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Leica GPS System500 FW Ver.5.06 インストールガイド

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Leica GPS System500 FW Ver.5.06 インストールガイド
Leica GPS System500 FW Ver.5.06 インストールガイド
System500 のリリース時には予期できなかった GPS 衛星の配備数増加により、PRN32(32 番衛星)が System500 の
RTK に問題を起こす可能性があることは既に皆様ご承知のことと思います。ライカジオシステムズ株式会社はこの問
題を解決する新ファームウエアを開発し、全ての System500 ユーザーに対し無償で提供することと致しました。つ
きましては、このマニュアルに従いファームウエアの更新作業を行ってください。
FW Ver.5.06 への更新へは、8MB 以上の容量を持つ Leica PCMCIA (ATA Flash) カードが必要となります。決して Leica
CF カードは使用しないでください。また、更新作業にあたり受信機のバッテリー容量を充分に確保してください。
ファームウエアの更新作業は、Ver.4.X からと Ver.3.X 以下からとでは異なります。インストール前に受信機のファー
ムウエア Ver. を確認してください。
(STATUS ボタン⇒ 3. イッパン⇒ 3. ソフトウエアヴァージョン)
Ver.4.X からの更新作業
1. Ver.5.06 への差分ファイル (5_SEN.FW) をインストール
2. システムファイル (SYSRAM.SYS)、アプリケーションファイル (COGO_TXT.lJP) の転送
Ver.3.X 以下からの更新作業
1. Ver.4.20 のファームウエア (5_SYSTEM.FW) をインストール
2. Ver.5.06 への差分ファイル (5_SEN.FW) をインストール
3. システムファイル (SYSRAM.SYS)、アプリケーションファイル (COGO_TXT.lJP) の転送
所有されている受信機のファームウエア Ver. に必要な事項を確認し、作業手順に従ってインストール作業を行ってく
ださい。また、このファームウエアの更新作業はお客様の責任においてなされることをご了解ください。
ファームウエア更新作業手順
1. Ver.4.X からの更新作業
1.1. 8MB 以上の容量を持つ Leica PCMCIA カードを System500 受信機でフォーマットします。
(メイン⇒ 「4 ユーティリティー ...」⇒ 「2 メモリーモジュール フォーマット」
)
1.2. 次に Ver.5.06 のファームウエア 5_SEN.FW、システムファイル SYSRAM.SYS、アプリケーションテキストファ
イル COGO_TXT.lJP をメモリカードの GPS/PROG ディレクトリにコピーします。
1.3. メモリカードを受信機に挿入し、受信機の電源を入れ、
「7 テンソウ ...」⇒「10 ファームウエア」を選択します。
1.4. GPS500 (SEN) (5.06) が表示されていることを確認し、F1「ツギヘ」を押すとファイルの転送が始まります。ファ
イル転送 3 分間くらいで終了し、システムは再起動されメインメニュー(英語)が表示されます。
1.5. Main から「7 Transfer」⇒「19 System File」を選択し、From: PC Card / To: Sensor に変更し、File: Sysram.sys
が表示されているこ とを確認して F1(CONT)を押します。ピッっと鳴り「Confirmation」画面が出るので F5(OK)
を押します。次の「Confirmation」画面も F5(OK)を押すとシステムファイルが受信機の内部 RAM に書き込ま
れ、受信機の電源が自動的に切れます。
1.6. 受信機の電源を入れると、日本語画面で立ち上がります。
1.7. 「7 テンソウ ...」⇒「13 アプリケーション テキスト」を選び JAPAN GPS (20.00) Cogo が選択されていることを
確認し、F1(ツ ギヘ)を押します。
Apr. 2008 Geomatics Marketing
2. Ver.3.X 以下からの更新作業
2.1. 8MB 以上の容量を持つ Leica PCMCIA カードを System500 受信機でフォーマットします。
(メイン⇒ 「4 ユーティリティー ...」⇒ 「2 メモリーモジュール フォーマット」
)
2.2. Ver.4.20 のファームウエアファイル 5_SYSTEM.FW をメモリカードの GPS/PROG ディレクトリにコピーします。
2.3. メモリカードを受信機に挿入し、受信機の電源を入れ、
「7 テンソウ ...」⇒「10 ファームウエア」を選択します。
2.4. GPS500 (SYSTEM) (4.20) が表示されていることを確認し、F1「ツギヘ」を押すとファイルの転送が始まります。
ファイル転送は 5 分 間くらいで終了し、システムは再起動されメインメニュー(英語)が表示されます。
2.5. 受信機からメモリカードを取り出し、GPS/PROG の 5_SYSTEM.FW ファイルを消去します。
2.6. 次に Ver.5.06 のファームウエア 5_SEN.FW、システムファイル SYSRAM.SYS、アプリケーションテキストファ
イル COGO_TXT.lJP を メモリカードの GPS/PROG ディレクトリにコピーします。
2.7. メモリカードを受信機に挿入し、受信機の電源を入れ、
「7 テンソウ ...」⇒「10 ファームウエア」を選択します。
2.8. GPS500 (SEN) (5.06) が表示されていることを確認し、F1「ツギヘ」を押すとファイルの転送が始まります。ファ
イル転送 3 分間くらいで終了し、システムは再起動されメインメニュー(英語)が表示されます。
2.9. Main から「7 Transfer」⇒「19 System File」を選択し、From: PC Card / To: Sensor に変更し、File: Sysram.sys
が表示されていることを確認して F1(CONT)を押します。ピッっと鳴り「Confirmation」画面が出るので F5
(OK)を押します。次の「Confirmation」画面も F5(OK)を押すとシステムファイルが受信機の内部 RAM に書
き込まれ、受信機の電源が自動的に切れます。
2.10. 受信機の電源を入れると、日本語画面で立ち上がります。
2.11. 「7 テンソウ」⇒「13 アプリケーション テキスト」を選び JAPAN GPS (20.00) Cogo が選択されていることを
確認し、F1(ツギヘ)を押します。
以上で更新作業は終了です。但し、座標システムは全ての設定セットで「WGS84 ソクチザヒョウ」になっています
ので、
お使いになる地域の座標システムに変更してください。また、
RTK の接続デバイスに関しては
「FW5_06 設定セッ
ト .pdf」をご覧になり、必要な変更(電話番号など)を行ってください。
*付記 更新後の受信機ファームウエアヴァージョンは下記の通りです。 STATUS ⇒ 3 イッパン ⇒ 3 ソフトウエア ヴァージョン で確認してください。
ファームウエア
: 5.06
ブート
: 1.62
ソクテイ エンジン
: 1.39
ソクテイエンジン ブート
: 1.03
ナビゲーション
: 2.14
ツウシン
: 1.50
キーボード/ディスプ
: 2.10
Apr. 2008 Geomatics Marketing
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