうかを判断するために金融庁長官が定める基準に係る算式に 基づき算出しております。なお、当金庫は国内基準を採用しております。(総資産額は債務保証見返を除く) 2. 平成 15 年度の単体自己資本比率は、金融庁検査に基づき再検証を実施し、差異を修正した計数です。 3. 平成 18 年度の単体自己資本比率は、新 BIS 規制(バーゼルⅡ)対応にて算出しております。 業務粗利益・業務純益・役務取引の状況 (単位:千円・%) 平成 16 年度 資金運用収益 平成 17 年度 30,871,482 平成 18 年度 30,260,600 32,367,821 760,432 676,804 1,620,901 30,111,050 29,583,796 30,746,919 役務取引等収益 3,284,045 3,419,075 3,268,424 役務取引等費用 1,728,554 1,562,616 1,517,793 資金調達費用 資金運用収支 1,555,490 1,856,458 1,750,631 その他業務収益 1,341,213 855,004 272,192 その他業務費用 17,720 15,591 75,138 役務取引等収支 その他業務収支 業務粗利益 業務粗利益率 業務純益 1,323,492 839,412 197,053 32,990,032 32,279,668 32,694,604 2.10 2.10 2.14 13,113,559 13,909,019 14,352,394 (注)1.業務粗利益率=業務粗利益÷資金運用勘定平均残高× 100 2.国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 Higashin 2007 27 資金運用・調達勘定平均残高、利息、利回り 平成 16 年度 資金運用勘定 うち貸出金 うち預け金 うち金融機関貸付等 うちコールロール うち商品有価証券 うち有価証券 資金調達勘定 うち預金積金 うち借用金 うちコールマネー 平均残高 利息 利回り 平均残高 利息 利回り 平均残高 利息 利回り 平均残高 利息 利回り 平均残高 利息 利回り 平均残高 利息 利回り 平均残高 利息 利回り 平均残高 利息 利回り 平均残高 利息 利回り 平均残高 利息 利回り 平均残高 利息 利回り (単位:平均残高・百万円、利息・千円、利回り・%) 平成 17 年度 1,564,718 30,871,482 1.97 991,012 26,195,280 2.64 182,070 371,518 0.20 503 7,957 1.58 − − − 2,021 987 0.04 382,982 4,077,338 1.06 1,543,808 760,432 0.04 1,530,935 594,547 0.03 12,246 151,993 1.24 − − − 平成 18 年度 1,535,596 30,260,600 1.97 960,100 25,149,367 2.61 191,733 619,039 0.32 377 13,004 3.44 − − − 663 561 0.08 377,235 4,263,626 1.13 1,506,113 676,804 0.04 1,494,271 490,509 0.03 11,202 169,382 1.51 − − − 1,532,211 32,367,821 2.12 934,703 25,854,331 2.76 197,998 1,622,023 0.81 − − − 299 15,005 5.01 474 3,705 0.78 384,430 4,651,617 1.21 1,496,562 1,620,901 0.10 1,484,763 1,412,454 0.09 9,989 119,340 1.19 1,174 66,318 5.64 (注)1.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(平成 16 年度 1,209 百万円、平成 17 年度 1,279 百万円、平成 18 年度 1,434 百万円)をそれぞれ控除しております。 2.国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 その他業務利益の内訳 (単位:千円) 平成 16 年度 855,004 272,192 103,742 96,271 83,217 7,065 − 11,841 うち国債等債券売却益 909,005 235,541 − うち国債等債券償還益 22,439 400,732 120,638 うちその他の業務収益 298,960 122,458 56,495 17,720 15,591 75,138 − 1,817 − うち外国為替売買益 うち商品有価証券売買益 その他業務費用 うち商品有価証券売買損 うち国債等債券売却損 5,509 − 46,692 うち国債等債券償還損 3,501 8,761 5,294 うち国債等債券償却 うちその他の業務費用 その他業務利益 Higashin 2007 平成 18 年度 1,341,213 その他業務収益 28 平成 17 年度 − − − 8,709 5,057 23,152 1,323,492 839,412 197,053 経費の内訳 (単位:千円) 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 12,279,621 12,094,219 11,957,238 報酬給与手当 9,871,408 9,978,530 9,710,495 退職給付費用 635,514 281,514 361,919 1,772,699 1,834,175 1,884,823 7,708,932 6,719,028 6,866,186 3,115,344 2,365,568 2,292,166 人件費 その他 物件費 事務費 8,194 8,962 8,446 215,303 220,939 216,863 うち旅費・交通費 うち通信費 うち事務機械賃借料 1,126,728 490,430 249,724 うち事務委託費 1,104,953 1,023,635 1,159,721 1,527,231 1,465,702 − − − 1,499,433 うち土地建物賃借料 451,669 377,000 363,280 うち保全管理費 880,304 880,929 867,523 368,532 352,247 375,408 うち広告宣伝費 174,424 172,079 145,260 うち交際費・寄贈費・諸会費 178,118 165,014 205,021 66,486 63,526 72,893 1,369,665 1,204,377 − 減価償却費 − − 1,414,569 預金保険料 1,261,671 1,267,605 1,211,715 動産・不動産費 固定資産 事業費 人事厚生費 動産・不動産償却 税 金 620,996 581,285 546,263 合 計 20,609,550 19,394,532 19,369,688 利鞘 (単位:%) 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 資金運用利回 1.97 1.97 2.12 資金調達原価率 1.38 1.33 1.40 総資金利鞘 0.58 0.64 0.72 利益率 (単位:%) 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 総資産経常利益率 0.48 0.55 0.51 総資産当期純利益率 0.12 0.16 0.43 ( 注 ) 総資産経常(当期純)利益率=経常(当期純)利益÷総資産(債務保証見返を除く)平均残高× 100 受取利息・支払利息の増減 (単位:千円) 平成 17 年度 収支額 平成 18 年度 純増減 収支額 純増減 30,260,600 △ 610,882 32,367,821 うち貸出金 25,149,367 △ 1,045,912 25,854,331 704,964 うち預け金 619,039 247,521 1,622,023 1,002,983 うち金融機関貸付等 13,004 5,047 − − うちコールローン − − 15,005 15,005 うち商品有価証券 561 △ 426 3,705 3,143 4,263,626 186,288 4,651,617 387,991 676,804 △ 83,627 1,620,901 944,096 うち預金積金 490,509 △ 104,037 1,412,454 921,944 うち借用金 169,382 17,389 119,340 △ 50,042 − − 66,318 66,318 受取利息 うち有価証券 支払利息 うちコールマネー 2,107,220 ( 注 ) 国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 Higashin 2007 29 預金・譲渡性預金平均残高 (単位:百万円) 平成 16 年度 流動性預金 うち有利息預金 平成 17 年度 平成 18 年度 496,598 517,034 530,092 458,030 409,632 470,991 1,028,341 970,878 948,832 うち固定金利定期預金 1,027,495 970,088 948,135 うち変動金利定期預金 846 790 697 定期性預金 その他 計 5,995 6,358 5,839 1,530,935 1,494,271 1,484,763 譲渡性預金 合 計 − − − 1,530,935 1,494,271 1,484,763 (注)1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 2.定期性預金=定期預金+定期積金 固定金利定期預金:預入時に満期までの利率が確定する定期預金 変動金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期預金 3.国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 定期預金残高 (単位:百万円) 平成 16 年度 定期預金 固定金利定期預金 平成 18 年度 856,077 824,851 816,303 854,178 823,159 814,799 832 735 646 1,067 957 858 変動金利定期預金 その他 平成 17 年度 預金者別預金残高 (単位:百万円・%) 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 個人 1,203,281( 80.1) 1,184,888( 79.6) 1,183,309( 79.1) 法人 261,966( 17.4) 269,515( 18.1) 280,494( 18.8) 金融機関 21,525( 1.4) 19,739( 1.3) 15,242( 1.0) 公金 15,157( 1.0) 15,249( 1.0) 16,115( 1.1) 1,501,931(100.00) 1,489,391(100.00) 1,495,160(100.00) 合 計 (注) ( )内は構成比 財形貯蓄残高 (単位:百万円) 平成 16 年度 Higashin 2007 平成 18 年度 856 873 921 住宅財形 155 131 127 財形年金 222 205 182 1,234 1,209 1,231 合 計 30 平成 17 年度 一般財形 預金科目別残高 (単位:百万円・%) 平成 16 年度 当座預金 普通預金 39,892( 平成 17 年度 平成 18 年度 2.6) 45,114( 3.0) 52,595( 3.5) 409,934( 27.3) 430,911( 28.9) 451,469( 30.2) 貯蓄預金 52,438( 3.5) 47,661( 3.2) 43,662( 2.9) 通知預金 2,650( 0.2) 2,019( 0.1) 2,946( 0.2) 11,585( 0.8) 11,039( 0.8) 7,098( 0.5) 定期預金 856,077( 57.0) 824,851( 55.4) 816,303( 54.6) 定期積金 128,843( 8.6) 127,503( 8.6) 120,833( 8.1) 509( 0.0) 別段・納税準備預金 その他 290( 0.0) 250( 0.0) 合計 1,501,931(100.0) 1,489,391(100.0) 1,495,160(100.0) 会員 566,931( 37.7) 569,259( 38.2) 585,066( 39.1) 会員外 935,000( 62.3) 920,132( 61.8) 910,095( 60.9) (注) ( )内は構成比 貸出金科目別平均残高 (単位:百万円・%) 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 割引手形 35,249( 3.5) 30,367( 3.2) 手形貸付 55,156( 5.6) 48,279( 5.0) 41,010( 4.4) 866,008( 87.4) 849,980( 88.5) 836,701( 89.5) 証書貸付 当座貸越 合計 28,238( 3.0) 3.5) 31,473( 3.3) 28,752( 3.1) 991,012(100.0) 960,100(100.0) 934,703(100.0) 34,598( (注)国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。( )内は構成比 貸出金金利区分別残高 (単位:百万円) 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 977,139 934,585 935,129 うち変動金利 670,549 662,786 633,210 うち固定金利 306,590 271,799 301,919 貸出金残高 貸出金担保別内訳 (単位:百万円) 平成 16 年度 当金庫預金積金 有価証券 68,102 61,021 1,252 1,351 1,094 − − − 392,735 384,987 362,455 77 127 23 159,155 167,955 178,385 その他 信用保証協会・信用保険 平成 18 年度 78,527 動産 不動産 平成 17 年度 保証 77,142 84,330 107,774 信用 268,249 227,230 224,376 貸出金合計 977,139 934,585 935,129 債務保証見返の担保別内訳 (単位:百万円) 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 275 173 311 有価証券 − − − 動産 − − − 21,568 20,003 18,257 当金庫預金積金 不動産 その他 信用保証協会・信用保険 − − − 1,109 937 569 保証 − − − 信用 2,133 1,177 828 25,085 22,293 19,962 債務保証見返合計 Higashin 2007 31 貸出金科目別残高 (単位:百万円・%) 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 割引手形 33,092( 3.4) 29,053( 3.1) 31,033( 3.3) 手形貸付 51,903( 5.3) 42,371( 4.5) 42,389( 4.5) 857,827( 87.8) 証書貸付 34,316( 当座貸越 831,686( 89.0) 3.5) 31,474( 977,139(100.0) 合 計 832,321( 89.0) 3.4) 29,385( 934,585(100.0) 3.1) 935,129(100.0) (注) ( )内は構成比 消費者ローン・住宅ローン残高 (単位:百万円) 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 個人ローン 4,606 5,898 6,489 カードローン 7,997 7,255 6,603 175,507 167,768 161,934 住宅ローン 貸出金使途別内訳 (単位:百万円・%) 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 設備資金 485,696( 49.7) 464,088( 49.7) 452,085( 48.3) 運転資金 491,443( 50.3) 470,497( 50.3) 483,044( 51.7) 合 計 977,139(100.0) 934,585(100.0) 935,129(100.0) (注) ( )内は構成比 貸出金業種別内訳 (単位:百万円・%) 平成 17 年度 貸出先数 平成 18 年度 貸出金残高 貸出先数 貸出金残高 7,535 162,826( 17.4) 7,021 164,174( 17.6) 農業 74 1,979( 0.2) 59 1,860( 0.2) 林業 0 製造業 0( 0.0) 193( 0 0( 0.0) 181( 0.0) 漁業 6 0.0) 7 鉱業 14 1,603( 0.2) 15 1,388( 0.1) 4,595 100,642( 10.8) 4,582 102,519( 11.0) 建設業 電気・ガス・熱供給水道業 1 313 情報通信業 0.0) 1 5,985( 0.6) 292 6( 5( 0.0) 5,293( 0.6) 981 30,012( 3.2) 979 31,878( 3.4) 5,214 109,766( 11.7) 5,091 113,658( 12.2) 65 4,913( 0.5) 71 4,776( 0.5) 不動産業 1,662 113,360( 12.1) 1,817 126,136( 13.5) 各種サービス 6,403 139,149( 14.9) 6,226 131,988( 14.1) 地方公共団体 5 2,509( 0.3) 5 2,670( 0.3) 個人 49,901 261,643( 28.0) 46,344 248,596( 26.6) 合 計 76,769 934,585(100.0) 72,510 935,129(100.0) 運輸業 卸売業・小売業 金融・保険業 (注) ( )内は構成比 貸出金償却額 (単位:千円) 平成 16 年度 171,023 貸出金償却額 平成 17 年度 平成 18 年度 181,094 181,673 貸倒引当金 (単位:百万円) 平成 17 年度 期首残高 32 Higashin 2007 期末残高 平成 18 年度 増減額 期首残高 期末残高 増減額 一般貸倒引当金 5,407 4,383 △ 1,023 4,383 3,356 △ 1,027 個別貸倒引当金 24,429 12,908 △ 11,521 12,908 11,890 △ 1,017 合 計 29,837 17,292 △ 12,545 17,292 15,247 △ 2,044 役職員1人当り預金残高及び貸出金残高 (単位:百万円 ) 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 預金 970 969 1,009 貸出金 631 608 631 1店舗当り預金残高及び貸出金残高 (単位:百万円) 平成 16 年度 預金 貸出金 平成 17 年度 平成 18 年度 18,095 18,617 18,689 11,772 11,682 11,689 代理貸付の残高内訳 (単位:百万円) 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 21,390 19,620 1,003 682 474 26,736 24,418 21,393 中小企業金融公庫 810 625 425 福祉医療機構 517 473 1,195 1,043 882 − 雇用・能力開発機構 − − − 勤労者退職金共済機構 − − − 中小企業基盤整備機構 336 339 388 51,839 47,042 41,371 信金中央金庫 国民生活金融公庫 住宅金融公庫 年金資金運用基金 合 計 17,493 (注)1.平成 16 年 7 月 1 日に旧中小企業総合事業団は独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小企業総合事業団が地域振興整備 公団の一部、産業基盤整備基金の業務を統合)となっております。 2.平成 18 年 4 月 1 日に年金資金運用基金は解散し、独立行政法人福祉医療機構が業務を承継しております。 3.平成 19 年 4 月 1 日に住宅金融公庫は、独立行政法人住宅金融支援機構が権利及び義務を承継しております。 預貸率 (単位:百万円) 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 貸出金(A) 977,139 934,585 935,129 預 金(B) 1,501,931 1,489,391 1,495,160 65.05% 62.74% 62.54% 64.73% 64.25% 62.95% 預貸率 (A)/(B)× 100 期中平均 (注)1.預金には定期積金及び譲渡性預金を含んでおります。 2.国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 預証率 (単位:百万円) 平成 16 年度 有価証券(A) 預 金(B) 預証率 (A)/(B)× 100 期中平均 平成 17 年度 平成 18 年度 395,117 388,126 394,660 1,501,931 1,489,391 1,495,160 26.30% 26.05% 26.40% 25.01% 25.24% 25.89% ( 注)1.預金には定期積金及び譲渡性預金を含んでおります。 2.国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。 商品有価証券平均残高 (単位:百万円) 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 2,021 663 474 商品地方債 − − − 商品政府保証債 − − − その他の商品有価証券 − − − 2,021 663 474 商品国債 合 計 Higashin 2007 33 保有有価証券期末残高・平均残高 (単位:百万円) 平成 16 年度 期末残高 平均残高 55,502 国債 平成 17 年度 期末残高 56,418 平成 18 年度 平均残高 期末残高 54,722 60,792 平均残高 65,311 63,873 12,645 12,982 11,043 11,782 9,401 9,977 社債 264,751 255,792 246,796 248,775 251,669 245,948 株式 7,159 5,077 11,337 6,073 11,049 7,437 51,472 49,793 49,530 50,636 46,143 46,532 3,586 2,917 8,625 5,245 12,522 9,222 395,117 382,982 388,126 377,235 394,660 384,430 地方債 外国証券 その他の証券 合 計 保有有価証券残存期間別残高 平成 17 年度 国債 地方債 社債 株式 外国証券 その他の証券 (単位:百万円) 1 年以下 1 年超 3 年以下 3 年超 5 年以下 5 年超 7 年以下 7 年超 10 年以下 2,315 19,345 1,697 8,616 13,450 15,367 − 961 8,153 1,225 604 99 − − 11,043 54,970 87,606 62,149 10,154 26,243 5,671 − 246,796 10 年超 60,792 − − − − − − 11,337 11,337 5,655 5,719 6,752 10,755 16,452 − 49,530 − 454 732 343 658 163 6,273 8,625 (単位:百万円) 1 年以下 1 年超 3 年以下 3 年超 5 年以下 5 年超 7 年以下 国債 1,725 17,830 6,038 10,477 18,577 9,223 − 地方債 1,902 6,329 874 295 − − − 9,401 41,565 100,203 62,402 9,990 33,019 4,489 − 251,669 社債 株式 外国証券 その他の証券 7 年超 10 年以下 10 年超 期間の定め のないもの 合 計 63,873 − − − − − − 11,049 11,049 3,200 7,685 4,134 10,574 4,180 16,368 − 46,143 − 507 507 218 1,225 153 9,910 12,522 保有有価証券平均利回り (単位:%) 平成 16 年度 Higashin 2007 合 計 4,194 平成 18 年度 34 期間の定め のないもの 平成 17 年度 平成 18 年度 国債 0.97 0.89 1.03 地方債 1.38 1.37 1.40 社債 0.95 0.98 1.10 有価証券 1.06 1.13 1.21 有価証券の時価情報 1. 売買目的有価証券 (単位:百万円) 平成 17 年度 平成 18 年度 貸借対照表 計上額 取得原価 当期の損益に含 まれた評価差額 貸借対照表 計上額 取得原価 当期の損益に含 まれた評価差額 株 式 − − − − − − 債 券 446 441 △4 330 329 △0 国 債 446 441 △4 330 329 △0 地方債 − − − − − − 社 債 − − − − − − その他 − − − − − − 合 計 446 441 △4 330 329 △0 (注)1.貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 2.上記の「その他」は、外国証券および投資信託等です。 2. 満期保有目的の債券で時価のあるもの (単位:百万円) 平成 17 年度 貸借対照 表計上額 国 債 差 額 時 価 − 平成 18 年度 うち益 − うち損 − − − 貸借対照 表計上額 差 額 時 価 − うち益 − うち損 − − − − 地方債 − − − − − − − − − 社 債 2,898 2,877 △ 21 9 30 2,199 2,191 △8 5 13 その他 31,254 29,756 △ 1,497 196 1,694 29,342 28,425 △ 917 75 992 合 計 34,153 32,634 △ 1,519 205 1,724 31,542 30,616 △ 925 80 1,006 (注)1.時価は、期末日における市場価格等に基づいております。 2.上記の「その他」は、外国証券および投資信託等です。 3. その他有価証券で時価のあるもの (単位:百万円) 平成 17 年度 償却 原価 株 式 6,084 債 券 10,327 平成 18 年度 評価差額 貸借対照 表計上額 うち益 償却 原価 うち損 評価差額 貸借対照 表計上額 うち益 うち損 4,242 4,321 79 7,016 10,227 3,210 3,398 187 317,242 315,384 △ 1,858 2,116 3,975 322,954 322,395 △ 559 1,705 2,264 国 債 61,909 60,792 △ 1,116 136 1,253 64,592 63,873 △ 718 155 874 地方債 10,952 11,043 90 115 24 9,345 9,401 55 67 11 社 債 244,380 243,547 △ 833 1,864 2,697 249,016 249,120 103 1,482 1,378 その他 25,419 26,379 960 1,306 346 26,347 28,514 2,166 2,492 326 合 計 348,746 352,090 3,343 7,744 4,401 356,318 361,137 4,818 7,597 2,778 (注)1.貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 2.上記の「その他」は、外国証券および投資信託等です。 4. 子会社・子法人等株式および関連法人等株式で時価のあるもの 該当する株式はありません。 5. 時価のない有価証券の主な内容および貸借対照表計上額 内 (単位:百万円) 平成 17 年度 容 満期保有目的の債券 ( 私募事業債 ) 平成 18 年度 350 子会社・子法人等株式及び関連法人等株式 350 60 60 その他有価証券 ( 未公開株式 ) 950 761 その他有価証券 ( 投資事業有限責任組合 ) 521 808 金銭の信託 運用目的の金銭の信託 (単位:百万円) 平成 17 年度 取得原価 金銭の信託 − 貸借対照表 計上額 − 平成 18 年度 当期の損益に含 まれた評価差額 − 取得原価 − 貸借対照表 計上額 − 当期の損益に含 まれた評価差額 − (注)貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 Higashin 2007 35 内国為替取扱高 (単位:百万円・千件) 平成 16 年度 送金・振込 代金取立 1,176,808 仕向為替取扱高 代金取立 1,155,169 送金・振込 163,057 代金取立 1,179,705 158,839 2,221 86 2,149 96 2,031 91 51,342 1,265,810 48,084 1,301,428 64,808 2,158 54 2,148 50 2,273 54 2,398,928 204,335 2,420,979 211,141 2,481,133 223,647 4,379 140 4,297 146 4,304 145 件数 取扱高合計 送金・振込 152,993 平成 18 年度 1,222,120 件数 被仕向為替取扱高 平成 17 年度 件数合計 外国為替取扱高 (単位:千米ドル) 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 貿易取引取扱高 161,901 142,855 貿易外取引取扱高 144,257 118,241 51,445 合 計 306,158 261,096 173,813 122,368 外貨建資産残高 (単位:百万円) 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 資産 53,487 51,525 47,926 負債 1,647 1,583 1,396 公共債引受額・窓販実績・ディーリング実績 平成 16 年度 (単位:百万円) 平成 17 年度 ディーリ ング実績 引受額 窓販実績 1,929 3,861 5,632 1,213 7,268 − − − − − 政府保証債 2,111 − − 1,869 合 計 4,040 3,861 5,632 3,082 国債 地方債 引受額 窓販実績 平成 18 年度 ディーリ ング実績 窓販実績 3,468 − 4,526 3,703 − − − − − − 1,946 − − 7,268 3,468 1,946 4,526 3,703 オフバランス取引の状況 (単位:百万円) 平成 17 年 3 月末 想定元本額 金利スワップ ディーリ ング実績 引受額 平成 18 年 3 月末 想定元本額 平成 19 年 3 月末 想定元本額 − − − 1,336 1,112 994 オプション取引 − − − その他の金融派生商品 − − − 1,336 1,112 994 先物外国為替取引 合 計 オプション・先物取引情報 金融先物取引、金融等デリバティブ取引、先物外国為替取引、有価証券店頭デリバティブ取引、有価証券指数等先物取引、有価 証券オプション取引、有価証券先物取引等、信用金庫法施行規則に基づく取引はありません。 36 Higashin 2007 Ⅰ . 金融再生法に基づく開示債権 金融再生法に基づき開示された債権であり、貸出金のほか債務保証見返、未収利息、仮払金、貸付有価証券、 および外国為替を含んだ債権です。 ○金融再生法開示債権 区 分 (単位:百万円) 平成 17 年度 平成 18 年度 破産更生債権およびこれらに準ずる債権 46,065 41,188 危険債権 45,558 38,716 要管理債権 19,751 15,188 正常債権 847,676 861,790 合 計 959,052 956,883 (注)1. 「破産更生債権およびこれらに準ずる債権」とは、破産、会社更生、民事再生等の事由により、経営破綻に陥っている債 務者に対する債権、およびこれらに準ずる債権です。 2. 「危険債権」とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態および経営成績が悪化し、契約に従った債権 の元本の回収および利息の受取りができない可能性の高い債権です。 3. 「要管理債権」とは、 「3ヵ月以上延滞債権」および「貸出条件緩和債権」に該当する貸出金をいいます。 4. 「正常債権」とは、債務者の財政状態および経営成績に特に問題がない債権であり「破産更生債権およびこれらに準ずる 債権」 、 「危険債権」 、 「要管理債権」以外の債権をいいます。 ○金融再生法開示債権保全状況 区 分 (単位:百万円) 平成 17 年度 平成 18 年度 111,375 95,093 破産更生債権およびこれらに準ずる債権 46,065 41,188 危険債権 45,558 38,716 要管理債権 19,751 15,188 93,058 80,603 貸倒引当金(C) 14,911 13,289 担保・保証付等(D) 78,146 67,313 保全率(B) /(A) (%) 83.6% 84.8% 担保・保証等控除後債権に対する引当率(C) / ( (A) −(D) ) (%) 44.9% 47.8% 金融再生法上の不良債権(A) 保全額(B) (注)貸倒引当金は個別貸倒引当金および要管理債権に対して計上している一般貸倒引当金の合計額です。 Ⅱ . リスク管理債権 リスク管理債権とは信用金庫法により定められた開示すべき債権(貸出金)の金額です。自己査定により資産査定し た不良債権は、すべて「償却引当基準」に基づいた方法で引当を完了しました。なおこの結果は監査法人の承認を得 ています。 ■リスク管理債権に対する担保・保全および引当金の引当・保全状況 ○破綻先債権・延滞債権に対する担保・保証および引当金の引当・保全状況 区 分 平成 17 年度 破綻先債権額(A) (単位:百万円) 平成 18 年度 9,791 6,558 延滞債権額(B) 80,112 71,970 合 計(C)=(A)+(B) 89,903 78,529 担保・保証額(D) 67,383 59,293 回収に懸念がある債権額(E)=(C)−(D) 22,520 19,235 個別貸倒引当金(F) 12,659 11,583 同引当率(G)=(F)/(E) (%) 56.2% 60.2% ○ 3 ヵ月以上延滞債権・貸出条件緩和債権に対する担保・保証および引当金の引当・保全状況 区 分 3 ヵ月以上延滞債権額(H) 平成 17 年度 (単位:百万円) 平成 18 年度 0 0 貸出条件緩和債権額( I ) 19,751 15,188 合 計(J)=(H)+( I ) 19,751 15,188 9,463 7,019 10,288 8,168 担保・保証額(K) 回収に管理を要する債権額(L)=(J)−(K) 貸倒引当金(M) 同引当率(N)=(M)/(L) (%) 2,014 1,429 19.6% 17.5% Higashin 2007 37 自己資本の充実の状況〔単体〕 Ⅰ.単体における事業年度の開示事項 ※本開示は、平成 18 年度以降適用される新自己資本比率規制(バーゼルⅡ)に対応しているため、平成 17 年度の計数 は算定可能な一部の項目のみ開示しております。 (1)自己資本の構成に関する事項 自己資本は、 主に基本的項目 (Tier 1) と補完的項目 (Tier 2) で構成されています。平成 18 年度末の自己資本額のうち、 当金庫が積み立てているもの以外のものは、基本的項目では地域のお客様からお預かりしている出資金、信金中央金 庫からの優先出資金、補完的項目では信金中央金庫から借入れている期限付劣後ローンが該当します。 (単位:百万円) 項 目 平成 18 年度 (自 己 資 本) 出資金 非累積的永久優先出資 優先出資申込証拠金 資本準備金 その他資本剰余金 26,362 2,040 0 2,040 0 利益準備金 11,346 特別積立金 次期繰越金 その他 処分未済持分(△) 自己優先出資(△) 自己優先出資申込証拠金 その他有価証券の評価差損(△) 27,648 2,090 − 2 − − − 営業権相当額(△) − のれん相当額(△) − 企業結合により計上される無形固定資産相当額(△) 証券化取引により増加した自己資本に相当する額(△) 内部格付手法採用金庫において、期待損失額 が適格引当金を上回る額の 50%相当額(△) 〔基本的項目〕計(A) − − 土地の再評価額と再評価の直前の帳 簿価額の差額の 45%相当額 一般貸倒引当金 内部格付手法採用金庫において、適 格引当金が期待損失額を上回る額 負債性資本調達手段等 告示第 14 条第 1 項第 3 号に掲げるもの 告示第 14 条第 1 項第 4 号及び第 5 号に掲げるもの 補完的項目不算入額(△) 〔補完的項目〕計(B) 自己資本総額(A)+(B)(C) 項 目 他の金融機関の資本調達手段の意図 的な保有相当額 告示第 14 条第 1 項第 3 号に掲げ るもの及びこれに準ずるもの 告示第 14 条第 1 項第 4 号及び第 5 号 に掲げるもの及びこれらに準ずるもの 非同時決済取引に係る控除額及び信用リス ク削減手法として用いる保証又はクレジッ ト・デリバティブの免責額に係る控除額 内部格付手法採用金庫において、期待損失 額が適格引当金を上回る額の 50%相当額 PD/LGD 方式の適用対象となる株 式等エクスポージャーの期待損失額 基本的項目からの控除分を除く、自己資 本控除とされる証券化エクスポージャー 及び信用補完機能を持つ I/O ストリップ ス(告示第 247 条を準用する場合を含む。) 控除項目不算入額(△) (控除項目)計(D) 自己資本額(C)−(D) (E) (リスク・アセット等) 資産(オン・バランス)項目 オフ・バランス取引等項目 オペレーショナル・リスク相当額を 8%で除して得た額 旧所要自己資本の額に告示に定める率 を乗じて得た額が新所要自己資本の 額を上回る額に 25.0 を乗じて得た額 リスクアセット等計 (F) 平成 18 年度 − − − − − − 43 − 43 83,352 813,970 16,760 63,221 − 893,952 − 69,484 2,553 3,356 − 8,000 − 8,000 − 13,910 83,395 Tier1比率(A/F) 自己資本比率(E/F) 7.77% 9.32% (注)信用金庫法第 89 条第 1 項において準用する銀行法第 14 条の 2 の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己 資本の充実の状況が適当かどうかを判断するために金融庁長官が定める基準に係る算式に基づき算出しております。なお、当 金庫は国内基準を採用しております。 38 Higashin 2007 (2)自己資本の充実度に関する事項 自己資本の充実度に関しましては、自己資本比率はもちろんのこと Tier 1 比率の状況についても、国内基準である4% を上回っており、経営の健全性・安全性を充分保っております。また、当金庫は各エクスポージャーが一分野に集中する ことなく、リスク分散が図られていると評価しております。 さらに、繰延税金資産につきましても、自己資本に占める割合が逓減しております。 一方、将来の自己資本充実策については、年度ごとに掲げる収支計画に基づいた業務推進を通じ、そこから得られる収 益による資本の積上げを第一義的な施策として考えております。尚、収支計画については、貸出金計画に基づいた利息収 入や市場環境を踏まえた運用収益など、 足元の状況を十分に踏まえた上で策定された極めて実現性の高いものであります。 (単位:百万円) イ)信用リスクアセット・所要自己資本の額合計 ①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー ()ソブリン向け ()金融機関向け ()法人等向け ()中小企業・個人向け ()抵当権付住宅ローン ()不動産取得等事業向け ()三月以上延滞等 ()その他 ②証券化エクスポージャー ロ)オペレーショナル・リスク ハ)単体総所要自己資本額【イ)+ロ)】 平成 18 年度 リスクアセット 所要自己資本額 830,731 33,229 824,062 32,962 19,121 765 105,189 4,208 45,921 1,837 125,325 5,013 38,126 1,525 192,402 7,696 28,038 1,122 269,940 10,798 6,668 267 63,222 2,529 893,952 35,758 (注)1.所要自己資本の額=信用リスクアセットの額×4% 2.「エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相 当額です。 3.「ソブリン」とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、我が国の政府関係機関、土地開発公社、地方住宅供給公社、地 方道路公社、外国の中央政府以外の公共部門(当該国内においてソブリン扱いになっているもの)、国際開発銀行、国際 決済銀行、国際通貨基金、欧州中央銀行、欧州共同体、信用保証協会及び漁業信用基金協会のことです。 4.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 ヶ月以上延滞している債務者に係るエクスポー ジャー及び「ソブリン向け」、「金融機関向け」、「法人等向け」においてリスク・ウェイトが 50%∼ 150%になったエクス ポージャーのことです。 5.オペレーショナル・リスク相当額の算出にあったっては、当金庫は基礎的手法を採用しています。 <オペレーショナル・リスク(基礎的手法)の算定方法> 粗利益(直近 3 年間のうち正の値の合計額)× 15% ÷8% 直近 3 年間のうち粗利益が正の値であった年数 6.単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4% 7.信用リスクアセット相当額の算出にあたっては、当金庫は標準的手法を採用しています。 リスク資本の使用状況 (単位:百万円) 控除項目 43 90,000 80,000 Tier 2 13,910 70,000 余剰分 14,920 60,000 信用リスク 17,448 50,000 市場リスク 10,211 オペレーショナル・リスク 5,058 40,000 Tier 1 69,484 30,000 バッファー 【規制資本(4%相当)】 35,758 20,000 10,000 0 自己資本額 リスク量 Higashin 2007 39 (3)信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) 信用リスクとは 、 取引先の倒産や財務状況の悪化などにより 、 当金庫が損失を受けるリスクをいいます 。 当金庫では 、 信用 リスクを当金庫が管理すべき最重要のリスクであるとの認識の上 、 与信業務の基本的な理念や手続き等を明示した「クレジッ トポリシー」を制定し 、 広く役職員に理解と遵守を促すとともに 、 信用リスクを確実に認識する管理態勢を構築しています 。 信用リスクの評価につきましては 、 当金庫では 、 企業信用格付制度並びに厳格な自己査定を実施しております 。 また、現在、 信用リスクの計量化に向け 、 インフラ整備も含めたシステムの構築を進めております 。 当金庫では、一連の信用リスク管理の状況については 、リスク管理委員会や ALM 委員会で協議検討を行うとともに 、 必 要に応じて理事会 、 常務会 、 といった経営陣に対し報告する態勢を整備しております 。 貸倒引当金は 、「 自己査定基準 」 及び 「 償却・引当基準 」 に基づき 、 自己査定における債務者区分ごとに計算された貸倒実 績率を基に算定するとともに 、 その結果については監査法人の監査を受けるなど 、 適正な計上に努めております 。 イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 地域別・業種別・残存期間別 エクスポージャー区分 地域区分 業種区分 期間区分 国 内 国 外 地域別合計 製造業 農業 林業 漁業 鉱業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業 卸売業、小売業 金融・保険業 不動産業 各種サービス 国・地方公共団体 個人 その他 業種別合計 1 年以下 1 年超 3 年以下 3 年超 5 年以下 5 年超 7 年以下 7 年超 10 年以下 10 年超 期間の定めのないもの 残存期間別合計 (単位:百万円) 信用リスクエクスポージャーの期末残高 三月以上延滞 貸出金、コミットメント及 店頭 びその他のデリバティブ取 エクスポージャー 債 券 デリバティブ 引以外のオフバランス取引 貸出金償却 平成 18 年度 平成 18 年度 平成 18 年度 平成 18 年度 平成 18 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 1,604,943 29,553 1,634,497 120,896 1,509 − 155 1,353 53,171 905 5,513 25,377 85,371 147,559 121,343 74,863 122,782 147,531 726,163 1,634,497 184,279 171,231 495,446 39,562 59,013 37,333 647,630 1,634,497 585,260 0 585,260 88,591 1,509 − 155 1,353 50,946 218 2,177 19,175 78,902 4,169 116,802 73,726 − 147,531 − 585,260 106,033 39,464 422,090 8,146 2,155 7,143 225 585,260 339,714 29,553 369,268 29,432 − − − − 2,089 520 2,473 5,974 5,568 141,002 3,531 552 122,782 − 55,338 369,268 48,158 131,291 72,865 31,213 55,695 30,043 − 369,268 11 0 11 − − − − − − − − − 11 0 − − − − − 11 28,037 0 28,037 3,822 − − − − 2,584 17 33 982 4,297 32 5,518 2,587 − 8,161 − 28,037 2,892 155 0 0 0 2,737 0 79 217 2,433 13 1,583 1,063 0 3,527 897 0 0 0 0 1,147 0 38 334 715 0 2,351 840 0 711 14,704 7,035 (注)1.信用リスク削減手法適用後の信用リスクエクスポージャー残高を記載しております。 2. 三月以上延滞エクスポージャーとは、元金又は利息の支払が約定日の翌日から 3 ヶ月以上延滞しているエクスポージャー のことです。 ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 期首残高 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合 計 40 Higashin 2007 平成 18 年度 平成 18 年度 平成 18 年度 4,383 12,908 17,292 当期増加額 3,356 11,890 15,247 当期減少額 目的使用 その他 0 4,383 7,668 5,239 7,668 9,623 (単位:百万円) 期末残高 3,356 11,890 15,247 ハ.業種別個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 平成 18 年度 (単位:百万円) 製造業 農業 林業 漁業 鉱業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業 卸売業・小売業 金融・保険業 不動産業 各種サービス 国・地方公共団体等 個人 その他 業種別合計 期首残高 2,161 0 0 0 0 1,668 0 47 385 1,933 14 1,954 1,969 0 2,774 0 12,908 当期増加額 2,167 0 0 0 0 1,633 0 37 204 2,001 27 1,069 2,037 0 2,712 0 11,890 ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 告示で定めるリスクウェイト区分(%) 0% 10% 20% 35% 50% 75% 100% 150% 自己資本控除 合 計 当期減少額 2,161 0 0 0 0 1,668 0 47 385 1,933 14 1,954 1,969 0 2,774 0 12,908 期末残高 2,167 0 0 0 0 1,633 0 37 204 2,001 27 1,069 2,037 0 2,712 0 11,890 (単位:百万円) エクスポージャーの額 平成 18 年度 格付適用有り 格付適用無し 0 122,527 0 183,294 132,143 201,498 0 114,002 32,446 14,873 0 226,095 36,171 564,239 507 6,652 0 43 201,269 1,433,228 (注)標準的手法を採用する金融機関については、リスク・ウェイトの判定に適格格付機関の信用評価 ( 外 部格付)の区分毎に定められたリスク・ウェイトを使用することになります。当金庫は標準的手法 を採用しており、保有する資産の一部 ( 有価証券等)について、以下の 4 社をリスク・ウェイトの 判定に使用しています。 1.格付投資情報センター(R & I) 2.日本格付研究所(JCR) 3.スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ(S & P) 4.ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody'S) (4)信用リスク削減手法に関する事項 当金庫は、リスク管理の観点から、融資のとり上げに際し、資金使途、返済原資、財務内容、事業環境、経営者の 資質など、さまざまな角度から可否の判断を行っており、担保や保証による保全措置はあくまでも補完的な位置づけ と認識しております。 また、担保や保証が必要な場合は、お客様への十分な説明とご理解をいただいた上で、契約いただく等、適切な取 扱いに努めております。 当金庫が扱う担保には、自金庫預金積金、有価証券、不動産等、保証には、人的保証、信用保証協会等がありますが、 その手続については、金庫が定める「事務処理要領」「担保評価システム」等により、適切な事務取扱及び適正な評価 を実施しております。 また、手形貸付、割引手形、証書貸付、当座貸越、債務保証、外国為替、デリバティブ取引等に関してお客様が期 限の利益を失われた場合には、全ての与信取引の範囲において、預金相殺等を用いる場合がありますが、金庫の定め る「事務処理要領」や各種約定書に基づき、適切な取扱に努めております。 バーゼルⅡで定められているリスク削減手法のうち、当金庫は、簡便手法を選択しておりますが、今年度、リスク 削減効果は自金庫の預金積金のみ実施いたしました。 Higashin 2007 41 (5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 当金庫では、お客様の外国為替等に係るリスクヘッジにお応えすること、また、当金庫の市場リスクの適切な管理 を行うことを目的に派生商品取引を取扱っております。 具体的な派生商品取引は、主に通貨関連取引としての先物外国為替取引であります。 派生商品取引には、市場の変動により損失を受ける可能性のある市場リスクや、取引相手方が支払不能になること により損失を受ける可能性のある信用リスクが内包されております。 市場リスクへの対応は、派生商品取引により受けるリスクと保有する資産・負債が受けるリスクが相殺されるよう な形で管理をしております。 また、信用リスクへの対応として、お客様との取引については、総与信取引における保全枠との一体的な管理によ り与信判断を行うことでリスクを限定しており、適切な保全措置を講じております。 そのため、当該取引に対する個別担保による保全や引当の算定は、特段、行っておりません。 以上により当該取引にかかる市場リスク及び信用リスク、双方とも適切なリスク管理に努めております。 また、長期決済期間取引は該当ありません。 (単位:百万円) 与信相当額の算出に用いる方式 平成 17 年度 平成 18 年度 カレント・エクスポージャー方式 カレント・エクスポージャー方式 2 7 グロス再構築コストの額 (注)グロス再構築コストの額は、お客様の外国為替取引に係る為替先物予約の額のみを記載しております。 (単位:百万円) 担保による信用リスク削減手法の 担保による信用リスク削減手法の 効果を勘案する前の与信相当額 効果を勘案した後の与信相当額 平成 17 年度 平成 18 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 20 20 ()外国為替関連取引 18 18 ()金利関連取引 − − ①派生商品取引合計 ()金関連取引 − ()株式関連取引 − ()貴金属(金を除く)関連取引 − ()その他コモディティ関連取引 − 1 1 − − 20 20 ()クレジット・デリバティブ ②長期決済期間取引 合 計 (単位:百万円) プロテクションの購入 平成 17 年度 与信相当額算出の対象となるクレジット・ デリバティブの想定元本額 クレジット・デフォルト・スワップ 42 Higashin 2007 プロテクションの提供 平成 18 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 15 − 15 − (6)証券化エクスポージャーに関する事項 当金庫における証券化取引の役割としては、投資家並びにオリジネーターがあります。投資業務については、有価 証券投資の一環として捉え、リスクの認識については、市場動向、裏資産の状況、時価評価及び適格格付機関が付与 する格付情報等により把握するとともに、必要に応じて ALM 委員会、資金運用検討会に諮り、適切なリスク管理に 努めております。 また、証券化商品への投資は、有価証券にかかる投資方針の中で定める「有価証券等運用基準」に基づき、投資対 象を一定の信用力を有するものとするなど、適正な運用・管理を行っております。 一方、オリジネーター業務については、現在、中小公庫CLOを有しておりますが、地元中小企業者の資金調達の 多様化に応じるための一手段として取上げているもので、証券化本来の目的である保有資産の流動化とは性質の異な るものであります。 取上げ基準やリスク管理については、貸出金と同様の方法による管理に努めております。 イ.投資家の場合 ① 保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別内訳 平成 17 年度 (単位:百万円) 平成 18 年度 11,169 証券化エクスポージャーの額 ()商業用不動産 3,685 ()生命保険基金債権 2,289 797 ()金融機関劣後ローン ② 保有する証券化エクスポージャーの適切な数のリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額等 告示で定めるリスク・ウェイト区分(%) エクスポージャー残高 平成 17 年度 (単位:百万円) 所要自己資本の額 平成 18 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 20% 2,466 19 50% 4,969 99 100% 3,690 147 350% − − 自己資本控除 43 − (注)所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスク・ウェイト×4% ③ 証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により算出される信用リスク・アセットの額 (単位:百万円) 信用リスクアセットの額 平成 17 年度 経過措置適用の証券化エクスポージャー 平成 18 年度 − (注)経過措置とは、自己資本比率告示附則第 15 条において、平成 18 年 3 月末において保有する証券化エクスポージャーの信用リ スク・アセットの額について、当該証券化エクスポージャーの保有を継続している場合に限り、平成 26 年 6 月 30 日までの間、 当該証券化エクスポージャーの原資産に対して新告示を適用した場合の信用リスク・アセットの額と旧告示を適用した場合の 信用リスク・アセットの額のうち、いずれか大きい額を上限とすることができること。 (7)オペレーショナル・リスクに関する事項 イ . リスク管理の方針及び手続きの概要 当金庫では、オペレーショナル・リスクを「内部プロセス・人・システムが不適切であることもしくは機能しないこと、 または外生的事象が生起することから当金庫に生じる損失にかかるリスク」と定義しています。 当金庫は、オペレーショナル・リスクについて、事務リスク、システムリスク、法務リスク、人的リスク、有形資 産リスク、規制・制度変更リスク、風評リスクの各リスクを含む幅広いリスクと考え、管理体制や管理方法に関する リスク管理の基本方針をそれぞれのリスクについて定め、確実にリスクを認識し、評価しております。 当該リスクに関しましては、リスク管理委員会等、各種委員会におきまして、協議・検討するとともに、必要に応 じて経営陣による、理事会等において、報告する態勢を整備しております。 ロ.オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称 当金庫は基礎的手法を採用しております。 Higashin 2007 43 (8)株式等エクスポージャーに関する事項 上場株式、上場優先出資証券、株式関連投資信託にかかるリスクの認識については、時価評価及び最大予想損失 (Value at Risk)によるリスク計測によって把握するととともに、当金庫の抱える市場リスクの状況や、設定された リスク限度枠の遵守状況を、担当役員に報告するとともに、定期的に ALM 委員会へ報告しております。 一方、非上場株式、子会社・関連会社株式、その他ベンチャーファンド又は投資事業組合への出資金に関しては、 当金庫が定める「有価証券等運用基準」に基づいた適正な運用・管理を行っております。また、リスクの状況は、財 務諸表や運用報告を基にした評価による定期的なモニタリングを実施するとともに、その状況については、適宜、経 営陣へ報告を行うなど、適切なリスク管理に努めております。 なお、当該取引にかかる会計処理については、当金庫が定める「適用規則(金融商品時価会計)」及び日本公認会計 士協会の「金融商品会計に関する実務指針」に従った、適切な処理を行っております。 イ.株式等エクスポージャーの貸借対照表計上額等 売買目的有価証券 (単位:百万円) その他有価証券で時価のあるもの 当期の損益 貸借対照表 取得原価 貸借対照表 に含まれた 評価差額 計上額 (償却原価) 計上額 評価差額 区 分 平成 17 年度 平成 18 年度 平成 17 年度 未公開株式 平成 18 年度 平成 17 年度 優先出資 平成 18 年度 平成 17 年度 合 計 平成 18 年度 公開株式 − − − − − − − − − − − − − − − − 6,084 7,016 − − 696 696 6,780 7,712 10,327 10,227 − − 950 807 11,277 11,035 4,242 3,210 − − 254 111 4,496 3,322 うち益 うち損 4,321 3,398 − − 254 111 4,575 3,510 79 187 − − − − 79 187 その他有価証 券で時価の無 いもの等 貸借対照表 計上額 − − 3,470 3,470 − − 3,470 3,470 (注)1.貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 2.証券投資信託に区分される株式等エクスポージャーは除いてあります。 3.その他資産に計上しているその他有価証券で時価の無いものを計上しております。 ロ.株式等エクスポージャーの貸借対照表計上額等(時価のないもの) 区 分 子会社・子会社等株式 関連会社等株式 未公開株式 投資事業有限責任組合 (ベンチャーファンド含む) 合 計 (単位:百万円) 貸借対照表計上額 平成 17 年度 平成 18 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 60 60 − − 950 761 521 808 1,531 1,630 (注)上記は、すべて時価のない有価証券として区分しております。 ハ.株式等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 売却額 株式等エクスポージャー 44 Higashin 2007 平成 17 年度 平成 18 年度 1,505 415 (単位:百万円) 売却益 878 88 株式等償却 売却損 50 54 − 74 (9)金利リスクに関する事項 (単位:百万円) 運 用 勘 定 区分 調 達 勘 定 平成 18 年度 区分 平成 18 年度 貸出金 7,859 定期性預金 6,204 有価証券等 9,748 要求性預金 6,659 預け金 3,312 その他 0 コールローン等 銀行勘定の金利リスク 7 12,870 617 その他 運用勘定合計 調達勘定合計 21,536 8,666 (注)1.銀行勘定における金利リスクは、金融機関の保有する資産・負債のうち、市場金利に影響を受けるもの(例えば、貸出金、 有価証券、預金等)が、金利ショックにより発生するリスク量を見るものです。 当金庫では、金利ショックをパーセンタイル値(保有期間 1 年(240 営業日)、最低 5 年の観測期間で計測される金利変動 の1パーセント値と 99 パーセント値)として銀行勘定の金利リスクを算出しております。 管理態勢としては、有価証券は「GPS 計算方式」、預貸金は「マチュリティーラダー計算方式」の分析手法を利用し、月 次 ( 前月末基準)で金利リスクを算出し、ALM 委員会で協議検討するとともに、必要に応じて経営陣に報告を行うなど、 資産・負債の最適化にむけた、リスク・コントロールに努めております。 2.明確な金利改定間隔がなく、預金者の要求によって随時払い出される要求性預金のうち、引き出されることなく長期間金 融機関に滞留される「コア預金」について定義し、当金庫では、普通預金等の額の 50%相当額を 0 ∼ 5 年の期間に均等に 振り分けて(平均 2.5 年)リスク量を算定しております。 3.銀行勘定の金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定します。 銀行勘定の金利リスク=運用勘定の金利リスク量−調達勘定の金利リスク量 運用勘定の金利リスク量 21,536 百万円 △調達勘定の金利リスク量 12,870 百万円 =銀行勘定の金利リスク 8,666 百万円 Higashin 2007 45 ひがしんグループの状況 関連会社の概況 会社名 所在地 設立年月日 東武ビジネス サービス株式会社 東京都墨田区 本所 4-18-6 平成 2 年 4月2日 資本金 当金庫の 議決権比率 業務内容 事業概要 東京東信金の預金・融 3千万円 各種計算・ 資・為替業務の各種計 算・記帳・保管・管理 事務代行 100% 業務を行っている。 信用メンテナンス 株式会社 東京都墨田区 東向島 2-36-10 昭和 62 年 6 月 27 日 3千万円 100% 東京東信金に自社物 件の賃貸及び管理業 不動産管理・ 務を行っている。東 用度品管理 京東信用金庫の用度 品の調達管理印刷製 版業務を行っている。 連結貸借対照表 ○資産の部 ○負債及び純資産の部 科 目 (資産の部) 現金及び預け金 金融機関貸付等 買入手形及びコールローン 買現先勘定 債券貸借取引支払保証金 買入金銭債権 金銭の信託 商品有価証券 有価証券 貸出金 外国為替 その他資産 動産不動産 有形固定資産 建物 土地 建設仮勘定 その他の有形固定資産 無形固定資産 ソフトウェア のれん その他の無形固定資産 繰延税金資産 再評価に係わる繰延税金資産 連結調整勘定 債務保証見返 貸倒引当金 ( △ ) その他の引当金 資産の部合計 平成 17 年度 平成 18 年度 211,910 299 − − − 795 − 441 388,066 933,951 1,343 7,035 41,274 − − − − − − − − − 18,758 − − 22,293 △ 17,295 − 228,818 − 253 − − 1,133 − 329 394,600 934,521 1,174 8,323 − 36,656 10,050 23,679 0 2,926 1,737 789 − 948 15,041 − − 19,471 △ 15,250 − 1,608,876 1,626,813 科 目 (負債の部) 預金積金 譲渡性預金 借用金 売渡手形及びコールマネー 売現先勘定 債券貸借取引受入担保金 コマーシャル・ペーパー 外国為替 その他負債 賞与引当金 役員賞与引当金 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 その他の引当金 特別法上の引当金 繰延税金負債 再評価に係わる繰延税金負債 連結調整勘定 負ののれん 債務保証 負債の部合計 (少数株主持分) 少数株主持分 会員勘定 出資金 資本剰余金 利益剰余金 土地再評価差額金 株式等評価差額金 処分未済持分 自己優先出資払込金 自己優先出資(△) 負債、少数株主持分及び会員勘定の部合計 (純資産の部) 出資金 優先出資申込証拠金 資本剰余金 利益剰余金 処分未済持分(△) 自己優先出資(△) 自己優先出資申込証拠金 会員勘定合計 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 土地再評価差額金 為替換算調整勘定 評価・換算差額等合計 新株予約権 少数株主持分 純資産の部合計 負債及び純資産の部合計 (単位:百万円) 平成 17 年度 平成 18 年度 1,489,227 − 11,292 − − − − − 10,687 563 − 959 − 421 − 1,038 1,729 − − 22,293 1,538,213 1,494,955 − 8,000 1,145 − − − − 20,941 586 27 174 454 − − 1,497 1,759 − − 19,471 1,549,013 − 70,663 26,385 2,040 36,079 3,849 2,310 △2 − − 1,608,876 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 26,358 − 2,040 42,155 △2 − − 70,552 3,332 0 3,916 − 7,248 − − 77,800 1,626,813 (注)1.記載金額は、百万円未満を切り捨てております。 2.ひがしん単体決算との差額が僅少であるため、その他の注記につきましては、単体財務諸表の注記に準じます。 46 Higashin 2007 連結損益計算書 科 目 経常収益 資金運用収益 貸出金利息 預け金利息 金融機関貸付等利息 買入手形利息及びコールローン利息 有価証券利息配当金 その他の受入利息 役務取引等収益 その他業務収益 その他経常収益 経常費用 資金調達費用 預金利息 給付補てん備金繰入額 譲渡性預金利息 借用金利息 売渡手形利息及びコールマネー利息 コマーシャル・ペーパー利息 その他の支払利息 役務取引等費用 その他業務費用 経費 その他経常費用 貸出金償却 貸倒引当金繰入額 その他の経常費用 経常利益(又は経常損失) 特別利益 動産不動産処分益 固定資産処分益 貸倒引当金戻入益 償却債権取立益 その他の特別利益 特別損失 動産不動産処分損 固定資産処分損 減損損失 その他の特別損失 税金等調整前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 少数株主利益 当期純利益 (単位:千円) 平成 17 年度 35,815,152 30,242,449 25,132,715 619,039 13,004 − 4,262,687 215,001 3,304,499 855,004 1,413,199 27,098,898 676,793 435,464 55,034 − 169,382 − − 16,911 1,562,616 15,591 19,018,981 5,824,914 − 5,056,686 768,228 8,716,254 5,445,579 40,646 − − 1,360,655 4,044,276 1,453,771 424,471 − 940,346 88,953 12,708,062 778,153 9,360,354 − 2,569,553 平成 18 年度 36,834,810 32,349,132 25,838,642 1,622,023 − 15,005 4,652,323 221,137 3,153,848 272,192 1,059,636 28,575,037 1,620,811 1,370,708 41,656 − 119,340 66,318 − 22,787 1,517,793 75,138 18,968,372 6,392,921 181,673 5,624,022 587,225 8,259,772 4,048,103 − 1,089,271 − 2,958,832 − 486,792 − 312,173 8,410 166,209 11,821,083 1,135,643 3,746,681 − 6,938,758 平成 17 年度 平成 18 年度 (注)1.記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しております。 連結剰余金計算書 科 目 (資本剰余金の部) 資本剰余金期首残高 資本剰余金増加高 増資による優先出資の発行 自己優先出資処分差益 その他 資本剰余金減少高 配当金 自己優先出資消却額 自己優先出資処分差損 その他 資本剰余金期末残高 (利益剰余金の部) 利益剰余金期首残高 利益剰余金増加高 当期純利益 土地再評価差額金取崩額 その他 利益剰余金減少高 当期純損失 配当金 役員賞与 自己優先出資消却額 その他 利益剰余金期末残高 (単位:千円) 2,040,000 − − − − − − − − − 2,040,000 − 34,130,523 2,744,874 2,569,553 175,320 − 795,460 − 794,260 1,200 − − 36,079,937 2,040,000 − − − − − − − − − 2,040,000 − 36,079,937 6,938,758 6,938,758 − − 863,219 − 794,654 − − 68,565 42,155,476 Higashin 2007 47 主要な連結経営指標 平成 14 年度 連結経常収益 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 (単位:百万円) (単位:百万円) 平成 18 年度 32,701 34,840 36,126 35,815 36,834 8,259 852 1,777 7,899 8,716 1,203 6,984 2,020 2,569 6,938 連結純資産額 48,092 68,732 71,186 70,663 77,800 連結総資産額 1,432,684 1,648,571 1,605,530 1,586,582 1,607,341 7.28% 8.18% 8.44% 8.84% 9.33% 連結経常利益 連結当期純利益 連結自己資本比率 (注)1. 「連結自己資本比率」は、信用金庫法第 89 条 1 項において準用する銀行法第 14 条の2の規定に基づき、信用金庫がその 保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当かどうかを判断するために金融庁長官が定める基準に係る算式に 基づき算出しております。なお、 当金庫グループは、 国内基準を採用しております。(連結総資産は、 債務保証見返を除く) 2.平成 15 年度の連結自己資本比率は、金融庁検査に基づき再検証を実施し、差異を修正した計数です。 3.平成 18 年度の連結自己資本比率は、新 BIS 規制(バーゼルⅡ)対応にて算出しております。 連結リスク管理債権 (単位:百万円) (単位:百万円) 平成 17 年度 破綻先債権 延滞債権 3ヵ月以上延滞債権 貸出条件緩和債権 合計 平成 18 年度 9,791 6,588 80,112 71,970 0 0 19,751 15,188 109,655 93,746 事業の種類別セグメント情報 連結会社は信用金庫業務以外に、不動産の保守管理業等を営んでおりますが、それらの事業に占める割合が僅少で あるため、事業の種類別セグメント情報は記載しておりません。 48 Higashin 2007 自己資本の充実の状況〔連結〕 Ⅱ.連結における事業年度の開示事項 ※自己資本比率告示第 6 条第 1 項第 2 号イからハまでに掲げる控除項目の対象となる会社(資本控除となる非連結子会 社等)のうち、規制上の所要自己資本を下回った会社は該当ありません。 ※本開示は、平成 18 年度以降適用される新自己資本比率規制(バーゼルⅡ)に対応しているため、平成 17 年度の計数 は算定可能な一部の項目のみ開示しております。 (1)自己資本の構成に関する事項 自己資本は、 主に基本的項目 (Tier 1) と補完的項目 (Tier 2) で構成されています。平成 18 年度末の自己資本額のうち、 当金庫が積み立てているもの以外のものは、基本的項目では地域のお客様からお預かりしている出資金、信金中央金 庫からの優先出資金、補完的項目では信金中央金庫から借入れている期限付劣後ローンが該当します。 (単位:百万円) 項 目 平成 18 年度 (自 己 資 本) 出資金 非累積的永久優先出資 優先出資申込証拠金 26,358 2,040 − 資本剰余金 2,040 利益剰余金 41,115 処分未済持分(△) 2 自己優先出資(△) − 自己優先出資申込証拠金 その他有価証券の評価差損(△) 為替換算調整勘定 新株予約権 連結子法人等の少数株主持分 営業権相当額(△) のれん相当額(△) 企業結合により計上される無形固定資産相当額(△) 証券化取引により増加した自己資本に相当する額(△) 内部格付手法採用金庫において、期待損失額 が適格引当金を上回る額の 50%相当額(△) − − − − − − − − − 〔基本的項目〕計(A) 土地の再評価額と再評価の直前の帳 簿価額の差額の 45%相当額 一般貸倒引当金 内部格付手法採用金庫において、適 格引当金が期待損失額を上回る額 負債性資本調達手段等 告示第 5 条第 1 項第 3 号に掲げるもの 告示第 5 条第 1 項第 4 号及び第 5 号に掲げるもの 補完的項目不算入額(△) 〔補完的項目〕計(B) 自己資本総額(A)+(B)(C) − 69,512 項 目 他の金融機関の資本調達手段の意図 的な保有相当額 告示第 5 条第 1 項第 3 号に掲げる もの及びこれに準ずるもの 告示第 5 条第 1 項第 4 号及び第 5 号に 掲げるもの及びこれらに準ずるもの 告示第 6 条第 1 項第 2 号に規定する連結の範囲 に含まれないものに対する投資に相当する額 非同時決済取引に係る控除額及び信用リス ク削減手法として用いる保証又はクレジッ ト・デリバティブの免責額に係る控除額 内部格付手法採用金庫において、期待損失 額が適格引当金を上回る額の 50%相当額 PD/LGD 方式の適用対象となる株 式等エクスポージャーの期待損失額 基本的項目からの控除分を除く、自己資 本控除とされる証券化エクスポージャー 及び信用補完機能を持つ I/O ストリップ ス(告示第 247 条を準用する場合を含む。) 控除項目不算入額(△) (控除項目)計(D) 自己資本額(C)−(D) (E) (リスク・アセット等) 資産(オン・バランス)項目 オフ・バランス取引等項目 オペレーショナル・リスク相当額を 8%で除して得た額 旧所要自己資本の額に告示に定める率 を乗じて得た額が新所要自己資本の 額を上回る額に 25.0 を乗じて得た額 リスクアセット等計 (F) 平成 18 年度 − − − − − − − 43 − 43 83,379 813,938 16,760 62,970 − 893,669 2,553 3,356 − 8,000 − 8,000 − 13,910 83,422 Tier1比率(A/F) 自己資本比率(E/F) 7.77% 9.33% (注)信用金庫法第 89 条第 1 項において準用する銀行法第 14 条の 2 の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己 資本の充実の状況が適当かどうかを判断するために金融庁長官が定める基準に係る算式に基づき算出しております。なお、当 金庫は国内基準を採用しております。 Higashin 2007 49 (2)自己資本の充実度に関する事項 (単位:百万円) 平成 18 年度 リスクアセット 所要自己資本額 830,699 33,228 824,031 32,961 19,121 765 105,189 4,208 45,313 1,813 125,325 5,013 38,126 1,525 192,402 7,696 28,038 1,122 270,517 10,821 6,668 267 62,971 2,519 893,670 35,747 イ)信用リスクアセット・所要自己資本の額合計 ①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー ()ソブリン向け ()金融機関向け ()法人等向け ()中小企業・個人向け ()抵当権付住宅ローン ()不動産取得等事業向け ()三月以上延滞等 ()その他 ②証券化エクスポージャー ロ)オペレーショナル・リスク ハ)連結総所要自己資本額【イ) + ロ) 】 (注)1.所要自己資本の額=信用リスクアセットの額×4% 2. 「エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相 当額です。 3. 「ソブリン」とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、我が国の政府関係機関、土地開発公社、地方住宅供給公社、地 方道路公社、外国の中央政府以外の公共部門(当該国内においてソブリン扱いになっているもの) 、国際開発銀行、国際 決済銀行、国際通貨基金、欧州中央銀行、欧州共同体、信用保証協会及び漁業信用基金協会のことです。 4. 「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 ヶ月以上延滞している債務者に係るエクスポー ジャー及び「ソブリン向け」 、 「金融機関向け」 、 「法人等向け」においてリスク・ウェイトが 50%∼ 150%になったエクス ポージャーのことです。 5.オペレーショナル・リスク相当額の算出にあったっては、当金庫は基礎的手法を採用しています。 <オペレーショナル・リスク(基礎的手法)の算定方法> 粗利益(直近 3 年間のうち正の値の合計額)× 15% 直近 3 年間のうち粗利益が正の値であった年数 ÷8% 6.連結総所要自己資本額=連結自己資本比率の分母の額×4% 7.信用リスクアセット相当額の算出にあたっては、当金庫は標準的手法を採用しています。 (3)信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 地域別・業種別・残存期間別 エクスポージャー区分 地域区分 業種区分 期間区分 国 内 国 外 地域別合計 製造業 農業 林業 漁業 鉱業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業 卸売業、小売業 金融・保険業 不動産業 各種サービス 国・地方公共団体 個人 その他 業種別合計 1 年以下 1 年超 3 年以下 3 年超 5 年以下 5 年超 7 年以下 7 年超 10 年以下 10 年超 期間の定めのないもの 残存期間別合計 (単位:百万円) 信用リスクエクスポージャーの期末残高 貸出金、コミットメント及 店頭 びその他のデリバティブ取 債 券 デリバティブ 引以外のオフバランス取引 三月以上延滞 エクスポージャー 平成 18 年度 平成 18 年度 平成 18 年度 平成 18 年度 平成 18 年度 1,604,912 29,553 1,634,466 120,896 1,509 − 155 1,353 53,171 905 5,513 25,377 85,371 147,559 121,343 74,863 122,782 147,531 726,132 1,634,466 184,279 171,231 495,446 39,562 59,013 37,333 647,600 1,634,466 585,260 0 585,260 88,591 1,509 − 155 1,353 50,946 218 2,177 19,175 78,902 4,169 116,802 73,726 − 147,531 − 585,260 106,033 39,464 422,090 8,146 2,155 7,143 225 585,260 339,714 29,553 369,268 29,432 − − − − 2,089 520 2,473 5,974 5,568 141,002 3,531 552 122,782 − 55,338 369,268 48,158 131,291 72,865 31,213 55,695 30,043 − 369,268 11 0 11 − − − − − − − − − 11 0 − − − − − 11 28,037 0 28,037 3,822 − − − − 2,584 17 33 982 4,297 32 5,518 2,587 − 8,161 − 28,037 貸出金償却 平成 17 年度 平成 18 年度 2,892 155 0 0 0 2,737 0 79 217 2,433 13 1,583 1,063 0 3,527 897 0 0 0 0 1,147 0 38 334 715 0 2,351 840 0 711 14,704 7,035 (注)1.信用リスク削減手法適用後の信用リスクエクスポージャー残高を記載しております。 2. 三月以上延滞エクスポージャーとは、元金又は利息の支払が約定日の翌日から 3 ヶ月以上延滞しているエクスポージャー のことです。 50 Higashin 2007 ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 期首残高 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合 計 平成 18 年度 平成 18 年度 平成 18 年度 当期増加額 4,383 12,908 17,292 3,356 11,890 15,247 (単位:百万円) 当期減少額 目的使用 その他 0 4,383 7,668 5,239 7,668 9,623 期末残高 3,356 11,890 15,247 ハ.業種別個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 平成 18 年度 (単位:百万円) 製造業 農業 林業 漁業 鉱業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業 卸売業・小売業 金融・保険業 不動産業 各種サービス 国・地方公共団体等 個人 その他 業種別合計 期首残高 2,161 0 0 0 0 1,668 0 47 385 1,933 14 1,954 1,969 0 2,774 0 12,908 当期増加額 2,167 0 0 0 0 1,633 0 37 204 2,001 27 1,069 2,037 0 2,712 0 11,890 ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 告示で定めるリスクウェイト区分(%) 0% 10% 20% 35% 50% 75% 100% 150% 自己資本控除 合 計 当期減少額 2,161 0 0 0 0 1,668 0 47 385 1,933 14 1,954 1,969 0 2,774 0 12,908 期末残高 2,167 0 0 0 0 1,633 0 37 204 2,001 27 1,069 2,037 0 2,712 0 11,890 (単位:百万円) エクスポージャーの額 平成 18 年度 格付適用有り 格付適用無し 0 122,527 0 183,294 132,143 201,498 0 114,002 32,446 14,873 0 226,095 36,171 564,239 507 6,652 0 43 201,269 1,433,228 (注)標準的手法を採用する金融機関については、リスク・ウェイトの判定に適格格付機関の信用評価 ( 外 部格付)の区分毎に定められたリスク・ウェイトを使用することになります。当金庫は標準的手法 を採用しており、保有する資産の一部 ( 有価証券等)について、以下の 4 社をリスク・ウェイトの 判定に使用しています。 1.格付投資情報センター(R & I) 2.日本格付研究所(JCR) 3.スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ(S & P) 4.ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody'S) (4)信用リスク削減手法に関する事項 当金庫は、リスク管理の観点から、融資のとり上げに際し、資金使途、返済原資、財務内容、事業環境、経営者の 資質など、さまざまな角度から可否の判断を行っており、担保や保証による保全措置はあくまでも補完的な位置づけ と認識しております。 また、担保や保証が必要な場合は、お客様への十分な説明とご理解をいただいた上で、契約いただく等、適切な取 扱いに努めております。 当金庫が扱う担保には、自金庫預金積金、有価証券、不動産等、保証には、人的保証、信用保証協会等がありますが、 その手続については、金庫が定める「事務処理要領」「担保評価システム」等により、適切な事務取扱及び適正な評価 を実施しております。 また、手形貸付、割引手形、証書貸付、当座貸越、債務保証、外国為替、デリバティブ取引等に関してお客様が期 限の利益を失われた場合には、全ての与信取引の範囲のおいて、預金相殺等を用いる場合がありますが、金庫の定め る「事務処理要領」や各種約定書に基づき、適切な取扱に努めております。 バーゼルⅡで定められているリスク削減手法のうち、当金庫は、簡便手法を選択しておりますが、今年度、リスク 削減効果は自金庫の預金積金のみ実施いたしました。 Higashin 2007 51 (5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 (単位:百万円) 与信相当額の算出に用いる方式 平成 17 年度 平成 18 年度 カレント・エクスポージャー方式 カレント・エクスポージャー方式 2 7 グロス再構築コストの額 (注)1.グロス再構築コストの額は、お客様の外国為替取引に係る為替先物予約の額のみを記載しております。 (単位:百万円) 担保による信用リスク削減手法の 担保による信用リスク削減手法の 効果を勘案する前の与信相当額 効果を勘案した後の与信相当額 平成 17 年度 平成 18 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 20 20 ()外国為替関連取引 18 18 ()金利関連取引 − − ①派生商品取引合計 ()金関連取引 − ()株式関連取引 − ()貴金属(金を除く)関連取引 − ()その他コモディティ関連取引 − 1 1 − − 20 20 ()クレジット・デリバティブ ②長期決済期間取引 合 計 (単位:百万円) プロテクションの購入 平成 17 年度 プロテクションの提供 平成 18 年度 与信相当額算出の対象となるクレジット・ デリバティブの想定元本額 クレジット・デフォルト・スワップ 平成 17 年度 平成 18 年度 15 − 15 − (6)証券化エクスポージャーに関する事項 イ.投資家の場合 ① 保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別内訳 平成 17 年度 (単位:百万円) 平成 18 年度 11,169 証券化エクスポージャーの額 ()商業用不動産 3,685 ()生命保険基金債権 2,289 797 ()金融機関劣後ローン ② 保有する証券化エクスポージャーの適切な数のリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額等 告示で定めるリスク・ウェイト区分(%) エクスポージャー残高 平成 17 年度 (単位:百万円) 所要自己資本の額 平成 18 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 20% 2,466 19 50% 4,969 99 100% 3,690 147 350% − − 自己資本控除 43 − (注)1.所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスク・ウェイト×4% ③ 証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により算出される信用リスク・アセットの額 (単位:百万円) 信用リスクアセットの額 平成 17 年度 経過措置適用の証券化エクスポージャー 平成 18 年度 − (注)経過措置とは、自己資本比率告示附則第 15 条において、平成 18 年 3 月末において保有する証券化エクスポージャーの信用リ スク・アセットの額について、当該証券化エクスポージャーの保有を継続している場合に限り、平成 26 年 6 月 30 日までの間、 当該証券化エクスポージャーの原資産に対して新告示を適用した場合の信用リスク・アセットの額と旧告示を適用した場合の 信用リスク・アセットの額のうち、いずれか大きい額を上限とすることができること。 52 Higashin 2007 (7)オペレーショナル・リスクに関する事項 イ . リスク管理の方針及び手続きの概要 当金庫では、オペレーショナル・リスクを「内部プロセス・人・システムが不適切であることもしくは機能しないこと、 または外生的事象が生起することから当金庫に生じる損失にかかるリスク」と定義しています。 当金庫は、オペレーショナル・リスクについて、事務リスク、システムリスク、法務リスク、人的リスク、有形資 産リスク、規制・制度変更リスク、風評リスクの各リスクを含む幅広いリスクと考え、管理体制や管理方法に関する リスク管理の基本方針をそれぞれのリスクについて定め、確実にリスクを認識し、評価しております。 当該リスクに関しましては、リスク管理委員会等、各種委員会におきまして、協議・検討するとともに、必要に応 じて経営陣による、理事会等において、報告する態勢を整備しております。 ロ.オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称 当金庫は基礎的手法を採用しております。 (8)株式等エクスポージャーに関する事項 イ.株式等エクスポージャーの貸借対照表計上額等 売買目的有価証券 (単位:百万円) その他有価証券で時価のあるもの 当期の損益 貸借対照表 取得原価 貸借対照表 に含まれた 評価差額 計上額 (償却原価) 計上額 評価差額 区 分 平成 17 年度 平成 18 年度 平成 17 年度 未公開株式 平成 18 年度 平成 17 年度 優先出資 平成 18 年度 平成 17 年度 合 計 平成 18 年度 公開株式 − − − − − − − − − − − − − − − − 6,084 7,016 − − 696 696 6,780 7,712 10,327 10,227 − − 950 807 11,277 11,035 4,242 3,210 − − 254 111 4,496 3,322 うち益 うち損 4,321 3,398 − − 254 111 4,575 3,510 79 187 − − − − 79 187 その他有価証 券で時価の無 いもの等 貸借対照表 計上額 − − 3,470 3,470 − − 3,470 3,470 (注)1.貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 2.証券投資信託に区分される株式等エクスポージャーは除いてあります。 3.その他資産に計上しているその他有価証券で時価の無いものを計上しております。 ロ.株式等エクスポージャーの貸借対照表計上額等(時価のないもの) 区 分 子会社・子会社等株式 関連会社等株式 未公開株式 投資事業有限責任組合 (ベンチャーファンド含む) 合 計 (単位:百万円) 貸借対照表計上額 平成 17 年度 平成 18 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 60 60 − − 950 761 521 808 1,531 1,630 (注)上記は、すべて時価のない有価証券として区分しております。 ハ.株式等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 売却額 株式等エクスポージャー 平成 17 年度 平成 18 年度 1,505 415 (単位:百万円) 売却益 878 88 株式等償却 売却損 50 54 − 74 Higashin 2007 53 (9)金利リスクに関する事項 (単位:百万円) 運 用 勘 定 区分 調 達 勘 定 平成 18 年度 区分 平成 18 年度 貸出金 7,843 定期性預金 6,203 有価証券等 9,748 要求性預金 6,658 預け金 3,312 その他 0 コールローン等 銀行勘定の金利リスク 7 12,868 617 その他 運用勘定合計 調達勘定合計 21,520 8,652 (注)1.銀行勘定における金利リスクは、金融機関の保有する資産・負債のうち、市場金利に影響を受けるもの(例えば、貸出金、 有価証券、預金等)が、金利ショックにより発生するリスク量を見るものです。 当金庫では、金利ショックをパーセンタイル値(保有期間 1 年(240 営業日)、最低 5 年の観測期間で計測される金利変動 の1パーセント値と 99 パーセント値)として銀行勘定の金利リスクを算出しております。 管理態勢としては、有価証券は「GPS 計算方式」、預貸金は「マチュリティーラダー計算方式」の分析手法を利用し、月 次 ( 前月末基準)で金利リスクを算出し、ALM 委員会で協議検討するとともに、必要に応じて経営陣に報告を行うなど、 資産・負債の最適化にむけた、リスク・コントロールに努めております。 2.明確な金利改定間隔がなく、預金者の要求によって随時払い出される要求性預金のうち、引き出されることなく長期間金 融機関に滞留される「コア預金」について定義し、当金庫では、普通預金等の額の 50%相当額を 0 ∼ 5 年の期間に均等に 振り分けて(平均 2.5 年)リスク量を算定しております。 3.銀行勘定の金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定します。 銀行勘定の金利リスク=運用勘定の金利リスク量−調達勘定の金利リスク量 運用勘定の金利リスク量 21,520 百万円 △調達勘定の金利リスク量 12,868 百万円 =銀行勘定の金利リスク 8,652 百万円 54 Higashin 2007 用語の解説 用 語 解 説 1 リスク・アセット リスクを有する資産(貸出金や有価証券など)を、リスクの大きさに応じて 掛け目を乗じ、再評価した資産金額。 2 所要自己資本額 各々のリスク・アセット× 4%(自己資本比率規制における国内基準)。 3 エクスポージャー リスクに晒されている資産のこと。具体的には、貸出金、外国為替取引、デ リバティブ取引と有価証券などの投資資産が該当します。 4 オペレーショナル・リスク 金庫の業務における不適切な処理等で生じる事象により損失を受けるリスク のこと。具体的には、不適切な事務処理により生じる事務リスク、システム の誤作動により生じるシステム・リスク、風評の流布や誹謗中傷などにより 企業イメージを毀損する風評リスク、裁判などにより賠償責任を負うなどの 法務リスク、その他人材の流出や事故などにより人材を逸失する人的リスク などが含まれます。 5 基礎的手法 オペレーショナル・リスクにおけるリスク・アセットの算出方法の一つ。 リスク・アセット=1年間の粗利益× 15%の直近 3 年間の平均値÷ 8% 6 Tier 1(基本的項目) 自己資本比率規制の中で使われる概念。自己資本の中の基本的項目であり、 出資金・資本剰余金・利益剰余金などから構成される。 7 Tier 2(補完的項目) 自己資本比率規制の中で使われる概念。自己資本の中の補完的項目であり、 一般貸倒引当金・土地再評価差額金の 45%相当額・負債性資本調達手段など から構成される。 8 信用リスク 取引先の倒産や財務状況の悪化などにより、当金庫が損失をうけるリスク。 9 リスク・ウェイト 債権の危険度を表す指標。自己資本比率規制で総資産を算出する際に、保有 資産ごとに分類して用いる。 10 ALM ALM(Asset Liability Management)は、資産・負債の総合管理といい、 主に金融機関において活用されるバランスシートのリスク管理方法。 11 適格格付機関 バーゼルⅡにおいて、金融機関がリスクを算出するに当たって、用いること ができる格付けを付与する格付機関のこと。金融庁長官は、適格性の基準に 照らして適格と認められる格付機関を適格格付機関に定めている。 12 市場リスク 金利・為替・株式などの相場が変動することにより、金融商品の時価が変動し、 損失を受けるリスク。 13 証券化エクスポージャー 金融機関が保有するローン債権や企業が保有する不動産など、それらの資産 価値を裏付けに証券として組み替え、第三者に売却して流動化する資産。 14 VaR Value at Risk(バリュー・アット・リスク)将来の特定の期間内に、ある 一定の確率の範囲内でポートフォリオの現在価値がどの程度まで損失を被る かを、過去のある一定期間毎のデータをもとに、理論的に算出された値。 15 コア預金 明確な金利改定間隔がなく、預金者の要求によって随時払い出される預金の うち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留する預金のこと。 具体的には、①過去 5 年間の最低残高、②過去 5 年間の最大年間流出量を現 在残高から差し引いた残高、または、③現在残高の 50%のうち最小の額を上 限とし、満期は 5 年以内(平均 2.5 年)として金融機関が独自に定める。 16 金利ショック 金利の変化のことで、上下 200 ベーシス・ポイントの平行移動や 99 パーセ ンタイル値といった算出方法がある。 17 パーセンタイル値 計測値を順番に並べたうちのパーセント目の値。99 パーセンタイル値は 99 パーセント目の値。 18 金利リスク 市場における一般的な金利水準の変動に伴って当該金融資産の経済価値が変 動するリスクのことをいう。 19 アウトライヤー規制 銀行勘定における金利リスク量が自己資本(Tier 1 と Tier 2 の合計額)に 対して 20%を超える経済価値の低下が生じる銀行をアウトライヤー銀行とい い、当局の早期警戒制度の中でモニタリングを行う。 20 BPV Basis Point Value(ベーシス・ポイント・バリュー)金利リスク指標の 1 つで、すべての期間の金利が 1 ベーシス・ポイント(0.01%)変化した場合 における現在価値の変化額を表す。 21 GPS Grid Point Sensitivity(グッリド・ポイント・センシティビティ)金利 リスク指標の1つで、一定期間毎の金利が 1 ベーシス・ポイント(0.01%) 変化した場合における現在価値の変化額を表す。 Higashin 2007 55 店舗一覧 店番号 墨田区 はサンデーバンキング実施店舗 001 003 は貸金庫設置店舗 はtoto(トト)取扱い店舗 街のエッセンス 江東区 004 007 019 025 101 110 123 126 005 039 104 125 141 143 150 162 支店名 郵便番号 住 所 電話番号 本 部 事務センター 本 店 隅田支店 隅田支店堤通出張所 吾嬬支店 本所支店 押上支店 向島支店 両国支店 駒形支店 錦糸町支店 八広支店 亀戸支店 大島支店 深川支店 深川支店牡丹出張所 住吉支店 江東中央支店 深川北支店 東砂支店 森下駅前支店 130-8545 130-0004 131-8701 131-0031 131-0034 131-0046 130-0011 131-0044 131-0033 130-8545 130-0005 130-0012 131-0041 136-0071 136-0072 135-0042 135-0046 135-0002 136-0073 135-0022 136-0074 135-0004 135-0004 132-0021 133-0056 132-0013 133-0057 133-0052 133-0051 133-0073 133-0056 133-0061 133-0044 134-0083 134-0083 134-0088 134-0015 134-0091 124-0011 125-0041 125-0032 125-0054 125-0063 121-0814 120-0005 121-0061 120-0015 121-0064 120-0003 110-0013 110-0015 111-0031 111-0055 116-0002 116-0012 116-0001 114-0023 173-0032 173-0012 176-0005 101-0048 160-0004 東京都墨田区両国4-35-9 東京都墨田区本所4-18-6 東京都墨田区東向島2-36-10 東京都墨田区墨田3-41-12 東京都墨田区堤通2-7-39 東京都墨田区京島3-68-8 東京都墨田区石原4-18-5 東京都墨田区文花1-7-4 東京都墨田区向島5-33-5 東京都墨田区両国4-35-9 東京都墨田区東駒形3-19-8 東京都墨田区太平3-3-8 東京都墨田区八広1-32-7 東京都江東区亀戸5-14-2 東京都江東区大島5-34-17 東京都江東区木場2-19-15 東京都江東区牡丹3-19-11 東京都江東区住吉1-15-14 東京都江東区北砂4-7-41 東京都江東区三好3-11-11 東京都江東区東砂4-17-13 東京都江東区森下2-1-3 東京都江東区森下4-11-6 東京都江戸川区中央1-2-6 東京都江戸川区南小岩2-18-9 東京都江戸川区江戸川1- 29-12 東京都江戸川区西小岩1-21-10 東京都江戸川区東小岩6-18-18 東京都江戸川区北小岩2-8-21 東京都江戸川区鹿骨1-54-1 東京都江戸川区南小岩7-12-3 東京都江戸川区篠崎町4 -1-18 東京都江戸川区本一色1-13-7 東京都江戸川区中 西5-20-16 東京都江戸川区中 西8-5-2 東京都江戸川区西 西3-22-16 東京都江戸川区西瑞江5-10 東京都江戸川区船堀3-13-13 東京都 飾区四つ木2-6-7 東京都 飾区東金町1-20-12 東京都 飾区水元4-2-3 東京都 飾区高砂3-12-1 東京都 飾区白鳥1-2-7 東京都足立区六月1-22-21 東京都足立区綾瀬4-7-12 東京都足立区花畑4-2-13 東京都足立区足立3-9-7 東京都足立区保木間1-20-3 東京都足立区東和5-3-22 東京都台東区入谷2-26-1 東京都台東区東上野6-30-8 東京都台東区千束4-36-11 東京都台東区三筋2-15-15 東京都荒川区荒川4-25-9 東京都荒川区東尾久4-4-15 東京都荒川区町屋3-31-14 東京都北区滝野川1-48-1 東京都板橋区大谷口上町90-4 東京都板橋区大和町20-4 東京都練馬区旭丘1-27-9 東京都千代田区神田司町2-2 新倉ビル1階 東京都新宿区四谷1-19-2 03-5610-1111 03-3621-5731 03-3611-0131 03-3611-3177 03-3610-0411 03-3611-4141 03-3623-7111 03-3613-1241 03-3624-2131 03-3621-5611 03-3624-0511 03-3622-2131 03-3616-0181 03-3683-2161 03-3638-8871 03-3641-9176 03-5245-3511 03-3633-5551 03-3645-9211 03-3630-1311 03-3646-3611 03-3631-3171 03-3635-7771 03-3652-6166 03-3672-2141 03-3678-7611 03-3650-0111 03-3657-1121 03-3657-4106 03-3676-4001 03-3657-2175 03-3670-4101 03-3655-2661 03-3689-3531 03-3877-3751 03-3686-5011 03-3687-1261 03-3686-5711 03-3691-8511 03-3609-5511 03-5660-1021 03-3672-4011 03-3697-6101 03-3883-1311 03-3605-4141 03-3858-1851 03-3889-9211 03-3884-0411 03-3629-1511 03-3876-1241 03-3842-3921 03-3872-8126 03-5820-9711 03-3806-6801 03-3894-4131 03-3895-9671 03-3917-8131 03-3972-7171 03-3962-0141 03-3952-1236 03-5256-1100 03-3359-8631 森下駅前支店 三ッ目通り出張所 江戸川区 かっぱ橋道具街 古くからさまざまな道具の街として知られ るかっぱ橋。 浅草の繁華街西側の近くにあり上野と浅草 の中間地点に位置しています。 明治時代の終わり頃から商人が集まりだし古 道具を始め色々な道具が売られていました。 今では、800 メートルもの間に 170 以上 の店舗が連なる専門商店街に発展し、東洋・ 西洋料理の食器類をはじめ厨房用品から飲 食店材料、サンプル、白衣、看板などお店 を開業する人にとってありとあらゆる道具 が揃う街となっています。 また、専門業者の人だけでなく、一般の人に も小売を行っており、土曜日などは、便利で 珍しいものを捜す買い物客で賑わっています。 164 飾区 足立区 台東区 荒川区 都立水元公園 東京都立水元公園は、東京都の東部葛飾区 に位置し、埼玉県(三郷市)に接しています。 園内の一部を構成する「小合溜(こあいだ め)」は、歴史のある遊水池で、貴重な水 生植物や野鳥を観察することができます。 また、高さ 20m にも達するポプラの並木 が 1.2km も続き、化石として知られるメ タセコイヤが約 2,000 本も植えられ、都 立公園では最大の森を形成しています。 さらに、桜の名所としても有名で、3 月か ら 4 月に掛けて 550 本もの桜が満開にな り、6 月上旬から下旬に掛けては 1 万 4 千株、約 80 品種 20 万本の花菖蒲が、咲 き競います。四季折々楽しめる自然森林公 園として、街の人々に愛されています。 56 Higashin 2007 009 016 018 062 063 064 066 106 112 117 146 北区 板橋区 練馬区 千代田区 新宿区 006 021 119 144 010 011 020 035 114 122 008 105 107 136 023 109 128 012 013 111 115 103 113 江戸川支店 南小岩支店 鎌田支店 西小岩支店 東小岩支店 北小岩支店 鹿骨支店 小岩支店 篠崎支店 新小岩支店 西駅前支店 西駅前支店中 西出張所 西駅前支店西 西出張所 二之江支店 二之江支店船堀出張所 飾支店 金町支店 金町支店水元出張所 高砂支店 お花茶屋支店 足立支店 綾瀬支店 花畑支店 五反野支店 竹の塚支店 東和支店 入谷支店 かっぱ橋支店 浅草支店 三筋支店 荒川支店 尾久支店 町屋支店 滝野川支店 板橋支店 大和町支店 江古田支店 神田支店 四谷支店 街のエッセンス 千葉県 店番号 支店名 郵便番号 015 120 松戸支店 ときわ平支店 ときわ平支店高柳出張所 市川支店 市川南支店 本八幡支店 南行徳支店 船橋支店 船橋支店北口出張所 津田沼支店 馬込支店 三咲支店 三咲支店金杉出張所 八千代支店 鎌ヶ谷支店 臼井支店 草加支店 草加支店旭町出張所 大袋支店 大袋支店北越谷出張所 271-0064 270-2261 270-2203 272-0834 272-0033 272-0023 272-0143 273-0005 273-0005 274-0824 273-0851 274-0812 273-0853 276-0045 273-0101 285-0837 340-0052 340-0053 343-0032 343-0026 065 069 118 149 041 043 049 051 045 046 048 014 埼玉県 017 住 所 電話番号 千葉県松戸市上本郷893-2 千葉県松戸市常盤平3-1-1 千葉県松戸市六高台9 -11 千葉県市川市国分1-17-11 千葉県市川市市川南3-1-20 千葉県市川市南八幡4-8-10 千葉県市川市相之川4-9-3 千葉県船橋市本町2-3-8 千葉県船橋市本町6-6 -1 千葉県船橋市前原東4-17-3 千葉県船橋市馬込町753 千葉県船橋市三咲2- 8 -15 千葉県船橋市金杉7- 2 -1 千葉県八千代市大和田833 千葉県鎌ヶ谷市富岡1- 4 - 41 千葉県佐倉市王子台1- 28 -1 埼玉県草加市金明町283-5 埼玉県草加市旭町6-2-15 埼玉県越谷市袋山1362 埼玉県越谷市北越谷2-41-11 047-364-3101 047-385-1211 047-386-2231 047-373-8411 047-323-1535 047-378-3561 047-356-7811 047-431-2111 047-424-2611 047-475-2121 047-438-5151 047-448-8491 047-447-3121 047-484-2111 047-444-2411 043-487-3017 048-931-1541 048-944-0321 048-975-6111 048-976-4441 市川市東山魁夷記念館 市川市東山魁夷記念館は、20 世紀の日本 を代表する日本画家である東山魁夷が生涯 の大半を過ごしたゆかりの地である市川市 に、2005 年 11 月に「人間・東山魁夷」 をコンセプトに開館しました。画伯は戦 後まもない 1945 年(昭和 20 年)から 1999 年( 平 成 11 年 ) 逝 去 す る ま で の 50 余年間市川に在住し、その輝かしい画 業は市川の誇りでした。 同記念館は、画伯の絵画作品をはじめとす るゆかりの資料を展示公開し、その人生を 紹介するとともに偉大な業績を顕彰し、情 報を発信しています。建物の外観は、東山 芸術の方向性に影響を与えた留学の地「ド イツ」を想わせる八角形の塔など、落ち着 いた雰囲気となっています。 ●店舗外ATMコーナー 墨田区役所出張所 橘銀座出張所 本所出張所 東陽出張所 潮見出張所 北砂出張所 東新小岩出張所 金町一丁目出張所 青戸出張所 西新井出張所 町屋西出張所 マークスタワー出張所 新船橋出張所 大久保出張所 西友薬円台店出張所 高根出張所 東京都墨田区吾妻橋1- 23 -20 墨田区役所内1階 東京都墨田区京島3- 49 -1 東京都墨田区本所4 -18 - 6 ひがしん事務センター際 東京都江東区東陽5 - 26 -1 小川マンション1階 東京都江東区潮見2-6-1 潮見駅前プラザ一番街 東京都江東区北砂3 - 28 -1 東京都 飾区東新小岩6 - 2 - 4 第1ハイツカトレア1階 東京都 飾区金町1-19 - 8 東京都 飾区青戸3 - 34 - 4 サンライズハイツ1階 東京都足立区西新井5- 39 -9 東京都荒川区町屋4 - 35 - 8 ミニストップ町屋4丁目店内 東京都荒川区荒川7-46-1-203 マークスタワー町屋2階 千葉県船橋市山手1-1- 7 マックスバリュー新船橋店内 千葉県習志野市大久保1-18-9 ライズインハウス1階 千葉県船橋市薬円台6 - 6 - 7 西友船橋薬円台店内 千葉県船橋市習志野台1-1-3 ジャスコ高根木戸店1階 ●ひがしんハロープラザ グッドプランの相談室 (年金、事業承継、相続、贈与、資産活用、個人ローン、情報技術等) 東京都墨田区両国4- 31-16 03-3633-5505 0120-363-324 ●ひがしんテレホンバンキングサービス お電話1本で、簡単、安心、スピーディーにお取引ができる 東京都墨田区両国4- 31-16 03-3631-3080 ●ATM利用手数料 (平成 19 年 8 月 1 日現在) カードの種類 カードの種類 お取引種類 お 取 引 ご利用日 ご利用日 ご利用時間 ご利用時間 当金庫他信用金庫 他信用金庫 郵便貯金 当金庫カード カード カード カード カード 8:00∼8:45 平 日 平 日 ●ATM利用手数料 105円 8:00∼8:45 8:45∼18:00 8:45∼18:00 18:00∼21:00 無 料 18:00∼21:00 8:00∼9:00 お取引種類 出 金 出 金 ご利用日 土曜日 土曜日 平 日 日曜・祝日 日曜日・祝日 12月31日 12 月 31 日 出 金 土曜日 無料 105円 105円 105 円 無 料 105 円 日曜・祝日 12 月 31 日 12月31日 210円 210円 105円 無料 105円 105円 無料 210 円 105 円 210円 210 円 210円 曜日対応 210円 − 無 料 曜日対応 曜日対応 曜日対応 9:00∼17:00 105円 無料 9:00∼14:00 9:00∼17:00 曜日対応 無料 105 円 8:00∼8:45 − 210円 105円 14:00∼17:00 8:00∼8:45 − 曜日対応 105円 105円 8:00∼9:00 無料 無 料 8:45∼18:00 8:45∼18:00 日曜・祝日 平 日 平 日 9:00∼17:00 無 料 105円 無料 18:00∼19:00 18:00∼19:00 105 円 曜日対応 8:00∼9:00 入 金 無料 19:00∼21:00 19:00∼21:00 12月31日 曜日対応 9:00∼17:00 無料 8:00∼17:00 土曜日 8:00∼9:00 − 無料 8:00∼8:45 8:00∼17:00 無 料 無料 無 料 日曜・祝日 入 金 土曜日 9:00∼14:00 無料 8:45∼18:00 平 日 無料 105 円 8:00∼17:00 12月31日 14:00∼17:00 無料 18:00∼19:00 (注)上記手数料は消費税込で表示しています。 8:00∼9:00 − 入 金 19:00∼21:00無 料 無料 日曜日・祝日 9:00∼17:00 105 円 無料 8:00∼17:00 土曜日 8:00∼9:00 8:00∼17:00 無 料 9:00∼17:00 8:00∼17:00 無料 − 無料 曜日対応 労働金庫カード 210円 8:00∼9:00 105 円 − ご利用時間 当金庫 他信用金庫 105円 無料 9:00∼14:00 9:00∼14:00 無 料 カード 無 料 105 円 カード 210円 105円 14:00∼17:00 14:00∼17:00 105 円 210 円 210円 8:00∼8:45 105円 210円 − 105円 8:00∼9:00 8:00∼9:00 無料 無料 8:45∼18:00 210円210 円 9:00∼17:00 無 料 105円 105 円 9:00∼17:00 210円 105円 18:00∼21:00 8:00∼9:00 8:00∼9:00 8:00∼9:00 郵便貯金 提携クレジット 提携金融機関 提携金融機関 提携クレジット 第二地銀・信用組合・ カード カード カード カード カード 210円 無料 105 円 210円210 円 210円 曜日対応 − 曜日対応 − − − − 無料 − − 210円 210円 − 105円− 210円 −− 105円 210円 210円 210 円 210円 − − − 曜日対応 105円 曜日対応 − 210円 − 105円 − 210円 210円 − − 曜日対応 − − − − 210円 − − 提携クレジット 無料 無 料 カード 105円 105 円 105円 − − 無料 210円 210 円 105円 105 円 曜日対応 210円 曜日対応 曜日対応 無料 曜日対応 − 210円 210 円 − 105 円 − 105円 210円 − −− 210円 − 210 円 − 105円 − − − − − 105円 − − − − 曜日対応 −− − 曜日対応 − − − − − − − − − 210 円 − − − − − −− 曜日対応 − − − − − − 105円 − 105 円 105 円 無 料 (平成 19 年 8 月 1 日現在) 210円 105円 210 円 105 円 − 提携金融機関 210円 カード 210 円 − − 210 円 210 円 カードの種類 − − 郵便貯金 105円 カード 210 円 210円 − − 105 円 − − 210円 − 210 円 − 210 円 − − − − − − (注)上記手数料は消費税込で表示しています。 Higashin 2007 57 サービスの輪が広がる、充実の店舗網。 東京東しんきんのネットワーク。 96 の拠点(68 店舗 12 出張所 16 店舗外 ATM コーナー)(平成 19 年 4 月 16 日現在) ※店舗外 ATM コーナーについては 57 ページを参照下さい。 大袋 京浜東北線 高 崎 線 ・ 宇 都 宮 線 東武伊勢崎線 北越谷 大袋支店 大袋支店 北越谷出張所 草加支店 武蔵野線 埼 京 線 東川口 草加支店 旭町出張所 草加 埼玉高速鉄道 竹の塚 大師前 都営三田線 板橋本町 熊野前 赤羽 大和町支店 川 五反 支店 町屋支店 線 荒 中板橋 電 都 大山 滝野川支店 東武東上線 尾久支店 板橋支店 町屋 尾久 王子 滝野川 南千住 荒川支店 江古田 池袋 江古田支店 西武池袋線 山手線 三河島 三ノ輪 日暮里 四谷支店 総武線 入谷 つ く ば エ ク ス プ レ ス 四ッ谷 中央線 上野 鐘ヶ淵 隅田支店 堤通出張所 南千住 東向島 磐線 京成立石 常 四ツ木 本店 つ く ば エ ク ス プ レ ス 三ノ輪 入谷支店 入谷 都営新宿線 東 武 伊 勢 崎 線 向島支店 業平橋 かっぱ橋支店 東 八広 武 亀 戸 線 京成曳舟 押上 神田 京成押上線 八広支店 駒形支店 都 営 浅 草 線 押上支店 吾嬬支店 東西線 三筋支店 本所支店 亀戸支店 錦糸町支店 亀戸 本部 ・ 浅草橋 日比 両国支店 ひがしん ハロープラザ 谷線 平井 新小岩 錦糸町 新小岩支店 都営新宿線 銀座線 森下駅前支店 森下 住吉支店 住吉 三越前 森下駅前支店 三ツ目通り出張所 深川北支店 Higashin 2007 銀 座 線 東京 両国 58 半蔵門線 小村井 蔵前 半蔵門線 三越前 神田支店 浅草 銀座線 総武線 浅草橋 秋葉原 曳舟 浅草支店 都営大江戸線 都営大江戸線 蔵前 隅田支店 大島 大島支店 江戸川支店 都営大江戸線 ● 通帳・キャッシュカードの紛失・盗難時の連絡先 ●紛失や盗難にあった場合、直ちにお取引店舗へご連絡ください。 受付時間 ●当金庫と同時に最寄の警察へも、お届けください。 金町支店 水元出張所 花畑支店 竹の塚支店 サンデーバンキング実施店舗 新松戸 松戸 松戸支店 金町 ときわ平支店 高柳出張所 常盤平 上本郷 東和支店 綾瀬支店 午前 7 時 45 分∼午後 7 時 土・日曜日/祝日 常磐線 北松戸 金町支店 足立支店 午前 7 時 45 分∼午前 8 時 30 分 午後 5 時∼午後 9 時 平 日 本店、本部・ 支店・ 出張所 千代田線 (03)3626−2431 ATM監視センター ●当金庫が営業時間外の場合、下記電話番号へご連絡ください。 六実 新京成電鉄 ときわ平支店 京成金町 五反野 反野 店 綾瀬 鎌ヶ谷 鎌ヶ谷支店 京成高砂 三咲支店 三咲 北千住 お花茶屋 京成電鉄本線 お花茶屋支店 堀切 京成臼井 高砂支店 臼井支店 青砥 鐘ヶ淵 三咲支店 滝不動 金杉出張所 京成立石 東向島 曳舟 八広 京成曳舟 業平橋 馬込沢 京 成 電 鉄 本 線 四ツ木 勝田台 高根木戸 馬込支店 北習志野 東 武 野 田 線 押上 浅草 本所 吾妻橋 八千代支店 道 鉄 京成大和田 速 高 葉 津田沼 支店 東 前原 小村井 両国 船橋支店 北口出張所 新小岩 亀戸 小岩 市川 錦糸町 本八幡 京成大久保 下総中山 篠崎 西船橋 船橋 津田沼 瑞江 船橋支店 行徳 森下 船堀 住吉 一之江 江東中央支店 深川支店 西小岩支店 東砂支店 南行徳支店 西駅前支店 西 西出張所 南行徳 総武線 浦安 日 比 谷 線 東陽町 深川支店 牡丹出張所 京成津田沼 北小岩支店 大島 都 営 浅 草 線 京成船橋 市川支店 小岩 小岩支店 本八幡 市川 本八幡支店 東小岩 支店 市川南支店 京葉線 西駅前支店 中 西出張所 南小岩支店 篠崎 篠崎支店 舞浜 月島 潮見 瑞江 鹿骨支店 新木場 鎌田支店 一之江 船堀 都営新宿線 二之江支店船堀出張所 二之江支店 Higashin 2007 59 ひがしんの歩み 4. 5. 6 大 正 11. 1.30 7.14 産業組合法により有限責任亀戸町信用 組合設立 産業組合法により有限責任吾嬬町信用 組合設立 5. 8.18 18. 7.28 20.12.15 三光信用金庫と合併、 「新生・東武信用金庫」誕生 預金 5,000 億円達成 本部 LAN システム導入 海外コルレス業務開始 8.25 金庫初の私募債受託 7. 2. 1 第1回懸賞金付き定期預金「東武ジャンボ」 発売 組合設立 5. 6 小岩信用金庫との電算機共営化スタート 市街地信用組合法により亀戸町・吾嬬 5.15 ATM による為替振込開始 市街地信用組合法により寺島町信用組 8. 3.25 7. 8 東武信用金庫五十年史発刊 テレマーケティング開始 合組織変更 10. 1 WAN 電子メールシステム稼動 寺島町、吾嬬町及び亀戸町の三信用組 12. 2 クイックコールサービス開始 合合併、東武信用組合誕生 9. 3.28 メールオーダーサービス開始 初代組合長 真田千秋就任 10. 3. 5 東武信用金庫、中央信用金庫、協和信用金 25. 4. 1 中小企業等協同組合法により改組 庫及び大東信用金庫の四金庫との、 「平成 11 26.10.20 信用金庫法により東武信用金庫と改組 年1月合併」基本協定書調印 28. 3.27 昭和 27 年度 優良金融機関店舗として 7.24 6.25 29. 6.15 10. 1 第2代理事長 高野義武就任 内国為替業務取扱開始 本店新築 12.14 11.29 金庫旗制定 37. 9.22 預金 100 億円達成 40.12.23 日本銀行と当座取引開始 41. 7.18 日本銀行と歳入代理店契約締結 13. 3. 5 7.28 日本銀行と国債代理店契約締結 7. 3 11. 5 第3代理事長 長谷川達郎就任 東京銀行と業務提携 46. 7. 1 普通預金オンライン稼動 49. 9.17 融資オンライン稼動 10.31 預金 1,000 億円達成 50. 2. 6 東京手形交換所準社員銀行として直接 交換加盟 51. 6. 1 CI 戦略実施・新金庫章制定 53. 2.23 両替商業務取扱開始 57.12. 2 新本店落成 58. 5.25 国債等の窓口販売業務取扱開始 59. 9. 3 外国為替業務取扱開始 60. 3. 1 市場金利連動型預金取扱開始 61. 5.23 第4代理事長 長部矩隨就任 8.14 3.10. 1 デビットカード・サービスの取扱開始 ひがしん本部 両国支店ビルへ移転 スポーツ振興くじ「toto」払戻業務開始 第 6 代理事長 橋久雄 就任 中澤靖会長・ 橋久雄理事長体制発足 14. 6. 17 船橋信用金庫の事業譲受 9. 17 永代信用組合の事業譲受 15. 7.22 小岩信用金庫と合併「新生・東京東信用金 庫」誕生 16. 5.10 四金庫合併 5 周年記念ハワイ旅行実施 ∼ 6.17 (参加者:15 班 延べ 2,000 名) 6.28 第 7 代理事長 長谷川圭志 就任 橋久雄会長・長谷川圭志理事長体制発足 9. 7 「ひがしん経営実態報告会」を開催 ∼ 9.28 (各地区ごとに 5 回開催) 17. 9.13 「ひがしん経営実態報告会」を開催 ∼ 9.14 17.10.25 ( 各地区別に開催 ) 東京海洋大学と産学連携に関する協定を 締結 第1回東京海洋大学技術相談会を開催 18. 4. 3 町屋支店マークスタワー出張所オープン 第5代理事長 中澤 靖就任 18. 7.20 大阪東信用金庫と業務提携 渉外ハンディー端末機導入 19. 2.12 ひがしんわいわいツアー 於下部温泉 東武しんきん大学発足 女子渉外制度の導入 Higashin 2007 9.18 18. 3.14 平 成 1. 5.23 当せん金付証票(宝くじ)の販売事務取扱 開始 12. 3. 6 事務センター設立 44.12.24 合併認可 11. 1. 4 「東京東信用金庫」発足 33. 4. 7 43. 6.15 合併契約書調印 新金庫名称「東京東信用金庫」決定 大蔵大臣及び日銀総裁より表彰を受く 60 東武ビジネスクラブ「オーロラ」発会 5.10 産業組合法により有限責任寺島町信用 町信用組合組織変更 8. 7 12.28 6. 4. 1 昭 和 2. 7.14 5. 4. 5 第3次オンライン稼動 ∼ 3.14 (参加者:16 班 2,880 名) ディスクロージャー開示項目 単体ベースのディスクロージャ−項目 有価証券店頭デリバティブ取引、有価証券指数等先物 1. 金庫の概況及び組織に関する事項 取引、有価証券オプション取引 (1)事業の組織 …………………………………………………… 3 有価証券先物取引と類似の取引 (2)理事・監事の氏名及び役職名 ……………………………… 2 (5)貸倒引当金 ……………………………………………………32 (3)事業所の名称及び所在地 …………………………… 56 ∼ 59 (6)貸出金償却 ……………………………………………………32 2. 金庫の主要な事業の内容………………………………………… 2 (7)金融再生法開示債権額 ………………………………………37 3. 金庫の主要な事業に関する事項 (8)会計監査人の監査を受けている旨 …………………………25 (1)直近の事業年度における事業の概況 …………………… 8、9 財務諸表の適正性及び作成に係る内部監査の有効性を確認した旨 (2)直近の5事業年度における主要な事業の状況 ……………27 の代表者署名……………………………………………………………25 ①経常収益 ②経常利益 ③当期純利益 ④出資総額及び出 資総口数 ⑤純資産額 ⑥総資産額 ⑦預金積金残高 ⑧貸 連結ベースのディスクロージャー項目 出金残高 ⑨有価証券残高 ⑩単体自己資本比率 ⑪出資に 1. 金庫及びその子会社等の概況に関する事項 対する配当金 ⑫職員数 (3)直近の2事業年度における事業の状況 ①主要な業務の状況を示す指標 業務粗利益及び業務粗利益率………………………………27 資金運用収支、役務取引等収支、及びその他業務収支 ………… 27、28 資金運用勘定並びに資金調達勘定の 平均残高、利息、利回り及び利鞘…………………… 28、29 (1)子会社等の主要な事業の内容及び組織の構成 ……………46 (2)子会社の状況 …………………………………………………46 2. 金庫及びその子会社等の主要な事業に関する事項 (1)事業の概況 ……………………………………………………46 (2)直近の5事業年度における主要な連結経営指標 …………48 3. 金庫及びその子会社等の財産の状況 (1)連結貸借対照表、連結損益計算書及び 経費の内訳、受取利息及び支払い利息の増減……………29 連結剰余金処分計算書…………………………………… 46、47 総資産経常利益率 ………………………………………… 29 (2)連結リスク管理債権 …………………………………………48 総資産当期純利益率…………………………………………29 ②預金に関する指標 流動性預金、定期性預金、譲渡性預金等の平均残高……30 定期預金残高…………………………………………………30 ③貸出金に関する指標 (3)連結自己資本の充実の状況(バーゼルⅡ)………… 49 ∼ 54 4. 事業の種類別セグメント情報……………………………………48 その他の項目 営業地区一覧…………………………………………………………… 2 貸出金科目別平均残高………………………………………31 総代名簿………………………………………………………………… 3 貸出金金利区分別残高(固定・変動金利別) ……………31 総代会制度について…………………………………………………… 4 貸出金および債務保証見返額の担保別内訳………………31 地域密着型金融推進計画への取り組み……………………………… 5 貸出金使途別残高……………………………………………32 個人情報の取扱いについて…………………………………………… 7 貸出金の業種別内訳…………………………………………32 繰延税金資産について…………………………………………………11 預貸率…………………………………………………………33 業務純益について………………………………………………………11 ④有価証券に関する指標 貸出運営についての考え方……………………………………………11 商品有価証券の平均残高……………………………………33 ひがしんと地域社会……………………………………………………12 有価証券残高…………………………………………………34 コミュニケーション活動………………………………………………14 有価証券の残存期間別残高…………………………………34 トピックス(1 年の歩み) ……………………………………………15 預証率…………………………………………………………33 社会貢献活動……………………………………………………………15 4. 金庫の事業運営に関する事項 業務のご案内……………………………………………………………16 (1)法令等遵守の体制 …………………………………………… 7 営業のご案内……………………………………………………………18 (2)リスク管理の体制 …………………………………………… 7 金融商品に係る勧誘方針………………………………………………18 5. 金庫の直近の2事業年度における財産の状況 CS(顧客満足度)調査結果(抜粋) ………………………………20 (1)貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書… 22 ∼26 その他業務利益内訳……………………………………………………28 (2)貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額 ………37 預金者別預金残高………………………………………………………30 ①破綻先債権に該当する貸出金 財形貯蓄残高……………………………………………………………30 ②延滞債権に該当する貸出金 預金科目別残高…………………………………………………………31 ③3カ月以上延滞債権に該当する貸出金 貸出金科目別残高………………………………………………………32 ④貸出条件緩和債権に該当する貸出金 消費者ローン・住宅ローン残高………………………………………32 (3)自己資本の充実の状況(バーゼルⅡ)………… 10、38 ∼ 45 役職員 1 人当たり預金残高及び貸出金残高…………………………33 (4)次に掲げるものに関する取得価額または契約価額、時価及び 1 店舗当たり預金残高及び貸出金残高 ………………………………33 評価損益 代理貸付残高内訳………………………………………………………33 ①有価証券………………………………………………………35 保有有価証券平均利回り………………………………………………34 ②金銭の信託……………………………………………………35 内国為替取扱高・外国為替取扱高……………………………………36 ③オプション・先物取引情報…………………………………36 外貨建資産残高…………………………………………………………36 金融先物取引等 公共債引受額・窓販実績・ディーリング実績 ………………………36 金融等デリバティブ取引 リスク管理債権に対する担保・保証および引当状況………………37 先物外国為替取引 沿革………………………………………………………………………60 Higashin 2007 61 (本部)東京都墨田区両国 4-35-9 TEL 03-5610-1111(代) http://www.higashin.co.jp