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消防庁で初めてヘリコプターを導入 ∼充実の装備で活動力を強化∼
消防庁で初めてヘリコプターを導入 ∼充実の装備で活動力を強化∼ 応急対策室 1 経 緯 大規模災害等が発生した場合、より迅速かつ効果的な広域 消防応援活動を実施する体制を確立するため、平成15年の消 防組織法の一部改正による緊急消防援助隊の法制化及びその 派遣に係る消防庁長官の指示権の創設等がなされました。 これに伴い、消防庁は、情報収集や緊急消防援助隊の派遣 調整等をより迅速かつ的確に行うため、独自のヘリコプターを 導入することとしました。 4 諸元・性能等 2 運 航 平成18年3月24日、東京消防庁航空隊において就航式を行 い、運航を開始しました。 今後は、緊急消防援助隊派遣のための事前調査活動、緊急 消防援助隊活動等に使用します。 機 体 番 号 型 式 ユーロコプター式 AS365N3型 全 長 13.73m 全 幅 11.94m 全 高 4.06m 最 大 座 席 数 13座席(操縦席含む) 最大全備重量 4,300㎏ エンジン型 式 エンジン最大連続出力 東京消防庁航空隊での就航式 3 特 徴 消防庁ヘリコプターは、優れた飛行性能を有するだけでなく、 JA01FD ターボメカ式アリエル2C型 800shp×2基 最 大 速 度 286㎞/h 巡 航 速 度 280㎞/h 航 続 距 離 850㎞ 最大航続時間 4時間18分 ホバリング性能 3,110m 主 な 装 備 品 ヘリコプターテレビ電送システム 36倍ズーム可視カメラ 自動追尾装置 イリジウム衛星電話 拡声装置 救助用ホイスト ※上記飛行性能は、機体重量3,750㎏、無風、海面高0フィート、外 気温度15℃の条件で算出したもの 高倍率の高感度カメラや最新のデータ通信装置などを装備し ており、これらの 機能を活かし、大 規模災害発生時に おける迅速かつ効 果的な消防応援活 動を行います。 t高倍率の高感度 カメラ 消防の動き 11